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2011.12.06

ガンモ、ミイラになる(4)

スプレキュアという選択(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ファミリーマートで発売されていたスライム肉まんは、大好評のうちに販売を終了したようですね。百万個限定販売だったそうですが、私はとうとうありつくことができませんでした。ファミリーマートを見付ける度に店内を覗いてみたのですが、どこのファミリーマートでも、売られている気配はありませんでしたね。スライム肉まんの宣伝さえも控えめだったように思います。スライムだから、簡単にやっつけられるのではないかと思っていましたが、なかなか競争率が激しかったようです。(苦笑)それでは、ガンモ、ミイラになる(3)の続きを書かせていただきますね。

 後頭部を切開してもらい、中に溜まっている膿が自然に出て来るのを待つようになってからは、毎日のように病院に通うため、ガンモは仕事を休むようになった。有り難いことに、ちょうど仕事を休めるタイミングに当たっていたようだ。

 しかし、ガンモは外科手術を受けてからも、後頭部の痛みを訴え続けていた。既に後頭部が膿で膨らんでしまっていた状態なので、無理もない。その上、後頭部を切開された痛みも加わったので、ガンモは、
「痛い、痛い」
と言っていた。通常の外科手術ならば、処置が終わったあとに縫い合わせてもらえるのだが、ガンモの場合は膿が自然に出て行くのを待つことになったために、切開された後頭部が縫い合わされることもなく、傷口をガーゼで塞いでテープで軽く保護されているだけの状態だったのだ。

 最初のうち、ガンモは自分の髪の毛を洗うのに、傷口にお湯が掛からないようにするために、シャワーで少し濡らして洗う程度だったらしい。しかし、やがてそれだけでは満足しなくなり、徹底的に頭を洗いたくなったようだ。そこで、毎晩、洗面台でガンモの洗髪を私が手伝うことになった。

 初回は、私がガンモの傷口を手で押さえ、傷口にお湯が入らないようにしっかりと保護されているという安心感のもとで、ガンモが自分の頭をゴシゴシとシャンプーした。しかし、次の日からは、試しにガンモが自分の傷口を手で押さえ、私がガンモの頭をゴシゴシとシャンプーすることにすると、しっくり馴染んだ。もともとガンモの専属の床屋である私は、ガンモの髪の毛が伸びて来ると、いつもお風呂場でガンモの髪の毛をカットしているのだが、これまでシャンプーのサービスまでは行っていなかった。その専属の床屋が、今回からガンモにシャンプーのサービスを始めたようなものである。それまで恐る恐る髪の毛を洗っていたガンモは、とても気持ちがいいと言って喜んだ。ガンモの喜びが、ガンモの髪をシャンプーをしている私にまで伝わって来た。

 「幸せ」というものは、普段、当たり前のようにそこに存在しているものの、私たちはそれに気付かないで通り過ぎてしまうようだ。そして、それを失いかけたときに、ようやくその「幸せ」の存在に気付くのだ。ガンモは、髪の毛をゴシゴシ洗えるという「幸せ」を失いかけて、ようやくその当たり前の「幸せ」に気付いたのだった。

 シャンプーを終えたあとは、洗った髪の毛をタオルで拭いたあと、今度は後頭部の傷を保護しているガーゼを取り替える作業を行った。最初のうち、ガンモの頭から出ていた膿を見たときは、かなり衝撃を受けた私だったが、次第に慣れて来ていた。ガンモは毎日のように病院に行き、男性医師や看護師さんがガンモの後頭部のガーゼを取り払った状態を確認してくださっていることで、決して今の状態が悪い状態ではないというのがわかっていたからだ。

 私は、ガンモの後頭部にある髪の毛にまとわりついた医療用のテープとガーゼを慎重に取り外し、薬局で買った新しいガーゼをあてがい、同じく薬局で買った医療用テープで軽く保護した。そして、寝るときは、私が愛用しているバンダナでガーゼの部分を保護して、単にテープで保護しているだけのガーゼがずれないように注意するという毎日が始まったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 仕事を休んで、毎日のように病院に行くというのは、ガンモの人生、始まって以来のことだったようです。このようなことは、私自身にも経験がありませんね。(苦笑)厄年はとっくに終わっているはずなのですが、いろいろなことが起こっているこの一年なので、決して不思議ではないのかもしれません。

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