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2012.09.11

麻酔の発表会と鉄分注射

採血に思うの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。あの暑かった夏が嘘のように涼しくなりましたね。季節の変わり目ですので、皆さん、くれぐれも体調管理にはご注意くださいね。

 採血の結果待ちをしているときに、一階で何やら催し物が行われているとかで、診察の待ち時間にどうぞご利用くださいという案内があった。I医師の診察は完全予約制なのだが、今回は診察が混み合っていたようだ。私は、採血の結果ならばすぐに出るはずだと思い、そのまま待合所に留まっていた。

 I医師の診察を終え、鉄分注射をしていただくために再び処置室に向かっていると、確かに一階の一角に人だかりができていた。看護師さんたちが何か発表をされているようだ。今回のテーマは「麻酔」らしい。どうやらこの病院では、何らかのテーマを決めて、定期的にこのような発表会を催しているらしい。

 「これはなかなか良い機会だ」と私は思った。そこで、空いている席に腰掛け、発表内容に耳を傾けた。

 発表内容は、麻酔や手術に関することだった。麻酔の種類や麻酔がどのくらいで効くかなどについて説明がなされていた。直接、麻酔や手術に携わっている方たちによる説明だったので、かなり説得力があった。麻酔は体内に入ると、およそ三十秒程度で効いて来るのだそうだ。

 麻酔が効くと手術が始まるわけだが、麻酔を施すことによって、手術のときに患者が痛みを感じずに済んだり、痛みを感じないことによって、肉体的に安定した状態で手術ができることなどが語られていた。

 実際に麻酔医による説明もあり、質疑応答も受け付けられた。私は、麻酔と喘息の関連性について聞いてみたかったのだが、機会を逃してしまった。特に必要性を感じていなかったのかもしれない。

 予め、院内で麻酔に関する質問が受け付けられていたようで、読み上げられた質問の中には、なかなか面白いものもあった。例えば、
「手術室では、実際に、『メス』、『汗』といった光景が見られるのですか?」
といったものだ。

 麻酔医の回答によれば、そうした光景は実際に見られるそうだ。ただ、手術のときは手術着や帽子、マスクなどをしっかりと身に着けるため、かなり暑いのだそうだ。そのため、手術室の温度はかなり低温に設定されているらしい。その分、患者さんの身体を冷やさないように注意を払っているとのことだった。

 面白かったのは、「実際に手術着を着てみませんか?」という提案が病院のスタッフから持ち掛けられたことだ。最初は遠慮していた傍聴者たちだったが、やがて一人の女性が名乗りをあげて、スタッフの協力のもとで手術着を着用し始めた。手術着には、給食当番の人が着けるエプロンよりも綿密な設計がなされていた。特に、手術着の内側に注意しながら着用されていたように思う。おそらく、できるだけ雑菌が付かないようにするための配慮だったのだろう。

 手術着を着用すると、マスクの上に布製のマスクをかぶせて紐で結んでいた。これだけ着用すると確かに暑いははずである。

 発表会はおよそ三十分でお開きになった。聞くところによると、このような発表会が月に一回のペースで行われているらしい。こうした発表会に参加することによって、患者は完全な受身の姿勢ではなくなり、むしろ治療に対して積極的な姿勢を取れるようになると思う。また、これから麻酔を受けようとしている方の不安も同時に取り除くことができるように思う。私は、なかなか良い病院でお世話になっているのではないかと、うれしく思った。

 さて、発表会がお開きになったので、その足で処置室に向かい、鉄分注射を受けた。その鉄分注射だが、私のために用意された注射器にふと目をやったところ、注射器のあまりの大きさに驚いた。そこで、
「ずいぶん大きいですね」
と言ったところ、
「ベッドに横になられますか?」
と提案してくださったので、私はその提案を有り難く受け取り、
「ありがとうございます。そうさせていただけると有り難いです」
と言って、ベッドに横になった。

 そして、ベッドに横になった私の腕に、鉄分のたっぷり入った薬剤が注入された。やはり注射器が大きいからか、採血よりも長い時間掛かったので、ベッドに横にならせていただいて良かったと思う。

 注射のあとは少しだけ休んで、処置室を出た。そして、お会計を済ませると、最寄の薬局で処方箋を受け取り、病院の最寄駅へと向かう路線バスに乗り込んだのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このような発表会は、なかなか画期的だと思いました。患者の不安が取り除かれるだけでなく、普段、現場で医学的な処置をされている方たちとの接点が持てるという意味においても、大変有り難いことだと思います。次に通院するときも、こうした発表会の日に当たるといいのにと思いました。

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