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2011.12.09

ガンモ、ミイラになる(5)

ホットヨガ(二六九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本格的な寒さがやって来ましたね。とうとう私も、ガンモに「マタギ」と言われた半袖のフェイクファーのジャケットを通勤時に着用するようになりました。いつもはひざ掛けを持ち歩いているのですが、フェイクファーのジャケットを脱げばひざ掛けになるので、ひざ掛けを持ち歩かなくても良くなりました。ただ、本格的な寒さがやって来たとは言え、私にはやはり暑いので、実際はマタギのジャケットを羽織らずに、手に持って歩くことのほうが多いようです。(苦笑)それでは、ガンモ、ミイラになる(4)の続きを書かせていただきます。

 まだ皆さんにご紹介していなかったのだが、ガンモがぬいぐるみになったり、後頭部の痛みを訴えてミイラになりかけているのは、アテロームという病気のためである。

 後頭部を切開して自然に膿を出すようにしてから数日経った頃、ガンモは背中の傷みを訴え始めた。ガンモは切り開かれた後頭部を保護するために、いつものように仰向けには寝ずに、しばらく横向きに寝ていたので、慣れない姿勢で寝違えてしまったのではないかと最初は思っていた。そのため、ガンモに頼まれて、筋肉痛を緩和させる市販の塗り薬を背中に塗ってみたりもしたのだが、ガンモの背中の痛みは一向に取れなかった。ただ、痛いと言うガンモの背中には、虫にさされたときのような赤い傷あとのようなものがいくつかあるのを確認した。

 寝違えたにしては痛過ぎる痛みを抱えていたガンモは、背中の痛みについて、インターネットでいろいろ調べたようだ。そして、
「もしかすると、帯状疱疹(たいじょうほうしん)かもしれない」
と私に言った。その頃、ガンモは、アテロームの治療のために、ほとんど毎日のように病院通いをしていたので、私は、
「せっかくお医者さんに診てもらってるんだから、背中の痛みも一緒に診てもらったら?」
と提案した。

 その日も平日で、私は仕事に出掛けていたのだが、病院で診察を受けたガンモから報告のメールが届いた。それによると、やはり背中の痛みは帯状疱疹と診断されたそうだ。その日は、いつもの男性医師の診察日ではなかったので、別の医師が帯状疱疹の飲み薬を処方してくださったそうだが、何と、一日に五回も服用しなければならず、その上、たった四日分だったというのに、薬代がひどく高価だったらしい。

 ひとまず病名がわかり、ほっとしたものの、実家の両親にガンモが帯状疱疹であることを話すと、ひどく心配されてしまった。というのも、私の父も母も、過去に帯状疱疹を体験していて、その大変さを知っていたからだ。特に母からは、
「帯状疱疹を侮ってはいけない」
と何度も釘を刺された。

 母曰く、背中や胸にできる帯状疱疹は、身体の片側にのみ、お坊さんが袈裟をかけたように現れるらしい。強い痛みを伴い、患部が服にこすれると痛くなるので、ガーゼで患部を覆うよう保護すれば、痛みを軽減できると教えてくれた。そこで私は、大きめのガーゼとともに、日々、後頭部のガーゼを取り替えるための消毒液なども一緒に薬局で購入して来た。

 帯状疱疹と診断された翌日は、ガンモのアテロームを診察してくださっている男性医師の診察日だったので、ガンモはアテロームとともに帯状疱疹も診ていただいたそうだ。男性医師は、アテロームを診察するときよりも、帯状疱疹を診察するときのほうが険しい表情だったそうだ。しかし、男性医師は、そのときになって初めて、ガンモの後頭部にできているアテロームに関して、
「この先、手術で頭の中の袋を取り出すとなると、すぐ下に静脈が走っているので、なかなか難しい」
と言われたそうだ。

 もともと、後頭部を切開していただいたのは、ガンモの訴えた痛みに緊急対処するためで、自然に膿が出てしまうのを待つのが目的だった。そして、膿が出てしまったあとは、やはり頭の中にある袋を取り出す外科手術が行われるらしいのだ。そうしなければ、再びその袋の中に膿が溜まってしまうようだ。しかし、その外科手術を行うには、静脈を避ける高度な技術が必要ということらしい。

 実は、この頃、ガンモのアテロームや帯状疱疹とは別に、「ガンまる日記」には書いていない大きな心配ごとも浮上していて、私の頭の中はいくつもの心配ごとでいっぱいいっぱいだった。いやはや本当に、東日本大震災が起こってしまうほどの年にはいろいろあるものだと思った。そんな厳しい状況にあっても、何とか希望を持って前に進んで行きたいと思う毎日だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ぼーっとしていると、毎日は瞬く間に過ぎて行ってしまうのですが、感情をそこに落とし込むことのより、過ぎて行く時間の速さよりも、その中身に注目できるようになりますね。そして、自分自身がそのようなモードに切り替わると、人との付き合い方も変わって来るような気がします。

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