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2012年11月

2012.11.30

映画『みんなで一緒に暮らしたら』

ファースト・イレッサ(15)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。先日、長袖ジャケットをオフィスに忘れて来てしまったかもしれないと書きましたが、次の日に出勤してみると、ちゃんとオフィスの椅子の上に長袖ジャケットが掛かっていました。地下鉄に置き忘れたのではなくて良かったです。(苦笑)ほてりがあるので、長袖ジャケットを羽織らずに手に持って歩くこともあり、ときどきどこかに置き忘れてしまうのが心配ですね。

 今回は、本日鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただくことにする。寝不足だというのに、仕事帰りに二本の映画を鑑賞した。本作は、二本のうち、見応えのあったほうの作品である。

 劇場で予告編を観るチャンスに恵まれなかったため、行き当たりばったりの鑑賞となったのだが、表現されている世界がとても面白く、最初から最後までスクリーンに釘付けだった。これまで鑑賞して来た作品とはひと味もふた味も違う、感性を刺激される作品だった。

 タイトルから、老人たちが一緒に生活を始める作品であることは容易に想像できたのだが、単に協力し合って生活するだけの作品とは違っていた。そこには、怒りや悲しみ、そして大きな許容など、様々な感情が表現されているのだ。

 二組の老夫婦と一人暮らしの老人は、何十年もの間、互いに親しい交友関係を続けている。あるとき、みんなで集まって、仲間の誕生日をお祝いしたのだが、やがて帰らなければならない時間がやって来てしまったことから、それとなく『みんなで一緒に暮らしたら』という想いがわき上がって来る。そして、あることがきっかけとなり、五人の共同生活が実現する。

 お年をめされてはいるものの、私から見るととても「かっこいい」女性ジャンヌを演じているのは、ジェーン・フォンダである。私は、知的で性に対してもオープンな彼女の役柄にとても好感が持てた。そして、私も彼女のように年を取りたいと思った。

 予告編にもあるように、ジャンヌは自分が入る棺を選んでいる。そう、彼女は進行性の病を抱えていて、もはや治療を放棄しているのだった。彼女が共同生活に賛成したのも、自分が亡きあとに物忘れのひどくなってしまった夫を一人で残してはおけないと思ったからだろう。

 老人問題を扱った作品とも取れる本作だが、コメディタッチにも仕上がっているため、鑑賞中に会場のあちらこちらから笑い声が上がっていた。例えば、独身の老人クロードは、性的な衝動はあるものの、身体が言うことを効かないらしい。しかも、クロードは心臓病を患っているため、自分ではバイアグラを入手することができないでいる。そこで、犬の散歩を担当するために雇われた若い男性ディルクの手を借りてバイアグラを入手しようとするのだが、そのあたりのやりとりがやけにおかしい。ディルクにしてみれば、まだバイアグラには頼らなくてもいい年頃なので、バイアグラを入手しようとすることに対し、及び腰だったのではないだろうか。それでも、ディルクの助けによってバイアグラを入手したディルクは、バイアグラは一時間後に効き始めるので、自分で時間を計算して飲むようにと言ってバイアグラをクロードに渡すのだが、何と、クロードはその場ですぐに飲んでしまうのだ。一体全体、一時間後に、クロードにバイアグラが必要になるようなシチュエーションが訪れる保証はあるのだろうか。すべてを書いてしまうとネタバレになってしまうので控えさせていただくが、その後の展開も絶妙で、とにかくおかしいのだ。

 ちなみに、ディルクを演じているのは、映画『コッホ先生と僕らの革命』でコッホ先生を演じていたダニエル・ブリュールである。ディルクは民族学を勉強するドイツ人で、雇い主のジャンヌとは知的な部分で意気投合する。何と言ったらいいのだろうか。ディルクの中に眠っている様々な才能や感性をジャンヌがうまく引き出す間柄なのである。あんなふうに自分の中に眠っているものを引き出してくれる存在はとてもありがたいはずである。ジャンヌがディルクから惜しみなく彼の才能を引き出したので、最初はアボリジニを研究対象としていた彼は、何と研究の対象をヨーロッパの老人に切り替え、共同生活をしている彼らの日常を観察するために、屋根裏部屋に泊まり込むようになるのだった。

 とにかく本作は、普段は気づかないような要素がたっぷりと詰まっていて、とても素晴らしい。感性の刺激を受けたい人にはお勧めの作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作のような作品にはなかなか恵まれないので、鑑賞できたことをとてもうれしく思っています。他の作品とは、目のつけどころが違いますね。

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2012.11.29

ファースト・イレッサ(15)

気になるカップルの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。仕事を終えて地下鉄に乗り、三宮駅でJR線に乗り換えようとしたところ、長袖ジャケットがないことに気が付きました。ようやく長袖デビューは果たしたものの、やはり長袖ジャケットを羽織って歩くには暑いと感じることも多いので、実際は長袖ジャケットを手に持って歩くことのほうが多く、特に電車の中では、長袖ジャケットをひざ掛け代わりにしています。その長袖ジャケットがないので、ひょっとすると地下鉄の中に置き忘れて来てしまったのだろうかとも思いました。しかし、地下鉄を降りるときに足元を見ているはずですので、そのときに気付かなかったということは、おそらくオフィスを出るときから長袖ジャケットを手に持っていなかったのだろうと思いました。まあ、出勤してみればわかることです。(笑)さて、実は今、母のことでは不安でいっぱいの状況なのですが、順を追ってお伝えするために、およそ一年前の状況を書かせていただいています。今回書かせていただくのは、ファースト・イレッサ(14)の続きです。

 母の肺がんが発覚し、イレッサの服用により、自宅での生活が可能になってはいるものの、やはりこれまで母が担当していた家事の一部を父が担当することになったため、互いにストレスが溜まることも多かったようだ。母にしてみれば、かつての自分の家事のやり方を守りたい気持ちがあったようで、父のやり方が気に入らないことも多々あったようだ。

 そのため、父と母はしばしば衝突していた。母はネガティブな感情を吐き出すときに、ひどい咳をしていたようだ。かつては、母が咳をすると血痰を伴うこともあったのだが、イレッサを服用するようになってからは、血痰も出なくなっていたようだ。一方、父は父で、慣れない家事への負担によるストレスを発散させるためにお酒の量が増えてしまったらしい。そして、父がお酒をたくさん飲むと、普段は温厚なはずの父が大胆になるため、母の機嫌が悪くなるという悪循環を生み出していた。

 それでも、母が病院で診察を受ける日には必ず仲直りしていた。実家から病院までは、自家用車で片道四十分掛かるのだが、どんなに喧嘩をしていても、父は母を自家用車に乗せて病院に連れて行ってくれた。

 レントゲンで、母の肺にできているがんの大きさを診ていただくと、前回の診察で四センチまで小さくなっていたがんが更に二センチまで小さくなっていたそうだ。以前も書かせてただいたが、イレッサはがん細胞の細胞分裂を抑える薬であり、がん細胞を殺傷する抗がん剤ではない。そんな性格を持つイレッサで、がん細胞がどんどん小さくなっているのは驚くべきことだったのである。

 母の主治医は、母の経過がすこぶる良好なので、
「私からは、何も言うことはありません」
とまで言ってくださったそうだ。そして、母もまた、
「私のほうからも、先生に言うことは何もありません」
と冗談っぽく言ったそうだ。

 母は、経過が良好であることがわかると、主治医の診察が始まるまで診察室の外で一時間半も診察を待っていたことを持ち出して、
「私も先生に言うことがないので、そんなんやったら、途中の列に割り込ませてくれたら良かったのに」
などと言って笑ったそうだ。

 そんな母の言葉を考慮してくださってか、これまでは、自宅から病院まで片道四十分掛かるということで、主治医の診察の時間を十一時に設定してくださっていたのだが、母がいつも朝早い時間に家を出ていることを知った主治医は、診察の時間を十時に繰り上げてくださったそうだ。診察時間が遅ければ遅いほど、早い時間の診察がどんどんずれ込んで影響を受けるのだが、診察時間が一時間早ければ、その影響も軽減されるだろうと考慮してくださったようだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この頃の母は、レントゲンの検査を受ける度にがん細胞が小さくなっていたので、検査を受けるのが楽しみだったようですね。主治医とも冗談を交わせるので、とてもリラックスした気持ちで受診していたようです。

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2012.11.28

気になるカップル

映画『アニマル・キングダム』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先日の山陰旅行の記事がまだ書き掛けですが、平日は写真を整理する時間が取れないため、またまた旅行の記事を保留にさせていただきます。それにしても、睡眠不足です。ここのところ、四時間しか寝ていません。(苦笑)

 職場の食堂で見掛けるカップルの話をしよう。以前、食堂に筆記用具を持ち込んで筆談しているカップルについて書かせていただいたのだが、どうやら外国人の女性が帰国してしまったらしく、最近は片割れの男性だけを見掛ける。男性は、一人で食事をしていることが多いことから、彼女以上の食事のパートナーを見付けられないのかもしれない。私には、食堂で筆談をしながら、楽しそうに笑い合っていた二人の姿が思い出される。二人が再会できるように、運命が動いてくれたらいいのにと願う。

 食堂には、さまざまなカップルがいる。四十代後半と四十代前半と思われるカップルは、いつも四人ほどのグループでお昼ご飯を食べている。二人は同じ皿に盛られたおかずをそれぞれの箸で突付いて食べていることから、ひょっとするとご夫婦なのかもしれない。私は一度も経験がないのだが、コンピュータ業界は職場で過ごす時間が長いことから、職場恋愛や職場結婚が多いとされている。

 ご夫婦らしい二人の雰囲気は、男性がややリードしているように見受けられるものの、とても似通っている。二人が並んでいると、男女としての安定感がある。そこからは、夫婦として常に寄り添っている信頼感のようなものが感じ取れる。

 実は私には、気になっているカップルがもう一組いる。それは、男女の双子のようなカップルだ。カップルと言っても、実際に男女としての付き合いがあるのかどうかはわからない。食堂で一緒に食事をしているものの、二人の話が盛り上がるようなことはほとんどなく、時にはそれぞれのスマートホンを操作しながら、互いに無口のまま食事をしている。この二人が一体どんな絆で結ばれているのか、まったくもって謎なのだが、とにかく、男性と女性を取り替えたとしても違和感がないくらい良く似ているのだ。顔も何となく似ているのだが、何と言っても、二人の持つ雰囲気が良く似ているのだ。

 いつだったか、食堂で空いている席を探すときに、このカップルの女性が一人で座っている席のすぐ近くに座ったことがある。すると、その女性から、
「あとから来るんですけど」
と言われてしまった。要するに、私はその席が空いていると思い、そこに座ったのだが、その席は、彼女と似ている彼のための席だったというわけだ。

 ほとんど会話もなく、感情的な盛り上がりも感じないのに、常に寄り添っている似たもの同士の二人・・・・・・。今、食堂で一番気になるカップルだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 似ている男女は、先天的に似ているから結び付くのでしょうか。それとも、深い繋がりを持った結果、互いに似て来るのでしょうか。ううむ、謎ですね。

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2012.11.27

映画『アニマル・キングダム』

ずれた感覚の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。北海道が大雪に見舞われているそうですね。北海道にお住まいの皆さん、お見舞い申し上げます。最近、気候が極端になり過ぎる傾向にあるので、否が応でも、私たちの身体や生活環境は、極端な気候の影響を受けてしまいますね。どうか、少しでも早く大雪や停電の状況が改善されますように。また、雪が降ることで生計を立てている人たちにとっても、適度な雪が降ってくれますように。

 本作を鑑賞したのは、三月十九日のことである。母親が亡くなったことで、犯罪一家である祖母の家に引き取られた少年の物語である。

 何と、本作に登場する犯罪一家は、実在した犯罪一家がモデルになっているのだそうだ。本当にこんな家族が実在したのかと思うと恐ろしい。家族の中では、銀行強盗や麻薬の密売などの犯罪が当たり前になっているのだが、似たような価値観を持った人たちが集まることで、私たちが本来、持っている感覚が鈍ってしまうの良くわかる。集団というものは、互いに高め合う関係を築くこともできるが、本作のように家族で犯罪一色に染まってしまえば、個々の気付きの芽は摘み取られてしまう。

 何と言っても、犯罪一家を仕切る祖母ジャニーンの存在が大きい。ジャニーンのところに引き取られた少年ジョシュアは、十七歳の高校生だった。やがてジョシュアは、何故、自分の母親がジャニーンのことを避けていたのかを理解するようになる。ジョシュアの母親には三人の兄弟がいたが、三人とも悪に染まっていた。

 一見すると、ジャニーンには、三人の息子たちに対する深い愛情があるように見える。それは、溺愛と表現してもいいくらいのものだ。しかし、真の愛情とは違う。何故なら、息子たちが犯罪者であることを良しとしてしまっているからだ。それは愛情ではなく、単なる甘やかしだと思う。

 いきなり犯罪一家の仲間に加わることになったジョシュアの気持ちが一体どこを向いているのか、なかなか伝わって来ない。しかし、やがてジョシュアには恋人とも言える女友達ができて、その女友達がジョシュアの家に出入りするようになる。そして、ジョシュアの気持ちを大きく揺り動かす事件が起こるのだ。

 登場人物の全員が狂っていると言いたくなるような展開だが、犯罪一家を追いつめようとする警察官も登場するのがせめてもの救いである。果たしてジョシュアは、犯罪一家に染まって行くのか、それとも警察官の味方になるのか。そこが見所となる作品でもある。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最初から最後まで、緊張感の抜けない作品でありました。祖母のジャニーンを演じていた女優さんに拍手を送りたいですね。おそらく、現実のジャニーンも、まさしく彼女が演じたような存在だったのではないかと思いました。

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2012.11.26

ずれた感覚

保関灯台の虹の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 二泊三日の旅から帰って来て、疲れが出たのか、二十二時頃には眠くなってしまい、ベッドに横になって眠るようになりました。もともと仕事のある日は五時に起床しているので、二十三時くらいには就寝しないと睡眠不足に陥ってしまうのですが、ここのところ、就寝時間が遅かったので、ずいぶん寝不足だったようです。早めに就寝することで、少しずつ睡眠不足を解消してはいますが、仕事から帰宅してからの時間が少ないことで、毎日が過ぎて行く速さに追い付けない感じです。

