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2013年4月

2013.04.30

ホットヨガ(三三〇回目)

映画『希望の国』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。皆さんは、ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。私は、ガンモと一緒に四国に来ています。四国生まれの私たちですが、まだまだ私たちの知らなかった四国がたくさんあることに気付きました。四国再発見の旅といったところでしょうか。旅行の記事がずいぶん立て込んでいますので、今回の旅をいつご紹介できるかわかりません。(苦笑)

 ゴールデンウィークに入ってからの三日間は、毎日、ホットヨガのレッスンを受けようと思っていた。そこで、三日間とも、三宮店のスタジオで行われるリラックスコースのレッスンを予約しておいたのだ。

 一日目は、予定通り、三宮店でレッスンを受けたのだが、二日目は、ガンモが梅田に行きたいと言い出した。そこで、三宮店のスタジオで行われるレッスンをキャンセルして、梅田店のスタジオで行われるレッスンに切り替えた。ところが、その前日の夜に、仕事で呼び出しかかり、ガンモが急に夜中に出掛けることになってしまった。夜中の仕事を終えて帰宅したあと、充分な睡眠をとった上で梅田に出掛けて行く元気はとてもなさそうだった。そこで私はやむなく梅田店でのレッスンをキャンセルして、再び三宮店でのレッスンに切り替えたのだ。とは言え、Webの予約システムの都合なのか、キャンセル前と同じレッスンをもう一度予約するには、電話を掛けなければならなかったため、Webからそのまま予約できる六十分の脂肪燃焼コースのレッスンを受けることにしたのだった。

 考えてみると、脂肪燃焼コースのレッスンを受けるのもまた、ずいぶん久し振りのことである。レッスンに参加していたのは十一名で、レッスンを担当してくださったのは、暑さに強いインストラクターである。

 今回も、キープ時間を長めに取るということをモットーにしてレッスンに参加させていただいたのだが、脂肪燃焼コースのレッスンは私にはきつ過ぎて、とてもキープ時間など保てる状態ではなかった。すぐに力尽きてしまうので、私は休みながらレッスンを受けた。それでも、うつ伏せや前屈のポーズが少なかったので、休みながらでも何とかレッスンについていくことができた。

 疲労感に包まれながらレッスンを終えてシャワーを浴びようとすると、いつも足拭きマットが置かれている場所に、バスタオルが積み上げられているのを確認した。どうやら、ゴールデンウィーク中にレッスンを受ける方があまりにも多く、足拭きマットが足りなくなってしまったらしい。そのため、足拭きマットの代わりにバスタオルが積み上げられているようだった。私は積み上げられているバスタオルを手に取り、床の上に敷いて、足拭きマット代わりに使用させていただいた。

 シャワーを浴びたあと、いつものようにのろのろと着替えをしていると、"STAFF ONLY"と書かれた扉が突然、開いたので驚いた。見ると、受付のスタッフが加湿器の容器に水を足そうとしているようだった。なるほど、加湿器の水は、シャワールームのシャワーから取っていたのだと納得した。

 着替えを済ませたあとは、シャワールームを離れて長椅子に座り、靴下を重ね履きした。そのとき、扇風機を占有できたので、とても幸せな気分だった。

 帰り支度を整えて、ロッカーの鍵を返すために受付に行くと、妊娠中のスタッフがまたまたお腹を触らせてくださった。彼女のお腹は、私の筋腫くらい大きく、そして硬かった。お腹が突き出ている様子も、大きな筋腫持ちの私と良く似ていたのだが、私の筋腫とは明らかに違っているところがあった。それは、お腹に大きな筋腫があっても、表情が柔らかくなるわけではないが、妊婦さんの表情は、母になる喜びから、とても柔らかくなるということだ。妊娠中のスタッフは、私がお腹を触らせていただくと、「こんにちは」と、おっしゃった。お腹の赤ちゃんが私にそう語りかけていだろうと代弁してくださっているのだ。私も何だかポジティブなエネルギーを分けていただいて、とても幸せな気持ちに浸ることができた。

 ところで、レッスンを受ける前に、軽い頭痛がしたのだが、レッスンを受けたあとは、その頭痛が激しくなっていた。私はお腹が空いていたので、レッスンのあと、少し遅めの昼食をとってから帰宅したのだが、電車に乗っているうちに気持ちが悪くなり、自宅の最寄駅に着くや否や、トイレで吐いてしまった。何と、食べたものをほとんど吐いてしまったのだ。

 帰宅してからも一度吐いたので、私は首の後ろを温めるべく、日本てぬぐいにカイロを貼り付けて、首の後ろにカイロが当たるように巻きつけて、しばらく休んだ。それでようやく回復することができたのだ。私には、このようなことが半年に一度くらいのペースでやって来るのだが、いつもこの方法でしのいでいるのだった。今回は、いつもよりも激しい脂肪燃焼コースのレッスンを受けて、呼吸が追いつかなかったのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このようなことがあったので、三日間連続のレッスンを断念し、三日目は地元の映画館に足を運んで映画を無料鑑賞したというわけです。以前にも、激しいレッスンを受けると、頭が痛くなり、食べたものを戻すということが何度かありました。もしかすると貧血のために、常に呼吸が追いついていないのかもしれません。

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2013.04.29

映画『希望の国』

楽しい楽しい英語化作業の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴールデンウィーク中に三日連続でホットヨガのレッスンを予約していたのですが、三日目にして、ついに挫折してしまいました。(苦笑)替わりに、近所の映画館に出向き、貯まっていたポイントを消費して、映画を無料鑑賞して来ました。何のサービスデーでもないのに、映画館はものすごく混雑していました。皆さん、前売券を買っていらっしゃるのでしょうか。まさか、一八〇〇円も出して映画を観ている人はいないと思うのですが・・・・・・。もしかすると、割と年齢層が高かったので、ご夫婦で二〇〇〇円で鑑賞できるサービスを利用されているのかもしれません。

 本作を鑑賞したのは、映画『ソハの地下水道』を鑑賞したのと同じ十一月二日のことである。またまた抽象的なタイトルだからだろうか。鑑賞した日付と鑑賞した作品のタイトルを記録しているノートを見ても、本作の内容を思い出すことができなかった。映画サイトに頼って、ようやく思い出した次第である。

 本作は、園子温(そのしおん)監督の作品である。私は、園子温監督の作品が好きで、過去にも映画『冷たい熱帯魚』映画『ヒミズ』映画『恋の罪』などの作品を鑑賞している。園子温監督の作品は、人間の持つ究極的な感情が表現されることが多いので、毎回、圧倒されるのだ。

 しかし、そういう観点から言うと、本作はちょっと毛色が違う。枠の中からはみ出してはいけないような遠慮を感じてしまうのだ。園子温監督は、映画『ヒミズ』の頃から、大震災をテーマに撮影されているようだが、映画『ヒミズ』が大震災に対して間接的なアプローチを行っているのに対し、本作は、大震災、とりわけ原発について、直接的なアプローチを行っている。

 本作では、原発が稼動している長島県という架空の県で大震災が発生し、原発の放射能が漏れる事故が描かれている。原発の施設から二十キロ以内に住んでいる人たちには避難命令が出されるのだが、二十キロの境界線の微妙な地域に住んでいる老夫婦は避難しないことに決める。しかし、老夫婦と同居していた息子夫婦は、他県へと避難するのだった。

 本作で描かれているのは、ルールに従おうとしたときに生じてしまう、あいまいな部分への問い掛けでもある。原発から二十キロ以内に住んでいる人たちは避難しようとするものの、二十キロ以内すれすれのところに住んでいる人に対し、役所から来た人たちは、容赦なく線引きをしてしまう。私が役所で働いているならば、厳密には二十キロ以内に含まれていなくても、避難していただくだろうと思う。しかし、仮にそのような指示を出した場合でも、避難していただく人たちと避難の対象でない地域に住む人たちが隣同士ならば、どのように対処すれば良いのだろうか。そういうときは、人が住んでいない地域に境界線を設けるべきなのではないだろうか。本作に登場する役所の人たちは、大勢の人たちに機械的に対応するために、ルールに忠実に従おうとする姿勢がうかがわれる。そうした態度には、人間らしい心が感じられない。

 そして、老夫婦の息子夫婦の妻いずみは、妊娠したことで、お腹の子供を必死に守ろうとする。ちなみに、いずみを演じているのは、園子温監督の実の奥さんとなった神楽坂恵さんである。彼女は、園子温監督の作品に何度も出演されている。どちらかと言うと、園子温監督の作品の中では、どこか極端な役柄を演じることの多い彼女だが、本作においても、放射能に過剰に反応する女性の役を演じている。

 いずみは、ガイガーカウンターを使って放射能の濃度を測定し、防護服を着て生活する。当然、周りからは変わり者扱いされているのだが、誰もいずみのことを責められないだろう。何故なら、世の中には様々な情報が飛び交っていて、一体どの情報が本当に正しい情報なのかわからないからだ。いずみは、自分ができる範囲で、生まれ来る子供のために、最も安全と思われる方法を実践しているだけなのだ。

 一方で、長島県の自宅に留まった老夫婦は、息子夫婦とは対照的に描かれていると言ってもいい。息子夫婦が動ならば、老夫婦は静だろう。老夫婦は情報に惑わされることなく、自らの判断で行動しようとしているからだ。老夫婦の夫は、認知症の妻の世話をしながらささやかに暮らしている。その姿があまりにも美しいのだが、ラストにはやり切れない想いが残る。

 こうして振り返ってみると、本作には、原発事故をきっかけにして起こった様々な出来事が盛り込まれているように思う。決定的な解決策が見出せないだけに、何となく心にぽっかりと穴が開いてしまい、その穴をいつまでも塞ぐことができないような後味の悪さを感じてしまうのだった。
 
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何となくですが、本作を鑑賞する人たちの中には、「東日本大震災のことを、まだ映画の題材にして欲しくない」という気持ちがあるように思います。私の中にも、少なからずありますね。それは、人々がまだ、東日本大震災に対する解決策を見出していないからかもしれません。だから、こうして映画という形で問題提起されても、現実問題として解決できていないことが多過ぎるので、何となく現実と重なって、後味の悪い気持ちを抱えてしまうのではないでしょうか。

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2013.04.28

楽しい楽しい英語化作業

ホットヨガ(三二九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ゴールデンウィークが始まってからというもの、どこに出掛けて行っても、「人! 人! 人!」で溢れ返っていますね。景気は緩やかに回復しているのではないかと実感できます。まだまだ続くゴールデンウィーク、皆さんもたっぷり楽しんでくださいね。

 一ヶ月ほど前のことだろうか。一緒に仕事をしている社員の方から、開発中のアプリケーションに出力している日本語のメッセージを英語化したので、内容を確認して欲しいと言われた。私には、人に自慢できるほどの英語力があるわけではないのだが、いつも英語の話をしているので、参考意見を求められたようだ。そして、英語化されたメッセージがまとめられたファイルを見てみると、日本人が陥りがちな文法の間違いがいくつか見受けられた。

 一つは、過去形と現在完了が混同されていたことである。過去形で表現すべきところを現在完了で表現していたり、また、現在完了で表現すべきところを過去形で表現したりしていた。ご存知のように、現在完了は、過去のある時点から現在まで継続中の状態を表現するときに使う時制である。それに対し、過去形は、現在までその状況を引きずることのない、単なる過去の出来事を表現するのに使う時制である。英語化されたメッセージには、それらの時制が混同されて使用されていたのだった。

 他にも、動詞を使わずに名詞で表現されていたり、"of"も所有格も使わずに名詞を並べるだけの連語が使用されていたり、固有名詞にTheが付いていたりした。

 そんな確認をしているうちに、最初はちょっとだけのつもりが、英語化されたメッセージのレビューを本格的に担当することになった。しかし、私一人のチェックだけでは不安だったのだろう。何と、同じグループの別の派遣社員もこの英語化メッセージの確認作業に抜擢された。私は、彼がこの作業に抜擢されるまで、彼が英語に興味を持っていることをまったく知らなかった。

 そして、私が休暇を取った翌日、社員の方が英語化したメッセージに対し、彼が書き込んだコメントを読んで驚いた。何故なら、「彼は、私よりもはるかに英語ができる!」と実感したからだ。

 何というのだろう。彼の作成した英文は、とても自然できれいな文章で構成されていた。その完成度の高さに、私はうなったものだ。そして、彼の英語力を誉め、どうしてこんなにも英語が得意なのかと尋ねてみた。すると彼は、謙遜しながら、大学時代に英語を使う必要に迫られ、集中して勉強したと答えてくれた。

 それからしばらく、二人でメッセージの英語化作業を行った。私はというと、日本語で書かれたメッセージを読みながら、その中で隠れてしまっている主語を補ってみたり、述語や目的語などに品詞分解した上で、すぐに英語化できない単語があると、英和辞典・和英辞典 - Weblio辞書のサイトで確認して、例文を見ながら、最も近い言い回しを模索した。私は、その作業が楽しくてたまらなかった。そして、彼もまた、その作業が楽しくてたまらないと言っていた。

 とは言え、ほんの短いプロジェクトだったので、メッセージの英語化に費やす時間も限られてしまっていた。できれば英語化作業にどっぷりと浸かりたかったのだが、駆け足で通り過ぎて行くような作業となってしまった。それでも、これまでとは違う心地良い刺激を受けたのは間違いない。

 彼も私も、また同じような英語化の作業が降って沸いて来ないだろうかと、密かに期待する毎日なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m メッセージの英語化の作業は、とても楽しかったですね。私の周りには、英語が好きだったり、得意だったりする人たちが多いので、とても刺激になります。

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2013.04.27

ホットヨガ(三二九回目)

映画『ソハの地下水道』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴールデンウィークに突入しましたね。以前も書かせていただいた通り、私は十連休させていただきます。それなのに、記事の更新が遅れがちであります。(苦笑)回数券が余っているため、ゴールデンウィーク中は、できるだけホットヨガのレッスンに通おうと思っています。というわけで、今回もホットヨガの記事をお届けしますね。

