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2011年11月

2011.11.30

ガンモ、ミイラになる(3)

ホットヨガ(二六八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳りません。今、私の周りでは、いろいろなことが同時進行で起こっていて、「ガンまる日記」を書けるような状態ではないのですが、何とか書いて行きますね。それでは、ガンモ、ミイラになる(2)の続きを書かせていただきます。

 病院で診てもらってからも、ガンモは後頭部の不調を訴え続けた。仕事には何とか出掛けていたのだが、仕事中もときどき「痛い」というメールが届き、帰宅しても痛いと言っていた。のたうち回るほどの痛みではなかったのが、不幸中の幸いである。ガンモはそのまま痛みを我慢し続け、炎症が治まるのを待った。炎症が収まらなければ、外科手術ができないためである。

 しかし、炎症が治まるよりも以前に、ガンモはどうにもこうにも痛みを我慢することができなくなり、その日は仕事の待機要員だったにもかかわらず、翌週の土曜日に再び病院に行った。

 ガンモとしては、単にそこで外科手術の予約をするだけのつもりだったため、私が、
「一緒に病院に行こうか?」
と尋ねても、
「いや、いい」
と言って、私の申し出を断った。そのため、私は予定通り、予約していたホットヨガのレッスンに出掛けたのだった。

 ところが、ホットヨガのレッスンを終えてお昼過ぎにガンモに電話を掛けてみると、ガンモは電話に出なかった。土曜日の病院は、お昼までの診察のはずなので、一体どうしたのだろうと心配していると、しばらく経って、ガンモからメールが届いた。どうやら、今は診察待ちをしている状態らしかった。届いたメールに対し、エールを送ってしばらくすると、再びガンモから、以下のようなメールが届いた。

今から切開して膿を出す(>_<)

 ええっ!? 私はとにかく驚いた。そのとき私はホットヨガのレッスンを終えて、お気に入りの場所で昼食をとっていたのだが、このままガンモのいる病院へ駆け付けたほうがいいのだろうかとも思った。後頭部を切開するなど、私にはとても恐ろしいことのように思えたからだ。しかし、私が食事をしていたのはホットヨガ梅田店のすぐ近くにあるお店だったため、ガンモのいる病院までは一時間以上掛かってしまう。そこで私はガンモからの連絡を根気強く待つことにした。

 ガンモから電話が掛かって来たのは、それから一時間以上、経ってからのことだった。どうやら、外科手術は無事に終わったらしい。今回も、男性医師が外科手術を担当してくださったという。ただ、前回と異なっているのは、腕の外科手術のときは、一回の手術で中のものをすべて取り出してくださったのに対し、今回の後頭部の外科手術では、膿が自然に出て来るのを待つことになるのだそうだ。

 どうやら、ガンモの後頭部には膿を溜め込む袋があり、既にその袋の中から膿が出てしまっていたため、そのような処置を取ることになってしまったのだという。もしもすべての膿が袋の中に収まっている状態であれば、膿を袋ごと取り出す外科手術が行えるという。すなわち、袋の外に出ている膿がすべて身体の外に出て行くのを待ってから、再び切開して、袋ごと取り出すことになるらしいのだ。

 何はともあれ、無事に外科手術を終えたと聞いて、私はほっとした。帰宅してからガンモの後頭部を見ると、白いガーゼが医療用テープで止められていた。外科手術のあと、男性医師は、ガンモの頭をミイラのようにぐるぐる巻きにしようと考えたようだが、看護師さんがそれに反対してくださり、ガンモはミイラになるのを何とか免れたと言う。

 ガンモは私に、
「明日、ガーゼを取り替えて欲しい」
と言った。ガーゼに膿が出て来ているはずなので、そのガーゼを取り替える必要があるのだそうだ。自分では見えない後頭部なので、もしもガーゼを取り替えてくれる人がいなければ、ガンモが診ていただいている病院は救急病院なので、日曜日でも当直の医師らが対応してくださるという。しかしガンモは、私にガーゼを取り替えてもらうつもりで、
「大丈夫です(ガーゼを取り替えてくれる人はいます)」
と答えたそうだ。

 そして、その翌日、ガンモの後頭部のガーゼを固定しているテープを剥がし、ガーゼを取り替えようとしたところ、そこには信じられない光景が広がっていた。えっ!? これは・・・・・・。切開されたガンモの後頭部からは、しめじのようなものが出ていたのだった。

 ガンモが詳しい状況を知りたがったので、私はガンモの携帯電話でガンモの後頭部を撮影した。撮影する手が震えていたのは言うまでもない。ガンモもやはり、携帯電話に写った画像を見て、言葉を失っていた。そして、ようやく、
「俺の頭は、こんな状態になっていたのか!」
という驚きの言葉を発した。

 それから私たちは、
「怖い、怖い」
と言いながら、何とかガーゼを取り替えたのだった。私としては、ガンモの頭の中から水分を含んだしめじのようなものが出て来ているというのに、ガンモが普通に話をしているのが不思議なくらいだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 二〇一一年は、私たちの周りで本当にいろいろなことが起こりました。ガンモは身体の中の膿を出しているのですから、きっと来年は実生活でも膿を出し切って、いい年になるでしょうか。

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2011.11.29

ホットヨガ(二六八回目)

映画『戦火のナージャ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 発言小町のブラジャーの洗濯というトピックを見て驚きました。私は、「ブラジャーは毎日洗濯派!」ですが、このような方もいらっしゃるんですね。ブラジャーをとても大事にされているように見受けられたので、バストの形が崩れない高価なワイヤー入りブラジャーを愛用されているのではないかと推測してしまいましたが、乳がんの予防のためにはワイヤー入りのブラジャーを使用しないほうがいいと思いますよ。

 十一月二十六日土曜日は、ホットヨガの梅田店のスタジオで六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。

 家を出るのが遅くなってしまい、またしてもレッスンに遅刻してしまった。いつも、出掛ける直前まで「ガンまる日記」の下書きを書いているため、ついつい切り上げるのが遅くなってしまうのだ。しかも、お気に入りのお酒も扱っているコンビニエンスストアでまたしても気になるグッズを発掘してしまい、店頭にあったサンプル品をレジに持ち込んだめか、お店の奥から商品を出してもらう羽目になり、更に遅くなってしまった。

 梅田店のスタジオに着くと、私は直ちに高濃度水素水を購入した。しかし、持参したペットボトルが凹んでいたためか、サーバーから出て来た水が少し入り切らずにこぼれてしまった。こぼれた水を拭い、大急ぎで着替えを済ませ、レッスンが行われているスタジオへと向かった。

 レッスンを担当してくださったのは、とても好感の持てるインストラクターだった。導き方がとてもうまい。今回のレッスンの参加者は二十名で、男性会員はゼロだった。

 リュープリンやスプレキュアの注射のおかげで、私の筋腫は確実に小さくなっているようで、これまでお腹が大き過ぎて取れなかった賢者のポーズがもう少しで完成しそうでうれしかった。他のポーズも、これまでよりも深くなっていることに気が付いた。お腹の障害物が小さくなっているので、前屈をするのが以前よりも楽になっているのだ。

 また、インストラクターがスタジオの換気を心掛けてくださったおかげで、スタジオの中ほどにあるヨガマットに腰を下ろしてレッスンを受けていたにもかかわらず、レッスン中に暑苦しさを感じることもなかったので、一度もスタジオの外に出ることなく最後までレッスンを受けることができた。今回ほど、お腹が小さくなっていることを実感したレッスンはなかった。高濃度水素水のおかげで汗もほどほどに掻き、大満足のレッスンだった。

 ただ、受付で受け取ったフェイスタオルが破れていたのが少し気になった。良く見ると、いつも使用しているフェイスタオルと色も肌触りも違っていた。インストラクターがヨガマットの上に敷いて使用しているバスタオルが破れていることが多いことから、おそらくすべてのタオル類はスタッフ用と会員用に分けて管理されているものと思われる。しかし、受付で受け取ったフェイスタオルが破れていたということは、スタッフ用のフェイスタオルが会員用のフェイスタオルの中に紛れ込んでしまっていたのではないだろうか。とは言え、破れていてもほど良く使い込まれている上に、肌触りも良かったので良しとしよう。

 レッスンを終えてシャワーを浴びたあと、受付にロッカーの鍵を返しに行くと、年末恒例の宝くじをいただいた。宝くじと言っても、年末ジャンボ宝くじではなく、私の通っているホットヨガのスタジオの各支店で指定期間中にレッスンを受けると五枚もらえる宝くじである。いろいろな景品が当たるので、毎回、楽しみなのだ。

 宝くじを受け取り、いざ、梅田店のスタジオをあとにしようとしたところ、入口に脱いでおいたはずのムートンブーツが見当たらなかった。冬になると、私はムートンブーツを愛用しているのだが、梅田店のスタジオでは、ブーツを履いている人は、ブーツをシューズ袋に入れてロッカーに持ち込まずに、入口に脱いだままにしているのだ。ところが、そのムートンブーツが見当たらない。

 見ると、受付の横のほうにスタッフルームに通じる扉があり、そこが少し開いていたので、受付のスタッフに、
「ブーツはあそこにあるのですか?」
と尋ねてみた。すると、スタッフは、
「申し訳ありません。ブーツはそちらに移動させていただきました」
と笑顔で案内された。やはり、ブーツは私が思っていた通りの場所へと移動されていた。冬になると、ブーツを履いてレッスンに通われる方が多くなるため、入口に脱ぎっぱなしにしておくと、場所を取ってしまうのだろう。私は、旅館に泊まったときのような気持ちで、たくさんのブーツが待避された場所から自分のムートンブーツを探し出し、それを履いて梅田店をあとにしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ブーツを入口に脱いだままにしてもいいのは、梅田店だけですね。他の支店では、大きめのシューズ袋に何とか納めて、ロッカーに持ち込むようになっています。とは言え、中にはワイヤー入りブラジャーのように、ブーツの形を保っておきたい方もいらっしゃるので、ときどきロッカーの上に長いブーツが置かれていたりします。私も、ロッカーに入り切らない荷物は、いつもロッカーの上に置いています。

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2011.11.28

映画『戦火のナージャ』

ガンモ、ミイラになる(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ここのところ、ずいぶん暖かいですね。おかげで私は、「マタギ」になるチャンスを失っています。(苦笑)それでも、また急に寒くなると、体調を崩される方が出て来ると思います。気温と女性ホルモンは、何だか似ていますね。

 本作を鑑賞したのは、五月二十一日のことである。公開前から映画館で予告編を何度も観ていて、楽しみに鑑賞したのだが、創り手のエネルギーを強く感じられる作品であったにもかかわらず、私にはとても難解な作品だった。

 特にわかりにくかったのが、人間関係である。元陸軍大佐のコトフは、スターリンに背いた罪で処刑されたことになっていたのだが、実際は生き延びていた。スターリンは、コトフがまだ生きているのではないかと推測し、ドミートリ大佐にその調査を依頼するのだが、ドミートリ大佐は、コトフの妻のマルーシャと娘のナージャをかくまっている。そして、どういうわけか、ドミートリ大佐とマルーシャは恋愛関係にあるように見える。あとから映画サイトの解説を読んで知ったことだが、二人はかつて恋人関係にあったものの、コトフの巧妙な策略によって別れさせられたとドミートリ大佐が思っていたために、スターリンに背いた罪でコトフを連行したらしい。鑑賞していると、どうもそのあたりの事情がわかりにくかった。

 本作は、ロシア映画史上最大の制作費が投入された作品と言われているだけに、確かにリアルで激しい戦闘シーンなどにたくさんの制作費が費やされていると感じる。本作は、ロシアとドイツが戦争をしている時代の物語なのだ。

 ただ、私がかつて絶賛したリメイク版の映画『12人の怒れる男』でメガホンを取ったニキータ・ミハルコフ監督の作品であるだけに、もっと深いものが隠されていそうだと期待してしまう。リメイク版の映画『12人の怒れる男』がほとんど一つの建物の中だけで繰り広げられる人間模様を描き出した作品であるのに対し、本作は派手な戦闘シーンを含む壮大なスケールの作品の中で、やや複雑な人間関係を描き出している。それだけに、限られた空間の中で繰り広げられる人間模様にはならずに、人間関係までもが拡散してしまったようにも思える。何よりも、東日本大震災からそれほど時間の経っていない日本において、本作を鑑賞された方たちの中には、建物が崩れたりたくさんの人たちが亡くなったりするシーンを受け入れられない人たちも多かったのではないだろうか。

 そして、何と言っても気になるのはラストシーンである。これはちょっと共感できない。女性経験のない兵士が死を迎えつつあるとして、彼が心置きなく肉体を去って行けるように、何か手助けができるのだとしたら、欲望よりも愛を教えるべきだったのではないだろうか。私にはそれが残念に思えてしまったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 壮大なスケールで描かれた作品ではありますが、やや難解なところがありましたね。実は、本作に登場するコトフを演じているのは、本作でメガホンを取っているニキータ・ミハルコフ監督自身であり、また、彼の娘であるナージャを演じているのは、ニキータ・ミハルコフ監督の実の娘であるナージャ・ミハルコフだそうです。どうやら本作はニキータ・ミハルコフ監督の前作の続編という位置付けのようですが、私はその前作を鑑賞していませんでした。人間関係を把握し直した上でもう一度鑑賞してみると、また違った感想を抱けるのかもしれません。

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2011.11.27

ガンモ、ミイラになる(2)

ガンモ、ミイラになる(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 少し前に風邪気味だったので、マスクを着用していたのですが、風邪が良くなったというのに、マスクを手放せなくなってしまいました。空気が乾燥しているせいか、自分の息で喉が潤って気持ちがいいのです。そのため、今後の風邪の予防のためにも、マスクを着用し続けることになりそうです。ああ、私も日本人ですね。(苦笑)

 診察室でどんな会話がなされているのか心配しながら、しばらく診察室の外にある待合所で待っていると、ガンモは思いのほか早く、診察室から出て来た。男性医師曰く、痛みがあるということは、中で炎症が起こっているということなのだという。もちろん、外科手術によって取り除いたほうがいいのだが、炎症が起こっているうちは外科手術ができないので、抗生物質と痛み止めを処方していただいたそうだ。すなわち、外科手術は炎症が治まってからということになったという。

 その後、会計を済ませて、処方箋を受け取るために保険調剤薬局に向かおうとしたのだが、外は相変わらず大雨が降っていた。病院から保険調剤薬局までは歩いてすぐのところにあったので、私たちは自転車を病院の駐輪場に置いたままにして、一つしかない傘に二人で入って保険調剤薬局まで歩いて行くことにした。

 ところが、ガンモがいつも利用している保険調剤薬局は、私がいつも利用している保険調剤薬局とは反対方向にあるという。比較的大きな病院であるためか、その病院の周辺には少なくとも二つの保険調剤薬局があるようだ。これまで私たちは、別々の日にそれぞれがその病院を利用していたために、同じ保険調剤薬局では処方箋を受け取っていなかったのである。傘が一つしかなかったので、私は、自分の行きつけの保険調剤薬局に行くことを提案したかったのだが、ご存知のように、保険調剤薬局で処方箋を受け取るときは、住所や氏名などの個人情報の提出とともに簡単なアンケートに答えることになっているはずだった。ガンモに、
「傘が一つしかないので、私がいつも利用している薬局に行ってもいいけど、住所や名前なんかを書いて、アンケートに答えなければらないよ」
と言うと、ガンモは、
「それは面倒だから、俺はいつもの薬局に行く」
と言って、ひとまず二人で同じ一つの傘に入って、私を私の行きつけの保険調剤薬局まで送ってくれたあと、今度は自分だけで傘をさして、自分の行きつけの保険調剤薬局へと歩いて行った。

 ところで、私は今回、三十日分の薬を処方していただいていたので、思い切って、ジェネリックの薬はあるかと保険調剤薬局で尋ねてみた。すると、担当してくださった薬剤師さんは、私の処方箋に書かれたオメプラール錠という薬にジェネリックの薬があるかどうかを確認してくださり、
「あります」
と答えてくださった。私は、三十日分の薬が出ているので、ジェネリックの薬を購入したほうが薬代が安くなると思い、
「じゃあ、ジェネリックでお願いします」
と申し出た。薬剤師さんは、
「わかりました」
と答えてくださった。

 しばらくして私の名前が呼ばれ、三十日分のオメプラール錠に替わるオプランゼ錠というジェネリックの薬が用意された。オプランゼ錠は、オメプラール錠と同様、胃酸の分泌を強く抑え、胃や十二指腸の炎症を抑える薬である。金額を聞くと、三十日分の薬代にしては安かったので、これはラッキーだと思った。

 薬局での会計を終えたものの、私には傘がなかった。外は相変わらず大雨が降っていたが、私は病院の駐輪場まで雨に濡れながら戻り、ガンモを待った。すると、傘をさしたガンモが、私の行きつけの保険調剤薬局まで歩いて行くのが見えた。ガンモも処方箋を受け取ったので、私の行きつけの保険調剤薬局まで私を迎えに行ってくれているのだった。私は、病院の駐輪場からガンモに声を掛けた。私に気付いたガンモは、ゆっくりと病院の駐輪場まで戻って来た。それから私たちは、大雨の中、再びレインポンチョをかぶり、帰宅したのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 以前、婦人科で処方していただいている漢方薬にジェネリックの薬はないのかと尋ねてみたことがあるのですが、漢方薬にはジェネリックの薬がないと薬剤師さんに言われました。今回、初めてジェネリックの薬を指定してみましたが、確かに安いと感じました。ちょっと得した気分ですね。(苦笑)

