« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »

2013年1月

2013.01.31

ヘッドフォンはなおして使う

面倒臭いことこの上ないの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m マンションの宅配ボックスがようやく修理されて、再び使用できるようになりました。いやはや、これが機能していないと、届いた荷物を受け取ることが非常に困難になってしまうので、この数日間、とても不便に感じていました。一時はどうなることかと思っていましたが、何はともあれ、無事に修理されて良かったです。私たちの住んでいるマンションも築十数年経ってしまいましたので、宅配ボックスも大事に使いたいですね。

 私の愛用している携帯電話は、ヘッドフォンマイクを接続して通話しなければ、電話の相手の声がスピーカーから流れて周りの人たちに丸聞こえであることは、以前にも書かせていただいた通りだ。しかし、ヘッドフォンマイクは毎日使うものなので、使っているうちにどんどん劣化して行く。そのため、これまでに、この携帯電話のためのヘッドフォンマイクを一体何個買い換えたことだろう。

 最初は、流行りのBluetoothを使っていたのだ。しかし、Bluetoothのヘッドフォンマイクは充電しなければ使えないことや、しばらく使わないうちに本体とヘッドフォンマイクの接続が切れてしまい、手動で再接続しなければならない使い勝手の悪さなどから、有線のヘッドフォンマイクに切り替えた。これがまた試行錯誤の繰り返しで、最初は片耳タイプのヘッドフォンマイクをしばらく愛用していたのだが、あまりにも壊れやすいので、こちらも放棄してしまった。最も多かったのが耳の引っ掛け部分の破損で、その次に多かったのが断線である。そして、結局、docomo純正のヘッドフォンマイクが一番長持ちすることに気が付いたのだ。

 とは言え、docomo純正のヘッドフォンマイクは、耳に押し込むタイプのヘッドフォンマイクである。それでも、ヘッドフォン部分は差し替えができるので、私はヘッドフォン部分のみを差し替えて使っている。

docomo純正のヘッドフォンマイクのヘッドフォン部分を自分の使い易いヘッドフォンに差し替えて使っている

 写真のような感じで、docomo純正の白いヘッドフォンマイクに紫色のヘッドフォンを付けている。実は、この紫色のヘッドフォンは、三百九十円ショップのサンキューマートで購入したヘッドフォンなのだ。

 私は密閉型のヘッドフォンが好きなのだが、音楽を聴くわけではないので、大袈裟なヘッドフォンである必要はない。そこでたまたまサンキューマートで見付けて購入したのが、このヘッドフォンなのだ。

軽い密閉型のヘッドフォン。サンキューマートで購入。小さなイヤーパッドがたまらない

 壊れやすいものだと聞いていたので、壊れたときのために、いろいろな色をまとめ買いしておいた。そして、あまり好きではない紫色から使い始めたのだ。

 やはり、噂に聞いていた通り、すぐに壊れた。まず、プラスチックで固定されているヘッドの部分が割れてしまったので、黒いガムテープで補修した。最初は、肌色に近いオーソドックスなガムテープで補修していたのだが、いかにもガムテープで補修していますと言わんばかりで恥ずかしかったので、百円ショップで黒いガムテープを見付けて使ってみたところ、補修部分が目立たなくなり、気に入ったのだ。割れてしまったヘッド部分を、この黒いガムテープでとにかくぐるぐる巻きにして、使い続けていたのだ。

 しかし、しばらく使い続けているうちに、今度は断線とまでは行かないまでも、中の電線がむき出しになってしまった。そこで、その部分にも黒いガムテープを補い、中の電線を守った。

電線がむき出しになってしまったので、黒いガムテープで補修した

 もはや私のヘッドフォンは、お気に入りだったイヤーパッドも取れてしまい、すっかり劣化してしまっているのだが、これだけ補修を重ねると、どんどん愛着がわいて来て、なかなか捨てられないのである。

お気に入りだったイヤーパッドも取れてしまい、すっかり劣化してしまっている

 せっかく、壊れたときのためにと思い、いろいろな色のヘッドフォンをまとめ買いしているのだが、まだ一つ目の紫色のままで留まっていて、他の色は出番がない状態なのである。このままでは、好きな色のヘッドフォンまで辿り着きそうにないのだが、それはそれでよしとしよう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回、初めて買ってみたのですが、黒いガムテープは、なかなか使えますね。特に、割れてしまったヘッドの部分の補修は気に入っています。断線防止のためには、ビニールテープなど、もっと別のテープがいいのかもしれません。それにしても、なおしながら使うのは、とても楽しいですね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.30

面倒臭いことこの上ない

映画『ファミリー・ツリー』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m オフィスにAndroid端末を持ち込むことができないので、平日の記事はいつも食堂で書いているのですが、食堂で座る席によっては、周りがひどくにぎやかなことがあります。中には、声がずいぶん大きい方がいらっしゃるんですよね。そういうときは、記事を書くのになかなか集中できないので、何とか集中できるように苦戦しています。(苦笑)

 モバイル環境でインターネットにアクセスすることの多い方は、快適なインターネット環境を構築するために、いろいろな工夫をされていることと思う。私は普段、自宅のパソコンで参照しているお気に入りサイトのアドレス一覧をHTML化し、Yahoo!ブリーフケースに入れておいて、モバイル環境が変わる度にYahoo!ブリーフケースからそのファイルをダウンロードして使っている。そのほうが、個々のモバイル環境に一つ一つのサイトをお気に入りサイトとして登録して行くよりも、確実で速いと思ったからだ。

 ところが、Android端末を持ち歩くようになってから、同じようにYahoo!ブリーフケースからHTML化したお気に入りサイトをダウンロードしたところ、文字化けして読むことができなかった。なるほど、Android端末はLinuxベースなので、テキストファイルはEUCコードで保存するとともに、改行コードもLFのみに変更しなくてはならないことを思い出した。そこで、パソコン側で文字コードと改行コードの変換を行ったのだ。

 そうして変換したHTMLファイルを再びYahoo!ブリーフケースにアップロードして、Android側からダウンロードして引き込んでみたのだが、文字コードと改行コードだけでなく、HTMLの中で文字コードの宣言を行わなければならないことがわかった。そこで、 Android側でエディタを使い、ダウンロードしたHTMLファイルを直接開いてみたのだが、何と、これままた文字化けして読めないことがわかった。信じられないことだが、どうやらAndroid側のエディタがEUCコードに対応していないようである。

 仕方がないので、パソコン側でHTML内の文字コードの宣言部分を編集して、再びYahoo!ブリーフケースにアップロードしたあと、Android側から再びダウンロードすることで、ようやくHTMLファイルとして機能するようになった。やれやれである。

 ところが、そんなふうに便利に活用して来たYahoo!ブリーフケースが、Yahoo!ボックス!という新サービスに統合されてしまった。しかも、これまた快適に活用して来たYahoo!ノートパッドまで統合されたので参ってしまった。

 というのも、私の場合、自宅で使用しているWindowsのパソコン上では、Story Editorというとても便利なツールを使って「ガンまる日記」を書いているのだが、Story Editorをインストールできない環境で記事を書くときに、お決まりのテンプレートを保存しておくためにYahoo!ノートパッドを活用していたのだ。

 しかし、Yahoo!ノートパッドがYahoo!ボックス!に統合されてしまったために、Yahoo!ノートパッドから移行したデータを参照してみると、何と、Yahoo!ノートパッドに書き込んだ内容を個別にテキストファイル化したものが一つの圧縮ファイルにまとめられているのである。

Yahoo!ブリーフケースにアップロードしていた内容がすべてファイル化され、圧縮ファイルになっていた

 そうなると、それぞれのモバイル環境から、わざわざ圧縮ファイルをダウンロードして、テキストファイルに展開したものを一つ一つ参照するしかない。せっかく、どんな環境にも依存しない形でテンプレートを活用できると思っていたのに、わざわざ圧縮ファイルを解凍して使わなければならないのだとすると、個々のモバイル環境に対し、同じ操作を行わなければならないではないか。これは、私にとって、面倒臭いことこの上ないことなのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m Yahoo! は、次々にサービスを統合しているようですが、統合化されることにより、これまで便利だったはずの機能が不便になってしまうのはとても残念なことであります。これでは、オンライン上に常に最新の情報が存在しているという便利さはなくなってしまいますよね。ファイルにするなら、これまでのYahoo!ブリーフケースと変わりがありません。Yahoo!ノートパッドは、ファイルにせずに、掲示板のような形でテキストを保存できることが魅力だったのです。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.29

映画『ファミリー・ツリー』

痒み止めの代償の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 髪の毛がずいぶん伸びてしまいました。私は、美容院での当たり障りのない会話がとても苦手で、美容院にはあまり行かないため、髪の毛が伸び始めると、しばらく伸び放題になります。伸びてしまった髪の毛がかなり邪魔なのですが、髪の毛が伸びてしまってもいいように、髪の毛をまとめるアクセサリを購入したばかりなので、しばらくもさもさした髪の毛で頑張ってみようかとかいう気持ちもあります。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、六月一日のことである。劇場で本作の予告編を何度も見ていたので、本作が公開されると、自然に映画館に足が向いていた。

 映画『マイレージ、マイライフ』でのクールなジョージ・クルーニーが最も彼の素に近いと思っていたので、予告編の中でなりふりかまわず必死で走る彼を見て、これはただごとではないと思った。とは言え、妻(子供たちにとっては母親)が死んでしまう映画は観たくないとも思っていた。

 舞台となっているのは、誰もが憧れるハワイである。ジョージ・クルーニー演じる弁護士のマット・キングは、家族でハワイ旅行にやって来たわけではない。ハワイに住んでいるのだ。しかも、彼はかなりの資産家らしく、カウアイ島に先祖代々から伝わる広大な土地を持っている。しかし、その土地を売ると、ハワイの自然は失われてしまうことから、土地を売ることに反対する人たちもいる。

 あるとき、彼の妻エリザベスが海でボート事故に遭い、意識不明の重体に陥ってしまう。そんな衝撃に加え、エリザベスが浮気をしていたこともわかり、マットは二重に衝撃を受けてしまう。そんな複雑な心情の中、マットは広大な土地を売るかどうかを決断しなければならないのだった。

 本作の見どころは、何と言っても、マットがエリザベスの浮気相手であるスピアーのところに乗り込んで行くところだろう。そこにはスピアーの美しい妻もいて、マットとしては、何も知らないスピアーの妻を傷つけたくないと思うのだろう。客観的に見ていると、その妻と、しらじらしいような会話を交わしながら、じりじりとスピアーに近付いて行く。マットはおそらくスピアーの妻に、自分自身を重ねたのだろうと思う。

 これまで仕事に熱中するばかりで、家族のことを真剣に想わなかったマットが、エリザベスのために最初で最後かもしれない優しさを見せるのは、何と、スピアーにエリザベスを見舞ってもらうことだった。マットにとっては憎むべき対象のスピアーを、意識不明のエリザベスと引き合わせようとしたのは、エリザベスがスピアーに対し、真剣な想いを抱えていたことを知ったからだろう。自我だけにとらわれている人にはできない行為である。

 それにしても、腹が立つのはスピアーの態度である。エリートだから、あそこまで冷酷になれるのだろうか。何でも手に入ると思って、何事にも真剣にならず、どんどん切り捨てて行く。私は、スピアーのような男が一番嫌いである。

 奇跡が起こるような作品ではないだけに、何だか現実味があり、心に深く残る作品である。妻の事故を通して、これまで家族という枠の外にいた男がだんだん家族らしくなって行く、そんな物語だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 評価の高い作品だけに、しっかりと中身の詰まった作品です。ジョージ・クルーニーの最高傑作などと言われていますが、確かにその通りかもしれません。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.28

痒み止めの代償

美しい日本語の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。北海道からの帰りは、女満別空港からいったん羽田空港に飛んだのですが、その飛行機には松浪健四郎先生も同乗されていました。松浪先生は、私の大学時代に体育の先生だった方です。まさかその松浪先生が政界に乗り出すとは思ってもみませんでしたが、そのせいか、以前よりも目つきが鋭くなっているように感じました。

 ここのところ病院づいている。泌尿器科に加え、皮膚科にも足を運んだ。そして、ここ数ヶ月の間に肌の痒みが出ていることを皮膚科の医師に相談してみた。暖かいところに行くと痒くなり、市販の尿素入りクリームを塗ると二十分ほどで痒みが収まることなどを伝えると、
「痒いところはどこですか?」
と医師に尋ねられた。私はそれに対し、
「今は痒くないんですけど、いったん痒くなると、腕や足などあちらこちらが痒くなるんです」
と答えた。すると医師は、私に腕を見せるようにおっしゃった。私がジャケットの上から袖をめくり、腕を見せると、ペンのようなもので私の腕に軽いひっかき傷を作った。そして、しばらく置いたのちに再び私の腕をご覧になり、なるほどなるほどといったご様子で、
「急性のじんましんですね」
とおっしゃった。私は驚き、
「えっ? じんましんですか!? 更年期とは関係ないんですか?」
と聞き返した。すると医師は、
「関係ありません」
ときっぱりとおっしゃった。私はてっきり、更年期のエストロゲン不足から来る潤い不足が引き起こす痒みだと思っていたのだ。

 更に医師は、
「今、塗っているものが効いて痒みが収まっているわけではなく、単に時間が経ったから収まっているだけです。急性じんましんは、しばらくすると痒みが収まるんです。急性じんましんには、塗り薬ではなく飲み薬が効きます。飲み薬を一週間分、出しておきますから、それでしばらく様子を見てください。これが効けば、次は一ヶ月分の薬を出すことができます。薬の効き具合を知りたいので、一週間後にまた来てください」
とおっしゃった。私はきょとんとして、
「はい、ありがとうございます」
と医師にお礼を言った。

 医師は、処方してくださる薬の副作用として眠気が出ることもあるとおっしゃった。そして、私に車を運転するかと尋ねてくださったのだが、私は運転免許を持っていないので差し支えないと答えた。

 そして、近くの薬局で処方箋を受け取った。薬の名前は、
タリオン錠10mgである。調べてみると、花粉症などにも使われている薬のようだが、同じ成分で5mgの薬もあるようだ。

 朝食後と夕食後に一錠ずつ服用と書かれていたのだが、飲み始めだったので、お昼ご飯を食べたあとにひとまず一錠飲んでみた。すると、仕事中に激しい眠気に襲われた。

 これまでにも、プロゲステロンクリームを塗り過ぎることによって起こる眠気や貧血による眠気を体験して来たが、この薬の副作用による眠気は半端ではない。仕事中に、ふと目を閉じたかと思うと、身体がガクンとなって目が覚めるのだ。つまり、いつの間にか眠ってしまっていたのである。おそらく周りからは、居眠りしているように見えてしまったに違いない。薬の副作用だというのに・・・・・・。

 夜も服用したところ、やはりすぐに眠くなってしまい、二十一時半頃には就寝してしまった。そして、目覚めたのは夜中の二時半だった。目覚めたときも、やはり薬による眠気が持続しているような気がした。その眠気は、睡眠不足の眠気とは明らかに違うもので、倦怠感も伴っていた。それでも、この薬を服用し始めてからは、これまで悩まされていた痒みからは解放されている。

 この薬を服用し続けなければ痒みは収まらず、服用すれば激しい眠気に襲われる。痒みからは解放されたものの、果たして私は、今後も仕事を続けられるのだろうか。

 それでも、その翌日から、薬が引き起こす眠気には負けないぞと気合いを入れてみたところ、眠気に負けずに仕事を続けることができた。どうやら、薬の副作用も気合いでコントロールできるようである。眠気の副作用は、服用し始めてしばらくの間だけだということを聞いたよう気もしているので、もう少しこの薬を服用して、様子を見てみたいと思っている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 薬局で受け取った薬の説明書には、「まれに眠気が現れることがありますので、自動車の運転や危険な作業に従事される方はご留意ください。」と書かれてありました。本当に「まれに」なのでしょうかね。(苦笑)何とか眠気に打ち勝てるよう、頑張りたいと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.27

美しい日本語

映画『ダーク・シャドウ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 数日前から、マンションの宅配ボックスが故障してしまっています。「故障のため使えません」という貼り紙が貼られたままで、修理される気配がありません。私たち夫婦は出掛けることが多いので、宅配ボックスを特に重宝して来ました。できるだけ早いうちに修理して欲しいと願っています。もしかすると、私たちのマンションは何年か前に自主管理に切り替わったので、宅配ボックスの修理を請け負ってくれる業者の連絡先がわからないのかもしれません。

