« 苦手なもの | トップページ | ホットヨガ(二九七回目) »

2012.07.06

映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』

苦手なものの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ガンモの仕事が休みだったので、仕事帰りにガンモと一緒に映画を観ました。映画館を出てから携帯電話をチェックしてみると、Yahoo! JAPAN防災速報から豪雨予報のメールが届いていました。メールの内容を確認してみると、今から四十分後に大雨が降るとの予報でした。私たちは自転車だったので、大急ぎで帰宅しました。そして、私たちが帰宅してしばらくすると、本当に大雨が降り始めました。雷も伴う激しい大雨でした。最近は、ここまで正確に予報できるようになったのですね。その正確さに驚くとともに、Yahoo! JAPAN防災速報からのメールを受信しておいて良かったと思いました。

 本作を鑑賞したのは、六月二十七日のことである。この日は、有給休暇が余っているので消化するために取得して、仕事に出掛けて帰宅するのと同じくらいの時間まで映画館にこもって映画を鑑賞していたのである。

 本作の評価は、大きく二分されているように思う。私は、本作を鑑賞して涙したタイプなのだが、中にはこういう作品を受け入れられない方もいらっしゃるようだ。というのも、映画サイトにおける本作の評価を参照してみると、意外にも低いからだ。どうやら多くの方たちは本作を高く評価しているものの、一部の方たちが本作を低く評価してしまっているようなのである。

 実際、私が鑑賞した映画館でも、鑑賞後にスクリーンを出て行くときに、二人の女性が本作の感想を語り合っているのが聞こえて来た。その会話の内容によれば、二人の女性は本作の結末にこだわってしまい、本作を受け入れられないようだった。そのとき私は、こういう作品の展開に不満を抱いてしまう人たちもいるのだということを改めて知った。

 本編が始まったとき、舞台がロンドンで、登場人物がイギリス英語を話しているので、「あれ?」と思った。主演女優のアン・ハサウェイは、映画『プラダを着た悪魔』にも出演していたように、アメリカ人女性だが、頑張ってイギリス英語を話しているようだ。しかし、イギリス本国では、彼女が本作の中で探しているヨークシャー地方のアクセントについて、不評だったらしい。

 主演男優のジム・スタージェスは、映画『アクロス・ザ・ユニバース』にも出演していたように、イギリス人である。とは言え、彼は、映画『ラスベガスをぶっつぶせ』にも出演していた。

 アン・ハサウェイ演じるエマとジム・スタージェス演じるデクスターは、とても対照的な二人である。エマが恋愛関係にまじめであるのに対し、デクスターは自由奔放な恋多き青年である。

 二人は大学の卒業式の日に出会い、勢いで、デクスターがエマの部屋を訪問するのだが、肉体関係は持たずに友達でいようと互いに約束する。映画の流れから言えば、肉体関係を結ぶタイミングを失っただけなのだが、二人がこのときに肉体関係を結ばなかったことは、実のところ大きな意味を持っていると思う。私流に解釈するならば、もしもこのとき二人が肉体関係を結んでしまっていたならば、二人の友情がその後二十三年にも渡って続くことはなかったのではないだろうか。それは、デクスターが女性関係も含めて自由奔放な人生を送っているがゆえに、肉体関係を結んでしまえば、、デクスターにとってのエマが「大学の卒業式の日に、一晩、一緒に寝ただけの女性」で終わってしまいそうに思えるからだ。

 実は、大学の卒業式の日に二人は出会ったものの、エマのほうはずっとデクスターに想いを寄せていた。しかし、エマにしてみれば、デクスターのことが本当に好きなのに、デクスターの気持ちはまだまだそこまで達していないことをエマ自身は感じ取っていたのだろう。二人の物理的な距離は接近しているものの、心の距離はまだまだギャップがあったようだ。だから、エマは、デクスターをあくまで友達として定義付け、男性としては受け入れなかったのだと思う。

 二人が友情関係を続けて行くうちに、デクスターは結婚して一女を授かる。一方、エマもある男性と一緒に住み始めるのだが・・・・・・。

 二人の長い物語をずっと見守っていると、魂の観点から言って、デクスターの魂の成長が圧倒的に遅い。そのために、二人が結ばれる時期が大きくずれ込んでしまっているようにも思えた。言い換えると、デクスターには、エマと一緒の人生を歩み始めるまでに、様々な出来事を通して単独で経験しておかなければならないことがたくさんあったとも言える。そして、エマの魂の成長にデクスターが追い付き、二人はようやく一緒の人生を歩み始めるのだが・・・・・・。

 最初に書いたように、本作の結末を受け入れられない人は、結末だけに重点を置いて、そのプロセスを重視しないのかもしれない。私は、結末は確かに残念ではあったのだが、だからと言って、その結末により、二人が別々に過ごして来た長い年月が完全になかったものになるわけではないと思った。むしろ、あの結末があるからこそ、二人が別々に過ごして来た長い年月が活きて来るように思えたのだ。

 ちなみに、本作でメガホンを取っているのは、映画『17歳の肖像』のデンマーク人女性監督ロネ・シェルフィグである。エマの気持ちが手に取るようにわかってしまうのは、女性監督が手掛けた作品だからなのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 人生における様々な出来事が盛り込まれていた作品でした。人と人との関わりや結び付きもリアルに表現されていたと思います。現在、劇場公開中の作品ですので、もしも私と同じ感性の方がいらっしゃいましたら、劇場で楽しんでください。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« 苦手なもの | トップページ | ホットヨガ(二九七回目) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/55138717

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』:

« 苦手なもの | トップページ | ホットヨガ(二九七回目) »