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2013.01.26

映画『ダーク・シャドウ』

絶対的な日本時間の証明の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 記事を更新してから、マイミクさんがご指摘くださった内容を元の記事に赤字で追記しておきましたので、よろしければご覧ください。結論から言ってしまえば、携帯電話もスマートフォンと同様に、自由自在に日時を変更できてしまうみたいですね。そうなると、確かに借用中のコンピュータがその日付にそこに存在したという証明には使えないことになりますね。

 本作を鑑賞したのは、五月二十七日のことである。ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ作品ということで、ガンモと一緒に観に行った。

 今回、ジョニー・デップが扮するのは、魔女アンジェリークによってヴァンパイアにされ、二百年もの間、生き埋めにされてしまった哀れな男バーナバス・コリンズである。

 ふとしたことで二百年もの眠りから目覚めたバーナバスは、かつては栄えていたはずのコリンズ家がすっかり落ちぶれてしまっていることを嘆く。そして、バーナバスはコリンズ家を再建すべく立ち上がるのだが、またしても魔女アンジェリークに妨害される。魔女アンジェリークはバーナバスに対し、強い執着心を持っているのだった。

 ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ作品であるにもかかわらず、本作が劇場公開されていた当時、本作を鑑賞された方たちからは冷ややかな感想が述べられていた。それは、本作の内容がしっちゃかめっちゃかだからかもしれない。特に、女性たちからは、冷ややかな評価が下されるような内容だろう。というのも、バーナバスには、心の中で想いを寄せる女性が別にいたにもかかわらず、当時、使用人としてバーナバスの家で働いていた魔女アンジェリークに手を出してしまったからである。しかも、バーナバスは、魔女アンジェリークに対し、心まで傾けたわけではなかった。

 肉体関係を持ちながらも、その対象に心を傾けようとしないというのは、あまりにも残酷なことではないだろうか。魔女アンジェリークがバーナバスに対してあれほどまでに執着心を燃やすのも、バーナバスの心が自分に傾かないからだと思う。魔女アンジェリークのやり方があまりにも激し過ぎるのではないかという意見もあるかもしれないが、魔女アンジェリークを激しくさせているのは、彼女に与えようとしないバーナバスのほうなのだ。

 魔女アンジェリークの心と身体をもてあそんだ結果、ヴァンパイアにされた上に、二百年もの間、生き埋めにされていたというのに、バーナバスは実に懲りていない。予告編にもある魔女アンジェリークとの激しいセックスシーンは、まったく懲りていないバーナバスを象徴している。

 作品全体として、そんなイライラ感は募るものの、客観的に見れば、そんな彼らの行き過ぎた行為がおかしくもあった。バーナバスが愛する女性への愛を貫いていれば、それはそれで美しい物語になったはずなのに、そうはならずに歴史は繰り返されるからだ。

 本作の見どころはそれだけではない。コリンズ家の個性豊かな末裔たちが同居しているところも何だか面白い。今回、ティム・バートン監督の内縁の妻であるヘレナ・ボナム=カーターは、コリンズ家に住み込む精神科医ジュリア・ホフマンを演じている。ヘレナ・ボナム=カーターの演じる役の幅は実に広い。特に、彼女の内縁の夫であるティム・バートン監督の作品に出演するときは、一癖も二癖もある役を演じることが多いのだ。もちろん、本作の役柄も例外ではなく、精神科医ジュリアの役柄も個性的である。

 残念に感じたのは、クロエ・グレース・モレッツちゃんが演じていた娘キャロリンの役柄である。あの役柄は、クロエ・グレース・モレッツちゃんを活かし切れてはいないように思う。彼女の可能性を最大限に引き出す役柄ではなかったのが、とても残念だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m あまり評価の高くない作品ではありますが、私は充分楽しめました。私自身は、バーナバスみたいな男性はイヤですけどね。(苦笑)

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