 金曜日に休暇を取って、二泊三日の北海道旅行に出掛けて来た。もともと、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用するために休暇を申請したつもりだったのだが、私が休暇を取ることをガンモに伝えると、ガンモは、
「実は、俺も三連休なんだよ」
と言って喜んだ。顧客の都合で休日出勤することが多いガンモは、平日に代休を取っているのである。そのスケジュールは、こちらから申請しない限り、職場のスケジュール管理者によって決められている。今回のガンモの三連休も、スケジュール管理者によって、たまたま割り当てられたものだった。

 ガンモによれば、私たちが加入している飛行機会社のマイレージサービスに貯め込んでいるマイルの一部がもうすぐ期限切れになってしまうのだそうだ。飛行機会社のマイルは、それなりに貯めると、貯めたマイルを消費して飛行機に乗ることができるようになっている。しかし、飛行機会社のマイルはなかなか使用する機会がなく、貯まる一方で、二人合わせて既に二十万マイルほど貯まっていた。もちろん、すべてのマイルが期限切れになってしまうわけではないのだが、一部のマイルが期限切れになってしまう前に、マイルを消費しておこうとガンモが提案して来たのだ。

 しかし、私はあまり気が進まなかった。もちろん、母のことが一番大きいのだが、もう一つの理由としては、私が休暇を申請した週末から、どうしても鑑賞しておきたい映画が公開されることになっていたからだ。TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスの有効期限は一月二十七日までだった。金曜日以外の平日は身動きが取れないので、お正月休みが明けてしまえば、週末中心の鑑賞となる。その貴重な週末に旅行に出掛けていては、せっかくのTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用できないと思い、ちょっとイライラしたのだ。

 ところが、ガンモはせっかく二人の休みが重なった三連休を無駄にしたくないと思ったようだ。そして、マイルを消費して予約の取れる北海道に行くと宣言したのだ。私は、どうしても観ておきたい映画が二十四日の夜のレイトショーで先行上映されることがわかっていたので、翌日から北海道旅行に出掛けて行くというのに、ちょっと無理をして、仕事帰りにレイトショーを鑑賞してから、旅行の準備を整えたのだった。

 こうして私たちは、伊丹空港から羽田空港で一区間分、羽田空港から釧路空港で一区間分と、それぞれ二区間分のマイルを消費して北海道旅行へと飛び立った。海外旅行もそうだが、関西地方からは、直行便が少なくなってしまったので、もったいないが、片道につき二区間分を消費することになってしまったのである。

 それはさておき、飛行機の中で感じたことを少し書いてみたいと思う。飛行機の中でお世話をしてくださるスタッフのことを、最近ではキャビン・アテンダントやフライト・アテンダントと呼んでいるが、彼女たちは私と同じ女性でも、私とはまったく違うタイプの女性たちである。

 まず、とても美しい。肉体美だけでなく、表情も洗練されている。あまりにも完璧過ぎて、どこか作られているように感じることもあるのだが、それでも嫌な感じはしない。そして、私が最も好感を持っているのは、彼女たちが美しい日本語を使っていることである。やはり、敬語の使い方に好感が持てるのだ。一番好感が持てるのは、謙譲語をあたかも尊敬語のように使用していないところである。利用客の動作に対して敬意を払ってくれていることよりも、美しい日本語を耳にすることができるという喜びの方が大きいのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回の旅では、改めて、キャビン・アテンダントの使う美しい日本語に感動してしまいました。日本語が乱れて行く中で、せめて彼女たちに美しい日本語を広めてもらい、守り続けて欲しいですね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.26

映画『ダーク・シャドウ』

絶対的な日本時間の証明の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 記事を更新してから、マイミクさんがご指摘くださった内容を元の記事に赤字で追記しておきましたので、よろしければご覧ください。結論から言ってしまえば、携帯電話もスマートフォンと同様に、自由自在に日時を変更できてしまうみたいですね。そうなると、確かに借用中のコンピュータがその日付にそこに存在したという証明には使えないことになりますね。

 本作を鑑賞したのは、五月二十七日のことである。ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ作品ということで、ガンモと一緒に観に行った。

 今回、ジョニー・デップが扮するのは、魔女アンジェリークによってヴァンパイアにされ、二百年もの間、生き埋めにされてしまった哀れな男バーナバス・コリンズである。

 ふとしたことで二百年もの眠りから目覚めたバーナバスは、かつては栄えていたはずのコリンズ家がすっかり落ちぶれてしまっていることを嘆く。そして、バーナバスはコリンズ家を再建すべく立ち上がるのだが、またしても魔女アンジェリークに妨害される。魔女アンジェリークはバーナバスに対し、強い執着心を持っているのだった。

 ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ作品であるにもかかわらず、本作が劇場公開されていた当時、本作を鑑賞された方たちからは冷ややかな感想が述べられていた。それは、本作の内容がしっちゃかめっちゃかだからかもしれない。特に、女性たちからは、冷ややかな評価が下されるような内容だろう。というのも、バーナバスには、心の中で想いを寄せる女性が別にいたにもかかわらず、当時、使用人としてバーナバスの家で働いていた魔女アンジェリークに手を出してしまったからである。しかも、バーナバスは、魔女アンジェリークに対し、心まで傾けたわけではなかった。

 肉体関係を持ちながらも、その対象に心を傾けようとしないというのは、あまりにも残酷なことではないだろうか。魔女アンジェリークがバーナバスに対してあれほどまでに執着心を燃やすのも、バーナバスの心が自分に傾かないからだと思う。魔女アンジェリークのやり方があまりにも激し過ぎるのではないかという意見もあるかもしれないが、魔女アンジェリークを激しくさせているのは、彼女に与えようとしないバーナバスのほうなのだ。

 魔女アンジェリークの心と身体をもてあそんだ結果、ヴァンパイアにされた上に、二百年もの間、生き埋めにされていたというのに、バーナバスは実に懲りていない。予告編にもある魔女アンジェリークとの激しいセックスシーンは、まったく懲りていないバーナバスを象徴している。

 作品全体として、そんなイライラ感は募るものの、客観的に見れば、そんな彼らの行き過ぎた行為がおかしくもあった。バーナバスが愛する女性への愛を貫いていれば、それはそれで美しい物語になったはずなのに、そうはならずに歴史は繰り返されるからだ。

 本作の見どころはそれだけではない。コリンズ家の個性豊かな末裔たちが同居しているところも何だか面白い。今回、ティム・バートン監督の内縁の妻であるヘレナ・ボナム=カーターは、コリンズ家に住み込む精神科医ジュリア・ホフマンを演じている。ヘレナ・ボナム=カーターの演じる役の幅は実に広い。特に、彼女の内縁の夫であるティム・バートン監督の作品に出演するときは、一癖も二癖もある役を演じることが多いのだ。もちろん、本作の役柄も例外ではなく、精神科医ジュリアの役柄も個性的である。

 残念に感じたのは、クロエ・グレース・モレッツちゃんが演じていた娘キャロリンの役柄である。あの役柄は、クロエ・グレース・モレッツちゃんを活かし切れてはいないように思う。彼女の可能性を最大限に引き出す役柄ではなかったのが、とても残念だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m あまり評価の高くない作品ではありますが、私は充分楽しめました。私自身は、バーナバスみたいな男性はイヤですけどね。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.25

絶対的な日本時間の証明

時間よ、止まれ!(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私の職場には、腰を痛めている人が多いのですが、その人たちに尋ねてみると、やはり、柔らかい布団に寝ているそうです。私も、最近、ベッドを柔らかくしてしまっているせいか、腰の調子が良くないですね。できるだけ早いうちに、ベッドを固い状態に保とうと思っています。

 仕事のことは書かないほうがいいのかもしれないが、直接、業務に関わることではないので、私が差し支えないと判断した範囲で書いてみようと思う。

 先日、ある会社から借りているコンピュータが、現時点で確かに私の職場に存在しているという証明のために、新聞の日付が見えるようにして、借りているコンピュータと一緒に写し込んだ写真を送付して欲しいという依頼がその会社から上がって来た。おそらく、その会社で棚卸しが行われるために、そのコンピュータが確かにその日付に存在しているという証明が必要なのだろう。

 しかし、いきなり新聞と言われても、私が働いている職場では、もはや新聞を購読してはいなかった。総務の女性が、同じビルのいろいろなところに今日の新聞はあるかと尋ねてくれたのだが、やはりどの会社も新聞を購読してはいなかった。

 そもそも私は、確かにその日付にそのコンピュータが存在していたという証明のために、新聞の日付が使われるということに疑問を持っていた。そんな大袈裟なことをしなくても、携帯電話の画面を一緒に写し込めばいいのではないかと思っていたからだ。というのも、私が使っている携帯電話は、日付や時間をユーザが自分で変えることはできないからである。また、その携帯電話を持って海外に出掛けて行けば、自動的にその国の日付と時間に切り替わるので、携帯電話こそが、絶対的な日本時間を示すことのできるツールだと信じていたのだ。

 ところが、ある人から、
「ロケール(時間や言語情報)が変えられたらどうするんですか?」
という指摘があり、私の提案はあっさり却下された。私は、ロケールなど、ユーザの手では勝手に変えられないと主張したかったのだが、確かな証拠もなかったので、それ以上は主張しなかった。

 その後、私は、ロケールを変えられると言った方が、携帯電話の日付と時間が自動管理されていることを知らないのではないかと思い始めた。おそらく、携帯電話を持って、海外に出掛けて行かなければ、携帯電話の日付と時間が自動管理されていることに気付かないのではないかと思ったのだ。そこで、しばしば海外旅行に出掛けているという派遣仲間に、
「海外に行くと、自動的にその国の日付と時間に切り替わるよね?」
と聞いてみた。すると、彼女は、
「うん、そうそう。自動的に切り替わってるよ」
と答えてくれたのだ。

 ところが、帰宅してからガンモにそのことを話してみると、スマートフォンと携帯電話では、仕様が違うのではないかという意見が出て来た。ガンモ曰く、スマートフォンは、電話会社の回線を使わずに、無線LANに接続してほとんどパソコンのように使うことができるので、パソコンと同じように、自由にロケーるを変えることができるのだそうだ。

 なるほど、確かに、携帯電話に表示されている日付と時間を一緒に写し込めばいいと主張した私の意見に反対したのは、スマートフォンユーザだった。携帯電話とスマートフォンの違いだったのか、と私は改めて感心したものだ。

 ちなみに、ガンモは、
「新聞を一緒に写し込むアイディアはいいなあ。未来の新聞は存在しないはずだし、仮に日付は改竄できたとしても、記事まで改竄するのは不可能だろうから」
と感心していた。私は、もっと他にいいアイディアがありそうな気がしているのだが、なかなか思い付かない。皆さんなら、日本の絶対時間を示すのに、何を使うだろうか。問題は、日付を示すものと一緒に写し込むために、借りているコンピュータをどこかに動かすことができないことかもしれない。

※この記事を書いてから、携帯電話やスマートフォンに詳しいマイミクさんから、スマートフォンだけでなく、携帯電話でも自由に時間を変更できるとご指摘をいただきました。そこで、私の携帯電話を改めて確認したところ、まず、ロケールの一部であるタイムゾーンを変更できるようになっていました。そして、タイムゾーンを変更してみると、驚いたことに、更にその先で、時間を自由に設定できるようになっていました。というわけで、携帯電話もスマートフォンと同じように、自分の好きな時間に変更できてしまうので、日本の絶対時間を示すことができるツールにはならないことがわかりました。ご指摘くださったマイミクさんに感謝します。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 絶対的なものを示すのは難しいですよね。どうやら世の中は、相対的なもので溢れ返っているようです。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.24

時間よ、止まれ!(後編)

映画『映画 紙兎ロぺ ~つか、夏休みラスイチってマジっすか!?~』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末から活用し始めたTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスの有効期限は今月二十八日までなのですが、金曜日から休暇を取って、ガンモと一緒に泊まりで出掛けるため、ちょっと無理をして1ヶ月フリーパスでの鑑賞し納めをして来ました。1ヶ月フリーパスを提示して鑑賞した本数を数えてみると、十二本にも上ることがわかりました。一回千円で鑑賞したとしても、かなりの金額になりますね。おかげ様で映画を堪能できました。有り難いことであります。それでは、時間よ、止まれ!(前編)の続きを書かせていただきます。

 今治(いまばり)のホテルをチェックアウトした私たちは、私の両親の待つ実家へと向かった。途中でカングーにガソリンを補給して、私の実家に着いたのは十一時を回った頃だった。外は寒いというのに、今回も父と母は外に出て、私たちを出迎えてくれた。見ると、二人ともしっかりとマスクで防御を固めていた。

 父と母に渡したいものがあったので、それらを渡して、玄関先で少し話をするだけのつもりだったのだが、結局、家の中に入ることになってしまった。家の中に入ると長居することにもなり、あれやこれやと気を遣って私たちをもてなそうとしてくれる父と母に負担を掛けてはいけないとも思っていた。その反面、玄関先で少しだけ話をして、さっさと帰路につくというのも、何だか物足りないような気もしていた。

 実は、もう少し時間が経ってから書かせていたこうと思っているのだが、私たちが帰省するほんの少し前に、実家のすぐ近くで大きな事件が起こった。そのため、父も母もそのことで精神的に大きな衝撃を受けていた。おそらく、実家の周辺に住んでいる人たち全員が、父や母と同じような衝撃を受けていたに違いない。最初のうち、私たちの帰省に対して母が消極的な態度を示したのも、実はそのことが背景にあったからでもある。つまり、私たちが帰省すると、野次馬にもなりかねないこと懸念していたのである。父や母は、その大きな事件を通して感じたことを、言葉を選びながら語ってくれた。

 話は、母の治療のことにも及んだ。私には弟もいるのだが、弟には仕事があるので、今は父が母を病院に連れて行ってくれている。しかし、父も母も次第に年老いて来た。動物であれ、人間であれ、植物であれ、生命ある者は、いつかは肉体を去って行く。頭ではわかっていても、そのことが私には心苦しくもあった。ああ、このまま時間が止まってくれたらいいのに。私は、心からそう感じた。

 あまり長居してもいけないと思い、私たちはいつもよりも早めに実家をあとにした。父と母は寒いのに、わざわざ外に出て、私たちを見送ってくれた。

 実家をあとにして、帰りの高速道路を走っているときに、いつの間にか、私の目からは涙がこぼれていた。私たちのいる世界では、時間は過去から未来にしか進まない。どんなにそこで時間を止めたいとあがいても、それは到底叶わぬことなのだ。そのため、両親の老いをくい止めることはできない。

 それならば、私は時間の進め方を選びたいと思った。情報化社会の現代においては、ほんの数分前のことがすぐに過去のものになってしまう。そのため、多くの人たちは、じっくりと過去を振り返ることよりも、できるだけ先へと進もうとする。そうでなければ、現在の出来事に追い付くことができないからだ。しかし、そんな生き方を選んでしまえば、単に情報量が多いだけで、あとには何も残らない。それよりも、自分なりのテーマを絞って掘り下げたい。

 そのとき私は、今、世の中にあるものの「振動」を感じ取っていた。自分自身を分子レベルで感じ取ったときに、私自身が振動するスピードが他の人たちのスピードとどれだけ調和しているかについて考えてみたのだ。今、私が両親との密な関わり合いの中で感じている振動のスピードと、他の人たちが他者とコミュニケーションを結ぶ上で心地良いと感じている振動のスピードは、必ずしも一致しているわけではないだろう。必ずしも一致していないなら、無理に関わって行こうとしなくても良いのではないだろうか。私にも、心地良いと感じる振動のスピードがあるのと同じように、それぞれにとって、心地良いと感じている振動のスピードがあるはずなのだ。時間の流れをくい止めることができないならば、せめて私は、自分が心地良いと思うスピードを守って行きたい。そう感じたのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 両親が年老いて行くのを見守るのは辛いものですね。心に蓋をしてしまえば、時間をどんどん進めて行くことに抵抗を覚えないでしょう。しかし、心に蓋をしてしまうと、あとに残るものがありません。心に蓋をしないで生きて行くために、自分にとって心地良い環境を選んで行きたいと思いました。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.23

映画『映画 紙兎ロぺ ~つか、夏休みラスイチってマジっすか!?~』

時間よ、止まれ!(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 最近は、ほとんどマシンルームにこもって仕事をしているのですが、仕事中、とても暑くて困っています。マシンルームにはエアコンがあり、「冷房で二十五度」に設定されています。「暖房で二十五度」とどう違うのでしょう。その名前の通り、マシンルームにはたくさんのコンピュータがあるのですが、それらが数台でも稼働すると熱を放つので、マシンルームの温度が上昇します。それならば、エアコンの電源は入れずにいたほうが、エコに繋がると思うのですが、どういうわけか、マシンルームで作業をしない人たちがルールを決めてしまうので、困りものです。

