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2013.02.20

ガンまる、ノロウィルスに感染する(後編)

映画『ブレイクアウト』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 友人がお母さまの介護をしているというので、「親に恩返しができるチャンスがあって良かったね」と言ったところ、「現実はそんな甘いもんじゃないよ」と言われてしまいました。それでも、「生きてくれているだけで有り難いと思うよ」と言ったところ、ちぐはぐな対話に発展してしまいました。お互いに置かれている立場が違うために、共感を得ることができなかったのがとても残念でした。その会話のあとで、私は、親は子供に対して無条件の愛情を与えてくれるのに、子供は親に対して無条件の愛情を与えることはできないものなのだろうかと考えてしまいました。親は、よほどのことがない限り、自分たちで子供を育てるのに、成人した子供は新しい環境を築いて守っているために、自分自身の手で親の介護ができない方も多いですよね。それでは、ガンまる、ノロウィルスに感染する(前編)の続きを書かせていただきます。

 嘔吐が始まった頃から、とにかく喉が渇いていたので、私は粉末のスポーツドリンクを薄めに溶いて飲んでいた。

 翌朝、私は仕事を休んで近所の病院に行った。そこは、年に一回くらいのペースでお世話になっている、地元では比較的大きめの病院である。問診票を書いて受付を済ませると、消化器外科の医師が診察してくださると案内があった。

 受付で指示された場所で待っていると、大きな声で叫んでいるおばあさんがいた。息子さんらしき男性が付き添っていたのだが、病院中に響きわたるほどの大声だったので、周りの人たちに頭を下げている姿がお気の毒だった。どうやらそのおばあさんは、救急車で運ばれて来て、処置を受けたらしいのだが、なかなか痛みが治まらないらしい。

 この病院では、受付のときに書き込んだ問診票の内容をもとに、診察の前に看護師さんによる問診が行われる。しばらくすると名前を呼ばれ、看護師さんにいくつか問診された。嘔吐、下痢の症状を報告したところ、看護師さんから、ノロウィルスの病名を真っ先に伝えられた。
「ノロウィルスの検査を希望されますか?」
と尋ねられたので、
「検査の結果が出るまでに時間が掛かるのですか?」
と質問してみた。というのも、インターネットの情報では、ノロウィルスの検査ができるのは設備の整った大きな病院のみで、たいていの病院は設備の整った大きな病院に検査を委託することになるために、検査の結果が出る頃には症状が治まっているというのを読んでいたからだ。

 しかし、看護師さんは、
「いえ、この病院で検査はできるんですが、検査料金が保険適用外になるんです。それに、ノロウィルスであってもそうでなくても、同じ処置が取られることになりますので」
と良心的なことを言ってくださった。そこで私は、
「じゃあ、検査は結構です」
と答えた。そして、
「ただ、夫も同じような症状を抱えているのですが、夫のほうは嘔吐がないんです」
と言った。そして、
「嘔吐のないノロウィルスもあるんでしょうか?」
と看護師さんに確認してみたところ、
「人によって、嘔吐の症状が激しく出る場合と、下痢の症状が激しく出る場合がありますね」
と答えてくださった。

 しばらく待つと、再び名前を呼ばれたので診察室に入った。診察室にいたのは、まだ若い感じの医師だった。若い医師は、私に嘔吐と下痢の症状があることを確認すると、
「ノロウィルスでしょうね」
とおっしゃった。若い医師に、
「身近に同じような症状の方がいらっしゃいますか?」
と尋ねられたので、
「夫が同じような症状です」
と答えたところ、若い医師は、
「おそらく、ご主人さんもノロウィルスでしょう」
とおっしゃった。

 その後、若い医師は、
「お腹を見せてください」
と私に言った。私は躊躇しながら施術台に仰向けになり、
「子宮筋腫が大きいのと、カイロを貼っています」
と恥ずかしそうに言った。若い医師は、私のお腹を触診され、
「確かに筋腫が大きいですね。婦人科にはかかっているんですよね?」
と尋ねてくださったので、私は、
「はい」
と答えた。どうやら触診は問題なかったようだ。私は、触診があるとは予測していなかったので、腹巻きの上からカイロを貼っていたことが少し恥ずかしかった。そして若い医師は、五日分の整腸剤としてビオフェルミン錠剤を処方してくださったのだ。

 病院を出て、処方箋を受け取り、買い物をして帰ったのだが、一日目は菓子パンを一つしか食べることができず、二日目の夜にようやく食欲が出て来た。スポーツドリンク以外の飲み物としてコーヒー飲料を買っておいたのだが、気持ちが悪くて、一日目は飲むことができなかった。

 また、病院から帰ったあとも、自宅でずっと休んでいたのだが、震えが来るとまでは行かなくても、身体が冷たくなり、どうしてこんなにも自分の身体が冷たくなるのか不思議だった。私に嘔吐の症状があったこと以外は、ガンモが訴えていた症状とほとんど同じだった。

 それでも、病院から帰って来てからは、整腸剤を飲まなくても下痢の症状はほとんど治まっていた。軽い嘔吐がニ回ほどあったくらいだ。それからは、嘔吐も下痢もすっかり落ち着いた。

 しかし、二日目になると、自分の身体が一体何を求めているのかわからない状態が続いた。暑いのか寒いのかわからず、お腹が空いているのかどうかもわからず、トイレに行きたいのかどうかもわからない状態だった。その状態が落ち着いてからは、しばらく熱っぽい症状に悩まされた。そして、ようやく二日目の夕方にすっかり回復したのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、短期間ですっかり良くなりました。ガンモの職場の人も、この冬、夫婦でノロウィルスに感染したようですが、やはりご主人さんには嘔吐の症状はなく、奥さんのほうには嘔吐の症状があったそうです。私の場合、嘔吐がひどかったので、ガンモからは「マーライオン」と呼ばれてしまいました。皆さんも、手洗いを徹底して、ノロウィルスをしっかり予防してくださいね。

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