 飲み会にお誘いいただいたので、希望日をメールしたところ、他のメンバーと私の予定が合わなかったため、他のメンバーが私の希望日に合わせて集まってくれるとのメールが返って来た。既に決まっている予定は別にして、今の私は少し先の予定が立てられない状況にあり、メールをくれた相手にその理由を説明したのだが、相手から返って来たメールには、私が書いた理由については何も触れられてはいなかった。私にとってはとても大切なことなので、何か一言でもそれについてコメントが欲しかったのだが、相手にとっては、書かれていた内容があまりにも重過ぎたのかもしれないとも思った。

 気になったのは、私の参加が難しいようであれば言って欲しいということ、もともと私が出した希望日は、他のメンバーとの予定が合わなかったものの、わざわざ私の予定に合わせてくれたというところだった。要するに、私が参加できないならば、他のメンバー同士でもっと都合のいい日を調整して会うことも可能だということを私に伝えておきたかったのだと思う。

 私はそのメールを読んだときに、何だかもやもやした気持ちになった。私が先の予定を立てられないでいる大切な理由が、どこか宙に浮いてしまったように感じたからだ。

 実は、このようなことは、世の中でいくらでも起こっている。例えば、登校中の子供の列に自動車が突っ込んで、何人かの子供が犠牲になってしまったとする。そのときに語られるのは、「自分にも同じ年頃の子供がいるので、心配だ」といったような感想だ。あるいは、肉親を亡くした人に対し、「大変だったね」といいう言葉を投げ掛けて済ませる人もいる。どちらも、本当に大切なことにへの焦点を外して、二次的な感想を述べてしまっている。これが、日本人特有の宴曲的表現なのかどうかはわからないが、何となくもやもやした気持ちになってしまうのは、私だけなのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何となくもやもやしています。(苦笑)ひょっとすると、この感覚がわかる方は、少ないのかもしれません。要するに、感想を述べようとする対象が異なっているのです。

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2012.11.25

美保関灯台の虹

映画『声をかくす人』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。二度寝したときに夢を見ました。最初は独りで海外旅行に出掛けているのですが、途中からガンモが登場しました。私は旅先で利用したバスまたは列車の中に、お金とパスポートの入ったポシェットを置き忘れてしまい、バス会社または鉄道会社の窓口で事情を説明したあと、外に出ました。すると、そこにはリュックを背負った日本人男性がいて、そのリュックにカメのマスコットがぶら下がっているのです。私は、カメ好きのよしみでその男性に声を掛けました。いつの間にか、私のすぐ側にガンモがいました。男性は、アニメのクリエイターとかで、作り物のようなナイフと目だけを覆い隠すアイマスクを私たちに見せてくれました。そのうち、その男性の連れの女性がどこかから帰って来たのですが、その男性に声を掛けたのだから、連れの女性にも声を掛けるべきだろうかと悩んでいるうちに目が覚めました。

 北浦海水浴場付近の旅館に一泊した私たちは、カングーを走らせて美保関灯台 (みほのせきとうだい)にやって来た。駐車場にカングーを停めて少し歩くと、すぐに美保関灯台が見えて来た。このあたりは日本海に面しているためか、密航や密輸、密漁の禁止を促す看板が見受けられた。私たちが住んでいる地域ではほとんど目にすることのない看板である。

 私たちは、展望台から見える美しい景色に見入った。何と、大海原に虹の橋が掛かっているではないか。こんなにはっきりとした虹を見たのは、ひょっとすると初めてかもしれない。私は虹に向かって、母の病気が良くなるよう祈った。 

 実は、私は高所恐怖症だが、灯台に昇ると高所恐怖症のリハビリになるため、あちらこちらの灯台に登って来た。しかし、どうやら美保関灯台の中には入ることができないらしい。高さがそれほど高くないからなのだろうか。中に入れない理由は良くわからなかったのだが、ずいぶん小振りな造りと言い、景色と言い、きれいな虹と言い、私は美保関灯台に一目惚れしてしまった。

 そう言えば、以前、島根県出身の方が美保関灯台を勧めてくださったように記憶している。確か、数年前に日御碕(ひのみさき)灯台に行ったことをその方にお話しさせていただいたときに、他にも美保関灯台があると教えてくださったように思う。日御碕灯台もまた、素晴らしい灯台だった。そして、この美保関灯台も癒される場所である。

 美保関灯台の中に入ることはできないのだが、美保関灯台のすぐ側に美保関観光ビュッフェというレストランがあり、海を眺めがら食事をすることができるようになっていた。ちょうど虹が出ていたので、虹を見ながら食事ができるという最高のシチュエーションだったのだが、お昼どきにはまだ早かったので、私たちは外から虹を眺めるだけにした。

 ギャラリーには、灯台で使われていた初代のレンズが展示されていた。このレンズは、映画『喜びも悲しみも幾歳月』の中で、レンズを磨くシーンで登場したそうだ。

 私たちにとっての灯台は、それこそ、特別に値するほどの非日常的な存在である。だからこそ、私たちは灯台の中に入ってみたいという強い衝動に駆られるのかもしれない。今回は灯台の中に入ることはできなかったが、引退したこの灯台で、過去にどのようなドラマが繰り広げられていたのか、想像してみるだけでも楽しいのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、美保関灯台の虹をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回の美保関灯台訪問で、全国の灯台巡りをまた始めてみたいと思いました。犬吠埼かどこかの灯台に行ったときに、灯台の本を購入したはずですが、見当たりません。(苦笑)家の中のどこにあるのか、また探してみようと思います。

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2012.11.24

映画『声をかくす人』

ガンモの作ったまん丸おむすびの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ガンモの作ったまん丸おむすびは、無事に私たちのお腹の中に入りました。(^^) もともと水分がなく、パラパラしていたので、おむすびにしたものの、食べるときもパラパラしてしてしまい、ちょっと食べ辛かったですね。

 本作を鑑賞したのは、十一月十日のことである。ロバート・レッドフォードの監督作品で、南北戦争後のリンカーン大統領暗殺に関与した容疑者の処刑において、アメリカで初めて女性が処刑された経緯を扱う。

 南北戦争後のアメリカでは、人々の心に南北戦争の傷跡があちらこちらに潜んでいた。南部の人たちは北部の人たちのことを恨み、北部の人たちは南部の人たちのことを恨んでいた。リンカーン大統領の暗殺事件は、そんな最中に起こったのである。

 犯人の一味として捕らえられた容疑者の中に、下宿屋を営むメアリー・サラットという女性が含まれていた。私が観ていても、メアリー・サラットは明らかにリンカーン大統領の暗殺事件とは無関係であると思われたのだが、当時のお偉いさんたちは、南部の人たちへの見せしめのために、容疑者として捕らえた人物を残らず死刑にしてしまいたかったらしい。そうすることで、南部の人たちがこれ以上、暴動を起こすのを阻止したかったのだろうと思う。

 そんな中、ジェームズ・マカヴォイ演じる北部の軍人として戦った経験のあるフレデリック・エイキンがメアリー・サラットの弁護士を引き受けることになる。かつての北部の軍人が南部出身のメアリー・サラットを弁護するということで、フレデリック・エイキンは周りから冷ややかな目で見られることになるのだが、それでも彼は、自分の置かれている立場とは関係なく、公正な裁判を求めようとする。

 何と言っても腹が立つのは、フレデリック・エイキンの求める公正な裁判が行われなかったことである。北部出身のお偉いさんたちが裏で手を回し、何が何でも全容疑者たちの死刑を執行しようとしたのだ。そこには、人間として公平に物事を判断しようとする姿勢はもはやなく、是が非でも南部の人たちを悪者に仕立て上げ、処刑してしまいたかったようだ。フレデリック・エイキンは、そんなことはさせまいと、彼の人間的な部分で必死にお偉いさんたちに立ち向かい、罪のないメアリー・サラットの処刑を回避させようとするのだが・・・・・・。

 私は、本作は罪のない女性の処刑という究極的な形で表現されてはいるものの、これと同様の事例が世の中にはたくさんあるように思えた。同じような状況に直面したとき、フレデリック・エイキンのように人間的な部分で公正に対処しようとする人は希で、多くの場合は、過去のしがらみに流されてしまいがちであるように思える。

 それとともに、もう一つ感じたのは、人と人が関わるときの目の粗さである。ある人物との関わりが密であるか粗であるか、その違いをはっきりと感じた作品であった。言うまでもなく、フレデリック・エイキンはメアリー・サラットに対して密であった。だから、彼女が罪人でないとはっきり主張できるだけのものを持ち合わせていたのだが、メアリー・サラットに対して粗であったお偉いさんたちは、彼女を他の容疑者たちと区別できるほどメアリー・サラットのことを深く知ろうとはしなかったとも言える。

 ところで、邦題となっている『声をかくす人』だが、これはあまりよろしくないと感じる。『声をかくす人』という邦題から私が連想したのは、舞台裏で自分の声をしきりに押し殺している本当の主人公の存在だった。しかし、本作で声を隠しているのは、表に出ているメアリー・サラットだった。そういう意味で、本作につけられた邦題もまた、作品の内容からイメージしにくいタイトルであるように思えてしまったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 人と密に関わることは、必ず感動がもたらされるのだと、本作を観て確信しました。粗の状態では、どんなに人と関わろうとも、感動はもたらされないように思います。粗か密かという観点で判断しただけでも、お偉いさんたちはフレデリック・エイキンには負けているというのに、権力とは盲目的で実に恐ろしいものですね。

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2012.11.23

ガンモの作ったまん丸おむすび

不便に感じた一日の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。三連休をいかがお過ごしでしょうか。あいにくのお天気で残念な三連休ですね。しかも、この雨が上がったあとは本格的な冬がやって来るとか。私もついに長袖を用意して、本格的な冬を迎えることにします。(苦笑)

 この三連休は、ガンモと一緒に二泊三日の予定で山陰に来ている。雨の中、高速道路を走ってやって来たのは、島根県の北浦海水浴場付近にある旅館である。


大きな地図で見る

 私たちが宿泊したのは、一泊二食付きで一人八千五百円で泊まることができる旅館である。ガンモが楽天トラベルで見付けて予約していたのだ。

 カーナビで旅館の近くまでやって来たものの、旅館の案内板を見付けて小さな路地に入り込んだところで少し迷った。というのも、同じような旅館がいくつも立ち並んでいたからだ。路地が狭いので、私が先にカングーを降りて目的の旅館を探し当て、ガンモに「こっちこっち」と案内した。

 旅館に着いてみると、旅館というよりも、大きな民宿という感じの建物だった。ご家族や親族で切り盛りしているのだろうか。五十代後半から六十代前半くらいの姉妹らしき女性二人と、どちらかの女性の娘さんと思しき若い女性一人の合計三人がもてなしてくださった。おそらく若い女性は、三連休で大忙しのため、臨時に駆り出されたのだろう。旅館業務にはあまり慣れていらっしゃらない様子だった。

 私たちは二階の部屋に案内された。そこは押入もなく、小さなテーブルと座布団とテレビがあるだけのシンプルな部屋だった。テレビは懐かしのアナログテレビだったことから、デジアナ変換がなされているようだ。山陰地方は寒かったが、部屋の中はエアコンで暖められていたのでとても暖かかった。

 夕食の時間を十八時半に指定させていただいたので、十八時半になると、食事の場所となる一階の広間まで降りて行った。そこには私たちを含めて五組の利用客のテーブルが用意されていた。人数にすると、二十人分くらいだろうか。それだけの人数のお料理を用意して、広間まで次々に運ぶのだから、旅館業務に慣れていない若い女性の助けも必要だろうと思った。

 さて、夕食に出て来たお料理なのだが、一泊二食付きで八千五百円ととてもリーズナブルな価格なので、きっと量は少ないのだろうと思っていた。私たちがテーブルに着いたときに並べられていたお料理もそれほど多くはなかったので、これならば余裕で食べられるだろうと思っていたのだ。

 ところが、時間が経つうちに、次から次へとお料理が運ばれて来た。最初にお造りが仲間に加わり、次に茶碗蒸しと煮魚が仲間に加わった。

テーブルに着いたとき、並べられていたお料理に、お造りが仲間に加わった

茶碗蒸しと煮魚が仲間に加わった

 お値段の割にはずいぶんサービスがいいなあと私たちが感心していると、まだまだ出て来るではないか。そろそろ食べ終わろうとしている頃に、「ちょっと待った!」と言わんばかりに、煮物とお吸い物、揚げ物が次々に運ばれて来たのである。

ほとんど食べ終わった頃に運ばれて来た煮物

ほとんど食べ終わった頃に運ばれて来たお吸い物

ほとんど食べ終わった頃に運ばれて来た揚げ物

 すべて合わせると、ものすごいボリュームだった。他の利用客の方たちも、同じように感じていたらしく、
「これ、部屋に持ち帰ってもよろしいでしょうか?」
などと旅館の方に確認されていた。旅館の方は、
「冷蔵庫にお取り置きしておきますよ」
と答えていらっしゃった。なかなか良心的な旅館である。

 私たちは、日頃から、出された食事はできるだけ残さず食べるように心掛けているのだが、さすがにこれだけの量のお料理が出て来るとお腹が苦しくなった。それでも、お料理は何とか残さず食べてしまったのだが、お櫃の中に炊き込みご飯が残ってしまった。そこで私たちは考えた。炊き込みご飯ならば、そのままおむすびになるではないか。それに、最後に出て来た揚げ物には白い和紙がついている。おむすびを作って、この白い和紙で包み、部屋に持ち帰ろう。

 私がガンモにそう提案すると、ガンモはお櫃に残った炊き込みご飯を自分の使ったお茶碗に丁寧に盛り、炊き込みご飯をボールのように丸めて、自分の使ったお茶碗から私の使ったお茶碗へと移動させながら固めて行った。そして、まん丸に仕上がったおむすびを、揚げ物の下に敷かれていた白い和紙で包み込むと、バッグに忍ばせてそっと部屋に持ち帰ったのだった。

ガンモの作ったまん丸おむすび

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモはお茶碗を二つ使ってまん丸おむすびを固めるとき、とても楽しそうでした。素手を使わずに、お茶碗を二つ使っておむすびを固めて行ったのですね。おかげで大きなまん丸のおむすびができました。しかし、これをいつ食べるのかは、謎です。(苦笑)

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2012.11.22

不便に感じた一日

映画『ピナ・バウシュ 夢の教室』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m そろそろ年賀状を書く時期ですね。まだ年賀状を購入していないので、用意しなければと思っています。毎年、デザインはガンモに任せてあるのですが、さて、どんなデザインの年賀状を用意してくれるのでしょうか。ちなみに、私は来年、年女です。(苦笑)

