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2012.05.20

映画『ミッション:8ミニッツ』

母の日のプレゼントの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 記事の更新が遅くなり、申し訳ありません。実は、ガンモの希望により、山梨県に来ています。あまり積極的には旅行に行きたくないと思っていた私ですが、ガンモの希望で、あるイベントに参加することになったのです。これについては、現在執筆中のゴールデンウィークの帰省の記事が完結してから改めてご報告させていただくことにします。

 本作を鑑賞したのは、十月二十八日のことである。鑑賞から七ヶ月近くが経過し、映画のタイトルだけを眺めてみても、もはやその内容を思い出すことができない作品がいくつかあるのだが、本作もそんな作品の一つである。そのため、本作もまた、予告編の映像を見てようやく内容を思い出したのである。

 それと同時に、本作を鑑賞してとても面白いと感じたことも思い出した。とても面白いと感じていたのに、映画のタイトルと内容がすぐに結び付かなかったのは、付けられているタイトルが適切ではないのではないかとも思える。ちなみに、本作の原題は"SOURCE CODE"である。私自身、ソフトウェア開発の仕事をしているので、仮に"SOURCE CODE"という原題がそのまま邦題に採用されていたとしても、やはりタイトルと本作の内容は結び付かなかったかもしれない。

 本作で特徴的なのは、繰り返し流される八分間の映像である。しかも、その映像は、毎回、同じではなく、少しずつ異なって来る。何故、同じような映像が繰り返し流されているのかというと、実は列車爆破事故の犯人を特定するために、軍から指令を受けたジェイク・ギレンホール演じるスティーヴンス大尉が、ある犠牲者の死亡八分前の意識に入り込んでいるのである。スティーヴンス大尉は、その八分間を何度も何度も繰り返すうちに、少しずつ列車爆破事故の犯人を特定する手掛かりを掴んで行く。

 発想としてはなかなか面白いではないか。八分間の映像が少しずつ変化することによって、観客を飽きさせない。さきほどと少し違う映像が流れると、それは調査中のスティーヴンス大尉にとっての調査の進捗へと繋がるのだ。

 爆破された列車の中にいるスティーヴンス大尉の目の前には、いつもクリスティーナという女性がいる。彼女は、スティーヴンス大尉が入り込んでいる意識の持ち主である教師のショーンの恋人だったようだ。しかし、やがてショーンの意識に入り込んでいるスティーヴンス大尉はクリスティーナに対して特別な感情を持つようになり、ショーンとしての八分間を繰り返すうちに、列車爆破事故から何とかしてクリスティーナを助け出したいと願うようになるのだ。

 実は、本作の結末は衝撃的なものだった。永遠とは何か? ということについて考えさせられる作品でもあるように思う。果たして、永遠の定義とは何だろう。いつまでも変わらない状態が続いて行くことなのだろうか。それが、「愛情」ならば美しい。しかし、「常に同じことの繰り返し」だとしたらどうだろう。

 かつてカセットテープが重宝されていた時代、エンドレステープというものがあった。プレイし続ける限り、同じ録音内容を再生し続けるというものだ。果たして、このような永遠は喜びに繋がるのだろうか。そう考えると、私たちの望む永遠とは、少しずつの変化を認めながら、ともに前進して行くことであるように思うのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今、思えば、ちょっと変わった作品でしたね。その変わっているところが受け入れられたのか、とても評価の高い作品であります。最初からすべてを明かしてしまわずに、最後に衝撃が残されている展開も良いと思います。過去を変えるために八分間に戻っているのではなく、未来に活かすために戻っているという発想も新しいと思います。すなわち、爆発物を仕掛けた犯人を特定し、その犯人が未来に同じ過ちを犯さないように犯罪を食い止めようとするのですね。

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