« 今年最初の失せ物(1) | トップページ | 「かろいち」の親ガニ汁無料サービス »

2013.01.02

映画『映画 妖怪人間ベム』

今年最初の失せ物(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末年始は寒波がやって来ると聞いていましたが、確かに寒いですね。ガンモが同窓会に参加するというので、私たちは四国の高松にやって来ました。ガンモは同窓会に出掛け、私は高松のホテルでお留守番です。ガンモの実家は、義父も義母も亡くなってしまい、誰も住んでいないので、帰省しても、実家の仏壇にお参りしたり、お墓参りをしたりするだけになりました。以前は誰もいないガンモの実家に二人で泊まっていたのですが、私たちが実家の寝具を使用すると、義弟の仕事が増えるのではないかと気遣うようになってしまったためです。最近のホテルは、節電のために暖房の設定温度が低いので、ほてりのある私としては過ごし易いですね。

 本作を鑑賞したのは、EMOBILEのモバイルルータを紛失してしまった十二月三十一日のことである。子供の頃にテレビアニメで見ていた妖怪人間ベムが実写版の映画になって登場したというので注目はしていたのだが、実のところ、あまり期待はしていなかったのだ。しかし、鑑賞してみて驚いた。思いのほか、深くて切ない作品だったからだ。

 子供の頃にテレビアニメを見ていたと言っても、まだ三歳~四歳の頃だったので、内容はほとんど覚えていなかった。それでも、自分の爪を三角に立てて、妖怪人間ベムの物まねをしていたように思う。ちなみに、私は知らなかったのだが、映画化される前に、既に実写版のテレビドラマが製作されていたらしい。

 ちなみに、いつも映画のレビューを書かせていただくときは、記事のタイトルに映画『○○○』と書かせていただくのだが、本作は、映画のタイトルが「映画 妖怪人間ベム」であるため、記事のタイトルが映画『映画 妖怪人間ベム』になってしまった。決して間違ってそのように記載したわけではなく、これまでのルールに従っただけである。

 更に、いつも記事の中でご紹介させていただいている予告編の映像だが、規制がかかってしまっているのか、見付けることができなかったので、テーマソングを貼り付けさせていただくことにする。

 さて、本作を鑑賞してみて、その切なさに驚いたのだが、どこが切ないかというと、妖怪人間であるベム、ベラ、ベロの三人(三妖怪)が、「人間になりたい!」と、とにかく切望しているところである。彼らの本当の姿形は、とても醜い格好をした人間以外の生命体なのだが、心優しい彼らは、正義の味方として、人間社会にはびこる悪を退治してくれているのである。

 そのため、彼らが戦うのは悪に染まってしまった人間たちである。姿形が醜くても心優しい人間以外の生命体は、他でもなく、悪に染まった人間と戦うことになるのである。しかも、彼らが人間になりたいと切望しているものの、善の塊である彼らは、自らの中に悪を取り込まなければ人間になれないという。言い換えると、彼らが退治しようとしている「悪」を自分の中に取り込み、自らの中に善と悪を共存させることで人間になれるというのだ。この設定は、あまりにも素晴らし過ぎる。

 登場人物たちも、昭和の時代を感じさせるような人間味あふれる人たちばかりだった。鑑賞しているうちに、現代には体験することができないような人間味のある触れ合いが、本作には描かれていることに気付いてしまった。現代の人たちは、他者に無関心で、常に自分の問題に精一杯である。しかし、本作に登場する人たちはそうではない。人と人が真剣に関わろうとする姿が描かれているのだ。

 それにしても、かつて、ベム、ベラ、ベロと交流のあった夏目刑事は、一体いつ仕事をしていたのだろうか。そんな突っ込みどころもあるのだが、とにかく隅々まで昭和の匂いがぷんぷん漂う人情味溢れる作品なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私がテレビアニメで妖怪人間ベムを見ていた頃は、あまりにも幼な過ぎたので、作品の中に描かれている世界観を理解することができませんでした。しかし、こうして大人になって実写版の映画を鑑賞し、ようやくこの作品を通して作者が表現したかったであろうことが見えて来ました。こういう作品を鑑賞して育った子供たちは、人情味溢れるいい子供に育って行くように思いますね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« 今年最初の失せ物(1) | トップページ | 「かろいち」の親ガニ汁無料サービス »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/56457582

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『映画 妖怪人間ベム』:

« 今年最初の失せ物(1) | トップページ | 「かろいち」の親ガニ汁無料サービス »