映画『水曜日のエミリア』
※いつもの交差点の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 週末は、四国の実家に帰省していました。ガンモの実家の両親は既に他界してしまっているのですが(義母は四年前に亡くなり、義父は去年亡くなりました)、ガンモの実家の仏壇には、新しいお花やバナナがお供えしてありました。少し離れたところに住んでいる義弟が欠かさずお供えをしてくれているようで、有り難い気持ちでいっぱいになりました。

本作を鑑賞したのは、八月二十六日のことである。ここのところ、映画『抱きたいカンケイ』や映画『ブラック・スワン』でご活躍のナタリー・ポートマン主演の作品である。
ナタリー・ポートマンが演じているのは、妻子ある職場の上司と不倫の末に結ばれた新人弁護士のエミリアである。『水曜日のエミリア』という邦題が付けられているのは、エミリアにとって、毎週水曜日に夫の連れ子であるウィリアムを学校まで迎えに行くのが憂鬱なためだろう。というのも、略奪愛を経て後妻となったエミリアは、学校の父兄たちに後妻であることをささやかれたり、息子のウィリアムもなかなか心を開いてはくれなかったからだ。しかもエミリアは、夫との間に赤ん坊を身ごもり出産したものの、生まれて来た娘がわずか三日で亡くなってしまい、心に深い傷を負っている。更に、夫の前妻は小児科の医師で、子育てについてもいろいろうるさく干渉して来た。略奪愛であるとは言え、愛する男性と結ばれたはずなのに、なかなか幸せを掴むことができないエミリアは、次第に追い込まれて行くのだった。
本作で注目すべきなのは、エミリアと夫の関係というよりも、エミリアと前妻やエミリアとウィリアムといった、夫を愛することによって築かれることになった新たな関係だろう。人と人が密に関わろうとすることで、次々にトラブルが発生するさまは見逃せない。これらの状況に加え、父親の長年の浮気により、夫婦生活がうまく行っていなかったエミリア自身の両親も登場し、新たなスパイスを加えて行く。
そんな、ボタンをかけ違えたかのようなぎくしゃくした関係の中で、最終的にエミリアが辿り着くところがいい。そこは、通常では考えられないような領域なのだが、このような領域にたどり着くことができれば、一気に魂のレベルがパワーアップできるように思う。
何故なら、奪われたら、自分も奪おうとするのではなく、逆に与えようとしているからだ。これが、ネガティブな感情の連鎖を断ち切る唯一の方法なのではないだろうか。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ナタリー・ポートマンは、思い悩む役柄が似合っていますね。ちなみに彼女は本作で製作総指揮も努めているという、彼女にとってはとても力の入った作品なのです。
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