 ゴールデンウィーク初日の今日は、三宮店のスタジオで六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。前回のレッスンで、インナーマッスルを鍛えるには、ポーズのキープ時間を長めに取ると良いとうかがったので、そのことを意識しながらレッスンに臨んだ。

 レッスンの参加者は十三名で、レッスンを担当してくださったのは、いつもお話をさせていただくインストラクターである。

 インナーマッスルを鍛えるために、ポーズのキープ時間を長く取ることを意識しながらレッスンに参加していたのだが、どうやらリラックスコースのレッスンには、ポーズの長さを意識するようなものは含まれていないことがわかった。それでも、汗がたくさん出て来て、とても気持ちの良いレッスンだった。

 いつもならば、荷物を少なくするために、体操着のような半ズボンでレッスンに参加していたのだが、新しいレギンスを買ったこともあり、今回は思い切ってレギンスで参加してみた。薄手のレギンスならば、それほどかさばらないのではないかと思ったからだ。それに加え、自宅からレギンスを履いたままレッスンに通えるのがうれしい。体操着のような半ズボンのままでは、さすがに電車に乗るのは恥ずかしいからだ。レギンスを履いて、そのまま電車に乗ることができたので、スタジオに着くと、荷物を置いて、靴下を脱いでしまえばそのままレッスンに参加できる状態だった。これはなかなか良いと思った。

 ところで、レギンスとスパッツはどう違うのだろうと思って調べてみると、ほとんど区別がないことがわかった。ただ、どちらかと言うとファッション性のあるものをレギンスと呼んでいるらしい。しかも、レギンスという言葉が日本で使われるようになったのは、比較的最近のことのようだ。確かに、数年前までは聞いたことのなかった言葉である。逆に、最近はスパッツという言葉をあまり耳にしなくなってしまったので、ファッション性云々よりも、これからはすべてがレギンスという表現に統一されてしまうのではないかと思っている。

 シャワーを浴びて着替えるときも、替えのレギンスを持っていたので、それを履いた。しかし、レギンスだけでは下半身がスースーするので、レギンスの上にズボンを履いた。ズボンの下にレギンスを履くと、とても暖かかった。ズボンは、裾のあたりが広がっているため、風がスースー入って来てしまうのだが、足首まで密着するレギンスを履いていると、風をブロックしてくれて暖かいようだ。

 これからも、レッスンにはレギンスで参加しようと思う。レッスンの内容を書くつもりが、すっかりレギンスの話になってしまった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 春だからでしょうか。花柄のレギンスが流行っていますね。足の細い人が履くと、とても良く似合いますが、私が履くと、きれいな花柄が膨らんでしまいそうで勇気が要ります。(苦笑)レギンスは、ジーンズよりも伸縮性が高いので、動きやすいのがいいですね。

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2013.04.26

映画『ソハの地下水道』

ホットヨガ(三二八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またまた更新が遅くなってしまいました。最近、いろいろな動作がのろいのです。やはりこれも更年期障害なのでしょうか。例えば仕事から帰って来て、玄関のドアを開けて家の中に入ったとしても、玄関先にしばらく立ったままでいたりします。どういうわけか、てきぱきと動けないのです。

 本作を鑑賞したのは、十一月二日のことである。第二次世界大戦下のポーランドにおいて、迫害されているユダヤ人を水道労働者ソハが地下道にかくまったという実話をもとに描かれた真実の物語である。

 第二次世界大戦中、ポーランドはナチス・ドイツに支配されていた。ポーランドに住むユダヤ人たちは、迫害から逃れるために地下道に逃げ込んでいた。下水修理を担当する労働者のソハは、地下道を知り尽くしていたので、ユダヤ人たちを地下道の安全な場所へと案内する。最初は、ユダヤ人からお金をもらって彼らを助けていたのだが、彼らと接するうちに彼らとの間に友情が生まれ、お金を受け取らなくなる。ユダヤ人をかくまったことが罪になる時代において、ソハはたくさんのユダヤ人を救ったのである。

 本作は、決して美しいだけの物語ではない。というのも、ソハは盗品を地下道に隠していただけでなく、最初のうちは、ユダヤ人をかくまう代償として、彼らにお金をしっかりと請求していたからだ。ナチス・ドイツから逃れたいユダヤ人たちにとって、地下道の安全な場所を教えてもらい、食べ物を運んでもらえるのは、とてもありがたいことだったはずである。まだ友情関係で結ばれていなかった彼らは、ソハにお金を支払うことで、安全な場所や食べ物が提供されることに関して気兼ねしなくても良かったと言える。

 しかし、ユダヤ人たちはずっと地下道に潜んでいるのだから、やがてお金も尽きてしまう。本作が本当に面白くなるのは、そこからだと言っても過言ではないだろう。つまり、ソハがお金を受け取っている間は、互いに感情を交わさないビジネスの関係に過ぎないのだが、ビジネスの関係を続けて行くうちに、いつの間にか両者の間に友情が芽生え、お金を受け取らなくなる。そこからは、感情を交わさないビジネスの関係ではなく、感情を交わす友情の関係となるのだ。

 実際、地下道で生活するとなると、衛生上の問題も大きかったことだろうと思う。地下道にはネズミもいれば、狭い場所に何人もの人たちが集まっていたのだから、プライバシーもないに等しい状況だったはずである。それでも、命には替えられないということなのだ。

 この時代にユダヤ人をかくまうと、ソハだけでなく、ソハの家族までもが処刑の対象となった。それでも、ソハの中には、既に「正義」と「友情」が育っていたのである。

 単に美しいだけの物語ではないだけに、余計に心に残るものが多い。それだけ、私たちが体験している現実に近い物語と言えるのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こういう作品を鑑賞すると、ルールというものがいかに頼りないものであるかがわかりますね。この時代において、ユダヤ人をかくまわないことはルールだったはずです。しかし、ルールは必ずしも正しいものではありません。ソハは、ルールとは別のところで、自分自身の中にある「愛」の判断で行動したのだと思います。ソハのダークな部分も描かれているだけに、リアリティがあって心に残りますね。

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2013.04.25

ホットヨガ(三二八回目)

お酒は緊張を解く飲み物の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 尼崎の脱線事故から八年が経過したのですね。私は快速列車を利用することはなかったのですが、事故のあった路線は、かつての通勤経路でした。ですから、事故があったと知ったときには、本当に驚きました。あの日、私は現在の職場で仕事をしていましたが、ニュースを聞きつけて、このような大惨事が起こったことを無視して、これ以上、仕事はできないと感じたのを覚えています。それでも、ずっと以前から予定されていたので、仕事帰りにスピッツのコンサートに出掛けました。神戸でコンサートが行われているというのに、スピッツのメンバーは、誰一人として脱線事故のことを口にはしませんでした。あまりにも大きな出来事だったので、そのことを口にしてしまえばコンサートの流れが大きく変わってしまう可能性があったのかもしれませんが、何となく残念に思ったのを覚えています。

 回数券をできるだけ有効期間内に使っておきたいと思ったため、またしても仕事帰りにホットヨガのスタジオに足を運んだ。先週と同じように、三宮店のスタジオで、六十分のスタンダードコースのレッスンを受けたのである。

 やはり混雑しているらしく、今回も申し訳なさそうに、上下二段のロッカーのうち、下段のロッカーの鍵を受付で渡された。

 今回の参加者は十四名だった。レッスンを担当してくださったのは、先週、同じレッスンを担当してくださったインストラクターである。

 私が腰を下ろしたヨガマットのすぐ前でポーズを取っていた方のお尻が十分の一くらい見えていたのが気になってしまった。見てはいけないとは思うのだが、ふとしたときに目線がそこに行ってしまうのだ。その方は、ときどき大きな息をしながらも、ものすごくまじめにレッスンを受けていらっしゃった。


 今回も、私は関節の痛みをかばいながらレッスンを受けた。相変わらず、硬くて大きな筋腫が邪魔になり、前屈やうつぶせのポーズを取ることができなかった。

 レッスンのあと、シャワーを浴びて着替えをしていると、さきほどのレッスンを担当してくださったインストラクターがいらっしゃったので、少しお話をさせていただいた。

 「先週、レッスンを受けたあと、帰りの電車の中で顔から汗が吹き出て困りました」
と私が言うと、
「完全に冷えのぼせなんですね」
とインストラクターに言われた。

 インストラクター曰く、インナーマッスルを鍛えると、顔ではなく、身体に汗を掻くようになるのだそうだ。そう言われてみると、私は身体に汗を掻くということからは遠ざかってしまっているように思えた。

 「女優さんは、顔から汗を出していないですよね」
とインストラクターがおっしゃった。なるほど、その通りだ。ちなみに、インナーマッスルを鍛えるには、ポーズのキープ時間を延ばすようにすると良いらしい。ポーズを完成させようとするよりも、ポーズをキープしようとする時間のほうが大切なのだそうだ。何を隠そう、私はポーズをキープしようとする根気がなく、苦しくなると、途中ですぐにポーズを緩めてしまう。これからは、ポーズをキープすることを意識してレッスンを受けようと思ったのである。

 着替えを済ませて受付に行くと、先ほどのインストラクターが対応してくださった。インストラクターが早くも長袖の服を着ていらっしゃったので、
「レッスンのあとなのに、長袖の服を着られるんですか?」
と尋ねてみた。私も同じレッスンを受けていたはずだが、レッスン後は特に暑くて、長袖の服など着られないからだ。インストラクターは、長袖の服を着ても暑くないとおっしゃっていた。

 帰りがけに、インストラクターがお腹を触らせてくださったのだが、まるでお腹に鋼鉄の板でも入っているかのように硬かった。これがインナーマッスルなのかと思った。

 帰り道、インナーマッスルについて想いを巡らせてみたのだが、私の身体には確かにインナーマッスルと呼べるような筋肉はついていないように思えた。とてもスタイルのいいマイミクさんがいらっしゃるのだが、彼女も身体に筋肉がついていると日記に書かれていた。私の今の身体で、インナーマッスルがつくまでになるには、かなり険しい道を歩むことになってしまいそうだが、ホットヨガのレッスンを受ける上での目標ができてすっきりしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回のことで、私はこれまで目標も持たずにレッスンを続けて来たことがわかりました。インストラクターのおかげで、ポーズのキープ時間を長くするという目標ができました。(笑)

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2013.04.24

お酒は緊張を解く飲み物

映画『終の信託』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。暖かくなりましたが、私は上半身にほてりがあり、下半身が冷え易いので、上は半袖で、足には今でも羽毛のレッグウォーマーを履いています。いつも自宅の最寄駅の駐輪場に自転車を預けてから電車に乗るのですが、駐輪場のおじさんにレッグウォーマーのことを、「それ、スパッツって言うんやったっけ?」と聞かれました。私は、「足が冷えるので、これはレッグウォーマーです」と教えてあげました。(笑)きっとおじさんの中では、「スパッツ」という言葉が耳に残ってはいるけれども、スパッツの実物がどのようなものなのか、わからない状態が続いていたのでしょうね。

 四月になってから、組織の新しい体制下で仕事をされている方も多いことと思う。私の職場でも人事異動や昇進があり、週の半ばではあるものの、送別会と昇進のお祝い会が開催された。

 平日は五時起きの私にとって、週の半ばの飲み会はかなりきついのだが、送別される方や昇進された方にはとてもお世話になっているので参加させていただいた。私と同じように、五時に起きて支度を整え、通勤している派遣仲間も一緒である。

 飲み会には、二十五名強の方が参加されていたようだ。一部の方たちとしか話をすることができなかったのだが、なかなか楽しめた。お酒というものは、普段の緊張を解く効果のある飲み物で、多くの人たちは、職場で知らず知らずのうちに抱いてしまっている緊張感を解くためのきっかけを密かに待っているのだと思った。

 面白かったのは、メニューを見るときの態度である。私よりも若干若い人が、メニューを見るときに、メニューを少し目から離したので、
「あ、老眼」
と指摘すると、自分はまだ老眼ではないと激しく反論されてしまった。また、他の方たちがメニューを見るときにも、メニューと目の距離に注目したり、近眼のためにかけている眼鏡を頭の上にスライドさせてメニューを見入っている人にも、
「あ、老眼」
と指摘したりした。

 また、私がメニューを見ようとすると、私が「あ、老眼」と指摘した方が、メニューを私の目から離して手で持ってくださった。そういう態度の一つ一つが、普段の硬い雰囲気とはまったく違っていて、面白かった。特に、四十代半ばから五十代前半の方が多いので、老眼の話になりやすいようだ。

 私がいつも指に着けているヘビの指輪も話題になった。私は、ヘビの頭を自分の身体のほうに向けておくことで、お金が入って来るようになるのだと説明した。すると、いつも私の後ろに回っていればいいなどと言い出す人がいて、笑いが出た。

 ヘビの指輪は、飲み会のためにわざわざ着けて行ったわけではなく、普段から指に着けているものだ。それなのに、こうした飲み会のような席でなければ誰からも話題にされないことが面白い。おそらく、多くの人たちが、普段は社会的なモードで職場の人たちと接しているためだろう。社会的なモードにおいては、誰かをじっくり観察したりすることはなく、遠目にさらりと目にするだけに留められるのだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私自身は、飲み会の席であっても、仕事の席であっても、あまり変わらないと思います。しかし、飲み会の席では、スイッチが入ったように変わる人がいますね。そういう人たちは、見方を変えると、やはり仕事中は緊張しているのでしょうね。

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2013.04.23

映画『終の信託』

ホットヨガ(三二七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m もうすぐゴールデンウィークですね。ゴールデンウィーク中にお仕事がある方たちには大変申し訳ないのですが、私は勤務先の規定により、十連休であります。(^^) 長い休暇を楽しみにしながら、金曜日までの仕事を頑張りたいと思います。

