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2011.11.30

ガンモ、ミイラになる(3)

ホットヨガ(二六八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳りません。今、私の周りでは、いろいろなことが同時進行で起こっていて、「ガンまる日記」を書けるような状態ではないのですが、何とか書いて行きますね。それでは、ガンモ、ミイラになる(2)の続きを書かせていただきます。

 病院で診てもらってからも、ガンモは後頭部の不調を訴え続けた。仕事には何とか出掛けていたのだが、仕事中もときどき「痛い」というメールが届き、帰宅しても痛いと言っていた。のたうち回るほどの痛みではなかったのが、不幸中の幸いである。ガンモはそのまま痛みを我慢し続け、炎症が治まるのを待った。炎症が収まらなければ、外科手術ができないためである。

 しかし、炎症が治まるよりも以前に、ガンモはどうにもこうにも痛みを我慢することができなくなり、その日は仕事の待機要員だったにもかかわらず、翌週の土曜日に再び病院に行った。

 ガンモとしては、単にそこで外科手術の予約をするだけのつもりだったため、私が、
「一緒に病院に行こうか?」
と尋ねても、
「いや、いい」
と言って、私の申し出を断った。そのため、私は予定通り、予約していたホットヨガのレッスンに出掛けたのだった。

 ところが、ホットヨガのレッスンを終えてお昼過ぎにガンモに電話を掛けてみると、ガンモは電話に出なかった。土曜日の病院は、お昼までの診察のはずなので、一体どうしたのだろうと心配していると、しばらく経って、ガンモからメールが届いた。どうやら、今は診察待ちをしている状態らしかった。届いたメールに対し、エールを送ってしばらくすると、再びガンモから、以下のようなメールが届いた。

今から切開して膿を出す(>_<)

 ええっ!? 私はとにかく驚いた。そのとき私はホットヨガのレッスンを終えて、お気に入りの場所で昼食をとっていたのだが、このままガンモのいる病院へ駆け付けたほうがいいのだろうかとも思った。後頭部を切開するなど、私にはとても恐ろしいことのように思えたからだ。しかし、私が食事をしていたのはホットヨガ梅田店のすぐ近くにあるお店だったため、ガンモのいる病院までは一時間以上掛かってしまう。そこで私はガンモからの連絡を根気強く待つことにした。

 ガンモから電話が掛かって来たのは、それから一時間以上、経ってからのことだった。どうやら、外科手術は無事に終わったらしい。今回も、男性医師が外科手術を担当してくださったという。ただ、前回と異なっているのは、腕の外科手術のときは、一回の手術で中のものをすべて取り出してくださったのに対し、今回の後頭部の外科手術では、膿が自然に出て来るのを待つことになるのだそうだ。

 どうやら、ガンモの後頭部には膿を溜め込む袋があり、既にその袋の中から膿が出てしまっていたため、そのような処置を取ることになってしまったのだという。もしもすべての膿が袋の中に収まっている状態であれば、膿を袋ごと取り出す外科手術が行えるという。すなわち、袋の外に出ている膿がすべて身体の外に出て行くのを待ってから、再び切開して、袋ごと取り出すことになるらしいのだ。

 何はともあれ、無事に外科手術を終えたと聞いて、私はほっとした。帰宅してからガンモの後頭部を見ると、白いガーゼが医療用テープで止められていた。外科手術のあと、男性医師は、ガンモの頭をミイラのようにぐるぐる巻きにしようと考えたようだが、看護師さんがそれに反対してくださり、ガンモはミイラになるのを何とか免れたと言う。

 ガンモは私に、
「明日、ガーゼを取り替えて欲しい」
と言った。ガーゼに膿が出て来ているはずなので、そのガーゼを取り替える必要があるのだそうだ。自分では見えない後頭部なので、もしもガーゼを取り替えてくれる人がいなければ、ガンモが診ていただいている病院は救急病院なので、日曜日でも当直の医師らが対応してくださるという。しかしガンモは、私にガーゼを取り替えてもらうつもりで、
「大丈夫です(ガーゼを取り替えてくれる人はいます)」
と答えたそうだ。

 そして、その翌日、ガンモの後頭部のガーゼを固定しているテープを剥がし、ガーゼを取り替えようとしたところ、そこには信じられない光景が広がっていた。えっ!? これは・・・・・・。切開されたガンモの後頭部からは、しめじのようなものが出ていたのだった。

 ガンモが詳しい状況を知りたがったので、私はガンモの携帯電話でガンモの後頭部を撮影した。撮影する手が震えていたのは言うまでもない。ガンモもやはり、携帯電話に写った画像を見て、言葉を失っていた。そして、ようやく、
「俺の頭は、こんな状態になっていたのか!」
という驚きの言葉を発した。

 それから私たちは、
「怖い、怖い」
と言いながら、何とかガーゼを取り替えたのだった。私としては、ガンモの頭の中から水分を含んだしめじのようなものが出て来ているというのに、ガンモが普通に話をしているのが不思議なくらいだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 二〇一一年は、私たちの周りで本当にいろいろなことが起こりました。ガンモは身体の中の膿を出しているのですから、きっと来年は実生活でも膿を出し切って、いい年になるでしょうか。

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