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2011.12.27

映画『テンペスト』

ホットヨガ(二七三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年賀状作りに忙しくしていないからでしょうか。年末だという実感がほとんどありません。それにしても、早くも年の瀬だなんて、一年は本当に早いものです。今年はいろいろなことがありましたが、振り返ってみると、あっという間なんですね。

 本作を鑑賞したのは、六月二十五日のことである。折しも「テンペスト」という言葉を含んだ日本の映画が公開される頃だが、本作は邦画ではなく、シェイクスピア原作の戯曲が映画化されたアメリカ映画である。いや、アメリカ映画と言っても、出演者にはイギリス人が多いので、彼らの話す英語は、私の耳にはとても心地良い。

 実は、本作は、映画『アクロス・ザ・ユニバース』のジュリー・テイモアの監督作品ということで、楽しみに鑑賞したのだが、何とも現実離れした不思議な世界を味わっただけで、心に残るものが少なかった。

 もともとシェイクスピアの原作では、男性が主人公だったらしいのだが、本作では、ヘレン・ミレン演じるプロスペラが魔術を使って復讐する物語となっていた。

 本編に入ると、プロスペラが魔術を使って嵐を起こし、ナポリ王らの乗った船を難破させるシーンが映し出される。どうやらプロスペラには、彼らに対して長年の恨みがあるらしい。それなのに、彼らと同じ船に乗っていた王子がプロスペラの娘と激しい恋に落ちてしまうのだ。

 本作は、舞台で演じられることを前提として原作が書かれているからなのだろうか。全体を通してどうも現実味がない。それゆえに、どの登場人物に対しても感情移入できなかったのが残念である。せめて、激しい恋に落ちた若い二人のことだけでも心に残したかった。

 ちなみに、プロスペラを演じているヘレン・ミレンは、映画『RED/レッド』ではイギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア、映画『終着駅 トルストイ最後の旅』で妻のソフィヤ、また、映画『クィーン』ではエリザベス女王を演じていた。言うまでもなく、本作のプロスペラよりも他の作品のほうが圧倒的に彼女のことを支持したくなってしまう。だから、決して出演者に問題があるわけではなく、現実味がなく感情移入できない脚本に問題があるのではないかと思うのだ。原作を良く知らない私が言うのも変な話だが、他の人たちからの評価も低い作品のようなので、あまり原作には手を加えずに、できるだけ原作に忠実に表現したほうが良かったのではないかと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ジュリー・テイモアの監督作品だっただけに、今回はとても残念でした。鑑賞後に狐につままれたような感じでしたね。まあ、映画をたくさん鑑賞していると、いろいろな作品に出会うものです。(苦笑)

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