« 水木しげるロード、みたび | トップページ | ホットヨガ(三一六回目) »

2012.12.09

映画『青い塩』

水木しげるロード、みたびの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 関西地方でも初雪が舞っていたようですが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしたでしょうか。私は、日頃の睡眠不足解消のため、窓も開けずに一日中、自宅で過ごしていたので、初雪を確認することができませんでした。この冬は特に寒さが厳しいようですね。ノロウィルスも流行しているようなので、うがいや手洗いを心掛けて、感染しないようにしたいものですね。

 本作を鑑賞したのは、映画『フラメンコ・フラメンコ』を鑑賞したのと同じ四月六日のことである。本作は、映画『イルマーレ』のイ・ヒョンスン監督がメガホンを取った作品である。あちらこちらの韓国映画で良く見掛けるソン・ガンホが、今回は引退したヤクザ組織のボスの役を演じている。

 ソン・ガンホ演じるドゥホンは、裏社会から足を洗い、釜山でレストランを開きたいと思っている。そして、料理を習得するために通い始めた料理教室で、シン・セギョン演じるセビンと出会う。年齢も境遇もまったく異なる二人なのに、ドゥホンはやがてセビンに惹かれて行く。ドゥホンがヤクザ組織の元ボスだったことから、カタギの女性であるセビンとの恋はアンバランスだろうと思ってしまうのだが、ところがどっこい、セビンはドゥホンを撃つために雇われた暗殺者だったのだ。そういう意味では、むしろバランスの取れた関係と言えるのだろうか。ドゥホンは途中でそのことに気付くのだが、既に二人の間には信頼関係が築かれていたのか、セビンが自分を撃つはずがないだろうと思っているようだった。

 本作では、ドゥホンとセビンが互いの居場所を確認するために、スマートフォンのアプリがうまく活用されている。おじさんのドゥホンは、スマートフォンの使い方が今ひとつわかっていないが、若いセビンはスマートフォンを使いこなしている。そういう意味では、実に現代的な作品と言える。

 二人が既に惹かれ合っているならば、セビンはドゥホンの暗殺を諦め、二人でどこかに逃亡してしまっても美しい物語になるはずだった。しかし、セビンには、暗殺を諦め切れない事情があったのだ。そのために、セビンはどうしても、仲間が見ている目の前でドゥホンを撃つ必要があったのである。

 どうにもならない運命を抱えた二人は、一体どこに向かって行こうとしているのか。それが本作の見どころなのだが、中年男のドゥホンが野獣ならば、若くてかわいいセビンは美女に違いない。異なる境遇の二人が惹かれ合った末にたどり着いた結論とは・・・・・・。

 どこかに、まだあどけなさの残るセビンが本当は何を考えているのかが良くわからないのだが、そのために、彼女の行動から目が話せない。彼女の若さと美しさと映像の美しさが映える作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 女性の私でさえ、セビンの危なっかしい美しさに見とれてしまいました。固い彼女を柔らかくしたのは、中年男のドゥホンであることは間違いありません。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« 水木しげるロード、みたび | トップページ | ホットヨガ(三一六回目) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/56289262

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『青い塩』:

« 水木しげるロード、みたび | トップページ | ホットヨガ(三一六回目) »