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2011.11.17

ガンモ、ぬいぐるみになる(3)

映画『ガリバー旅行記』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末の忙しい時期に指しかかりましたね。ようやく私も郵便局で喪中ハガキに使えるというハガキを購入して来ました。この週末のうちに用意して、発送できればと思っています。そんな忙しい時期なので、貴重な時間をできる限り有効活用したいと思っています。それでは、ガンモ、ぬいぐるみになる(2)の続きを書かせていただきます。

 ガンモは外科手術の翌日に消毒をしてもらってからは、抜糸までの間、お風呂に入ったあとに、自分で消毒をするようになった。外科手術を受けたガンモの腕を見せてもらったところ、そこには黒い医療用の糸で、ブラックジャックのような大きな縫い目があった。ガンモは自分で、
「俺、ぬいぐるみなの」
と言った。確かに手術痕を縫い合わせているところが、ちょうどぬいぐるみのようになっている。私は、
「中のスポンジが出ないように、縫い合わせてるんだね」
などと言った。

 自宅ではまめに消毒を続けてはいたものの、やはり慣れないせいか、一泊旅行に出掛けたときに、消毒セットや化膿止めの薬を丸ごと自宅に忘れてしまうという事態も発生した。そのときは、たまたま私が持ち歩いていたピアスの消毒セットが役に立った。普段から、「三日分の食料が入っているので、遭難しても生き延びられるのではないか」などと噂されている私のリュックの中には、「もしも」のときのために役立つものがたくさん詰まっている。その中の一つに、小さな容器の中に小分けした消毒液が入っているのだ。

 時々傷口が痛むと言っていたものの、ガンモはいよいよ抜糸のときを迎えた。週末に仕事に出掛けて行くことの多いガンモは、平日に代休を取っているので、病院には通い易い。抜糸を終えたガンモは、仕事中の私に電話を掛けて来て、開口一番にこう言った。
「いやあ、あの先生、笑わせてくれるわ」

 ガンモ曰く、お茶目な男性医師は抜糸のあと、
「もしもまだ糸が残っていたら、自分で取ってしまってください」
とおっしゃったそうだ。ガンモは、男性医師のアバウトな対処に笑っていた。

 仕事から帰宅したあと、ガンモに抜糸を終えた腕を見せてもらうと、糸はきれいに取れていた。私はガンモに、
「もう、ぬいぐるみではなくなったんだね」
と言った。

 やがて傷口も塞がり、ガンモはぬいぐるみから人間に戻ったわけだが、正直言うと、この先も同じことを繰り返すことになるのだろうかと、少し不安になる。本来ならば、私たちが自身が身体に不要なものを、いつでも身体の外に排出できるような身体作りをして行かなければならないはずである。しかし、こうした外科的手術が行われているために、私たちはついついこの状況に甘えてしまう。子宮筋腫の手術も然りである。具体的に、日頃からどのようなことに気をつければこうしたことの繰り返しにならないのかを、病院の医師が教えてくれることはないのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 身体に不要なものを自分の力で外に排出できるということは、実は身体にとって、とても大切なことなんですよね。しかし、現代人は、食べ過ぎなどの理由から、こうした排出の機能が間に合わなくなってしまっているのかもしれません。そのような状態に対し、身体にとって不要なものを外科手術で取り除いてしまえば、身体はいよいよ本来の能力を発揮できなくなってしまうような気がします。何はともあれ、ガンモの身体の中から不要なものが除去されたことは良かったとは思っていますが、これが根本解決ではないと私は思っています。

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