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2012.02.09

パンク修理の外注(前編)

映画『海洋天堂』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 風邪を引いてから早くも二週間近く経つのですが、まだ完治しません。喉を痛める風邪はうがい薬が良く効いてくれるのですが、今回の風邪は、鼻がぐずぐず言っています。鼻のフィルター機能を使用することができないので、マスクを着用してフィルター機能を働かせています。皆さんも、どうかご自愛くださいね。

 ここのところ、自転車に乗ると、自転車のスピードがひどくのろいように感じていた。坂道を登り切ることができずに途中で止まってしまうこともあれば、平らな道であっても、歩行者に抜かれてしまうこともあった。私の腹筋力や脚力がすっかり衰えてしまっているために、こんなにも自転車で走るのが遅くなってしまったのかと嘆いていたのだが、やがて自転車の後輪のタイヤがガタガタし始めたので、空気が抜け掛けてしまっていることに気が付いた。そこで、いつも金曜日の夜にレイトショーを鑑賞している映画館の駐輪場に設置されている無料の自転車用空気入れを拝借し、たっぷり空気を入れた。

 ところが、映画を鑑賞したあと、いざ帰宅しようとすると、映画を鑑賞する前に入れたばかりの空気が抜けてしまっているではないか。「ひょっとすると、パンクしていたのだろうか?」と思い、ガンモに電話を掛けて事情を話したところ、「帰宅したら、部屋の前まで自転車を運んでおくように」と言われた。自転車がパンクしたときはいつも、ガンモがパンク修理を担当してくれているためだ。

 私は、後輪のタイヤの空気が抜けたままでは帰宅できないと思い、再び、無料の自転車用空気入れを拝借し、後輪のタイヤをぱんぱんにして帰宅した。入れた空気は、帰宅するまで持ってくれたようだった。

 その日、ガンモは深夜に帰宅したのだが、翌日の土曜日に仕事が休みだったので、パンク修理をしてくれることになっていた。翌朝、私はホットヨガのレッスンに出掛けて行く予定だったが、まだガンモによるパンク修理が終わっていなかったので、私はガンモの自転車を借りて自宅の最寄駅まで移動した。

 ホットヨガのレッスンに出掛けて行く前に、前日の夜、レイトショーを鑑賞したあとに後輪のタイヤに入れた空気が抜けていないかどうか確認したところ、抜けてはいなかった。そのことをガンモに報告すると、
「ひょっとするとパンクしているわけじゃなくて、ムシを交換するだけで済むかもしれない」
と言われた。ムシとは、いわゆる虫ゴムと言われているもので、自転車の空気入れの先に付いているゴムのことである。そして、私がホットヨガのレッスンを受けている間に、ガンモは私の自転車の虫ゴムを交換してくれた。

 そのまま月曜日の朝まで空気が抜けていなかったので、私はガンモにお礼を言って、月曜日の朝からその自転車に乗って通勤した。乗った感じも違和感がなかったので、今回は、虫ゴムの交換だけで快適になったのだと思っていた。

 ところが、火曜日の朝に出勤しようと思い、自転車にまたがってみると、これまで感じていたような重たさが甦っていた。しかも、走ってみると、ガタガタするではないか。残念なことに、金曜日の夜の状態に戻ってしまっていたのである。

 私はまたしてもガンモに電話を掛けて、
「やっぱり虫ゴムの交換だけではダメだったみたい」
と言って、金曜日の夜と同じ状態に戻ってしまったことを報告した。

 しかし、ガンモにパンク修理をしてもらおうにも、最近のガンモは仕事がひどく忙しく、帰宅時間が遅くて時間がなかった。そこで私は、
「じゃあ、仕事帰りに自転車屋さんに寄って、パンク修理してもらうよ」
と言った。いつもならば、
「禁止!(すなわち、俺に修理させろという意味)」
という返事が返って来るのだが、今回はさすがに仕事が忙しいせいか、ちょっと弱気な返事が返って来た。
「パンク修理してもらうくらいだったら、新しい自転車を買うように」

 確かに私の自転車はもうかなり古く、十数年前に購入した安物の自転車である。ガンモはそんな私の自転車に、これまで何度も何度も手を入れてくれていたのだ。

 しかし、私よりも一年ほど前に自転車を購入したガンモが、少し前についに新しい自転車を購入した。やはりガンモのかつての自転車も、もうこれ以上は手を入れられないほどにメンテナンスを繰り返し、ボロボロになっていたからだ。ガンモは、自分の乗っている新しい自転車がとても快適なので、私にそんなことを言ったのかもしれない。

 ガンモにそうは言われたものの、私は仕事帰りに重い自転車を引きずりながら、様々な選択に迫られていた。一つ目は、ガンモが自転車修理をしたがっていることは知っていたので、ガンモの次の休みまで持たせるために、ひとまず自転車に空気を入れるという選択肢である。そのために、金曜日の夜に利用した自宅近くの映画館の駐輪場に設置されている無料の自転車用空気入れを拝借してパンパンに空気を入れるという選択肢と、自宅に戻ってから空気を入れるという選択肢があった。しかし、前者は自宅とは反対方向にある映画館まで重い自転車を走らせなければならず、後者は、帰宅してから重い自転車を部屋の前まで運ぶか、自転車を置いていったん部屋の前まで戻って、空気入れを持って、マンションの駐輪場に戻らなければならなかった。しかし、そのときの私には、どの選択肢を選んでもやっかいなことのように思えた。

 そこで思い付いたのが、自宅近くの自転車屋さんでパンク修理をしてもらうという新たな選択肢だった。ガンモには申し訳ないが、今の状況では、この選択肢が一番いいのではないか。私はそう思い、重い自転車を必死でこいで、自宅近くの自転車屋さんへと向かったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いつもはガンモが自転車のパンク修理をしてくれているのですが、今回ばかりはさすがに時間的な余裕がなかったようです。更に、作業場所がマンションの部屋の前になりますので、吹きさらしで寒いみたいですね。(苦笑)

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