« ホットヨガ(二七〇回目) | トップページ | ガンモ、ミイラになる(6) »

2011.12.13

映画『プリンセス トヨトミ』

ホットヨガ(二七〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。三歳の長男にレジ袋をかぶせて引きずったという母親が殺人未遂で逮捕されたそうですね。私は子育ての経験はありませんが、最近、いろいろな場所で、ご自身の子供さんに対してひどく厳しい口調で叱り付ける母親を目にします。あるときは飲食店で、あるときは仕事帰りの道路で・・・・・・。仕事帰りのことをちょっと書いてみますね。私が自転車に乗って走っていると、狭い道路に小学校低学年くらいの女の子が立っていました。私が自転車でそこを通れないので戸惑っていると、その子のお母さんが私に気付いて、「道を空けなさい! どうして気付かないの? うんたらかんたら」とその女の子をこっぴどく叱りつけたのです。女の子には、ちょっと避けてもらえばいいだけのことだったのに、何故、そんなにも、その女の子の人格を否定するほどまで怒りを込めて叱りつけるのか、私には理解できませんでした。まるで、子供を叱りつけることで、日頃のストレスを発散させているかのようにも見えました。もしも、そのような母親が増えているのだとしたら、これは社会問題だと思いました。

 本作を鑑賞したのは、映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を鑑賞したのと同じ五月二十八日のことである。本作の予告編は、劇場でイヤというほど目にしていて、なかなか面白そうだと感じていたので、鑑賞に踏み切った。

 ところが、実際に鑑賞してみると、「何じゃ、こりゃ?」というような展開に驚いてしまった。おそらく後半は、かなり冷めた感覚で鑑賞していたと思う。ただ、あることが父親から息子へと語り継がれるときの、親子の愛情を強く感じたときには、ほろりと来てしまった。

 団体が税金の無駄遣いをしていないかを調査するために、会計検査院の調査官が、東京からはるばる大阪にやって来た。堤真一さん演じる松平元と綾瀬はるかちゃん演じる鳥居忠子、岡田将生くん演じる旭ゲーンズブールの三人である。三人は、調査を進めて行くうちに、不審な財団法人を見付けてしまい、調査に乗り出すことになる。

 不審な財団法人のある場所のすぐ近くにはお好み焼き屋さんがあり、そこの主人である真田幸一を中井貴一さんが演じている。鳥居は、張り込みという名目のもとに、そのお店でお好み焼きを食べてばかりである。一言で言って、彼女のボケぶりが全開の作品だったと言える。とにかく、本当に食べるのが好きなキャラクターなのだ。それにしても、何故、彼女のように食べるのが好きなキャラクターを綾瀬はるかちゃんのようなスリムな女性が演じたのだろう。もっとふっくらとした女性が演じれば、笑いの質が違って来るからだろうか。ちなみに原作では、鳥居と旭の性別が逆なのだそうだ。

 内容としては、良くもまあ、このような作品を大真面目に作ったものだと、感心というよりも呆れ返ってしまった。確かに大阪は、日本から独立してもいいくらいのパワーを持っている。エスカレータの立ち位置も右側で、テレビやラジオでも当たり前のように大阪弁が流れていて、世の中に倣おうとする気がない。仮にそのような背景があるにしても、後半からの流れはあまりにも受け入れがたいのではないか。

 予告編で、「大阪国総理大臣」と名乗っている真田が主人公なのかと思うのだが、タイトルには「プリンセス」と女性名詞が付いている。一体、誰がプリンセス トヨトミなのか気にしていると、やがて答えがわかる。

 とは言え、彼女がプリンセス トヨトミだとしても、その大切な彼女を守るために、大阪中の人たちが縁の下の力持ち的な存在としてこっそり力を貸しているなんて、絶対に考えられない。何故なら、とてもおしゃべり好きな大阪人は、外に向かってエネルギーを発散させようとするため、プリンセス トヨトミが誰であるかを知ったならば、町中に垂れ幕を飾ったり、町興しをして盛り上がりたがるだろうからだ。終盤の展開に違和感を感じたのは、日頃からそうした大阪の、外に向かって行くエネルギーに当たり前のように触れているからかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 公開前から、劇場で何度も何度も予告編が流れていましたので、かなりの宣伝費が費やされた作品だったと思うのですが、鑑賞された人たちの評価は低いですね。私も、高い評価は付けられません。(苦笑)ただ、父親から息子に語り継がれる話だけは良かったです。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« ホットヨガ(二七〇回目) | トップページ | ガンモ、ミイラになる(6) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/53480209

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『プリンセス トヨトミ』:

« ホットヨガ(二七〇回目) | トップページ | ガンモ、ミイラになる(6) »