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2011.11.26

ガンモ、ミイラになる(1)

映画『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。楽天市場で半袖のコートを購入し、愛用し始めました。フェイクファーのコートなのですが、生腕を出してそのコートを着ている私の姿を見たガンモが、「マタギみたい」と言いました。ガンモ曰く、そのようなコートは、下に長袖の服を着た上で着用するものだそうです。そう言えば、ノースリーブのダウンジャケットも、下に長袖を着た上で着用しますもんね。まあ、身体がほてる人は、生腕を出して着てもいいのではないでしょうか。暖かさと涼しさを共存させることができて、とても気持ちがいいのですよ。

 とある土曜日、私は経口内視鏡検査を受けた病院へと出掛けた。逆流性食道炎と診断された私だが、男性医師から処方された薬を切らしてしまったのと、採取していただいた胃のポリープの生検結果を聞きに行くためだ。

 私が病院に行くと言うと、たまたま仕事が休みだったガンモが、
「まるみが病院に行くなら、俺も一緒に行く」
と言い始めた。というのも、ガンモは先日、ぬいぐるみになったばかりだったが、実は、腕を外科手術して取っていただいたのと同じようなものが後頭部にもできていて、それが痛みを伴い始めたからだ。もともと、腕の外科手術を受けるときに後頭部にも同じようなものができていることがわかってはいたのだが、後頭部を手術するとなるとかなりの覚悟が必要なので、これまで申告しなかったそうだ。その前の日に、ガンモは博多まで日帰り出張していたのだが、後頭部の痛みを抱えて大変だったらしいのだ。

 二人で揃って同じ病院に行くというのに、その日は大雨だったため、私たちちはおそろいのレインポンチョをかぶり、それぞれ自転車にまたがった。病院に着いてみると、駐車場があったので、
「こんな日はカングーで来るんだった」
とガンモは後悔していた。

 受付を済ませ、診察室の前にある待合所で待っていると、受付の早かった私のほうが先に呼ばれた。診察室の中に入ると、そこには男性医師がいらっしゃった。生検の結果は、クラスIだった。すなわち、何の問題もないということだ。

 私は男性医師に、
「アルロイドGに関してはもういいのですが、『うぇっ』となるのを抑える薬は処方してください」
とお願いした。食道の粘膜が傷付いていた頃は、アルロイドGを服用するのが楽しみで仕方がなかったのだが、粘膜が元通りになったためか、私の身体はもはやアルロイドGを必要としなくなっているのがわかったからだ。

 逆流性食道炎に関して、どれくらいの期間、薬を飲めばいいのか男性医師に尋ねてみたところ、
「それは、症状が治まるまででしょう。ずっと飲んでる人もいますよ」
という答えが返って来た。私はまだ、小さなゲップが出て来る状態なので、やはり薬を飲み続けたほうがいいようだ。男性医師は、三十日分の薬を処方してくださった。

 診察が終わったので、私は次に用意されているカルテにガンモの名前が書かれていることを確認すると、
「次の○○は私の夫なのですが、一緒に説明を伺ってもよろしいでしょうか?」
とガンモの本名を口にして尋ねてみた。すると男性医師は、
「いいですよ。ご主人さんはどうされましたか?」
と私に尋ねて来られたので、
「実は、先日、腕を手術していただいたのですが、同じものが頭にもあって、それが痛みを伴い始めたんです」
と簡単に説明させていただいた。男性医師の了解を得たので、私は立ち上がり、診察室の扉を開けて、
「○○さん、どうぞ」
と、まるでその病院の看護師であるかのように待合所にいるガンモに向かって名前を呼んだ。

 しかし、この日のガンモは後頭部の痛みのために虫の居所が悪く、私に向かって、診察室から出て欲しい仕草をしたので、私は男性医師や看護師さんに、
「どうも私が一緒に説明を聞くのは嫌なようです」
と説明し、御礼を言って診察室を出た。すぐに本物の看護師さんがガンモの名前を呼んでくださったので、ガンモは一人で診察室に入って行った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m あとからガンモに、何故、二人で一緒に話を聞くのを嫌がったのかと尋ねてみたところ、狭い診察室に二人で押しかけるのは良くないだろうと判断したとのことでした。確かに診察室はひどく狭く、一人は立ち見になるだろうと思われました。私は大人しく、ガンモが診察室から出て来るのを待合所で待っていました。

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2011.11.25

映画『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』

「サンシャイン牧場」の変な日本語の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。最近、携帯電話の電池がちょうど帰宅途中に切れそうになるという状況が続いています。換えの電池を持ち歩いてはいるのですが、もう少しで家に着くので、このまま取り替えなくてもいいかなという気持ちと、操作しているときに電池が切れてしまったらやっかいだなという両方の気持ちがあります。電池は、できるだけ使い切ってから充電するのがいいと聞いているので、帰宅直前に電池を取り替えるのは余計に気が引けてしまうんですよね。

 今回は、本日鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただこうと思う。翌日に仕事のない金曜日の夜は、一週間のうちでレイトショーを鑑賞できる唯一のチャンスであるため、まだ鑑賞していないいくつもの作品の中から鑑賞したい作品を自由に選ぶことができる。しかし、ここのところ、私には本物に触れたいという想いが強くなっていた。映画鑑賞だけでなく、何に関しても、物事の入口だけを彷徨い、本格的に中に入って来ない対象には触れたくなかったのだ。だから、月に十本前後鑑賞している映画も、やみくもに映画館に足を向けて鑑賞するのではなく、本物の感動をもたらしてくれるような作品に出会いたいと思っていた。

 そんな気持ちで、鑑賞する作品を厳選していたところ、いつもレイトショーを鑑賞している自宅近くの映画館で本作が上映されていることを知った。本作は、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで今年の十月に上演された記念公演を映像化したものらしい。つまり、できたてのほやほやの作品というわけである。既に鑑賞された方たちの評価を拝見すると、とにかく大絶賛されている。ほとんどの方たちが、五段階評価のうち、「五」を付けているのだ。

 もちろん、ミュージカルは生で鑑賞するのが一番いいとは思うのだが、生ではないというのに、これほど評価が高いということは、きっと何かあるのだろう。それに、私の大好きな街ロンドンで上演されたミュージカルとなると、イギリス英語の聞き取りの勉強になるのではないかと思った。チケットを購入しようと、携帯電話からチケット購入サイトにアクセスしてみると、何と通常のレイトショー価格ではなく特別価格の二千円であることに加え、三時間もの長編であることがわかった。おそらく、実際のミュージカルならば、途中で休憩が入るのだろうが、映画となると、なかなかそういうわけにも行かないだろう。私は、鑑賞途中でトイレに行きたくなるのではないかと心配になったのだが、本物に触れたいという気持ちのほうが強かったので、思い切って鑑賞に踏み切ったのである。

 まず最初に驚いたのは、リアルな臨場感だった。ミュージカルの舞台が映画化されたものであることから、実際にミュージカルを鑑賞するほどの迫力を味わうことはできないのではないかと思っていたのだが、スクリーンにその映像が映し出された途端、私自身もロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでミュージカルを鑑賞しているかのような錯覚に陥った。ロイヤル・アルバート・ホールは、とても大きなシアターだった。実は、この「ガンまる日記」でも何度か振り返っているのだが、私たちも四年ほど前に、ロンドンでミュージカル『メアリー・ポピンズ』を鑑賞したことがある。そのときに利用したのは、プリンス・エドワード・シアターという赤毛のアンを想像させるような名前のシアターだった。映像から伝わって来るロイヤル・アルバート・ホールは、私たちが足を運んだプリンス・エドワード・シアターよりもずっと大きいと感じた。ロンドンにはいくつものシアターがあったが、ロイヤル・アルバート・ホールは、おそらくそれらの中でも代表的なシアターなのだろう。

 「オペラ座の怪人」については、過去にテレビで映画が放送されたときに鑑賞したような気もするのだが、内容をはっきりとは覚えていなかった。しかし、パリのオペラ座に関しては、二十年ほど前に出掛けたヨーロッパ旅行で訪れた記憶がある。また、三年前にガンモと一緒に貸自転車のヴェリブを利用してパリを走ったときに、金のシャチホコのような建物を確認している。確かあれがオペラ座だったと記憶している。本作の舞台は、まさしくそのオペラ座なのである。

 本作は、ロイヤル・アルバート・ホールの臨場感だけでなく、出演者が本作にかける本気の意気込みが感じられる作品に仕上がっていた。出演者は、本作を鑑賞する人たちに、とても質の高い演技を見せてくれたように思う。このような質の高い作品を鑑賞すると、何か真剣に取り組んでいるものがない人は、気後れしてしまうのではないかと思う。一方、何か真剣に取り組んでいるものがある人は、その刺激によって奮い立たされるような気がして来る作品だと思う。

 ただ、それとは別に、ストーリーに関しては共感できないところがあった。オペラ座の舞台に立つコーラスガールに恋をした顔に大きな傷のある男が、夜毎仮面をかぶり、あたかも亡霊であるかのように降るまいながらコーラスガールに歌を教える。おかげで、コーラスガールの歌唱力はぐんぐん上達して行くのだが、オペラ座の怪人と呼ばれていた男は、やがてはコーラスガールに自分の音楽を歌わせようとしていたのだった。

 オペラ座の怪人の、踊り子に対する想いが並大抵のものではないことは良くわかったのだが、彼の想いはどこまでも自己愛的なものに過ぎないと感じてしまった。というのも、歌を教えていたコーラスガールが幼馴染みと恋仲になると、嫉妬に狂い始めるからだ。実際は自分のことしか愛していないのに、あたかも第三者を愛しているかのように振る舞っている人は、今の世の中にも確実にいる。私はそういう愛(第三者への愛に似た自己愛)には感動できない。もしも本作のストーリーで感動できるとしたならば、コーラスガールに想いを寄せるオペラ座の怪人が、コーラスガールと彼女の幼馴染みとの恋を応援して身を引くような展開のときだと思う。

 本作の中には、公演を終えた出演者が舞台に立ち、客席から歓声を浴びるシーンまで丁寧に収録されていた。そこには、歴代のオペラ座の怪人を演じた俳優さんたちも登場していた。出演者たちが挨拶をしたあとは、本作の音楽を作曲したという作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーが舞台に登場したのだが、彼の話すイギリス英語が、私の耳にはとても心地良かった。

 ストーリーはともかく、全体的には高いエネルギーの流れている作品だと私は思う。高いエネルギーを感じてみたい人には、是非ともお勧めの作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 関西に移住して来たときに、宝塚と縁の深い人たちと交流するようになり、チケットを手配してもらって宝塚を観劇していたことがあります。宝塚の舞台を間近で観たときも、自分には本気で取り組むものがあるのだろうかと自問自答しましたが、本作もまた、自分の中のそういう気持ちを思い出させてくれるような作品でした。高いエネルギーに触れることができて大満足であります。

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2011.11.24

「サンシャイン牧場」の変な日本語

ああ、わが青春の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またまた北海道の日高地方で震度五弱の地震があったようですが、該当地域の皆さん、お怪我はありませんでしたでしょうか。ここのところ、震度五程度の地震が頻発するようになって来ましたね。防災速報をメールで受信していると書きましたが、やはり受け取る度にびくっとしてしまいます。そろそろ二〇一一年という一年を振り返る時期に差し掛かって来ましたが、日本に東日本大震災という大きな災害が発生したように、世界的なレベルで見ても、いろいろな出来事が起こりましたね。個人的にも、二〇一一年という年には身近でいろいろなことが起こり、忘れられない年になりそうです。きっと皆さんにとっても、忘れられない年になるのではないでしょうか。

 以前から気になっていたのだが、ガンモも一緒に楽しんでいるmixiアプリの「サンシャイン牧場」では、かなりの確率で奇妙な日本語に出くわすことがある。その多くが、助詞「が」の使用法の誤りである。

作物が植えている土を改良することができません。

 このようなメッセージが表示されても、一瞬、何のことだか良くわからなかったのだが、冷静になって考えてみると、「作物植えている土を改良することができません。」ということらしい。本来ならば、助詞「を」を使用すべきところに、助詞「が」が使用されているのだ。注意深く観察してみると、「サンシャイン牧場」のプレイ中に出力されるメッセージには、この手のメッセージが実に多い。

発酵剤がもらいましたよ!

 まさしくこれもそのパターンで、正しくは、「発酵剤もらいましたよ!」とすべきだろう。

まるみさんがたくさんの虫入れをすることで経験値がもらいました。みんなもチャレンジしましょう!

 これも同様のパターンで、本来ならば、「まるみさんがたくさんの虫入れをすることで経験値もらいました。みんなもチャレンジしましょう!」とすべきである。 

2011-11-23 ビスケット弁当のレシピが手に入れました。

 そして、こちらも同様である。「2011-11-23 ビスケット弁当のレシピ手に入れました。」とすべきである。

 ちなみに、助詞「が」が助詞「を」を表記されている珍しいパターンもある。携帯電話の画面なので画像はないのだが、「この土は水遣りを要りません!」というメッセージである。できるだけこの文面を活かすならば、「この土は水遣り要りません!」とすべきだろう。しかし、私ならばもう少し文面を変えて、「この土には、水遣りは不要です!」というメッセージにするだろうと思う。

 多くの人たちに楽しまれている「サンシャイン牧場」で、どうしてこれほどまでに怪しい日本語が使用されているのか調べてみたところ、どうやらもともとの「サンシャイン牧場」は中国からやって来たものらしい。中国生まれの「サンシャイン牧場」が日本で成功した理由というページの解説によると、

また、サン牧内の言葉は基本的に中国語の直訳になっており、日本語としてやや不自然なところも目立つ。だが、一風変わった日本語が一部では「サン牧語」と呼ばれて人気なのだという。「一度正確な日本語に訳しなおしたら、ユーザーに『戻してくれ』と言われ、戻したことがあるんです。中国に日本語訳をしているスタッフがいるので、彼のことを『重用するように』と言っています」

ということだそうだ。なるほど、このような怪しい日本語も、いつの間にか「サン牧語」と呼ばれるようになり、ユーザに親しまれているということなのだろう。とは言え、既に多くの人たちに利用されているだけに、単にゲームの世界だけでなく、日本語の助詞の使い方が乱れてしまわないか、私としては心配なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「サンシャイン牧場」のオリジナル版が中国のもので、それを中国人のスタッフが日本語に訳しているということだったのですね。しかし、それならば、日本人のスタッフが日本語のチェックをしっかりすべきだとは思うのですが、おそらくそのプロセスが省略されてしまったために、いつの間にか「サン牧語」という言葉も生まれるほど、この奇妙な日本語に人々が慣れてしまったのですね。私たちはできるだけ、実生活でこのような日本語を使用することのないように気を付けなければなりませんね。

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2011.11.23

ああ、わが青春

映画『ジュリエットからの手紙』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 週の半ばに、まるで贈り物のように祝日が配置されました。ここのところ、ずっと慌しい週末が続いていたので、「ガンまる日記」を書き上げたあと、百数十通ほど溜まっていた業者さんからの未読メールをてきぱきと処理して、未読八十通程度にまで減らしました。それでも、まだまだ未読の山ですね。(苦笑)あとは、ようやく喪中ハガキを用意することができたので、明日には投函する予定です。そんなことをしていたら、あっという間に一日が終わってしまいました。一日もあれば、もっといろいろなことができると思っていたのに、意外とできないものですね。

 好きなアーチストのコンサートが神戸で行われるというので、友人を誘い、三ヶ月ほど前にチケットを手配しておいた。コンサートの直前になると、友人から、B-1グランプリなるもののお誘いを受けた。何でも、コンサートの当日に姫路で行われているので、コンサートの前に足を運んでみようとのことだった。私は普段、テレビを観る習慣がないので、B-1グランプリなるものが一体何であるのかを知らず、せっかくお誘いを受けたものの、B-1グランプリが漫才のイベントだったらお断りしようと思っていた。何故なら、今の私は漫才を受け入れるテンションではなかったからだ。しかし、B-1グランプリをキーワードにしてインターネットを検索してみると、どうやら有名なB級グルメのグランプリらしかった。とは言え、B-1グランプリが開催されているのは姫路なので、我が家から少なくとも一時間半は掛かってしまう。おまけに、我が家から姫路まで出掛けて行くとなると、コンサートが行われる最寄駅を通過して、更に西の方へと移動することになってしまう。それでも、いつになく友人に参加への意気込みが強く感じられたので、待ち合わせ時間をお昼過ぎにしてもらい、当日を迎えた。

 ところが、その日は朝から体調が芳しくなかった。どうも、ほてりが強いために半袖で過ごしていたところ、体温調節がうまく行かずに風邪を引いてしまったようなのだ。咳は出ていなかったものの、鼻水が出ていたので、これは無理をしてはいけないと思い、友人にB-1グランプリ欠席のメールを送ったあと、コンサートが行われるギリギリまで寝たり起きたりを繰り返していた。日頃の睡眠不足も関係していたようで、たっぷり睡眠を取ることで、コンサートに出掛けられる程度には回復していたが、人ごみの中に出掛けて行くので、マスクを着用した。せっかく誘ってもらったB-1グランプリに足を運ぶことができず、また、直前のキャンセルになってしまい、友人には大変申し訳なかった。あとから聞いた話によれば、一人で行くことになるので、B-1グランプリへの参加は見送るとメールを返してくれた友人も、結局のところ、一緒に行ける友人が見付かったので、晴れて出掛けることになったそうだ。私自身、急な予定変更は好きではないのに、今回はそのような態度を取ってしまい、友人には申し訳なかったと思っている。