 本作を鑑賞したのは、五月二十五日のことである。

 「紙兎ロペ」とは、全国のTOHOシネマズにおいて、本編の上映前に流されているショートアニメのキャラクターである。そのため、TOHOシネマズを利用する機会のない方はご存知ないかもしれない。ちなみに、ショートアニメは、およそ一ヶ月単位で新しいものに切り替わっていたように思う。

 実のところ、最初のうち、私にはこの「紙兎ロペ」に対する嫌悪感があった。キャラクターに暖かみを感じなかったからである。しかし、考えてみると彼らは紙でできた動物なのだから、人間と同じような体温を求めてはいけなかった。やがて何度も鑑賞するにつれ、次第に月が替わって新しい作品に切り替わるのが楽しみになって来た。挙げ句の果てには、インターネットで「紙兎ロペ」のショートアニメを探し求めるまでになってしまった。

 ガンモもこの「紙兎ロペ」がとてもお気に入りで、TOHOシネマズで映画を鑑賞するときは、トイレに行くのもそこそこに、彼らのショートアニメを観たがった。そんな「紙兎ロペ」が長編の映画になったというので、ガンモと一緒に観に行ったのだ。もちろん、鑑賞したのはTOHOシネマズである。

 本作に登場する紙兎ロペとは、後輩のロペのことである。たいていの場合、ロペは紙リスである先輩のアキラと行動を共にしている。当然のことながら、上下関係は、アキラのほうが上で、ロペのほうが下である。ロペはいつも、アキラの言うことに対し、「マジっすか?」と反応する。ちなみに、アキラの声もロペの声も、ウチヤマユウジという同一の声優さんが担当している。すなわち、一人の声優さんが問答していることになる。

 物語の舞台は、ロペとアキラが迎える夏休み最後の日である。夏休みの宿題に指定されている自由課題をまだ仕上げていない彼らは、自由課題を仕上げるべく、早朝から起きて活動を始める。それは二人にとって、長い長い一日の始まりだった。

 二人が迎えた夏休み最後の日は、とにかく盛りだくさんな一日となった。二人は一日のうちに、実にいろいろな人たちと出会い、たくさんの言葉を交わす。そんな中でもやはり、ツチノコの登場には意外性を感じた。

 各地でツチノコ伝説がささやかれているように、私自身の中にもツチノコについてもっと知りたいという欲求がある。だから、彼らが自由課題のテーマにツチノコを選びたくなったとしても納得できる。何しろ、あちらこちらでその姿を目撃されていながら、生きたツチノコを捕らえたという報告がまだないのだから。そんなツチノコを、いとも簡単に捕まえたヤツがいる・・・・・・。そんな意外な展開に、誰が鑑賞しても飽きない作品に仕上がっていると言っても過言ではないだろう。

 ところで、本作が公開されてからは、TOHOシネマズで「紙兎ロペ」のショートアニメが流れなくなってしまった。もしかすると、またしても長編に挑戦しようとして、静かにネタを温めているのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m アキラとロペの性格は、キャラクターの表情に表れていますね。アキラは何にでも挑戦しようとする能動的なタイプで、ロペは受動的なタイプであります。果たしてこのシリーズ、続編はあるのでしょうか?

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.22

時間よ、止まれ!(前編)

ファースト・イレッサ(18)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 同じ職場の人と何気ない会話をしているときに、その人が、巣食うことの例えで「がん細胞のように」と言ったので、私はぎくりとしてしまいました。決して悪気があったわけではないとは思いますが、私もこれまでに、相手の置かれている立場を考慮することなく、このような表現を使って来たかもしれないと自分自身のことを振り返りました。

 現在のことを少しだけ書いておこう。先日の三連休、ガンモの仕事が休みになったので、ガンモとの会話の中で、私の実家に帰省しようかという話が持ち上がった。しかし、そのことを母に伝えると、
「今は寒い時期なので、帰らないで欲しい」
と言われてしまった。抗がん剤投与中は免疫力が低下している上に、母が住んでいる地域にはない菌を私たちが運んでしまう可能性もあったからだ。

 母は、今月から新しい抗がん剤を投与していただいている。本来は、入院して経過を診ていただくべきところなのだが、母は夜の病院が寒いという理由で入院を拒み、週に二回のペースで通院しながら経過を診ていただいている。有り難いことに、新しい抗がん剤の初回の投与から、母には大きな副作用も出ることなく、現在に至っている。とは言え、特筆すべきことはあるのだが、そのことについてはまた別の機会に書かせていただくことにしよう。

 母は、三連休に帰省したいと言った私に対し、
「テレビで山口県の岩国にある白蛇神社が紹介されとったんよ。白蛇神社に行って来たら?」
と言った。そのことをガンモに話すと、
「なかなか面白そうだな」
と言って、話に乗ってくれた。そこで、先日の三連休は、ガンモの運転するカングーに乗り込み、山口県の岩国にある白蛇神社に足を運んだというわけだ。そのことについては、また後日(旅行の記事が立て込んでいるので、ずいぶん先になるだろうと思う)書かせていただくことにしよう。

 とは言え、山口まで来てみれば、私の生まれ故郷である愛媛は瀬戸内海を挟んで向こう側である。岩国のホテルに泊まっているとき、ガンモに向かっておもむろに、
「柳井(やない)から松山までフェリーが出てるよね」
と問い掛けてみた。すると、ガンモは驚いたようだった。というのも、ガンモは私がその話をする直前に、山口県の柳井から松山までフェリーが出ていることに気付き、しまなみ海道を渡って愛媛に入ろうと思っていたところを、柳井からフェリーで海を渡ろうと計画を変更したからのようだ。

 いつも旅の計画を立ててくれているガンモは、もともと今回の白蛇神社ツアーのあとで、私の実家にちょこっとだけ寄ろうと計画してくれていたらしい。そのため、一泊目は岩国のホテルに泊まったが、二泊目は今治(いまばり)のホテルに泊まることになっていたのだ。今治と私の実家は近いのだが、実家に泊まると私の両親が私たちをもてなそうとして張り切ってしまうので、直前まで内緒にしておこうと思っていたのである。

 私たちが柳井からフェリーに乗って松山に向かっていると、母から私の携帯電話に着信があった。私は、あとからそのことに気付いて、フェリーの中から母に電話を掛けた。そして、私たちは今、フェリーに乗っていて、松山を経由して今治に向かい、その日は今治のホテルに泊まること、そして、兵庫県の我が家に帰る前に、少しだけ実家に寄るつもりでいることを母に話したのだった。

 私は母が、私たちに帰省しないで欲しいと言うのかと思っていたのだが、母はふにゃふにゃと笑いながら、
「えーーー?」
と驚いていた。それを聞いた私は、「何だ、帰っても良かったのか」と私は思った。そこには、三連休の前に実家に帰りたいと申し出たときのような拒絶はなかったのである。

 母は、私たちが帰省しようとしていることを、すぐに父に伝えたらしい。すると父も驚きながら、家の片付けを始めたそうだ。そう、このようなことがあるから、私たちが実家に帰省するとなると、両親に負担を掛けてしまうのではないかと心配になるのだ。私は父に、
「片付けなんかせんでもええよ(片付けなんかしなくてもいいよ)」
と言い、明日は、少しだけ実家に寄るつもりでいることを伝えたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「三連休は帰らないで欲しい」と母に言われていたのに、山口県の岩国に行ったあと、抜き打ちで(?)帰省して来ました。ガンモの計らいもうれしかったですね。さて、(前編)のあとに続くのは(後編)なのか、それとも(中編)なのか、まだわかりません。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.21

ファースト・イレッサ(18)

映画『ホビット 思いがけない冒険』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。仕事から帰宅してから、記事の中でご紹介したthe hobbit: an unexpected journey riddles in the dark -Warner Bros.にアクセスして遊んでいたのですが、ここで紹介されているなぞなぞは、韻を含んでいて面白いですね。他の方たちの正解率も掲載されていて、とても楽しいサイトです。それでは、ファースト・イレッサ(17)の続きを書かせていただきます。二〇一一年の九月頃のことです。

 この頃、私たちは九月の三連休を利用して帰省した。仕事疲れのためか、家を出るのが遅くなってしまい、私の実家に向かって出発したのは午後になってからだった。

 実家近くの高速道路が雨のため通行止めになっていたので、いつも利用しているインターチェンジよりも一つ手前のインターチェンジで降りた。母は自動車の運転免許を持っているので、このあたりの道をとても良く覚えていた。地図を見なくても、「ここに何がある」ということを正確に把握していたのだ。カングーにカーナビはあるものの、ひどく年代物で地図が古いこともあり、私たちは母のナビに従って実家を目指した。

 実家に着くと、父と母が外に出て待っていてくれた。携帯電話で連絡を取り合っていたので、実家に到着するであろうおおよその時間がわかっていたのだ。

 母は、私たちのために手料理を作ってくれていた。イレッサという薬は本当に素晴らしい。イレッサのおかげで、母はほとんどこれまでと変わらない生活を送ることができるのだった。今になって思えば、点滴で注入する抗がん剤が投与されている状態であれば、こうは行かなかっただろう。

 実家に一泊して一夜明けると、父と母が近所付き合いをしている方のお母さまが亡くなられたというアナウンスが流れた。私の実家のあたりでは、その地区内にのみ届く放送があるのだ。そのため、父と母は近所の家までお悔やみに出掛けて行った。

 一方、ガンモはというと、オークションで落札したカングーグッズの出品者の方が今治(「いまばり」と読む。タオルの生産で有名)に住んでいることがわかったので、たまたま近くまで来ていることを出品者の方に伝え、出品者の方と直接会って、落札商品を受け取って来ると言って出掛けて行った。

 私も、お悔やみから帰って来た父と母と一緒に出掛けて行くところがあったので、ガンモが出掛けている間にちょっとだけ出掛けた。

 お昼は、母がシチューを作ってくれていたので、甘えて食べた。実家に帰ると、母に負担を掛けてはいけないと頭ではわかっているのに、どうしても甘えてしまう。そのため、私たちが帰省しないほうが、父も母もゆっくりできるのではないかと思うこともあった。このことを友人に相談したところ、「やはり娘が帰って来るのは親にとってはうれしいことなのだから、いっぱい帰ってあげたらいいよ」と言ってくれた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m イレッサのおかげで、母は髪の毛が抜けることもなく、これまでとほとんど変わりのない生活を送ることができていました。この頃、母が気を付けていたのは、できるだけ日光に当たらないようにすることと、グレープフルーツを食べないことくらいでした。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.20

映画『ホビット 思いがけない冒険』

ホットヨガ(三二〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 最近、私の周りでは、命の尊さを実感するような出来事が相次いで起こっています。そのことについて書きたい気持ちもあるのですが、もう少し時間が経ってから書いたほうがいいような気もしています。母が肺がんになってしまったことも含めて、東日本大震災が起こったあたりから、東日本大震災を体験していない人たちにとっても、これまで体験したことのないようなハードルの高い出来事を体験する時期が来ているのだろうかと思います。

 今回は、一月十七日に鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただこうと思う。TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用して鑑賞した作品の一つである。

 本作は、かの有名な「指輪物語」の原作者であるトールキンが「指輪物語」よりも前に書き上げた「ホビットの冒険」を原作として、またまた三部作で構成される作品の第一部に相当するらしい。私は、「指輪物語」が原作となった映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作については、第一部のみ鑑賞して挫折してしまったように記憶している。本作も「指輪物語」と同じ原作者の作品ならば、途中で挫折してしまうのではないかと思っていたところ、予想に反してその面白さに夢中になってしまった。

 私は、ホビット族のビルボ・バギンズのキャラクターも気に入ったのだが、ビルボが闇の中でゴラムという怪物と交わすなぞなぞのシーンが最も気に入った。YouTubeを調べてみると、原作には、"Riddles in the dark"という章があるらしい。何と、原作の"Riddles in the dark"の章を朗読する自分の姿を動画として公開している人もいる。ゴラムのフィギュアもある。いやはや、ファンタジーの世界は奥が深い。

 ちなみに、私のお気に入りのゴラムは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作にも登場していたようなのだが、第一部しか鑑賞しなかったからか、私の記憶には残っていなかった。というわけで、私はゴラムがとても気に入ったので、ゴラムを含んだ予告編をご紹介させていただくことにする。

 ゴラムのことばかりで申し訳ないのだが、ゴラムとの問答を体験できるワーナーのサイトを見付けたので、こちらもご紹介させていただくことにする。ご紹介させていただくのは英語サイトだが、もしかすると日本語サイトもあるのかもしれない。しかし、こうした英語のサイトは、英語の勉強にも良いのではないだろうか。というのも、このなぞなぞを解くことは、英英辞典を使って言葉を理解しようとする行為に似ていると思うからだ。

the hobbit: an unexpected journey riddles in the dark -Warner Bros.

 本作は、戦いにはおおよそ的さないホビットのビルボ・バギンズが、火を吹くドラゴンに占拠されたドワーフの王国を取り戻すために、ドワーフの勇士たちと一緒に旅をするという壮大な物語である。

 ホビットもドワーフもエルフも、私の中ではあまり明確に区別はされていないのだが、本作を鑑賞すると、それぞれに特徴があることが何となくだがわかって来る。もしかすると、これらの中で最も人間に近いのは、ドワーフなのかもしれない。

 ガンダルフという名前の魔法使いも登場する。どこかで聞いたことのある名前だ。ハリーポッターの校長先生のような威厳さはないのだが、ホビットともドワーフともエルフとも親交のある存在として描かれている。

 私が気になったのは、「思いがけない冒険」という邦題である。鑑賞する前から、「何故、『思いがけない』のだろうか」と不思議に思っていた。確かに原題にも、「思いがけない」に相当する"Unexpected"という言葉が登場している。しかし、あれこれ考えなくても良い。最後まで鑑賞すれば、本作のタイトルに「思いがけない冒険」と付けたくなる気持ちが良くわかって来る。なるほど、「思いがけない」以外にはもう考えられないではないか。

 まだまだ公開中の作品なので、あまり多くは語らないでおこう。第二部の公開はおよそ一年後のようだ。今回鑑賞した第一部は、三時間近い上映作品だったのだが、ちっとも長いとは感じなかった。今から第二部の公開が待ち遠しい毎日である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ゴラムのフィギュアをそれとなく探しているのですが、日本のサイトではほとんど売り切れてしまっていますね。しかし、eBayにはいろいろ出ていました。ゴラムの魅力は、行き過ぎてしまったあとに、優しく後戻りするところではないでしょうか。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.19

ホットヨガ(三二〇回目)

It works well.の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 上半身はほてっているのに、下半身がいつも冷えがちなので、何年か前に買っておいた湯たんぽを使い始めました。湯たんぽは暖かいですね。しかし、もう少し暖かさが持続してくれればいいのにと思ってしまいます。また、湯たんぽにはポットのお湯を使用しているのですが、考えてみると、ポットのお湯は浄水器を通した水なんですよね。湯たんぽに入れるお湯としては、ちょっぴり贅沢な気がしてしまいますね。

 今日は、ホットヨガの三宮店のスタジオまで、今年初めてのレッスンに出掛けた。エレベータを降りると、梅田店のインストラクターが受付にいらっしゃったので、ごあいさつをさせていただいたあと、恐る恐る、
「これからのレッスンのご担当ですか?」
と尋ねてみた。というのも、梅田店のインストラクターは、三宮店に来られたときは、いつも燃えていらっしゃって、容赦のない厳しいレッスンを展開してくださるからだ。そのため、今回も厳しいレッスンになるのだろうかと思い、恐る恐る尋ねてみたわけなのだ。しかし、私がこれから受けようとしている七十五分のベーシックコースのレッスンを担当してくださるわけではなかったようなので、私は命拾いしたかのように、ホッと胸をなでおろした。

 しかし、そんな安堵も束の間、
「四時からのレッスンを担当します。いかがですか?」
と薦められたので、私は、
「いえいえ、着替えを持って来ていません」
と言って逃げた。ところが、梅田店のインストラクターは、
「ありますよ」
と言って、レンタル用のレッスンウェアがあることを示してくださったのだ。さすが、商売熱心である。

