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2012.03.09

映画『インシディアス』

青天の霹靂の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 寒さがまたぶり返しましたね。私は花粉症ではないのですが、にわか花粉症のガンモによると、花粉が来ているそうです。春を迎えるにあたり、くしゃみをして身体の緊張を解く季節なのでしょうか。花粉症の皆さんにとってはとても辛い季節だと思いますが、頑張って乗り越えてください。

 本作を鑑賞したのは、九月二日のことである。本作がホラー映画であることは覚えていたのだが、レビューを書くにあたり、映画のタイトルを眺めても、その内容を思い出すことができなかった。鑑賞してから半年も経ってしまうと、こういうことが多い。

 本作を鑑賞しようと思い立ったのは、劇場で本作の予告編を観たことがきっかけだった。映画『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督と、わずか百三十五万円という低予算で映画『パラノーマル・アクティビティ』を世に送り出して大ヒットさせたオーレン・ペリ監督が手を組んだ作品ということで、普段、この手の作品はほとんど鑑賞しない私でも興味を持ったのだ。実際に鑑賞してみると、ラストの意外性に驚かされた。なるほど、それで『インシディアス』(こうかつな)というタイトルが付けられているのだと思った。

 ある家族が新居に引っ越して来るのだが、やがてその家で不気味な現象が次から次へと起こり始める。そんな中、長男が梯子から落ちて昏睡状態に陥ってしまう。数々の不気味な現象の原因が引越し先の家にあると見た家族は、その家を引っ越して新しい家に住み始めるのだが・・・・・・。

 製作者は意識していないかもしれないが、本作は第一部と第二部に分かれていると思った。第一部は、家族だけが登場し、次から次へと不気味な現象が起こるシーンで構成されている。そして第二部では、不気味な現象を解決するために呼び寄せた霊媒師とその仲間たちの助けを借りて、衝撃の結末を迎える。ストーリーとしては、良く練られていると思った。ただ、第一部と第二部では、ガラリと雰囲気が変わる。霊媒師が家にやって来るシーンでは、映画『パラノーマル・アクティビティ』を思い出したので、ひょっとすると第一部を映画『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督が担当し、第二部を映画『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ監督が担当したのだろうか。

 本作を一言で表現すると、父親の、息子への深い愛情を利用した「こうかつな」存在を扱った作品である。そのずる賢さと強い執念にはぞっとさせられる。そのため、こうした連鎖を断ち切るための解決策を示すような作品ではない。仮に鑑賞者が同じような立場に陥ってしまったとしても、解決のためのヒントになるようなものは何一つ示されてはいないのだ。

 それにしても、やはり西洋のホラー映画は、日本のホラー映画とは大きく異なっている。日本のホラー映画がどこか水気のあるじっとりとしたイメージだとすれば、西洋のホラー映画は全体的に黒いイメージである。邪悪なものの現れ方や邪悪なものとの戦い方が、信仰する宗教によって異なっているというのも面白い。そうした現象は絶対的なものではなく、その国に住む人たちが心の中で生み出す相対的なものであることを意味しているのだろうか。和洋折衷という意味で、誰かに西洋の悪魔と日本のお坊さんを戦わせるような映画を作って欲しいものである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m なかなかひねりの効いた作品だったと思います。鑑賞後の感想としては、「呑まれた!」と思いましたね。ちなみに映画『ソウ』シリーズは、ほんの一作しか鑑賞したことがないのですが、超常現象というよりは、人間の中に棲む悪魔が描かれた作品だったように記憶しています。こうして二人の監督が手を組んで、一つのものを生み出す作業もいいですね。

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