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2011.12.07

映画『アジャストメント』

ガンモ、ミイラになる(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 公衆無線LAN会社がネットワーク上に流れている利用者のデータを傍受して、twitterなどのユーザアカウント情報を勝手に取得したり、自分たちに利益があるようにアフィリエイト広告の情報を改ざんしたのではないかという疑いが持たれていますね。これは、技術的には可能なことだと思います。この会社は、無料で公衆無線LANを提供していたそうですが、無料であるのをいいことに、このようなことが実施されていたのだとすれば、とても恐ろしいことです。httpsから始まるアドレスを使用してサイトにアクセスすれば、ネットワーク上に流れる情報が暗号化されて大切な個人情報を守ることができますので、どこかのサイトにログインするためにユーザIDやパスワードの情報を送出するときや、Webメールを読むときなどは常に意識されると良いと思います。

 本作を鑑賞したのは、五月二十七日のことである。鑑賞してから既に半年以上が経過しているわけだが、例えそのような状況であったとしても、心にしっかりと残っている作品はある。しかし、どうやら私にとっての本作は、そのような作品ではなかったようだ。

 とは言え、人々の運命が「アジャストメント・ビューロー(運命調整局)」によって操られているという設定は、なかなか面白い。精神世界の観点から言えば、私たちは転生と転生の間にある中間世と呼ばれる時期に、次の転生でどのような目的を達成するかの計画を立てているようだが、本作では、帽子をかぶった運命調査局の人たちが、運命で決められた以外の道に進み始めると、慌てて修正しようとしている。

 そんな運命のからくりを知ってしまった者にしてみれば、自分の思い通りにことが運ばないとき、運命調整局に強く反発したい気持ちも生まれることだろう。本作は、そのようにして運命調整局に強く反発しようとする行為を、一組の男女の愛を通して描き出そうとしている。

 愛し合う男女とは、マット・デイモン演じる上院議員候補のデヴィッド・ノリスと、エミリー・ブラント演じるエリースである。二人は出会い、やがて恋に落ちるのだが、運命調整局は、二人がその恋を継続させるようには計画していなかった。運命調整局が、決められた運命通りに二人を別れさせようとしていることに気付いたノリスは、何とか自分たちの恋を継続させようと強く反発する。

 本作の中で、愛し合う二人は、運命に逆らいながらも熱烈に愛し合うという設定だったのだが、演じているのがマット・デイモンとエミリー・ブラントということで、男女の組み合わせとしてどこかアンバランスなものを感じてしまった。いや、アンバランスというよりも、本当は二人が映画の設定ほど強く引き合っていないのがスクリーンを通じて伝わって来てしまった。私から見ると、二人は、熱烈に愛し合う男女にはとても見えなかったのである。

 二人がこんなにも惹かれ合うのは、過去に二回も、結ばれそうで結ばれなかったという転生があるからだという設定は良かったのだが、そこでスピリチュアルな展開にはならずに、ふたりの愛の強さだけが前面に打ち出されていた。視点はとてもユニークなのだから、二人が真剣に愛し合っている雰囲気がスクリーンを通じて伝わって来たならば、本作を鑑賞された方たちの評価ももう少し高かったのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m マット・デイモンとエミリー・ブラントは、愛し合う男女という感じではなかったですね。制作者の意図は別にして、私には、二人が愛し合う男女として見られなかったために、運命調整局が決めた運命ではなく、自分たち(役者としての二人)が決めた運命に無理に従おうとしているように見えてしまいました。

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