 さて、今回のレッスンを担当してくださったのは、いつもお話をさせていただいているインストラクターである。土曜日の朝一番に行われる七十五分のベーシックコースのレッスンは、ほとんど同じインストラクターが担当してくださっている。

 今回のレッスンの参加者は十七名で、スタジオの大きさからすると、かなり多いほうだった。そのせいか、インストラクターはスタジオ内の温度や湿度に気を遣ってくださったようで、スタジオ内はそれほど暑くならずに済んだ。おかげで私はレッスン中に息切れすることもなくレッスンを続けることができた。

 とは言え、筋腫の大きい私は、やはり前屈などのポーズを深めるのが困難なため、自分の持っている力の三十パーセント程度しか出せていないと感じていた。他の参加者の方たちの様子を観察していると、汗がたくさん出ているのだが、私はほとんど汗を掻いていなかった。身体をあまり動かせていない証拠である。

 そのため、レッスンの最後のほうで、うつ伏せのポーズが始まったとき、レッスンの途中ではあったのだが、退出させていただいて、シャワーを浴びた。うつ伏せのポーズは取れないことに加え、参加者の数が十七名だったのに対し、シャワールームの数が九個しかないため、最後までレッスンを受けていると、シャワーを浴びるために待つことになると思ったからだ。

 一足早くシャワーを浴び終えたとき、私はまたしても忘れ物をしていることに気が付いた。今回は一体何を忘れたのかと言うと、ブラジャーである。レッスンのあとは、三宮を離れて、自宅近くの映画館にこもることにしていたので、ほてりがある私は半袖Tシャツで過ごすことになる。そうなると、ブラジャーがないと困る。それでも私が慌てなかったのは、過去にブラジャーを忘れたときに、長い腹巻を上まで持ち上げてしのいだ実績があるからだ。今回も、そうしてしのいだ。このときばかりは、普段から下半身が良く冷えることに感謝したものだ。

 シャワールームから離れてロッカールームに戻ったとき、これまでにないほどロッカールームが混雑していることに驚いた。私はソファに座って靴下の重ね履きをしたかったのだが、ロッカールームがひどく混雑していて、ソファに座ることができなかった。そのため、私はしばらくの間、靴下を履くこともできずにおろおろしていた。そうこうしているうちに、ようやくソファが半分だけ空いたので、そこに座らせていただいて、靴下を履いた。靴下を履いたあとも、荷物を取り出すために自分のロッカーの前に足を運んでみると、同じくロッカー前で作業をしているたくさんの人たちでひしめき合うような状態だった。

 混雑するロッカールームで、やっとのことで帰り支度を整えて受付に向かうと、さきほどレッスンを担当してくださったインストラクターが対応してくださった。どうやら、私の回数券には、「今年最初のレッスンです」というメモ書きが添えられていたらしい。私がレッスンを受けている間に、受付にいたスタッフが、私のレッスンの参加状況を調べてメモ書きを残しておいてくださったのだろう。そうすることで、会話が発展するように気遣ってくださったのかもしれない。

 スタジオを出た私は、スタジオのすぐ近くにある中華料理屋さんで昼食をとると、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用するためにl映画館にこもったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最近は、週末をガンモと過ごすことが多かったせいか、今年初めてのレッスンを受けるのがこんなにも遅い時期になってしまいました。またまた回数券を余らせないように、せっせとレッスンに通いたいと思います。今年は、平日をもっと活用できるといいなと思っているのですが、やはり職場が自宅から遠い上に始業時間が早いので難しいでしょうね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]にbbbb

| | トラックバック (0)

2013.01.18

It works well.

映画『HOME 愛しの座敷わらし』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またしても更新が遅くなってしまいました。実は、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用するため、休暇を取って映画館にこもっていました。おかげで、現在、上映中の気になっている作品は、ほとんど鑑賞鑑賞し尽くしてしまいました。一部、登場人物があまりにも多過ぎる上に、人間関係も複雑で理解し辛い作品もありましたが、期間内なら何度でも利用可能なので、頭の中を整理するためにもう一度鑑賞しておきたいと思っています。

 一週間前の金曜日のことである。排尿時に強い痛みを感じたので、またしても膀胱炎に掛かってしまったと思い、病院に寄ってから出勤すると勤務先にメールで連絡を入れてから、勤務先近くの泌尿器科に足を運んだ。ここは、去年の四月頃に腎盂炎(じんうえん)になったときに診ていただいたところである。あのとき処方してくださった薬がすぐに効いたので、今回も診ていただくことにしたのだ。

 前回は、仕事帰りに立ち寄ったのだが、今回は、排尿時の痛みが特に強かったので、夕方、仕事が終わるまではとても待ち切れないと思い、仕事に出掛けて行く前に寄ることにしたのである。小さな病院なので、待ち時間も少なく、すぐに診察してくださるだろうと思って行ったのだが、驚いたことに、朝の早い時間に足を運んだにもかかわらず、待合所では、既に数人の患者さんが診察待ちをしていた。すぐに診察してくださるだろうなどという私の予想は見事に外れてしまったわけである。

 受付に診察券を差し出して、しばらくすると、尿検査用の紙コップを手渡された。私は前回と同じようにきれいなトイレで尿を取り、トイレの中にある検査用の小窓を開けて、尿の入った紙コップを置いた。

 ようやく名前を呼ばれて診察室に入り、排尿時に強い痛みを感じたので、また膀胱炎になってしまったのではないかと言った。すると、医師は、私の尿を顕微鏡で診てくださり、
「確かに膀胱炎みたいですね」
とおっしゃった。

 そして、前回と同じように、抗生物質を処方してくださったのだ。それに加え、
「トイレが近いということはないですか?」
と医師に尋ねられたので、
「はい。私は子宮筋腫が大きいので、常に膀胱が圧迫された状態にあるようです。そのため、トイレはかなり近いですね」
と答えた。すると、
「頻尿を改善するお薬がありますので、出しておきましょう」
とおっしゃり、処方箋を書いてくださった。今回の診察では、抗生物質を五日分、頻尿を改善する薬を二十一日分も出してくださったのだ。

 私は、医師に御礼を言って、受付で会計を済ませて処方箋の用紙を受け取った。その後、病院近くの薬局に足を運んだところ、これまで体験したことがないほど混み合っていた。この混雑ぶりならば、仕事帰りに病院に寄るほうがよっぽど空いていると思った。

 薬局の窓口で、私は、
「ジェネリックをお願いします」
と申し出た。どうやら抗生物質のほうはジェネリックにできるようだった。頻尿を改善する薬については、ジェネリックにはならなかった。

 薬剤師さんは、
「抗生物質のほうは、五時間置き飲むことができますので、このあとすぐに飲まれたほうがいいと思いますよ」
と言ってくださった。そこで私は、薬剤師さんに言われた通り、薬局を出たあとすぐに抗生物質を飲んでから仕事に出掛けた。

 すると、一錠目の服用から早くも効き目が現われ始め、排尿時の痛みが次第に和らいで来た。抗生物質は、毎食後に服用するように言われていたのだが、二錠目を飲んだあと、膀胱炎の症状はほとんど治まっていたのである。更にありがたいことに、頻尿を改善する薬も実に良く効いてくれて、何度もトイレに立たなくなくて済むようになって来たのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とても良く効く薬を処方してくださって、有り難く思いました。ちなみに膀胱炎は、更年期の女性に多いそうです。女性ホルモンが減少することにより、膀胱の粘膜が薄くなってしまうことが原因だとか。私のように、更年期を迎えていらっしゃる女性はお気を付けくださいね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.17

映画『HOME 愛しの座敷わらし』

ファースト・イレッサ(17)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。朝の通勤途中にJR神戸線で人身事故が発生し、仕事に遅刻してしまいました。私がJR神戸線の最寄駅に着いたときには、人身事故が発生してまだ間もない時間帯でした。そのため、快速列車がまだ動いていたので、それに乗って、いつも新快速列車に乗り換えている駅まで移動したのです。すると、しばらくの間、普通列車と快速列車は運転を見合わせるというアナウンスが流れました。それでも、新快速列車のみ運転しているというので、その駅で新快速列車に乗り換えて出勤したところ、十五分の遅刻で済みました。しかし、普通列車と快速列車しか利用できない駅で乗り降りしている人は、一時間程度遅刻している人もいましたね。そうかと思うと、同じような条件で通勤している人でも、遅刻することなく出勤している人もいました。人身事故が発生しても、通勤に大きく影響が出てしまった人とそうでない人がいるのは興味深い現象でした。少し大袈裟かもしれませんが、人生を大きく変えてしまうような出来事は、ほんの紙一重の状態で起こるのかもしれないと思いました。

 本作を鑑賞したのは、五月十三日のことである。転勤のため、東京から岩手に引っ越した家族が、引っ越し先で座敷わらしに出会うという夢のある物語だ。

 一家の大黒柱である晃一の転勤により、高橋一家は東京から岩手に引っ越しをする。引っ越し先は、何と、家賃が格安だった築二百年にも及ぶ古い民家だった。

 高橋一家は、夫婦と二人の子供、そしてお姑さんで構成されている。多くの場合、座敷わらしの物語となると、子供たちだけに姿が見えたり、気配を感じたりして、やがて子供たちと座敷わらしだけが仲良くなるといった展開になり易い。そういう意味で、本作の面白いところは、座敷わらしが晃一にだけ見えず、気配も感じられないところだろう。

 更に、私たちが本能的に持っている「怖い」という感覚は、座敷わらしに対しては、最初のうちは「未知のものに対する恐怖心」としては存在するものの、やがて一家が座敷わらしと友好的な関係を築いて行くことができるのは、実に微笑ましい展開である。

 それだけではない。おそらく、本作が多くの人たちに支持されているのは、サプライズ的なハッピーエンドで完結しているからなのだろう。

 それにしても、本作に登場する「会社」は、社員の意思に関係なく、まるで将棋の駒のように、社員をどんどん動かすところだと思った。せっかく学校で友達と仲良くなっても、親の転勤で離ればなれになってしまうのは、辛いだろうと思う。私自身は、親の転勤で引っ越しをした経験は一度もないのだが、小学生の頃、転校して来た友達と特別仲が良くなったというのに、彼女は間もなく別の小学校に転校してしまった。そんな寂しさは、大人になっても癒されないように思うのだ。

 しかし、本作は、そんな転勤族と呼ばれる人たちに、希望を与える作品であることは間違いないだろう。精神世界的には、人間関係で何らかのトラブルを抱えてしまった場合、場所を変えても同じようなことを繰り返すと言われてはいるのだが、やはり自分の良さを最大限に引き出してくれる人たちに囲まれているのと、そうでないのとは大きな違いがあるような気がしてならない。

 高橋家の子供たちは、岩手から東京に戻ったとしても、これまでと同じような問題にぶち当たることはないのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 親の転勤ではないですが、私には、高校を卒業して現役で入学した大学で仲良くなった友達がいたのに、再受験するために、その大学をすぐに休学して予備校に通い始め、やがて退学してしまったという苦い想い出があります。その友達とは、しばらく年賀状の交換をしていたのですが、やがて途切れてしまいました。彼女が元気にしてくれているといいのですが・・・・・・。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.16

ファースト・イレッサ(17)

今年最初の失せ物(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 自宅でロングスカートを履いていると、ひざ掛け要らずでとても暖かいので、オフィスでも活用したいと思い、もう少しおしゃれなものを探してみたのですが、気に入ったものが見当たりませんでした。そこで仕方なく、自宅で履いているロングスカートをジーンズの上から履いて出勤したところ、自転車にまたがることができずに慌ててしまいました。(苦笑)普段はズボンしか履いていないので、自転車に乗るときは大胆にまたがっていたのですが、それができなかったのです。いやあ、転んでしまうかと思いました。おしとやかに、まずは両方の足で自転車を挟んでから、ゆっくりとサドルに腰掛けました。(苦笑)それでは、しばらく時間が空いてしまいましたが、ファースト・イレッサ(16)の続きを書かせていただきます。二〇一一年の九月頃のことであります。

 私の出身地である愛媛県では、ホウセンカを焼酎に浸け込んでしばらく置いた液体が、皮膚のトラブルに良く効くと言われている。母はこの液体のことを「ホウセンカ」と花の名前で呼んでいるのだが、インターネットで調べてみたところ、「ホウセンカ」は、四国特有のものだとわかった。母曰く、ある時期に母の周辺の人たちの間で流行り、それ以来、皮膚のトラブルは何でも「ホウセンカ」で治して来たのだそうだ。

 作り方は、白いホウセンカ+焼酎=(*^^)v という記事にもある通り、ホウセンカをコーヒー瓶などに入れて、その容器を焼酎で満たし、しばらく置くだけだ。

 私はしばしばこのようにして出来上がった「ホウセンカ」を母に送ってもらっていたのだが、いつも使い切らないので、いざというときには、既に効き目が薄くなってしまっていたりした。

 ちょうどこの頃、私はどういうわけか、腕がかゆくなり、ずっと以前に母に送ってもらっていた「ホウセンカ」をつけてしのいでいた。そのことを知った母は、
「もうアルコールが抜けとるけん、あんまり効かんかもよ(もうアルコールが抜けているので、あまり効かないかもよ)」
と言った。そのため、母は新しい「ホウセンカ」を送ると言ってくれたのだが、イレッサ服用中の母もまた、副作用として、肌にできものができることもあるので、できれば母から「ホウセンカ」を取り上げたくはなかった。

 というのも、焼酎は一年中、いつでも手に入るとしても、ホウセンカの花は咲く時期が決まっているからだ。そのため、その年に採れた「ホウセンカ」を大事に大事に使うことになるのだ。

 「ホウセンカ」の効き目はとにかく素晴らしいらしく、父も足に何かができて、「ホウセンカ」を塗ると、次の日にはきれいに治っていたらしい。弟も、飼い猫に引っかかれたときに「ホウセンカ」を塗ったが、飛び上がるほど痛がりはしたものの、順調に回復して行ったそうだ。

 私の実家の辺りでは、この「ホウセンカ」はちょっとした贈り物にも使われている。「ホウセンカ」の効き目を知っている人には、とても重宝されるそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「ホウセンカ」の入った瓶は、子供の頃から当たり前のように、実家のどこかにありました。皮膚のトラブルが収束して行くときは、痕が残ったりしますが、「ホウセンカ」を使うと、きれいに治ってくれるように思いますね。ゆえに、これを切らしてしまうと、何となく心許ない感じなのです。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.15

今年最初の失せ物(4)

映画『テルマエ・ロマエ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 大雪の影響で、首都圏では交通機関がかなり乱れていたみたいですね。首都圏にお住まいの皆さん、通勤や通学に影響はなかったでしょうか。雪に慣れていない地域で雪がたくさん降ると大変ですよね。私も百円ショップで靴滑り止めラバーを探しておこうかなと思っています。それでは、今年最初の失せ物(3)の続きを書かせていただきますね。

 それから二日くらい経ったが、やはり警察からの連絡はなかった。落としてしまったビルの落とし物管理事務所にも、これまでに二回確認してもらったが、届けられてはいなかった。望みは薄いが、交番に届けても出て来ないとなると、私はできるだけ早いうちに新しいPocketWifiを手に入れたいと思っていた。携帯電話からも「ガンまる日記」を書くことはできるのだが、トラックバックを送信できないこと、長い記事を編集することができないこと、「ガンまる日記」の過去の記事へのリンクを作成するときに、携帯電話用のアドレスしか取得することができないなどの問題があった。

 年末年始の長い休暇も終わり、そろそろ新年の仕事が始まろうとしていた。私は、PocketWifiがないまま通勤するのが嫌だったので、ガンモに頼んで、イーモバイルに電話を掛けてもらったた。普段、PocketWifiを使用しているのは私だが、イーモバイルと契約しているのはガンモ
だったからだ。紛失してしまったイーモバイルのPocketWifiのことを交番に届け出て、落とし物の管理番号をいただいたので、ガンモにその管理番号を伝えてもらおうと思ったのである。

 もともと、盗難・紛失時の保険を適用させて、新しいPocketWifiを再発行していただくか、それともイーモバイルを解約してしまって、別の会社のモバイルルータを新たに契約するかで揺れていた私たちだったが、落とし物の管理番号をいただいたことで、やはり盗難・紛失時の保険を適用させて、PocketWifiを再発行していただくことで落ち着いた。

