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2012.01.19

どんな会話でもいいわけじゃない(前編)

映画『デビル』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 阪神高速で「大きな豚が歩いている」という通報があり、大阪府警高速隊らが駆けつけてみると、確かに道路上で豚が歩き回っていたそうです。また、神戸市内の有料道路でも豚が見付かったそうで、どうやら二頭とも、三重県から香川県に運ばれる途中で逃げ出してしまった豚だったようです。これは驚きのニュースですね。逃げ出したのが龍だったら、新春らしいニュースになったと思いますね。(苦笑)

 最近は、事情があって、仕事を終えると直ちに勤務先の最寄駅まで向かい、地下鉄に乗っている。できるだけ早い時間の地下鉄に乗って移動してしまいたいため、職場を去るときに顔見知りの警備員さんが話し掛けて来ないだろうかとびくびくしながら、警備員さんの立っている場所を通過している。というのも、私は警備員さんたちと立ち話をすることが多いからだ。とは言え、その内容はいつもとりとめのないもので、私の荷物がいつもよりも少ないとか、冬なのに半袖でいるとか、そんな内容のことばかりである。

 私が勤務しているビルでは、八百人以上の人たちが働いているのだが、警備員さんと話をする人たちはそれほど多くはないようだ。ただ、私は目立つのか、いつの間にか警備員さんたちと話をするようになっていた。そんな姿が同じ職場の人たちにもしばしば目撃されている。

 あるとき、私はいそいそと出口に向かって歩きながら、顔見知りの警備員さんに軽く挨拶して立ち去ろうとしたところ、声を掛けられた。その内容は、やはりとりとめのないものだった。私は、できるだけ早く電車に乗りたかったのだが、立ち止まって警備員さんと話をした。ちょうどそこへ、私が早く帰りたがっている事情を知っている派遣仲間がやって来て、通り過ぎて行った。彼女は、警備員さんと顔見知りではないので、私が警備員さんと話をしている姿を見守りながら、先を歩いて行ったのだ。

 そして、警備員さんとの話が終わり、地下鉄に乗って帰宅していると、さきほどの派遣仲間から私の携帯電話にメールが届いた。その内容は、「早く帰りたい事情を知っているにもかかわらず、警備員さんとの話に加わることができなくてごめんなさい」というものだった。彼女はわざわざ私の状況を気遣って、そんなメールをよこしてくれたのである。

 私はうれしかったので、「実は、警備員さんとは良く話をするのだけれど、内容はひどくとりとめのないことばかりで、いつも彼らの前で自分自身を表現できてないんだよね」とこぼした。

 しかし、これまでのことを振り返ってみると、相手が警備員さんであろうとなかろうと、私は多くの人たちとの会話に満足していないことがわかった。「ガンまる日記」にも何度も書いているように、私には確実に触れてほしい領域がある。しかし、ほとんどの人たちはそこを素通りしてしまうのだ。

 素通りせずに、ちゃんと触れてくれる人とは、ふわふわとした会話が成り立ち、とても心地好い。会話をすることで、私自身がどんどん引き出されて行くような感じである。お互いの会話が絡み合い、いつまでも心に残るのだ。私としては、どんなときもそのような会話を目指しているつもりなのだが、どういうわけか、誰かと会話を始めると、自分の理想とはかけ離れてしまうのである。

 他の人たちに比べると隙があるのか、私は話し掛けやすいのかもしれない。そうであれば、誰からも話し掛け辛いほどに、もっと気むずかしく生きたほうがいいのだろうか。それとも、会話が絡み合うように、こちらからねっとりとした話題を提供したほうがいいのだろうか。会話の量ではなく、質を重視したいと願うこの頃である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 思わず、日頃の悩みを綴ってしまいました。皆さんは、いろいろな人たちと取り交わされる会話に満足していますか? 私はしていません。だから、他の人から見る私と、自分で思う自分との間に大きなギャップがあるように感じますね。今年はこのギャップを何とかして埋めたいと思っています。

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