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2013.03.28

ファースト・イレッサ(27)

映画『最強のふたり』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。私は、外出時はハードコンタクトレンズを愛用していて、自宅では眼鏡をかけています。当然のことながら、夜、寝るときは眼鏡を外すのですが、朝、起きたときにいつも眼鏡を探し回るので、夜寝る前に、ケースの中に眼鏡をしまうようにしました。そのケースは、もともと眼鏡ケースではなく、スマートフォンケースとして売られていたものなのですが、私が持ち歩いている携帯電話でも使えるだろうと思って購入したのです。しかし、サイズが小さ過ぎて合わなかったので眼鏡ケースにしたというわけです。(苦笑)それでは、ファースト・イレッサ(26)の続きを書かせていただきます。二〇一一年十一月初めのことであります。

 十一月の始めに、母はCTの検査を受けた。この検査は、これまでのレントゲン検査で、母にはイレッサがとても良く効いていることから、本当に効いているのかどうかを確認するために、主治医からの提案で行ったものだった。イレッサを服用し始めてから一三八日目のことである。

 いつものように、病院に出掛けて行く母を電話で送り出して、検査結果の報告があるのを待っていた。ところが、いつもは診察が終わるとすぐに連絡をくれるのに、お昼休みになっても母からの電話はなかったのだ。

 しびれを切らして、こちらから母の携帯電話に電話を掛けてみると、母が出て、
「あかんかった(ダメだった)」
と言った。何と、六月にイレッサの服用を始めてから五ヶ月足らずの間、ずっと順調に小さくなり続けていた母のがん細胞が大きくなってしまっているという。分子標的治療薬のイレッサは、がん細胞の細胞分裂を抑える薬である。通常、イレッサが効いている状態というのは、がん細胞の大きさに変化がないことを意味している。しかし、母の場合は、がん細胞がどんどん小さくなっていたので、イレッサが本当に良く効いてくれたということなのだ。

 そのイレッサが、とうとう効かなくなってしまったようなのだ。とは言え、肺に水が溜まっていたとしても、CTには同じように写るらしい。

 母は、すぐに父と電話を代わった。冷静には話ができないと思ったのかもしれない。父によれば、母の肺にある空洞のところが大きくなってしまっているらしい。それは、レントゲン結果からもわかるそうだ。そこは、以前、イレッサの服用を始めたときに、イレッサが急激に効き過ぎると、危険な状態に陥る可能性があると言われた場所らしい。

 母は、数日後に再びPET-CTの検査を受けることになった。そして、それから更に数日後、PET-CTの検査結果を聞きに行き、場合によっては次の治療を行うためにしばらく入院することになるかもしれないと言っていた。

 母にはずっとイレッサが効き続けていただけに、母にとっても、私たちとってもショックが大きかった。それもそのはずで、いつもの診察ならば、
「もう何も言うことはありません」
と主治医が言ってくださっていたというのに、今回はそうではなかったのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このときの母は、すっかりしょげ返っていました。やはり、イレッサがとても良く効いてくれただけに、ショックも大きかったようです。

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