 通勤の途中、携帯電話を自宅に忘れて来てしまったことに気が付いた。いつも携帯電話を入れているバッグを持っていなかったからである。そのとき、私の頭を駆け巡ったのは、ガンモや母への電話連絡をどうしようかということだった。

 幸い、「ガンまる日記」を書くために持ち歩いているAndroid端末とモバイルルータをリュックに入れて持ち歩いていたので、JR線から地下鉄に乗り換えたあとにAndroid端末を開き、mixiのつぶやきに携帯電話を忘れたことをアップしておいた。

手元にあるのは、Android端末とEMOBILEのモバイルルータだけ

 ガンモはAndroidのスマートホンを使っているので、GoogleのVtokというアプリかLINEというアプリを使用すれば私のAndroid端末を使って無料通話ができる。しかし、毎日の日課となっている母への電話をどうしようかと悩んだ。Google トークとGoogle ボイス&ビデオチャットの記事でご紹介させていただいたように、確か、夏休みに旅行に出掛けたときに活用したGoogle Voiceへのチャージがかなり余っているはずなのだが、Android端末からも使えるのかどうかがわからない。

パソコン版のGoogle Voiceの画面。このツールがあれば、パソコンから電話を掛けられるのだ

 私は、Android端末から、パソコンと同様のアプリをダウンロードしたような気がしていたのだが、Android端末のデスクトップをざっと探してみても、Google Voiceらしきものは見当たらなかった。そこで、父と母の携帯電話に、今日の電話は固定電話に掛けるとAndroid端末からメールを送っておいた。

 仕事中、いつもならばトイレに立つときに、携帯電話をお供にトイレの個室に持ち込むというのに、携帯電話を忘れてしまった私は何だか落ち着かなかった。昔は携帯電話もなく、公衆電話やアナログの手紙で充分だったはずなのに、ほんの一日、携帯電話が手元にないとこれほどまで不便に感じてしまうのはどうしてなのだろう。おそらく、携帯電話を数十分ごとにチェックしなければ、めまぐるしく変わって行く情報に追い付けないからではないだろうか。私たちは、携帯電話やスマートホン、パソコンを駆使して、たくさんの情報を少しずつ処理しているのだ。

 仕事を終えて三宮まで移動したとき、LINEというアプリを使ってガンモに無料電話を掛けた。あいにくヘッドホンを持ち合わせていなかったので、Android端末を開き、端末の裏側にあるスピーカーに耳を押し当て、ガンモの声を聞き取ったのだが、マイクはキーボードと同じく本体の内側にあるので使い辛かった。マイクに口を近付けようとするとスピーカーからは耳が遠のき、スピーカーに耳を近付けようとするとマイクから口が遠のいてしまったからだ。それでも音は鮮明に聞き取ることができた。私がガンモの声を聞き取ることに専念してしまったので、マイクは私の口から遠ざかり、周りにあるいろいろな音を拾ってしまったようだ。

 その後、公衆電話から母に電話を掛けた。いつもならば、docomoのファミ割MAXのサービスを利用しているので、通話料は無料なのだが、公衆電話に電話を掛けるのに、テレフォンカードの度数も少なければ小銭もあまり用意していなかった。テレフォンカードは四度数残っていたのだが、あっという間に消費されてしまった。他に、十円玉を二枚ほど追加した。公衆電話からの通話では、ゆっくり話せないことがわかった。いまどき、公衆電話が空くのを待っている人もいないのだが、小銭をあまり用意していなかったので、気持ちが落ち着かなかったのである。とにかく、携帯電話のありがたみをひしひしと実感した一日だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m たった一日、携帯電話を自宅に忘れてしまっただけで、こんなにも不便に感じてしまうのだと改めて思い知らされました。Android端末からも、Google Voiceが使えたと思うのですが、どうもそれらしいアプリが見当たりません。もう少し模索してみたいと思います。

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2012.11.21

映画『ピナ・バウシュ 夢の教室』

TOEIC一年割引の活用(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m もうすぐ三連休ですね。しかし、あいにくのお天気だそうですね。私は、またまたガンモと一緒に出掛けて行きます。皆さんも、有意義な三連休をお過ごしくださいね。

 本作を鑑賞したのは、映画『汽車はふたたび故郷へ』を鑑賞したのと同じ三月十七日のことである。本作もまた、劇場で予告編を観て、その公開を知ったのだが、何というのだろう。子供たちが実に生き生きと自分自身を解放している姿に強く惹かれたのだ。

 私は、ピナ・バウシュという人をまったく知らなかった。世界的な舞踊家らしい。がんで亡くなられたと書かれていたが、何のがんなのだろうと気になった。本作の中でも煙草をスパスパ吸われていたので、ひょっとすると肺がんだったのだろうか。

 予告編にもあるように、本作は、踊りを教わったことのない子供たちがピナの教室で踊りを学ぶドキュメンタリー映画である。のちに本作で紹介されている踊りは、『コンタクトホーフ』というピナの代表作になるようだ。

 ドキュメンタリー映画は、作り方によっては眠くなってしまう。実際、私はとあるミニシアター系映画館でドキュメンタリー作品を鑑賞中にすっかり寝入ってしまい、終映後に映画館のスタッフに、
「お客様、お客様」
と起こされてしまったことがある。それは、心地良い睡眠を促してくれる作品だったわけだが、本作は違う。踊りの経験のない子供たちの成長して行くさまがしっかりと記録されているからだ。

 普段のレッスンは、ピナとは別に二人の女性指導者がいる。ピナはときどき教室にやって来て、子供たちの踊りを観ては、あやれこれやと指導する。ひょっとすると、ピナは子供たち一人一人の名前を覚えてはいないかもしれない。それでも、最初は固かった子供たちが、少しずつ自分自身を解放して行くプロセスが本当に素晴らしい。予告編にもあるように、女の子が大声を上げながら舞台を駆けめぐるシーンは、自分自身を解放できていないと不可能なシーンである。私自身も演劇部に在籍していたことがあるので良くわかる。自分自身を解放できていないと、練習のときに恥ずかしいと思ってしまうのだ。しかし、子供たちは、ピナの教室に通ううちに、自分自身を解放することができるようになって行くのである。

 本当に、自分を極限まで表現することができたら、どんなに気持ちがいいだろうと思う。おそらく子供たちはピナの教室で、突き抜けて行くような感覚を味わったことだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ピナの教室に通う子供たちは、性格も育って来た環境も違う子供たちばかりです。それでも、踊りを完成させるという共通のプロジェクトを通して、ばらばらのものが一つにまとまって行く素晴らしさを体験することができたようです。

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2012.11.20

TOEIC一年割引の活用(後編)

TOEIC一年割引の活用(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 風邪が流行っているのか、体調を崩されている方が多いみたいですね。オフィスでも、マスクを着用して咳をされている方を見掛けます。自宅の最寄駅の駐輪場のおじさんも、気温の変化が激しいので体調が良くないとおっしゃっていました。確かに、暖かくなったり、急に寒くなったりといった気候が続いていますが、どうか皆さんも、風邪を引かないように充分ご注意くださいね。

 TOEICの公開テストは、十三時きっかりに始まった。最初はリスニングセクションの問題で、写真を見たり、会話を聞いたり、メッセージを聞いたりしながら質問に答えて行く。私は毎回、最初の写真を見て答える問題のインストラクションが流れている間に、後ろのリーディングセクションの穴埋め問題を何問か回答しておく。リスニングセクションのインストラクションは、TOEICの試験を受ける度に、毎回、同じ内容が流れているからだ。そうしておいて、写真を見て答える本番の問題が流れ始めると、慌ててリスニングセクションに戻って回答している。ときどき、リーディングセクションの穴埋め問題で回答した回答欄に、そのままリスニングセクションの問題の回答を書き続けてしまったりして、あとで大慌てすることがある。そのため、過去の失敗を繰り返してはならないと自分の肝に命じながら、回答して行くことになる。

 TOEICの試験を受け始めた頃は、リスニングセクションの問題を回答しているうちに、次第に退屈になったものだった。思うように聞き取れないので、回答することを放棄したくなってしまっていたのである。しかし、最近は回答するのが楽しくなって来た。とは言え、自分では「できた!」と思っていても、結果が届いてみると落ち込むことのほうが圧倒的に多い。特に今回は、公開テストの前にまったく英語の勉強をしていなかった。日頃から、もっと自然に英語を学びたいと考えていたので、生活の中にどんどん英語を取り入れて行きたいと思いつつも、日々の忙しさにかまけて、なかなかそうも行かなかった。

 ところで、私がTOEICの試験を受ける度に試験会場に持ち込んでいるのは、大英博物館で購入したミイラの棺のペンケースである。少し前に、日本でもエジプト展なるものが開催され、大盛況だったようだが、その会場でも同じものが売られていたかどうかはわからない。とにかく、このペンケースの中に、数本のロケットペンシルとプラスチック消しゴムを入れて持参するのが恒例なのだ。

大英博物館で買ったミイラの棺のペンケースには、ロケットペンシルとプラスチック消しゴムが入っている

 さて、リスニングセクションが終わると、問題用紙をめくってリーディングセクションに入る。最初は穴埋め問題で、それらを終えると、短いe-mailや広告などの例題に対し、数個の質問が続いている。今回のリーディングセクションの問題をパラパラとめくってみたのだが、そのほとんどがe-mailからの出題だった。要するに、このe-mailはどのような目的で書かれ、このe-mailを受け取った人はどのような状況に置かれているかといった問題が多いのだ。e-mailの内容は、主に雇用に関することだったり、広告だったり、何らかの契約に関することだったりする。これほどまでにe-mailの問題が多いということは、実生活において、それだけe-mailの需要が高まっている上に、バリエーションも豊富ということなのだろう。

 ちなみに、私はリーディングセクションでいつも時間が足りなくなり、残りの五分間で超能力を駆使して、回答できない問題に関して、AからDまでの選択肢のうちどれか一つのマークシートを塗り潰しておく。今回はすべてAで塗り潰しておいたので、時間不足のために私が回答できなかった問題において、Aの正解が多い場合はスコアアップに繋がることになる。TOEICの試験では、こうした「まぐれ当たり」に関しても正当なスコアとして計算されている。というのも、インストラクションの中でも、TOEICのテストには減点がないので、回答できない問題があっても、選択肢のどれかを塗り潰しておくように推奨されているからだ。

 そんなこんなで、試験の開始から二時間一分が経過すると、終了の合図が出された。私は潔くロケットペンシルを置き、試験官によって問題用紙と解答用紙が集められたあと、退出したのだった。

 肝心の手応えだが、まったく勉強していなかった割には、回答できたのではないかと思っている。しかし、いつも私がそう思うだけで、あまり的中した試しはない。

 公開テストのあとは、近くの神戸女子大学・神戸女子短期大学を横目で眺めながら、ポートライナーの「みなとじま駅」まで歩き、お昼ご飯にサンドイッチを食べておいたにもかかわらず、お腹が空いてしまったので、ガンモの仕事が終わるまでの間、ドムドムバーガーで過ごしたのだった。

神戸女子大学・神戸女子短期大学

ポートライナー

ドムドムバーガーに立ち寄って、ガンモの仕事が終わるのを待ちながら、夕食めいたものをとった

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私はまったく勉強せずに受験したのですが、試験開始の直前までTOEIC対策の問題集などを開いて勉強している方たちがいらっしゃいました。私のようにのほほんとTOEICの試験に臨む人もいれば、真面目に勉強してその成果チェックするという方もいらっしゃるのですね。

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2012.11.19

TOEIC一年割引の活用(前編)

映画『汽車はふたたび故郷へ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ステンドグラスみたいな老眼鏡の記事に貼り付けた老眼鏡の写真を追加しておきました。やはり、こうして写真を眺めているだけでも、ステンドグラスみたいな老眼鏡は楽しいですね。使うのがうれしくなる老眼鏡です。

 十一月十八日日曜日は、TOEICの公開テストを受けるために、神戸市の埋め立て地、ポートアイランドにある神戸夙川学院大学まで出向いた。今回は、派遣会社の主催するTOEIC IPテストではなく、公開テストである。公開テストはTOECI IPテストよりも割高なので、私は毎回、一年割引を活用して受験している。すなわち、毎年、この時期に公開テストを受けているというわけだ。


大きな地図で見る

 このあたりは、いつの間にか大学が引っ越して来ていて、いくつもの大学が建ち並んでいる。確か二年ほど前に受けたTOEICの公開テストも、この近くにある神戸学院大学で受験している。そのときの最寄駅の名前は今とは違っていたと思うのだが、今回、受験票が届き、受験地となる神戸夙川学院大学の最寄駅を確認したとき、ポートライナーの「みなとじま駅」と書かれていたので驚いた。というのも、私はかつてポートライナーに乗って通勤していたこともあり、受験地となる大学からそれほど遠くないところで働いていたのだが、「みなとじま駅」という名前の駅は知らなかったからだ。ガンモも、
「『みなとじま駅』なんていう駅はない!」
とまで断言していた。

 しかし、騙された気持ちでポートライナーに乗ってみると、「みなとじま駅」という駅はちゃんとあったのだ。

ポートライナーみなとじま駅

 確かこの駅は、かつては「市民病院前駅」だったはずである。しかし、市民病院が移転してしまったので、それにあわせて駅の名前も変更したようである。やはり、学校の多い地域だからなのか、(キャンパス前)と別名が付けられている。

このあたりには大学がたくさんある。道路の右手には神戸学院大学があり、かつてそこでもTOEICの公開テストを受けたことがある

横断歩道を渡ると、兵庫医療大学がある

 みなとじま駅の改札を出て左に歩いて行き、大きな道路の横断歩道を渡った。このあたりには道路をはさんで神戸学院大学や兵庫医療大学があった。そして、神戸医療大学の左隣が、今回の受験地となる神戸夙川学院大学だった。

神戸夙川学院大学に到着

 TOEICの公開テストの本番は十三時からなのだが、受付は十一時半から十二時二十分までである。私は十一時半過ぎに着いたので、入口を入ってすぐの休息コーナーで、電車に乗る前に買っておいたサンドイッチを広げて食べて、腹ごしらえをしておいた。

入口を入るとすぐに休憩所があったので、買って来たサンドイッチをここで食べて試験に臨んだ

 その後、自分の受験番号に割り当てられた教室の前にある受付で受験票とパスポートを提示して、教室の中に入った。私は運転免許証を持っていないので、写真付きの身分証明書というと、パスポートになるのである。

