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2012.11.12

映画『おとなのけんか』

docomoショップの取り組みの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 仕事帰りに神戸市営地下鉄の三宮駅に降り立ったところ、警察官が立っていました。一体何ごとだろうと思いながら地上に上がり、JR三ノ宮駅周辺を歩いていると、パトカーが停まっていたり、複数の警察官が街を歩いていたりしました。ふと携帯電話に届いたメールを確認してみると、ひょうご防犯ネットから、三宮界隈で刃物を持った男が徘徊しているとのメールが届いていました。そのため、複数の警察官が出動しているのだと思いました。帰宅してから、寝る前に、何気なくインターネットのニュースを見ていると、三宮界隈にあるはちみつ店の経営者を刃物を持った男が襲い、芦屋市の高層マンションから飛び降り自殺したらしいとのニュースが掲載されていました。気付かないうちに、身近でこんな事件が起こっていたんですね。

 本作を鑑賞したのは、三月九日のことである。本作もまた、公開前から劇場で予告編を何度も観ていた作品である。もともと舞台で上演されていた作品をロマン・ポランスキー監督が映画化したものだそうだ。ロマン・ポランスキー監督作品と言えば、本作を鑑賞する数ヶ月ほど前に、映画『ゴーストライター』を鑑賞したばかりだった。

 子供の喧嘩が元になり、最初は紳士的な態度を取っていた子供たちの両親が、やがて大喧嘩を始めるという物語だ。大人らしく、表面的なところで気遣い合いながら関わりを持ち始めるものの、会話を交わすうちにどんどん本音が出て来て、とうとう大喧嘩に発展するという展開になっている。

 子供たちの姿もほんの少し映し出されるのだが、ほとんどのシーンが被害者となった子供とその両親が暮らすアパートの中で繰り広げられている。登場人物も、二組の夫婦のみと言っても過言ではない。場所は、ニューヨークのブルックリンだそうだ。個人的な話で恐縮だが、まだインターネットが普及する前に、ニューヨークにあるブルックリン・カメラという中古カメラ屋さんから、クラシック・カメラを個人輸入していたことがあるのだが、そのお店はこのあたりにあったのだろうかと思いながら観ていた。

 二組の夫婦とは、ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター演じるロングストリート夫妻と、クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット演じるカウアン夫妻である。カウアン夫妻がロングストリート夫妻のアパートを訪問するという形で物語が始まるのだが、何とも観ていてもイライラしてしまうのは、訪問中に、カウアン夫妻の夫の携帯電話がしょっちゅう鳴って会話が中断されたり、電話の話し声が聞こえて来ることだ。日常生活においても、こうしたシーンに直面するとイライラするものだが、映画で同様のシーンを観ているだけでもかなりイライラして来る。何しろ、一つの通話が終わったかと思うと、まだそれほど時間が経たないうちに、次の電話が鳴り始めるからだ。

 そして、最もハラハラドキドキしてしまうのは、ケイト・ウィンスレット演じるカウアン夫妻の妻が、ロングストリート夫妻のアパートで、食べたものを戻してしまうシーンである。しかも、戻したもので高価な本を汚してしまうという大失態をやらかしてしまうのだ。目の前でこのようなシーンが繰り広げられると、果たしてこの先、どうなってしまうのだろうかと、心配でたまらなくなってしまうものである。

 しかし、人間の感情とは不思議なものである。いつまでも笑い続けることができないのと同様に、いつまでも怒り続けることはできないようである。そのため、不思議な和解のシーンも見受けられる。怒りの境界線を越えてしまうと、その先には和解があるのだろうか。

 やはり、本作で注目すべきは、ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットの演技ではないだろうか。いやはや、このような激しい感情のぶつけ合いは、大人のストレス発散にはいいのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 特にジョディ・フォスターは、本作のロングストリート夫妻の妻の役が適役でしたね。普段、きちんとしている人が、崩れて行く様子がうまく表れていたと思います。本作の面白さは、そういうところにもあるのかもしれません。

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