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2012.02.29

映画『ヒマラヤ 運命の山』

頑固もののガンモ(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。各地で雪が降ったようですが、皆さんのお住まいの地域ではいかがでしたでしょうか。私の住んでいる地域には雪は降りませんでしたが、私の実家方面では、夜のうちに雪が降り、やがて雪が雨に変わり、雪を溶かして行ったようです。



 本作を鑑賞したのは、映画『水曜日のエミリア』を鑑賞したのと同じ八月二十六日のことである。

 ラインホルトとギュンターは子供の頃から仲の良い兄弟だった。二人はいつしか登山に興味を持ち、標高八千メートル以上もあるヒマラヤ山脈のナンガ・パルバートに登りたいと考えるようになった。やがて成長した二人は、若き登山家として知られるようになり、とうとう念願のナンガ・パルバートに登るチャンスに恵まれることになる。しかし二人は、前人未踏の難壁「ルパール壁」への初登攀を果たしたものの、下山したのは兄のラインホルトだけだった。

 山岳映画と言うと、映画『アイガー北壁』映画『岳 -ガク-』が記憶に新しい。映画『アイガー北壁』もまた、本作同様、ドイツの山岳映画だと記憶している。ドイツの山岳映画は描写が詳細かつリアルで、登山に詳しくない私でも、ついつい引き込まれてしまう。

 とは言え、山岳映画を鑑賞する度に思うのは、何故、命の危険を冒してまで冬山に登りたがるのか、私には理解できないということだ。それは、「何故、そんなに同じアーチストのコンサートにばかり足を運ぶのかわからない。同じアーチストのツアーならば、一回見ればいいのではないか」と誰かに言われるのと同じかもしれないが、少なくとも、私が好きなアーチストのコンサートに何度足を運ぼうとも、命の危険を冒すようなことはほとんどないと言っていい。

 実のところ、私自身、山に登った経験はひどく少ない。この「ガンまる日記」を「登山」というキーワードで検索してみると、あった、あった。ガンモと一緒にハワイのダイアモンドヘッドに登っていた。しかし、私たちの登山など、映画にもならない。

 さて、話を本作に戻そう。ラインホルトとギュンターの兄弟は、天候と相談しながら「ルパール壁」を目指すのだが、その先に待ち受けていたのは、実に過酷な運命だった。二人は「ルパール壁」への初登攀を果たすものの、下山中に弟のギュンターが高山病にかかってしまい、下山できなくなってしまうのだ。凍てつくような寒さの中で、ラインホルトは必死に弟のギュンターに手を差しのべるのだが・・・・・・。見ているだけでも凍えてしまいそうなリアルな映像だった。

 本作は、ラインホルトの協力のもとに製作されている。実際にナンガ・パルバートでロケが行われたらしく、その映像も真実味のあるものになっている。ナンガ・パルバート付近で暮らす地元の人たちの様子も描かれていて、ナンガ・パルバートを制覇するためにいろいろな国からやって来た血気盛んな登山家たちと、落ち着いた地元の人たちとのギャップもまた見どころとなっている。

 更に、ラインホルトが一人で下山したことで、ラインホルトらを指揮していた遠征隊との確執も描かれている。どうやら登山家といえども、どこかの遠征隊に所属して(仲間に入れてもらって)登山することになるらしい。そのあたりの複雑な事情は、他の山岳映画ではななか観られなかったので、私としてはとても新鮮な作品だったのだ。見方によっては、自然の恐ろしさを感じさせる作品でもある。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「何故、山に登るのか。何故なら、そこに山があるからだ」という言葉がありますよね。人は誰しも、何らかの方法で達成感を味わいたいのだとは思いますが、命を懸けた登山は、果たしてどうなのでしょう。ほとんどの人たちは、自分の身内が自分の好きなことに没頭するのを応援するとは思うのですが、やはり、冬山で登山をするのが自分の身内であれば、心配でたまらないと思います。ちなみに、ラインホルトは、弟を喪ってもなお、再びナンガ・パルバートに登攀しているそうです。そこまでできるのは、きっと山には彼を駆り立てる何かがあるのでしょうね。

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