 私が試験を受ける教室は、比較的こじんまりとしていた。しかも、一つの机は短く、本来ならば二人用の机を、TOEICの公開テストでは一人だけが通路側に座って占有し、二つの机が横に連ねられていた。人が座っているところを●、座っていないところを○で表すならば、●○○●という並びの列を作っていた。同じTOEICの試験会場でも、大学によっては長い机を三人で使用することもあり、飛行機のエコノミー席のように、中程に座った人は、両端の席に座っている人に申し訳なさそうに声を掛けて、わざわざ立ち上がってもらわなければ出られないこともある。同じく●と○を使って表すと、●○●○●という感じである。●○○●の並びならばストレスがないのがおわかりいただけるだろうと思う。

 公開テストでは、替え玉防止のために、試験の直前にも身分証明書のチェックが行われる。そして、携帯電話の電源が切られていることも細かくチェックされる。私の携帯電話は変わっているためか、電源を切って机の上に出しているというのに、
「携帯電話はお持ちではありませんか?」
と試験官に聞かれてしまった。私が、
「これが携帯電話です」
と言うと、
「失礼しました。大丈夫ですね」
と確認してくださった。

 試験の所要時間は二時間一分だった。一分というあまりにも中途半端な時間は、リスニングセクションではみ出してしまった時間のようだ。私は、上半身は半袖で、下半身を暖めるためにいつものようにひざ掛けを二枚持ち込んでいた。なかなかの大荷物である。●○●○●の席だと、荷物を置くスペースも限られているのだが、●○○●の席なのでとてもゆったり受験することができた。というわけで、私はこの教室がすっかり気に入ったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 受験票には、ポートライナーの「みなとじま駅」から神戸夙川学院大学まで徒歩十五分と書かれていたので、私の遅い足では三十分くらい掛かってしまうだろうと覚悟していたのですが、書かれている通り、十五分程度で神戸夙川学院大学まで到着することができました。きっと、私のように足の遅い人が最寄駅からの徒歩の時間を計ったのでしょうね。

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2012.11.18

映画『汽車はふたたび故郷へ』

ステンドグラスみたいな老眼鏡の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ステンドグラスみたいな老眼鏡の記事に掲載した老眼鏡は、帰宅してからアップさせていただいたのですが、もう少し写真を追加する予定です。追加したらまたお知らせさせていただきますね。

 本作を鑑賞したのは、三月十七日のことである。旧ソ連の共和国の一つだったグルジアという国のご出身であるオタール・イオセリアーニ監督がメガホンを取った作品である。梅田店のスタジオでホットヨガのレッスンを受けたあと、スタジオ近くのミニシアター系映画館で鑑賞した。私が鑑賞した上映回では、上映終了後にグルジア出身の男性によるトークショーが開催された。

 本作は、オタール・イオセリアーニ監督自身の半生を振り返ったものだと言われている。若き主人公であるニコは、映画を撮りたい一心で映画作りを始めるものの、検閲や思想統制によって、映画作りがなかなかうまく行かず、苦悩する。

 登場人物は、ニコの家族や友人たちなのだが、日本人として驚いてしまうのが、登場人物らがお茶を飲むかのごとくお酒を飲んでいることである。かと言って、お酒にひどく溺れているわけでもない。登場人物らにとって、どうしても切り離せない日常として、お酒が存在しているようだった。

 あまりにもお酒を飲むシーンが多かったので、上映終了後のトークショーでグルジア出身の男性に質問させていただいた。
「映画の中では、お酒を飲んでいるシーンがかなり多かったのですが、グルジアの人たちはみんなお酒が強いのですか?」
私がそんな質問をすると、会場からは笑い声があがった。おそらく、他の方たちも同じように感じていらっしゃったのだろう。グルジア出身の男性からは、やはり、みんなお酒には強いという答えが返って来た。

 話を映画に戻そう。このままグルジアにいても、自由に映画を撮ることができないとわかったニコは、やがて自由な国フランスへと亡命する。しかし、フランスで彼の実力が認められ、ありがたい出資者も現れたものの、今度はニコの撮る映画を商売道具として扱われるようになり、ニコ自身が撮りたい映画ではなく、売れる映画を撮るようコントロールされるようになる。果たして、ニコの表現の自由はどこにあるのか。

 自由であるときは、不自由さを感じることがないために、自由のありがたみがわからないものだが、ニコのように環境的にもいろいろな制約を受けていた立場からすれば、自由であることのありがたみを身をもって実感していることだろう。私は気づかなかったのだが、トークショーでグルジアのお話をしてくださった男性が、ラストシーンに監督の求めた自由が表現されているとおっしゃっていた。なるほど、そのように解釈するのかと思った。

 グルジアよりも自由な国である日本に住んでいる私からすると、何故そこまで制約するのだろうと理解できないシーンも多かったのだが、グルジア出身の男性のトークショーのおかげで本作への理解も深まったように思う。その後、その男性ともう一人の男性が二人で音楽を披露してくださり、ミニシアター系映画館ならではの企画で楽しむことができた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m グルジアという国があることを、本作を鑑賞して初めて知りました。それにしても、映画の登場人物は、私たちがお茶を飲むようにお酒を飲んでいましたね。いろいろな規制により、緊張した生活をお酒で緩ませているのかもしれませんね。

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2012.11.17

ステンドグラスみたいな老眼鏡

羽毛の季節の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 携帯電話と一緒にAndroid端末も持ち歩いているのですが、まだまだ操作に慣れません。Windowsのパソコンで簡単にできることができなくて困っています。(苦笑)例えば、デジタルカメラで撮影した写真を「ガンまる日記」で公開するのにひと苦労です。もともとAndroidにささっているメディアをいったん抜いたあと、デジタルカメラのメディアに差し替えて、GoogleのサービスであるPicasaのアルバムにわざわざアップロードしています。「ガンまる日記」を書いているココログの管理画面から、Androidに差し替えたデジカメのメディアの中にある画像ファイルを直接指定したいのですが、Android側が固定のパスを参照しているらしく、そのパスに画像ファイルが存在しないと、ココログの管理画面からは参照できないみたいですね。かなり不便です。

 最近、老眼鏡が手放せなくなってしまった。仕事でパソコンの画面を覗き込むときや、書類に目を通すときはほとんど老眼鏡が必須である。私の場合、普段はハードコンタクトレンズを使用しているため、ガンモのように、近視用の眼鏡を作り替えて、老眼用のレンズを仲間に加えているわけではない。たいていは、百円ショップで売られている老眼鏡を求め、愛用して来たのだ。

百円ショップで購入した老眼鏡

 少し前までは、+1.0と表示された最も緩い老眼鏡で間に合っていたのだが、最近は+1.0の老眼鏡では見え辛くなってしまった。そこで、+1.0よりも老眼の度合いがきつい+1.5の老眼鏡を購入したのである。

 あるとき、ポンパレで、ちょっとおしゃれな老眼鏡が一つ千五百円で売られていたので購入してみた。なかなかおしゃれなケースに入っていて、度数もぴったりだった。高校生の頃に、分厚い近視の眼鏡を卒業して、ハードコンタクトレンズに切り替えてしまった私としては、眼鏡で自分自身を着せ替えすることができるということが目新しくもあった。近視の眼鏡で着せ替えを楽しむには、フレームやレンズを含めると割高になってしまうものだが、一つ千五百円くらいの老眼鏡ならば、いろいろなフレームのものを求めて着せ替えを楽しめるのではないかと思ったのだ。

ポンパレで購入した老眼鏡

 そんなとき、通勤の途中でおしゃれなフレームの老眼鏡を販売している露店を見付けた。その場所には、これまでにもいろいろなお店が出ていたことから、おそらく期間限定で老眼鏡を売りに来ていたのだろう。私は、店頭に並べられている老眼鏡のいろいろなフレームにしばらく見入り、その中の一つを求めた。こちらも、一つ千五百円だった。

 次の日から、早速、職場でその老眼鏡を使い始めた。思いがけず、露店で手に入れたことから、あまり期待はしていなかったのだが、良く見ると、その老眼鏡はステンドグラスのようなデザインで、とてもきれいだった。私はすっかりその老眼鏡が気に入り、これまで使用していたポンパレで購入した同じく千五百円の老眼鏡を引退させてしまった。

 それから毎日のように、通勤の途中にその露店が出ているのを確認しながら帰宅していたのだが、あるとき、このような露店はおよそ一週間単位で入れ替わっていることを思い出し、もう一つ買っておこうと思い、再びその露店を訪れた。

 何と、お店の方は、数日前に私がそこで老眼鏡を購入したことを覚えてくださっていた。しかも、私が+1.5の老眼鏡を購入したことまでしっかり覚えてくださっていたのである。
「記憶力がいいですねえ」
とお店の方に言うと、
「お姉さん、特徴あるもん」
と言われてしまった。確かに、世間の人たちが長袖のダウンジャケットを着込んでいるときに、私だけが半袖ダウンジャケットを着て、背中にはカメのリュックを背負っているので、目立ってしまうのだろう。私は、何とも複雑な想いを抱えながら、老眼鏡をもう一つ購入し、露店をあとにしたのだった。

 以下が、購入した老眼鏡である。ステンドグラスみたいなフレームで、身に着けるのも楽しいのだ。 

ステンドグラスみたいな老眼鏡

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 千五百円の老眼鏡ならば、いろいろなデザインのものを楽しめそうですね。しかし、果たして老眼というものが、どのくらいのペースで進んでしまうのか、良くわかりません。せっかく自分の度数に合ったものを購入しても、老眼の度数が進んでしまえば、もう使えなくなってしまうんですよね。肉体的な成長ならば、頑張ってダイエットして何とか食い止めることができそうですが、老眼の進み具合をコントロールするのは難しいでしょうね。できるだけ老眼鏡を掛けないほうがいいとは聞いていますが、なかなかそうも行かないでしょう。何だかもったいない話です。

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2012.11.16

羽毛の季節

映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 最近、ものすごく眠いのです。仕事中も、「これまたどうしたことか」と思ってしまうくらい、眠くてたまらなくなることがあります。仕事がある日は、毎朝五時起きだからでしょうか。二十二時半頃には眠くなってしまいますね。

 夏の冷房対策に、2011年新登場!!着る羽毛布団!!U-mo【ウーモ】は軽くてとってもあったかレッグウォーマー収納は...を購入したのだが、寒い季節になっても、私はそのままこれを愛用し続けている。

 商品紹介のページで拝見したときは、ずいぶんとふくらみのある商品だと思っていたのだが、実際に商品が届いてみて驚いた。写真で見るよりもずっとコンパクトなのだ。これを足に着けても、足先の細いジーンズを履けてしまうくらいである。ズボンの下に履けるため、羽毛のレッグウォーマーを履いていることなど、周りには気付かれないだろう。これを履いていれば、足元はとても暖かい。

 ところで羽毛と言えば、ご存知のように、私は更年期障害のために上半身にほてりがあるので、半袖のダウンジャケットを探していた。ダウンジャケットと言えば、ノースリーブか長袖のものが主流だが、その中間の半袖タイプのものを探していたのだ。というのも、やはりいくらほてりがあるとは言え、半袖Tシャツの上に着ることになるため、これからの季節にノースリーブのダウンジャケットでは寒いと思ったからだ。

 そこで半袖の袖付きジャケットを探してみたところ、エントリー不要!全商品ポイント5倍or10倍!更にレビュー&企画で9倍~!50%OFF!!完全売切り...を見付けた。

 
 ゴルフショップで売られていることからすると、ゴルフのときに着る服のようだ。私はゴルフもしないのに、ゴルフ用品のお店で買い物をしたことになる。実は、同じタイプのものを釣具のお店でも見付けたのだが、お値段が少々高かったので、もっと手頃なお値段のものを探していたところ、ゴルフ用品のお店に辿り着いたというわけだ。

 さて、実際に商品が届いたので、私は早速通勤時に着用し始めた。さすが、ダウンジャケットというだけあって、暖かい。しかも、両腕を出しておくことができるので、ほてりを緩和することができる。更年期障害でほてりのある人にはおあつらえ向きの商品である。

 ただ、困ったことに、最高気温が十三度前後になると、半袖だけではさすがに寒く感じられるようになった。朝はどういうわけか、身体がほてっているので半袖でも大丈夫なのだが、夜になると寒いようである。そこで私が考えたのは、最初にご紹介した2011年新登場!!着る羽毛布団!!U-mo【ウーモ】は軽くてとってもあったかレッグウォーマー収納は...を腕にも着けることだった。要するに、半袖のダウンジャケットを羽毛のレッグウォーマーで長袖にしてしまうのである。これは、ちょっと恥ずかしくもあるのだが、朝は半袖でちょうどいいので仕方がない。長袖のダウンジャケットの腕をたくし上げるのは困難だが、ダウンジャケットがもともと半袖ならば問題はない。半袖で寒ければ、羽毛の袖を着けるというわけだ。というわけで、どちらもかなり重宝している。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 更年期障害は、いろいろな形で女性の身体に表れているようですね。私のようにほてりを抱えている人もいれば、やる気が出なかったり、めまいに苦しむ人もいます。しかし、ほてりに関して言えば、冬を快適に過ごせる衣服があまり見当たらなかったので、各自で工夫するしかないですね。ご紹介した二つの商品は、ともにとても重宝しています。これにヒントを得て、着脱式の袖を持つ半袖ダウンジャケットが発売されると、なおいいですね。

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2012.11.15

映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』

ファースト・イレッサ(14)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 「そのうち、動かなくなりますよ」と、近所の自転車屋さんに言われた自転車にそのまま乗り続けていたのですが、最近、チェーンが外れ易くなってしまいました。同じ日ではありませんが、朝の通勤途中と、夜の帰宅途中にそれぞれチェーンが外れてしまいました。朝外れたときは、もう自宅の最寄駅まで近かったので、何とか最寄駅まで自転車を転がして行っていつもの電車に間に合いましたが、夜は時間的に余裕があったので、自分で自転車をひっくり返して直しました。こういうことがしばらく続くのかなと思うと、自転車に乗ってペダルを踏むときも、チェーンが外れないようにと慎重になりますね。

 本作を鑑賞したのは、映画『SHAME -シェイム-』を鑑賞したのと同じ三月十日のことである。このシリーズの作品は、全作、劇場で鑑賞しているのだが、本当に面白い。回を重ねるごとに面白くなっている気もする。ヴァンパイアと人間の、見るからにツインソウルの愛の物語なのである。

