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2013.03.27

映画『最強のふたり』

ファースト・イレッサ(26)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 仕事帰りに雨が降っていたので、自宅の最寄駅の駐輪場に預けてある自転車のサドルについた水滴を拭き取ろうと、ポケットのハンドタオルを握りしめて駐輪場の門をくぐりました。すると、駐輪場で働いている顔馴染みのおじさんが、私と同じようにタオルを手に持ち、私の自転車のサドルやハンドルについた水滴をきれいに拭き取ってくれました。こういうサービスは有り難いですね。

 本作を鑑賞したのは、九月十四日のことである。フランス国民の三人に一人が鑑賞し、ヨーロッパでも大変高い人気を得た話題作である。半年以上も前に劇場で鑑賞した作品だが、ひょっとすると、まだ日本のどこかで劇場公開されているかもしれない。

 冒頭のシーンを見たときは、何という無茶をする人たちなのだろうと思った。遊び心からのスピード違反で警察に捕まり掛けたのに、同乗者に発作が起きたので、急いで病院に向かわなければならないなどと嘘をつき、警察や病院のスタッフを欺くのだ。

 このとき、車に乗っている二人こそが『最強のふたり』である。助手席に乗っているのが大富豪の紳士フィリップ、車を運転しているのが介護士の黒人青年ドリスだ。

 二人の出会いは、フィリップが新しい介護士を募集したことから始まる。フィリップは、パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまっいるのだ。

 大富豪の介護士ということもあってか、たくさんの人たちが面接を受けに来たのだが、どの応募者もどこか偽善的な受け答えしかしていなかった。それに対し、ドリスは口のきき方もずいぶん横柄な上に、就職の面接に応募して不採用だったことが証明されると、失業手当がもらえるという理由だけで応募して来たのだった。

 ドリスは最初から、自分が介護士に採用されるとは思っていなかったようで、不採用の証明書を発行して欲しいとねだるのだが、何とフィリップはドリスを採用するのである。おそらくフィリップは、これまでに第三者が自分に対して振る舞う偽善的な態度が気に入らなかったのだろう。嘘がなく、自分を対等に扱おうとするドリスを採用したのである。

 とは言え、大富豪のフィリップとスラム育ちのドリスはまったく異なるタイプで、音楽の趣味も違えば、言葉使いや態度も違う。それでも、互いに相手との違いを認め合いながら、『最強のふたり』に成長して行くのだから実に不思議である。

 驚いたのは、本作が実話を基にして制作されているということだ。実際、エンディングが流れているときに、現実の『最強のふたり』の映像が流れる。

 フィリップとドリスがそうだったように、本当の絆で結ばれている人たちというのは、一度は悲しい別れを経験するものなのかもしれない。しかし、最終的には、相手を縛らずに、互いの自由意志で再び結びつこうとするのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、まったくタイプの違う二人がここまで意気投合していることに驚きました。互いの違いに反発し合うのではなく、互いの違いを認め合うというのはこういうことなのだと思いました。また、二人が最初から本音で会話しているところも、本当の絆で結ばれるための秘訣だったのかもしれません。

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