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2012.03.24

映画『ドラゴン・タトゥーの女』

忘れられない結婚記念日の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いったん暖かくなったと思ったら、また寒さがぶり返して来ましたね。私は、首を冷やしたくはないので、まだマフラーを手放せないでいます。(苦笑)もう少し暖かければ、半袖ジャケットでマタギの格好で出歩いてもいいくらいなのに、この時期にマフラーを手放せないでいるのはおかしいのでしょうかね。

 本作を鑑賞したのは、二月十日のことである。公開初日にレイトショーで鑑賞したというわけだ。もともと、本作に関しては、予告編程度の知識しかなかったのだが、実際に鑑賞してみると、その面白さにグイグイ引き込まれた。

 敏腕ジャーナリストのミカエルは、雑誌で大物実業家の不正行為を大胆に暴き、その相手から名誉毀損で訴えらる。やがてミカエルは裁判に敗訴し、落ち込んだ日々を送っていたところ、ある大財閥の会長から、四十年前に起こったという兄の孫娘ハリエットの失踪事件を調べて欲しいと依頼が来る。ミカエルはその仕事を引き受け、調査を始めたものの、手掛かりを掴むことができず、調査は暗礁に乗り上る。すると、大財閥の会長の弁護士から、この事件の調査を依頼するにあたり、ミカエルが信頼のおける人物かどうかを徹底的に調査したという人物を紹介される。それは、身体にドラゴン・タトゥーのあるリスベットという名の女性だった。

 ご紹介させていただいた予告編の映像は、海外で公開されているものなので、日本語の字幕はない。しかし、こちらのほうが、日本で公開されている予告編の映像よりも長いので採用させていただくことにした。

 ミカエルの頭の切れ味の良さもさることながら、リスベットの情報収集力、分析力も素晴らしい。ほとんど感情を見せることもなく、パソコンの機能を駆使しながら、着実に、そして淡々と仕事をこなして行く彼女にとって、この仕事は天性のものであるように見える。ソフトウェア開発の仕事に携わっている私としては、彼女のようにパソコンの機能をフルに活用している姿を目にするのは、とても気持ちがいいものだ。ただ、彼女は、仕事で使う新しいパソコンを手に入れるために、非常に屈辱的な想いも経験している。人には言えない心の闇を背負っているためか、人との心の繋がりを避けているようにも見える。とは言え、それほど調査能力に優れた彼女が敏腕ジャーナリストであるミカエルと手を組めば、鬼に金棒というものだ。

 ところで本作は、映画『ゾディアック』映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』映画『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督の作品でである。ちなみに、リスベットを演じているルーニー・マーラもまた、映画『ソーシャル・ネットワーク』に出演していたようだ。この事実に驚いて、映画『ソーシャル・ネットワーク』に彼女が出演している映像を探してみたところ、ようやく見付けることができた。

 ご覧の通り、本作の彼女は、映画『ソーシャル・ネットワーク』の彼女とはまったくの別人であり、しかも、話している英語も違っている。もともと彼女はアメリカ人なので、映画『ソーシャル・ネットワーク』でははっきりとアメリカ英語で話しているが、本作の舞台はスウェーデンなので、ヨーロッパで使われている英語で話している。見た目と言い、話す英語と言い、性格と言い、まったくの別人になり切っている彼女の変貌ぶりにはただ驚くばかりだ。

 思わず、目をそむけたくなるようなシーンも含まれてはいるものの、最初から最後まで、スクリーンから目が離せない。何年か経ったときに、もう一度鑑賞したくなる作品の一つである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 恥ずかしながら、私は本作がリメイクされた作品であることは知りませんでした。それにしても、舞台となっているスウェーデンの冬はとても寒そうです。この冬は、ほとんど暖房なしで過ごした私ですが、スウェーデンで冬を迎えるとなるとどうなるのでしょうか。そんな寒いスウェーデンで、頭の切れる二人が協力し合いながら、事件解決の糸口を掴んで行く様子を見守っているうちに、スクリーンから目を離すことができなくなっています。リスベットは、誰にでも心を開く八方美人的な女性ではないのですが、それだけに、一つの方向を目指し始めると、まっしぐらに突き進んで行きます。もしも彼女がありとあらゆる方向に開かれていれば、エネルギーもまた分散してしまうような気がしました。とにかく、文句なしに面白い作品でした。

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受信: 2012.05.03 09:35

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オリジナルと互角の面白さであった。全体的な印象として、艶っぽい。ラストの印象も違っていて、オリジナルでは温かみを感じたし、リメイクでは甘酸っぱさを感じた。いずれにしろ甲乙つけがたい極上のミステリー。お薦め作品だ。... [続きを読む]

受信: 2012.05.06 15:58

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