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2012.11.27

映画『アニマル・キングダム』

ずれた感覚の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。北海道が大雪に見舞われているそうですね。北海道にお住まいの皆さん、お見舞い申し上げます。最近、気候が極端になり過ぎる傾向にあるので、否が応でも、私たちの身体や生活環境は、極端な気候の影響を受けてしまいますね。どうか、少しでも早く大雪や停電の状況が改善されますように。また、雪が降ることで生計を立てている人たちにとっても、適度な雪が降ってくれますように。

 本作を鑑賞したのは、三月十九日のことである。母親が亡くなったことで、犯罪一家である祖母の家に引き取られた少年の物語である。

 何と、本作に登場する犯罪一家は、実在した犯罪一家がモデルになっているのだそうだ。本当にこんな家族が実在したのかと思うと恐ろしい。家族の中では、銀行強盗や麻薬の密売などの犯罪が当たり前になっているのだが、似たような価値観を持った人たちが集まることで、私たちが本来、持っている感覚が鈍ってしまうの良くわかる。集団というものは、互いに高め合う関係を築くこともできるが、本作のように家族で犯罪一色に染まってしまえば、個々の気付きの芽は摘み取られてしまう。

 何と言っても、犯罪一家を仕切る祖母ジャニーンの存在が大きい。ジャニーンのところに引き取られた少年ジョシュアは、十七歳の高校生だった。やがてジョシュアは、何故、自分の母親がジャニーンのことを避けていたのかを理解するようになる。ジョシュアの母親には三人の兄弟がいたが、三人とも悪に染まっていた。

 一見すると、ジャニーンには、三人の息子たちに対する深い愛情があるように見える。それは、溺愛と表現してもいいくらいのものだ。しかし、真の愛情とは違う。何故なら、息子たちが犯罪者であることを良しとしてしまっているからだ。それは愛情ではなく、単なる甘やかしだと思う。

 いきなり犯罪一家の仲間に加わることになったジョシュアの気持ちが一体どこを向いているのか、なかなか伝わって来ない。しかし、やがてジョシュアには恋人とも言える女友達ができて、その女友達がジョシュアの家に出入りするようになる。そして、ジョシュアの気持ちを大きく揺り動かす事件が起こるのだ。

 登場人物の全員が狂っていると言いたくなるような展開だが、犯罪一家を追いつめようとする警察官も登場するのがせめてもの救いである。果たしてジョシュアは、犯罪一家に染まって行くのか、それとも警察官の味方になるのか。そこが見所となる作品でもある。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最初から最後まで、緊張感の抜けない作品でありました。祖母のジャニーンを演じていた女優さんに拍手を送りたいですね。おそらく、現実のジャニーンも、まさしく彼女が演じたような存在だったのではないかと思いました。

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