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2013.01.17

映画『HOME 愛しの座敷わらし』

ファースト・イレッサ(17)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。朝の通勤途中にJR神戸線で人身事故が発生し、仕事に遅刻してしまいました。私がJR神戸線の最寄駅に着いたときには、人身事故が発生してまだ間もない時間帯でした。そのため、快速列車がまだ動いていたので、それに乗って、いつも新快速列車に乗り換えている駅まで移動したのです。すると、しばらくの間、普通列車と快速列車は運転を見合わせるというアナウンスが流れました。それでも、新快速列車のみ運転しているというので、その駅で新快速列車に乗り換えて出勤したところ、十五分の遅刻で済みました。しかし、普通列車と快速列車しか利用できない駅で乗り降りしている人は、一時間程度遅刻している人もいましたね。そうかと思うと、同じような条件で通勤している人でも、遅刻することなく出勤している人もいました。人身事故が発生しても、通勤に大きく影響が出てしまった人とそうでない人がいるのは興味深い現象でした。少し大袈裟かもしれませんが、人生を大きく変えてしまうような出来事は、ほんの紙一重の状態で起こるのかもしれないと思いました。

 本作を鑑賞したのは、五月十三日のことである。転勤のため、東京から岩手に引っ越した家族が、引っ越し先で座敷わらしに出会うという夢のある物語だ。

 一家の大黒柱である晃一の転勤により、高橋一家は東京から岩手に引っ越しをする。引っ越し先は、何と、家賃が格安だった築二百年にも及ぶ古い民家だった。

 高橋一家は、夫婦と二人の子供、そしてお姑さんで構成されている。多くの場合、座敷わらしの物語となると、子供たちだけに姿が見えたり、気配を感じたりして、やがて子供たちと座敷わらしだけが仲良くなるといった展開になり易い。そういう意味で、本作の面白いところは、座敷わらしが晃一にだけ見えず、気配も感じられないところだろう。

 更に、私たちが本能的に持っている「怖い」という感覚は、座敷わらしに対しては、最初のうちは「未知のものに対する恐怖心」としては存在するものの、やがて一家が座敷わらしと友好的な関係を築いて行くことができるのは、実に微笑ましい展開である。

 それだけではない。おそらく、本作が多くの人たちに支持されているのは、サプライズ的なハッピーエンドで完結しているからなのだろう。

 それにしても、本作に登場する「会社」は、社員の意思に関係なく、まるで将棋の駒のように、社員をどんどん動かすところだと思った。せっかく学校で友達と仲良くなっても、親の転勤で離ればなれになってしまうのは、辛いだろうと思う。私自身は、親の転勤で引っ越しをした経験は一度もないのだが、小学生の頃、転校して来た友達と特別仲が良くなったというのに、彼女は間もなく別の小学校に転校してしまった。そんな寂しさは、大人になっても癒されないように思うのだ。

 しかし、本作は、そんな転勤族と呼ばれる人たちに、希望を与える作品であることは間違いないだろう。精神世界的には、人間関係で何らかのトラブルを抱えてしまった場合、場所を変えても同じようなことを繰り返すと言われてはいるのだが、やはり自分の良さを最大限に引き出してくれる人たちに囲まれているのと、そうでないのとは大きな違いがあるような気がしてならない。

 高橋家の子供たちは、岩手から東京に戻ったとしても、これまでと同じような問題にぶち当たることはないのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 親の転勤ではないですが、私には、高校を卒業して現役で入学した大学で仲良くなった友達がいたのに、再受験するために、その大学をすぐに休学して予備校に通い始め、やがて退学してしまったという苦い想い出があります。その友達とは、しばらく年賀状の交換をしていたのですが、やがて途切れてしまいました。彼女が元気にしてくれているといいのですが・・・・・・。

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