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2013.03.09

映画『きっと ここが帰る場所』

ガンまる、高野山へ行く(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 気温が高くなったので、半袖Tシャツの上にノースリーブのダウンジャケットを着て歩き回っていました。気持ちが良かったですね。ノースリーブのダウンジャケットは、半袖Tシャツの上から着られるので、更年期でほてりのある私にはとても便利です。

 本作を鑑賞したのは、七月二十日のことである。最初に触れておきたいのは、私はこういう作品が好きだということだ。

 ショーン・ペンが引きこもりの元ロックスター、シャイアンを演じている。アイルランドの首都ダブリンで妻とともに暮らすシャイアンは、近所に住むロック好きの少女メアリーと音楽の話などで盛り上がることはあるものの、かつての華やかさからはかけ離れた生活を送っている。シャイアンに一体何があって、ここまで心が折れてしまったのか、その理由は、かつての彼の音楽活動と関連があった。

 心が折れたままのシャイアンは、アメリカに住んでいる父が危篤であるとの知らせを受ける。シャイアンは、三十年以上もの間、父と音信不通だった。飛行機嫌いのシャイアンは、船でアメリカに向かうものの、父の臨終には間に合わなかった。そして、強制収容所に入れられていたユダヤ人の父が、その当時ナチス親衛隊の一人だった男を探していたことを知り、父の代わりにその男を探し始めるのだった。

 シャイアンの心が折れている姿に驚くものの、やがてショーン・ペンの演技力の素晴らしさに惹きつけられる。本当に心が折れてしまったら、彼の演じるシャイアンのようになってしまうのではないか、という気がした。良心があるために、彼の心はすっかり折れてしまったのだろう。それだけ繊細だということだ。

 そんな状況に陥りながらも、ナチス親衛隊の一人だった男を探し始めるシャイアンの姿にまたまた驚く。心は折れていても、どこかに芯があるからだ。ナチス親衛隊の一人だった男を探す過程において、シャイアンと接近する女性もいるのだが、自分には妻がいることを主張するあたりは、心が折れていてもしっかりと自分を見失わないでいるのだと安心した。

 そうしてアイルランドに戻って来たときの彼は、これまでと同じ空を見上げているものの、何かが変わっているように見えた。彼を取り巻く状況に、少しは希望の光が差したと思っていいエンディングではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ショーン・ペンが演じる引きこもりのシャイアンが最高ですね。引きこもりでも、ユーモアのセンスがちゃんとあるので、それも面白いところです。普段と違ったショーン・ペンを体験することができました。

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