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2011.11.13

映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』

ホットヨガ(二六五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。そろそろ年賀状の季節ですね。今回は喪中ハガキを用意しなければならないのですが、まだ手付かずの状態です。日頃から交流がある人たちならば、事情をご存知なので、例え喪中ハガキの発送が遅れたとしても、それなりに対処してくださるかもしれませんが、中には年に一回、年賀状を交わすだけの人たちもいますので、できるだけ早めに送付しなければと思っています。とは言え、なかなかまとまった時間が取れないのが現状でありますね。

 本作を鑑賞したのは、五月十五日のことである。普段、好んで鑑賞している作品からはあまりにもかけ離れてしまっているため、本作を鑑賞することに対し、最初からあまり積極的な気持ちにはなれなかったのだが、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを有効活用するために、思い切って鑑賞することにした。実際に鑑賞してみると、本作の中に登場する漫画家の赤塚不二夫さんの高いテンションにどうしてもついて行けず、最後まで鑑賞するのがかなり辛い状態に陥ってしまった。

 本作は、赤塚不二夫さんと小学館の担当編集者である武居俊樹さんとの関わりを描いた作品である。実際の武居俊樹さんは男性なのだが、本作では武田初美という女性担当編集者にアレンジされ、その役を堀北真希ちゃんが演じている。おそらく本作は、新入社員の武田初美が赤塚不二夫さんの担当編集者になり、これまでガチガチに固かったキャラクターが次第に緩くなって行くさまを描いた作品なのだと思う。堀北真希ちゃんとしては、これまでのイメージとはまったく異なるキャラクターを演じることになったとは思うのだが、やはりもともと彼女が持つ固いキャラクターは、浅野忠信さん演じるふにゃふにゃした赤塚不二夫さんのキャラクターとの距離を感じさせた。

 いやはや、赤塚不二夫さんの見事なまでのはちゃめちゃぶりは、本当にこのようなことがあったのだろうかと驚いてしまうほどだった。何しろ、毎日のようにスタッフを連れて飲み歩き、馬鹿なことばかりやって騒いでいるのだから・・・・・・。ギャグ漫画が売れるというのはこういうことなのだろうかと半ば呆れてしまうとともに、これが、赤塚不二夫さんが数々のギャグを生み出すために保っていたテンションなのかと驚きを隠し切れなかった。確かに、ギャグ漫画を描くには、普段から自分自身でギャグを口にすることも大切だとは思うのだが、果たしてこの高いテンションを持続させて、赤塚不二夫さんご自身が疲れなかったのだろうかと疑問に思ってしまったのだ。私なら、いつかそのような自分に嫌気がさしてしまうような気がする。何故なら、私自身がもっと深いところで人と繋がりたいと思うからだ。

 歌にも演歌やロックがあるように、漫画にもシリアスなものからギャグまで様々な分野がある。その中でも赤塚不二夫さんは、シリアスなものを選ばずに、ギャグを選び続けた人なのだろう。お母さまが何よりも大切で、その次に大切なのが妻であり、武田初美は赤塚不二夫さんにとっては三番目の女性として描かれていた。実際には武田初美は男性だったので、このようなことは起こり得なかったとしても、赤塚不二夫さんの編集担当者として、公私ともに関わり続けていたことがうかがえる。

 私にとっては、赤塚不二夫さんの生き方に共感したり、エールを送りたくなったというよりも、もう少し自分を大切にしてあげることを説教したくなった作品である。あれほど酒びたりになっていた赤塚不二夫さんは、一体何から逃げ回っていたのだろう? 彼の本気の感情を見たのは、いしだあゆみさん演じる彼のお母さまが亡くなられたときだけだったように思う。もしも実生活において、自分の本気の感情を表現する場がなかったのだとしたら、ギャグの世界に逃げ込んでしまっても仕方がないと思うしかないのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とても残念な作品に思えたので、かなり辛口のレビューを書かせていただきました。ギャグ漫画を産み出す漫画家は、日常生活においてもギャグを連発し続けていました。赤塚不二夫さんの仕事を手伝っていた人たちも、ずっと彼に同調し続けていたのでしょうか。私には、本気の感情を表現しないまま生きることは、遠回りをしているように思えて仕方がありませんでした。

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