 人間のベラとヴァンパイアのエドワードは、ついに結婚という形で結ばれる。そして、ハネムーンで初めての肉体関係を持つのだが、このラブシーンがとびきり素晴らしい。本当に愛が感じられるラブシーンで、まったくいやらしさがない。子供たちは、大人の欲望の対象となっている不健全な映像や雑誌ではなく、こうした愛情たっぷりのラブシーンを見て育つべきだ。同じ日に鑑賞した映画『SHAME -シェイム-』で見た数々のシーンとはまったく違っていた。映画『SHAME -シェイム-』で表現されていたのが消費するセックスならば、本作のラブシーンは、互いに自分の持っている愛を最大限に与え合おうとする、真実の愛を感じさせてくれるラブシーンである。これまでいろいろな映画作品を鑑賞して来たが、これほどまでに愛を感じさせてくれるラブシーンは少なかったように思う。とは言え、私は別の観点から、映画『SHAME -シェイム-』をひどく気に入り、劇場で二回も鑑賞したのだが・・・・・・。

 本作は、物語としても更に面白くなっている。何とベラは、このときに持った肉体関係が原因で、エドワードとの子を身ごもることになるのだ。普通ならば、両手をあげて喜ぶべきところなのだが、人間がヴァンパイアの子供を身ごもるということは、母親となるベラの命に関わることなのである。ベラはお腹の子供にエネルギーを奪われて、次第に痩せ衰えて行く。お腹の子供に血液を供給するために、血液を補給するというシーンも生々しい。

 気になるオオカミ族のジェイコブの葛藤も、半端ではない。ジェイコブはベラのことを心から愛していて、ベラも一時的にジェイコブに傾き掛けたりはしたのだが、やはりツインソウルは振り子のように元のさやに収まってしまう。それが前作までの展開だった。そして、本作では更に新たな葛藤がジェイコブの身に降りかかる。しかしジェイコブは、それを自らの運命として受け入れることになるのだ。

 原作者は、良くもまあ、ここまでいろいろな要素を盛り込んだものだと思う。本作はPart 1で、Part 2が来月公開されるらしい。とにかく、私にとってはもう絶対に見逃せない作品なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作の原作者は、愛が何であるかをちゃんと知っている方だと思います。そうでなければ、こういう作品は書けないでしょうね。ジェイコブの葛藤も、彼に待ち受けていた思いがけない未来も、最高の展開です。

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2012.11.14

ファースト・イレッサ(14)

ツインソウルを表す「瞬間」についての記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。本格的な寒さがやって来ましたね。これまで、帰宅して寝室に入ると、暑くて半袖Tシャツを脱いでいたのですが、帰宅しても半袖Tシャツを脱がなくて良くなりました。(苦笑)室内で半袖Tシャツ一枚で過ごすことを考えれば、私には今がちょうど良い季節だと思います。ただ、仕事帰りはさすがに半袖ジャケットでは寒くなりましたね。それでは、ファースト・イレッサ(13)の続きを書かせていただきます。今回、書かせていただくのは、去年の八月の終わりから九月頃のことです。

 母と電話で話をしているときに、母のお友達のお知り合いの方が、乳がんでイレッサを服用しているという話を聞いた。何とその方は、イレッサローテーションを組んで、八年もの間、イレッサが効き続けているのだそうだ。イレッサローテーションとは、イレッサが効かなくなると他の抗がん剤に切り替えて、その抗がん剤が効かなくなると再びイレッサに戻すという方法である。イレッサ以外の抗がん剤は、一度効かなくなると、もう二度と効かなくなってしまうのだが、イレッサはしばらく間を置くと、再び効くようになると言われている。そうして八年もの間、イレッサが効き続けているとのことだった。こういう話を聞くと、希望がわいて来る。

 母と電話でその話をしているときに、母が途中で咳をした。母に肺がんが見付かった頃は確かに良く咳をしていたのだが、イレッサを服用し始めてからは、咳が止まっていたはずだった。しかし、また咳をしたということは、イレッサがちゃんと効いているのか不安になってしまったわけである。

 そんな私の過剰な反応に対し、母は、仰向けに寝ている状態で電話をしているので、唾液が絡んだだけだと言って笑った。母の咳に対して私があまりにも過剰に反応するので、
「咳もできん(咳もできない)」
と言って笑っていた。

 母との電話を切った私は、イレッサが八年も効いている人がいるという話をガンモにメールで送った。いや、正確にはガンモにメールを送ったつもりでいたのだが、ガンモに送ったはずのそのメールは、間違って母に送信してしまっていたようだ。母は私がガンモに宛てたそのメールを読み、
「ガンモに送ったのならまあいいか」
と思ってくれたらしい。

 母のと会話の中で、九月の連休に帰省すると言うと、母の時間が一瞬だけ止まった。私たちが帰省するのは迷惑なのだろうかと思い、後日、母に確認してみたところ、私たちが帰省すると、台所の洗いものが増えると思い、一瞬、言葉が止まってしまったのだそうだ。

 とは言え、その後、母は、
「ガンモは海老が好物やけん(好物だから)」
などと言って、海老を安く買って来ては冷凍保存してくれたりした。何だかんだ言いながらも、私たちが帰省する準備を着実に整えていてくれたことが妙におかしくもあった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m イレッサローテーションで八年も頑張っていらっしゃる方のお話は、とても励みになりますね。そういう方が、同じ市内にいらっしゃるというだけでも心強く感じられました。私がこうして発信している情報も、どなたかのお役に立てれば幸いです。

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2012.11.13

ツインソウルを表す「瞬間」について

映画『おとなのけんか』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 現在、中国から発送される荷物の到着に大幅な遅れが出ているようですね。十月の初めにeBayオークションで上海の出品者から落札した商品が、およそ一ヶ月近く掛かって我が家に到着しました。そして先日も、中国の出品者からある商品を落札したところ、中国から他国に発送した荷物が到着するまでに四十五日も掛かっているので、商品を落札してくださった方は、支払いをする前にもう一度良く考えたほうがいいとのメッセージを受け取りました。まあ、私は気長に待つことにします。

 ツインソウルとの会話は、まったく予想のつかない展開になる。先日、ツインソウルが自分の父親のことを悪く言ったので、
「今は、お父さまに対して真の愛情を示すときだよ」
と私は言った。しかし、ツインソウルが自分の父親のことを「クソオヤジ」と表現したので、
「クソオヤジはアンタのほうだよ」
と反論したところ、それに腹を立てたと思われるツインソウルは私のことを「クソババア」呼ばわりした。

 「クソババア」という表現に頭に来た私は、
「わかったよ。アンタとはもう絶交だ!」
と、一体何回目なのかわからないくらいの絶交宣言をしたところ、ツインソウルは、
「はいはい♪」
と余裕の返事をした。

 そんなやりとりをした直後に、つい先ほどの絶交宣言などなかったかのように、ツインソウルと私は普通の会話を始めた。おそらく、周りから見るとわけがわからないだろう。

 後日、ツインソウルはお父様に対して、決して愛情を注いでいないわけではないことがわかった。ツインソウルはむしろ、私が思っていた以上の愛情をお父様に注いでいたのだ。どうやら、一部始終を私に説明するのが面倒だったようだ。そこで、ほんの一握りの情報から私がツインソウルのことをクソオヤジと表現したので、それに腹を立てたらしい。しかし、それは、ツインソウルの説明が足りなかったからそうなったのだと私は反論した。

 また、最近、ツインソウルとのやりとりで面白いと感じたことがあった。それは、ツインソウルが私の考え方や行動に関する解釈を自分の言葉で説明しようとするとき、私が私の言葉で表現した内容をあまり良く理解できていないと感じることだった。私が「これこれこういうわけなのよ」と説明しても、ツインソウルは自分自身の中にある過去の経験をたぐり寄せて理解しようとするため、説明が足りないのだ。考えてみれば、それも無理はない。何故なら、私が九の割合で持ち合わせているものを、ツインソウルは一の割合でしか持ち合わせていないために、私への理解が著しく足りないのだ。これと同様のことは、私がツインソウルを理解して行く上でも起こっている。

 それでも、互いのことを理解しようとするプロセスにおいて、これまで経験しなかったような何かが刻みつけられているような感触を覚えるのがとても心地良い。

 ツインソウルとの関係はいつも刹那的で、同じ状態が長続きすることはない。さっきまで怒っていたかと思えば、次の瞬間には笑っている。もちろん、その逆もある。いつも新しく、はっと降り返ってみると、いろいろなものが一瞬のうちに過去のものになってしまっているのだ。 

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最近のツインソウルとの交流を思いつくままに書いてみました。一瞬だけを言葉で表現するのは難しいですね。ソウルメイトならば、持続の関係を築けるのですが・・・・・・。(笑)

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2012.11.12

映画『おとなのけんか』

docomoショップの取り組みの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 仕事帰りに神戸市営地下鉄の三宮駅に降り立ったところ、警察官が立っていました。一体何ごとだろうと思いながら地上に上がり、JR三ノ宮駅周辺を歩いていると、パトカーが停まっていたり、複数の警察官が街を歩いていたりしました。ふと携帯電話に届いたメールを確認してみると、ひょうご防犯ネットから、三宮界隈で刃物を持った男が徘徊しているとのメールが届いていました。そのため、複数の警察官が出動しているのだと思いました。帰宅してから、寝る前に、何気なくインターネットのニュースを見ていると、三宮界隈にあるはちみつ店の経営者を刃物を持った男が襲い、芦屋市の高層マンションから飛び降り自殺したらしいとのニュースが掲載されていました。気付かないうちに、身近でこんな事件が起こっていたんですね。

 本作を鑑賞したのは、三月九日のことである。本作もまた、公開前から劇場で予告編を何度も観ていた作品である。もともと舞台で上演されていた作品をロマン・ポランスキー監督が映画化したものだそうだ。ロマン・ポランスキー監督作品と言えば、本作を鑑賞する数ヶ月ほど前に、映画『ゴーストライター』を鑑賞したばかりだった。

 子供の喧嘩が元になり、最初は紳士的な態度を取っていた子供たちの両親が、やがて大喧嘩を始めるという物語だ。大人らしく、表面的なところで気遣い合いながら関わりを持ち始めるものの、会話を交わすうちにどんどん本音が出て来て、とうとう大喧嘩に発展するという展開になっている。

 子供たちの姿もほんの少し映し出されるのだが、ほとんどのシーンが被害者となった子供とその両親が暮らすアパートの中で繰り広げられている。登場人物も、二組の夫婦のみと言っても過言ではない。場所は、ニューヨークのブルックリンだそうだ。個人的な話で恐縮だが、まだインターネットが普及する前に、ニューヨークにあるブルックリン・カメラという中古カメラ屋さんから、クラシック・カメラを個人輸入していたことがあるのだが、そのお店はこのあたりにあったのだろうかと思いながら観ていた。

 二組の夫婦とは、ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター演じるロングストリート夫妻と、クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット演じるカウアン夫妻である。カウアン夫妻がロングストリート夫妻のアパートを訪問するという形で物語が始まるのだが、何とも観ていてもイライラしてしまうのは、訪問中に、カウアン夫妻の夫の携帯電話がしょっちゅう鳴って会話が中断されたり、電話の話し声が聞こえて来ることだ。日常生活においても、こうしたシーンに直面するとイライラするものだが、映画で同様のシーンを観ているだけでもかなりイライラして来る。何しろ、一つの通話が終わったかと思うと、まだそれほど時間が経たないうちに、次の電話が鳴り始めるからだ。

 そして、最もハラハラドキドキしてしまうのは、ケイト・ウィンスレット演じるカウアン夫妻の妻が、ロングストリート夫妻のアパートで、食べたものを戻してしまうシーンである。しかも、戻したもので高価な本を汚してしまうという大失態をやらかしてしまうのだ。目の前でこのようなシーンが繰り広げられると、果たしてこの先、どうなってしまうのだろうかと、心配でたまらなくなってしまうものである。

 しかし、人間の感情とは不思議なものである。いつまでも笑い続けることができないのと同様に、いつまでも怒り続けることはできないようである。そのため、不思議な和解のシーンも見受けられる。怒りの境界線を越えてしまうと、その先には和解があるのだろうか。

 やはり、本作で注目すべきは、ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットの演技ではないだろうか。いやはや、このような激しい感情のぶつけ合いは、大人のストレス発散にはいいのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 特にジョディ・フォスターは、本作のロングストリート夫妻の妻の役が適役でしたね。普段、きちんとしている人が、崩れて行く様子がうまく表れていたと思います。本作の面白さは、そういうところにもあるのかもしれません。

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2012.11.11

docomoショップの取り組み

ホットヨガ(三一四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 袖のある半袖タイプのダウンジャケットですが、無事に楽天市場で見つかり、注文することができました。ゴルフ用品や釣り用品を扱うお店に、求めているものがありました。しかし、釣り用品を扱うお店のものは値段が高かったので、ゴルフ用品を扱うお店で購入しました。届いたら、この冬の必須アイテムになるでしょうか。(苦笑)

 ホットヨガ(三一四回目)のレッスンを受けたあと、お気に入りの場所で昼食をとり、そこで「ガンまる日記」を途中まで書いたところで、いつもの映画鑑賞タイムとなった。鑑賞したいと思っていた作品が十五時から上映されることになっていたので、「ガンまる日記」の記事を完成させることはできなかったのだが、作品をもう一つ鑑賞する前に書き上げようと思っていた。実は、この日はガンモが会社の別の支社の方の送別会に参加するため、温泉旅館に宿泊することになっていたので、帰りは遅くなっても良かったのだ。

 映画を鑑賞すべく、いつものミニシアター系映画館に足を運んだところ、受付で鑑賞したいと申し出た二本の作品のうち、一本の上映時間が異なった状態で発券されてしまった。私は、十五時から上映される作品を一本と、十九時台に上映される作品を一本、お願いしたつもりだったのだ。しかし、発券されたチケットを見てみると、十五時台に上映される作品が十七時台にすり替わってしまっていた。

 受付の方に、
「この組み合わせで、二つの作品を連続して鑑賞できるのでしょうか?」
と尋ねてみたところ、どちらも同じシアターで上映されるため、上映時間に問題はないという。それならば、十七時台になるまでの間にどこかで「ガンまる日記」の続きを書いてアップして、それから二本連続で映画を鑑賞しようと思い直したのだ。

 そして、「ガンまる日記」の記事を無事に書き上げたあと、いつもの時間に母に電話することができないので、今のうちに母に電話を掛けておこうと思い、携帯電話を取り出した。すると、いつも携帯電話に取り付けているはずの両耳用ステレオヘッドフォンマイクがないのである。どうやら、自宅で充電するときに取り外して、そのまま自宅に置いて来てしまったようだ。

