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2012.11.03

映画『生きてるものはいないのか』

フレンチブルーミーティング 2012(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先週に引き続き、今週も三連休なのですが、このままでは身体が三連休に慣れてしまいそうな気がしています。(苦笑)仕事も落ち着いたことですし、有給休暇がたくさん余っているので、どんどん休暇を取りたいところですが、あんまり突っ走り過ぎるのも良くないので、少し控えめにしておきます。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、三月二日のことである。

 都市伝説がささやかれている大学構内では、大学生たちがいつもと変わりないひとときを過ごしている。そんな中、大学に隣接している大学病院からは、入院中の女の子が脱走してしまう。また、大学の近くで大規模な列車事故が発生し、停止してしまった列車から歩いて逃げて来たと思われる男性が二人、大学の近くを歩いている。大学の喫茶店では、三角関係のもつれから、女性二人を含む三人の男女が話し合いをしている。大学には、人気アイドルの男の子も在籍している。大学で踊りの練習をしている人たちもいる。大学に隣接する大学病院で働く耳鼻科医は、病院の事務員の女性に想いを寄せている。ある日、その事務員の女性を訪ねて、遠くから彼女の兄がやって来る。そんないろいろな立場の登場人物たちが、突然、発作を起こしたかと思うと、みんなの見ている前で次々に息絶えてしまうという、不可解な状況に追い込まれる。

 本作の主人公らしき人物を演じているのは、映画『ヒミズ』の染谷将太くんである。本作における彼は、決して力強い存在ではなく、傍観者としての役割を果たしている。ある意味、映画『ヒミズ』で強烈な役を演じていたので、本作の彼は物足りないと思われる方もいらっしゃるかもしれない。

 スクリーンでは、次々に息絶えて行く人たちが映し出されるのだが、何故、次々に人々が死んで行くのか、まったくわからない。伝染病のようでもあるのだが、どのような方法で感染を防ぐことができるのかもわからない。人々はただ、目の前で息絶えて行く人たちを見ながら、次は自分の番かもしれないと思うのだ。

 私は、全体を通して、本作が何を表現しようとしているのか、良くわからなかった。人は生まれて来るのも一人であるように、死んで行くのも一人ということを言いたかったのだろうか。染谷くん演じるケイスケは、感情を抑えた存在で、大学病院から逃げ出した入院患者の女の子が人を殺すのを冷静に見ていたりもする。そんなふうに、何とも不可解な作品なのである。

 鑑賞しても、結局のところ、制作者は本作を通して一体何を表現したかったのか、わからないままに終わってしまった。ただ、何となく、死に対する抵抗がもう少しあっていいと思うのだが、本作に登場する人たちは、当たり前のように、やがて自分にも訪れるであろう死を受け入れている。実際にこのような伝染病が流行したとして、人々は素直に自分の死を受け入れることができるものなのだろうかと疑問に思ってしまった次第である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 結局のところ、本作には予告編以上のものは含まれていないのかもしれません。たくさんの人たちの死を目の前にしても、染谷将太くん演じるケイスケは、実に淡々としているんですね。彼には現実味がないのでしょうか。仮にそうだとしても、染谷将太くんは、そういう役を演じるのが得意な役者さんだと感じました。

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