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2013.06.05

濃厚な時間(2)

映画『グッモーエビアン!』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。寝不足になってしまってはいけないと思い、二十一時半に就寝したところ、二時半に目が覚めてしまい、結局、いつもと変わらない睡眠時間しか確保することができませんでした。私としては、二十二時半に寝て四時半に起床するのがベストのようです。

 今回、母の入院している病院を訪れたのは、もちろん、母に会うためでもあったのだが、毎日、片道四十分掛けて自家用車を運転して、母のもとに通ってくれている父に休んでもらいたいこともあった。母が入院してからというもの、父は一日も欠かさず母のもとに通ってくれていたのだ。今回は、私が病院近くのホテルに二泊することにしていたので、私が滞在している間は、父に休んで欲しいと思っていた。

 介護士さんが母の身体を拭いてくださったり、シャワーを使って身体を洗ってくださると、着替えをすることになるので洗濯物ができる。父はその洗濯物を自宅に持ち帰って洗ってくれたり、病院のコインランドリーで洗ってくれたりした。

 また、母と仲の良い近所の人が、身体に良いという水を分けてくださっているので、その水をせっせと母のもとへ運んでくれているのだった。

 母のいる病室は四人部屋だったが、病室での携帯電話の使用が許可されていたため、母も含めて他の患者さんたちもベッドの上で携帯電話を使用していた。父と母が使っている携帯電話は、三年ほど前に、私がdocomoのファミリー割引の手続きをして用意したらくらくホンベーシックIIである。母が病気になってからというもの、家族間で携帯電話で連絡を取り合うことが圧倒的に多くなったので、とても重宝している。

 私が母のところに来ているので、父には休んでもらったのだが、実は、この先、退院した母を自宅に迎え入れるために、トイレをなおしたり、玄関にスロープを取り付けたりすることになっていた。二日後に、その工事の見積もりの方が来てくださるとかで、父は家の片付けをしなけれならないと言っていた。せっかくゆっくり休んでもらうつもりだったのに、ここのところ家を空けることが多かったので、家の片付けに時間が掛かるようだった。それでも、このタイミングで私が帰ったことに対し、父はとても感謝してくれた。

 父が自宅で片付けをするために、母のところに通うのを休んだためか、父と母は私が病室にいる間に何度も何度も携帯電話で連絡を取り合っていた。その、互いを求め合う姿はとても情熱的で美しく、娘である私が照れてしまうほどだった。たった一日会えないだけで、こんなにも求め合うのだろうかと思った。きっと、父がこれまで一日も欠かさず、病室に足を運んでくれていたために、二人のペースが出来上がっているからなのだろう。

 その日の夜、父と電話で会話をした私は、
「今日は、二人に当てられっぱなしじゃった(当てられっぱなしだった)」
と父に言った。すると、父は、
「何を言いよるん。喧嘩するほど仲がええんよ(何言ってるの。喧嘩するほど仲がいいんだよ)」
と言った。母の経過が良好だった頃は、喧嘩も多かった二人だが、一日会えないだけでこれほど求め合う姿を見ると、何だか切なくもなるのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このときは、父や母の中にある情熱を、DNAとして私自身が受け継いでいるのだと実感しました。母の深刻な病気という辛い状況の中で、心温まる出来事でした。

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