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2011.11.16

映画『ガリバー旅行記』

ガンモ、ぬいぐるみになる(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。風邪が流行っているようですね。かういう私も、何だか体温調節がうまく行かず、風邪の初期症状が出ています。鼻水や咳が少し出ているというのに、半袖で過ごさなければ暑いので、いつもよりも長引いてしまいそうな気がしています。皆さんも、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 本作を鑑賞したのは、五月十六日のことである。字幕版を鑑賞したかったのだが、スケジュールの都合により、日本語吹替版で鑑賞することになった。本作もまた、映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』と同様、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用して鑑賞した作品である。

 本作は公開当時、いくぶん話題には昇っていたものの、作品の評価としてはそれほど高くはなかった。そのため、最初から感情を抑えて鑑賞したことがプラスに転んだのか、世間で酷評されているほど酷い作品ではなかったように思う。

 ストーリーについては、子供の頃から慣れ親しんでいるはずなので、人々が本作の中に何かを求めるとしたら、それは意外性だろうと思う。その点、本作は現代風にアレンジされているので、意外性については充分楽しめたのではないだろうか。

 とは言え、私自身の率直な感想を書かせていただくならば、ガリバーを演じていたのがジャック・ブラックだったことで、作品全体が大人向けのちょっぴり下品なコメディーのような雰囲気を帯びてしまったことが少し残念ではある。ジャック・ブラックは、私の中では、若かりし頃の西田敏行さんといったところで、シリアスな役柄が向かない役者さんだと思うのだ。もちろん、お年を召されてからの西田敏行さんは、シリアスな役も難なくこなしていらっしゃるのだが、まだお若かった頃は、シリアスな演技よりも、笑いを取る演技に転んでしまっていたように思う。ジャック・ブラックのキャラクターにも、そのような傾向がある。だから、彼の演じるニューヨークの新聞社で郵便係として働いていたガリバーが、憧れの旅行記者ダーシーから、バミューダ・トライアングルに関する記事を書くように言われたときに、インターネットから記事を盗作するという大胆な行為に及んでしまうのだろう。つまり、自分の力を出し切らずに、浅いところに解決を求めてしまったのだ。

 バミューダ・トライアングルについては、私が子供の頃から、船が遭難して消えてしまう海域として有名だった。ガリバーが迷い込んだのも、ちょうどそのあたりだったようだ。

 遭難したガリバーが目覚めたとき、そこはリリパット王国という小人の国で、ガリバーは最初、罪人として捕らえられるのだが、のちにリリパット王国の危機を救ったということで優遇されるようになる。その危機の救い方が、何とも下品ではあるのだが・・・・・・。

 本作の中に、何か真剣なものを求めようとするならば、リリパット王国の王女に恋する男の気持ちだろう。しかし、王女には婚約者がいて・・・・・・。全体的に小さくても、人間関係は他の国と同様に、ちょっぴり複雑なリリパット王国なのである。

 興ざめしてしまったのは、ガリバーと、彼の想い人のダーシーとの再会のシーンである。正直言って、いくら何でもそれは確率的には有り得ないだろうという展開だった。しかも、しばらく離ればなれになっている間に、ガリバーの恋が勝手に成長してしまっているという点もいただけない。ガリバーがバミューダ・トライアングルに出掛ける前から、そのような兆候があったのならまだしも、まったくそのような素振りを見せてはいなかったというのに、まさしく急展開なのだ。

 その昔、『ガリバー旅行記』は子供向けの物語だった。しかし、本作の公開により、『ガリバー旅行記』は大人向けのちょっぴり下品な物語に生まれ変わってしまった。ひょっとすると、そんな感想を抱いてしまう人たちも少なくはないかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こうして振り返ってみると、確かに酷評されている理由もわかるような気がしますね。少なくとも、子供さん向けではないような気がします。

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» ■映画『ガリバー旅行記』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
巨大化したジャック・ブラックが小人たちが暮らす中世風の“リリパット王国”に流れ着き、リリパットの人たちを変えていく映画『ガリバー旅行記』。 ジャック・ブラックらしい映画愛やロック愛に満ちた本作。 ただ、今の状況で観ると、いわゆる“アメリカの傲慢”的なものを感... [続きを読む]

受信: 2011.11.25 04:02

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