 私は、こういうときのために、予備のイヤホンマイクを持ち歩いている。こちらは片耳用だが、ないよりはましである。しかし、予備の片耳用イヤホンマイクを使用して発信してみても、電話の相手の声は聞こえなかった。どうやら、壊れて調子が悪くなってしまったものを、予備としてずっと持ち歩いていたようだ。

 そこで仕方なく、私はdocomoショップに駆け込むことにした。ご存知のように、私の携帯電話で通話をするには内蔵スピーカーかイヤホンマイクを使うしかなく、イヤホンマイクを接続して通話をしない場合は、周りの人たちに電話の相手の声が筒抜けなのである。

 docomoショップでは、ドコモポイントを消費して、docomo純正ステレオイヤホンマイク(両耳用)を購入した。そのときに、docomoショップの店員さんから、
「ここにお名前と携帯電話の番号を書いてください」
と、何やら黒いボードを差し出された。黒いボードと言っても、チョークで書く黒板ではなく、子供が落書き遊びをするために使うような、自由に書いては消すことのできるボードだった。最初はわけがわからなかったが、私はようやく理解した。そこで、docomoショップの店員さんに、
「なるほど、ペーパーレスだったんですね!」
と言うと、
「そうなんです」
という答えが返って来た。考えてみると、その黒いボードに名前と携帯電話の番号を書くことで、紙を使用しないばかりか、目的を達成したあとはすぐに消すことができるので、個人情報をシュレッダーにかける必要もない。これは一石二鳥である。私は、docomoショップの環境と個人情報保護の取り組みに感動したのだった。

  こうして私は、ドコモポイントを一六〇〇円分消費して、無事にdocomo純正ステレオイヤホンマイク(両耳用)を入手することができたのである。

docomo純正ステレオイヤホンマイク(両耳用)

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 実は、このdocomo純正ステレオイヤホンマイク(両耳用)は、自宅に戻れば予備がたくさんあるのですが・・・・・・。(苦笑)自宅に忘れてしまったものは仕方がないですね。

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2012.11.10

ホットヨガ(三一四回目)

映画『セイジ -陸の魚-』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m まだ長袖が着られないので、楽天市場で半袖のジャケットを探しています。去年、マタギの人が着るような半袖ジャケットを購入したのですが、今のところ一着しかないので、類似の商品を探しています。しかし、なかなか見付かりませんね。以前から思っていたことですが、更年期のほてりに悩む人は多いはずなのに、そうした悩みに対処してくれるような商品は少ないですね。半袖のコートやジャケットがもっと大々的に発売されれば、ずいぶん売れると思うのですが。(苦笑)

 今日は、ホットヨガの三宮店のスタジオで、七十五分のベーシックコースのレッスンを受けた。

 レッスンの参加者は十五名で、レッスンを担当してくださったのは、いつもお話をさせていただいているインストラクターだった。大きいほうのスタジオでレッスンが行われたのだが、隣の人との間隔がひどく狭かったので、とても窮屈に感じてしまった。あまり良く知らない人と接近してしまうのは、相手に不快感を与えてしまわないだろうかと心配になり、何となくストレスに感じてしまうものである。それでも、ストレスを感じるのは、あくまで相手に迷惑を掛けてしまわないかと心配になってしまうからであって、自分のすぐ近くであまり良く知らない人がポーズを取っているということに対する不快感はなかった。

 最近、踏ん張りが効いているのか、今回も私は一度もスタジオの外に出て休むことなく、最後までレッスンを受けることができた。しかし、うつ伏せのポーズはお腹を下にするため、ヨガマットの上でしばらくお休みさせていただくことになってしまった。筋腫が大きく固いので、うつ伏せのポーズを取るのは辛いのである。お腹を下にして身体を反らせる弓のポーズなど、私には絶対に無理なポーズである。こうして、苦手なポーズを避けながら、七十五分のレッスンが終わった。

 リニューアルオープンした三宮店のロッカールームは、ここのところ、おばさんの私にはずいぶん刺激が強くなっていたのだが、今回は特に強い刺激になるような出来事はなく、長椅子に座ってフェイスパックを実施されている方をお見掛けした程度だった。私自身、フェイスパックをすることもないので、そうした光景がとても珍しかった。長椅子に座っていた方は、フェイスパックを着けたまま、時間が経つのを根気強く待っていたようだ。

 着替えを済ませて受付に行くと、スタッフが私の背負っているカメリュックをご覧になり、大笑いされていた。そして、私には何故、こんなにもカメリュックが似合うのか、こういうものを一体どこで見付けて来るのかと質問されてしまった。私は、カメリュックが似合うと言われてとてもうれしかった。そんなふうに言ってくださるのは、おそらく私がもう五十近いというのに、恥ずかしげもなくカメリュックを背負っているからだと思う。

 カメリュックは、本当にあちらこちらで人気で、先日も通勤途中に見知らぬおじさんがわざわざ振り返り、
「ユニークやな」
と言ってくださった。同じマンションの女性は、笑いながら、
「かわいい! 似合(にお)うとる、似合うとる。でも、これ、顔はどこにあるん?」
とおっしゃり、
「顔は、自分の顔や」
と言って、一人で納得され、笑っていた。カメリュックが日本でも容易に手に入るならば、たくさん売れそうである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m カメリュックは本当に人気ですね。実は、このカメリュックと同じ頃に、別のカメ関連グッズも購入しているのですが、まだ使い始めていないので、使い始めたらまたご報告させていただきますね。

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2012.11.09

映画『セイジ -陸の魚-』

「ハイウェイ温泉諏訪湖」に入ってみるの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 生理が来ました。(苦笑)お腹に力が入らなくなってしまったのは、生理の前触れだったのかもしれません。有給休暇がたくさん余っているので、大事を取って、仕事はお休みをいただき、一日ゆっくり休ませていただきました。おかげさまですっかり回復しています。(^^)

 本作を鑑賞したのは、映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』を鑑賞したのと同じ三月三日のことである。

 公開されてから、ずいぶん日にちが経っていたというのに、劇場内はとても混雑していた。前のほうの席しか空いていなかったので、斜め上を見上げるような形で鑑賞することになってしまった。一体どうしてこんなにも人気が高いのだろうと、私は不思議に思っていた。ひょっとすると、主演の西島秀俊さんのファンの女性が多いのだろうか。それとも、伊勢谷友介さんの監督作品だからなのだろうか。実際に鑑賞しても、その理由はとうとうわからなかった。

 ちなみに、西島秀俊さんは、私の好きなタイプの俳優さんである。とは言え、彼が演じるのは、女性にはモテるものの、女性に対して与える愛情がひどく薄い役柄が多いような気がしている。

 森山未來くん演じる大学生の「僕」が、自転車で旅行中に新井浩文さん演じるカズオの運転する軽トラックと接触してしまう。カズオは、手当のために「僕」をさびれたドライブインに連れて行く。そこで「僕」は、西島秀俊さん演じる雇われ店長のセイジや裕木奈江ちゃん演じるオーナーの翔子と出会う。やがて「僕」は、そのドライブインでアルバイトとして働くことになるのだった。

 まず、セイジと翔子の関係が妙だ。ベッドシーンはあるものの、二人の間に愛はあるのかと疑問に思ってしまう。どうやらセイジは、子供の頃に強烈な経験をして、自分と周りとの世界をすっかり遮断してしまったようだ。そのため、翔子とのベッドシーンにおいても完全に受け身であり、時が過ぎて行くのをただひらすら待っているようにも思えた。そんなセイジだから、普段は最低限、必要なことしかしゃべろうとはしない。

 それでも、寡黙なセイジは、店の常連客の一人である津川雅彦演じるゲン爺の孫娘りつ子にだけは心を開いていた。しかし、あるとき、りつ子の家に強盗が押し入り、あろうことか、りつ子の両親がともに惨殺され、りつ子自身も片腕を失うという大けがを負ってしまう。それ以来、りつ子は固く心を閉ざし、どんなことにも無反応な子供になってしまうのだ。

 サブタイトルとなっている『陸の魚』とは、その環境では生きられないのに、無理して生きようと頑張っていることを指しているようにも思える。私自身も、人との深い繋がりを求めてしまうために、軽く繋がろうとして、気軽に近付いて来る人たちとはうまく行かないことが多い。だから、セイジの気持ちも少しはわかるのだ。

 おそらくセイジは、どんなことにも無反応になってしまったりつ子を、何とかして現実の世界に引き戻したいと考えたに違いない。あるときセイジは驚くべき行動を取る。その瞬間はスローモーションで流され、それを目撃した周りの人たちにとっても、りつ子にとっても、実に衝撃的な出来事となった。それは、セイジの人生を掛けた試みでもあったので、中途半端な想いでは達成し得なかったはずである。そのおかげでりつ子は、現実の世界に戻ることができたのである。

 にこにこ笑いながら、誰に対しても受けが良く、みんなの人気者であるという人も、中にはいるかもしれない。しかし、そういう人が必ずしも真の愛情を示せる人であるとは限らない。セイジは、確かにドライブインの常連客からは人気があったものの、決して多くを語ろうとはしない寡黙な人である。それでも、自分の人生を掛けて、これほど深い愛情を示し、闇の世界を彷徨っていた少女を救ったのだ。

 一方で、セイジがこのような行動を取ることができたのは、自分自身の生い立ちを激しく嫌悪していたからかもしれない。自分にはもう、失うものなど何もないと言えるほどの覚悟がなければ実践できなかったことだとすれば、彼がこれまで送って来た人生は、彼が悲観したような価値のない人生ではなかったと言える。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私がまだテレビを見ていた頃にテレビドラマに出演されていた裕木奈江ちゃんを久し振りに拝見しました。彼女は、若い頃のまま成長されていますね。今はもうテレビを見なくなってしまったのでわかりませんが、彼女は今でもテレビドラマに出演されているのでしょうか。

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2012.11.08

「ハイウェイ温泉諏訪湖」に入ってみる

青春時代に引き戻される曲の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m お腹に力が入らなくなり、歩き辛くなってしまいました。仕事を終えて、ゆっくり歩いて職場の最寄駅に向かっていると、いつも利用している地下鉄には乗ることができませんでした。最寄駅で同僚にばったり会ったのですが、話をする元気がなかったので、別のホームに降りて次の地下鉄を待ちました。同僚のことを避けていると思われたかもしれないと、ちょっと心配しています。帰宅する頃には、お腹に力が入らないという症状は治まっていました。前にも一度、こんなことがあったのですが、何なのでしょうかね。

 フレンチブルーミーティングからの帰り、休憩のために、諏訪湖サービスエリアに立ち寄った。思った以上に混雑していて、売店もたくさんの人たちで賑わっていた。どういうわけか、鉄道関係のお土産が並べられていた。かつて、私が食べたことのある新幹線のバークーヘンも並べられていた。

 諏訪湖サービスエリアには、ハイウェイ温泉があるという。その看板を見付けた私は、入ってみたくなった。ガンモも誘ったのだが、ガンモは仕事で持ち歩いているノートパソコンが心配なので、カングーに残ると言った。旅館に泊まっても、お風呂に入るときは必ずどちらかが部屋に残って、ガンモのノートパソコンを守っている。そのため、旅館で家族風呂を利用できるとしても、なかなか利用することができない。今は、そうでもしなければ大変なことになる世の中になってしまっているのだ。
 
 というわけで、私だけがハイウェイ温泉へと向かった。矢印の案内通りに歩いて行くと、諏訪湖が見えた。なるほど、諏訪湖が見えるサービスエリアだから、これだけ混雑しているのかもしれないと思った。それならば、ハイウェイ温泉も混雑しているのだろうか。

 受付で五百七十五円を支払って、靴を脱ぎ、女湯を目指した。驚いたことに、入湯税が異なるため、高速道路の上下線で利用料金が二十円違うのだそうだ。ちなみに、私が利用した下り線のほうが上り線よりも二十円安いようだ。

 ゆっくり入るために、脱衣場に入る前にトイレを済ませておいた。ロッカーを利用するのに百円必要だったが、利用後に百円は返却されることになっていた。ロッカーの鍵が少なくとも一つは使用中だったので、他の利用客がいるのだろうと思って風呂場に続く扉を開けて入ってみたところ、何と、誰もいなくて貸切状態だった。

 私は洗い場で身体を洗って、湯船に浸かった。シャンプーもボディソープも備え付けられていた。また、お風呂の中からも諏訪湖を展望できるようになっていて、とても気持ちが良かった。ただ、身体を洗っているときに、
「湯船のお湯が流れるときに大きな音がしますが、排水管の音ですので、異常はありません。安心してご利用ください」
といった内容の貼り紙があったので何なのだろうと思っていたところ、私が湯船に浸かってしばらくすると、びっくりするような大きな音が排水管のほうから聞こえて来た。湯船から溢れたお湯が排水管に流れ込むときに、じゅるじゅるととてつもなく大きな音がするのだ。貼り紙を先に見ていなければ、もっと驚くところだった。

 諏訪の温泉は、旅館に泊まったときにも体験したが、つるつるとしたいいお湯である。私は、貸切状態のハイウェイ温泉にゆったりと浸かり、旅の疲れを癒したのだった。

 湯船から上がって、身体を拭いて着替えていると、次の利用客がやって来た。私がロッカーの近くに立っているので、おそらく遠慮されたのだろう。ロッカーを使わずに、籠を利用しようとされたので、
「ロッカーをどうぞ」
とご案内させていただいた。服装から、おそらくライダーさんではないかと思う。旅慣れていらっしゃる雰囲気だった。

 私は着替えを済ませると、湯冷めをしないうちにカングーに戻り、再びガンモの運転で帰路についたのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、「ハイウェイ温泉諏訪湖」に入ってみるをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 利用したのが日曜日の午後だったからか、サービスエリアはひどく混雑していました。こんなにも混雑したお土産売り場を見たのは初めてかもしれません。ちなみに、ハイウェイ温泉諏訪湖は、諏訪湖岸のホテル紅やが運営しているようですね。

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2012.11.07

青春時代に引き戻される曲

映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m あまりにも痒みがひどいので、逆流性食道炎の症状を改善するために処方していただいている六君子湯の副作用だろうかと思い始めました。お腹の膨満感も伴っているので、やはり副作用なのかもしれません。しばらく服用をやめて、様子を見てみたいと思います。

 好きなアーチストのコンサートに行った。あいにくの二階席だったが、会場に着いてみて驚いた。三階席まである大きな会場で、立ち見客が出ているのである。ということは、指定席のチケットもすべて売れてしまったということなのだろう。しかし、会場は大きいのに、一つ一つの席に割り当てられたスペースはひどく狭い。自分の席の前に、荷物を置くスペースが用意されていないのだ。仕方がないので、私は座席の上に荷物を置いた。せっかくきれいな会館なのに、もっとゆったりとした設計にして欲しかったものである。