 その日のコンサートは、いつもよりも早い十七時半に開演されることになっていた。しかし、私はついうっかり開演時間を間違えてしまい、十七時開演だと思い込んで早めに家を出てしまった。ところが、人身事故の影響で電車がスムーズに走っていなかったため、会場入りが開演時間ギリギリになってしまうかもしれないと、またしても友人にメールした。同じ頃、友人からもメールが届き、そこにはやはり人身事故の影響で、十七時半には間に合いそうにないと書かれていた。開演時間は十七時のはずなのに、どうして彼女は十七時半開演を匂わせているのだろうと思い、チケットに書かれている開演時間を確認してみたところ、何と、十七時半開演と書かれているではないか。私は、開演時間を間違えて家を出て来てしまったために、人身事故の影響で電車が遅れていたとしても、ちょっぴり時間的な余裕を持つことができたのだった。

 結局、友人がコンサート会場に着いたのは、開演時間の十七時半を少し回っていたのだが、驚いたことに、彼女が席に着くや否やコンサートが始まった。互いの再会を喜び合う余裕もなくコンサートが始まってしまったのだが、好きなアーチストが登場すると、私たちは瞬く間にステージに釘付けになった。オペラグラスの必要のない席だったので、肉眼でも良く見えた。

 今回のコンサートで演奏されたいくつかの曲目は、私が独身時代に東京で過ごしていた頃のことを思い出させてくれた。まだガンモと出会う前、私はカルマ的な恋愛をして、ひどく傷付いていた。その深い闇から救ってくれた曲が演奏されたとき、あの、一瞬にして磁場が変わったときの感覚を思い出した。当時、私はある方法を使って、コンサートで演奏される曲を二曲、アーチスト本人にリクエストしていた。私のリクエストが叶ったかどうかはわからないが、それらの曲が、とある野外イベントの一日目と二日目に一曲ずつ演奏された。そのおかげで一瞬のうちに磁場が変わり、私は深い闇から這い上がることができたのである。

 コンサートは、とにかく乗り乗りだった。週末だったため、おそらく他の地域から遠征されている方も多かっただろうと思う。私は、ずいぶん久し振りに自分の青春時代を思い出した。

 コンサートのあと、友人と少し話をした。彼女と話すと、いきなり深い領域まで入って行くので、会話をするのがとても心地良かった。妙な前置きもまったく不要で、彼女は、私が「こういう話をしたい」と思っているストライクゾーンをいきなり狙って来るのである。彼女は、自宅にインターネット環境がないというのに、「ガンまる日記」をしばしば読んでくれているという。以前から、「ガンまる日記」の感想をちょこちょこ伝えてはくれていたのだが、過去ログにまで遡って読んでくれているのはとてもうれしいことである。だからこそ、いきなりの「ストライクゾーン」の会話が成り立つのかもしれないとも思った。

 お互いに、今はプライベートで専念しなければならない課題が山積みなのだが、その状況が落ち着けば、また時間を作って彼女とゆっくり話をしたいと思っている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m コンサート後のほんの短い間だったのですが、「ストライクゾーン」の会話をしたのは、本当に久し振りのことでした。逆に、今まで私は何をやっていたのだろうとさえ思いました。普段、どれだけ自分を作っているかを省みるきっかけになったというわけです。((苦笑))

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2011.11.22

映画『ジュリエットからの手紙』

ホットヨガ(二六七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本格的な寒さが訪れましたね。それでも私は、どうしても長袖を着る気にはなれず、半袖Tシャツの上に半袖のチョッキを着て、その上に半袖のパーカーを羽織り、更にその上から半袖のブルゾンを着込んでみました。朝はこれでちょうど良かったのですが、日中のオフィスが暑いので、仕事帰りは半袖Tシャツの上に半袖のパーカーだけで大丈夫でした。これからの季節、半袖のセーターを重宝しそうなので、楽天市場で半袖のセーターを探して注文してみました。しかし、圧倒的に数が少ないのが悲しいですね。

 本作を鑑賞したのは、五月十九日のことである。本作の原題は"LETTERS TO JULIET"なのに、どうして邦題が『ジュリエットからの手紙』になってしまったのか、とても不思議である。確かに、内容としては「ジュリエットへの手紙」でも「ジュリエットからの手紙」でもどちらでも良かったとは思うのだが、何故、原題に従わなかったのだろうか。

 ジュリエットとはもちろん、「ロミオとジュリエット」の片割れのジュリエットのことである。イタリアのベローナに、ジュリエットの生家とされる場所があり、そこには世界中から恋愛相談の手紙が寄せられているという。それらの手紙の一つ一つに、「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちがせっせと返事を書いているそうだ。恋人とともにベローナを訪れていたソフィは、ひょんなことから、五十年前に英国人女性クレアによって書かれたものの、ジュリエットの生家でこれまで誰にも見付けられずに眠っていた手紙を発見してしまう。その手紙には、イタリアを訪れた若きクレアがイタリア人男性ロレンツォと激しい恋に落ちたものの、ロレンツォとの交際を両親に反対されることを恐れて待ち合わせ場所には行かず、ロレンツォに黙って英国に帰ってしまったことが綴られていた。その手紙に心を動かされたソフィは、自分がその返事を書きたいと「ジュリエットの秘書」たちに申し出るのだった。

 本作を冷静に振り返ってみると、実に良く出来た作品だと言える。おそらく本作のキーワードは、「発掘」なのではないだろうか。まずは、五十年前に書かれたクレアの恋の相談の手紙をソフィが「発掘」する。そして、ソフィが「ジュリエットの秘書」として、その手紙の差出人であるクレアに返事を書くことで、物語は新たな展開を迎える。簡単に言えば、ソフィがその手紙を「発掘」したことにより、のちにソフィと密に関わって行く人たちは、これまで見えていなかった自分の新たな可能性をどんどん「発掘」して行くことになるのだ。

 また、本作は、鑑賞する人たちに、五十年経っても冷めない愛を体験しているかと問い掛けて来る。旅先で芽生えた情熱的な恋は、一見、一時的な想いにひきずられているだけのように見えてしまう。しかし、五十年経ってもなお、お互いの中で燃え続けている愛があることを、クレアの孫チャーリーとともに見届けたソフィの中には、大きな変革が起こっていたに違いない。何故なら、彼女は恋人とともにベローナを訪れながらも、恋人が多忙のために、ずっと別行動を取っていたからだ。物理的に近いところにいながらも、恋人と別行動を取っているソフィと、イタリアに恋人のロレンツォを残したまま英国に帰ってしまい、五十年もの月日が流れてしまってもなお、ロレンツォへの想いが消えないクレアとでは、とても対照的な立場にあると言える。そんなクレアを見て、もはや自分の中には恋人に対する情熱がないと感じてしまったのかどうかはわからないが、ソフィがクレアの手紙を「発掘」したのも、クレアの孫のチャーリーと急接近したのも、やはり何かに導かれてのことなのだろう。そう考えると、ソフィの恋人は、最初から物語の蚊帳の外にいたようにも思えてしまう。

 恋を通して変わって行く男女を見届けるのは実に楽しい。特に、尖ってばかりいたチャーリーが、クレアに惹かれて行くことによって、性格までも変わってしまったのは面白い。性格はなかなか変わらないと言われているが、もしも恋で変わりにくいとされている性格が変わってしまったのだとしたら、それは、その恋によって本来の自分に返ることができたということなのだろう。ソフィはクレアの手紙を「発掘」しただけでなく、チャーリーがこれまで人に見せていなかった隠れた性格までも「発掘」したのではないだろうか。 

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ソフィを演じているアマンダ・セイフライドは、恋愛映画がお似合いですね。少し前にも、彼女の主演作を鑑賞しましたが、それについてはまた後日、書かせていただくことにします。不思議なことに、彼女は、映画『マンマ・ミーア!』でも、ソフィという女性の役を演じていたのでした。

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2011.11.21

ホットヨガ(二六七回目)

カングーメンテナンスの監視員の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 日本列島もようやく落ち着いて来たようだなどと書いた途端、広島県北部で震度五弱の地震がありましたね。お怪我などはありませんでしたでしょうか。浪人時代と言いますか、高校卒業後に現役で入学して、すぐに休学届を提出した大学が広島にありましたので、広島県北部というと、なるほど、あの辺りかと理解できます。おそらく地震には慣れていない地域なので、突然の揺れで驚かれただろうと思います。まだ余震も続いているようですので、該当地域の皆さんはどうかお気を付けくださね。

 十一月十九日土曜日は、南森町店で六十分のライトコースのレッスンを受けた。南森町店を訪れるのもずいぶん久し振りだったが、ここのところ週末は様々な予定が入り、レッスンに通う時間を確保することができなかったため、ホットヨガのレッスン自体もおよそ二週間振りとなってしまった。わざわざ南森町店まで出向いてレッスンを受けたのは、やはり午前中は別の予定が入っていたためで、その予定をこなし、「ガンまる日記」を書き上げたあと、夕方からライトコースのレッスンを受けられる南森町店に向かったというわけなのである。

 今回は、レッスンの前に高濃度水素水を購入して三分の一程度飲んでからレッスンに臨んだ。支度を整えてスタジオに入ってみると、何と、レッスンの参加者はわずか八名だった。私は、こじんまりした雰囲気が好きなので、うれしくなった。レッスンを担当してくださったインストラクターは、これまでにもお目に掛かったことのあるインストラクターのような気もしたが、ひょっとすると初めてお目に掛かるインストラクターだったかもしれない。

 どういうわけか、今回のレッスンを担当してくださったインストラクターは、レッスンの途中で水を飲むように促してくださる回数が他のインストラクターのレッスンに比べて極端に少なく、また、スタジオ内が暑くなっているというのに、スタジオの扉を開閉してくださる動作もどこか遠慮がちだった。そのため、私はレッスンを受けながら、ついイライラしてしまった。

 今はなき神戸店で働いていたインストラクターが、南森町店のスタジオは天井が低いので熱がこもり易いとおっしゃっていたのだが、今回、レッスンに参加してみてまさしくその通りだと実感した。南森町店のインストラクターは、そんな熱のこもり易いスタジオに慣れていらっしゃるのだろうか。ほとんど換気の行われない熱のこもったスタジオでレッスンを受け続けるのは、ほてりのある私にはとても辛く、私はとうとうレッスン中にスタジオの外に出て休んだ。とは言え、南森町店は他の支店のように、ゆったりとくつろげるような椅子やテーブルなどが設置された休憩スペースがスタジオのすぐ外にはないので、高濃度水素水のサーバが置かれている辺りに腰を下ろし、しばらく身体を冷やした。しかし、しばらく涼んだあとにスタジオに戻ってみると、再びむんとしたスタジオの暑さが私を襲ったので、私は「これはたまらん」といった顔をしながらレッスンを受けた。私たちは、暑いときも寒いときも顔をしかめると思うのだが、暑いときの表情は怒りに似ている。それに対し、寒いの表情は悲しみに似ている。

 高濃度水素水は、レッスンの中盤くらいにすべて飲み干してしまった。今回も、信じられないくらいではなく、信じられるくらいの汗が出た。ただ、初めて飲んだときのように、ねっとりとした濃い汗というわけではなかった。

 南森町のシャワーは七個しかないので、八名の参加者に行き渡るだろうかと心配していたのだが、レッスンの途中で退場された方が一人いらっしゃったので、最後までレッスンを受けた私もシャワーにありつくことができた。南森町店でレッスンを受けると毎回思うのだが、シャワーの数が少ないために、皆さん、シャワーを浴びる時間が短い。私の隣でシャワーを浴びていた方も、さっさと浴び終えて出て行ってしまった。今回は、わずか八名の参加者だったので、後ろに並んでいる人はいらっしゃらなかったが、参加人数の多いレッスンであれば、私はシャワーを浴びるのももたもたしてしまうので、煙たがられてしまうかもしれないと思った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久しぶりに南森町店でレッスンを受けましたが、やはりスタジオが暑いですね。(苦笑)確かに、今はなき神戸店のインストラクターがおっしゃっていたように、天井の低いスタジオでした。梅田店のスタジオも天井が低いように感じられますが、南森町店のスタジオは更に低いですね。おそらく、インストラクターは、熱のこもりやすいスタジオに慣れていらっしゃるのでしょうね。

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2011.11.20

カングーメンテナンスの監視員

映画『恋の罪』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 茨城県北部で震度五強の地震が発生したようですが、対象地域の皆さん、お怪我はありませんでしたでしょうか。東日本大震災から八ヶ月が経過し、余震と呼べるものかどうかはわかりませんが、それでもやはり、以前と比べると大きな地震が各地で発生しているように思います。ただ、震度五以上の地震が発生する頻度は全体的に減って来ているようなので、日本列島もそろそろ落ち着きを取り戻して来たと考えていいのでしょうか。

 十一月十二日土曜日は、珍しくガンモの仕事が休みだったので、私は予約していたホットヨガのレッスンをキャンセルして、ガンモが行う愛車カングーのメンテナンス作業の監視員をした。私たちはマンション住まいなので、カングーのメンテナンス作業を行うときは、マンションの脇にある空きスペースを拝借することになる。ガンモがカングーのメンテナンス作業を行っているときに、他の住人の方たちの自家用車が出入りしたり、あるいは小さな子供さんたちが遊んでいたりすることもあるので、安全性を確保するために、私が監視員をすることになっているのである。

 オイルや工具などのメンテナンスに必要なものを台車に乗せて一階まで降りると、ガンモはマンションの廃棄用段ボール箱のスペースから、平面になった適当な大きさの段ボール箱を選び出し、再び立体に戻した。そして、今度は古紙回収スペースから一掴みの古新聞紙を拝借すると、立体になった段ボールと一緒に台車に乗せた。

 私がガンモから台車を預かり、駐車場のスペースの脇へと転がして行くと、ガンモはマンションの立体駐車場からカングーを出庫し、私のいるところまでやって来てカングーを停めた。そして私たちは、先ほど拝借した段ボール箱の中に、同じく先ほど拝借した古新聞紙をせっせと細かくちぎって入れた。ガンモ曰く、細かくちぎった古新聞紙は、カングーの古いオイルを吸い出すためのものらしい。用意した段ボール箱が細かくちぎった古新聞紙でいっぱいになると、ガンモはその段ボール箱をカングーの下に潜り込んで据えた。どうやら、そこから古いオイルが出て来るらしい。そしてガンモは、そのままの姿勢でオイルのプラグを抜いていたようだった。そうすることで、先ほどの段ボール箱に入った古新聞紙に古いオイルが吸収されるのだ。

オイル交換のため、カングーの下で作業をするガンモ

愛車カングー

 それが終わると、今度は開けたボンネットに向かって何やら作業をしていた。何やら棒のようなものを突き刺して、液体の具合を確かめていたように思う。

ボンネットを開けたところ

 その後、ガンモは使い古したカングーのエアーフィルターを交換した。エアーフィルターは、まるでサンドイッチでも入れる通気性の良いお弁当箱のようだった。通気性の良さそうなフィルターは、その役割をしっかり果たし、色が変わってしまっていた。

エアーフィルター。左が使用後、右が使用前

エアーフィルターのケース

 その後、ガンモは苦戦しながらバッテリを交換していた。バッテリそのものの交換はすんなりと行ったのだが、バッテリを固定させるための金具を取り付けるのに四苦八苦していたようだった。

 私はガンモが作業をしている間、他の住民の方が運転する自家用車が私たちのいるスペースに入って来ると、直ちにガンモに知らせた。

 こうして無事にカングーメンテナンスが終わると、私たちは古いオイルをすっかり吸い込んだ古新聞紙の入った段ボールを片付け、部屋に帰ったのだった。監視員といえども、ほとんど他の住人の方たちが自家用車で出入りすることもなかったので、とても楽チンな作業だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 実はこの日は、夕方から派遣仲間たちとの三宮での飲み会を控えていたのですが、監視員の作業が終わったのは、私が支度を整えて出掛けられるギリギリの時間でした。作業事態はとても楽チンだったのですが、何とか無事かつ時間通りに終えることができて良かったと思っています。メンテナンス後のカングーは、快調に動いているようです。

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2011.11.19

映画『恋の罪』

ホットヨガ(二六六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ガストでサンキューフェアが開催されていることは、皆さん、ご存知のことと思います。私たちも、サンキューフェアが開催されているというので、ガストに何度か足を運び、三百九十円のお得なセット料理を食べてみました。更に、十一月十七日より新たなサンキューフェアが開催されているというので、またまたガストに足を運んでみました。ところが、わずか三十九円のキッズメニューがサンキューフェアとして掲げられているだけで、私のように子連れではない大人は通常料金で食べるしかありませんでした。とは言え、私はガストの携帯会員なので、通常メニューにプレミアムカフェという名のドリンクバイキングを堪能して帰って来ました。(苦笑)

 今回も、本日鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただこうと思う。映画『冷たい熱帯魚』の園子音監督作品ということで、私は予告編を観たときから劇場公開を楽しみにしていた。

 予告編には、一九九〇年代に実際に起きた事件からインスパイアされた物語とあったが、本編が始まった途端、渋谷区円山町が映し出されたので、「なるほど、インスパイアされた事件とは、あの事件のことだったのか」と思った。そう、「東電OL殺人事件」である。

 実際の東電OL殺人事件では、殺害された東電のエリート女子社員が昼と夜の顔を使い分けていたが、本作の中にも、二つの顔を持った三人の女性が登場する。幸せな家庭に恵まれながらも、夫の後輩との不倫関係をずるずると続けている女性刑事の和子、人気作家の貞淑な妻でありながらも、時間と肉体を持て余しているいずみ、そして、有名大学の女性助教授でありながらも、夜になると渋谷のラブホテル街で立ちんぼをする美津子の三人である。三人の共通点を挙げるとするならば、セックスの虜になってしまっているところだろうか。実際に殺害された東電OLは、本作の中では美津子に最も近い人物であったと思われる。実際に殺害された東電OLが拒食症だったからなのか、本作に登場する美津子の肉体もひどくやせ細っていた。