 本作を鑑賞したのは、十一月一日のことである。映画『それでもボクはやってない』映画『ダンシング・チャップリン』の周防正行監督がメガホンを取った作品である。しかも、同じく周防監督の映画『Shall we ダンス?』で共演した草刈民代さんと役所広司さんがおよそ十六年振りに共演を果たした作品でもあるのだ。ちなみに、草刈民代さんは、周防監督の奥さんである。

 いやはや、驚いた。何に驚いたかと言えば、草刈民代さんと浅野忠信さんの濃厚なラブシーンに、である。医師である二人は、病院内で知り合い、不倫をしているという設定なのだが、草刈民代さんのリアルな夫である周防監督は、このシーンを一体どのような気持ちで見ていたのだろうか。

 草刈民代さんが演じているのは、折井綾乃という呼吸器内科の医師である。先ほども書いたように、綾乃は浅野忠信さん演じる同じ病院内の高井医師と不倫関係にある。

 この不倫関係の描写が、私には観ていて腹が立つほどイライラするものだった。何故なら、不倫である前に、二人が対等ではなく、高井の感情がまったく読み取れない関係だったからだ。高井という医師は、女性に対する思いやりのかけらもなく、欲望のままに生きているわがまま人間と思った。しかし、そんな高井に失恋してしまった綾乃は、自殺未遂を図るのだ。

 一命をとりとめた綾乃は、役所広司さん演じる重度のぜんそく患者である江木秦三との関係を通して、次第に癒されて行く。

 映画サイトなどには、綾乃と江木の関係があたかも男女の関係であるかのように書かれているのだが、私はそこまでの描写はなされていないのではないかと思った。二人の間に、お互いを思いやる気持ちが存在しているのは確かだとは思うのだが、男女の愛というよりも、人間としての愛であるように思ったからだ。

 やがて江木は綾乃に信頼を寄せるようになり、
「そのときが来たら、楽に死なせてください」
と自分の最期を託す。

 そして、とうとうそのときが訪れ、綾乃は目の前で苦しむ江木に対し、頼まれた通りの処置を行うのだ。そんな綾乃を、大沢たかおくん演じる検察官の塚原がどんどん追い詰めて行く。

 本作で扱われているのは、古くから森鴎外の『高瀬舟』などに取り上げられていた尊厳死の問題である。しかし、本作を鑑賞する限り、周防監督が本作を通して伝えたかったことは、法を守ろうとすることではないように思う。

 法を守ることが必ずしも愛と繋がっているとは限らない。周防監督は、そのことを訴えたかったのではないだろうか。その証拠に、法を守ろうとする検察官の塚原からは、愛のかけらも感じ取れない。法を守ることが大前提で、愛を二の次にしているように思えるのだ。

 私は普段から、愛のないところを法がカバーしてくれていると感じている。以前にも書いたが、もしも私たちが見知らぬ人たちに対しても愛を惜しみなく注げるならば、信号も交通ルールも不要なのではないかと考えているくらいなのだ。しかし、私たちはすべての見知らぬ人たちに対して惜しみなく愛を注げるほど器は大きくない。だから、愛が足りていないところを交通ルールがカバーしていると思うのだ。

 私は、普段からそんな考えをしているので、塚原がしきりに主張していることに疑問を感じてしまったのである。綾乃と塚原の主張が食い違ってしまうのは、大前提として、愛があるかどうかなのである。愛のある綾乃と、愛のない塚原がとことん議論しても、かみ合わないばかりだと思うのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m テーマとしてはとても重いのですが、私は法よりも、そこに愛があるかないかで判断することが重要であるように思いました。愛のないところをカバーしているはずの法を守ろうとするために、愛が欠如してしまうのは共感できません。

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2013.04.22

ホットヨガ(三二七回目)

ファースト・イレッサ(29)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 職場においしい飲み物を提供してくれる自動販売機が新設されました。出来上がるまでに少々時間が掛かるのですが、手持ちの電子マネーを使って購入することができる上にとてもおいしいので、早くもやみつきであります。(苦笑)

 週末に出掛ける予定だったので、先週の木曜日の仕事帰りにホットヨガのレッスンに寄ってみた。レッスンを受けるときにはできるだけ空腹であることが望ましいのだが、翌日も五時に起床することになっていたため、レッスンを終えてから夕食をとるとなると、夕食を食べてから三時間もしないうちに就寝することになってしまう。やはり、それは健康のためには良くないと考え、夕食をとってからレッスンに臨んだ。

 これまでにも、仕事帰りにホットヨガのレッスンを受けたことは何度かあったのだが、それらはすべて三宮店のスタジオが三宮駅前にあったときのことである。現在、かつての三宮店のスタジオは元町駅前に移動している。私は通勤では元町駅を利用していないので、三ノ宮駅(JR線の駅名は三ノ宮、地名や他社線の駅名は三宮)からJR線にひと駅だけ乗車した。

 以前にも書かせていただいたのだが、三ノ宮~元町間は、新宿~代々木間くらいの距離なので、十分に歩ける距離ではある。しかし、夕飯を食べたあと、母に電話を掛ける時間までにあまり余裕がなかったのと、ちょうど良い時間に電車があったことと、わざわざ運賃を払わなくても通勤定期で電車を利用できることなどの理由から、電車をを利用することにしたのである。そして、元町駅周辺から母に電話を掛けたあと、余裕でレッスンを受けた。

 今回、受けたレッスンは、六十分のスタンダードコースである。受付で、下段のロッカーの鍵を渡されたので、混雑しているのだろうとは思っていたが、やはりその通りだった。どうやら、仕事帰りにホットヨガのレッスンを受ける人たちが多いようである。

 レッスンの参加者は十二名で、レッスンを担当してくださったのは、先日、アクティブコースのレッスンを担当してくださったインストラクターだった。

 久し振りに参加したスタンダードコースだったが、やはり以前も感じたように、前屈やうつ伏せのポーズがとても多く、私はレッスン中に何度も休ませていただいた。

 レッスンを終えて、最後の瞑想まで身体が持たずにスタジオから出て行くと、レッスンを担当してくださったインストラクターと、ときどきお話をさせていただくインストラクターが見送ってくださり、
「大丈夫ですか? めっちゃ頑張ってた」
と言ってくださった。私はあまりにも疲労が激しくて声にならず、手を振って何とか答えた。

 それからシャワーを浴びたあと、着替えをしていると、二十時半からアクティヴコースのレッスンが行われるとアナウンスがあった。このような時間帯に、アクティブコースのような激しいレッスンを受ける元気のある方たちもいらっしゃるのだなと驚いた。

 着替えを済ませて受付に行くと、滋賀に引っ越しされるという方(?)が受付のスタッフと話をしているのが聞こえて来た。受付のスタッフが、
「(滋賀にはないけれど)京都にスタジオがあります」
と、その方に案内されていた。その方は、JR線の沿線にスタジオがあるならばレッスンに通えるらしい。そこで、スタッフから紹介された京都店のスタジオがJR線の沿線にあるのかどうかを確認されたかったようだ。すぐ側でそれを聞いていた私は、
「(京都店は)阪急ですね」
と横から口出しをした。受付で対応していたスタッフは、私がいろいろなスタジオでレッスンを受けているのをご存じなのだろう。私が口出しをすると、にやっと笑ってくださった。私もすっかり関西のおばちゃんになったのだな、と思った。

 夜だからだろうか。帰りのエレベータには、同じビルの飲食店で飲み会のあとらしい男性が二人乗っていた。休日の昼間には見られない珍しい光景だった。

 それにしても暑くなった。帰りの電車の中で、顔から汗が吹き出して来て困ってしまった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m スタンダードコースのレッスンは、ビギナーコースとほぼ同レベルの易しいレッスンなのですが、全体的にうつ伏せや前屈のポーズが多かったですね。筋腫が大きいと、ポーズを取るのはなかなか難しいですが、何とか克服する方法を模索し続けて行きます。

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2013.04.21

ファースト・イレッサ(29)

映画『シスタースマイル ドミニクの歌』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 名古屋の「あつた蓬莱軒」で、ひつまぶしを食べて来ました。並に三一〇〇円もの値段がついていたので、目玉が飛び出るほど驚きましたが、せっかく名古屋に来たので食べました。おいしかったですよ。それでは、ファースト・イレッサ(28)の続きを書かせていただきます。二〇一一年十一月下旬のことであります。

 それから数日のちに、母は人生で二回目のPET-CTの検査を受けた。そして、更にその数日後に、PET-CTの検査結果を聞きに病院まで出向いた。

 母の肺がんは、肺の二重になった袋のところにあるがん細胞のみが大きくなっていたのだそうだ。主治医は慎重に、
「ここにあるがん細胞を死滅させなければなりません」
とおっしゃったそうだ。

 ずっと順調に効き続けてくれていたイレッサは効かなくなってしまったが、次の治療法が確定するまでの間、母の手元にあるイレッサは飲んでしまうことになっていた。そのあとは、十日ほど何の治療もせずに、体内に残ったイレッサの成分を抜いてしまうのだそうだ。

 あるとき、いつものように十一時に電話を掛けてみると、
「効かん(効かなくなった)イレッサを飲みました」
と母が言った。もちろん、冗談で言ったのだろうが、私は、それではこれまで効いてくれていたイレッサに対して失礼だと思った。そしてその翌日に、処方していただいている最後のイレッサを飲むと母が言うので、
「明日、最後のイレッサを飲むときに、『これまで効いてくれてありがとう。また飲むことができますように』と感謝の気持ちを込めて飲んでよ」
と言っておいた。母は、
「はいはい、わかりました」
と言った。

 実際、その翌日に、母はこれまで効いてくれた感謝の気持ちを込めて、最後のイレッサを服用したようだ。母には本当にイレッサが良く効いてくれたので、このような形でファースト・イレッサを締めくくることができて良かったと思う。

 母が最後のイレッサを服用してからは、「イレッサを飲むのを忘れないで」と促す毎日十一時の電話もメールも中止した。しかし、母にはそれが寂しかったらしい。
「十一時になっても、メールも電話も来ん(来ない)」
と言っていた。

 母がイレッサを飲み忘れないように、十一時になると母の携帯電話のアラームが鳴るように父が設定してくれていた上に、私は「お薬飲んだ?」という内容のメールを毎日、送信予約していた。それだけでは不安なので、仕事中であっても、毎日十一時に電話を掛けていたのだ。それらの行為を受けて、母は、
「十一時になると、携帯のアラームも鳴って、メールも届いて、電話も掛かって来て忙しい」
とこぼしていたというのに、イレッサを服用しなくなった途端、静かな十一時を迎えることにになってしまったので、かえって寂しいと感じたようだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母はこうして主治医が処方してくださった最後のイレッサを飲み切りました。ちょうど百五十錠目のイレッサだったようです。喫煙者ではなかったからでしょうか。母には、イレッサがとても良く効いてくれました。がん細胞がイレッサのことを忘れてくれるのを待てば、再びイレッサを服用することができるようになるのですが、母の次なる治療法は、通いで抗がん剤の点滴を受けるというものでした。

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2013.04.20

映画『シスタースマイル ドミニクの歌』

ホットヨガ(三二六回目)(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 金曜日に休暇を取り、私たちは三重・愛知を旅行しています。この旅行を通して、はっきりと気付いたことがあります。それは、私は言語に興味があるということです。いや、以前から興味がありましたし、大学の卒業論文のテーマも言語学に関することではあったのですが、特に列車で旅をしていると、地域によって方言が少しずつ変わって行くのが面白くてたまらないのです。私は、その土地の言葉に耳を傾け、抑揚や語尾に注目します。まるで英語のヒアリングでもしているかのように、方言を聞き取っています。とにかく面白いです。

 本作を鑑賞したのは、三月三十一日のことである。インターネットの映画鑑賞サイトGyao!で無料鑑賞した。

 本作は、おそらく多くの方たちが耳にしたことのある 「♪ドミニク、ニク、ニク・・・・・・」で知られる世界的なヒット曲にまつわる物語である。この曲は、あるシスターによって生み出された曲だったのだが・・・・・・。

 一九五〇年代後半のベルギーで、若きジャニーヌ・デッケルスは、保守的な両親と、姉妹のように育った従妹とともに暮らしていた。彼女は自分が本当にやりたいことを見付けられずに模索する毎日で、何かの影響を受け易いものの、すぐに気が変わって、また新しいことを始めてしまうのだった。

 そんなジャニーヌは、ギターの弾き語りをするのが大好きだった。しかし、あるとき彼女の通う学校を訪れた修道女たちの活動に強い感銘を受ける。そこで彼女は修道女になるために、ギターと着替えを持って家を出て、修道院の門を叩くのだった。しかし、保守的な両親はジャニーヌが修道女になることに強く反対し、それ以来、疎遠になってしまう。

 ジャニーヌがふらふらといろいろなことに興味を持ち、気の赴くままに流れて行く姿がとても印象的だった。彼女のような生き方をしている人を、「芯がない」と表現してしまってもいいだろうと思う。芯がないために、あちらこちらに流され易い。何故なら、流されそうになったときに、支えるべき芯がないからだ。私には、彼女が選択するものは、彼女自身が深いところで決めた選択ではないように思えた。

 更に彼女はいろいろな意味において、タイミングを失っているようにも見えた。例えば、彼女に好意を持ってくれている同級生の女性に対し、同性愛のような関係になりかけるのだが、いったんは相手を拒むのだ。それでも、自分自身が窮地に追い込まれると、その女性の助けを求めたりする。

 また、ジャニーヌは、彼女に想いを寄せていた男性ピエールに対しても同じことをする。ピエールがジャニーヌに対して熱を上げているときは振り向かずに、自分が窮地に追い込まれると彼の力を借りようとする。端から見ていると、私には彼女がとても身勝手な女性に思えてしまったのだった。

 「タイミングを逃す」ということに関しては、「ドミニクの歌」が大ヒットしたことについても言えるだろう。ジャニーヌは、修道女としての修行を重ねているときに「ドミニクの歌」を世の中に送り出すのだが、修道女をやめて歌手に専念しようとしたときには、もはや世間からは受け入れてもらえなくなってしまう。

