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2013.03.07

ファースト・イレッサ(24)

映画『リンカーン弁護士』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私の実家近くの上空をオスプレイが飛んでいたそうです。父がそれに気付き、家の中に居た母を呼んで一緒に空を見上げたとか。オスプレイに対してあまりいいイメージはありませんが、やはり近くを飛んでいるとなると上空を見上げるものなのでしょうね。それでは、ファースト・イレッサ(23)の続きを書かせていただきます。二〇一一年十月頃のことであります。

 あるとき母の携帯電話に電話を掛けてみると、いつもはすぐに出てくれるというのに、なかなか電話に出てくれなかった。このまま呼び出し音を鳴らし続けてもいいものかどうか迷っていると、ようやく母が電話に出てくれて、同級生と固定電話で話をしていたと言った。

 先日、母が受診したときに、同じ病院で子宮体がんの治療を受けている同級生に会ったのだそうだ。その同級生は、子宮体がんが再発して、手術を受けたからなのか、がん細胞が体内に散ってしまい、いろいろなところに転移してしまったそうだ。そのため、今は抗がん剤による治療を受けているという。

 病院で会ったときも、その同級生は抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けてしまっているため、母は同級生のことをあまり見てはいけないと思い、できるだけ見ないように努めたのだそうだ。

 抗がん剤投与中の同級生は、週に一度の買い物に出掛けるくらいしかできない状態だという。母が電話を掛けたときも、なかなか電話に出ないので、いないのかと思っていたところ、ようやく電話に出てくれたそうだ。母は、同じがんでもイレッサを服用しているため、気を付けるべきことに注意してさえいれば、これまでとほとんど変わりない生活を送ることができていた。そのため、やはり抗がん剤のほうが体力的にきついのだろうと、母の話を聞いて私も思ったのだった。

 また、母はこの頃、最初の入院のときに知り合って仲良くなった方にも電話を掛けたようだ。その方とは電話番号の交換はしなかったものの、知り合いの方がその方の電話番号を知っていたので教えてもらって掛けたらしい。

 何の前触れもなく電話を掛けたためか、最初のうち、その方は母のことを認識してくださらなかったようだが、フルネームを言うと、ようやくわかってくださったそうだ。そして、二人でいろいろな話をして、これからも現状維持で行こうと励まし合ったという。その方はがんではないのだが、いろいろなところが悪いらしい。病気のため、生野菜を食べられないので、温野菜にして、野菜の成分をいくらか抜いて食べているそうだ。その話を聞いた私は、身体に良い影響を与えてくれるはずの野菜を食べられないことについて、とてもお気の毒に感じてしまったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母がお世話になっている病院は、大きい病院だからでしょうか。自宅から片道四十分掛かるというのに、いろいろな知り合いや友達に会うようです。話を聞いていると、皆さんそれぞれに大変な想いをされているようです。

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