 入場の際、
「間もなく開演となりますので、お早めにご入場ください。なお、いったん開演されますと、構成の関係上、しばらくご入場はできませんのでご了承ください」
というアナウンスが流れていた。一体どのような構成なのだろうと思っていたところ、開演とともにノンストップであれやこれやと曲の演奏が始まり、観客はずっと立ちっぱなしだった。いつもの流れからすると、そろそろ座席に座って鑑賞できる頃だろうと思いきや、
「ここで十分間の休憩に入ります」
とアナウンスが流れた。「ええっ? 宝塚を観劇してるんじゃないんだから」と私は思った。まるで幕間のような明示的な休憩の間に、よっこらしょっと立ち上がり、近隣の人たちに「すみません」と謝りながら、狭い通路を通って、トイレに行った。実は、会場に着いたのが開演ギリギリの時間だったので、トイレも行かずに着席してしまったのだ。そのため、この十分間の休憩は、とてもありがたかった。

 十分間の休憩のあとは、しっとりとした曲のオンパレードだったので、しばらく座ったままで音楽に聴き入っていた。彼らの演奏する音楽を聴きながら、私は自分がまだ若かった頃のことを思い出していた。私は、好きなアーチストのレコードを買ったり、出演しているテレビ番組をチェックすることよりも、彼らと話をしたかった。そんなふうに考えるファンは、絶対数としては少なかったのかもしれないが、のちに私は、自分と同じような考えの友人たちと出会うことができた。彼女たちとの付き合いは本当に濃いものだった。

 ある曲が演奏され始めたとき、私はその曲がリリースされた頃のことを思い出した。それとともに、私の好きなアーチストの中に、一体、私の何が残っているのか、無性に知りたくなった。彼の中に残っているかもしれない私の断片と、私の中に残っているものは、果たして一致しているのだろうか。

 その曲を聴くと、どうしても青春時代に舞い戻ってしまう。しかし、あの頃にはもう二度と戻ることはできないのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 音楽には、それを聴いていた当時の自分を思い出させてくれる不思議な力がありますよね。古い曲を聴き返すときは、当時の思い出も一緒に思い出してしまうのです。

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2012.11.06

映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』

カメ好きのよしみでの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。更年期の肌の乾燥による痒みですが、湿度の高い日は、通勤の途中でも悩まされることがありませんでした。肌は敏感に湿り気をキャッチしていたのですね。

 本作を鑑賞したのは、三月三日のことである。アグネスというと、すぐに思い浮かべるのは、『ひなげしの花』を歌っていたアグネス・チャンである。しかし、本作は、そのアグネス・チャンの話ではない。

 八ヶ月も前に鑑賞した作品だが、何とも心に残る作品である。主人公のミジャは六十六歳の女性で、釜山で働く娘の代わりに、孫のジョンウクを育てている。中学三年のジョンウクは、ミジャの作ってくれたご飯はおいしそうに食べるものの、ミジャが話し掛けてもほとんど話をしない。

 あるとき、ジョンウクのクラスメイトの女の子が川に身を投げて、自ら命を絶ってしまう。ミジャがジョンウクに尋ねても詳細は掴めなかったが、ジョンウクの友人の父兄から、ジョンウクらの取った行動が、女の子の自殺と関わりがあったことを聞かされ、ミジャは衝撃を受ける。

 本作のタイトルに登場するアグネスとは、自殺した女の子の洗礼名である。若い頃から詩を書く素質があると見込まれていたミジャは、詩作教室に通い始め、詩を書くべく、詩の材料を探し求める。私は、ミジャが小さなノートを持ち歩き、自分の感じたことなどをそこに書き留めている姿に共感した。何故なら私自身も、「ガンまる日記」を書くために、普段からノートを持ち歩いているからだ。とは言え、最近はノートよりも、携帯電話かAndroid端末を使ってインターネットに接続して、記事の下書きをしてしまうことが多い。

 ミジャは詩作教室のほかに、詩を作るサークルにも参加して、そこから詩作りのための刺激を受けようとする。そのサークルに参加している男性が、サークルに参加している人たちの前に立ち、自分の作った詩を解説するシーンがやけにリアルだった。私には、台詞を覚えて演じるシーンではないように思えたほどだ。

 鑑賞している間は、何故、このようなタイトルが付けられているのだろうと不思議に思っていた。何故ならミジャは、詩を紡ぎ出す苦しみを味わっているように思えたからだ。あまり堅苦しく考えずに、もっと気楽に詩を書けばいいのに、とも思った。

 そして、最後の最後になって、ミジャの書いた詩が読み上げられたとき、なるほど、スクリーンの中で展開されて来たありとあらゆる出来事が、ミジャの中ですっかり吸収され、自分なりの詩を紡ぎ出すことができたのだとわかった。孫が女の子の自殺に関わってしまったことで苦悩していたミジャは、その想いを詩に託したのだ。実に良く出来た作品だと思った。そして、韓国のいろいろな事情もわかった。

 もしも、一つの詩を完成させるために、これまでのありとあらゆる出来事が起こったのだとしたら、映画としては、とても贅沢な作品と言えるのかもしれない。そう考えると、映画全体が一つの詩のように感じられるからだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 六十六歳のミジャは、決して裕福とは言えない暮らしぶりなのですが、服装がとてもおしゃれなんですね。それも、けばけばした着飾り方ではないので、とても好感が持てるのです。こういう演出の仕方もあるのかと思い、とても新鮮に感じました。

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2012.11.05

カメ好きのよしみで

ホットヨガ(三一三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 一度自分が書き上げた文章を読み返してみると、ひどいものだなあと実感します。変換ミスによる誤字や脱字のオンパレードですね。最近は、昼休みに記事を書き上げることが多いので、早く書き上げなければ昼休みが終わってしまうと思い、いつも慌ててしまうんですね。というわけで、夜になると、こっそり推敲しています。(苦笑)

 ホットヨガ(三一三回目)のレッスンのあとは、せっかくの平日だったので、銀行の窓口に出向いた。以前から銀行の窓口には行っておきたかったのだが、わざわざ平日に休みを取らなければならないことから、後回しにしてしまっていた。

 対応してくださったのは、私と同じくらいか、少し年上の女性だった。窓口で手続きを済ませたあと、窓口の女性は、私が毎月積み立てている定期預金の利率が普通預金の利率と同じくらいに下がってしまっているので、利率の高い個人年金への切り替えを勧めてくださった。窓口の女性曰く、私が定期預金に預けている金額は比較的多いほうらしく、利率の低い定期預金に入れておくのはもったいないとのことだった。言い換えれば、他の方たちは、もっと別の方法で効率良く貯蓄されているということなのだろう。

 個人年金というと、職場に出入りしている生命保険会社の女性に薦められて加入しているものがある。窓口の女性にそのことを話すと、私の通帳をご覧になり、
「○○生命のお引き落としがそうなんですね」
とおっしゃった。更に窓口の女性は、
「こんな時代ですので、私たち(とおっしゃった)が六十五歳を迎える頃には、まだ年金を受け取れない可能性もあります」
とおっしゃった。私は、「私たち」という表現が気に入ったのだと思う。なるほど、という顔をしながら、窓口の女性が薦めてくださる個人年金の話に聞き入った。

 話を聞いてみると、確かに個人年金は定期預金よりも利率は高いかもしれないが、ある程度、まとまったお金が必要になったときに、定期預金のように自由に引き出すことができないのが落とし穴だろう。しかも、一度解約してしまうと、損になるのだ。実に良くできていると思う。

 私は、
「この先、どのくらい働けるかわかりませんし、掛け金をずっと支払い続けるのは不安ですね」
と言った。ガンモと夫婦共働きで子供もいないので、夫婦二人だけで生活するにはゆとりがあるほうだと思う。しかし、今は先が見えない世の中なので、新たな個人年金の契約を交わすのは危険かもしれないとも思う。窓口の女性は、
「例えば、現在、定期預金として積み立てていただいている金額の半分でも個人年金に充てるという方法もあります」
と薦めてくださった。その薦め方は決して押しつけるような薦め方ではなかったので、私としても好感が持てた。そこで、
「少し考えさせてください」
と言った。窓口の女性は、ご自身の名刺と簡単な資料を添えて私に渡してくださった。

 ところで、最初に窓口に座ったときに、私が背負っていたリュックを下ろすと、
「かわいいですね。カメですか?」
と窓口の女性が声を掛けてくださった。カメ好きの私は、実はこのとき、eBayオークションでturtle bagと検索して落札したカメのリュックを背負っていたのだ。

カメのリュック(甲羅部分)

カメのリュック(お腹の部分)

 窓口の女性は、個人年金の話が一通り落ち着いたとき、やはり私の背負っていたリュックが気に掛かるようで、
「見せていただいてもよろしいですか?」
とおっしゃった。そこで私はリュックを持ち上げ、窓口の女性にお見せしたところ、ひどく気に入ってくださった。窓口の女性は、私と同じように、カメのグッズが大好きなのだそうだ。
「でも、このリュックを背負って銀行に出勤されるというのも・・・・・・」
と私が口ごもると、窓口の女性は、
「いえ、大丈夫です」
とおっしゃっていた。

 カメ好きのよしみで、もう少し窓口の女性の話を聞くことにした私は、
「外貨預金というのは、最近、どうなんでしょう?」
と持ち掛けてみた。すると、窓口の女性は、すぐに外国為替の資料を見せてくださった。窓口の女性曰く、
「外国為替としては、米ドルと豪ドルをお勧めしているんです」
とのことだった。私は、米ドルは七十円台だと思っていたのに、いつの間にか八十円台に値上がりしていたので驚いた。米ドルも、ようやく自分らしさを取り戻して来たのだろうか。

 豪ドルは、米ドルよりも安定しているのだそうだ。窓口の女性は、そのあたりの事情についても詳しく説明してくださった。ご自身でも、豪ドルの外国為替を購入されているのだそうだ。

 個人年金を契約するよりも、外国為替のほうが自由度は高いのかもしれないが、必ずしも利益が得られるとは限らないので、これまた難しいところである。具体的なことは何一つ決めてはいないのだが、カメ好きのよしみで、窓口の女性といろいろな話ができて、とても充実した時間を過ごすことができたことは良かったと思えるのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このカメのリュックを背負っていると、実にいろいろな方たちに声を掛けられますね。(笑)特に、女性の方たちの人気が高いようです。女性たちは、自分がカメ好きであることを、あまり公にはできないのかもしれませんね。

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2012.11.04

ホットヨガ(三一三回目)

映画『生きてるものはいないのか』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更年期の乾燥肌から来る肌の痒みは、温度の変化と連携していることがわかって来ました。朝、家を出て、自転車に乗っているとき、そして、自宅の最寄駅に着いて、自転車から降りて電車に乗ったときに肌の痒みが生じています。暖かいところから寒いところへ移動したときと、寒いところから暖かいところへ移動したときに肌が痒くなるみたいですね。

 十一月二日金曜日は、三宮店で六十分のスタンダードコースのレッスンを受けた。十一月三日土曜日が文化の日で祝日だったため、その前日の金曜日の仕事が休みになったのだ。ここしばらく、週末は実家に帰省していたり、フレンチブルーミーティングに参加したりしていたので、レッスンに参加するのは久し振りだった。

 受付には、これまた久し振りにお目に掛かるインストラクターがいらっしゃったので、久し振りのご挨拶をさせていただいた。

 受付でロッカーの鍵を受け取ると、何と、今回のレッスンが行われるスタジオは、小さいほうのBスタジオだと案内された。私は、
「Bスタジオでレッスンを受けるのは初めてです」
と言って、喜び勇んで着替えを済ませると、Bスタジオへと入った。

 三宮店がリニューアルオープンされてからというもの、これまで、大きいほうのAスタジオでしかレッスンを受けたことがなかったのだが、今回はこれまでレッスンを受けたことのなかったBスタジオでのレッスンである。まず、Bスタジオのレイアウトだが、大きいほうのAスタジオとほとんど変わりなかった。平日のレッスンだからだろうか。ヨガマットは十四枚敷かれていたが、レッスンに参加していたのは私を入れてわずか四名だった。ちなみに、今回のレッスンは、受付でお目に掛かった久し振りのインストラクターが担当してくださった。

 私は、スタンダードコースがどのようなコースだったのか、すっかり忘れてしまっていたのだが、レッスンが進んで行くにつれて、全体的に前屈の多いポーズだったことを思い出した。とにかく前屈のポーズが多いため、筋腫が大きな私はうまくポーズを取ることができず、ポーズを取りながら、少し休ませていただいたりした。それでも、レッスンの途中でスタジオに出て行くことはしなかった。わずか四人だけの密なレッスンだったので、心地良かったのかもしれない。もちろん、インストラクターの導き方も心地良かった。

 レッスンを終えて、シャワーを浴びたあと、長椅子に座って靴下を履いていると、な、何と、へそピアスをしている方を見付けてしまった。三宮店のスタジオがリニューアルオープンされてからというもの、何とも刺激的な方にお会いする機会が増えてしまった。私には、とても刺激の強い三宮店のロッカールームである。

 着替えを済ませてロッカーの鍵を返しに行くと、先ほどのインストラクターが対応してくださった。何と、このあとすぐに、別のレッスンを担当されるのだそうだ。しかも、激しいパワーアクティヴコースだとおっしゃっていた。どこまでもフル回転の三宮店である。

 次のレッスンに参加される方がロビーで待機されていたのだが、小さな男の子がテーブルの上にMacのノートパソコンを広げているので驚いた。おそらく、お母さまがレッスンを受けている間、ロビーでいい子にしてお留守番されるのだろう。そんな光景も、平日ならではなのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 神戸店のスタジオが閉店してしまってからというもの、三宮店ではしばしばレッスンを受けていたはずですが、最近、いろいろ新たな発見が多くて驚いています。それだけいろいろな方たちが集まって来ているのでしょうね。逆に私も誰かに驚かれているかもしれませんね。(笑)

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2012.11.03

映画『生きてるものはいないのか』

フレンチブルーミーティング 2012(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先週に引き続き、今週も三連休なのですが、このままでは身体が三連休に慣れてしまいそうな気がしています。(苦笑)仕事も落ち着いたことですし、有給休暇がたくさん余っているので、どんどん休暇を取りたいところですが、あんまり突っ走り過ぎるのも良くないので、少し控えめにしておきます。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、三月二日のことである。

 都市伝説がささやかれている大学構内では、大学生たちがいつもと変わりないひとときを過ごしている。そんな中、大学に隣接している大学病院からは、入院中の女の子が脱走してしまう。また、大学の近くで大規模な列車事故が発生し、停止してしまった列車から歩いて逃げて来たと思われる男性が二人、大学の近くを歩いている。大学の喫茶店では、三角関係のもつれから、女性二人を含む三人の男女が話し合いをしている。大学には、人気アイドルの男の子も在籍している。大学で踊りの練習をしている人たちもいる。大学に隣接する大学病院で働く耳鼻科医は、病院の事務員の女性に想いを寄せている。ある日、その事務員の女性を訪ねて、遠くから彼女の兄がやって来る。そんないろいろな立場の登場人物たちが、突然、発作を起こしたかと思うと、みんなの見ている前で次々に息絶えてしまうという、不可解な状況に追い込まれる。

 本作の主人公らしき人物を演じているのは、映画『ヒミズ』の染谷将太くんである。本作における彼は、決して力強い存在ではなく、傍観者としての役割を果たしている。ある意味、映画『ヒミズ』で強烈な役を演じていたので、本作の彼は物足りないと思われる方もいらっしゃるかもしれない。

 スクリーンでは、次々に息絶えて行く人たちが映し出されるのだが、何故、次々に人々が死んで行くのか、まったくわからない。伝染病のようでもあるのだが、どのような方法で感染を防ぐことができるのかもわからない。人々はただ、目の前で息絶えて行く人たちを見ながら、次は自分の番かもしれないと思うのだ。

 私は、全体を通して、本作が何を表現しようとしているのか、良くわからなかった。人は生まれて来るのも一人であるように、死んで行くのも一人ということを言いたかったのだろうか。染谷くん演じるケイスケは、感情を抑えた存在で、大学病院から逃げ出した入院患者の女の子が人を殺すのを冷静に見ていたりもする。そんなふうに、何とも不可解な作品なのである。

 鑑賞しても、結局のところ、制作者は本作を通して一体何を表現したかったのか、わからないままに終わってしまった。ただ、何となく、死に対する抵抗がもう少しあっていいと思うのだが、本作に登場する人たちは、当たり前のように、やがて自分にも訪れるであろう死を受け入れている。実際にこのような伝染病が流行したとして、人々は素直に自分の死を受け入れることができるものなのだろうかと疑問に思ってしまった次第である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 結局のところ、本作には予告編以上のものは含まれていないのかもしれません。たくさんの人たちの死を目の前にしても、染谷将太くん演じるケイスケは、実に淡々としているんですね。彼には現実味がないのでしょうか。仮にそうだとしても、染谷将太くんは、そういう役を演じるのが得意な役者さんだと感じました。

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2012.11.02

フレンチブルーミーティング 2012(4)

フレンチブルーミーティング 2012(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 最近、一日がわずか十二時間しかないのではないかと思ってしまうほどに、あっという間に一日が過ぎて行きます。振り返ってみると、どうも無駄な時間を過ごしていることが多いような気がしますね。例えばホットヨガのレッスンを受けたあと、お昼ごはんを食べて「ガンまる日記」と書くためにノートパソコンを取り出したものの、ご飯を食べていた場所が地下だったので、電波が届かずに写真をアップロードすることができずに四苦八苦したりします。早いうちに諦めをつけて、別の場所で落ち着くことを考えればいいのですが、地下でもときどき電波が届いているので、持ち歩いているモバイルルータの角度を変えてみたりして、希望を持ってしまうのです。そうこうしているうちに、モバイルルータの電池もノートパソコンの電池もどんどん消費されてしまいます。しかも、早めに「ガンまる日記」を書き上げなければ、映画を鑑賞する時間がありません。金曜日は、三宮のミニシアター系映画館で映画を千円で鑑賞できるので、せっかくの休みですから二本は鑑賞したいと思っていたのに、なかなか思うようにならなくて、イライラしていました。

 フレンチブルーミーティングの本番当日は、朝から雨が降っていた。確かに、日曜日になるとお天気が崩れると予報されてはいたものの、何もフレンチブルーミーティングの本番の日に降らなくてもいいのにと、少々うらめしく思った。果たして、雨が降っているとなると、屋外に出店されるフリーマーケットはどうなるのだろうか。

 私たちは朝食の時間を七時半でお願いしていたので、七時半になると一階の食堂に降りて行った。ペンションのオーナーも、
「今日はあいにくのお天気ですね」
と気遣ってくださった。オーナー曰く、ここのところ、しばらく雨は降っていなかったそうだ。そうなると余計に、何故、久し振りに降る雨が今日なのだろうと残念に思えてしまうのだった。

 朝食は、スクランブルエッグとソーセージ、レタス、それからパンで構成されていた。前夜同様、コーヒーか紅茶をセルフサービスで飲むことができたのだが、朝はそれらのほかにオレンジジュースとミルクが加わっていた。私はオレンジジュースとミルクティーをいただいた。

 朝食をいただいたあと、部屋で「ガンまる日記」の仕込みをしてから、チェックアウトを済ませた。残念ながら、チェックアウトした頃も、まだ雨が降っていた。それから私たちは、フレンチブルーミーティングの会場へとカングーを走らせた。昨日のうちに受付を済ませて、私たちのカングーをどこに駐車するかも決まっていたので、私たちはその駐車場にカングーを停めた。

 まだ雨が降っていたが、傘をさして歩かなければならないほどの雨ではないと感じたので、私たちは傘を持たずにカングーから降りて、いろいろなお店を回った。ほとんどのお店がテントを張って営業していたので、幸い、品物は濡れずに済んでいるようである。私は、ルノーのマグボトルを千円で購入した。ガンモとおそろいのものが欲しかったのだが、一つしか残っていないと言われてしまった。

 他の方たちが、原工房というロゴの入った布製バッグを持ち歩いているのが気になった。そのバッグには、シトロエンやルノーなど、フランス車のいろいろなメーカーの名前が印字されているようである。生地はやや薄手だが、持って歩くだけでも楽しそうだ。私たちは、トイレの長い行列に並んで用を足したあと、原工房のブースを探し当てて足を運んでみた。しかし、布製バッグを売っている様子がなかったので、
「バッグはどこで売っているのですか?」
と尋ねてみたところ、
「係の者が休憩に入りました」
という答えが返って来た。まだフレンチブルーミーティングは始まったばかりだというのに、こんなにも早い時間から休憩に入るなんて、おかしいではないか。

 その後、休憩は終わったかと、何度か原工房のブースに戻り、様子を見てみたのだが、やはり布製バッグが売られている様子はなかった。おそらく、開店直後から布製バッグが飛ぶように売れて、予定を消化したために、長い休憩に入ったのではないかと、私たちはあとになってから思った。実際、実にたくさんの人たちがその布製バッグを持っていたからだ。ちなみに、シトロエンは赤い布製バッグで、ルノーは黄色い布製バッグだった。

 前日のフリーマーケットのエリアには、アマチュアの方たちが多く出品されていたのだが、本番ではプロの業者さんがたくさんお店を構えていらっしゃるようだった。私たちは、ブースを順番に見て回った。面白いと思ったのは、ユーロ圏のナンバープレートを作成してくれるお店が出ていたことだった。フランス車の集まりなので、作成されるナンバープレートにはフランスを意味するFの頭文字が掲げられ、あとは、注文する人が好きな英数字を指定できるらしい。フランスから見れば、違法とも言えるナンバープレートだが、日本国内で使用するなら問題ないのだろうか。やはり、車のイベントだけあって、他にもいろいろな商品が売りに出されていたのだが、あいにく私は車の免許も持ち合わせていないので、車関係のグッズに関しては何が何だかさっぱりわからなかった。

 ステージでは、またしても蚊トリ@ドヌーヴという女性歌手が頭に蚊取線香を巻いて、蝿叩きと蚊取り線香を片手に一つずつ持って、歌を歌っていた。寒いのに、彼女はノースリーブの衣装で歌っていた。私はほてりがあるのでまだ寒さに強いほうだが、彼女はまだ若いので、ノースリーブで歌を歌うのはかなり寒かっただろうと思う。何しろ、会場には、ダウンジャケットを着込んで歩いている人もいたくらいなのだ。それくらいしっかりと防寒して、ちょうどいいくらいの寒さだったと思う。

 お昼ごはんは、ペンションで申し込んでおくこともできたのだが、昼食を食べるためにわざわざペンションに戻るのも面倒なので、私たちは会場内で何か買って食べようと思っていた。ちょうど、横川駅の峠の釜飯が売られていたので、私たちはそれを購入して、カングーの中で食べたのだった。

 午後になり、予め配られていたビンゴカードを使ってビンゴゲームが開催されるはずだったが、私たちは翌日仕事の予定だったので、ビンゴゲームへの参加を見送り、早めに会場をあとにしたのだった。私たちは、このフレンチブルーミーティングがとても気に入り、「来年もまた来よう。来年は、ちゃんと防寒して来よう」と言って、早くも盛り上がっている。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、フレンチブルーミーティング 2012(4)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 車山高原は、さすがに寒かったですね。毎年、参加されていらっしゃる方たちは、皆さん、慣れていっらっしゃるようで、私たちのような軽装の人はほとんどいませんでした。しっかりと防寒されていらっしゃる方たちが多いことから、おそらく、私たちのように初めて参加された方みんな防寒が甘くて寒さに震えていたのではないかと推測します。私たちも、次回参加するときはしっかりと防寒して、薄着で参加されている初心者の方たちをこっそり観察しようと思います。

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2012.11.01

フレンチブルーミーティング 2012(3)

映画『人生はビギナーズ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳ありません。いろいろな事情が重なり、すっかり遅くなってしまいました。やはり、「書く」ためには集中できる静かな環境が必要ですね。それに加え、私には、インターネットに接続できる回線とパソコンや携帯電話などを操作するための電気も必須であります。

 フレンチブルーミーティング 2012の前夜祭は、先ほそほどまで出掛けていたフリーマーケット映画『黄色い星の子供たち』を鑑賞した会場近くにある別の建物で行われた。

 前夜祭の会場では、お酒もソフトドリンクも飲み放題らしい。そのため、私たちも含めて前夜祭に参加される方たちの多くは、送迎バスを利用して前夜祭の会場へと向かった。送迎バスは、私たちの宿泊しているペンションからほんの少し歩いた場所から発着していた。私たちが送迎バスの乗り場に着いてみると、周辺のペンションに泊まっている人たちがぞろぞろと集まって来ていた。

 送迎バスの発着場所から前夜祭の会場までは、五分程度だったろうか。私たちは前夜祭の会場の手前で送迎バスを降りると、前夜祭の会場へとまっしぐらに歩いて行った。

 入口では、前夜祭で使用することになる抽選券が配られていたので、抽選券を受け取ってから中に入った。抽選券には番号が印字されていて、その番号で景品が当たる抽選会に参加できるらしい。

 前夜祭の会場に入ってすぐのところに、アルコール飲料が並べられていたので、私はジントニックを一本取って席に着いた。前夜祭の会場は、周辺に椅子が並べられている立食パーティー形式だった。前夜祭に参加している方たちは、テーブルの上に並べられた食べ物やソフトドリンクを自由に取って、周辺に並べられている椅子に座って飲食したり、テーブルの周辺に立って、取り皿に取って食べたりしていた。おそらく、ほとんどの参加者たちが周辺のペンションなどに宿泊されているはずなので、既に夕食を済まされた方が多いはずである。そのため、お料理やおつまみの数はそれほど多くはなかったのだが、アルコール類はたくさん用意されていた。

 私たちは、
「いくら夕食を食べたあとだとは言え、駐車場代の千円しか払ってないのに、飲み放題、食べ放題でいいのかな」
などと話しながら、初めて参加するイベントの太っ腹なサービスに首をかしげていた。しかし、あとからわかったことだが、どうやらペンションの宿泊代が、通常の宿泊料金に上乗せされていたようなので、遠慮なくどんどんいただいて良かったのだ。

 ペンションで夕食をいただいたあとだというのに、食いしん坊のガンモは、おそばやじゃがバターなどをいただいて食べていた。私も、ガンモがもらって来たワインを飲み、そのあとは、トリスのハイボールを飲んだのだが、この手の飲み物は水っぽく感じられて、私の好物ではなかった。

 周辺では、様々な人たちがコミュニケーションを取り合っていた。中には、明らかにこのイベントを通じて知り合いになったという方たちも見受けられた。ガンモも、カメラを題材に誰かに話し掛けられ、コミュニケーションを楽しんでいたようだ。

 さて、ステージの上では、演奏とともに歌が流れ始めた。いきなり、エディット・ピアフの曲から始まったので、フランス車のオーナーのイベントであるだけに、フランス人歌手がゲストに呼ばれたのだろうかと思っていたのだが、何と、歌っていたのは日本人女性歌手のサカイレイコさんだった。とにかく、私がフランス人と間違えてしまうくらい、フランス語の発音が良かったのだ。そして、彼女のバックでアコーディオンを弾いていたのは、田ノ岡三郎さんだった。

 やがてステージの雰囲気ががらりと変わった。ステージを見てみると、蝿叩きを片手に持ち、頭に蚊取り線香を付けた女性が歌を歌い始めた。彼女は蚊トリ@ドヌーヴという女性歌手らしい。彼女の芸名がフランスの大女優の名前と良く似ていることから、このイベントに呼ばれたのだろうか。彼女が登場すると、効果音で蚊が飛び回る音が聞こえて来たのだが、考えてみると、蝿叩きで蚊を追い回しているのだろうか。彼女は、決して愛想も振り撒かないことから、アイドルというわけでもなさそうだった。ただ、彼女がステージの上に立つと、ひどくにぎやかだった。

 その後、抽選会が行われたのだが、残念ながら、私たちは何も当たらなかった。抽選会のあとは、会場を移して、引き続きライブが行われるようだったが、既に二十一時半頃だったので、私たちはペンションに戻ることにした。そして、再び送迎バスに乗り込み、宿泊先のペンションに戻って休んだのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、フレンチブルーミーティング 2012(3)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 会場が暗かったので、今回は手ぶれ写真が多くなってしまいました。お見苦しい写真で申し訳ありません。行きの送迎バスはそれほど混雑はしていなかったのですが、帰りの送迎バスはひどく混雑していて、補助シートを出さなければならないほどでした。前夜祭は飲み放題、食べ放題ということで、送迎バスを利用して会場まで移動できるのは有り難かったですね。

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