 このもやもやした気持ちは何だろう。もしもこの映画に描かれているジャニーヌが現実のジャニーヌであるならば、私はジャニーヌに共感できないものがあまりにも多過ぎる。彼女が生涯を通じて学んだものは、「利用すること」であり、「愛ではない」ように思えるからだ。

 それを証明するような出来事が、修道女を辞めたジャニーヌが海外でコンサートを開けるように世話をしてくれた男性との間にも起こっている。その男性との間に起こった出来事もまた、「愛」ではなく、「利用すること」だったのではないだろうか。

 ジャニーヌがもっと自分の中に芯を持って生きていれば、タイミングを逃すこともなく、「愛」を体験することもできたかもしれない。そして、もっともっとたくさんの人たちを幸せにすることもできたのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 主人公の「情熱」があまり見えて来なくて、主人公の生き方にあまり共感できませんでした。こういう人が周りにいると、一方的に与えるだけの関係になってしまいそうな気がします。結末もとても辛いものでした。

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2013.04.19

ホットヨガ(三二六回目)(後編)

ホットヨガ(三二六回目)(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 寒いですね。寒暖の差が激しいために、体調を崩されたりしていないでしょうか。私はほてりがあるので、年間を通して、これくらいの気温だとありがたいくらいです。(苦笑)それでは、ホットヨガ(三二六回目)(前編)の続きを書かせていただきます。

 三宮店のスタジオに着いたのは、レッスン開始の五分ほど前だった。受付で対応してくださったスタッフには、
「え? ○○さん(私の苗字)がアクティブコース?」
と驚かれてしまった。私は、
「そうなんです。(途中で)かなり休むと思いますけど」
と答えた。

 いつも参加しているリラックスコースが「静」のイメージならば、アクティブコースのレッスンは、その名の通り、「動」をイメージするレッスンである。そのため、レッスン中にかなり息切れすることが予想された。

 今回のレッスンの参加者は、何と六名しかいなかった。やはり、淡路島地震の影響でスタジオに来られない方も多かったのかもしれない。

 アクティブコースのレッスンでは、太陽礼拝のポーズをベースにして、更にアレンジを加えたポーズが何度も繰り返される。私が太陽礼拝のポーズを取りたいと思ったのは、太陽礼拝のポーズが第二チャクラを刺激してくれるのではないかと思ったからだ。私のように、子宮が弱っている人は、第二チャクラを活性化させる必要があり、そのためには朝の太陽の光を浴びることを推奨されているのだ。

 私は、最初の一~二回くらいまでは何とか太陽礼拝のポーズを取ることができたのだが、途中ですっかり息が上がってしまい、ヨガマットの上で休んでいた。

 太陽礼拝のポーズに含まれているダウンドッグのポーズは、四つん這いのポーズに切り替えても良いとインストラクターが言ってくださったので、お言葉に甘えて、私は毎回、四つん這いのポーズを取らせていただいた。

 受付で予言したように、実際、私はレッスン中にかなり休んだ。他の参加者の方たちは皆さん、タフで、繰り返される太陽礼拝のポーズにびくともしなかった。

 それでも、レッスンを終えたあとは、かなり汗をかいていた。久し振りに太陽礼拝のポーズを取ることができて満足だった。ただ、これからもアクティブコースのレッスンに参加し続ける元気はもうなかった。おそらく、メリハリをつけるために、ときどき参加させていただく程度だろう。

 レッスンを終えたあとに着替えをしていると、先ほどのレッスンを担当してくださったインストラクターが更衣室に入って来られた。これからもう一レッスン、担当されるのだという。私は、
「タフですねえ」
と言って驚いて見せたが、今度はアクティブコースのような動きのあるレッスンではなく、静かなリラックスコースのレッスンを担当されるのだそうだ。新米さんのインストラクターがレッスンを担当できるようになるまでは、ベテランインストラクターの方たちも、まだまだフル回転のレッスンが続いているようだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りに受けたアクティブコースのレッスンは、やはりきつかったですね。それでも、久し振りに太陽礼拝のポーズを取ることができて良かったと思っています。たまには、違うレッスンを受けてみるのもいいものですね。

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2013.04.18

ホットヨガ(三二六回目)(前編)

映画『ツナグ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ここのところしばらく暖かいと思っていたら、これからの三日間は寒くなるみたいですね。皆さんも、寒暖の差に注意してお出掛けくださいね。

 淡路島地震の前夜のことである。自宅の玄関前で、久し振りにホットヨガのレッスンで太陽礼拝のポーズを取りたいと思った。そこで、予約していたホットヨガのリラックスコースのレッスンを太陽礼拝のポーズが含まれているアクティブコースのレッスンに切り替えたのだ。今になって思えば、レッスンの予約をリラックスコースからアクティブコースに切り替えたことでレッスンの開始時間が遅くなったため、淡路島地震による大幅な鉄道ダイヤの乱れが発生したとしても、何とかレッスンに参加することができたのだと思う。

 婦人科の診察を受けたあと、私はお昼ご飯を食べて、ホットヨガのレッスンへと向かった。そろそろJR線が動き始めているのではないかと思い、JR線の改札口に足を運んでみると、思った通り、動き始めていた。そこで私は迷わず、JR線の改札をくぐったのだ。

 ホームに続く階段からも、何人かの乗客が降りて来たので、いつもと変わりない光景だと錯覚した。ところが、ホームに上がってみると、目の前に停まっている快速列車はぎゅうぎゅう詰めで、とても乗車する気にはなれなかった。そこで、その快速列車を見送ったのだが、次の列車が到着するまでにはしばらく時間が掛かるとアナウンスがあった。「しまった! 例えぎゅうぎゅう詰めだったとしても、我慢して乗車しておくべきだった」とちょっぴり後悔した。

 というのも、レッスンの開始時間は十四時だったが、既に十三時を回っていたからだ。いつもならば、病院の最寄駅から三宮店のスタジオまで三十分もあれば移動できるのだが、淡路島地震の影響でダイヤが乱れているので予測できない。それでも、しばらく待っていると、ようやくホームに普通列車が入って来たので、それに乗り込んだ。

 ところが、その普通列車は、最初は快調に滑り出したものの、二つほど先の駅に停まると、なかなか発車しようとはしなかった。アナウンスによれば、前を走る列車が線路の安全を確認しながら走っているとかで、この駅で数分間停車するという。時計を見ると、レッスンの開始時間まで残り三十分ほどしかなかった。このまま数分間停車したのちに、再び列車が動き始めたとして、順調に走ってくれれば何とか間に合う時間である。私は不安な気持ちを抱えながらも、列車が発車するのを根気強く待っていた。

 列車は数分間停車したのち、ようやく動き始めた。列車が駅に停車する度に私は時計を見た。果たして、レッスンに間に合うのだろうか。もしも間に合わなければ、キャンセル料が発生してしまう。それも悔しいではないか。

 有り難いことに、列車はそれから順調に走り続け、三宮店のスタジオのあるJR元町駅に着いた。レッスン開始まで、あと十分足らずである。私は大急ぎで改札を通り抜け、三宮店のスタジオへと向かったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いつもよりも更新が遅くなってしまいました。今回は、久し振りにアクティブコースのレッスンを受けました。一回で書き上げようかとも思ったのですが、長くなりそうなので、前編と後編に分けて書かせていただきますね。

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2013.04.17

映画『ツナグ』

淡路島地震と婦人科診察(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。三宅島と東北地方で大きな地震がありましたね。該当地域にお住まいの皆さん、お怪我はありませんでしたでしょうか。日本のあちらこちらで比較的大きな地震が起こっているのが気になります。海外でも大きな地震が起こったばかりですよね。私たちの身体は、寝ている間に何度も寝返りを打つことで身体の歪みを矯正していると言われていますが、もしかすると、地球も今、何度も寝返りを打って歪みを矯正しようとしているのでしょうか。

 本作を鑑賞したのは、映画『新しい靴を買わなくちゃ』を鑑賞したのと同じ十月七日のことである。レイトショーで、ガンモと一緒に鑑賞した。ガンモは既に両親を亡くしてしまっているため、死者との会話ができるという設定に興味を持ったようだ。ちなみに本作でメガホンを取っているのは、映画『そのときは彼によろしく』の平川雄一朗監督である。

 私は、『ツナグ』というタイトルが気になった。本作の中で『ツナグ』は、死者と生きている者とをツナグ存在として描かれているのだが、言葉の使われ方としては、予告編の中で「使者」に「ツナグ」と振り仮名が振られていたように、名詞である。私には、名詞なのに『ツナグ』という終止形を用いているのは違和感があった。名詞にするならば、連用形で『ツナギ』なのではないだろうか。

 樹木希林さん演じる『ツナグ』の師匠アイ子は、そろそろ引退して、松坂桃李くん演じる孫の歩美に『ツナグ』の役割を譲ろうとしている。歩美の両親は、歩美が小さい頃に亡くなっていて、歩美は祖母であるアイ子のもとで育って来たのだ。『ツナグ』は、血縁関係でずっと引き継がれて来た役割だが、そのことで報酬を得ているわけではないので、職業とは言えないだろう。

 『ツナグ』の役割が引き継がれている頃に、歩美は同級生の嵐から、喧嘩をしたまま事故で亡くなってしまった親友と会いたいと依頼される。そして、歩美は嵐の申し出を受け入れ、親友と引き合わせるのだが・・・・・・。

 死者と会いたがっている人たちを、単に死者と引き合わせるだけの物語になっていないところが面白い。特に、同級生の嵐からの依頼はドキドキする。何故なら、嵐には、人に知られてはいけない秘密があったからだ。

 死者との再会を果たした人たちは、死者と会うことで救われたり、反対に落ち込んだりもする。そのため、歩美は、『ツナグ』という役割に対して自信を失いかける。それでも、最終的には、『ツナグ』という役割を通して、自分自身をも含めて癒しを与えることができることを実感するのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 死者に会いたがっている人たちについても、いろいろな状況に置かれている人たちが登場して興味深かったですね。『ツナグ』の役割を通して、歩美が自分自身をも癒すことができるという設定はお見事でした。単に一本の太い糸が用意されているだけでなく、いくつもの糸が交差して織り成す物語に仕上がっていました。

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2013.04.16

淡路島地震と婦人科診察(3)

淡路島地震と婦人科診察(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暑いですね。私はもう、半袖Tシャツ一枚で過ごすのに充分な季節です。ところで、最近、ドメイン名に一貫性のないスパムメールが携帯電話にたくさん届いています。特定のドメイン名ならば、そのドメインから届くメールをブロックすることができるのですが、次々にいろいろなドメインからスパムメールが届くのでブロックし切れません。こんなにたくさんのドメイン名を取得できるはずがないので、おそらく偽装していると思うのですが、docomoもしっかりスパムメール対策をして欲しいものです。ちなみに携帯電話側では、なりすましメールを受信しないなど、それなりのスパムメール対策を実施しています。それでは、淡路島地震と婦人科診察(2)の続きを書かせていただきます。

 I医師の診察を終えたあと、MRIの予約をするのに、新米の看護師さんが対応してくださった。もしかすると、この四月から看護師さんになられたばかりなのかもしれない。大学ノートを片手に、慎重に予約画面を操作されていた。

 次回の診察予約をいつ入れたらいいか、I医師に確認したときには、
「好きなときにいつでもいいですよ」
と言ってくださったので、私としても、二ヶ月後くらいに予約を入れようと思っていた。三ヶ月後でもいいくらいだと思っていたのだが、病院の予約システムが二ヶ月先の予約にしか対応していないため、二ヶ月を越える予約については、病院の予約センターに電話を掛けて取らなければならなかった。診察の予約だけなら、電話予約でもいいのだが、MRIの検査のあとは、MRIフィルムを見ながら、直ちにI医師の診察を受けることになる。そのため、電話でMRIの予約とI医師の診察の予約をいっぺんに取るのはやっかいだと思ったのだ。

 新米看護師さんは、まずは放射線科に連絡を取ってくださり、MRIの予約を入れることのできる時期を確認してくださっていた。

 新米看護師さんには、五月の予約を打診されたのだが、既に五月の土曜日はいろいろな予定が入ってしまっていたので、
「六月でお願いします」
と申し出た。そうして新米看護師さんは、私がお願いした日の予約を取ってくださろうとしたのだが、どういうわけか、予約可能な日時を選択しているのに、「登録」ボタンが出て来ないのである。「登録」ボタンが表示されなければ、予約が確定しない。

 その予約システムは、まずは「診察」や「MRI」などの処置内容を選択したあと、次に医師の名前を選択するようになっていたのだが、良く見てみると、医師の名前が選択されていなかった。新米看護師さんは、ベテラン看護師さんに予約システムの使い方を聞きに行ったようだ。そして、戻って来られたときに、私が、
「先生の名前を選択してないからじゃないですかね」
と言うと、恥ずかしそうにお礼を言われてしまった。ベテラン看護師さんも、私と同じことを指摘されたようだった。

 こうして無事にMRIの予約と診察の予約が終わり、処方箋の用紙も受け取ったのだが、実はこの日、病院では応急処置の講習会が行われていた。九時の診察時間に間に合っていれば受講できなかったのだが、大きな地震のために病院への到着時間が大幅に遅れてしまったために、いつの間にか、講習会に参加できる時間になっていたのである。

 応急処置の講習会では、道ばたなどで倒れた方がいらっしゃるときに、心臓が停止している場合、まずは救急車を呼び、近くにAEDがあればAEDを持って来てもらうことが大切だとおっしゃっていた。そして、救急車が到着するまでの間に、心臓マッサージを繰り返し行うことを強く推奨されていた。この心臓マッサージを行うことで、倒れている方の命が助かる確率が四倍上がるのだそうだ。

