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2012.07.12

映画『東京オアシス』

ホットヨガ(二九八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 熊本と大分では、大雨による大きな被害が出ていますね。該当地域にお住まいの皆さんには、心よりお見舞い申し上げます。引き続き警戒が必要とのことですので、どうかくれぐれもお気を付けください。大雨の被害に遭われた方たちが、一日も早く平穏な日常を取り戻すことができますよう、お祈りしています。

 本作を鑑賞したのは、十二月九日のことである。邦画なのに、鑑賞してから半年以上も経過してしまったせいか、タイトルを見ただけではもはや作品の内容を思い出すことができなかった。私にとっては、それくらい印象の薄い作品だったとも言える。

 本作でメガホンを取っているのは、映画『マザーウォーター』の松本佳奈監督である。本作で監督デビューを果たした中村佳代監督との共同監督らしい。松本佳奈監督の作品は、大きな出来事を引き起こして観客の心をぐっと掴み続けるわけではない。いろいろな出来事が同じトーンで淡々と続いて行き、正直言って、ちょっと退屈に感じてしまうこともある。そして、作品を通して監督が伝えたかったことは一体何なのだろうと、首をかしげてしまうのだ。

 しかし、こうして今、本作のレビューを書きながら、もしも松本佳奈監督なりの表現方法のこだわりがあるとするならば、主人公の日常のどこかを何気なく切り取った作品を世の中に送り出したいのかもしれないとも思う。

 小林聡美さん演じる主人公トウコは、夜中に喪服姿で、走るトラックに向かっていきなり駆け出して行く。その姿を認めた加瀬亮くん演じるナガノが慌ててトウコを救う。その後、ナガノは自分の仕事用の車にトウコを乗せて、目的地に向かって高速道路を走って行く。実は、トウコは女優で、撮影の途中で抜け出して来たのだとナガノに話す。そして、ナガノの目指す目的地の途中にトウコの目指す海岸があった。

 実のところ、そんな冒頭に、私はかなり惹き付けられたのだ。しかし、その後、何か特別なことが起こるのを期待し続けていたのだが、残念ながら、特別なことは何も起こらなかった。まあ、主人公の日常が切り取られていると思えば仕方がない。

 やがて、主人公の居る場所は映画館に変わったり、動物園に変わったりする。映画館では、原田知世ちゃん演じる元シナリオライターのキクチがスタッフとして働いていた。職業柄、二人は知り合いだったが、キクチは突然、シナリオライターを辞めてしまったのだ。

 作品全体を通して、会話の中に、これと言って光るものはない。それでも、これらの会話が、どうやら主人公のトウコにとってのオアシスらしい。

 それにしても、松本佳奈監督の作品には、絶対に「熱い人」や「うるさい人」、「せっかちな人」は出て来ない。展開されて行くストーリーをずっと見守っても、特別なことは何も起こらないので、映画に対して期待するものが大きい人は鑑賞しないほうがいいだろう。映画に対して完全に受身になることができる人ならば、松本佳奈監督独自の世界を楽しめるのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m はて、松本佳奈監督は、本作を通して何を表現したかったのでしょうか。私には良くわかりませんでした。(苦笑)それだけ、主張のない作品だったと言えるのかもしれません。一体何を表現したいのだろうと、不思議な気持ちになりたい方は、DVDでも借りて松本佳奈監督独自の世界を楽しんでみてください。

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