 私は、園子音監督の作品では、まだ映画『冷たい熱帯魚』しか鑑賞していないのだが、映画『冷たい熱帯魚』で描かれていたような人間の究極的な闇の感情が本作でもしっかりと描き出されていた。

 とは言え、時間と肉体を持て余していた主婦のいずみが堕ちて行くプロセスは何となく理解できるとしても、有名大学の助教授を務める美津子が主張する内面の世界は、私にはやや難解だった。言葉が実体を持つ場合とそうでない場合が存在しているところまでは理解できる。しかし、言葉の実体が肉体であるというのはいま一つ理解できなかった。触感を通して初めてその存在を実感できるように、肉体を使うことで、その実体を確信しようとしたのだろうか。ということは、夜な夜な渋谷のラブホテル街に立ち、セックスを繰り返して肉体を酷使することによって、セックスというものの実体を得ようとしていたのだろうか。そうだとすると、やはり私には理解し難い。肉体ではなく、自分の究極的な感情を探り出すために肉体を酷使したというのなら、まだ理解できるのだが・・・・・・。もしかすると、本作に登場する「城」とは、美津子が求めてやまなかった「確かなもの」を代表する言葉に過ぎなかったのかもしれない。

 そして、どうやら美津子の背景には、実の母との確執があるようだった。実の母親が美津子とその父(つまりは、母親にとっての夫)に抱く激しい憎悪から想像できることは一つである。本作では、そのことが暗黙的に表現されているだけだが、もしも美津子の暴走が、それが叶わなかったことへの喪失感を埋め合わせる目的のものならば、美津子はいくら求めたとしても、それと同等のものは得られなかっただろうと思う。

 何人かの方たちが、映画サイトで本作の感想として述べられていたのだが、女性刑事の和子の不倫については、私も描写する必要がなかったように思う。しかし、園子音監督は、おそらくだが本作で表の顔と裏の顔を持つ女性たちを徹底的に描き出したかったのではないだろうか。そのために、奇怪な殺人事件に携わる担当刑事を女性にし、その女性刑事にも表の顔だけでなく裏の顔を持たせたのかもしれない。

 こんなふうに、本作は、とにかく最初から最後まで狂気の世界が繰り広げられ、しかもそれが究極的な闇の世界であるにもかかわらず、激しい嫌悪感を伴わない。そんな不思議な作品なのだ。

 更に驚いたことに、園子音監督といずみを演じていた神楽坂恵ちゃんは、先日、婚約を発表されたばかりなのだそうだ。神楽坂恵ちゃんと言えば、映画『冷たい熱帯魚』にも出演されていた女優さんである。これからも、公私ともに影響を与え合うペアであって欲しいものだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、またしても狂気の世界に引きずり込まれてしまいました。美津子の内面世界はかなり難解でありました。こういう作品を観ると、果たして人の持つ表の顔と裏の顔、一体どちらが本当の顔なのか、わからなくなってしまいますね。もしも裏の顔が本当の顔だとしたら、むしろ表の顔のほうが仮面を被っていることになりますから。本作は、まだまだ絶賛公開中です。究極的な世界を体験したい方にはお勧めの作品です。

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2011.11.18

ホットヨガ(二六六回目)

ガンモ、ぬいぐるみになる(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私がこの時期になっても半袖で過ごしていることに対し、「元気ですね」と話し掛けてくださる方が複数いらっしゃいます。付き合いがそれほど深くはない方たちなので、そのように言われても軽く受け流す程度にしていたのですが、そろそろ本当のことをお伝えしておいたほうがいいのではないかと思い、思い切って、「持病があって、今は女性ホルモンの分泌を止める注射を打ってもらっているので、身体が熱く、決して元気というわけではないのです」と口にしてみました。そのときに感じたのは、こちらがはっきりと自分の状況を伝えないでいると、相手の中で、私のイメージというものが勝手に進行してしまっているということでした。特に関西人はおしゃべり好きなので、話が途切れず、こちらが口を挟むタイミングを推し量るのが難しいのですが、それは付き合いが浅いからこそ起こることであって、付き合いの深い相手ならば、互いに発言の場が対等に設けられるのではないかと思いました。

 十一月三日の祝日は、三宮店で六十分のライトコースのレッスンを受けた。祝日の場合、日曜日と同じレッスンスケジュールが適用されるので、三宮店で開催される骨盤コースのレッスンは十六時からとなってしまう。そこで、もう少し早い時間に開催される十四時半からのライトコースのレッスンを選んで参加したというわけである。

 レッスンの参加者は十六名だったが、小さいほうのスタジオで行われたため、ちょうど定員に達していたようだ。祝日だったためか、サウナスーツの女性も参加されていた。驚いたことに、三宮店のレッスンで使用されているヨガマットがすっかり新しくなっているではないか。これまで使用していたヨガマットとは違う色だったので、すぐにわかった。

 ヨガマットと言えば、巷でヨガが流行り始めた頃、自前のヨガマットを持ってレッスンに通う女性の姿が雑誌などで紹介されていたように思う。私も、自前のヨガマットを抱えて、銀座店のスタジオに通ってみたいなどと思っていたものだった。しかし、実際のところ、ホットヨガのレッスンに通っていても、自前のヨガマットを持ち込んでレッスンを受けている人はごくわずかである。私がレッスンに通い始めてからも、おそらく一度か二度くらいしか出会ったことがないほどだ。ちなみに、私が通っているホットヨガスタジオの場合は、ヨガマットを年単位でレンタルできる有料サービスがあるので、私も含めてほとんどの方たちはその有料サービスを利用しているようだ。確かに、自分用のヨガマットを持ち込んでレッスンを受けるのはちょっとした憧れでもあるのだが、やはりヨガのためだけに出掛けて来ているわけではないので、自前のヨガマットを持参するのは荷物になってしまうのだろう。

 今回のレッスンには、緑のタオルを持ったトライアルレッスン中の方が二、三名いらっしゃった。トライアルコースのレッスンは、わずか千円で受けられるので、ずいぶん好評のようである。ちなみに、レッスンを担当してくださったのは、礼儀正しいインストラクターである。

 ライトコースということで、最初は寝ポーズから入ったのだが、レッスン中、あまりにも気持ちが良くて、ついうとうとしてしまった。不思議なことに、今回のライトコースは、少し前に三宮店で受けたライトコースのレッスンとはメニューが若干違っていた。目新しかったのは、蜜を探す蝶のポーズとゆりかごのポーズである。蜜を探す蝶のポーズは、座位の姿勢から手を伸ばして何かを探すような格好のポーズだったように思う。ゆりかごのポーズは、あぐらをかいて座り、片足を子供に見立てて揺らすポーズだったように思う。

 ライトコースのレッスンで取るポーズのうち、私が最もお気に入りなのは、種のポーズである。種から花が開き、やがて実になり、新たに生まれた種を地面にそっと落とすまでのポーズである。

 また、骨盤コースのレッスンで行っている座位のポーズは、スリーピングスワンのポーズと呼ばれていることがわかった。とにかく私は、ライトコースの一つ一つのポーズが目新しくて、一度もスタジオの外に出ることなくレッスンを受けたのだった。

 レッスンを終えてシャワーを浴びたあと、受付に出向いた私は、レッスンを担当してくださったインストラクターに、興奮気味に感想を述べた。インストラクター曰く、ライトコースのレッスンは、担当するインストラクターによって、内容が異なっているそうだ。なるほど、それで少し前に、同じ三宮店で受けたライトコースのレッスンの内容とは異なっていたのかと納得したのだった。骨盤コースのように、レッスンを担当してくださるインストラクターが変わったとしても、レッスン内容がほとんど同じのレッスンもあれば、ライトコースのレッスンのように、同じ支店のインストラクターが担当してくださっているというのに、レッスン内容ががらりと変わるレッスンもある。私は、これを機会に、もう少しいろいろなライトコースのレッスンを味わってみたいと思ったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回のライトコースのレッスンは、目新しいポーズがてんこ盛りでした。レッスン中にうとうとしてしまうほど気持ちがいいので、何だかやみつきになりそうです。とは言え、ライトコースのレッスンは、私のライフスタイルとなかなか合わないので、レッスンに参加し辛いというのが難点ですね。(苦笑)

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2011.11.17

ガンモ、ぬいぐるみになる(3)

映画『ガリバー旅行記』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末の忙しい時期に指しかかりましたね。ようやく私も郵便局で喪中ハガキに使えるというハガキを購入して来ました。この週末のうちに用意して、発送できればと思っています。そんな忙しい時期なので、貴重な時間をできる限り有効活用したいと思っています。それでは、ガンモ、ぬいぐるみになる(2)の続きを書かせていただきます。

 ガンモは外科手術の翌日に消毒をしてもらってからは、抜糸までの間、お風呂に入ったあとに、自分で消毒をするようになった。外科手術を受けたガンモの腕を見せてもらったところ、そこには黒い医療用の糸で、ブラックジャックのような大きな縫い目があった。ガンモは自分で、
「俺、ぬいぐるみなの」
と言った。確かに手術痕を縫い合わせているところが、ちょうどぬいぐるみのようになっている。私は、
「中のスポンジが出ないように、縫い合わせてるんだね」
などと言った。

 自宅ではまめに消毒を続けてはいたものの、やはり慣れないせいか、一泊旅行に出掛けたときに、消毒セットや化膿止めの薬を丸ごと自宅に忘れてしまうという事態も発生した。そのときは、たまたま私が持ち歩いていたピアスの消毒セットが役に立った。普段から、「三日分の食料が入っているので、遭難しても生き延びられるのではないか」などと噂されている私のリュックの中には、「もしも」のときのために役立つものがたくさん詰まっている。その中の一つに、小さな容器の中に小分けした消毒液が入っているのだ。

 時々傷口が痛むと言っていたものの、ガンモはいよいよ抜糸のときを迎えた。週末に仕事に出掛けて行くことの多いガンモは、平日に代休を取っているので、病院には通い易い。抜糸を終えたガンモは、仕事中の私に電話を掛けて来て、開口一番にこう言った。
「いやあ、あの先生、笑わせてくれるわ」

 ガンモ曰く、お茶目な男性医師は抜糸のあと、
「もしもまだ糸が残っていたら、自分で取ってしまってください」
とおっしゃったそうだ。ガンモは、男性医師のアバウトな対処に笑っていた。

 仕事から帰宅したあと、ガンモに抜糸を終えた腕を見せてもらうと、糸はきれいに取れていた。私はガンモに、
「もう、ぬいぐるみではなくなったんだね」
と言った。

 やがて傷口も塞がり、ガンモはぬいぐるみから人間に戻ったわけだが、正直言うと、この先も同じことを繰り返すことになるのだろうかと、少し不安になる。本来ならば、私たちが自身が身体に不要なものを、いつでも身体の外に排出できるような身体作りをして行かなければならないはずである。しかし、こうした外科的手術が行われているために、私たちはついついこの状況に甘えてしまう。子宮筋腫の手術も然りである。具体的に、日頃からどのようなことに気をつければこうしたことの繰り返しにならないのかを、病院の医師が教えてくれることはないのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 身体に不要なものを自分の力で外に排出できるということは、実は身体にとって、とても大切なことなんですよね。しかし、現代人は、食べ過ぎなどの理由から、こうした排出の機能が間に合わなくなってしまっているのかもしれません。そのような状態に対し、身体にとって不要なものを外科手術で取り除いてしまえば、身体はいよいよ本来の能力を発揮できなくなってしまうような気がします。何はともあれ、ガンモの身体の中から不要なものが除去されたことは良かったとは思っていますが、これが根本解決ではないと私は思っています。

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2011.11.16

映画『ガリバー旅行記』

ガンモ、ぬいぐるみになる(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。風邪が流行っているようですね。かういう私も、何だか体温調節がうまく行かず、風邪の初期症状が出ています。鼻水や咳が少し出ているというのに、半袖で過ごさなければ暑いので、いつもよりも長引いてしまいそうな気がしています。皆さんも、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 本作を鑑賞したのは、五月十六日のことである。字幕版を鑑賞したかったのだが、スケジュールの都合により、日本語吹替版で鑑賞することになった。本作もまた、映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』と同様、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを活用して鑑賞した作品である。

 本作は公開当時、いくぶん話題には昇っていたものの、作品の評価としてはそれほど高くはなかった。そのため、最初から感情を抑えて鑑賞したことがプラスに転んだのか、世間で酷評されているほど酷い作品ではなかったように思う。

 ストーリーについては、子供の頃から慣れ親しんでいるはずなので、人々が本作の中に何かを求めるとしたら、それは意外性だろうと思う。その点、本作は現代風にアレンジされているので、意外性については充分楽しめたのではないだろうか。

 とは言え、私自身の率直な感想を書かせていただくならば、ガリバーを演じていたのがジャック・ブラックだったことで、作品全体が大人向けのちょっぴり下品なコメディーのような雰囲気を帯びてしまったことが少し残念ではある。ジャック・ブラックは、私の中では、若かりし頃の西田敏行さんといったところで、シリアスな役柄が向かない役者さんだと思うのだ。もちろん、お年を召されてからの西田敏行さんは、シリアスな役も難なくこなしていらっしゃるのだが、まだお若かった頃は、シリアスな演技よりも、笑いを取る演技に転んでしまっていたように思う。ジャック・ブラックのキャラクターにも、そのような傾向がある。だから、彼の演じるニューヨークの新聞社で郵便係として働いていたガリバーが、憧れの旅行記者ダーシーから、バミューダ・トライアングルに関する記事を書くように言われたときに、インターネットから記事を盗作するという大胆な行為に及んでしまうのだろう。つまり、自分の力を出し切らずに、浅いところに解決を求めてしまったのだ。

 バミューダ・トライアングルについては、私が子供の頃から、船が遭難して消えてしまう海域として有名だった。ガリバーが迷い込んだのも、ちょうどそのあたりだったようだ。

 遭難したガリバーが目覚めたとき、そこはリリパット王国という小人の国で、ガリバーは最初、罪人として捕らえられるのだが、のちにリリパット王国の危機を救ったということで優遇されるようになる。その危機の救い方が、何とも下品ではあるのだが・・・・・・。

 本作の中に、何か真剣なものを求めようとするならば、リリパット王国の王女に恋する男の気持ちだろう。しかし、王女には婚約者がいて・・・・・・。全体的に小さくても、人間関係は他の国と同様に、ちょっぴり複雑なリリパット王国なのである。

 興ざめしてしまったのは、ガリバーと、彼の想い人のダーシーとの再会のシーンである。正直言って、いくら何でもそれは確率的には有り得ないだろうという展開だった。しかも、しばらく離ればなれになっている間に、ガリバーの恋が勝手に成長してしまっているという点もいただけない。ガリバーがバミューダ・トライアングルに出掛ける前から、そのような兆候があったのならまだしも、まったくそのような素振りを見せてはいなかったというのに、まさしく急展開なのだ。

 その昔、『ガリバー旅行記』は子供向けの物語だった。しかし、本作の公開により、『ガリバー旅行記』は大人向けのちょっぴり下品な物語に生まれ変わってしまった。ひょっとすると、そんな感想を抱いてしまう人たちも少なくはないかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こうして振り返ってみると、確かに酷評されている理由もわかるような気がしますね。少なくとも、子供さん向けではないような気がします。

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2011.11.15

ガンモ、ぬいぐるみになる(2)

ガンモ、ぬいぐるみになる(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 内視鏡で処置を受けた四十五歳の女性が亡くなってしまうという医療事故が、一年前に起こっていたそうですね。内視鏡で女性の大腸に穴を開けてしまっていることに気付くのが遅れてしまったことが原因のようです。内視鏡が医療の場に取り入れられることで救われる患者さんが圧倒的に増える一方で、このような医療事故が報告されるのは、大変痛ましいことであります。内視鏡における処置だけでなく、実はこの世におけるありとあらゆる出来事が、今回のケースと同様の性質を持っていますね。しかし、私たちが普段、目を向けようとしているのは、光の部分だけなんですよね。

 一週間後、外科手術を受けるためにガンモが再び病院を訪れてみると、男性医師は、昨日、新しい白衣をおろしたばかりだとかで、看護師さんたちと和気藹々と話をしていたという。別の看護師さんが、今日は手術を行う日だと男性医師に伝えると、男性医師は驚いた様子で、
「えっ? 私は聞いてないよ」
とおっしゃったそうだ。どうやら、一週間前にすったもんだしながら、ようやくガンモの手術をこの日に決めたというのに、そのことをすっかり忘れてしまっていたらしいのだ。それでも、簡単な手術なので、間もなく手術の準備が整えられたそうだ。もちろん、ガンモに施された麻酔は局所麻酔である。

 手術に入る前に、男性医師はガンモに、
「縦割りにするか、横割りにするか、どっちにする? うちはオーダーメイドだから」
と尋ねられたらしい。要するに、縦に切るか、横に切るかを尋ねられたのだが、ガンモは男性医師の「オーダーメイド」という表現に思わず笑ってしまったそうだ。そして結局、横割りに切ってもらうことにしたという。

