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2012.12.15

映画『ルート・アイリッシュ』

植田正治写真美術館で誤解を解いたの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 記事の中で掲載した写真が大き過ぎたようで申し訳ありませんでした。ガンモが気付いて、「このデカイ写真は何? 手のしわしか写ってないよ」と教えてくれました。(苦笑)ゆうべ、ようやく記事を更新したとき、あまりにも眠くてたまらず、書き上げた記事を確認せずに寝てしまったのです。大きな写真が表示されている時間帯にアクセスしてくださった皆さんには、大変ご迷惑をお掛け致しました。m(__)m

 本作を鑑賞したのは、四月十三日のことである。イギリスのケン・ローチによる監督作品で、イギリス英語が耳に心地良い作品である。

 イラクのバグダッドには、バグダッド空港と市内のアメリカ軍管理地域グリーンゾーンを結ぶルート・アイリッシュと呼ばれる、テロの標的になりやすい、最も危険な道路があるらしい。本作は、そのルート・アイリッシュで死亡してしまった親友の死を不信に思った男が真相を解明しようとする物語である。

 ファーガスは、イラクで戦死した親友の兵士フランキーが亡くなる直前に、大事な話があるという電話をフランキーから受けていた。しかし、電話に出ることができなかったファーガスは、そのことをひどく後悔していた。やがて彼は、フランキーが遺したという手紙と携帯電話を受け取ることになる。携帯電話には、イラクで撮影された罪のない二人の少年が銃殺される動画が保存されていた。ファーガスは、その動画の中で話されているイラクの言葉の翻訳を、イラク出身のミュージシャンに依頼する。そしてファーガスは、フランキーの死の謎を解明するのだった。

 本作で描かれているのは、戦争がビジネスになってしまっているという悲しい事実である。兵士には、国家が派遣した兵士と、民間の企業が大金と引き換えに派遣した兵士がいるそうだ。本作で戦死したとされるフランキーは、後者のタイプの兵士で、そういう兵士をコントラクターと呼んでいるのだそうだ。多くの人たちは、何故、いつまで経っても戦争がなくならないのか、不思議に思っていることだろう。もちろん、私もその一人である。しかし、こうしたビジネスが成り立ってしまっているのならば、戦争がなくならないとしてもおかしくはない。戦争が続くことで、彼らは大きな利益を得ているのだ。フランキーが亡くなってしまったのも、裏で動いている大金と何か関連がありそうだった。私は、そのようなビジネスが成り立っていることに憤りを覚えた。

 ケン・ローチ監督の作品というと、映画『エリックを探して』を鑑賞している。映画『麦の穂をゆらす風』は鑑賞していない。映画『エリックを探して』の緩さから想像すると、全体を通して緊張感溢れる本作には、イラク戦争に対するケン・ローチ監督自身の強いメッセージが込められているのではないかと想像するのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回も更新が遅くなり、申し訳ありません。睡眠不足解消のために、たっぷり睡眠を取っていました。おかげで、また新しい週を迎えることができそうです。

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