 電話に出てくださったイーモバイルの担当の方は、とても丁寧に対応してくださったそうだ。ただ、交番に届け出たのが私の名前で、イーモバイルと契約しているのがガンモの名前だったので、保険が適用されるかどうかを保険会社と相談してみると言われたそうだ。そのときの連絡先として、ガンモの携帯電話を指定したのだが、イーモバイルとの契約時に申請した固定電話への電話連絡のみになってしまうと言われたそうだ。我が家は固定電話を自主的に廃止してしまっているので、物に溢れた家の中から固定電話に繋ぐ電話機を発掘するか、格安の電話機を買って来て、電話回線を繋がなければ、固定電話を着信することはできない。そのことだけが心配の種だった。

 ガンモによれば、新しいPocketWifiは、五日程度で発送されることになるらしい。もしも五日ほど経ってもまだ代わりのPocketWifiが届かないようであれば、保険を適用させることができなかったということなので、ガンモのほうからイーモバイルに連絡をすることになった。

 ところが、今年になってから二日目の仕事を終えて帰宅してみると、たまたま仕事が休みだったガンモが家に居て、帰宅した私にPocketWifiを手渡してくれたのだ。私はガンモに、
「あれ? PocketWifi、見付かったの?」
と尋ねた。するとガンモは、
「免許の更新に行って帰って来たら、不在連絡票が入ってたから、電話して受け取った」
と言った。着払いで発送してくださったので、宅配ボックスでは受け取れなかったのである。何と、新しいPocketWifiは、思っていたよりも早く発送されたのだ。ガンモがイーモバイルに電話を掛けてから、わずか二日で届いたのである。私は、気になっていたことをガンモに尋ねてみた。
「確か、紛失したときに停めてもらった(PocketWifiには、接続用にパスワードが書かれているため、悪用を避けた)けど、それはもう解除されてるの?」
それに対し、ガンモは、
「もうチェック済みだから」
と答えた。

 見ると、新しいPocketWifiには、私がなくしてしまわないように、ガンモによってストラップが取り付けられていた。PocketWifiを使うときは、首からぶらさげるようにとのことだった。私はガンモの言いつけを守り、PocketWifiを使うときは、首からぶらさげるようになった。

 そんなこんなで、私の手元に再びPocketWifiがやって来たのだった。これまでと同じ顔をしているけれど、中身は違うPocketWifiなのである。

新しいPocketWifiには、ガンモによってストラップが取り付けられた

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 解約すれば五万円以上掛かってしまうところを、何とか一万円ちょっとの支出で再発行していただくことができました。これからまたしばらく、PocketWifiとの付き合いが続くことになりそうです。それにしても、私が落としてしまったPocketWifiは、誰に拾われてしまったのでしょうか。携帯電話と違って、返事をしてくれないので、なくしてしまうとなかなか見付かりにくいものだとわかりました。ストラップを着けて、これからはなくさないように心掛けたいと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.14

映画『テルマエ・ロマエ』

今年最初の失せ物(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 大雪に見舞われた地域にお住まいの皆さん、お怪我などはありませんでしょうか。少量の雪となると珍しくてうれしいのに、大雪となると、いろいろと生活に支障がありますよね。この三連休、私たちは泊まりで出掛けていたのですが、雪の予報を察知して、どうなることかと心配していました。しかし、ありがたいことに、私たちが出掛けていた地方では雪による影響はほとんどありませんでした。皆さんも、交通事故やお怪我などにはくれぐれもお気を付けくださいね。

 本作を鑑賞したのは、映画『道』を鑑賞したのと同じ五月十二日のことである。劇場で何度も予告編を見ていた。コミックのことを良く知らないので、「面白そうだけど、ばかばかしい作品だったら嫌だなあ」と思いながら、鑑賞に踏み切った。

 主人公のルシウスを演じているのは、最近、いろいろな作品に出演されている阿部寛さんである。彼は何と、日本人ではなく、古代ローマ人を演じているのだ。それだけではない。本作の面白いところは、阿部寛さんの他にも、古代ローマ人を日本人の俳優さんたちが演じていることだ。どの俳優さんも日本人離れした顔立ちの俳優さんばかりで、なるほどと思ってしまう。映画サイトの解説によると、日本を代表する顔の濃い役者さんを集めてキャスティングしたのだそうだ。

 日本には銭湯の文化があるが、古代ローマにも公衆浴場があり、その設計に携わっていたのが阿部寛さん演じるルシウスである。彼は、公衆浴場に新しいアイデアを求められるものの、行き詰まりを感じていた。そんなとき、ひょんなことから現代の日本にタイムスリップしてしまい、日本の銭湯で実用化されている内容を新しいアイデアとして古代ローマの公衆浴場に取り込もうとするのだ。

 現代の日本でルシウスを助ける存在として、上戸彩ちゃん演じる漫画家志望の真実がいる。しかし、突っ込みどころとしては、真実が古代ローマ語をわずか数ヶ月でマスターしてしまうところである。たった数ヶ月の独学で、古代ローマ人と対等に話すことができるまでに古代ローマ語をマスターすることができるなんて、まるで夢のような話である。

 そう、本作は、物語全体を通して、まるで夢のような話なのだが、それでも何だか面白い。何と言っても、ルシウスが日本人のことを「平たい顔族」と表現したり、役柄ではなく、阿部寛さんとして生きているはずの日本の文化にいちいち驚き、自分の生きている時代である古代ローマの時代のものに置き換えて思考するところだろう。だいたい、同じ日本人でも、確かに阿部寛さんは「平たい顔族」ではないので、それもおかしい。

 結局のところ、本作は、日本のお風呂に入る習慣と古代ローマの公衆浴場に入る習慣を結び付けることに成功した作品と言えるのではないだろうか。というのも、ヨーロッパを旅行してみるとわかるのだが、ホテルには、浴槽の付いていない部屋も多いのだ。これが何を意味しているかと言うと、ヨーロッパでは、浴槽に浸かって身体を暖めることがあまり日常的でないらしいのだ。そのため、時にはミニトイレのような形をしたビデが便器の横に置かれていて、「これは一体何なのだろう?」と頭を悩ませることになる。私はそのビデが洗濯をするところなのかと思っていたのだが、ビデだったので、実際には洗濯をしなくて良かったと思う。

 要するに本作は、お風呂に入るという行為を通して、国や時代を越えたところで、人々が繋がるといった物語なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m あとから思い返してみると、なかなかユニークな作品だと思いますね。やはり、キャスティングが素晴らしいです。かなり長い間、劇場公開されていましたが、そうしたキャスティングの面白さも大きく影響していたと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.13

今年最初の失せ物(3)

今年最初の失せ物(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ひざ掛け代わりにアクリルとウールのロングスカートを購入したところ、ひざ掛け要らずでとても暖かく過ごせるようになりました。これは快適です。オフィスにも持参したいところですが、あくまで部屋着なので、躊躇してしまいます。オフィスにも持ち込めるように、もう少しおしゃれなものを探してみたいと思います。それでは、今年最初の失せ物(2)の続きを書かせていただきます。

 交番の中には、誰もいなかった。私は、まるでコントに出て来るかのような古めかしいデスクがいくつも並べられた交番の中で、一人立ち尽くしていた。どこかに隠しカメラがあって、私が交番の扉を開けたことを、警察官が部屋の奥のほうで見ているのではないかと思い、監視カメラの所在を確認してみたのだが、わからなかった。そろそろどなたかが出て来てくださるのではないかと期待していたのだが、なかなか出て来てくださる気配がなかったので、私は恐る恐る、
「すみません」
と奥のほうに向かって呼び掛けてみた。すると、
「はい」
という声がして、中から三十代くらいの男性の警察官が出て来てくださった。

 私はその警察官に向かって 、
「あの、落し物をしたんですが・・・・・・」
と申し出た。すると、警察官が、
「どういったものでしょうか」
と尋ねてくださったので、
「PocketWifiという名前のモバイルルータです」
と答えた。驚いたことに、それに対し、やはり警察官も、
「ああ、はいはい」
と反応してくださった。私は、PocketWifiの知名度の高さに改めて驚いた。

 警察官は、私が落としたものがPocketWifiだとわかると、
「ちょっと待ってください。見て来ます」
とおっしゃった。私は慌てて、
「えっ? ここには届けられていないと思いますけど・・・・・・」
と言ったのだが、警察官は、
「一応、確認することになっていますので」
とおっしゃって、いったん奥のほうに入って行かれた。しかし、再び戻って来られて、
「届けられていませんね」
と残念そうにおっしゃった。

 それから警察官は、私に椅子に座るようにすすめると、書類を取り出して机の上に置き、必要な事項を書き込み、私に記入するようにおっしゃった。その用紙には、落とした日時と落とした場所、落したことに気付いた日時、落としたものの名前や特徴などを記入するようになっていた。私は、PocketWifiの型番までメモしておいたので、その情報とともにPocketWifiの色も記入しておいた。私がそれらを書き終えると、警察官は、電話機を操作して、どこかに電話を掛け始めた。しかし、どうやら相手は話し中だったらしい。すぐに受話器を置いて、しばらく待っていた。電話が繋がらないのであれば、その間に世間話でもすればいいのだが、何となくそういう雰囲気にはならず、しばしの沈黙が流れた。

 やがて警察官は再び受話器を取ると、もう一度、電話を掛け始めた。やはり話し中だったらしく、すぐに受話器を置いた。そしてしばしの沈黙のあと、再び受話器を取り上げ、まだ話し中だったので受話器を置いて、沈黙した。そんなことを何度か繰り返すうちに、ようやく電話が繋がったようだ。警察官は、私が書いた落し物の届出用紙に目を通しながら、電話の相手に向かって記載内容を口頭で伝えていた。

 私には、落し物の届出用紙に書き込んだ内容が口頭で伝えられていることがおかしくもあった。世の中では、これほどデジタル化が進んでいるというのに、落し物の届けを紙に書き、その内容を口頭で伝えているのだから。コンピュータ会社は、警察署に対して、もっと積極的に売り込みをかけるべきではないだろうか。

 警察官は、電話の相手に対し、私が紛失してしまったPocketWifiの説明として、
「携帯電話のダウンロードが早くなるやつですねん」
とおっしゃっていた。私は、「ふむふむ」と思いながら聞いていた。警察官は、電話の相手から、私が届け出た落し物の管理番号をもらっていた。電話が切られたあとで、警察官からうかがったのだが、この管理番号をイーモバイルに伝えれば、保険が適用されることになるらしい。

 いやはや、それにしても、警察同士のやりとりが、これほどのアナログ世界だったとは驚きである。良く、ぐるなびなどのグルメ情報満載のサイトからお店を予約しても、お店には電子メールではなく、FAXで予約の情報が届けられるという話を聞いたことがあるが、それと良く似ている。ぐるなびの場合は、入口はデジタルでも、まだまだデジタル化は完全ではなく、出口はアナログになっているのだ。警察の場合は、おそらく、警察官が口頭で伝えた内容が警察内のデータベースに登録されているのだろう。すなわち、入口はアナログでも、出口はデジタルだろうと予測される。

 こうして落し物の届けは完了し、私は落し物を管理番号が書かれた小さな引換券のようなものを警察官から受け取って、交番をあとにした。もしも見付かれば、携帯電話に連絡をもらえるようになっていた。

 そして、後日、たまたま兵庫県警察 落とし物ページを見付けて、やはり、ちゃんとデジタル化されていたことがわかり、安心したのだった。それならば、最初からこれらの情報を警察官が電話で伝えるのではなく、それぞれの交番や駐在所などに設置した端末を操作して、必要な情報を警察官が入力して管理するようにすれば良いのではないかとも思うのだ。しかし、そうなると、警察官の仕事をこなすのに、パソコンの操作が必須になってしまうことになるので、未だに電話が活用されているのかもしれないとも思うのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモに、PocketWifiに関する警察官の説明について報告したところ、「確かに、間違ってはいないなあ」と言って感心していました。なるほど、PocketWifiは、スマートフォンでWifi接続するときに多く活用されているのですね。この話題は、いよいよ次回で完結します。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.12

今年最初の失せ物(2)

映画『道』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三連休ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。お天気が良くなさそうなのが残念なところですが、皆さんもどうか、素敵な三連休をお過ごしくださいね。それでは、今年最初の失せ物(1)の続きを書かせていただきます。

 TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用するために、年明けに映画館に出掛けて行った。当然のことながら、気になるのは、今年最初の失せ物のことである。そこで私は、ビルのインフォメーションセンターに出向き、大晦日の夜に、モバイルルータを置き忘れたことを話した。失せ物に気付いた時点で、いったん電話で問い合わせてはいたのだが、そのときは届けがないと言われてしまったので、もう少し日にちが経過してから、再び問い合わせてみようと思っていたのだ。

 対応してくださったインフォメーションセンターの受付係の女性に、
「どういったものでしょうか?」
と尋ねられたので、
「イーモバイルのPocketWiFiという名前の商品なんですけど」
と答えると、
「ああ、はいはい」
という反応が返って来た。イーモバイルのPocketWiFiは、それほど知名度の高い商品だったのだろうか。

 インフォメーションセンターの女性は、私が話す失せ物の特徴をメモ用紙に書き留めていた。ここで書き留めた情報を、落とし物を管理しているところに問い合わせてくださるそうだ。インフォメーションセンターの女性に、
「日にちが経ってしまっているので、お調べするのに十五分ほどお時間をいただくことになりますが、よろしいでしょうか?」
と尋ねられたので、
「はい、かまいません」
と答えた。落とし物を管理しているところに私の失せ物が届けられているかどうかは、十五分ほど経過したのちに、私のほうからインフォメーションセンターを訪ねて行くか、インフォメーションセンターの女性が私の携帯電話に連絡をくださるそうだ。そこで私は、自分の携帯電話の番号をインフォメーションセンターの女性に伝えておいた。インフォメーションセンターの女性は、
「携帯電話にご連絡を差し上げるのは、見付かったときだけになってしまうのですが、それでもよろしいでしょうか?」
とおっしゃった。私は、
「はい。それでもかまいませんので、よろしくお願いします」
と言って、インフォメーションセンターをあとにした。

 しかし、それから十五分以上待っても、私の携帯電話にインフォメーションセンターの女性からの連絡はなかった。やはり、私が失くしてしまったイーモバイルのPocketWiFiは、忘れ物として届けられていないようだった。

 私はそのことをガンモに電話で報告した。そもそも私は、映画を鑑賞するために家を出て来たのだが、できれば新年の仕事が始まる頃には代わりのPocketWiFiを手に入れておきたいと思っていた。しかし、そのためには、警察に紛失届を提出する必要があった。そうすることで、盗難・紛失時の保険が適用されて、一万円ちょっとの追加料金で再発行してくださるのだ。

 私は、ガンモと相談した結果、その日の映画鑑賞は諦めて、近くの交番に出向いて、紛失届を提出することにした。そして、映画館のあるビルを出てすぐのところにある交番を見付け、入口の扉を開けて中に入ったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 交番での出来事も一気に書いてしまおうかと思ったのですが、記事が長くなりそうなので、後日書かせていただきますね。それにしても、西宮神社のおみくじは、なかなか鋭いですね。(苦笑)失せ物についても、「しばらく見つからない」と書かれていました。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.11

映画『道』

今年も商売繁盛の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。西宮神社に参拝するときに、本来ならば、去年購入した大福笹を持参すべきだったのですが、仕事帰りに寄ったので、持参することができませんでした。去年購入した大福笹を持参して仕事に行けば良かったのかもしれません。(苦笑)そのため、寝室には、去年の大福笹と今年の大福笹の二つを飾っています。

 本作を鑑賞したのは、五月十二日のことである。TOHOシネマズで、貯まったシネマポイントカードのポイントを消費して無料で鑑賞しようと思い、その時間に鑑賞できる作品を紹介していただいたところ、本作は千円で鑑賞できると言われた。せっかく映画を無料で鑑賞しようとしているのに、千円で鑑賞できる作品にポイントを使ってしまうのはもったいない。しかし、既に他の作品は鑑賞してしまっていて、その時間に鑑賞できる作品は本作しかなかったので、無料鑑賞は諦めて、千円を支払って本作を鑑賞することにしたのだ。

 何故、本作の鑑賞料金が千円だったかと言うと、TOHOシネマズで開催されている過去の傑作映画を上映する「午前十時の映画祭」の作品として上映されていたからだ。「午前十時の映画祭」は、既にDVD化はされているものの、劇場公開を見逃してしまった作品や、劇場でもう一度鑑賞したいというような作品を千円で鑑賞できるのである。

 劇場の窓口で鑑賞券を発行していただき、私がスクリーンに入ったときには、既に本編の上映が少し始まってしまっていた。古い作品なので、それほど混雑はしていないだろうと思っていたのだが、席に着こうとして、本作を鑑賞している人の多さに驚いた。古い作品だからだろうか。やはり、ご年輩の方たちが多かった。

