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2012.11.07

青春時代に引き戻される曲

映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m あまりにも痒みがひどいので、逆流性食道炎の症状を改善するために処方していただいている六君子湯の副作用だろうかと思い始めました。お腹の膨満感も伴っているので、やはり副作用なのかもしれません。しばらく服用をやめて、様子を見てみたいと思います。

 好きなアーチストのコンサートに行った。あいにくの二階席だったが、会場に着いてみて驚いた。三階席まである大きな会場で、立ち見客が出ているのである。ということは、指定席のチケットもすべて売れてしまったということなのだろう。しかし、会場は大きいのに、一つ一つの席に割り当てられたスペースはひどく狭い。自分の席の前に、荷物を置くスペースが用意されていないのだ。仕方がないので、私は座席の上に荷物を置いた。せっかくきれいな会館なのに、もっとゆったりとした設計にして欲しかったものである。

 入場の際、
「間もなく開演となりますので、お早めにご入場ください。なお、いったん開演されますと、構成の関係上、しばらくご入場はできませんのでご了承ください」
というアナウンスが流れていた。一体どのような構成なのだろうと思っていたところ、開演とともにノンストップであれやこれやと曲の演奏が始まり、観客はずっと立ちっぱなしだった。いつもの流れからすると、そろそろ座席に座って鑑賞できる頃だろうと思いきや、
「ここで十分間の休憩に入ります」
とアナウンスが流れた。「ええっ? 宝塚を観劇してるんじゃないんだから」と私は思った。まるで幕間のような明示的な休憩の間に、よっこらしょっと立ち上がり、近隣の人たちに「すみません」と謝りながら、狭い通路を通って、トイレに行った。実は、会場に着いたのが開演ギリギリの時間だったので、トイレも行かずに着席してしまったのだ。そのため、この十分間の休憩は、とてもありがたかった。

 十分間の休憩のあとは、しっとりとした曲のオンパレードだったので、しばらく座ったままで音楽に聴き入っていた。彼らの演奏する音楽を聴きながら、私は自分がまだ若かった頃のことを思い出していた。私は、好きなアーチストのレコードを買ったり、出演しているテレビ番組をチェックすることよりも、彼らと話をしたかった。そんなふうに考えるファンは、絶対数としては少なかったのかもしれないが、のちに私は、自分と同じような考えの友人たちと出会うことができた。彼女たちとの付き合いは本当に濃いものだった。

 ある曲が演奏され始めたとき、私はその曲がリリースされた頃のことを思い出した。それとともに、私の好きなアーチストの中に、一体、私の何が残っているのか、無性に知りたくなった。彼の中に残っているかもしれない私の断片と、私の中に残っているものは、果たして一致しているのだろうか。

 その曲を聴くと、どうしても青春時代に舞い戻ってしまう。しかし、あの頃にはもう二度と戻ることはできないのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 音楽には、それを聴いていた当時の自分を思い出させてくれる不思議な力がありますよね。古い曲を聴き返すときは、当時の思い出も一緒に思い出してしまうのです。

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