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2012.03.30

映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

代替療法(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三月ももうおしまいですね。職場の送別会に参加して来ました。仲の良かった派遣仲間が二人も契約終了になってしまったので、とても落ち込んでいましたが、何と何と、二人のうち一人は、同じビルの別会社で次の仕事が決まりました。(^^) しかも、私がしばしば連絡を取り合っている派遣仲間と同じプロジェクトに配属されることになるようです。そして、契約終了になるもう一人の派遣仲間もまた、もしかしたらその派遣仲間と同じプロジェクトの仕事に決まるかもしれません。こちらについてはまだわかりませんが、決まってくれるといいな、と思っています。もし決まれば、何だか運命的なものを感じますね。

 本作を鑑賞したのは、三月二十三日のことである。劇場で予告編を目にしたとき、「あれ? マーガレット・サッチャーを演じているあの女優さんは誰なのだろう?」と思った。後日、その女優さんがアメリカ人のメリル・ストリープであることがわかり、ひどく驚いたものだった。またしてもアメリカ人の女優さんが、イギリス英語で役を演じていることがわかったからである。

 もともと本作は、公開されたら観に行くつもりでのんびり構えていたのだが、メリル・ストリープがイギリス英語を話していることがわかったので、鑑賞の優先度を上げて、すぐさま劇場に足を運んだ。そして、鑑賞し始めてしばらく経ったとき、私はあるシーンで思わず吹き出してしまった。そのシーンとは、引退したマーガレット・サッチャーがお店でミルクを買い求めて自宅に戻り、"Milk's gone up. 49p a pint."「ミルクが値上がりしてしまった。一パイント(液量の単位で、0.568 リットル)につき、四十九ペンス」と口にするシーンである。いやはや、これは凄い。メリル・ストリープが話しているのは、まさしくイギリス英語である。おそらく、こんなシーンで吹き出す人はいないと思うので、私の席の近くで鑑賞されていた方たちは、私が何故、吹き出してしまったのか不思議に思ったかもしれない。ちょうどそのシーンが含まれた動画をYouTubeで見付けたので、皆さんにもご紹介させていただこうと思う。動画の開始から三分八秒くらいのところで、老け顔メイクのメリル・ストリープが意志をこめて発言するシーンだ。

 ご紹介させていただいた動画は、BBCで公開されているもののようだが、インタビューに対し、アメリカ英語で受け答えするメリル・ストリープが映っている。これもまた面白いではないか。

 さて、映画の内容だが、一言で言うと、マーガレット・サッチャーの光と影を描いた作品と言っても過言ではないだろう。彼女がイギリス初の女性首相として活躍していた時期を光とするならば、現役を退き、認知症を患ってしまった今の彼女は影と言えるのかもしれない。おそらく、視点は現代にあるのだろう。いくつもの回想シーンで成り立っているとともに、精神的にも支えてくれた亡き夫デニスとの夫婦愛も同時に描かれている。

 父も市長を務めていた関係で、マーガレット・サッチャーは若い頃から政治に興味を持っていた。私は、彼女が「食器を洗って一生を終えるつもりはない」と言ったシーンには考えさせられた。何かを成し遂げるために生まれて来た人は、自分自身の役割をちゃんと知っているのだろう。しかし、政治家の道へと進んだことで、夫や子供たちに寂しい想いをさせたのではないかという後悔もあるように思えた。

 そんなマーガレット・サッチャーを、メリル・ストリープが口調や服装、髪型まで真似て好演している。YouTubeでマーガレット・サッチャーを検索すると、女性首相として現役だった頃のマーガレット・サッチャーの映像がたくさんヒットするので、メリル・ストリープの演じるマーガレット・サッチャーと見比べてみるのも面白いだろう。マーガレット・サッチャーは青いスーツを好んで着ていたのか、本作でもメリル・ストリープが青いスーツを着込んで演説している。

 ちなみに、本作でメガホンを取っているのは、女性監督で映画『マンマ・ミーア!』のフィリダ・ロイド監督だそうだ。映画『マンマ・ミーア!』には、本作でマーガレット・サッチャーを演じているメリル・ストリープも出演している。メリル・ストリープが出演する作品は、これまでにもたくさん観て来たが、ありとあらゆる役を次々にこなす彼女から目が離せない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m メリル・ストリープの老け顔メイクにも驚きましたね。単にメイクだけでなく、動作まで老人なのです。老け顔メイクで外を歩いても、メリル・ストリープだとわからなかったそうです。私も、予告編を観たときにはわからなかったくらいですから、実際にその姿を目にした人たちにもわからなかったと知って安心しました。(苦笑)

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