 本作は、フェデリコ・フェリーニの監督作品である。大道芸人のザンパノが、ジェルソミーナという頭の弱い女性を奴隷として買い、一緒に旅回りをする話である。

 ザンパノは、あちらこちらの町を回っては、観客の前で怪力を披露している。しかし、どこかインチキ臭い雰囲気も漂っている。彼はジェルソミーナに対して思いやりを持たず、手荒く好き勝手に接するのだが、ジェルソミーナは彼に逆らうことなく旅回りを続けるのだった。すなわち、まったく対照的な二人が一緒にいることになる。

 二人は古びた馬車にたくさんの荷物を積み込んで、一緒に旅をしている。馬車の中で眠ることもあるが、時には空き家のようなところで寝泊まりすることもある。男女が一緒に旅を続けているのだから、二人がロマンチックな雰囲気になってもおかしくはないはずなのだが、なかなかそういう雰囲気にはならない。それどころか、ザンパノは、出掛けた町で別の女性と関係を持っているようにも見える。

 それでも二人は、やがて夫婦として旅を続けるようになるのだが、それはあくまで便宜上のことであり、二人の間に愛が通っているようには見えない。何と言っても、ジェルソミーナに対するザンパノの態度がどこまでも粗いのだ。しかし、あるときザンパノは、ジェルソミーナを置き去りにしてしまい・・・・・・。

 自分の本当の気持ちに気付かずに、ジェルソミーナへの態度を改めることなく、どこまでも突っ走り続けたザンパノが自分の本当の気持ちに気付くには、大きな代償を支払わなければならなかった。百歩進んで九十九歩戻るくらいなら、最初から一歩進むだけにしておけば良かったのではないかと私は思う。しかし、多かれ少なかれ、世の中の男性たちは、ザンパノの予備軍なのではないだろうか。自分の気持ちに素直になるために、大きな代償を支払うことになってしまう男性たちが多いように思う。

 そういう意味では、本作は、男女の愛を逆説的に表現した作品なのではないだろうか。そのため、どこまでもポジティヴに男女の愛を表現し続けるような作品よりも心に深く残る。特に、ラストで見せるザンパノの姿は、これまで彼が見せることのなかった新しいザンパノなのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ザンパノのような男性は、日本にもたくさんいるように思います。そういう男性たちが、自分の立場に置き換えて鑑賞すると、涙なしには鑑賞できない作品かもしれません。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.10

今年も商売繁盛

海を越えてやって来たpaperblanks、再びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。先日、とある場所で、ご年輩の女性が二人、干支と年齢の話をしていました。驚いたことに、お二人とも八十歳は越えていると思うのですが、「○年生まれは今、何歳」という計算が恐ろしく速いのです。素晴らしい計算力ですね。あるいは、身近な人の絶対年齢をもとに、相対的に計算してしまうのかもしれません。その一方で、別の機会ですが、二人のお年寄りが、「最近、物忘れが激しくてねえ」と言って、共感し合っている光景を目にしました。お年寄りの頭の中は複雑ですね。

 ガンモが、
「そうか、えべっさんやってるんだ」
と言った。私も関西の住人になってから初めて知ったのだが、「えべっさん」とは、商売繁盛の神様である「えびすさま」のことであり、関西のあちらこちらにある戎(えびす)神社に商売繁盛を願って参拝することでもある。「えべっさん」は一月九日、十日、十一日と三日間開催され、九日が宵(よい)えびす、十日が本えびす、十一日が残り福となっている。

 これまで、「えべっさん」は、一月の三連休の一部と重なることも多かったのだが、今年は三日間とも平日に開催されることになっていた。折しも、総本社の西宮神社では、福男が決まったという話題で盛り上がっていたので、本えびすに参拝すべく、仕事帰りに西宮神社に寄ってみることにした。ガンモにその計画を話すと、仕事が終わり次第、西宮神社に駆けつけるとのことだった。

 西宮神社は、阪神西宮駅から歩いて数分程度のところにある。私はJR線で通勤しているため、JR線の最寄駅から阪神西宮駅まで自転車で移動した。阪神西宮駅前には、二時間まで無料で利用できる機械式駐輪場があるので、そこに自転車を預けて、西宮神社までの道のりをてくてく歩いた。

 さすが、十日えびすというだけあって、西宮神社までの参拝経路はたくさんの参拝客で賑わっていた。毎年のことながら、露店もたくさん出ていて楽しい。お腹が空いていたので、露店で何か買って食べたいと思っていたのだが、仕事を終えたガンモと合流することにしていたので、ガンモと合流してから一緒に食べようと思っていた。露店を見て歩いていると、くまモンのお店まで出ているではないか。くじを引くと、くまモングッズが当たるようだ。

こんなところにまで、くまモン進出

飴のお店。他にもたくさんの写真を撮影したのだが、光量が足りないせいで、ぶれた写真が多かった

 十九時過ぎに、ようやく西宮神社の入口に到着した。たくさんの参拝客で賑わっていたため、境内に入っても、本殿までそろそろと歩かなければならなかった。しかも、ときどき立ち止まっては、次に動き出すのを待つような感じだった。

入口

 本殿の手前では、男性版の巫女のような方(かんなぎ?)が、ふさふさとした白いもので参拝客の頭を清めてくださる。そんな姿を遠くから見守っている参拝客の中から、
「あれはアルバイトなんやろか。ずっと腕を動かしっぱなしやから、疲れるんちゃうか(あれはアルバイトなんだろうか。ずっと腕を動かしっぱなしだから、疲れるんじゃないだろうか)」
という声が聞こえて来た。確かに、ずっと腕を動かしっぱなしなので、疲れるだろうと思う。ひょっとすると、このときのために腕を鍛え上げた体育会系の男子が西宮神社のアルバイトに応募しているのかもしれない。

 待ち行列が少しずつ進んで、ようやく私もふさふさとした白いもので清めていただく順番がやって来た。私は毛糸の帽子をかぶっていたので、ふさふさとした白いもので撫でていただく直前に帽子を脱いだ。

本殿

 本殿もものすごい参拝客で溢れ返っていた。ガンモの到着を待っていては、いつになるかわからないので、私はひとまず先に本殿にお参りをした。ガンモの分もお賽銭を投げ入れて、去年一年間のお礼と今年一年間のお願いをした。やはり不況だからなのだろうか。本殿の前で真剣に祈りを捧げる人たちの姿が多く見られた。

 参拝したあとは、去年と同様、一つ三千円の大福笹を買い、おみくじを引いた。

大福笹

おみくじは、半吉だった

 おみくじは、半吉だった。確か、去年は末吉だったように記憶している。今年は、

○病気 長引くが命に別状はない。戸惑うな
○なくし物 しばらく見つからない
○待ち人 来る

という項目が目に留まった。病気は、やはりこのおみくじを引いた私のことなのだろうか。「命に別状はない」という表現から、母のことであればいいのに、と思った。なくし物は、新年早々の失せ物のことを言っているのだろうか。待ち人は、今更来てもらっても困るではないか。

 おみくじを引いたあと、ガンモの到着をひたすら待っていたのだが、ガンモとの電話がなかなか通じなかった。おまけにiモードも繋がりにくかった。たくさんの参拝客がこの西宮神社に集合しているため、このエリアで使用可能な回線が混雑してしまっているのかもしれない。

 ようやくガンモと電話が繋がったとき、ガンモはイライラした口調で、
「電話、繋がらないから」
と言った。これだけの参拝客が西宮神社に集まって来ているのだから、仕方がないだろう。

 仕事を終えたガンモは、西宮神社に向かい始めたのだが、境内には入ることができたものの、本殿まであと三十分は掛かると言う。ガンモ自身も、三十分以上も時間を掛けて並ぶ気力はないらしい。さあ、どうしよう。その時点で既に二十時過ぎだったので、早く帰宅しなければ明日の仕事に差し支えると思った。そこで、西宮神社の出口あたりでガンモと合流することにした。

 私は、出口に向かう前に、毎年、西宮神社で売られているえべっさんの酒を購入した。実家の父に贈ろうと思ったのだ。えべっさんの酒は、五百ミリリットル入りが千円である。試飲できるので、いくらかお布施をして、私もいただいた。

 毎年、えべっさんの酒のコーナーには、鯛を抱えてえびすさんの格好をした方がいらっしゃる。中には、えべっさんと記念撮影をされている方も多い。私は、写真だけ撮らせていただいた。

えべっさんの酒のところにいらっしゃるえびすさん

えべっさんの酒。一本千円

 出口に向かうと、これだけの参拝客の中、奇跡的にガンモと合流することができた。入口付近もまた、たくさんの参拝客で溢れ返っていた。ルミナリエのようにロープが張られ、入場規制が行われていたのだ。私が来たときには、このような入場規制は行われていなかった。すなわち、ガンモが到着したのは、最も混雑しているときだったようだ。これでは、本殿まで三十分どころか、一時間は掛かってしまうかもしれない。

 お腹が空いていたので、何か食べたいと思っていたのだが、ガンモは阪神西宮駅前でピロシキを買ったという。私は、露店で買って何か食べようと思ったのに・・・・・・。結局、ガンモが買ったというピロシキを分けてもらい、食べた。それだけでは物足りなかったので、ラーメン屋さんに入り、ラーメンを食べて帰宅した。結局、楽しみにしていた露店では何も買わずに帰宅することになってしまった。そして、去年に引き続き、えべっさんに参拝できたのは私だけだったので、私はえべっさんで購入した大福笹をふさふさとした白いものに見立てて、ガンモの頭を清めておいた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m えべっさんを参拝しているとき、私のカメのリュックを気に入ってくださった方がいて、「これ、カメ(「メ」にアクセント)のリュック?」と見知らぬ人に声を掛けられました。ガンモも、私の背中にあるカメのリュックを見て、「まるみは、世界一、カメのリュックが似合う」と言ってくれました。西宮神社でカメのリュックを背負っていた人を見た方がいるかもしれませんが、それは私です。(苦笑)買って来た大福笹は、早速、自宅の寝室に飾りましたよ。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.09

海を越えてやって来たpaperblanks、再び

映画『孤島の王』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今の時期、私の実家のある愛媛県西条市では、無病息災や豊作を願うために「とうどうさん」という藁(わら)の家が作られています。「とうどうさん」は、簡単に言えば、藁でできたかまくらみたいなものです。子供の頃は、「とうどうさん」の中に入って遊んでいましたね。「とうどうさん」は、今度の三連休中に役目を終えて燃やされるようですが、残念ながら、この三連休も帰省できないかもしれません。いつか、ガンモにも紹介したいと思っています。

 去年、いや、既におと年になってしまっているのだが、海を越えてやって来たpaperblanksという記事を書かせていただいた。去年はその記事でご紹介させていただいたpaperblanksを愛用し続けたわけである。miniとMidiの異なるサイズであるとは言え、二冊のpaperblanksを持ち歩くのは少し重かった。

 実は、今年の手帳は、paperblanksではない、もっとお手軽な手帳で済ませようと思っていたのだが、どうしても気持ちがpaperblanksに行ってしまうのだった。そこで、去年の九月末頃に、まだまだ円高だったので、再びeBayでpaperblanksを検索してみたのだ。

 私が求めているのは、paperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)である。早速、eBayでそれらしいものを見付けたので、アメリカの出品者の商品を落札させていただいた。ところが、届いてみると、何だか薄っぺらいのである。

アメリカの出品者から届いたpaperblanks。何のことはない、罫線付きのノートだった

 私は、「あれ!?」と思った。中を開いてみると、罫線付きのノートだった。またしても、間違えて落札してしまったようである。今回はサイズ違いではなく、中身違いである。ちなみに、罫線付きのこのノートは、

$16.95 USD

Shipping and handling $16.95 USD
Total $33.90 USD
From amount \2,743 JPY

だった。すなわち、本体価格16.95ドル、送料16.95ドル、合計33.90ドルで、日本円では送料込みで2743円だった。罫線付きノートとしてはひどく割高になってしまった。

 私は性懲りもなく、引き続きeBayでpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)を探し続けた。そして、今度こそと思い、イギリスの出品者から落札したのが、以下の商品である。

およそ一ヶ月くらい掛かって、イギリスからROYAL MAILが届いた

中身はこれ

今度こそ、待ちこがれていたpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)だった

 今回は求めていたものが手に入った。このpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)は、日本では入手困難なのか、楽天市場で検索しても見当たらない。何年か前までは購入できたのに、最近の日本人にはあまり受けが良くないのだろうか。

 ちなみに、この商品は、

£13.95 GBP

Shipping and handling £3.95 GBP
Total £17.90 GBP
From amount \2,351 JPY

だった。すなわち、本体価格13.95ポンド、送料3.95ポンド、合計17.90ポンドで、日本円では送料込みで2351円だった。何と、間違って落札してしまった罫線付きノートよりも安く落札することができたのである。日本で購入するよりも、少しだけ安い価格だと思う。

 今回も間違って落札してしまったわけだが、結果的には、欲しい商品に限定して言えば、日本で購入するよりも安く購入できたことになる。とは言え、間違って購入してしまったものを加算すると、残念ながら、割高なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 新年を迎えたので、早速、新しいpaperblanksを使い始めました。去年使っていた同じタイプのものは、磁石付きの表紙ではなかったからか、今年のpaperblanksのほうが厚みがあるような気がしますね。もちろん、使い心地は最高です。(笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.08

映画『孤島の王』

久し振りの泥遊びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 職場でバランス栄養食のカロリーメイトを支給されました。災害用に用意していたものらしいですが、あと少しで期限切れになりそうなので、その前にみんなに分けてくださったのです。有り難いことに、私たち派遣社員も対象です。みんなに配ってもまだ余るそうで、配っている方が、「もし、欲しいなら、余分にあげますよ」と声を掛けてくださったので、ありがたくいただきました。それでもまだ余ってしまっているようで、職場の出入口付近に設置された箱の中に、「欲しい方はどうぞ」という形で何個も置かれています。しかし、そうは言われても、派遣社員という立場では、なかなか自由には取り辛いですね。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、五月十一日のことである。もう八ヶ月近くも前のことなのに、私の中では、つい先日、鑑賞したばかりのような感覚が残っている。

 本作もまた、劇場で予告編を見て鑑賞に踏み切った作品である。実際にノルウェーで起きたとされる更生施設での暴動を映画化したものだ。

 時代は一九一五年、舞台となっているのは、ノルウェーにある監獄島バストイ島である。そこは孤島になっていて、船以外の方法では島を出られない仕組みになっている。その島に送り込まれるのは、何らかの罪を犯した十一歳から十八歳までの少年たちである。

 バストイ島にある更生施設にエーリングという少年が送り込まれて来る。この更生施設では、重労働や性的虐待など、少年たちに対する激しい抑圧が行われていた。少年たちを厳しい状況に置くことで、少年たちの更生を狙っているようだった。しかし、これらの抑圧は、やがて大きな暴動へと発展して行くのである。

 新参者のエーリングは、この更生施設の厳しい抑圧に納得が行かず、反発ばかりしている。しかし、鑑賞しているうちに、更生施設の院長や寮長らの中にある正義ではなく、彼らに反発ばかりしているエーリングの中にある正義に共感するようになる。

 エーリングと対照的に描かれているのが、模範生のオーラヴだ。彼はもうすぐ更生施設を出られることが決まっている。更生施設を刑務所とするならば、出所間近といったところだろうか。

 最初のうち、オーラヴは、ことあるごとに反発しているエーリングをどこか見下しているようにも見えるのだが、物語が進んで行くにつれ、二人が接近して行くところが面白い。オーラヴの中の正義が揺れ動き、エーリングの中の正義に傾き始めるのだ。

 本作は、徹底的な抑圧がもたらす反発心が、水面下で大きく成長して行くこを示唆している。私は、少し前に鑑賞した映画『白いリボン』という作品を思い出した。というのも、映画『白いリボン』もまた、抑圧された社会の中で、ナチス・ドイツの予備軍が育って行くからだ。

 理想的な更生というものどのようなものなのだろうと、私はいつも思う。本作のように孤島に隔離され、厳しい用圧を受けることなのだろうか。私は違うと思う。他の人たちがどのように感じるかは別として、私の中での理想的な更生とは、犯罪者が逮捕されずにそのまま社会に残り続け、社会生活を通して犯罪者自らが自然な気づきを得て行くことである。すなわち、周りの人たちも協力者になるというわけだ。そして、犯罪者もそうでない人たちも、互いに学びのパートナーとなるということだ。しかし、実際は、犯罪者は社会から隔離され、社会復帰しても特別な目で見られてしまうのが現状である。

