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2013.03.18

映画『I'M FLASH』

ホットヨガ(三二四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暖かくなって来たかと思えば、真夏のロンドンの気温くらいまで上昇したようですね。私は、ダウンジャケットは着ていますが、早くも半袖で過ごしています。更年期障害でほてりを抱えていらっしゃる方は、これからの季節、次第に過ごし辛くなると思います。辛い季節を一緒に乗り越えて行きましょうね。

 本作を鑑賞したのは、九月八日のことである。映画『蘇りの血』映画『モンスターズクラブ』などの豊田利晃監督の作品ということで、またまた難解な作品なのではないかと構えていたのだが、これまでに鑑賞した二つの作品よりはわかり易かった。

 藤原竜也くん演じる新興宗教団体の若き教祖ルイは、水原希子ちゃん演じる流美という謎の美女と出会い、夜のドライブに出掛ける。しかし、危険な運転をしていたことから、交通事故を引き起こし、流美は植物状態に陥ってしまう。そこで、ルイの母親は三人のボディーガードを雇い、ルイを守ろうとするのだった。

 本作で興味深いのは、新興宗教団体を家族が運営しているところである。ルイは三代目の教祖で、ルイの父親は既に亡くなっており、ルイの母親が教団の幹部を務めている。また、ルイの姉も教団では強い権限を持っている。ただ、ルイの兄だけは、教団とは関係のない存在として描かれている。兄のちょっと変わった姿は、兄が教団を導く教祖として母親から期待されていないことを物語っている。いや、ひょっとすると、兄はそのことをしっかり計算した上で、教団から逃げていたのかもしれない。また、そんな教団の存在自体がどこか胡散臭く描かれているところも面白い。

 本作は、ルイの物語であるように見えるのだが、実際は、三人のボディーガードの物語でもある。ボディーガードの一人を松田優作さんの息子さんの松田龍平くんが演じているのだが、まだ若いはずなのに、台詞のない表情だけの演技が既に出来上がっていて素晴らしい。彼が父親から受け継いだものは大きいのではないかと実感する。

 教団がどこか胡散臭く描かれているので、ルイが教団に入れ込んでいれば、きっと退屈な作品になってしまったことだろう。しかし、ルイが教団の教祖を引退したがっているというのは面白い設定ではないか。しかも、そんなルイの意志を知ったルイの母親が取る行動が、おそらく繰り返されて来たであろう歴史を想像させて恐ろしい。新興宗教の教団を家族で運営するということは、ここまで人を狂気に陥れてしまうものなのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作の主人公は、果たして誰なのでしょうね。最後まで鑑賞してみると、私には松田龍平くんであるかのように思えて仕方がありません。

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