 更に、AEDは子供さんにも使える簡単な機械なので、是非、使ってくださいとのことだった。AEDに付属のパッドを倒れている人の胸に貼り付けることで、倒れている方の心拍数が測定され、そのときに必要な応急処置を、AEDが指示してくれるそうだ。

 講習会に参加した方たちのために飲み物とお菓子が配布されていたので、私は遠慮なくいただいた。このような貴重な講習会に参加して有益な情報を得ることができるだけでなく、飲み物やお菓子までいただいて、大変うれしい限りである。

 講習会が終わると、私は病院でお会計を済ませて、病院の近くにある薬局で処方箋を受け取り、病院の最寄駅まで再び路線バスに乗って移動したのだった。

※講習会で紹介されていた動画とは異なりますが、ほぼ同じ内容の動画を見付けましたので、ご紹介させていただきます。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 大きな地震があったおかげで、講習会にも参加することができて、とても有意義な通院となりました。あちらこちらで見掛けるAEDは、思ったよりも簡単に使える道具のようなので、活用したいものですね。

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2013.04.15

淡路島地震と婦人科診察(2)

映画『天地明察』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。四月になってから、朝の通勤電車がひどく混雑しているように思います。私は、JR線と地下鉄を乗り継いで通勤しているのですが、地下鉄で座れるかどうかで、その日の「ガンまる日記」を書き上げることができるかどうかが決まります。それに加え、最近は職場の食堂で、派遣仲間と一緒にお昼ご飯を食べるようになったため、「ガンまる日記」の更新に費やす時間が十五分ほど減ってしまいました。その十五分は、前夜のうちに確保しようと思っています。(苦笑)それでは、淡路島地震と婦人科診察(1)の続きを書かせていただきます。

 病院に着いた私は、すぐに婦人科の受付に出向き、
「予約時間から大幅に遅れてしまったんですけれども」
と言って、診察券を差し出した。対応してくださった看護師さんは、一時間半も遅れてやって来た私を暖かく迎え入れてくださった。

 私がお世話になっている婦人科は完全予約制なので、婦人科にしては珍しく、いつも待合所には人が少ない。とは言え、さすがに今回は比較的大きな地震の直後なので、私のように予約時間に間に合わなかった人たちが次々に押し掛けているのではないかと覚悟していた。しかし、驚いたことに、診察待ちをしている人は二人ほどしかいなかったのである。ということは、JR線が運行していなかったために、診察に来られなかった方が多いのかもしれない。

 有り難いことに、診察券を婦人科の受付に渡してから、ただちに私の名前が呼ばれたので、私は案内されるがままに中待合に入った。診察室の中からは、わずかに前の患者さんの診察の様子が漏れ聞こえて来た。

 間もなく、前の患者さんの診察が終わり、私の名前が呼ばれたので、診察室に入った。I医師は私に、
「電車、動いてないやろ。車で来たん?」
とおっしゃった。私は、
「いえいえ、○○電車で来ました」
と、JR線とは別の私鉄の名前を答えた。確かに車で来れば、もっと早く来られたのかもしれないが、そもそも私は運転免許を持っていないのである。

 I医師に、どのような状況か聞かれたので、生理の周期が短くなっていること、生理が始まると二週間から三週間ほど続くことなどを報告した。I医師は、
「それは長いね」
とおっしゃった。私は、以前から気になっていたことがあったので、I医師に尋ねてみることにした。
「生理の直前に、お腹がものすごく張って、ものすごく歩き辛くなるんですけど、これは何なんでしょうか?」
するとI医師は、しばらく考えていたようだった。そして、
「筋腫がある人は、お腹が張ることは良くあるけどね」
とおっしゃった。

 I医師は、ここのところ、エコーで私のお腹を診てくださっていないことに気付き、
「エコーで診ましょうか」
とおっしゃった。しかし、私は、過去の診察において、私の巨大な筋腫がエコーでは写り切らないことを指摘されたので、
「私の筋腫は巨大なので、エコーでは写らないと思います」
と答えた。

 そうして何となく、次回の診察時にMRIの検査を受けることになったのだ。I医師が現在の病院に転職されてから、三回目のMRIの検査となるわけだが、
「ここ(今の病院)に変わってからは、(MRIの検査は)初めてなんちゃう(初めてなんじゃないの)?」
とおっしゃった。ということは、私はI医師の記憶の中に、I医師が以前、勤務していた病院からの患者であるという印がちゃんと残っているのだと思った。

 I医師の言葉を受けて、看護師さんがすかさず、
「前回は二十三年の九月に受けてますね」
とおっしゃった。I医師は私のカルテをご覧になり、
「ああ、それで、そのあと、リュープリンをやったんやね」
とおっしゃった。私もそのことを思いだし、
「はい、そうです」
と答えた。

 それにしても、MRIの検査となれば、また手術の話が持ち上がるのではないかと心配になった。これまで、手術の話を何度となくかわして来たものの、今度ばかりは逃げ切れるのだろうか。

 そして、いつものように桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を処方してくださろうとしているI医師に、
「桂枝茯苓丸はまだあるので、一ヶ月分でいいです」
と言った。冬の間はあまりほてりに悩まされることもなかったため、一日一回程度の服用に留めていたからだ。

 しかし、ガスター某(なにがし)の記事にも書かせていただいたように、ガスターDは大変重宝していたので、
「ガスターDはとてもいいので、それもお願いします」
とお願いした。処方していただくガスターDの量を指定しなかったのだが、あとから処方箋を見てみると、前回と同様、二ヶ月分、処方してくださっていた。もちろん私は、ガスターDを常用したりはしない。逆流性食道炎の症状がひどいときだけ服用するつもりである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m しばらくの間、市販のガスター10を買って、ちびちび服用していましたが、ようやく保険調剤のガスターDを二ヶ月分、手に入れることができました。(笑)最近は、逆流性食道炎の症状も落ち着いて来ているので、多くても、週に二回ほど服用している程度ですね。

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2013.04.14

映画『天地明察』

淡路島地震と婦人科診察(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 淡路島地震から一日経ちました。被害の報告も少しずつ上がって来ているようですね。職場の同じビルに、淡路島から通っている人がいます。おそらく大丈夫だろうとは思っているのですが、怪我などしていないことを祈ります。

 本作を鑑賞したのは、九月二十一日のことである。映画『おくりびと』の滝田洋二郎監督がメガホンを取った作品で、実生活でも男女としての交際があったと噂される岡田准一くんと宮崎あおいちゃんが夫婦役を演じている。

 岡田准一くん演じる安井算哲は、算術に長けている。彼は星や太陽の動きを測定し、気の遠くなるような計算をして、より正確な暦を導き出すプロジェクトに加わることになった。

 宮崎あおいちゃん演じるえんは、やがて算哲の妻となるのだが、プロジェクトに夢中になる算哲からは、プロポーズの言葉も待たされっぱなしだった。それでもえんは、名誉あるプロジェクトに加わった算哲のことを辛抱強く待ち続けるのだった。

 全体的に、とても丁寧に作られている作品で、上映時間がやや長くても、最後まで退屈することなく鑑賞することができた。私は、岡田准一くんをアイドルのようにとらえていたのだが、彼は算哲になり切っていたのではないかと思うくらい、真剣にこの役を演じていた。

 個人的にとても興味深かったのは、塾(?)の前に難題が掲げられ、それを解いた人が、掲げられた問題用紙に解を書き込むというシーンである。今のようにインターネットなどない時代においては、張り紙をして周囲に知らせるのが最も効率の良い手段だったのだろう。解を導き出そうとする人たちは、出題された難題の素晴らしさにうなったりする。こうした感覚は、本当に勉強の好きな人に起こる現象だと思った。出題者の意図を理解してこそ、難題を解くことができるのではないだろうか。

 とにかく、全体的に丁寧に作られていて、とても好感の持てる作品だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 算哲という名前は、算術が得意だから付けられた名前なのでしょうか。名は体を表すと言いますが、あまりにも当てはまり過ぎていて驚きました。

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2013.04.13

淡路島地震と婦人科診察(1)

南紀白浜紀行(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 淡路島地震が発生しましたね。大きなゆれだったので、とにかく驚きました。私たちの住んでいる地域では震度四だったようです。今日は、そのことについて書いてみようと思います。

 朝、大きな揺れで目が覚めた。「揺れている!」と思った。揺れている時間も長かったように思う。

 すぐに枕もとの携帯電話を見た。まず、時間を確認したとき、「五時半過ぎだ。どうして目覚ましが鳴らなかったのだろう。それでも、仕事に出掛けて行くにはまだ間に合う」と思った。多くの人たちが語っているが、どうやら大きな地震があると、携帯電話のアラームが鳴るそうだ。しかし、私の携帯電話にはエリアメールは届いているものの、アラームは鳴らなかったと思う。届くメールの数が多いので、メールを着信しても音を出さないように設定しているからなのだろうか。

 届いたエリアメールを見てみると、
「緊急地震速報
播磨灘で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)」
と書かれてあった。東北地方や関東地方にお住まいの方たちには大変申し訳ないが、エリアメールなるものを受信したのは、生まれて初めてのことだった。

 もちろん、ガンモも地震に驚いて起きたので、
「でかい!」
と二人で興奮しながら話した。そして、私は間もなく、今日は仕事が休みの土曜日であり、婦人科の診察予約を入れているために、六時にアラームをセットしていることを思い出したのだ。

 私は、四国の実家に住む両親のことが心配になったので、実家にも電話を掛けて、両親の安全を確認した。実家も揺れたようだった。あとからわかったことだが、実家のある愛媛県は震度三だったようだ。

 しばらくすると、Yahoo! JAPANから、防災速報のメールが届いた。何と、淡路島では震度六弱だ書かれている・思っていたよりも大きな地震だったが、六時から支度を始めなければ、朝一番に予約している診察に間に合わないので、何とか落ち着きを取り戻して支度を整え、家を出た。

 ガンモからの情報によれば、
「JR線、止まっているらしいよ」
とのことだったのだが、私はひとまず、いつも利用しているJR線の最寄駅に向かった。ところが、JR線の最寄駅に着いたものの、改札の入口付近にたくさんの人たちが待機しているのだ。駅の案内板を見ると、「調整中」と表示されている。どうやらガンモの言う通り、電車は動いていないらしかった。

 そこで私は、動いているであろう私鉄に乗るために、JRの最寄駅から路線バスに乗って、私鉄の最寄駅へと向かった。そして、何とか私鉄に乗り込んだのだが、これがまた異常なほどの混み具合だった。おそらくだが、JR線が動いていないために、多くの乗客がこの私鉄に流れ込んだのだと思う。

 私の自宅からは、その私鉄以外にも、もう一つの私鉄が最寄駅として存在しているのだが、そちらを選ばなかったのは、今回、利用した私鉄が、私の目的地を走る私鉄と連携していたからだ。

 大混雑の中、電車が途中の駅に着いたときに、私は迷った。そろそろJR線は動いているだろう。ここで降りてJR線に乗り換えたほうがいいのではないか。しかし、私は降りなかった。時間は掛かるかもしれないが、このままこの電車に乗車し続けていると、目的地に着くと思ったからだ。

 折りしも、マイミクさんからの情報により、JR線はまだ復旧しておらず、私の目的地を走る私鉄も、各駅停車しか運行していないことがわかった。これは、病院に着くまでかなり時間がかかりそうだと覚悟した。

 ひどく混雑した車内で、私はブレーキによろめき、手すりをつかむことができずに、ロングシートに座っていた乗客の前に倒れ込んでしまった。私の重い体重がその方たちにかかってしまったのだから、とても申し訳なかった。

 私は、乗っている私鉄から降りることなく、そのまま目的地まで運んでくれると思っていたのだが、動いていると言われている私鉄も各駅停車しか運行していなかったため、途中の駅で降ろされてしまった。通常ならば、同じ電車に乗り続けていれば、目的地に着くはずだったのだ。

 私は、降ろされた駅で十五分程度、次の電車が来るのを待ち続け、再びやって来た電車に乗り込んだのだが、JR線では快速列車を利用している駅まで、私鉄の各駅停車で行くのはかなり時間が掛かった。というのも、駅の数が思いのほか多かったからである。おまけに、関西に移住してからは体験したことのないほどの混雑ぶりで、私は重いホットヨガのバッグも抱えていたので、椅子に座れないことが辛くてたまらなかった。

 それでも、何とか病院の最寄駅までやって来た。予約時間はとうに過ぎていた。そこから路線バスに乗り換え、病院まで移動したのだが、何と九時からの診察の予約に対し、私が病院に着いたのは十時半だったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、驚きましたね。阪神・淡路大震災が発生した頃、私は東京に住んでいたので、大地震を体験していないのです。余震などに注意するように言われていますが、これからもまた揺れるのでしょうか。やはり地震は、突然、やって来るので怖いですね。

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2013.04.12

南紀白浜紀行(2)

映画『新しい靴を買わなくちゃ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m すっかり更新が遅くなってしまいました。やりたいことはたくさんあるのに、最近はひどい寝不足のため、夜はすぐに眠くなってしまいます。週末に何とか睡眠時間を確保したいと思っていますが、記事の更新が遅れているため、二回更新になりますかね。(苦笑)それでは、南紀白浜紀行(1)の続きを書かせていただきます。

 次に私たちが向かったのは、南紀白浜にある白浜美術館だった。ここには、いくつもの秘仏が展示されている。

 実は、撮影したあとで気が付いてしまったのだが、白浜美術館に展示されている秘仏は、撮影禁止だったのだ。というのも、おそらく、これらの秘仏を中途半端な気持ちで信仰される方が多いからではないかと思う。

 白浜美術館に展示されている秘仏は、男女の愛をベースにした秘仏である。しかし、これらの秘仏を欲望の結果として捉える方が多いのかもしれない。私は、男女の愛を深く知るためにも、これらの秘仏にはとても興味がある。この「ガンまる日記」のプロフィール画像としてもご紹介させていただいている歓喜天もまた秘仏の一つだが、この歓喜天は、私自身が東京の御茶ノ水にあった古美術のお店で購入したものである。