 いよいよ手術を行う段階になると、男性医師は隠語を使い、看護師さんに合図を送ったそうだ。その合図とは、
「これが大事だから」
という言葉なのだそうだ。その合図を聞いた看護師さんは、男性医師の眼鏡を外したそうだ。おそらく手術が始まると、近距離に焦点を合わせる必要があるために、老眼の入った眼鏡を看護師さんに外してもらったのだろう。男性医師がその合図を送ったとき、男性医師の手には既に手術用の手袋がはめられていたため、眼鏡を取れない状況にあったようだ。

 そうしてガンモの腕は、男性医師によって切り開かれた。看護師さんはガンモに、
「大丈夫ですか?」
と声を掛けてくださったという。すると男性医師は、
「大丈夫、大丈夫」
と答えたそうだ。ガンモは、「看護師さんは自分に言ってくれているはずなのに、何故、先生が『大丈夫、大丈夫』と答えるのだろう?」と思ったらしい。そのせいか、看護師さんはもう一度、
「大丈夫ですか?」
とガンモに尋ねてくださったそうだ。おかげでガンモは、
「大丈夫です」
と、ようやく返すことができたらしい。

 ガンモが冷静な態度を取っていたからなのか、男性医師は手術中に、切り開いたガンモの腕の中を見せてくださったという。ガンモはこれまでの外科手術の経験から、自分の身体の中から取り出されたものは見たことがあるものの、まだ取り出さずに身体の中に収まっているものは見たことがなかったそうだ。そのときガンモは、白いものが自分の身体の中にあるのを見たという。

 そのとき看護師さんが、生検が必要かどうかを男性医師に尋ねたそうだが、男性医師は、
「大丈夫、大丈夫。これは悪いものじゃないから」
とおっしゃったそうだ。

 手術は無事に終わり、翌日、消毒にうかがうことになり、抜糸も十日後に決まったそうだ。手術翌日の消毒は祭日だったのだが、もともと救急病院でもあるので、手術を担当してくださった男性医師ではないものの、別の医師が対応してくださったという。手術を終えたガンモは、腕に大きなガーゼ付きの絆創膏のようなものを貼られ、外科手術の傷あとを保護していた。
「痛い?」
と私が尋ねると、ガンモは、
「痛い」
と答えた。男性医師からは、痛み止めや抗生物質を処方されたようだ。

 こうして無事に外科手術と消毒も終え、あとは抜糸を待つばかりとなった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 手術を終えたガンモは、興奮気味に私に電話を掛けて来ました。手術を担当してくださる男性医師があまりにもユーモアに溢れる人だったので、リラックスした気持ちで手術を受けることができたようです。確かに私を診察してくださったときも、かなりお茶目な方だとは思いましたが、ここまでユーモアに溢れる医師だとは思いませんでした。それを考えると、私よりもガンモのほうが、より男性医師自身を引き出していることになるのでしょうね。男性医師はガンモの前で、これだけのユーモアを連発しているのですから。

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2011.11.14

ガンモ、ぬいぐるみになる(1)

映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 札幌市で、平年より十七日も遅い初雪が観測されたそうですね。去年よりも十九日遅く、一九二二年以来八十九年振りの遅さだとか。西日本に住んでいる私からすると、十一月半ばに雪が降っているというのに「平年よりも遅い」と言われているのは何だか不思議な気がしますが、実際はもっと早い時期に初雪が観測されていたのですね。今年は東日本大震災もあり、仮設住宅が出来上がっているとは言え、被災地の方たちは例年よりも寒い冬を迎えることになるだろうと思います。最近は、義捐金を募る声も落ち着いて来ているようですが、暖房器具などはちゃんと行き届いているでしょうか。

 ガンモは身体の中に膿のようなものを溜め易い体質で、私と結婚してからも、三年ほど前に外科手術を受けて、身体の中に溜まったものを取り出していただいている。腕の一部が固いもので盛り上がり、痛みも感じるという。ここのところ、再び腕のあたりが固くなり、盛り上がっていたことから、ガンモは平日の休みを利用して、私が経口内視鏡検査を受けた病院へと出向いて行った。

 ガンモは、三年前ほどにもその病院で、まったく同じ症状で外科手術を受けていることから、担当してくださった医師は、すぐに状況を理解してくださったようである。しかし、どうやらその病院には外科専門の医師がいないらしく、ガンモを診てくださった医師は、よその病院から来られている外科医だったそうだ。ガンモの受ける外科手術は、比較的簡単な手術らしいのだが、その病院に外科専門の医師がいないことから、ガンモのその手術を一体誰が行うかで、少し病院側でもめていたらしい。要するに、わざわざよそから来られている外科専門の医師にお願いしなければならないほど大きな手術ではないということなのだろう。

 そこで、そのとき病院内にいらっしゃった別の男性医師に声が掛かったという。ガンモ曰く、その男性医師は、救急患者に処置を行う処置室で、一人で何か作業をされていたらしい。男性医師は、急に声を掛けられ、驚いていたそうだ。更に男性医師は、看護師さんにガンモの手術をお願いできないかと言われ、日程を決めるにあたり、土曜日はどうかと尋ねられると、
「土曜日はダメ、ダメ」
とおっしゃったそうだ。その病院は、土曜日も診察を受け付けてくださる病院で、男性医師も土曜日に勤務されているはずなのだが、土曜日は手術を行うのにご都合が悪いらしかった。その後、かなりばたばたしながら、ようやく一週間後にガンモの手術の日取りが決まったという。

 念のため、ガンモに、
「その男性医師の名前は?」
と尋ねてみると、何と、私を逆流性食道炎と診察してくださった男性医師だったのだ。私が、
「ああ、あの先生、お茶目だよね?」
と言うと、
「そうそう、誰が俺の手術を担当してくれるかで病院内でもめてたとき、あの先生、一人で処置室で遊んでたから」
とガンモは言った。決して、その男性医師が処置室で積み木などをして、一人で遊んでいたわけではないとは思うのだが、何となく、ガンモのその表現を聞いて納得してしまったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私の診察を担当してくださった男性医師は、単に内科の医師というわけではなく、ありとあらゆる症状に対応してくださる医師だったようです。私は、内科の医師は外科手術を行わないと思い込んでいたので驚きました。それにしても、ガンモと私が同じ医師にお世話になることになったということで、とても不思議な縁を感じてしまいました。

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2011.11.13

映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』

ホットヨガ(二六五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。そろそろ年賀状の季節ですね。今回は喪中ハガキを用意しなければならないのですが、まだ手付かずの状態です。日頃から交流がある人たちならば、事情をご存知なので、例え喪中ハガキの発送が遅れたとしても、それなりに対処してくださるかもしれませんが、中には年に一回、年賀状を交わすだけの人たちもいますので、できるだけ早めに送付しなければと思っています。とは言え、なかなかまとまった時間が取れないのが現状でありますね。

 本作を鑑賞したのは、五月十五日のことである。普段、好んで鑑賞している作品からはあまりにもかけ離れてしまっているため、本作を鑑賞することに対し、最初からあまり積極的な気持ちにはなれなかったのだが、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを有効活用するために、思い切って鑑賞することにした。実際に鑑賞してみると、本作の中に登場する漫画家の赤塚不二夫さんの高いテンションにどうしてもついて行けず、最後まで鑑賞するのがかなり辛い状態に陥ってしまった。

 本作は、赤塚不二夫さんと小学館の担当編集者である武居俊樹さんとの関わりを描いた作品である。実際の武居俊樹さんは男性なのだが、本作では武田初美という女性担当編集者にアレンジされ、その役を堀北真希ちゃんが演じている。おそらく本作は、新入社員の武田初美が赤塚不二夫さんの担当編集者になり、これまでガチガチに固かったキャラクターが次第に緩くなって行くさまを描いた作品なのだと思う。堀北真希ちゃんとしては、これまでのイメージとはまったく異なるキャラクターを演じることになったとは思うのだが、やはりもともと彼女が持つ固いキャラクターは、浅野忠信さん演じるふにゃふにゃした赤塚不二夫さんのキャラクターとの距離を感じさせた。

 いやはや、赤塚不二夫さんの見事なまでのはちゃめちゃぶりは、本当にこのようなことがあったのだろうかと驚いてしまうほどだった。何しろ、毎日のようにスタッフを連れて飲み歩き、馬鹿なことばかりやって騒いでいるのだから・・・・・・。ギャグ漫画が売れるというのはこういうことなのだろうかと半ば呆れてしまうとともに、これが、赤塚不二夫さんが数々のギャグを生み出すために保っていたテンションなのかと驚きを隠し切れなかった。確かに、ギャグ漫画を描くには、普段から自分自身でギャグを口にすることも大切だとは思うのだが、果たしてこの高いテンションを持続させて、赤塚不二夫さんご自身が疲れなかったのだろうかと疑問に思ってしまったのだ。私なら、いつかそのような自分に嫌気がさしてしまうような気がする。何故なら、私自身がもっと深いところで人と繋がりたいと思うからだ。

 歌にも演歌やロックがあるように、漫画にもシリアスなものからギャグまで様々な分野がある。その中でも赤塚不二夫さんは、シリアスなものを選ばずに、ギャグを選び続けた人なのだろう。お母さまが何よりも大切で、その次に大切なのが妻であり、武田初美は赤塚不二夫さんにとっては三番目の女性として描かれていた。実際には武田初美は男性だったので、このようなことは起こり得なかったとしても、赤塚不二夫さんの編集担当者として、公私ともに関わり続けていたことがうかがえる。

 私にとっては、赤塚不二夫さんの生き方に共感したり、エールを送りたくなったというよりも、もう少し自分を大切にしてあげることを説教したくなった作品である。あれほど酒びたりになっていた赤塚不二夫さんは、一体何から逃げ回っていたのだろう? 彼の本気の感情を見たのは、いしだあゆみさん演じる彼のお母さまが亡くなられたときだけだったように思う。もしも実生活において、自分の本気の感情を表現する場がなかったのだとしたら、ギャグの世界に逃げ込んでしまっても仕方がないと思うしかないのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とても残念な作品に思えたので、かなり辛口のレビューを書かせていただきました。ギャグ漫画を産み出す漫画家は、日常生活においてもギャグを連発し続けていました。赤塚不二夫さんの仕事を手伝っていた人たちも、ずっと彼に同調し続けていたのでしょうか。私には、本気の感情を表現しないまま生きることは、遠回りをしているように思えて仕方がありませんでした。

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2011.11.12

ホットヨガ(二六五回目)

スプレキュアという選択(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。栃木県内にあるヤマト運輸の二つの支店で、配達されないメール便が焼却、裁断処分されていたそうですね。同様の出来事は、これまでにも起こっていたような気がするのですが、今回は、人手不足で配達し切れないというのが原因のようです。確かにメール便での発送は格安なので、私もインターネットでちょっとした買い物をするときに、購入先でメール便を扱ってくださるととてもありがたいのですが、このようなことがあるとやはり不安ですよね。人手不足が原因と言われていますが、実際は、格安の料金で配達を請け負ったとしても、コストが掛かりすぎてしまっているのかもしれませんね。

 十月二十九日土曜日は、梅田店のスタジオで六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。

 九時半過ぎに家を出たというのに、梅田店のスタジオに着いたのは、レッスンが始まる十時半だった。高濃度水素水を購入してからロッカールームに入ろうと思っていたものの、レッスンバッグの中を一生懸命まさぐっても空の五百ミリリットルのペットボトルが見当たらなかった。どうやら自宅に置き忘れてしまったようだ。仕方がないので、私は持参した還元水素水だけを持ってレッスンに臨んだ。

 レッスンの参加者は二十名で、そのうち男性会員は二名だった。一人はいつもお見掛けする方で、もう一人はあまり骨盤コースのレッスンには慣れていらっしゃらない方のようだった。とは言え、緑のフェイスタオルを使ってはいなかったので、トライアルレッスン中の方ではなさそうだ。

 レッスンを担当してくださったのは、梅田店では初めてレッスンを担当してくださるインストラクターだった。導き方がとても上手なインストラクターだったので、私はレッスンに引き込まれ、途中で外に出て涼むことなく、最後までスタジオの中でレッスンを受けることができた。とても丁寧なレッスンだったからか、レッスン終了時間が予定よりも数分押してしまったのだが、全体的にとても気持ちのいいレッスンだった。

 着替えを済ませてロッカーの鍵を受付に返しに行くと、一週間以内にレッスンを受けているということで、ヒアルロン酸ドリンクをいただいた。梅田店の受付には、とてもさばさばしたインストラクターがいらっしゃる。まだそのインストラクターのレッスンは一度も受けたことがないのだが、いつか彼女のレッスンも受けてみたいと思う。

 ところで私は、JR大阪駅からおよそ二十分ほど掛けて梅田店のスタジオまで歩いているわけだが、その途中に、お酒も扱っているコンビニエンスストアがある。実はそのお店の店頭では、非売品の景品が一つ五十円から二百円くらいの価格で売られているのだ。私は、そのコーナーを物色するのがいつも楽しみで、これまでにも大き目のグラスを一つ百円、キャラクターのイラストの入ったクーラーバックを一つ二百円などで購入している。今回も、レッスン時間が差し迫っているというのに、volvicのエコバックを一つ百五十円で購入した。かなり大きくてしっかりしたエコバックだったので、購入して良かったと思った。

volvicオリジナルエコバック

 生地もしっかりしているので、のちにこのエコバックは、ホットヨガのレッスンのあと、汗を掻いたレッスンウェアを入れるための入れ物となった。自宅では、エコバックごと洗濯できるので、とても便利である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m レッスン後にお気に入りのお店でお昼ご飯を食べたり、ミニシアター系映画館で映画鑑賞をすることができるというのも、JR大阪駅から梅田店までの長い道のりを一生懸命歩くための励みになっているのですが、このように格安の景品を入手することができるのも、隠れた楽しみの一つになっています。

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2011.11.11

スプレキュアという選択(1)

映画『ラビット・ホール』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本格的に涼しくなりましたね。ついに私も半袖ジャケットデビューを果たしました。(苦笑)どうやら、他の方たちの寒そうな格好から推測するに、最低気温が十七度でも半袖Tシャツで過ごせる私の体感温度は、他の方たちに比べて少なくとも五度は高いのではないかと思っています。これからの季節は、半袖ジャケットと半袖セーターを重宝することになりそうです。(苦笑)

 十一月五日土曜日は、リュープリンの注射を打ってもらうために、I医師のいる病院へと出掛けた。この日は、ガンモと二人で一泊旅行に出掛けることになっていたため、私たちは旅の支度を整えたあと、ガンモの運転するカングーで病院まで向かった。しかし、途中、渋滞に巻き込まれてしまい、九時からの診察の予約だったというのに、十五分ほど遅刻してしまった。そのため、婦人科で受付を済ませたあとに名前を呼ばれるた頃には、既に九時半を回っていた。

 I医師に、
「その後、どうですか?」
と尋ねられたので、前回、受診してからもしばしば不正出血があったことと、今日から再び不正出血が始まったことなどを報告した。前回の生理もどきは十月一日から始まったので、十一月五日の時点でまだ生理もどきが来ていないということは、やはりリュープリンによって生理が止まったと考えて良さそうである。確かに、リュープリンを始めてから最初の生理もどきがやって来たときは、生理前に特有の胸が張る現象があったのだが、今回はそのような現象もなかったので、やはり生理は止まったと判断していいのだろう。

 私はI医師に、以前よりもほてりが強くなったことと、抱えているもう一つの症状についても、相変わらずの状況であることを報告した。するとI医師は、
「今は最強の薬を使っているので、強さの度合いを一つ落としてみましょうか」
とおっしゃった。I医師曰く、現在、私が打っていただいているリュープリンは、手術を受けることを前提として、筋腫を小さくするための薬なのだそうだ。ほてりが緩和されるならばと、私は素直にI医師の指示に従うことにした。

 私は、気になっていることを尋ねてみた。先日、私は逆流性食道炎と診断されたわけだが、処方していただいている桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を服用することや、大きな子宮筋腫があることが、逆流性食道炎と何か関係があるのかと尋ねてみた。するとI医師は、まったく関係がないとも言い切れないというようなニュアンスのことをおっしゃった。そして、
「桂枝茯苓丸をしばらく止めてみますか?」
と尋ねられたので、私は、
「桂枝茯苓丸を止めると、ほてりがひどくなるのではないでしょうか?」
と質問を投げ掛けてみた。驚いたことにI医師は、
「あまり関係がないでしょう」
とおっしゃるではないか。ということは、桂枝茯苓丸は、私のほてりにはあまり効いていないということなのだろうか? 結局私は、考えた末に、引き続き桂枝茯苓丸を処方していただくことにした。

 更に気になる症状として、喉が渇きやすくなったことが挙げられるのだが、そのことについてI医師に尋ねてみたところ、
「それは別の症状でしょう」
と言われてしまった。すなわち、リュープリンとは関係がないとうことである。私としては、目の乾きと同様に、喉も渇き易くなるのではないかと思っていたので、少々拍子抜けしてしまった。

 その後、I医師に御礼を言って診察室をあとにしたのだが、次の注射の予約を入れるために別室で看護師さんと話をしていたときに、更にその次の注射の時期が気になっていることを伝えた。というのも、注射はきっかり四週ごとに打っていただいているため、更にその次の注射の時期を考えると、大晦日に当たってしまうからだ。ほとんどの病院は、大晦日には休診してしまうと思い、看護師さんに尋ねてみると、病院の年内の最終診察日は十二月二十九日だという。その日ならば、私も年末年始の休暇に入っているので、注射を打ってもらうために来院することは可能である。とは言え、病院の年内最終診察日である十二月二十九日に注射を打っていただくことにするならば、次回の注射はそのきっかり四週前の十二月一日木曜日に打っていただくことになってしまう。注射は五日までなら前にずらすことは可能だが、後ろにずらすことはできないのだ。私は、仕事で休暇を申請するのは少し気が引けたが、十二月一日が映画サービスデーと重なっていることもあり、十二月一日に次回の注射を打っていただくことにしたのだった。

