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2012.08.19

映画『僕等がいた 前篇』/『僕等がいた 後篇』

ドイツ技術博物館を見学するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 何でしょう。旅先で撮影した写真を整理しながら、私はベルリン滞在中に、ベルリンへの理解が足りていなかったと反省しています。ベルリンを訪れた方たちは、私よりももっともっと博物館を楽しまれています。私の場合、出掛ける前からの準備が足りていませんでした。もっとベルリンについて勉強してから訪れるべきでした。今になって、今回の旅行で訪れたいくつかの博物館を再訪したくてたまりません。

 本作を鑑賞したのは、八月四日のことである。そう、今回の旅行では、ロンドン経由でベルリン入りしたわけだが、成田から利用したロンドン行きの飛行機の中で本作を鑑賞させていただいた。前編/後編の二部構成の作品なのだが、どこからどこまでが前編/後編という意識は持たずに鑑賞させていただいたので、レビュー記事も一つにまとめて書かせていただくことにする。

 実はこれらの二部構成の作品は、劇場公開中にひどく気になっていたのだが、他の作品を鑑賞することを優先させているうちに、いつの間にか劇場公開が終了してしまっていた。劇場公開中に見逃してしまった作品を、飛行機の中で鑑賞することができたのはとてもラッキーだと思う。

 本作は、北海道の高校で出会った一組の男女が、何度も何度もすれ違いながらも純愛を貫いて行く物語である。吉高由里子ちゃん演じる高校生の高橋七美は、生田斗真くん演じるクラスで人気者の矢野元晴に惹かれ始め、やがて二人は両想いになる。しかし、その後の二人の恋は、いわゆる前途多難な恋となってしまったのである。

 まず、客観的に見て、矢野の背景にあるものがあまりにも重過ぎると私は思う。矢野の過去の恋愛、それから母親との関係、過去の恋人の妹との関係、そして、北海道と東京という物理的な距離・・・・・・。

 それに対し、七美の側には、二人の恋愛を妨げる要素はほとんど存在していない。あるとすれば、七美のことを真剣に想ってくれている高岡蒼甫くん演じる竹内匡史の存在だろうか。武内は、矢野の幼馴染みでもある。とは言え、竹内の存在は、愛し合う二人の恋愛を邪魔して横恋慕するというよりも、矢野との関係がなかなかうまく行かない七美を精神的にサポートすう役割を担っていると思う。すなわち、七美を想う竹内の行動は、自己愛的ではないのだ。しかし、矢野が七美を幸せにできないとわかると、竹内のアプローチもだんだん本格的になって来る。

 そんな竹内の存在とのバランスを取るかのように、矢野に執着する女性もいる。とにかく本作は、男女の恋愛を徹底的な「紆余曲折」という手法で描きたかったかのようだ。

 前編/後編ともに鑑賞し終えて思ったのは、真に愛し合う男女がいるとき、そこに嘘やごまかしを取り入れてはいけないということだ。結び付きの浅い関係においては、嘘やごまかしで表面的に取り繕うこともできる。しかし、真に愛する男女の間においては、例えば、相手の幸せを勝手に願い、相手に自分の本心を伝えずに、自分が幸せな振りをして身を引くなどの嘘やごまかしを取り入れてはいけない。何故なら、様々な不幸は、真に愛し合う男女のそうした隙間を狙って割り込んで来ると思うからだ。

 そういう意味で、若いこの二人の関係は、お互いに本心を伝えないばっかりに、本来の筋とは離れたところに、いろいろな別の筋を作ってしまったように思う。言い換えると、苦しみさえももっと分かち合っていれば、二人の間に第三者が入り込む隙間などなかったのではないかとも思えるのだ。

 見方を変えれば、自分の心に正直にならなければ、自分と真剣に関わろうとしてくれる周辺の人たちを傷つけてしまうということを学ばされる作品でもあるように思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、本当に愛し合う二人の紆余曲折が描かれた作品でしたね。自分の幸せが相手の幸せになるような考え方をしなければ、この二人のようなことを引き起こしてしまうのかもしれません。

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