 これらの秘仏から感じられるのは、「愛の喜び」と「エネルギー的な調和」であり、決して「欲望」ではない。「調和」は、「静」、「バランス」を表しているが、「欲望」は「動」、「アンバランス」を表している。

 館内は暗かったので、撮影向きではなかった。私は、こうした秘仏を見ていると、とてもうれしくなる。私自身を突き動かすエネルギーもまた、こうした秘仏が表現しようとしている世界に繋がっていると思う。昔から、このような秘仏が作られ続けて来たのは、私と同じように、男女の愛のエネルギーを源として活動しようとする人たちが多かったからではないだろうか。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、南紀白浜紀行(2)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こうした秘仏を研究対象にされている方は多いと思います。しかし、欲望の結果としてとらえられることが多いために、なかなか理解されにくいのではないでしょうか。私はやはり、美しいバランスを感じますね。

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2013.04.11

映画『新しい靴を買わなくちゃ』

サンダンスの安全靴の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m これを書いている時点では、北朝鮮ミサイルはまだ発射されていないようです。日本の都市が狙われているという記事も読みました。アメリカは、北朝鮮ミサイルに対応する準備ができていると言っているそうですが、北朝鮮ミサイルに狙いを定めて、空中で爆発させるということなのでしょうか。いずれにしても、まだまだ緊張は続きそうですね。

 本作を鑑賞したのは、十月七日のことである。メガホンを取っているのは、人気脚本家の北川悦吏子さんである。北川悦吏子さんにとっては、映画『ハルフウェイ』に続く監督作品となるようだ。

 向井理くん演じるセンと中山美穂ちゃん演じるアオイがパリで出会い、三日間の恋に落ちる。センは妹と二人でパリにやって来たものの、妹はさっさと芸術家志望の彼氏が住むアパートに行ってしまったため、一人でパリに放り出されてしまったのだった。

 カメラマンのセンがハッセルブラッドを使っているのが気になる。ハッセルブラッドは、主にスタジオ撮影に使われる高級カメラである。形が似ているが、ゼンザブロニカではないと思う。

 アオイはパリに住む日本人という設定だが、アオイを演じている中山美穂ちゃん自身もまた、実生活でパリに住んでいるそうだ。確かにパリは、外国人の受け入れには寛容なところだと思う。ヨーロッパに入るのに、ロンドンよりもパリから入ったほうが、入国手続きに時間が掛からない。というのも、パリにあるシャルル・ド・ゴール国際空港では、ロンドンにあるヒースロー空港のように外国人に対する念入りなチェックは行われないからだ。

 センは妹と一緒にパリにやって来たものの、宿泊するホテルの名前がわからなくなり、彼氏のアパートに直行してしまった妹と連絡を取ろうと試みるのだが、連絡が取れずに途方に暮れていた。そこで、ひょんなことで知り合った日本人のアオイに助けを求めるというわけだ。

 興味深いのは、二人があっという間に意気投合し、これまであまり人には話さなかった、互いの心の中にある出来事や想いを話したことだ。これは、もう会うことのない相手だからこそできたことなのか、それとも、二人が特別な関係だからこそ門が開かれたのかはわからない。私としては、後者であって欲しいと願うのだが、センが日本に帰国しても、二人が日本とパリの超遠距離恋愛を続行させなかったことからすると、二人は特別な関係ではなかったのだろうか。

 それとも、本当はお互いに好きでたまらないのだが、超遠距離恋愛を続けることを提案すると、普段はほとんど会えない相手を縛ることになると考え、互いに相手の自由意思を尊重したのだろうか。そのあたりの二人の気持ちまでは読めなかった。

 しかし、私としては、やはり二人には超遠距離恋愛を続けて欲しかったと思う。もちろん、二人が三日間だけの想いに留めたために、余韻を引きずる作品に仕上がってはいるのだが、もしもこの先、二人が誰か別の異性に出会ったとして、この三日間の恋を越えられるような恋愛ができるのかどうかは疑問とするところだ。

 そういう意味で、この二人が本当はどのような気持ちで離れたのかがわかりにくかったことが、とても残念な気持ちとして残ったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 向井くんは好きな役者さんですね。中山美穂ちゃんは、私よりも少しだけ年下の女優さんなのですが、やはり向井くんと並ぶと年齢を感じてしまいますね。(苦笑)二人の間に立ちはだかったものは、日本とパリという遠距離に加え、年齢の差もあったのかもしれませんが、それでも、本当に愛し合う男女であれば、それらをものともせずに固く結ばれて欲しかったですね。

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2013.04.10

サンダンスの安全靴

「発言小町大賞2012のベストトピ賞」から学んだことの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 北朝鮮がまたもやミサイルを発射しようとしているとかで、ニュースになっていますね。今回、仮にミサイルが発射されることになったとしても、これで終わりというわけではなく、またしばらくすると、世界は今回と同じような緊張感に包まれることになるのでしょう。私たちには理解できないことでありますが、それは、私たちと北朝鮮の指導者たちとの間に、愛の経験についてのギャップがあるからなのでしょうね。

 地球という環境が私の身体に合っていないことを示す現象の一つに、地球上で多く出回っている靴に、私の足がなかなかフィットしないということがある。私の靴のサイズはもともと二十二センチだったのだが、少し頑張って二十二.五センチにまで成長させた。しかし、何年か前までは二十二.五センチの靴も容易に手に入ったものだったが、最近では二十二.五センチの靴を探すのはなかなか大変である。

 靴のサイズが合わないこととは別に、私は数年前から冷え取り健康法を実践し始めた。具体的には、靴下を重ね履きするというものである。そのため、現在は、二十三.五センチの靴を買っている。

 しかし、私の足先は、どんな既製品の靴も窮屈に感じられた。靴下を重ね履きしているために余計にそう感じてしまうのかもしれないが、少なくとも、私がこれまで履いて来た靴のほとんどは、靴の中で足の指を伸ばそうとしても、窮屈に感じてしまうものばかりだったのだ。

 私は、足先の広い靴を履きたいと、ずっと模索し続けて来た。そんなとき、楽天市場で、サンダンスの安全靴なるものを見付けたのだ。写真を見る限り、足先がゆったりしているようである。購入された方たちの評価を拝見してみると、すこぶる高い。価格もリーズナブルだったので、私はすっかりうれしくなり、一気に三足も注文してしまった。

 早速届いたので、包みを開けて、履いてみた。スニーカーの格好をしているが、安全靴と言われているだけあって、足先と踵(かかと)が固くなっている。作業中に重いものが落下したりする可能性を考慮し、足先に鉄が入っているのだ。

 私がこの新しい安全靴に歓喜していると、それを聞きつけたガンモが、
「靴に鉄が入ってるんなら、飛行機に乗るときに困るんじゃないの?」
などと言った。そして、私は思い出したのだ。

 十年ほど前のことだろうか。私はダイエットのために、重い靴を履いていた。靴の中に重いものが入っていて、重い靴を履いて歩くことでダイエット効果を期待するというものである。その靴を履いて歩き回り、実際に痩せたかどうかはわからない。おまけに、飛行機に乗るときは必ず金属探知機に引っかかり、女性係員からの身体検査を受けていた。今回、購入したサンダンスの安全靴は、かつて履いていたダイエットシューズほどではないにしても、靴の中に鉄が入っているため、飛行機に乗るときに、金属探知機にキャッチされることは間違いないだろう。

 それでも、実際に履いてみると、足にフィットしてとても心地よい。足先もゆったりしているので、靴の形に合わせて足が変形することもなさそうだ。飛行機に乗るときの不便さに勝るものが、サンダンスの安全靴には確実にあるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 恥ずかしながら、サンダンスという安全靴を初めて知りました。サンダンスの履き心地はとてもいいですね。足裏に施されたゴムのデザインも気に入っています。街を歩いているときに、スニーカーを履いて歩いている人をチェックしていますが、今のところ、サンダンスの安全靴を履いている人はいないようです。(苦笑)

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2013.04.09

「発言小町大賞2012のベストトピ賞」から学んだこと

映画『汚れなき祈り』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 昨日のことでしたか、仕事帰りに電車の窓から外の景色を眺めていたところ、私の自宅近くにある桜の名所を電車が通過しました。そこには、既に半分くらいは散ってしまった桜の下に大きなビニールシートを広げ、お花見をしている少数の人たちの姿がありました。桜はほとんど散ってしまっているとは言え、桜の名所で広々とお花見をしている姿をとても微笑ましく思いました。大多数の人たちが味わい尽くした桜を少人数の人たちで贅沢に堪能しているのですから。

 発言小町大賞2012のベストトピ賞に輝いたという40歳、初めてのお見合いを読んだ。亡きお母さまのご友人のご紹介でお見合いをしたという話である。

 ベストトピ賞に輝いたほどのトピックなので、きっと感動させてくれる話なのだろうという構えが最初からあった。「このトピックは感動するはずだ」という先入観をもって読み始めた場合、実際には感動には至らないことがほとんどなのだが、このトピックは違ったのだ。

 何というのだろう。トピ主(トピック主)さんの紡ぎ出す文章に強烈に魅せられたのだ。というのも、こうしたサイトへの書き込みに対し、相談に乗ってくださる方たちへの感謝の気持ちを忘れていないことと、他の人たちならば笑って通り過ぎてしまうような出来事を、相手の立場からもちゃんと理解しているからである。

 具体的には、お見合い相手の男性がお見合いの席に着て来たスーツに×マークの糸が付いたままであったことに対し、お見合いの席に新しいスーツを着て来てくれたことがうれしかったと書いているのである。トピ主さんは、何と優しい方なのだろう。

 また、トピ主さんも、お相手の男性も、これまでたくさんの異性とお付き合いをして来た方ではなさそうである。そのため、二人がデートをすることの新鮮さが伝わって来る。デートに何をしたら良いかわからなくて、デートをするための服をユニクロに買いに行くなんて、そんな素朴なことにさえ、幸せを感じてしまう。決して、高いレストランを予約して、高価な服を着込んで会うことだけがデートではないことを証明してくれているのだ。

 トピ主さんの書き込みで更に好感を持ったのは、二人の交際が順調に滑り始めたことをきっかけに、これまで相談に乗ってくださった皆さんにお礼を述べた上で、投稿を終了したことである。これは、相手の男性に対する気遣いであると思われる。トピ主さんは、どこまでも優しい女性なのだと思った。

 彼女のように生きるには、まずは周りへの感謝の気持ちを忘れず、普段、通り過ぎてしまいがちなことであっても見落とさないことではないだろうか。

※ご紹介させていただいたリンクの表示方法は、トピ主さんの発言のみが表示されるように設定してあります。他の方たちの発言をご覧になる場合は、記事の中にある「ほかのレスも表示」というリンクをクリックしてください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とても心が温まる良いトピックでした。トピ主さんの文章には、心の美しさがにじみ出ていると思います。お二人の幸せをお祈りします。

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2013.04.08

映画『汚れなき祈り』

「ずっとラブラブでいるためのカップルのルール9パターン」についての記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m イギリスのサッチャー元首相が亡くなられたそうですね。映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』に描かれていたサッチャー元首相を思い出します。晩年、認知症を患ってしまったことも描かれていましたが、仲の良い夫婦は片方が亡くなるとバランスを崩しますね。サッチャー元首相もまた、先に亡くなってしまった夫のデニス氏のことを本当に愛していたのではないかと思いました。今頃は、デニス氏との再会を楽しんでいる頃でしょうか。ご冥福をお祈り致します。

 本作を鑑賞したのは、三月三十日のことである。映画『4ヶ月、3週と2日』のクリスティアン・ムンジウ監督がメガホンを取った作品である。映画『4ヶ月、3週と2日』も過去に鑑賞しているのだが、なかなかレビューを書きにくい作品だったので、書いていない。

 映画『4ヶ月、3週と2日』においても、女性の仲良し二人組が描かれていたのだが、本作にも女性の仲良し二人組が登場する。映画『4ヶ月、3週と2日』では、人工妊娠中絶の闇の部分が描き出されていた。本作では、二〇〇五年に実際にルーマニアの修道院で起こった悲劇をもとに、キリスト教への信仰心の厚さから来る闇の部分が描き出されている。

 ルーマニアの孤児院で育った仲良し二人組、アリーナとヴォイキツァが修道女になるために修道院にやって来る。修道院での生活を続けているうちに、やがてヴォイキツァは神への深い愛に目覚め、敬虔におつとめをするようになる。しかし、アリーナは、これまで仲良しだったはずのヴォイキツァが自分から離れて行くような気がしてしまい、次第に心が病んで行く。いや、病んで行くというよりも、私にはキリスト教に馴染めなかったようにも見えた。もちろん、アリーナもキリスト教を信仰してはいるのだろうが、ヴォイキツァほど熱心な信者にはなれなかったということなのだろう。

 舞台となっているのは、丘の上にある修道院である。季節は冬で、見るからに寒そうだ。そんな修道院には、神父と、神への深い愛に目覚めた何人もの修道女たちが生活をともにしている。

 修道院で生活する神父を含む修道女たちとアリーナの間には、明らかに大きな溝が存在しているのが見て取れる。アリーナは、かつて仲良しだったヴォイキツァとの仲を取り戻そうと必死になり、キリスト教に対してひどく冷静である。一方で、神父を含む修道女たちは、熱心な信者である。

 このような状況で何が起こるかというと、大多数の人たちが少数派を切り離して行くか、少数派の考えを改めて大多数に加えようとする行為である。本作では、その両方が行われることになる。

 前者の方法として、孤児院で育ったアリーナを里親のところに帰そうとするのだが、里親は既に別の女の子を受け入れているために、その計画は失敗に終わる。アリーナは、新しい女の子に対しても軽い嫉妬心を抱く。すなわち、アリーナが嫉妬心を抱くような状況がそこかしこに用意されているのだ。そのため、アリーナはどんどんひねくれて行く。

 アリーナを里親のところに帰すことに失敗したため、神父と修道女たちは悪魔祓いを行い、アリーナの態度を変えようと試みる。アリーナの中には悪魔がいて、悪魔が彼女を支配していると考えたようだ。

 作品全体として、決して派手なシーンが用意されているわけではない。それぞれの人たちが、それぞれの立場を守りながら、一生懸命生きているだけのようにも見える。だから、本当は誰も責められないのかもしれない。それでも事件は起こるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 静かな作品だけに、余韻を引きずりますね。人々の吐く息も白く、本当に寒そうでした。いろいろ考えさせられることの多い作品でありました。

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2013.04.07

「ずっとラブラブでいるためのカップルのルール9パターン」について

南紀白浜紀行(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 週末に春の嵐がやって来たので、桜が散ってしまいましたね。お花見は、いろいろな条件が揃って初めて実現されるものだと実感しました。まだ桜がつぼみの頃のお花見も、寒い日のお花見も、雨の日のお花見も、できれば避けたいですよね。私の場合は、これらの条件に加え、週末であることや、ガンモとの予定が一致することなどの新たな条件が加わることになります。

 私は若い頃から、仲睦まじいカップルを見ると、例え自分がそのときフリーであったとしても、うれしくて仕方がなかった。それだけ、男女の愛に注目して来たのだと思う。

 しかし、mixiで紹介されている男女の愛に関する記事には共感できないことが多かった。おそらくだが、私自身が男女の愛をテーマに生きているために、男女の愛に対する見方が人よりも厳しいからなのかもしれない。中途半端な男女の愛の話では満足できないのだ。それでも、ずっとラブラブでいるためのカップルのルール9パターンの記事は、挙げられている項目としては共感できるものが多かった。ここに引用させていただくことにしよう。

-------> 引用ここから

【1】ケンカしたら必ずその日中に仲直りをする

「次の日に持ち越すと余計に気まずくなる」(20代女性)というように、言い争いをしたときは、当日中に解決するというルールを持っているカップルもいます。どうしても怒りがおさまらないときはしばらくトイレにこもるなど、彼と距離を置いて冷静さを取り戻すようにしましょう。

【2】言いたいことを飲み込まず、お互い納得するまで話し合うこと

「我慢しすぎるといつか爆発しちゃう」(20代女性)というように、不満を腹にため込むのを防ぐために、なんでも言い合える関係をつくるべきだと語るカップルも。言いたいことを言うといっても自己主張ばかりをするのではなく、お互いの価値観の違いを受け入れて、根気よく話す姿勢が大切と言えそうです。

【3】ウソや隠しごとをしない

「基本中の基本だと思う」(10代女性)というように、恋人に対しては全てを明かし、不安をなくすというカップルもいます。とはいえ、何でも白状すれば許されるというわけではないので、恋人を裏切るようなことはしないのが大前提でしょう。

【4】異性を含む飲み会に参加するときは事前に連絡する

「SNSかなんかで写真が出てきたりするとややこしい」(20代女性)というように、男女混合の集まりに行くときは事前に許可を取ることで、誤解を生まないようにするというカップルも。相手を安心させるために、飲み会が終わったときの報告も忘れないようにしましょう。

【5】忙しくても、1日1回は必ず電話やメールでコミュニケーションを取る

「1日空くと、その分心が離れる」(10代女性)というように、どんなカタチでもいいので毎日連絡を取り合い、恋人がいることのありがたさを実感するという人も。例えば、寝る前に必ずお休みメールを送る、というように一日のスケジュールに組み込むと、自然と毎日の連絡ができそうです。

【6】いってらっしゃいのキスなど、口づけを習慣にする

「マンネリ防止に効果的」(30代女性)というように、恋人同士のドキドキを忘れないという意味で、意識的にキスの機会を作っているカップルも。同棲期間が長く、同居人のような関係になってしまったカップルが、男女の関係を取りもどすためにも有効でしょう。

【7】「おい」や「ねえ」と言わず、きちんと名前で呼ぶ

「熟年夫婦みたいになってはダメ」(30代女性)というように、恋人同士の関係を維持するために、きちんとファーストネームで呼び合うというカップルもいます。たまには、はじめて相手を名前で呼んだときのドキドキを思い出すとよりいいかもしれません。

【8】たとえ友達でも、異性とは一対一で会わない

「万が一ってことがあるから」(20代女性)というように、男女のあやまちを避けるために、友人関係であっても二人きりにならないことを掟にしているカップルも。とくに、元カノ、元カレなどは疑われて当然だと心得ましょう。

【9】オナラも含め、どんなことも我慢しない

「我慢したら疲れるでしょ」(30代女性)というように、カッコいいところだけを見せようと無理をせず、ありのままの自分をさらけ出しているというカップルもいます。とはいえ、だらしない姿を見せすぎると、異性として見られなくなる恐れもあるので、恥じらいは失わないようにしたいところです。

<------- 引用ここまで

 これらの項目が「ルール」として挙げられているのだが、私は、仲睦まじいカップルには「ルール」は必要ないと思っている。決して「ルール」というわけではなく、好きな相手と仲良くしたいと思うと、自然にこれらの状況に向かって行くように思うのだ。

 そのため、【6】いってらっしゃいのキスなど、口づけを習慣にするについて、「マンネリ防止に効果的」というコメントが書かれていることに抵抗を覚える。まるで、二人の関係は既にマンネリ化してしまっているのに、わざわざ気持ちを奮い立たせて鮮度を保とうとしているように見えるからだ。本当に仲の良いカップルは、わざわざ気持ちを奮い立たせようとしなくても、自然に【6】いってらっしゃいのキスなど、口づけを習慣にすることができるはずである。

 また、【4】異性を含む飲み会に参加するときは事前に連絡するについても、「SNSかなんかで写真が出てきたりするとややこしい」というコメントが書かれているが、それは単に自己愛から来る行動のような気がする。そうではなくて、本当に仲の良いカップルは、【3】ウソや隠しごとをしないという観点から、何でも話そうとするものだと思う。

 【5】忙しくても、1日1回は必ず電話やメールでコミュニケーションを取るについても、「1日空くと、その分心が離れる」というコメントが書かれているが、これも何だかおかしい。まるで、心が離れないようにするために、わざわざコミュニケーションを取とうとしているみたいだ。本当に仲の良いカップルは、日々の日課として、自主的にコミュニケーションを取ることができるはずだ。

 私には、ここに挙げられている項目を実践するために、何か理由を持ち出そうとすることは、どこかに下心があるように感じてしまう。下心を持って行動するのは、何かに突き動かされて行動するのとは違う。男女の仲の良さとは、「ルール」を作って人工的に守ろうとするものではないと思うのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 項目としては共感できるのですが、項目に添えられている説明を読んでみると、何となく私の感覚とは違うなあと感じてしまいますね。両者を水に例えると、「ルール」に従って行動するのは水道水で、自然に行動できるのは湧き水くらいの違いがあるように思います。

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2013.04.06

南紀白浜紀行(1)

映画『アンナ・カレーニナ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。週末はお天気が荒れると予報されていましたが、皆さんのお住まいの地域ではいかがでしたでしょうか。私が住んでいる地域では、一時的に雨が降ったり、風が吹いたりしたようです。夜遅くには、雨が滝のように降っているのを確認しました。ホットヨガのレッスンもキャンセルして自宅で過ごしていましたが、大事に至らなくて良かったと思っています。さて、今回から週末を中心に、二〇一一年十一月に出掛けた南紀白浜旅行の記事をお届けしたいと思います。高野山に続き、またまた和歌山の話ですね。(笑)

 ガンモと南紀白浜に出掛けた。自宅から南紀白浜までは思っていたよりも遠く、家を出るのが遅かったせいもあって、ホテルの夕食の時間に間に合うように移動するのがやっとだった。ちなみに、私たちが宿泊したホテルは、城崎温泉などでも利用しているリーズナブルなホテルである。今回は、クエ鍋をいただくことになっていた。

 しかし、クエ鍋を食べたという記憶がはっきりと残るほど、強く印象的なものではなかったように思う。ガンモ曰く、「クエはコラーゲンだ」そうで、そのために多少、脂っぽく感じたそうだ。私は、美容のために積極的にコラーゲンを取り入れようとも思っていないので、クエに対する印象が極端に薄いようである。クエ鍋をささっとたいらげたあとは、雑炊を作って食べた。そして、ホテルに一泊した私たちは、朝食をとったあと、ホテルをチェックアウトした。

 今回は、週末を利用した一泊旅行である。初日にほとんど観光できていないので、観光してから帰りたいと思っていたのだが、どうもお天気があまり良くないようだった。このとき、電話で話をした母が、これから大雨になるので早めに帰宅したほうがいいのではないかと提案してくれた。しかし私は、ほとんど観光もしていない上に、帰宅するまでには時間が掛かるので、雨が降るという予報が出ているならば、これからどんなに急いで帰宅したとしても、どの道、雨に降られてしまうだろうと答えた。そして、ひとまずインターネットで天気予報を確認し、降水確率がそれほど高くはないことがわかったので、引き続き観光することにしたのである。

 まず、最初にやって来たのが、白浜朝市の会場である。しかし、少し雨が降り始めていたからか、お店の数も少なく、特に欲しいとお思うようなものもなかった。

 そして、早めに白浜朝市の会場をあとにした私たちがやって来たのは、円月島(えんげつとう)である。カングーを止めて、円月島を撮影したのだが、円月島だけを純粋に撮りたかったというのに、どういうわけか、釣り人が写り込んでしまった。釣り人は、ここが有名な有名な観光地であることを知っているのだろうかと、ちょっぴりイライラしてしまった。そうこうしているうちに、円月島の空洞のところを船が通り過ぎようとしたので、慌ててカメラに収めたのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、南紀白浜紀行(1)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 高野山に続く和歌山への旅であります。せっかく食べたクエ鍋の味をほとんど忘れてしまっているくらいなので、私には印象が薄かったようです。食べ慣れないものに手を出してはいけませんね。(苦笑)

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2013.04.05

映画『アンナ・カレーニナ』

トイレ時計の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。暑くなりましたね。私は下半身が寒く、上半身が暑いので、暖かくなって来ると上半身のほてりが強くなり、とても過ごしにくくなります。職場では既に、USB扇風機を二台もブンブン回しています。暑くて困るのは、集中力が欠けてしまうことでしょうか。というわけで、またまた更新が遅くなってしまいました。(苦笑)

 今回は、本日、鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただくことにする。現在、公開中の本作だが、私は過去に、ソフィー・マルソー主演の本作を鑑賞している。ロシアの文豪トルストイの最高傑作と言われている作品なので、過去に何度も映画化されているのだ。そして、今回の映画化にあたり、メガホンを取ったのは、映画『プライドと偏見』映画『つぐない』映画『路上のソリスト』のジョー・ライト監督である。

 ヒロインのアンナ・カレーニナを演じているのは、、映画『プライドと偏見』映画『つぐない』でジョー・ライト監督と組んだことのあるキーラ・ナイトレイである。

 過去に何度も映画化されている作品なので、あらすじを簡単に書いておこう。キーラ・ナイトレイ演じる政府高官の妻であるアンナ・カレーニナは、あるとき列車で青年将校ヴロンスキーに出会い、恋に落ちる。最初は自制心が働くアンナだったが、ヴロンスキーからのまっすぐなアプローチを受け入れて一線を越えてしまう。

 愛のない結婚をしてしまったアンナにとって、ヴロンスキーとの恋こそが愛だと実感するのだが、不倫をしたことに対する世間の風当たりは冷たく、孤立した二人はなかなか幸せを掴むことができないのだった。

 耳に心地良いイギリス英語に酔いしれながら鑑賞していると、ヴロンスキーの役を演じている俳優さんを、何か別の作品で見たことがあると思った。そして、映画サイトの情報を見て驚いたのだ。何と彼は、映画『キック・アス』でコミックオタクの高校生の主人公デイヴを演じていたアーロン・テイラー=ジョンソンだったのである。あの弱いデイヴがプレイボーイ風の青年将校を演じるとは・・・・・・。ちなみに彼は、映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で若きジョン・レノンを演じていた俳優さんでもある。

 さて、本作には、様々な形の「愛」が登場する。中には、愛と呼ぶには抵抗を感じてしまうような関係も含まれているのだが、まずはアンナとヴロンスキーとの関係、そして、浮気を繰り返すアンナの兄と彼の奥さんであるドリーの関係、そして、ドリーの妹キティに心底惚れ込んでいるリョーヴィンとキティとの関係・・・・・・。複数の男女が織り成す関係が、時間の経過とともに変化して行くさまが実に興味深い。

 私は、ドリーが見出した領域については、愛であると太鼓判を押すことができる。また、キティに惚れ込んでいるるリョーヴィンが愛と欲望の違いについて意見しているが、彼の感覚は、私が普段、愛と欲望の違いについて抱いている感覚に近い。しかし、彼が人種差別のような態度を取るのは気に入らない。また、一度はリョーヴィンの心からのプロポーズを断ったキティが、ヴロンスキーに振られて傷ついたあと、リョーヴィンを受け入れて行くプロセスも、何となく自己愛であるかのように見えてしまう。それでもキティは、リョーヴィンが抱いている偏見とは関係なく、愛の行動を取るところが感動的でもある。

 肝心のアンナとヴロンスキーとの関係だが、私は愛ではなく恋だと思う。というのも、愛ならば、二人は満たされるはずだと思うからだ。しかし、好きな人と一緒にいたとしても、二人は満たされることがなかった。とは言え、おそらく二人は、これまでの人生の中で一番とも言える感情の高ぶりを経験したはずである。それゆえ、許されぬ恋を周りからどんなに非難されようとも、この感情の高ぶりを経験したことがない人たちにはわからないだろうと言い切れるほどの強みがあったはずである。それでも、結果的に二人の関係はうまく行かないのである。その一方で、二人がお互いの気持ちを確認し合わないうちから、それが運命の恋であることを示唆し合うシーンは興味深い。言葉で表現しなくても、本能的に逃れられない相手だとお互いに感じ取っているのだろう。

 政府高官であるアンナの夫カレーニンを演じているのは、ジュード・ロウである。今回は、彼がいつも演じているような軽快な役ではなく、ひどく抑えた演技をしている。カレーニンがたどり着いた領域もまた、ドリーがたどり着いた領域に近いように思う。しかし、それならば、アンナを自由にしてあげても良かったのではないかとも思えるのだ。

 それと、ソフィー・マルソー主演の本作を鑑賞したときは、アンナの抱える激情に圧倒されたものだが、本作のキーラ・ナイトレイ演じるアンナのヴロンスキーへの想いは、少なくとも激情ではなかったように思う。また、ソフィー・マルソー主演の本作では、後半になるとヴロンスキーの態度が冷たくなるのだが、本作ではそうではなかった。作品全体としては微妙な違いではあるのだが、私としては、アンナとヴロンスキーとの関係に限って言えば、ソフィー・マルソー主演の本作のほうがしっくり来るような気がする。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 冒頭は舞台仕立てなのですが、次第に普通のドラマに変わって行きます。なかなか面白い作りだと思いました。そもそも、愛のない結婚が罪なのではないかという気もして来ますね。しかし、昔は当たり前のように行われていたのでしょう。愛のない結婚をしたあとに、運命的な相手に出会ってしまったという物語なのですが、結末は何となくすっきりしませんね。

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2013.04.04

トイレ時計

自然からの恵みを受け取るの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 出勤するために家を出ると、同じマンションの隣の部屋から、ビシッと決め込んだ若い女性が出て来ました。確か、隣の部屋には、私たちと同じくらいの年齢のご夫婦と二人の子供さんが住んでいるはずです。ひょっとすると、ご夫婦の間で何かトラブルがあって、ご主人さんのもとに若い女性が通って来ているのだろうかと思ったのです。その若い女性は、エレベータには乗らずに、階段で一階まで降りて行きました。そして、マンションの駐輪場で再びその女性に会ったとき、若い女性と表現するにはあまりにも幼い顔をしていたので驚きました。その女性は、かつて小学生くらいだったはずの小さなお子さんだったのです。マンションに入居してから既に十数年経っているので、私の知らない間にすっかり成長されたようです。これまで、この時間帯には見掛けなかったので、おそらく大学生になられたか、新たに社会人になられたのでしょう。子供さんの成長の速さには驚くばかりです。

 オフィスで仕事をしていると、一日に何度かトイレに立つことになる。そのトイレに立つタイミングが、かなり高い確率で同じになる人たちがいる。すなわち、一日に何度もトイレで遭遇するのだ。私はこの現象を、「トイレ周期が一致している」と表現している。

 「トイレ周期が一致している」人というのは、同じ派遣仲間のKさんと、同じ階の別会社で働く女性である。彼女たちは、ふと思い立って私がトイレに行くと、私よりも先に個室に入っていたり、また、私が個室に入っているときに、あとからやって来たりする。トイレには個室が四つあるのだが、どの人もたいてい、どの個室に入るのかが決まっているので、例え直接顔を合わせることがなかったとしても、何となく歩き方や個室の中で立てる音や咳などでわかったりする。

 また、「トイレ周期が一致している」とは言えないのかもしれないが、一緒に仕事をしている上司とも席を外すタイミングが一致していることが多い。上司は喫煙者なのだが、煙草を吸うために席を立つタイミングが、私がトイレに立つタイミングと一致していることが多いのだ。

 これらの現象は、私たちの身体の中に相対的な時計があって、最後にトイレに立った時間から相対的に何十分か経過すると、再びトイレに立つというサイクルが守られているのかもしれない。良く、「腹時計」などと言うが、「トイレ時計」なるものが存在しているのではないだろうか。

 一方、「トイレ周期が一致しない」人もたくさんいる。むしろ、一致しない人のほうが圧倒的に多い。内緒話などは、トイレでしようと思うことが多いのだが、特定の人とトイレで会って話をしようと思っていても、トイレで顔を合わせられないことのほうが多いのだ。やはり私には、「トイレ時計」なるものが確実に存在しているような気がしてならない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 特に意識しているわけではないのに、トイレ周期が一致しているのはとても不思議です。おそらく「トイレ時計」は、出勤した時間から動き始めているのでしょうね。「トイレ周期が一致しない人」と内緒話をするのは大変です。(苦笑)

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2013.04.03

自然からの恵みを受け取る

映画『夢売るふたり』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 高校野球の決勝戦が行われたようですね。あいにく負けてしまいましたが、済美高校は私の出身地である愛媛県にある高校です。私は済美高校の卒業生ではありませんが、私が学生の頃、済美高校は女子校でした。それが、甲子園に出場できるほどの強い野球チームに成長できたのは、かつて宇和島東高校野球チームの監督だった上甲監督のおかげなんでしょうね。

 寒がりの母は、暖かくなった今でも、毎日、湯たんぽを使っている。機密性の高いマンションとは違い、田舎の木造一軒家はとても寒いので、冬の暖房はストーブを使っている。そのため、お湯は豊富にあるのだ。

 最初は、二リットル入りのペットボトルにお湯を注いで、湯たんぽとして活用していたようなのだが、私がゴム製の湯たんぽをいくつかプレゼントしたので、ペットボトルと併せてそれらを使ってくれていた。寒い日には、母は湯たんぽを五つも入れて寝ることもあった。

 ところがゴム製の湯たんぽは、どうやら裂け易いらしい。私自身もゴム製の湯たんぽを使っていたときに、朝、目覚めてみると、ゴム製の湯たんぽの中のお湯がすっかり漏れてしまっていたことがあった。それ以来、そのゴム製の湯たんぽは使っていないのだが、おそらく裂けてしまったのではないかと思う。

 母もこれまでに何度か、ゴム製の湯たんぽが裂けるという経験をして来たらしい。とは言え、いつも、中のお湯が冷めてから裂けていたため、布団が水浸しになる程度の被害で済んでいたようだ。

 しかし、今回は、ゴム製の湯たんぽの中のお湯がまだ熱いうちに裂けてしまったらしい。そのため、母は軽い火傷を負ってしまったようだ。母はすぐに父に頼んで、庭に植えているアロエを持ってきてもらい、火傷をしたところにつけたそうだ。それに加え、ホウセンカもつけたところ、間もなく良くなったそうだ。

 こういうとき、私ならば、すぐに薬に頼ろうとするものだが、昔の人は自分の悪いところを治すべく、自然からの恵みを受け取ろうとする。同じように、自然からの恵みで、母のがん細胞が完全に死滅してくれないものだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 調べてみると、アロエは昔から「医者いらず」と言われるだけあって、軽い火傷のほか、いろいろな症状に効くようですね。アロエドリンクなども身体に良さそうです。

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2013.04.02

映画『夢売るふたり』

ファースト・イレッサ(28)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 自宅の最寄駅と自宅との間に大きな交差点があるのですが、仕事帰りにその交差点で信号待ちをしていたところ、救急車がサイレンを鳴らしながらやって来ました。救急車の進行方向の道路の車は信号待ちで停まっていたのですが、救急車は、車がびゆんびゅん走っている交差点を直進したいようです。しかし、大きな道路を走っている車は、救急車の存在には気付きません。私は、どうなるのだろうと思いながら、じっと見守っていました。すると、救急車がこれまでとは違う、底から絞り出すような低い大きな音を出して、大きな道路を走っている車へのアピールを強めました。その音に気付いた車は、信号が青であっても停車し、救急車を優先させました。救急車は安全を確認すると、私の目の前を走り抜けて行きました。私は、こういう光景を見ると、どういうわけか目頭が熱くなります。今回も目頭が熱くなりました。命を尊重しようとしている瞬間だからかもしれません。

 本作を鑑賞したのは、九月二十一日のことである。鑑賞する前に、映画サイトで本作のおおまかなあらすじを読んだとき、何という作品だろうと思ったものだ。というのも、夫婦が火事で失ったお店を再生させるために、夫が結婚詐欺を働き、女性に貢いでもらってお金を貯めるという内容だったからだ。

 本作の監督は、映画『ゆれる』映画『ディア・ドクター』の西川美和監督である。映画『ゆれる』を鑑賞したときには、私自身もかなり気持ちを揺さぶられたように、西川美和監督の人間描写はとても素晴らしい。

 問題の夫婦を演じているのは、阿部サダヲくんと松たか子ちゃんである。これまでの出演作品から、私は松たか子ちゃんに対し、大人しい妻を演じる女優さんというイメージを抱いていた。しかし、本作の松たか子ちゃんは、これまでの松たか子ちゃんではなかった。お金を貯めるために、夫が次々に女性と肉体関係を持つことに対して、表面的には普通に振る舞っていても、心の中では激しい怒りを感じている妻の役を見事に演じ切っているからだ。

 更に驚いたのは、松たか子ちゃんが生理用ショーツに生理用ナプキンを貼り付けて履くシーンである。松たか子ちゃんがこのようなシーンに応じたということにも驚いたのだが、生理用ナプキンを生理用ショーツに貼り付けるのに、生理用ショーツを履くよりも先に貼り付けておくことにも驚きを覚えた。というのも、私が同じことをするときは、先に生理用ショーツを履いておいて、あとから生理用ナプキンを生理用ショーツに貼り付けるからだ。松たか子ちゃんの演じたこのシーンがあまりにも自然で、しかも動作が手慣れていて、驚いたのだ。

 夫の貫也を演じている阿部サダヲくんも興味深い。実は、ある時期まで、私は阿部サダヲくんの演技が好きではなかった。そう、ちょうど彼が舞妓ファンの映画に出演していた頃だったと思う。私はどうしても、彼の高いテンションについて行くことができなかったのだ。しかし、彼が映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』に出演したときから、彼への見方が変わった。ひょっとすると彼は、私が思っているよりも真面目な役者さんなのかもしれないと思ったのだ。

 そして本作での彼は、結婚詐欺を働く男を「真面目に」演じていた。とにかく、結婚願望の強そうな女性に近づいては、次々に結婚詐欺を働くのだ。貫也に騙され、身も心もボロボロになった上に、騙されてお金を差し出す女性たちが哀れでならない。

 しかし、そんな彼らの無謀な計画が、いつまでも順調に運ぶわけがない。やがて彼らは、何人もの人たちを巻き込みながら、とんでもない方向へと流れて行くのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何ともけしからん内容の作品ではありましたが、最初から最後まで真剣に鑑賞してしまいました。それだけ、西川美和監督の人間描写に引き込まれたのだと思います。そういう意味では、阿部サダヲくんと松たか子ちゃんの夫婦役は素晴らしかったと思います。

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2013.04.01

ファースト・イレッサ(28)

ホットヨガ(三二五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m mixiで日記やつぶやきを書き込むと、書き込んだ人の生まれ故郷の言葉に変換された「イイネ!」が二十四時間限定で表示されていました。エイプリルフールと関係があるのかどうかはわかりませんが、携帯電話からアクセスしたときには表示されていなかったので、携帯電話だけでmixiにアクセスしている人たちは、他の人たちがエイプリルフールのおふざけをしていると思ったかもしれませんね。それにしても、いろいろな「イイネ!」が表示されていて、地方色豊かでとても楽しかったです。それでは、ファースト・イレッサ(27)の続きを書かせていただきます。引き続き、二〇一一年十一月頃の出来事であります。

 仕事を終えてから、もう一度母に電話を掛けて、診察の詳しい内容を聞いた。私は、これまでずっと順調だったはずなのに、急にイレッサが効かなくなったのは、何か理由があるはずだと考えていた。そこで、先月の診察から今月の診察の間に、何か変わったことはなかったかと母に尋ねようと思っていたところ、母のほうから、電気毛布を使い始めたことが原因ではないかと切り出された。

 調べてみると、確かに、電磁波を発する電気毛布はがん患者には良くないようである。アメリカでは、既に電磁波が健康被害を及ぼすものとして警戒されているらしい。そこで、母には電気毛布の使用を中止してもらい、その代わりに温泉毛布を注文したというわけなのだ。

 イレッサが効かなくなってしまい、すっかり落ち込んでしまっている母に、このようなことは、多くのがんの患者さんたちが通る道だと説明した。手術ができない状態にあるがん患者は、およそ半年ごとに状況が変わり、新しい治療法に切り替わるので、患者本人はもちろんのこと、家族も半年ごとに大きな壁を乗り越えて行くことになるのだ。というのも、同じ抗がん剤が効き続けてくれるわけではなかったり、抗がん剤が合わなかったりすることもあるからだ。

 実は、CTの検査の前日、母は調子が悪く、たくさんの咳とともに、薄い血痰まで出たという。そのことを前日の電話では言わなかったので、こちらが敏感に感じ取って引き出す必要があると実感したのだった。

 また、CTとは別に受けたレントゲン検査のときにも、母は肺がん発覚頃に感じていた息苦しさを感じたそうだ。レントゲンを撮っていただくときに、息を吸うように言われたものの、息苦しさのために息をうまく吸うことができなかったそうだ。

 主治医から説明を聞いた母は、主治医に対し、次に使っていただく抗がん剤についても、髪の毛が抜けない抗がん剤がいいとリクエストしたそうだ。それに対し、母の主治医は、
「少し抜けますよ」
とおっしゃったそうだ。既に母の主治医の頭の中には、イレッサが効かなくなってしまったときのための次なる作戦が出来上がっているようだった。

 母は、CTの検査を受けるために病院に行くまでの道のりで、一つの信号を除いてすべての信号が赤だったことを聞かせてくれた。しかし、病院からの帰りはその逆で、一つの信号を除いてすべての信号が青だったそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m およそ半年ごとに状況が変わるので、その時期に何か予定を持ち掛けられると、ひどくナーバスになりますね。それでも、母の主治医の頭の中には、次なる作戦が用意されていたので、母は大船に乗った気持ちでPET-CTの検査に臨むのであります。

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