 そういう意味で、本作は、私の思う理想的な更生からはかけ離れた題材を扱う作品だっと言えるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m エーリングとオーラヴという対照的な二人が次第に距離を縮めて行くプロセスがいいですね。それは、厳しい抑圧の中で、二人の中にある正義感が共通のものになって行くということだと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.07

久し振りの泥遊び

ホットヨガ(三一九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日から新年の仕事が始まりました。それでも、朝の通勤電車がそれほど混雑していなかったのは、学生さんたちがまだ冬休みだからなのでしょうか。学校が始まると、またにぎやかな通勤になりそうです。

 もう何ヵ月も天然ヘナをしていなかったため、私の頭は驚くほど白かった。そこで、年末年始の長い休暇の間に実践すべきリストの中に、「天然ヘナをする」という項目を加えておいたのだ。ちなみに、私の愛用しているダ○ソーヘナは、ザ・ダイソー / Natural Henna(ナチュラル ヘナ)口コミ一覧(新着順) -@cosme(アットコスメ)-で高く評価されている。

 年末年始の休暇もあとわずかという段階になっても、私は天然ヘナをしていなかった。後半は自宅で過ごすことが多かったので、「天然ヘナをしよう!」と決断すれば、いつでもできる状態にあったのだ。しかし、天然ヘナを溶いたあと、一時間ほど寝かせておかなければならないため、なかなか重い腰が上がらなかった。そのため、ガンモからは、
「ヘナしれ~(ヘナしろ~)」
と言われる始末だった。

 私がようやくその重い腰を上げたのは、ガンモの誕生日のことだった。あたかもそれが私からガンモへの誕生日のプレゼントであるかのように、私は天然ヘナをしたのだ。

 台所に置いてあった天然ヘナをインスタントコーヒーでマヨネーズ状になるまで溶いて、三十分ほど寝かせた。封が開いていたのでわからないが、使ったのは、おそらくダ○ソーのナチュラルオレンジである。本来ならば、溶いてから一時間ほど寝かせることになっているのだが、一時間も待てなかった。

 私は洗面所に行き、軽くシャンプーをしたあとタオルで髪の毛の水分を拭き取った。そして、ビニール手袋を着けると、寝かせておいた天然ヘナを手にすくい、ペタペタと頭に塗りたくった。しばらく天然ヘナをしていなかったので、泥のようにどろどろとした天然ヘナを、大量の白髪に染み込ませるように頭の上でぐじゅぐじゅとかき混ぜた。

 不思議なことに、天然ヘナをしていると、だんだん楽しくなって来る。頭の上でぐじゅぐじゅとかき混ぜているうちに、私の中で解放されて行くものがあるのだと思う。

 髪の毛が伸びて来たことと、久し振りの天然ヘナだったことから、今回は少し多目の天然ヘナを溶いた。そのため、すべてを塗り込んでしまうまでに時間がかかったが、塗り込んだあとは気持ちがとてもすっきりしていた。

 天然ヘナを塗り終えた私は、同じくダ○ソーで買った日本てぬぐいで頭を包んだ。それを、同じくダ○ソーで買ったタオル地のヘアバンドで固定し、その上にもう一枚布をかぶせ、更にその上に、どこかのホテルから持ち帰ったシャワーキャップをかぶった。これで準備は整った。あとはその頭のまま、自宅でまったりと過ごすだけである。そして私は、そのまま寝ヘナをした。

 翌朝、私はガンモに、
「ヘナを洗い流して来る」
と言って立ち上がった。シャワーキャップを外し、布を外し、ヘアバンドを外し、日本てぬぐいを外して、付着した染料を水洗いしたあと、シャワーキャップ以外のものを洗濯機の中に入れた。

 そして、何時間か振りに空気にさらされた頭をしばらくそのままにしておいて、シャワーを浴びた。寝ヘナをしたので、ヘナは固まっていた。シャワーを浴びると、私の頭の中で固まっていた天然ヘナがごわごわと崩れて行った。私は、頭に塗り込めた天然ヘナをシャンプーできれいに洗い流して浴室を出た。

 染まった髪をガンモに見せると、
「良く染まっている」
と言ってくれた。私も満足である。ナチュラルオレンジをインスタントコーヒーで溶くと、なかなか良い色が出るようである。

 ということで、今回もいい色に染まってくれて、満足なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ダ○ソーヘナを使っていることを周りの人に言うと、怪訝な顔をされることがあります。単に百円ショップで売られているというだけで先入観を持っているんでしょうね。百円ショップで売られていても、私にはとても楽しくていい商品ですよ。ただし、手間はかかりますが・・・・・・。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.06

ホットヨガ(三一九回目)

映画『モンスターズクラブ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 長かった年末年始の九連休も終わってしまいました。ガンモが仕事の待機要員だったこともあり、後半はほとんど自宅で過ごしたため、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用しての映画三昧とはなりませんでした。まだまだ有効期間があるので、たっぷりと鑑賞したいと思います。

大晦日は、ホットヨガの三宮店のスタジオで六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。久し振りに骨盤コースのレッスンを受けようと思ったのは、ここのところ、骨盤の前後のずれを実感していたからだ。具体的にどのようなことかと言うと、トイレで便座の前に立ったときに、無意識のうちにいつも左足が下がってしまっているからである。また、骨盤コースが朝一番のレッスンに設定されていたことも、骨盤コースを選んだ理由の一つである。

 受付では、パワーストーン好きのインストラクターが、
「年内にお会いできて良かったです」
と言ってくださった。それだけで、とてもハッピーな気持ちになることができた。私もあんなふうに、人をハッピーな気持ちを届けられる人間になりたいと思う。

 年末で仕事がお休みの方も多かったのだろう。何と、今回のレッスンには、十七名もの方が参加されていた。三宮店がリニューアルオープンしてからは、最高の参加者数かもしれない。というのも、リニューアルオープン後の三宮店は、リニューアルオープン前の三宮店のスタジオよりも狭くなっているからだ。

 ちなみに、レッスンを担当してくださったのは、大人しいインストラクターである。やはり、十七名も参加者がいると、スタジオ内でひしめき合ってしまうので、ヨガマットを前後にずらして、横の人と当たらないように注意を払った。

 私は身体が固く、ヨガのレッスンを終えても、身体を動かして来たばかりとは思えない。子宮筋腫が大きいため、全体的にポーズが深くならないのだ。また、痛みのある関節などをかばうような動きを取ってしまっていることも関係しているのだろう。例えば首を回すときも、毎回、明らかに、ゆっくり回すことができずに素早く通過してしまう箇所があったりする。そのため、その部分はずっとほぐされないままなのだ。

 レッスンの途中で一度だけスタジオの外に出て休んだ。そのとき、水素水を購入すると、シャンプーセットを二つもらえという張り紙を見付けた。レッスンに持参した水が少なくなって来たので、水素水を買って、シャンプーセットをもらって帰ろうと思った。

 レッスンを終えてシャワーを浴び終えたとき、重大な忘れ物をしてしまったことに気がついた。バスタオルである。家を出る前に、バスタオルを用意していないことに気が付いていたというのに、ばたばたしているうちに忘れてしまったのだ。しかし、シャワーを浴び終えたところなので、私はすっぽんぽんである。受付に行けば、バスタオルを有料でレンタルできるのだが、すっぽんぽんのまま受付に行く勇気はない。落ち着け、落ち着け。これまでにも色々な忘れ物をして、何とか切り抜けて来たではないか。

 そこで私は、何かバスタオルの代わりになるものはないかと考えた。過去には、ハンドタオルで大きな身体をふいたこともある。そして、ふとひらめいて、足拭きマットで身体をふいたのだ。梅田店のスタジオならば、足拭きマットが取り替えられてないので、身体をふくのは抵抗があるのだが、三宮店と南森町店のスタジオでは、自分が使う足拭きマットを自由に取ることができるので、常に洗い立ての足拭きマットを使用することができるのだ。そして私は、シャワーを浴びる前に、足拭きマットの山から洗い立ての一枚を持ってシャワールームにこもったばかりだった。

 これは名案だと思い付いたものの、実際に足拭きマットで身体をふいてみると、ひどく固かった。結論から言ってしまえば、足拭きマットは身体をふくようにはできていない。それでも、何もないよりはずっとマシだった。

 着替えを済ませて受付に行くと、対応してくださったスタッフが、私の身に着けているヘビの指輪とカメのリュックを気に入ってくださった。私は巳年生まれであることを告白し、
「ヘビの指輪の頭を自分の身体のほうに向けておくと、お金が入って来るんですよ」
と教えてあげた。

ヘビの指輪。カサカサのお肌は更年期によるもの(?)

 このヘビの指輪は、年末に催事場で購入したもので、値段は笑いが出るほど格安なのだ。

 ところで、私は水素水を購入したのだが、シャンプーセットはもらえなかった。スタッフと話をしていても、何となく、
「水素水を買ったので、シャンプーセットください」
などと、自分からは言い出しにくかった。とまあ、このような感じで、二〇一二年のホットヨガ納めをしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m バスタオルを忘れてしまったときは焦りました。(苦笑)しかし、どういうわけか、いつもピンチを切り抜けることができます。世の中、何とか渡って行けるようにできているものですね。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.05

映画『モンスターズクラブ』

二〇一ニ年ライブ納めの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ガンモの誕生日だったので、二人で自宅でまったりと過ごしました。ちなみに、ガンモはもうすぐ五十歳になります。(苦笑)夫婦のうちどちらかが五十歳になると、映画館では夫婦五十割引というものが適用されて、映画鑑賞料金が夫婦で二千円になります。すなわち、一人千円で映画を鑑賞することができるのです。そのことをガンモに言うと、目を輝かせていました。しかし、ガンモは童顔なので、五十歳になったとしても、映画館のスタッフに信用されるかどうか・・・・・・。まあ、まだ心配しなくても、あと一年先のことであります。

 本作を鑑賞したのは、映画『アンネの追憶』を鑑賞したのと同じ五月四日のことである。映画『蘇りの血』の豊田利晃監督の作品なので覚悟はしていたのだが、やはり難解な作品だった。

 私は良く知らなかったのだが、本作は、アメリカで一九七〇年代に起こった「爆弾魔ユナボマー」の事件をもとに、豊田利晃監督自身が脚本を書き下ろした作品なのだそうだ。そして、瑛太が出演を強く希望し、叶ったようだ。

 爆弾魔ユナボマーの事件では、犯人がアメリカのモンタナ州の山小屋で隠遁生活を送りながら、次々に爆弾を作っていたという。本作の中には、やはり山奥にこもって爆弾を作っては、犯行声明文とともに爆弾をいろいろなところに送りつける垣内良一の姿がある。

 良一は既に両親を亡くし、兄は自殺、弟は事故で亡くなっていた。良一のほかに残っている家族は妹だけである。

 作品全体を通して、良一の感情ははっきりとは見えて来ない。いや、本当は、家族を亡くした深い悲しみや社会に対する激しい怒りがあるはずなのだが、一見すると、淡々としているようで、読み取れないのだ。その代わり、顔に白いものを塗りたくったりするシーンが登場する。

 また、既にこの世にはいない家族が、まるで回想シーンのように何度も登場する。特に、窪塚洋介くん演じる兄との関係は特別であったようにも見える。良一がさまざまな場所に爆弾を送り付けるのは、日本の社会システムを破壊するためだとされている。そうだとすると、爆弾は、良一の怒りを表現したものなのだろうか。日本の社会システムを破壊するために爆弾を送り付けているのは、世の中は便利になったものの、人間にとっては住みにくい世の中になってしまったという怒りが込められているらしいのだ。私ならば、そうした感情をもっとわかりやすく表現しようと試みると思うのだが、良一は自分の感情をストレートには表現できないようである。それが、爆弾作りという間接的な怒りの表現となってしまったのかもしれない。

 犯行声明文に引用されているのは、宮沢賢治さんの作品であったりする。そして、良一は、自分が作った爆弾に、「モンスターズクラブ」(MC)と刻む。これは、爆弾魔ユナボマーが「フリーダム・クラブ」(FC)と名乗ったことに起因しているらしい。作品全体を通して、他の人の解説が必要なほど難解な内容なのだが、それだけに、映像を経由して得られる印象が強い。良一が何を考え、何を望んでいるのかは良くわからなくても、良一が過ごした山小屋や家族との回想シーンが鮮明によみがえって来るのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 感情を比較的ストレートに表現できる私には、とても難解な作品でした。回りくどい表現をせずに、ストレートに表現してしまえばいいのではないかと思ったりもします。同志たちを集めて、デモを起こしている人たちのほうがよっぽどわかり易いですよね。しかし、爆弾魔ユナボマーについて調べて行くうちに、彼が人とのコミュニケーションをほとんど取って来なかったことがわかりました。他者を介して自分の感情を表現していないのだとすれば、彼の中には増幅されたネガティブな感情が貯まってしまっていたのかもしれません。それが爆弾という形で現われたのでしょう。本作のような事件を逆説的にとらえると、人とのコミュニケーションがいかに大切であるかがわかりますね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.04

二〇一ニ年ライブ納め

「かろいち」の親ガニ汁無料サービスの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m この冬は、寒さがとても厳しいですね。今は体温の低い周期に当たっているせいか、自転車で外を走っていて、「これはたまらん!」と思いました。仕事が始まったら、通勤が辛くなってしまいそうです。室内との温度差がありますので、外に出るときは温度差に気を付けたいものですね。

 年末に、好きなアーチストのライブに足を運んだ。南森町店のスタジオでホットヨガのレッスンを受けてから、南森町店のスタジオの近くで「ガンまる日記」を書き上げ、会場に向かったのだが、ホットヨガのレッスンを受けた直後はそれほどでもなかったというのに、どういうわけか、お腹がひどく張ってしまい、歩くのもやっとという状況に陥ってしまった。これではライブに遅刻してしまうと自分自身に言い聞かせながら、ホットヨガの重い荷物を持ったままではとても会場まで歩けないと思い、会場から近いJR線の駅のコインロッカーにホットヨガの重い荷物を預けて、一生懸命歩いた。

 コインロッカーに荷物を預けたおかげで身軽にはなったものの、元気な人たちが私をどんどん追い越して行く姿を見ていると、劣等感のようなものに襲われた。以前にも、仕事帰りにこのような状況に陥ったことがあった。生理が近くなるとお腹がひどく張ってしまい、お腹に力を入れることができず、歩きにくくなってしまうようだ。おまけに貧血も加わり、私はニ~三歩歩く度に「ハアハア」と大きな息をしていた。

 そんなこんなで何とか会場に滑り込んだのは、ほとんど開演間際だった。忙しい中、今回のチケットを手配してくださったライブ仲間のお友達へのごあいさつもそこそこに、ライブが始まった。大きな会場でのコンサートだというのに、相変わらず、彼らの生み出す音はとてもクリアだった。しかも、私は立って彼らの演奏に耳を傾けるほどの体力を持ち合わせていなかったので、ほとんど椅子に座ったままで鑑賞していたというのに、音がこもらず、とてもきれいに聴こえていたのだ。おそらく、上から吊り下げた大きなスピーカーが効いているのだろう。

 今回のライブでは、好きなアーチストの演奏する音楽を絶対音感で聞き取ってみようと試みた。曲が演奏され始めると、私は曲のキーを紙に書き留めた。明らかにキーがわかる曲もあれば、わからない曲もあった。ステージで演奏されているギターのコードを見てしまうと、曲のキーがわかってしまうので、なるべくギターのプレイには注目しないように心掛けた。まだ答え合わせはしていないのだが、普段からこういう感覚を大切にして行きたいと思う。

 前半は特に何ごともなく過ぎて行った。しかし、後半になって、ある曲が演奏され始めたとき、私の心はとてつもなく大きく揺り動かされた。というのも、何年か前に自ら命を絶ってしまったミュージシャンが作曲した曲を彼らが演奏したからだ。その美しい旋律には、いかにもその曲を作曲したミュージシャンらしさが漂っていた。私は、そのミュージシャンと親交の深かった彼らが、一体どのような気持ちでその曲を演奏しているかを想像した。特に、そのミュージシャンと最も身近な存在だったメンバーの哀しみは、計り知れないものだったろうと思う。私は、そのメンバーが精神的に一番大変なときに、何の励ましの言葉も贈ることができなかった。自分はそういう立場にないと思っていたし、私の想いを彼には直接届けられないだろうと思い込んでいたからだ。しかし、こうして何年か経ってみて、良くぞあの辛い時期を乗り越えてくれたと思う。そのメンバーを身近で支えてくれた人たちのおかげである。