 その後、処方箋の指示書と注射の指示書を受け取り、注射をしていただく処置室へと向かった。注射の指示書には、リュープリンではなく、「スプレキュアMP」と書かれていた。スプレキュアには点鼻薬もあるのだが、指示書にあるスプレキュアMPは注射薬らしい。

 処置室では、これまでリュープリンの注射を担当してくださったベテラン看護師さんではなく、少し若い看護師さんが注射を担当してくださった。いつものようにベッドに案内され、お腹に注射をしていただく準備を整えていると、今回の注射を担当してくださる看護師さんが、
「私、スプレキュア初めてなのに」
と話しているのが聞こえて来た。それを聞いた私は、「大丈夫だろうか?」と少し不安になったものの、もはや選択の余地はなく、間もなく注射の準備を整えてベッドまで来られた看護師さんにお腹を出した。看護師さんには、
「前回は左側に打っていただいたので、今回は右側にお願いします」
とお願いすると、
「わかりました。この辺でいいですか?」
と逆に尋ねられてしまった。これまで担当してくださったベテラン看護師さんならば、有無を言わさず針を突き刺す場所を決めてしまわれるので、逆に看護師さんに注射を打つ場所を確認されてしまうことが、より一層の不安材料となってしまった。私が、
「はい、そこでいいです」
と答えると、看護師さんは私のお腹に注射の針を刺した。気のせいか、ベテラン看護師さんよりも注射針が私のお腹に滞在する時間が長く、それだけに、チクリと感じる時間が長かったように思えた。こうして何とか注射を終えた私は、看護師さんに御礼を言って、会計コーナーへと向かった。

 会計コーナーには、ガンモが待機してくれていた。ガンモ曰く、既に私の名前が二回ほど呼ばれていたらしい。おそらく、婦人科で診察を終えた時点で会計に通知が行ったのだろう。私はその間にスプレキュアの注射を打っていただいていたので、遅くなってしまったというわけだ。

 ちなみに、スプレキュアはリュープリンよりも四千円ほど安かった。病院で会計を済ませた私は、病院近くの薬局で桂枝茯苓丸を受け取り、ガンモの運転するカングーに乗り込んだのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m その後、私はガンモと一緒に国内の一泊旅行に出掛けたのですが、そのことについては、また改めて書かせていただきます。海外旅行の記事もそうですが、国内旅行の記事もかなり立て込んでいますので、お伝えするのはずっと先になってしまうかもしれません。(苦笑)

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2011.11.10

映画『ラビット・ホール』

ホットヨガ(二六四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。映画を鑑賞して帰宅途中に、沿線で火災が発生したため、JR神戸線がひどく遅れたり運休するなどの状況が発生していました。一体何事だろうと思っていたところ、何と、沿線の倉庫が燃えてしまったようです。幸い、けが人などは出なかったようですが、大阪~姫路間の電車がしばらく止まってしまったので、仕事帰りのガンモも阪神電車で帰宅する羽目になったようです。それにしても、沿線の火災により、電車が止まるなどという経験は初めてのことでした。

 今回は、本日鑑賞したばかりの見ごたえのある作品をご紹介させていただこうと思う。本作は、劇場で何度となく予告編を観ていて、公開されたら絶対に鑑賞しようと思っていた作品の一つである。木曜日は、本作を上映している映画館の会員カード提示でポイントを二倍もらえるので、仕事を終えた私はまっすぐ映画館に向かったのだった。

 一言で言ってしまえば、本作は、四歳の息子を交通事故で喪ってしまった夫婦の再生を描いた作品とも言える。しかし、他の作品とはどこか違う。それぞれの登場人物の抱える、ベクトルの異なる想いが手に取るようにわかるからだ。

 まず、息子を喪うなどという究極的な悲しみを共有すれば、夫婦は同じ方向を向いて互いに支え合いながら生きて行くのではないかと思いがちである。しかし、本作の夫婦は違うのだ。夫は、いつまでも息子との思い出に浸りながら、撮影した息子の動画などを観ては涙している。一方、妻はというと、日中、自宅で過ごしているために、亡き息子の思い出の品に否が応でも触れることになってしまい、なかなか前に進めないことを理由に、息子の遺したものをさっさと処分してしまいたいと思っている。このように、息子を喪ったという悲しみの深さ(ベクトルの大きさ)はそれほど変わらなくても、取っている行動(ベクトルの向き)がまったく異なっているのだ。

 普段から片付け上手ではない私は、ものをどんどん手放す行為から、感情的に冷たいものを感じ取ってしまいがちである。しかし、ニコール・キッドマン演じる妻のベッカは、息子の遺したものを自分の視界から遠ざけようとしながらも、心に深い傷を負っているのがわかった。更に、その傷はあまりにも深過ぎて、周りの人たちとの温度差が生じてしまっているように見えた。

 例えば、これまで仲の良かった友人が、息子を喪ったあとに、電話の一本も寄越さずに、実質的にベッカと距離を置いている。ベッカはそのことに対してひどく苛立ちを覚えているのだが、私にもそんなベッカの気持ちが良くわかる。感情が大きく揺れ動くような出来事を体験してしまうと、これまで交流して来た人たちが、果たしてどれくらいの覚悟でもって自分と関わろうとしてくれているのかが手に取るようにわかってしまう。はっきり言って、自分が大変だと思っているときに距離を置かれてしまうような間柄ならば、これまで本当の友情を結んでいたわけではなかったと私は思う。何故なら、物理的な距離がそのまま心の距離を表していると思うからだ。本当に仲の良い友人ならば、相手が悲しみに打ちひしがれているときに駆けつけもせず、電話の一本も掛けないなどということは有り得ない。もしもそのような行動を取ってしまうならば、相手の悲しみに同調することができず、自分自身の中に相手との温度差を感じてしまっているために近付けないのだと思う。

 再生を目指すベッカと夫は、同じように子供を喪った夫婦で構成されるグループに参加する。そこで、みんなと同じような悲しみを共有して癒される人たちもいるのかもしれない。しかし、夫はそのグループで他の参加者たちに同調しようとしているのに対し、妻のベッカはどこか冷めた目でグループの活動を見ている。お互いに同じような悲しみを抱えているはずなのに、悲しみを乗り越えようとするベクトルが違っているのだ。そのシーンを見てからの私は、ベッカの取る行動からいよいよ目が離せなくなってしまった。

 その後、更にベッカの取る行動は、私の興味を強く惹き付けた。ふとした偶然から、彼女は何と、息子をはねた加害者の少年と接点を持つのだ。その描写がとにかく素晴らしい。特に、少年とベッカが公園のベンチに座り、互いに涙を流すシーンは圧巻である。少年の中には、自分の運転による過失で小さな子供をはねて死なせてしまったという深い罪の意識と後悔がある。と同時に、それらの感情の先には深い悲しみがある。もちろん、ベッカもまた、愛する息子を喪った深い悲しみを背負っている。とは言え、立場の違う両者の悲しみのベクトルは大きく異なっているはずだ。それなのに、ベッカと青年は、ベクトルの違うところで繋がる。ベッカは、最も身近であるはずの夫とは異なるベクトルの悲しみを持っていて、夫婦関係がどこかギクシャクしているというのに、加害者の少年とは、言葉の要らないところで繋がってしまうのだ。そして、実のところ、その繋がりのきっかけが、本作のタイトルにもなっている。

 ベッカの妹やベッカの母との関係もいい。ベッカが息子を喪って悲しみに暮れているというのに、ベッカの妹の妊娠が発覚する。一方、ベッカの母は、ベッカと同じように息子(すなわちベッカにとっては兄)を喪った深い悲しみを背負っている。だからと言って、母と娘がお互いの深い悲しみを通じて理解し合うような展開にならないところが素晴らしい。おそらく、本作で主に表現されようとしているのは、例え同じような状況にあったとしても、それぞれの置かれている状況や個性などの違いから、いろいろなベクトルが生まれてしまうということなのだろう。それだけに、登場人物の持つそれぞれの個性が見事に表現された作品であるとも言える。それゆえに、とことんリアルなのだ。

 今まで様々な作品を鑑賞して来たが、ここまで人物の個性がリアルに描写されている作品も珍しいと思う。いずれ本作もまた、二コール・キッドマンの代表作になるのは間違いないだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、リアルなヒューマンドラマでした。本作を鑑賞すると、リアルな生活においては、本作のようにいろいろな人たちの異なるベクトルが、あっちを向いたりこっちを向いたりしながら混沌としているのだということを実感します。むしろ、他の作品がうまくまとまり過ぎているような気さえして来ますね。まだまだ劇場公開中ですので、お近くの映画館で鑑賞できるという方には、是非お勧めの作品です。

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2011.11.09

ホットヨガ(二六四回目)

経口内視鏡初体験(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 気温が下がって秋らしくなりましたね。私は、今日こそ上着が必要になるだろうと、いつもバッグの中に半袖ジャケットを忍ばせてはいるのですが、やはり未だに半袖Tシャツのまま過ごしています。首の部分は露出してしまっているので、さすがにマフラー相当のものが必要ですが、まだまだ半袖Tシャツで生腕を出して自転車に乗っていると、風が冷たくて気持ちがいいですよ。(笑)

 十月二十四日月曜日は、仕事帰りに三宮店で六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。

 十月下旬は、VIP会員の更新手続きを行う時期に当たっていた。VIP会員は、しばしば開催される特別レッスンを受けることができたり、回数券購入時の割引率が高ったりするので、トータルで考えればかなりお得なサービスだ。しかも、継続会員は三千円でそれらのサービスを受けられるというので、私は更新手続きを行うことにしていた。

 実は、VIP会員の更新手続きの時期が迫っていることを知らせるハガキが三宮店から届いていたので、それを持参して更新手続きをしたあと、更新時の特典として、水を六本もらえるというスタンプカードを受け取った。受付で差し出したハガキは、ずっと持ち歩いていたので、既によれよれになってしまっていた。早めに更新しても、有効期限が前倒しになってしまうため、更新のタイミングをしばらく見計らっていたのだ。

 五百ミリリットル入りの水を六本もらえるというので、早速、最初の一本をいただいたのだが、考えてみるとこのような特典は、平日の夜に受けるレッスンには最適かもしれない。というのも、私は自宅から還元水素水を作ってレッスンに持参しているのだが、平日は還元水素水の入った保冷専用ボトルを勤務先にも持参することになるため、仕事中に喉が渇くと飲んでしまう。そうなると、レッスン中に飲む水が、ちょうど五百ミリリットル入りペットボトル一本分程度、減ってしまうのだ。そのため、この特典を活用すれば、仕事中に飲んで減ってしまった分だけの水を受付で受け取り、レッスンに臨むことができるというわけだ。とは言え、その水の特典を受けられる間は、ロッカールームに設置された高濃度水素水を購入するチャンスを失ってしまうことにもなる。

 私はロッカールームで、受付で受け取った特典の水を、レッスンに持参していた保冷専用ボトルに移し変えた。保冷専用ボトルの中には氷が残っていたが、生暖かい水を加えたためか、すっかり解けてしまった。

 今回のレッスンの参加者は十六名だった。レッスンは小さいほうのスタジオで行われたので満員だった。いつも三宮店での骨盤コースのレッスンでお見掛けするサウナスーツの女性も参加されていた。レッスンを担当してくださったのは、古くからお話をさせていただいているインストラクターである。

 今回は、スタジオ内がとても暑くなっていたので、私は何となく集中力がなかった。しかも、レッスンの前にサンドイッチを食べてしまったので、胃が落ち着かなかった。とは言え、私は翌日に経口内視鏡検査を控えていたので、二十一時以降は食事を取ってはいけないことになっていた。骨盤コースのレッスンを終えて三宮店のスタジオを出る頃には、いつも二十一時を回ってしまうのだ。ということは、レッスンのあとに夕食をとると、食べてはいけない時間帯に晩ご飯を食べることになってしまう。経口内視鏡の検査を行わない日であったとしても、やはり二十一時以降に晩ご飯を食べるのは気が引ける。だから、どうしてもレッスンの前に腹ごしらえをすることを選んでしまうのだ。

 レッスン中、薬を飲むのを忘れたことに気付き、ロッカールームに戻り、薬を飲んで再びスタジオに戻った。最近、どうもこのパターンが多い。西洋医学の薬には慣れていないせいか、食後に薬を飲むのを忘れてしまうのだ。

 その後もスタジオ内が暑かったので、私はときどきスタジオの外に出て休んだ。やはり、ほてりがあると、スタジオの温度や湿度にとても敏感になってしまう。スタジオの外で休んでいると、ときどき話し掛けてくださるインストラクターが声を掛けてくださった。もう一つのスタジオでスタンダードコースのレッスンを担当されて、今、終えたばかりだという。

 受付の向こう側から、外人さんの声が聞こえて来た。日本語が達者な方である。お顔は拝見できなかったのだが、ひょっとすると時々お目に掛かっている外人さんかもしれない。
「英語で言われても、私、馬鹿だからわからない」
などという声が聞こえて来る。素晴らしい。日本語だけでなく、日本人の謙遜の文化まで吸収されているではないか。お顔は拝見できなかったのだが、面白い外人さんだと思った。

 レッスンを終えてシャワーを浴びて受付に行くと、一週間以内にレッスンを受けた特典として、ヒアルロン酸ドリンクをいただいた。そして、既に二十一時を回っていたので、今回のレッスンを担当してくださったインストラクターに導かれ、従業員エレベータから降りて三宮店をあとにしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 平日の夜に水のサービスを受けられる特典はいいですね。ちなみに、VIP会員の更新特典でもらった水は、クリスタルガイザーでした。

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2011.11.08

経口内視鏡初体験(4)

映画『アンノウン』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 丸の内線東京駅の構内にバナナの自動販売機が設置されたそうですね。一本百三十円で販売されているとか。正直言って、かなり高価だと思います。(苦笑)私は毎朝、朝食にバナナを食べていますが、安いときはやや小ぶりなバナナが四本ほど入って九十八円程度で購入しています。田舎に行くともっと安いですね。果たして一本百三十円のバナナ、東京では売れるのでしょうか。

 間もなく私の名前が呼ばれたので、私は診察室に入った。男性医師は、さきほどの経口内視鏡検査で撮影した私の食道や胃の内部の写真を見ながら、かつて食道のあたりにあった白い粘膜がなくなり、きれいになっていること、胃の中にいくつかの良性のポリープが認められたこと、ポリープを生検した結果は一週間から十日程度でわかるが、おそらく悪いものではないだろうということを伝えられた。そして、やはり男性医師の口からも、「逆流性食道炎」という診断が出て来た。ゲップが出ないようにするためには、ビールや炭酸飲料などのゲップの出易い飲み物を控えるようにも言われたのだが、そもそも私は普段からそのような飲み物を好んで飲んでいるわけではなかった。

 男性医師は、
「白い粘膜のあったところが治っているので、悪いものではないでしょう。これが悪いものであれば、処方した薬で治ることはないですからね」
とおっしゃった。男性医師のおっしゃる「処方した薬」とはアルロイドGのことだと思い、私は、
アルロイドGはとても良い薬でした。初回から身体が強く求めているような感じで、飲む時間が待ち遠しくて仕方がありませんでした」
と言った。すると男性医師は、
アルロイドGは飲みにくかったでしょう?」
と私に尋ねた。しかし私は、
「いえ、服用されている方の感想をインターネットで読んだときに、確かに飲みにくいと書かれていましたが、私にはそんなことはなかったです」
と答えた。

 男性医師は、今回は、うえっとなるのを抑える薬(すなわち、胸焼けやゲップを抑える薬)だけを処方しますとおっしゃったのだが、アルロイドGが気に入ったという私の意見を受けた男性医師は、
アルロイドGが好きやったら、処方しますよ」
と言ってくださった。

 実は、経口内視鏡の検査結果では、食道のあたりにあった白い粘膜は既になくなり、きれいになっていたのだが、まだ喉のあたりに違和感が少し残っていたので、私にはもう少しアルロイドGが必要なのではないかと思っていたからだ。私は、引き続きアルロイドGを服用できることがうれしくて、男性医師に御礼を言った。

 胃のポリープの生検結果は、一週間後から十日後には出ているが、薬がなくなるタイミングもあることと、良性だと見てわかるポリープなので、結果は急がなくてもいいだろうとのことだった。そのため、次の診察の予約はないまま、診察室をあとにした。

 病院の会計窓口で支払いを済ませた私は、病院近くの薬局で三週間分のアルロイドGと胸焼けやゲップを抑える薬を受け取った。しかし、久し振りにアルロイドGを服用してみると、以前のようにアルロイドGを服用するのが楽しくてたまらないといった感覚はなくなってしまっていた。アルロイドGは、とろっとした成分がしばらく留まることで、傷ついた粘膜を修復してくれる働きのある薬なのだが、どうやら今回の経口内視鏡の検査結果でもわかったように、かつて私の食道のあたりにあった白い粘膜は既になくなっていたので、アルロイドGが活躍する場がないようなのだ。だから、私の身体はもはやアルロイドGを欲しなくなってしまっているのだと思った。そのため、小さい頃に食べていたかたくり粉を思い出すような懐かしく楽しい感覚も服用時には訪れず、私の中ではわずかに飲みにくい薬へと変化してしまったのである。

