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2012.10.15

ファースト・イレッサ(13)

ホットヨガ(三一一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 現在、母の経過はとても良好で、病気になる前よりも元気になっているくらいです。しかし、その一方で、いろいろなサイトを見ていると、不安も感じます。変に知識を入れないようにしたほうがいいのかもしれませんね。それでは、一年前の出来事として、ファースト・イレッサ(12)の続きを書かせていただきます。

 イレッサを服用していた母に、十一時に確実にイレッサを飲んでもらうために、私は毎日十一時に母にメールを送信し、メールが送信されたあとは、仕事中でも電話を掛けて来た。また、十一時になると、母の携帯電話のアラームが鳴るように、父がアラームをセットしてくれていた。母自身も、基本的にはイレッサを飲む時間を忘れる人ではないので、ほとんどの場合、それでうまく行っていた。私は週末になると、ホットヨガのレッスンに通っているので、十一時の電話は掛けられないことも多かったのだが、私の携帯電話はメールの送信予約ができるので、母には電話ができなくても、メールの送信予約機能が働いてくれていた。それでも、梅田店のスタジオでホットヨガのレッスンを受けるときは、電波が届かないために、メールが送信されないことも多かった。

 母に表れたイレッサの副作用は、小さなできものと口内炎だけだったようだ。今になって思えば、時には死に至る患者さんが出るほどの強い薬だというのに、母には本当にプラスに働いてくれたと思う。イレッサは、がん細胞を殺傷し、同時にその他の正常な細胞までも破壊してしまう抗がん剤と違って、がん細胞だけに働き掛けて、がん細胞の細胞分裂を抑える薬らしい。そのため、効果が表れる人にとっては、とても有り難い薬なのだ。

 私は、副作用についていろいろ考えてみた。イレッサの副作用として、母の身体にできものや口内炎の症状が表れているということは、母にとって、イレッサが過剰な状態にあるのではないかと思ったのだ。それでも、イレッサが本当に良く効いてくれているので、母は他の抗がん剤よりも緩い副作用に耐えていたのである。

 また、母は自分の経過が良好なためか、私の子宮筋腫の心配をしてくれた。母は、私と同じくらいの年代に、子宮筋腫のために子宮全摘手術を受けている。その手術のときに卵巣を一つ切除することになったためか、術後の経過はあまり良くなかった。母は自分自身が手術をして辛い想いを経験しながらも、筋腫で大きく膨らんだ私のお腹のことを心配しながら、
「若くて体力のあるうちに手術をしておいたほうがええんじゃないん(いいんじゃないの)」
と言った。

 私は、閉経すると筋腫は小さくなると主張したのだが、母の周りにいる筋腫持ちの人たちは、閉経しても筋腫が小さくならなかったそうだ。だから、体力のある今のうちに手術を受けておいたほうがいいのだと母はしきりに言うのだった。母の話を聞いているうちに、私はだんだん耳が痛くなって来た。私は病気の母に、こんなことがいい、あんなことがいいと自分の意見をあれこれ言っているというのに、私自身は母の提案を受け入れようとはしなかったのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m やはり自分の病気のことを周りの人たちに意見されるのは、誰しも耳が痛くなるものですよね。私などは、自分のことは自分で決めたいと思ってしまいます。それも、命に関わるような切羽詰まった状態ではないからかもしれませんが・・・・・・。

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