« 甘えたい気持ちと負担を掛けたくない気持ち | トップページ | 心理的なこと »

2012.05.02

映画『夜明けの街で』

甘えたい気持ちと負担を掛けたくない気持ちの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。岡山県の津山に、わずか三百円でたまごかけご飯を食べ放題できるお店があるそうです。何と、お味噌汁付きなのだとか。少し前に、同じ職場の方が朝礼で紹介してくださったのですが、それ以来、ずっと気になっています。たまごかけご飯、大好きなんですよね。兵庫県から見て、岡山県はすぐ隣の県ですが、津山というと内陸のほうなのでちょっと遠いですね。既に鉄道乗り潰しは完了していますが、津山線の沿線のようなので、機会があれば訪ねて行きたいと思います。

 本作を鑑賞したのは、十月十一日のことである。この手の作品は好みではないのだが、東野圭吾さん原作ということで鑑賞することにした。映画『セカンドバージン』では妻の役を演じていた深田恭子ちゃんが、本作では不倫相手の女性の役を演じている。

 岸谷五朗さん演じる大手建設会社に勤める渡部と深田恭子ちゃん演じる派遣社員の秋葉が不倫の恋に落ちる。なかなか感情移入できない作品ではあるのだが、東野圭吾さん原作ということで、ひねりの効いた作品となっている。そのひねりとは、秋葉が住んでいる横浜の家で、十五年前に何者かによって秋葉の母が殺害され、未だに犯人が捕まらないまま時効を迎えようとしていることだった。秋葉からそのことを聞かされた渡部は、ますます秋葉のことを大切に想うようになるのだが・・・・・・。

 渡部の妻である有美子を演じているのは、木村多江ちゃんである。渡部と有美子の間には、幼い娘が一人いる。幸せな家庭を築いているはずの渡部は、親友の助言も聞かずに秋葉との逢瀬を重ねてしまう。

 私は、夫婦ならば何でも話せる間柄であって欲しいと願うのだが、夫の不倫に気付いた有美子は、内側にある怒りや悲しみのエネルギーを渡部に直接ぶつけることはせずに、モノに当たっている。私には、その様子がかえって恐ろしくもあった。内側に込められるエネルギーほど恐ろしいものはないのではないだろうか。あとになって、渡部は有美子の怒りがぶつけられたモノを見付けてひどく動揺する。

 気になったのは、こうしてモノに感情をぶつけた有美子は、その後、自分の中にあるネガティブな感情を完全に解放することができたのかということだった。これほどのことを、夫婦で話し合いもせずに、まるで何事もなかったかのように先へと進んでしまって良かったのだろうかと疑問に思ってしまった。見方を変えれば、これほどのことを夫婦で真剣に話し合いができないような間柄だからこそ、夫婦の間には見えない溝が存在していることの証でもあり、その見えない溝が渡部の不倫を可能にしたのではないかとも思えるのだった。

 この手の作品は、心に何も残らないことが多いのだが、十五年前の殺人事件の真実だけは、しっかりと心に残った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 岸谷五朗さん、深田恭子ちゃん、木村多江ちゃんは適役だと思ったのですが、深田恭子ちゃんの父親役の中村雅俊さんは、ちょっと本作のイメージからはかけ離れているように感じてしまいました。娘を叱ることも愛情の一つだとは思うのですが、やはり叱れない立場だったのかもしれませんね。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« 甘えたい気持ちと負担を掛けたくない気持ち | トップページ | 心理的なこと »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/54621360

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『夜明けの街で』:

« 甘えたい気持ちと負担を掛けたくない気持ち | トップページ | 心理的なこと »