 あれからまだ三週間経過していないので、現在も私はアルロイドGと胸焼けやゲップを抑える薬を服用し続けているのだが、どうやら逆流性食道炎に関しては、男性医師の最初の処方通り、胸焼けやゲップを抑える薬だけで良かったようだ。まだ喉の辺りに違和感が残っているのは、逆流性食道炎によるものなのだろう。

 あとからわかったことだが、逆流性食道炎では、呼吸がし辛くなるような症状も現れるのだそうだ。なるほど、ここのところ、しばしば感じていた呼吸がしにくいような症状は、逆流性食道炎によるものだったわけである。

 ちなみに、今回は同じマンションの同じ階に住んでいらっしゃる看護師さんにはお目に掛からなかった。私が病院を訪れたときに、ちょうど休暇を取られていたのかもしれない。更に、実は今回お世話になった男性医師との関わりに付いては、後日談がある。それについては、また機会を改めて書かせていただくことにしよう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 翌日、出勤すると、上司に「どうでしたか?」と尋ねられたので、私は、経鼻内視鏡検査よりも経口内視鏡検査のほうが辛く、呼吸のペースが掴めるまではゲホゲホと咳き込んでしまったと報告しました。「逆流性食道炎」と診断されたことを言うと、上司もやはり同じことを医師に言われたそうで、「逆流性食道炎」が普段の生活でどのようなことに気をつければ良いかについて教えてくれました。かつてガンモも「逆流性食道炎」と診察されたことがあるのですが、年齢を重ねて来ると多くなる症状なのかもしれませんね。

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2011.11.07

映画『アンノウン』

経口内視鏡初体験(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m マンションの高層階で盗みを繰り返していた男が逮捕されたそうですね。高層階に住んでいると、窓の施錠が徹底されなくなるようですが、そうした心理をついて、マンションの十階前後の部屋を狙い続けていたようです。逮捕された男は、非常階段から一番近い部屋のベランダに飛び移り、カニのように横ばいになりながら盗みを繰り返していたそうです。確かに、高層階に住んでいれば、施錠していない窓から侵入者があろうなどとはよもや思わないでしょう。高所恐怖症でないことをこのような形で活かすなんて、実にけしからんことですね。

 本作を鑑賞したのは、五月十三日のことである。映画『96時間』のリーアム・ニーソン主演の作品なので、またまた大掛かりなアクション映画なのではないかと予想されたのだが、実際に鑑賞してみるとやはりその通りで、最初は比較的穏やかな展開でも、終盤に近付くにつれ、なるほど、こんなカラクリだったのかと驚きの連続だった。

 植物学者のマーティン・ハリス博士がベルリンで交通事故に遭い、目覚めてみると、妻は自分のことを知らないと言い張るばかりか、見知らぬ男が自分に成りすましている。私は、予告編でこの展開を観たとき、世の中には、自分自身を確実に証明できるものは何もないということに気が付いてしまった。例えば私は、自動車の運転免許証がないので、写真付きの身分証明書となるとパスポートになるのだが、そのパスポートでさえ、もともとは自分自身が書類を用意して申請するものである。そこに顔写真が付加され、信頼できる機関が発行したものであるというだけで、その人物の証明にもなるわけだが、ハリスは運悪く、パスポートの入った鞄を空港に忘れてしまう。そうなると、いよいよ自分自身を証明するものがない。

 ところで、現実には難しいとしても、パスポートは映画の世界ではしばしば偽造される。もしもパスポートが簡単に偽造できてしまうものだとしたら、もはやパスポートは誰かのアイデンティティーを証明するものではなくなってしまう。そうなると本作のように、異国の地において、ある人物が確かにその人物であるというような証明は、いよいよ難しくなってしまう。

 本作は、妻がハリスのことを知らないと主張した時点で、そこにはきっと何かがありそうだとプンプン臭って来る。ハリスの心の中には、妻と深く愛し合った記憶があるというのに、ハリスの愛する妻は素知らぬ顔で自分の見知らぬ男と夫婦関係を続けているのだ。

 それにしても、これがとても大掛かりなトリックだとして、果たして妻の友人や知人、近親者や親戚などをすべて巻き込んで、この作戦に同意させることができるものなのだろうか。誰かに頼まれて嘘をつくかどうかは、個人の自由意思にかかっている。もしも妻と関わりのある人たちすべてを言いくるめて演技をさせているのだとしたら、かなり大掛かりなトリックが成立することになる。果たしてそこまでして、一体何を得たいのだろうか?

 やがてハリスは何者かに命を狙われるようになり、ベルリンで自分を運ぶときに交通事故を起こした女性タクシー運転手や元秘密警察の男性の力を借りながら、事件を解明しようとするのだが・・・・・・。

 全体のテイストとしては、映画『RED/レッド』にやや近いだろうか。なるほど、最後まで鑑賞すると、とんだどんでん返しが待っているということはわかったのだが、それならば、愛する妻と深く愛し合った愛の記憶は、一体何だったのだろう? 男女の愛に強く反応してしまう私としては、その愛の記憶を軸に鑑賞を進めたかったので、その結末においてはちょっぴり残念だった。とは言え、リーアム・ニーソン主演の作品なので、彼を暴れさせてあげるには、仕方のない手段だったのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 皆さんは、突然、アイデンティティーを失ってしまったとしたら、どうしますか? 私は本作を鑑賞して、私たちの周りにあるものはすべて、相対的なものに過ぎないのではないかと感じました。決して絶対的なものが私たちのアイデンティティーを証明してくれるわけではないんですよね。

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2011.11.06

経口内視鏡初体験(3)

ホットヨガ(二六三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今後、自転車は車道を走るように徹底されるようですが、海外ではそれが当たり前でも、日本はこれまで、自転車が歩道を走ることに寛容な姿勢を示していましたよね。実際、私も自転車を良く利用する立場にありますが、車道を走るよりも歩道を走ることのほうが多いですね。理由は、日本の場合、自転車が車道を走るようには設計されていないからだと思います。車道に設けられている自転車道がひどく狭いので、車道を走っていると、身の危険を感じてしまうのです。自転車が車道を走れるようにするには、道路をもう少し整備して、自転車の通れる自転車道を整備する必要があると思います。実際、フランスなどでは、一部のエリアで自転車道が作られています。ただ、フランスでは、既に自転車は車道を走らなければならないというルールがあるので、同じ立場にあるとは言えませんが、自転車道が作られているということは、自動車と自転車の共存が難しいからだと思います。いずれ、日本も同じような問題に直面すると思うので、そのあたりを税所から考慮してルール化して欲しいですね。それでは、しばらく時間が空いてしまいましたが、経口内視鏡初体験(2)の続きを書かせていただきます。

 女性医師からは、前回の経鼻内視鏡検査で見付かった食道のあたりの白い粘膜がなくなっていることと、胃の中にいくつかのポリープがあったことを聞かされた。ポリープの数は一個や二個ではなく、数個もあり、一番大きいもので六ミリ程度の大きさがあるという。念のため、一番大きいものを生検していただいたのだが、見たところ良性なので、気にしなくてもいいでしょうとのことだった。良性のポリープは、この先、悪いものに変化したりすることはないそうだ。ちなみに、生検の結果は一週間から十日程度でわかるという。

 そして、私の症状は、「逆流性食道炎」だろうとのことだった。実は、喉がつかえるような感じがした上に、血痰も吐いてしまったときに、私の中では、
「もしも食道がんだったらどうしよう?」
という不安がよぎってしまった。そして、少し前に食道がんが見付かったことで話題になった桑田圭祐さんのことを思い出し、インターネットでいろいろ調べてみると、桑田圭祐さんはゲップが多くなったことがきっかけで、食道がんの発見に繋がったと何かの記事に書かれていた。そう言えば、私も最近、細かいゲップがたくさん出るようになっていたので、やはり食道がんと結び付けて、恐怖を感じていたのだ。

 そして、食道がんについて調べて行くうちに、逆流性食道炎もまた、食道がんと同様に、喉に何かつかえる感じがあったり、ゲップが出る症状があることがわかった。そこで私なりに今回の一連の流れを振り返ってみたところ、前回の経鼻内視鏡検査のときに女性医師から、
「熱いものを食べたりしてないですか?」
と尋ねられたことが気になっていた。そのときは、
「ありません」
ときっぱり答えたのだが、冷静になって考えてみると、朝食のときにすすっている味噌汁がひどく熱いことに気が付いてしまったのだ。

 私の職場は八時半までに出勤しなければならないものの、私の自宅から職場までは片道一時間半掛かってしまうため、自宅を出る前に朝食を済ませてしまうと、お昼休みまでお腹が持たない。そのため、朝食はいつも職場に着いてからとっている。ご存知のように、私の朝食は、身体に酵素を取り入れるためにバナナを持ち込んで、仕上げに味噌汁をすすっているのだ。この味噌汁は、ほとんど具のないわかめだけの生味噌タイプのものを、職場の湯沸しポットのお湯で溶かして作って飲んでいる。湯沸しポットの温度は九十度に設定されているのだが、お湯が沸いた直後は百度くらいになってしまっている。朝の忙しい時間帯に味噌汁をすすることになるので、ついつい熱いままの味噌汁をすすってしまいがちである。実際、熱いと感じてしまったこともしばしばである。どうやらそのときに、食道のあたりに白い粘膜ができてしまうほど傷つけてしまい、その白い粘膜のあたりを食べ物が通過するときに喉につかえるような感覚があったのではないだろうか。だから、その状態で喉が傷ついていたのを、アルロイドGというとろっとした液体の薬が緩和してくれたのだと思う。

 私は、女性医師や看護師さんたちに御礼を言って、内視鏡の検査室を出た。このあとは、最初に私を診てくださった男性医師の診察があるというので、私は診察室の前でしばらく待った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 食道がんではないことがわかり、ひとまずホッとしています。(苦笑)やはり、年齢を重ねて来ると、悪いものが検出されてしまったらどうしようという不安がよぎりますね。以前は、家庭の医学書などを開いて、時間を掛けて、自分の症状と照らし合わせて判断しなければならなかったのですが、今はインターネットの検索エンジンに症状となるキーワードを入力すると、実に様々な情報を得ることができるので、とても便利な世の中になったと言えます。とは言え、中には正しくない情報も含まれていることもあるので、最終的な判断は医師に任せたほうが良さそうですね。

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2011.11.05

ホットヨガ(二六三回目)

映画『ブラック・スワン』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 週末はあいにくの雨模様ですね。しかし、まだまだ暖かいようで、私は相変わらず半袖Tシャツ一枚で過ごしています。今は暖かいですが、また寒くなると思いますので、皆さんも気温の変化には十分お気をつけくださいね。

 十月二十二日土曜日は、ホットヨガの梅田店のスタジオで六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。

 またしても家を出るのが遅くなってしまい、レッスン開始の二分ほど前に梅田店のスタジオに到着してしまった。それでも今回は、自宅から空の五百ミリリットルのペットボトルを持参していたので、初めてだったが、前回購入したばかりの高濃度水素水のプリペイドカードを大急ぎでサーバーにかざし、高濃度水素水を購入した。始めのうちは、サーバーの注ぎ口とペットボトルの口がほんの少しずれていたため、大切な水がこぼれてしまった。慌ててペットボトルを置き直したので、そのあとは順調に入ってくれた。しかし、ひどく慌てていたので、水を購入したあと、立ち上がるときに、サーバーの近くにあったガラス棚に頭をぶつけてしまった。誰にも見られなかったので恥ずかしくはなかったのだが、こういうときは、誰かがその現場を目撃して笑ってくれたほうが完結するような気もしている。

 ちなみに、三宮店では高濃度水素水のサーバはロッカールームに設置されているのだが、梅田店はロッカールームに通じる通路に設置されていた。おそらく、梅田店では男性会員と女性会員がいるために、双方が共通で使うことのできる通路に設置されているのだろう。

 その後、ロッカールームに入った私は、先ほど購入したばかりの高濃度水素水を飲んでみた。確かに、化学の力により生成された水の味がした。「レッスン前に飲むと、めっちゃ汗が出ますよ」という三宮店のスタッフの言葉を思い出しながら、その効果に期待して、私は大急ぎで着替えを済ませてスタジオに入った。スタジオには、いつもの保冷専用ボトルのほかに、先ほど購入したばかりの高濃度水素水も持参した。

 有り難いことに、レッスンは始まったばかりのようだった。どういうわけか、いつもよりも参加者の数は少なく、十七名だった。参加されていた男性会員は一人だけで、これまで一度もお目に掛かったことのない方だった。

 思いがけず、インストラクターに近いヨガマットが空いていたのでそこに腰を下ろすと、ちょうど鏡の切れ目に当たる場所であることがわかった。以前にも書かせていただいたことがあるのだが、ホットヨガのレッスンを行っているスタジオには鏡が設置されている。その鏡は、大きな一枚鏡ではなく、何枚かの鏡が連ねられている。座ったときに、ちょうどその繋ぎ目に当たるところにヨガマットが敷かれることもあり、そのようなヨガマットは早いもの勝ち競争に敗れて残ってしまうのだ。そんな視点で、まだ使用されていないヨガマットを眺めてみると、やはり鏡のちょうど繋ぎ目のところにあるヨガマットばかりが空いていた。

 高濃度水素水を飲んだためか、ウォーミングアップのストレッチの段階から、私は何となくいつもと違うものを感じていた。やはり、いつもよりも汗がたくさん出て来るように思えたのだ。しかもその汗は、いつもよりもねっとりとしているような気がした。それに加え、いつもはレッスン中に自分の汗の臭いを感じないのだが、今回はレッスン中に自分の汗の臭いを感じた。やはり、いつもとは違う汗が出ていたということなのだろうか。

 今回のレッスンを担当してくださったのは、初めてお目にかかるインストラクターだった。たいていの場合、どんなインストラクターも受付でお目にかかっているものだが、これまで一度もお目にかかっていないインストラクターだったのは不思議である。レッスンに不慣れな様子ではなかったので、ひょっとすると、どこかよその支店でレッスンを担当されているのかもしれない。

 私は、休憩のポーズ(シャバーサナ:屍のポーズ )までは何とか持ち越したものの、後半の四つん這いのポーズに入ったあたりから、スタジオの外に出て涼みたくてたまらなくなってしまった。そこで、スタジオの外に出て涼んでいると、そこに現れたのは何と、男性会員のNさんだった。ずいぶん長いことお目に掛かっていなかったので、またどこかに出掛けられているのだろうか、それとも、既に退会されてしまったのだろうかなどと思っていたのだが、お元気なお姿を拝見できて良かったと思う。Nさんは、相変わらずお肌がツルツルだった。これまで通り、週末は午前中のレッスンに参加されているという。Nさんもレッスンの途中で暑くなり、スタジオの外に出られたそうだ。お互いに別々のレッスンに参加していて、同じタイミングでスタジオの外に出ていたというのは面白い。Nさんは、
「ブログ読んでますよ」
と言ってくださった。(Nさん、どうもありがとうございますm(__)m )私が三宮店と梅田店でレッスンを受けていることも良くご存じだった。Nさんは、すぐに向かいのスタジオに戻られた。私もしばらく外で涼んでスタジオに戻り、レッスンを続けた。

 さて、高濃度水素水を飲んだあとの気になる汗の量だが、三宮店のスタッフに言われたように、
「信じられないほど、めっちゃ汗が出ますよ」
というほどでもなかった。確かに汗はたくさん出て来たのだが、決して信じられないほどではなく、十分信じられるほどの量だった。

 レッスンを終えたあとのロッカールームはひどく混雑していた。シャワーを浴びて着替えを済ませ、受付にロッカーの鍵を返しに行ったのだが、一週間以内にレッスンを受けたときにもらえるはずのヒアルロン酸ドリンクはもらえなかった。レッスンを受けたのが三宮店と梅田店で異なっているからなのだろうか。その後、いつものようにお気に入りの場所で昼食をとったあと、映画を鑑賞して帰宅した。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 高濃度水素水は、確かにレッスン中の発汗を促してくれるようです。いつもレッスン中に掻いている汗とは違い、もっと濃い汗のような気がするのですが、身体の中で化学反応でも起こっているのでしょうか。(苦笑)しかも、いつもとは違う臭いの汗を掻いたような気もするので、すべての人がレッスン前に高濃度水素水を飲んだら、果たしてレッスン中のスタジオはどうなるのでしょう。今まで気にならなかった汗の臭いが気になってしまうかもしれませんね。

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2011.11.04

映画『ブラック・スワン』

シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 金曜日に一日休暇を取れば四連休にできると思い、休暇を取ってみたのですが、実践すべきことがあれやこれやと山積みで、「ガンまる日記」の更新さえも遅れがちになってしまっています。今、最も時間を費やしているのは人とのコミュニケーションですが、簡単なコミュニケーションで済ませてしまうような時代だからこそ、時間を掛けながら、丁寧に関わって行きたいと思っています。

 本作を鑑賞したのは、五月十二日のことである。公開前からかなり積極的な宣伝が行われていたためか、私の頭の中では本作に対するイメージが勝手に膨らんでしまっていた。しかし、今になって思えば、これほど積極的に宣伝されなくても自ら映画館に足を運んで鑑賞した作品なので、できるだけ先入観のない状態で鑑賞したかったと思う。

 一言で言ってしまえば、本作はとても洗練された作品である。描かれているのは、主人公のディープな内面の世界だ。しかも、ある種のボーダーラインを越えてしまっている。それゆえに、大きな映画館でポップコーンをほおばりながら、軽い気持ちで鑑賞するような作品ではないと言える。それなのに、積極的な宣伝効果もあってか、こうしたディープな内面の世界や、ある種のボーダーラインを越えてしまった描写に不慣れな方たちも、意図しないところで本作に引きずり込まれてしまったのではないだろうか。

