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2012.10.06

映画『鍵泥棒のメソッド』

完全燃焼して次なるステップの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三連休をいかがお過ごしでしょうか。中には、お仕事の方もいらっしゃるかもしれませんね。涼しくなって来たせいか、電車の中やお店の中は、冷房が効いていないために、とても暑く感じられます。更年期障害でほてりを感じている人たちにとっては良い季節になって来たというのに、室内はまだまだ暑いみたいですね。もう少しの辛抱だと思います。

 今回は、本日鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただこうと思う。

 実は、本作は、公開前から劇場で何度も何度も予告編を目にしていた作品である。しかし、予告編を観る限りでは、あまり心惹かれる作品ではないと感じてしまったので、鑑賞するのをずっと後回しにしていた。そうしているうちに、上映時間と私のスケジュールがかちっとかみ合い、鑑賞するに至ったのである。

 劇場公開から既に三週間ほど経過しているので、そろそろ鑑賞する人もまばらになって来ているのではないかと思っていたのだが、スクリーンに入場してみて驚いた。三宮にあるミニシアター系映画館で鑑賞したところ、会員サービスデーでもないというのに、全体の三分の二程度の席が埋まっているのである。私は、「この作品の人気はただものではない」と直感した。

 予告編にもあるように、香川照之さん演じる殺し屋・コンドウが、風呂屋で派手に転んだ隙に、堺雅人さん演じる売れない俳優・桜井が、コンドウのロッカーの鍵と自分のロッカーの鍵をすり替えてしまう。その後、コンドウは記憶喪失になってしまい、すり替えられた所持品を頼りに売れない俳優・桜井としての人生を歩み始めることになるのだ。

 いやあ、面白い。久し振りに、劇場で声をあげて笑うことのできた作品である。何でこんなにも面白い作品を鑑賞するのをずっと後回しにしていたのだろう。もしもたまたまスケジュールが合わなかったら、更に鑑賞する時期がずれ込んでしまい、いよいよスケジュールが合わなくなってしまって、ついには鑑賞できなかったかもしれないのだ。そうなる前に鑑賞することができて本当に良かったと思う。

 何と言っても、台本が素晴らしいのだ。そう、この満足感は、映画『キサラギ』を鑑賞したときの満足感と良く似ている。映画『キサラギ』もまた、台本が素晴らしいと感じた作品である。プログラムで言うならば、設計が素晴らしくて感動するようなものだ。

 特に本作では、広末涼子ちゃん演じる女性編集長・水嶋香苗の役どころがいい。予告編を観たとき、一体彼女はどのような存在なのだろうと、まったく想像もつかなかったのだが、実際に鑑賞してみると、とても良くできていると思った。私には、ちょうど焼き鳥を作るときの串刺しの役が広末涼子ちゃんの役であるように感じられた。

 とは言え、本作には突っ込みどころもたくさんある。例えば、記憶喪失になってしまったコンドウが、桜井として桜井の住んでいたアパートに住み始めたとしても、大家さんがその姿を確認すればすぐにわかってしまうのではないかと思う。また、桜井として役者の仕事を始めたコンドウについても、桜井のかつての仕事仲間に出会ってしまえばすぐに真実が明るみになるはずなのに、実際にはそうはならない。

 おまけに、所持金が千円ちょっとしかないというのに、病院の入院費や治療費の支払いで困ってもいなければ、スーパーでお茶を買って来たりする。お金がなければ、何とかお水で我慢しようとするのではないだろうか。

 更に、車のトランクは一体誰が開けたのか? あれやこれやと突っ込みを入れ始めたらきりがない。

 それでも、本作は本当に良くできていて面白い作品だと思う。突っ込みどころはいくつかあるにしても、縦にも横にも計算され尽くした作品だと思うのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 広末涼子ちゃんが水嶋香苗のような役をこなせるとは驚きでしたね。書くことが好きな私としては、水嶋香苗やコンドウが手帳やノートにいろいろなことを書き込んで行く姿を「うんうん」と心の中でうなずきながら観ていました。

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