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2013.04.17

映画『ツナグ』

淡路島地震と婦人科診察(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。三宅島と東北地方で大きな地震がありましたね。該当地域にお住まいの皆さん、お怪我はありませんでしたでしょうか。日本のあちらこちらで比較的大きな地震が起こっているのが気になります。海外でも大きな地震が起こったばかりですよね。私たちの身体は、寝ている間に何度も寝返りを打つことで身体の歪みを矯正していると言われていますが、もしかすると、地球も今、何度も寝返りを打って歪みを矯正しようとしているのでしょうか。

 本作を鑑賞したのは、映画『新しい靴を買わなくちゃ』を鑑賞したのと同じ十月七日のことである。レイトショーで、ガンモと一緒に鑑賞した。ガンモは既に両親を亡くしてしまっているため、死者との会話ができるという設定に興味を持ったようだ。ちなみに本作でメガホンを取っているのは、映画『そのときは彼によろしく』の平川雄一朗監督である。

 私は、『ツナグ』というタイトルが気になった。本作の中で『ツナグ』は、死者と生きている者とをツナグ存在として描かれているのだが、言葉の使われ方としては、予告編の中で「使者」に「ツナグ」と振り仮名が振られていたように、名詞である。私には、名詞なのに『ツナグ』という終止形を用いているのは違和感があった。名詞にするならば、連用形で『ツナギ』なのではないだろうか。

 樹木希林さん演じる『ツナグ』の師匠アイ子は、そろそろ引退して、松坂桃李くん演じる孫の歩美に『ツナグ』の役割を譲ろうとしている。歩美の両親は、歩美が小さい頃に亡くなっていて、歩美は祖母であるアイ子のもとで育って来たのだ。『ツナグ』は、血縁関係でずっと引き継がれて来た役割だが、そのことで報酬を得ているわけではないので、職業とは言えないだろう。

 『ツナグ』の役割が引き継がれている頃に、歩美は同級生の嵐から、喧嘩をしたまま事故で亡くなってしまった親友と会いたいと依頼される。そして、歩美は嵐の申し出を受け入れ、親友と引き合わせるのだが・・・・・・。

 死者と会いたがっている人たちを、単に死者と引き合わせるだけの物語になっていないところが面白い。特に、同級生の嵐からの依頼はドキドキする。何故なら、嵐には、人に知られてはいけない秘密があったからだ。

 死者との再会を果たした人たちは、死者と会うことで救われたり、反対に落ち込んだりもする。そのため、歩美は、『ツナグ』という役割に対して自信を失いかける。それでも、最終的には、『ツナグ』という役割を通して、自分自身をも含めて癒しを与えることができることを実感するのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 死者に会いたがっている人たちについても、いろいろな状況に置かれている人たちが登場して興味深かったですね。『ツナグ』の役割を通して、歩美が自分自身をも癒すことができるという設定はお見事でした。単に一本の太い糸が用意されているだけでなく、いくつもの糸が交差して織り成す物語に仕上がっていました。

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