 同時に、そのメンバーが近年体験したであろう別の哀しみについても、励ましたり、一緒に哀しんだりすることができなかったことを悔やんだ。ずっと以前にも書かせていただいたのだが、私自身は人生で体験した最大のピンチを、一瞬にして磁場が変わるほどそのメンバーに救ってもらっているというのに、彼のピンチを救うことができなかった自分の無力さを実感する羽目になってしまったのだ。

 コンサートの最中、私は他にもいろいろなことを想っていた。実は、数ヶ月後に、人口わずか数万人の私の生まれ故郷で彼らのライブが開催されることになっている。おそらく、彼らとしては初めての試みになるだろうと思う。できればそのライブに、実家の父や母と一緒に参加したいと思っているのだが、やはり難しいだろう。母は、今月から新しい抗がん剤が投与されることになっているのだが、彼らが私の生まれ故郷でライブを行う頃には、もはやその抗がん剤が効かなくなってしまっているかもしれない。私にはそれが怖かった。もしも母に免疫力も体力もあり、大勢の人たちの中で過ごしても体調に影響のない状態ならば、一緒にライブに参加したいと思っていたのだ。しかし、後日、母に確認してみたところ、やはり参加は難しいと言っていた。

 コンサートを終えてから、いつもライブに遠征して来ている友人にメールを送ってみた。彼女と言葉を交わすと、彼らに対して長年抱え続けて来た、私の中にある熱い想いを開放し、共有することができる。彼女もまた、今回のライブに参加していたようだった。彼女から届いたメールには、彼らのことが「好きで好きでたまらない!」と書かれてあった。私も彼女と同じ気持ちだった。ただ、私の場合は、自分の想いを共有できる人にだけ、彼らに対する熱い想いを語ることができる。おそらく、彼らのライブに参加している人たちの多くは、目に見えるところが熱いのだろう。しかし、私の場合、表面的には冷めてしまっているように見えるかもしれない。私の中では、目に見えるところが熱い人には、自分の中で隠し持っている熱さを悟られたくないという防御が働いてしまうようなのだ。

 とにかく、今回のライブでは様々な想いが頭の中を駆け巡った。その一方で、会場が冷えていたからだろうか。私はライブ鑑賞中に下半身が良く冷えて、開演から終演までの間に三~四回もトイレに走った。トイレに行き易い場所で鑑賞できたのは、とても有り難いことだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何だかいろいろなことを想ったライブ納めでありました。ライブのあと、彼らがライブで演奏して、私の心を揺さぶった曲を何度も繰り返し聞きました。YouTubeなども探ってみると、その曲を作曲したミュージシャンへの追悼の想いが綴られていました。そのミュージシャンは多くの人たちから慕われ、支持されていたはずなのに、自ら命を絶ち、亡くなってしまいました。私はそこに、求める者と与える者のギャップを感じてしまいました。むしろ、こうしたギャップが新たな作品を生み出す原動力になったりもするのですが、そうではない場合、悲劇を引き起こすこともあるのだと実感しました。私自身も、日々、求めるものがなかなか得られないというジレンマを抱え続けていますが、このジレンマに打ち勝つには、どうすればいいのでしょうね。そこにあるものに満足することは大切ですが、満足してしまえば、向上心からは遠ざかってしまうようにも思うのです。こうしたジレンマがまったくない場合、何かを生み出すエネルギーさえも失われてしまうのではないかと危惧したりもします。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.03

「かろいち」の親ガニ汁無料サービス

映画『映画 妖怪人間ベム』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。またまた更新が遅くなり、申し訳ありません。日中は、どういうわけか元気がありません。昼間にたっぷりと寝て、夕方から活動し始めるような感じですね。普段、出歩いている分、自宅でのんびり過ごしたいのかもしれません。もうすぐ、長かった年末年始の休暇が終わってしまいます。何だか寂しいものですね。それでは、吉岡温泉は熱かったの続きを書かせていただきます。

 吉岡温泉を出発した私たちが向かったのは、かろいちという道の駅のような魚市場である。まずは、かろいちに向かう途中で見掛けた池のほとりの美しい景色をご紹介しよう。調べてみると、湖山池(こやまいけ)という池のようだ。湖山池のすぐ近くには、湖山池情報プラザという建物があった。

かろいちに向かう途中で立ち寄った湖山池(こやまいけ)のほとりの美しい景色
 
 さて、かろいちに着いてみると、カニシーズン中の三連休ということもあってか、たくさんの人たちで賑わっていた。おそらく、カニをアピールするためだろう。カニのサンドイッチマンも出動していた。これが夏ならば、カニのぬいぐるみの中に入っている人は大変な暑さだろうが、十一月の下旬ならば、むしろ暖かいのかもしれない。

かろいちで見掛けたカニのサンドイッチマン

 折しもかろいちでは、親ガニ汁が無料で配布されていたので、私たちも配布の待ち行列に並んだ。十一月下旬の寒い中、たくさんの人たちが列を作って並んでいた。

無料だからだろうか。たくさんの人たちが列を作って並んでいた

 無料で配布される親ガニ汁は、何人前分用意されているのかはわからなかった。私たちも無事に親ガニ汁にありつけるのだろうかと心配しながら、親ガニ汁の入った大きなお鍋に近くなるのを、今か今かと待ち構えていた。数に限りがあるので、私たちの手前で打ち切られてしまわないように祈りながら、根気強く並んでいた。

並ぶこと数十分。親ガニ汁の入った大きなお鍋に近くなって来た

親ガニ汁までもう少し

 有り難いことに、私たちも無事に親ガニ汁にありつくことができた。親ガニは、今回の旅で宿泊した旅館の料理にも出て来たが、ご覧の通り、小ぶりなのである。

ようやく親ガニ汁にありついた。親ガニなので小ぶりだが、しっかりとカニの味がした

ごちそうさまでした

 ガンモがかろいちの中で、おもちをベースにした食べ物を買って来た。昼食には少し早かったが、せっかく親ガニ汁もあるので、私たちはガンモの買って来たおもちベースの食べ物を一緒に突付いて食べた。こちらもおいしかった。

 かろいちでは、いくつかのイベントも開催されていた。こちらは、顔抜きのような板に向かい、穴の空いているところを狙って玉(?)を入れると景品をもらえるゲームである。

どう見ても顔抜きなのだが、穴を狙って玉(?)を入れると景品をもらえるゲームが開催されていた

 それにしても、かろいちの大盛況ぶりは驚きである。例え街の中心地である鳥取駅前だとしても、これほどたくさんの人たちを集められないのではないだろうか。ただ、観光客が多いのか、地元の人が多いのか、私たちには良くわからなかった。

 というわけで、お腹もいっぱいになったので、私たちは次なる目的地へと向かったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモの会社では、毎年のように、有志が集まって、鳥取にカニを食べに行っているのですが、かろいちは、その帰りに必ず寄る場所なのだそうです。有名な場所だったんですね。道の駅のようなところに、海鮮物のお店がたくさんあるような感じです。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.02

映画『映画 妖怪人間ベム』

今年最初の失せ物(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末年始は寒波がやって来ると聞いていましたが、確かに寒いですね。ガンモが同窓会に参加するというので、私たちは四国の高松にやって来ました。ガンモは同窓会に出掛け、私は高松のホテルでお留守番です。ガンモの実家は、義父も義母も亡くなってしまい、誰も住んでいないので、帰省しても、実家の仏壇にお参りしたり、お墓参りをしたりするだけになりました。以前は誰もいないガンモの実家に二人で泊まっていたのですが、私たちが実家の寝具を使用すると、義弟の仕事が増えるのではないかと気遣うようになってしまったためです。最近のホテルは、節電のために暖房の設定温度が低いので、ほてりのある私としては過ごし易いですね。

 本作を鑑賞したのは、EMOBILEのモバイルルータを紛失してしまった十二月三十一日のことである。子供の頃にテレビアニメで見ていた妖怪人間ベムが実写版の映画になって登場したというので注目はしていたのだが、実のところ、あまり期待はしていなかったのだ。しかし、鑑賞してみて驚いた。思いのほか、深くて切ない作品だったからだ。

 子供の頃にテレビアニメを見ていたと言っても、まだ三歳~四歳の頃だったので、内容はほとんど覚えていなかった。それでも、自分の爪を三角に立てて、妖怪人間ベムの物まねをしていたように思う。ちなみに、私は知らなかったのだが、映画化される前に、既に実写版のテレビドラマが製作されていたらしい。

 ちなみに、いつも映画のレビューを書かせていただくときは、記事のタイトルに映画『○○○』と書かせていただくのだが、本作は、映画のタイトルが「映画 妖怪人間ベム」であるため、記事のタイトルが映画『映画 妖怪人間ベム』になってしまった。決して間違ってそのように記載したわけではなく、これまでのルールに従っただけである。

 更に、いつも記事の中でご紹介させていただいている予告編の映像だが、規制がかかってしまっているのか、見付けることができなかったので、テーマソングを貼り付けさせていただくことにする。

 さて、本作を鑑賞してみて、その切なさに驚いたのだが、どこが切ないかというと、妖怪人間であるベム、ベラ、ベロの三人(三妖怪)が、「人間になりたい!」と、とにかく切望しているところである。彼らの本当の姿形は、とても醜い格好をした人間以外の生命体なのだが、心優しい彼らは、正義の味方として、人間社会にはびこる悪を退治してくれているのである。

 そのため、彼らが戦うのは悪に染まってしまった人間たちである。姿形が醜くても心優しい人間以外の生命体は、他でもなく、悪に染まった人間と戦うことになるのである。しかも、彼らが人間になりたいと切望しているものの、善の塊である彼らは、自らの中に悪を取り込まなければ人間になれないという。言い換えると、彼らが退治しようとしている「悪」を自分の中に取り込み、自らの中に善と悪を共存させることで人間になれるというのだ。この設定は、あまりにも素晴らし過ぎる。

 登場人物たちも、昭和の時代を感じさせるような人間味あふれる人たちばかりだった。鑑賞しているうちに、現代には体験することができないような人間味のある触れ合いが、本作には描かれていることに気付いてしまった。現代の人たちは、他者に無関心で、常に自分の問題に精一杯である。しかし、本作に登場する人たちはそうではない。人と人が真剣に関わろうとする姿が描かれているのだ。

 それにしても、かつて、ベム、ベラ、ベロと交流のあった夏目刑事は、一体いつ仕事をしていたのだろうか。そんな突っ込みどころもあるのだが、とにかく隅々まで昭和の匂いがぷんぷん漂う人情味溢れる作品なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私がテレビアニメで妖怪人間ベムを見ていた頃は、あまりにも幼な過ぎたので、作品の中に描かれている世界観を理解することができませんでした。しかし、こうして大人になって実写版の映画を鑑賞し、ようやくこの作品を通して作者が表現したかったであろうことが見えて来ました。こういう作品を鑑賞して育った子供たちは、人情味溢れるいい子供に育って行くように思いますね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2013.01.01

今年最初の失せ物(1)

TOHOシネマズの1ヶ月フリーパス、再びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m あけましておめでとうございます。旧年中は、皆さまには大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。いただいた年賀状に、「ガンまる日記」を読んでくださっていることや、母のことを気遣ってくださる表現があり、とてもありがたく思いました。とてもうれしいですね。私の生き方を気に掛けてくださっていることに、深く感謝したいと思います。今年もまた、希望に満ちた一年であって欲しいと思います。皆さまにとっても素晴らしい一年でありますように。

 今年になって初めての失せ物に気付いてしまった。EMOBILEのモバイルルータである。自宅にいるときはほとんど使わないものなのだが、ふと所在を確認したときに見当たらなかったので、慌てて探し回ったところ、どこにも見当たらなかったという次第である。いつもはこんなふうに、百円ショップで購入した入れ物に入れて大事に持ち歩いていた。これがまた、あつらえたみたいにピッタリの入れ物だったというのに、ぴったりの入れ物だけを残して、中身が消えてしまったのである。

紛失してしまったEMOBILEのモバイルルータ。百円ショップで購入した入れ物にピッタリ収まっていた

 私は、どのような経緯でEMOBILEのモバイルルータが消えてしまったのかを回想してみた。ふと思い当たるのは、大晦日にTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを使って映画鑑賞に出掛けたときに、テーブルの上にAndroid端末を広げてインターネットに接続したときのことである。考えにくいのだが、どうやらそのときに、モバイルカードだけを置き忘れて来てしまったようなのだ。

 私は、そのビルの落し物や忘れ物を管理しているところに電話を繋いでもらい、モバイルカードが届けられていないか、確認してみた。しかし、届けは上がっていないと言われてしまった。それならば、もしかすると、私のモバイルカードを拾った誰かが持ち帰ってしまったのかもしれない。あるいは、私がその場所にモバイルカードを置き忘れてしまったのは、大晦日の比較的遅い時間帯だったので、拾ってくださった方がいったん自宅に持ち帰り、再びそのビルに用があるときに忘れ物を管理しているところに届けてくださるのかもしれない。

 ひとまず、このままでは良くないということで、モバイルカードの契約者であるガンモがEMOBILEに電話を掛けてくれた。私たちは、もはや紛失したモバイルカードは見付からないと思い、解約の手続きに入ろうとしていたのだが、何と、電話に出てくださったEMOBLEの担当者から、意外なことを言われたそうだ。驚いたことに、私が使っていたEMOBILEのモバイルカードは、盗難・紛失に対応できるサービスに加入していたらしく、一万円程度の追加料金を支払うことで、これまでと同じものを自宅に送って来てくださるのだそうだ。

 実は、ガンモはEMOBILEに電話を掛けたときに、これを機会に別のモバイルカードと契約しようと思い、EMOBILEとの契約を打ち切ろうと思っていたらしい。というのも、私が最近、使用し始めたAndroid端末は、ガンモが新たに加入しようとしていた別のモバイルカードのSIMをそのまま挿してインターネット接続することができるため、この際、EMOBLEとの契約を打ち切って、SIMを直接挿すことのできるモバイルカードに乗り換えようと思っていたようなのだ。しかし、これまで使っていたEMOBILEのモバイルカードは、去年の五月から使用し始めたばかりの新しいものだったので、あまりにも早く解約することになると、三万円を超える違約金を支払わなければならないことになっていたのだ。それが、盗難・紛失に対応できるサービスに加入していたことで、一万円程度の追加料金を支払うだけで、これまでと同じサービスを受けられるというのだ。

 私たちは悩んだ。とは言え、これには条件があった。盗難・紛失サービスを適用させるためには、警察に紛失届けを提出する必要があるらしいのだ。ガンモは、
「保険会社に提出する書類として、警察に届けられていることが必要なんじゃないのかな」
と言っていた。ひとまず、紛失してしまったEMOBILEのモバイルカードはいったん休止申請をしておいた。そのときに、サービスを再開させるための暗証番号を決めて、EMOBILEの担当者に伝えておいた。

 ちょっぴりややこしいのは、EMOBILEと契約していたのはガンモだが、実際にそのモバイルカードを使っていたのは私であり、そのモバイルカードを紛失してしまったのも私だということだ。ということは、警察に届け出るのは私でなければならないのだろうか。それとも、ガンモなのだろうか。このあたりについては、確認が必要である。

 というわけで、新年早々、何だかやっかいなことになってしまったわけだが、お正月休みはもう少し残っているので、新年の仕事が始まるまでには、何とか新しいモバイルカードを手元に置いておきたいものだと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私の不注意でEMOBILEのモバイルカードを紛失してしまいました。お正月早々、気が滅入ってしまうような出来事ではありますが、見方を変えれば、紛失してしまったのは今年ではなく、去年のことなんですよね。何故、いつも入れている入れ物にないのか、自分でも良くわかりません。というのも、普段から、EMOBILEのモバイルカードのSIMをAndroid端末に直接挿せないことを不便に思っていたので、Android端末を使い終わってカバンにしまうときは、Android端末とEMOBILEのモバイルルータの両方の電源を落として、それぞれの入れ物にしまっていたはずなのです。しかし、手元にAndroid端末しかないのだとすると、そのとき私は、EMOBILEのモバイルルータをしまわなかったことになるんですよね。そのことはどうしても考えにくいのですが、手元にないものは仕方がありません。事実は謎のままですね。まだ警察には行っていませんので、警察に紛失届けを提出したら、また続きを書かせていただこうと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »