映画『リンカーン弁護士』
※ファースト・イレッサ(23)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暖かくなったと思ったら、花粉症の方たちにとってはとても辛い季節になってしまったようですね。私は花粉症ではないのですが、十年近く前にガンモが突然、花粉症になりました。目が痒いので、目玉を取り出して洗いたいと言っています。それでも薬は飲みたくないそうで、何とか花粉をブロックしながら花粉症の症状が収まるのを待ちたいようです。花粉症に悩まされている皆さんも、少しでも快適に過ごせるように工夫しながら、この辛い時期を乗り切ってくださいね。

本作を鑑賞したのは、七月十四日のことである。リンカーンという名前の弁護士の物語なのかと思っていたのだが、そうではなく、弁護士が事務所替わりに使っている車の名前がリンカーンだった。
予告編を見ているだけでも、いかにもアメリカ映画らしい雰囲気が漂って来る。
マシュー・マコノヒー演じる敏腕弁護士ミックは、時には汚い手口も使って、依頼人の罪をできる限り軽くして来た。彼の主な依頼人は、麻薬の売人や娼婦たちである。依頼人に対してフレンドリーに接する彼は、依頼人と対等な関係を築いているように見えた。
そんな彼が、ある日、資産家の息子ルイスの弁護を依頼される。ルイスは、女性への暴行容疑で捕らえられたのだが、事件について調べて行くうちに、過去に彼が担当した殺人事件の真犯人はルイスなのではないかという疑問が生まれてしまった。しかし、弁護士には秘匿特権があるために、依頼人を告発することはできない。しかも、過去に彼が担当した事件では、真犯人以外の男性を犯人として、既に司法取引を成立させていたのだった。ルイスをその事件の真犯人として告発すれば、自分の過去の過ちを認めることにもなる彼は、激しく葛藤するのだった。
本作を鑑賞していると、一体何が正義で何が悪なのかがわからなくなってしまう。何故なら、弁護士が汚い手を使って、弁護士としての業績を上げているからだ。
司法取引については、過去に別の作品でもテーマとして取り上げられていたことがあった。日本にはない制度だが、少なくとも海外においては、映画で取り上げられることも多い。どのような制度かと言うと、何らかの取引をして刑を軽くしたり、訴えを取り下げたりすることである。しかし、法で裁かれることを期待する被害者としては、加害者の刑が軽くなることもあり、喜ばれないことも多いのだ。
本作の場合は、司法取引により、既に終身刑になった無実の罪の男性を、ミックが救えるかどうかにかかっている。一見、複雑だが、なかなか面白い設定だと思う。
しかし、アメリカ人特有の残酷さがそこかしこに表れていて、私のようにもともとアメリカ好きではない人が見ると、アメリカに対して一層、失望してしまうかもしれない。だからこそ、ミックに対して公正な判断を求めようとするのだ。そういう意味では、なかなか面白い展開を見せてくれる作品でもある。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 弁護士というと、少なくとも裏で手を回したりしない立場の人だという思い込みがありますが、本作のミックは違いますね。時には危ない橋を渡りながら、依頼者からの仕事を着々とこなしているような感じでしょうか。アメリカでは、こういう弁護士が支持されるのかもしれませんが、私は敬遠したいですね。(苦笑)
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