映画『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』
※家族にしか踏み込めない領域の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暑いですね。職場の売店で、親会社のキャラクター入りUSBファンが七百円台で売られていたので購入しました。何しろ、親会社のキャラクター入りですので、早速仕事で使っているパソコンに接続し、正々堂々と使い始めました。少し高いところに置いておけば、ほてった顔を冷やしてくれてとても快適です。おかげで、仕事中に団扇でパタパタと仰いだり、マジクール相当品で冷やしたりしなくても良くなりました。これはいいですね。

本作を鑑賞したのは、十一月一日のことである。この日はいわゆる毎月一日のファーストデイで、映画を千円で鑑賞できることになっていたため、たくさんの人たちが映画館を訪れていた。鑑賞したのは、神戸の元町にある元町映画館というこぢんまりしたミニシアター系映画館である。この映画館は、他のミニシアター系映画館と比べると、作品の上映時期が数ヶ月程度遅くなっている。すなわち、他のミニシアター系映画館で既に公開が終わってしまったような作品が、少し遅れて上映されているのである。良くわからないが、そのほうが映画館の運営費が割安になるのではないかと私は勝手に思っている。
とは言え、ここで上映されている作品は、はっきり言って、かなりマニアックなものが多い。当然、映画館に足を運んでいる方たちも、例え女性であろうとも単独で静かに鑑賞されている。そうした雰囲気からもわかるように、この映画館は、お友達とポップコーンをほおばりながら高いテンションで作品を鑑賞するような雰囲気の映画館ではないのだ。
さて本作は、チェコのシュールレアリストとして知られるヤン・シュヴァンクマイエル監督の作品である。まあ、とにかく変わった作品である。言葉で説明するよりも、予告編を観て確認していただくのが一番分かり易いだろう。
YouTubeを検索してみると、日本語訳はないのだが、何と、本編がそのままアップロードされているではないか。言葉はわからなくても、その映像から、本作がどのような作品であるか、おわかりいただけると思う。
本編に入る前に、予算がなかったので、カットアウト(切り絵)アニメと実写を組み合わせる手法を採用したと説明があった。その映像がまた新鮮で、これまで観たこともないような不思議な世界を創り出していた。ただ、全体を通して、出演者たちの口元が度々クローズアップされるのが気になった。
主人公のエフジェンは平凡な勤め人だったが、あるとき夢の中でエフジェニエという美しい女性と出会い、心惹かれるようになる。やがてエフジェンは、睡眠中にだけ会えるエフジェニエにもっともっと会いたいと願うようになり、わざわざ知人のスタジオを借りて、安定した睡眠の時間を確保するようになる。そんなエフジェンの行動を怪しいと思った彼の妻は、エフジェンを尾行するようになり・・・・・・。
正直言うと、私には、シュールレアリスムはちょっと難しい。あるシーンの印象的な映像が、まるでしりとりのように次なるシーンを産み出すヒントになっている。そんな連鎖を持つイメージだ。だから、突然、動物が擬人化されたりしながら、まるで思ってもみなかった方向へと展開して行く。鑑賞する側は、スクリーンで起こっている突発的な出来事を次々に受け入れて行く作業が必要になる。それらのシーンは一から十まで説明されはしない。一つ一つのシーンがひどく抽象的なのだ。だから、作品の中に創り手の意図を感じ取ることができれば面白い作品になり得るのだが、作品の中に創り手の意図を感じ取ることができないと、ちんぷんかんぷんの感想を抱いてしまいがちである。
私はというと、それなりに楽しめたと思う。エフジェニエが何者であるかという結論も良かった。たまにはこういう作品を鑑賞して、まったく違う世界にトリップしてみるのもいいのではないだろうか。本作を鑑賞したあとは間違いなく、現実に引き戻されるような感覚を味わうことになるだろう。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ご紹介したYouTubeの映像からもおわかりいただけるように、ちょっと変わった作品でしたね。チェコの言葉もわからないので、またまた想像力が掻き立てられます。こういう作品を作って、人々から支持されるようになると、立派な芸術家だと思います。
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