 ニューヨークのバレエ団に所属しているバレリーナのニノは、次回作となる「白鳥の湖」の舞台で、プリマ・バレリーナに抜擢された。しかし、今回、新たな振り付けが行われた「白鳥の湖」は、清楚な白鳥だけでなく官能的で邪悪な心を持つ黒鳥も演じなければならなかった。

 まず、この時点で、題材としてとても面白い作品だと思った。何故なら、私たちには二面性があり、まさしくニノが舞台で演じようとしている白鳥の部分と黒鳥の部分を併せ持っていると思うからだ。しかし、ある人は、白鳥の部分が九割以上で、黒鳥の部分は一割にも満たないかもしれない。反対に、ある人は、白鳥の部分が一割にも満たず、黒鳥の部分が九割以上を占めているかもしれない。ほとんどの人たちは、自分の中にある白鳥の部分と黒鳥の部分を上手にコントロールしながらバランスを保ちつつ生きている。本作で描かれているのは、いわば保つべきそのバランスを崩してしまった主人公の物語なのである。

 おそらくだが、ニノの場合は最初から白鳥の部分が九割以上存在していたのではないだろうか。だから、プリマ・バレリーナに抜擢されたことは大変うれしくもあったが、果たして自分が黒鳥の役を演じられるのかどうか不安でたまらなかったはずだ。そんなとき、舞台を指導する芸術監督は、黒鳥のイメージを持つ新人のリリーを黒鳥に採用しようとする。ようやくプリマ・バレリーナの座を勝ち取ったニノとしては、まるで自分が黒鳥を演じることができない事実を突き付けられているようで、それこそ気が気ではなかったことだろう。あたかもそれを証明するかのように、次第にニノは追い込まれて行く。いや、追い込まれて行くというよりも、ニノ自身が自分を追い込んでしまったと言える。

 本作を最後まで鑑賞したならば、おそらく多くの人たちは、「ニノは、それほどまでプリマ・バレリーナになりたかったのか」という驚きに打ちのめされることだろう。プリマ・バレリーナの座を必死で守りたいがために、ニノは自分自身を追い込みながら、ある種のボーダーラインを超えてしまう。黒鳥の役を自分で演じたいという強い気持ちが、ニノに通常のモードでは入ることのないスイッチを押させてしまったようにも見える。

 冷静に考えてみると、リリーは確かに黒鳥のイメージにぴったりではあるものの、反対に白鳥の役を演じることはできなかったはずである。それなのにニノは、リリーに黒鳥役を取られてしまうのではないかとびくびくしながら、自分自身を肉体的にも精神的にも追い込み、傷つけてしまう。もともと私たち人間が白鳥の部分と黒鳥の部分を併せ持っていたとしても、舞台に立つときに求めらるキャラクターの持つ白鳥の部分と黒鳥の部分の割合と、本来、自分が併せ持っている白鳥の部分と黒鳥の部分の割合が著しく異なっていた場合、本作で描かれているようなことが起こり得るのかもしれない。

 白鳥と黒鳥、内に向かって行くエネルギーと外に向かって行くエネルギー、そして陰陽。本作は、それらのキーワードをたっぷりと感じさせてくれる作品だった。最も興味深いのは、ニノが自分自身をどんどん追い詰めてしまっていたことだ。あれはおそらく、彼女自身の中に眠っていた内に向かって行くエネルギーだったのだろう。もしもニノの中で外に向かって行くエネルギーが発達していたならば、彼女は自分自身を傷つけずに、第三者を傷つけてしまったに違いない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 鑑賞直後は、積極的な宣伝効果の影響を受けていたために、作品に対してちょっぴり反発したいような気持ちもあったのですが、こうして作品を振り返ってみると、とても良く出来た作品だと改めて感じました。ナタリー・ポートマンの演技には幅がありますね。つまり、女優としての彼女の中には、白鳥の部分も黒鳥の部分も確実に両方存在していて、演じる役によってそれらを上手に使い分けているということです。これからも、彼女が出演する作品に注目して行きたいですね。

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2011.11.03

シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(2)

シドニー・フィッシュ・マーケットの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 急にツボのことが気になり始めて、漢方とツボの本―もっと知りたい!今日から始める! (別冊週刊女性)という本を購入しました。これは、なかなか良い本です。本のサイズが大きいので、自宅向けではありますが、その分、たっぷりと内容が詰まっています。これを読めば、漢方にもツボにももっと詳しくなれる気がしますね。ツボの説明部分が写真であることもとてもありがたいです。

漢方とツボの本

漢方とツボの本
価格:1,000円(税込、送料別)

それでは、シドニー・フィッシュ・マーケットの続きを書かせていただきます。

 シドニー・フィッシュ・マーケットをあとにした私たちは、再びFish Marketからライトレールに乗り乗り込み、元来た道を引き返さずに、更に先へと進んだ。ライトレールを乗り潰すためには、ライトレールのすべての駅を通過しておく必要があったからだ。

 やがて私たちは、ライトレールの終点となるLilyfield駅に到着した。しかし、周辺を見渡してみると、何かがありそうな駅ではなかったので、私たちはLilyfield駅のホームに降りて、写真を撮ったりしながら、しばらくの間、そこで過ごした。そして、コンクリートなどに描かれた、海外で良く見掛ける落書きなどを心行くまで堪能すると、Central駅行きの折り返し列車に乗車した。とは言え、そのまままっすぐCentral駅へと向かったわけではなく、途中下車して今度はモノレールに乗り換えた。実は、このモノレールに乗車したことが、私たちにとってはシドニーの最も良き思い出の一つとなった。

 シドニーのモノレールは、ヨーロッパを走る古い列車のコンパートメント車両のような作りをしていた。映画『ハリー・ポッター』シリーズでハリーたちがホグワーツに向かうために利用している列車の車両を思い浮かべていただければ幸いである。モノレールのドアは、そのまま一つの個室に繋がっていて、それぞれの個室は、向かい合わせの大きなシートで構成されていた。そのため、気軽な気持ちで乗車すると、個室の持つ密な雰囲気に圧倒されてしまう。乗客は、別の駅からの新しい乗客を迎え入れることで、ようやく個室の雰囲気に慣れることができるのだ。

 しかも、シドニーのモノレールは、浅草花やしきのジェットコースターのように、一部のエリアでビルが迫って来るのではないかと思えるほど身近なところを通過する。おそらく、初めてモノレールに乗車した人は、モノレールがそのようなところを通過することに驚くはずである。私たちは、そんなモノレールが面白くて、一周しただけでは物足りず、一周わずか十五分程度のモノレールをもう一周して楽しんだ。

 モノレールを心行くまで楽しんだあとは、再びPaddy's Marketsまで戻り、そこから更にCentral駅行きのライトレールに乗り換えた。私たちの宿泊していたホテルは、Museum駅が一番近かったが、Central駅にも歩いて行けたので、郊外に出掛けるときなどはしばしば利用していた。そのときに、Central駅に向かうライトレールを見守りながら、ライトレールがCentral駅に近付いたときに、二階の乗り場まで坂道を登って行く姿がユニークだと思っていたのだ。そして、とうとう私たちも、実際にライトレールに乗車してその坂道を登った。大きな駅にライトレールが乗り入れているのは決して珍しくないが、一階ではなく、二階に乗り場があるのは実にユニークである。日本で言えば、広島駅の二階に路面電車が乗り入れているようなものである。

 私たちはCentral駅でライトレールを降りて、駅の構内にある鉄道関係の本屋さんに入ってみた。その本屋さんには、ありとあらゆる国の鉄道関連の書籍やDVDなどが揃っていた。

 さて、モノレールは既に乗り潰した私たちだったが、実のところ、まだライトレールを乗り潰したとは言えない状態だった。というのも、ライトレールのCentral駅とその次の駅のCapital Squere駅は、円を描くように運行されていたからだ。ということは、Central駅に来る前にCapital Squere駅を通過していたとしても、それはあくまで半円のみの乗車であり、ライトレールの乗り潰しを完成させるには、Central駅からCapital Squere駅に向かって乗車して、残りの半円を完成させる必要がったのだ。こうして私たちは、Central駅からCapital Squere駅まで乗車し、めでたくシドニーのライトレールも乗り潰したのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(2)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m シドニーのモノレールは、これまで乗車したモノレールの中で最も楽しいモノレールでした。何と言っても、手を伸ばせばビルに届きそうなところを走っています。一周わずか十五分程度ですので、一日乗車券を購入したら、少なくとも二周はしてみたくなることでしょう。(笑)

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2011.11.02

シドニー・フィッシュ・マーケット

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。私の抱えているある症状について、友人が医療関係に携わっているという方に尋ねてくれました。その結果、得られた回答は、既に私が知っていることであり、かつ、私の現在の状況に当てはまるものではありませんでした。その友人とは気心が知れているので、それらのことを正直に伝えたのですが、私が真実を伝えることで、せっかく友人が私のために力になろうとして動いてくれたことが宙に浮いてしまったような気がしました。そこで、あとからフォローしたのですが、何となく、取って付けたような感謝の言葉になってしまいました。しかし、そのあとも、友人が私のために動いてくれたことがうれしくて、私の中ではじわじわと喜びが込み上げて来ています。今回のことを通して感じたのは、人が誰かに感謝の気持ちを示すとき、その成果に対してお礼を言う場合と、その行為に対してお礼を言う場合があるということでした。今回の場合は、その行為に対してお礼を言うことになったわけですが、気心が知れているだけに、伝えてくれた情報が今の私の状況に当てはまってはいないと友人の成果を先に否定してしまっているので、友人には私の感謝の気持ちが伝わりにくかったかもしれません。諦めずに何とかフォローしたいと思います。それでは、シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(1)の続きを書かせていただきます。

 ライトレールをFish Marketで降りて私たちが向かったのは、シドニー・フィッシュ・マーケットという魚市場である。あとから知ったことだが、シドニーで流通している魚介類はすべて、ここで取引されているものなのだそうだ。ここには、食事のできるテーブルや椅子が用意されていて、シドニー・フィッシュ・マーケット内で購入した商品を食べることができるようになっていた。シドニー・フィッシュ・マーケット内で売られているのは何と、サーモンのお刺身や生の牡蠣(かき)、海老などである。ガンモ曰く、ここでは特にサーモンのお刺身が名物となっていて、おいしいという。私は半信半疑だったのだが、サーモンのお刺身と生牡蠣、海老などを購入し、食べるためのテーブルを探した。

 室内で食べても良かったのだが、外のテーブルで食べていると、かもめやペリカンが寄って来るという。そこで私たちは、シドニー・フィッシュ・マーケット内で購入したものを持って、外のテーブルへと移動した。外には、水辺にいくつものテーブルが並んでいた。水の中では、野生のペリカンが夫婦で泳いでいた。雨は降ったり止んだりだったが、私たちが食事をする頃にはいくぶん落ち着いていた。

 私たちは、購入したものをテーブルの上に広げると、ホテル近くのスーパーで買ったパンを持参していたので、シドニー・フィッシュ・マーケットで購入したものをおかずにして、少し遅めの昼食をとった。半信半疑だったサーモンは、これまで食べたことがないほどおいしかった。おいしそうに食べている私たちの様子を見て、予想通り、かもめが寄って来た。既にシドニー滞在六日目ともなると、もはやかもめの存在には慣れていたが、野生のペリカンを見るのはこれが初めてだった。これまでペリカンというと、動物園でしか見たことがなかったからだ。本当にペリカンなのかとじっと目を凝らして見てみたのだが、確かにあの大きな嘴(くちばし)はペリカンだった。しかも、空を飛んでいるペリカンもいるのだ。

 私たちが食べているのを物欲しそうに見ているかもめの様子を見るに見かねたガンモが、一切れのサーモンをかもめに投げてやった。ところがそのサーモンは、思いのほか高く舞い上がり、テーブルの屋根の裏側にピタリと張り付いてしまった。かもめは高く舞い上がったサーモンを途中までは目で追っていたものの、屋根の裏側に張り付いてしまったサーモンをしつこく追い掛けはしなかった。かもめが意外にもあっさりとサーモンを諦めたので、彼らには執着心がないことがわかった。私は、せっかくのサーモンが屋根に張り付いてしまったことがおかしくて仕方がなかった。サーモンにありつけると思ったのに、目の前でどこかに消えてしまったのだから、かもめにとっては人間のマジックにように思えてしまったのかもしれない。ちょっとしたハプニングが私たちを楽しませてくれた。

 食事を終えると、私たちはゴミをゴミ箱に捨てた。ゴミ箱の周辺にも、残飯を狙うたくさんのかもめたちがたむろしていた。シドニー・フィッシュ・マーケットというくらいだから、ここのゴミ箱にはたくさんの残飯や魚の切れ端などがあった。業務用のゴミ箱を熱心に突付いている野鳥もいた。シドニーに来てから、何度も見掛けて来た野鳥である。ペリカンのような長い嘴(くちばし)でゴミ箱を突付くと、どうやら大きな収穫があったようだ。ここに来れば食べ物があるということを、彼らはちゃんと知っているのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、シドニー・フィッシュ・マーケットをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳ありません。やるべきことを手帳に書き出しながら実践しているのですが、予定が多過ぎて、なかなか前に進むことができません。(苦笑)ということで、気が付いたらこんな時間になってしまいました。聞くところによると、シドニー・フィッシュ・マーケットは、東京の築地に続いて世界で二番目の水揚げ量を誇る魚市場なのだそうです。まさかシドニーでおいしいサーモンのお刺身が食べられるとは思ってもみなかったので、いろいろな意味でとても新鮮でした。

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2011.11.01

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

ホットヨガ(二六二回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年金の支給開始年齢を引き上げようとする動きがあるようですね。ほとんどの企業における定年退職は六十歳だというのに、年金の支給が始まるのが七十歳を超えてしまうのだとしたら、定年退職してから年金が支給され始めるまでの十数年間はどのようにして生活して行けばいいのでしょうか。年を取れば、必ずしも健康でいられるかどうかはわかりません。少子高齢化が原因とも言われていますが、ずっと働いて、毎月年金を納めて来た人たちが実際の年金を受け取る時期が遅れてしまうというのも何だか理不尽な気がします。例えばイギリスやフランスなど、老後が安泰な国ほど、街を歩くと物乞いをしている人たちが多いのは、将来のための、国の貯蓄への体制が厳し過ぎるからではないかと私なりには解釈しているのですが、日本では街を歩いていても物乞いをしている人が少ない分、将来のための、国の貯蓄への体制がまだまだ甘いのかもしれませんね。

 本作を鑑賞したのは、五月十日のことである。

 本作が劇場公開されていた頃、私がしばしば足を運んでいる映画館は、ゴールデンウィーク中ということもあってか、とにかくたくさんの人たちで溢れ返っていた。どうやらその中の多くの人たちが、本作を鑑賞するために映画館を訪れていたようだ。しかし、大盛況のため、劇場窓口には「『阪急電車』の○時△分の回は満席です」という手書きの札が掲げられていた。当日分の上映回で満席の札が掲げがれるのはまだ理解できるのだが、翌日分の上映回についても満席の札が掲げられていたのは驚いた。これまで何度となくその映画館に足を運んで来たが、これほどまでの大盛況ぶりは見たことがなかった。

 それもそのはずで、本作の舞台となっている阪急今津線は、まさしく私がしばしば足を運んでいる映画館のある沿線上に位置していたのだ。身近なエリアが映画の舞台になっているとわかれば、足を運びたくなるのが人間の心理というものだろう。

 かくいう私もその映画館で本作を鑑賞したのだが、はっきり言って、とても奇妙な感じだった。私の場合、阪急今津線の沿線に住んでいると胸を張って言える立場ではないものの、本作に登場する阪急今津線の駅の中には、私自身も乗り降りしたことのある駅がいくつかあり、とても身近に感じることができた。自分にとって、すぐに手の届くところにあるいくつかの駅や、普段、当たり前のように目にしているマロン色の阪急電車がスクリーンの中に登場するというのは、何だかとても不思議な気がした。おそらく、その映画館で本作を鑑賞されたほとんどの方たちが、私と同じような感想を抱いたのではないだろうか。

 実は、本作が公開される前に、私が本作を鑑賞した映画館では、公開前の先行試写会が開催されていたようだ。私はその試写会には応募しなかったのだが、たまたま別の作品を鑑賞するためにその映画館を訪れたときに、本作を試写会で鑑賞し終えた方たちがどやどやと劇場から出て来たところに出くわした。どの方もとても満足そうな表情をされていて、一部の方が興奮気味に感想を語り合っていたので、これはきっと見ごたえのある作品に違いないと思っていた。

 実際に鑑賞してみると、まさしくその通りだった。実のところ、題材としては身近に感じられても、鑑賞してみると期待を裏切られてがっかりしてしまうのではないかという気持ちのほうが強かった。しかし、そうではなく、内容もとても深いものだった。

 特に、時江というおばあさんを演じていた宮本信子さんの役柄は格別だった。恥ずかしいことに、予告編を観たときに、あのおばあさんを演じているのが宮本信子さんだということに気付かなかった。というのも、宮本信子さんがおばあさんの役を演じられるのはまだまだ早いと思っていたからかもしれない。しかし、宮本信子さんにはまっすぐな生き方を好む時江の役がぴたりとはまり、彼女の口から次にどんな言葉が飛び出すのか、楽しみで楽しみで仕方がなかった。

 電車の中で大きな声でおしゃべりをするおばさまたちは、関西地方ではあまりにも日常的過ぎて恐ろしかった。しかし、そんなにぎやかなおばさまたちの中にも、別の意志を持ったおばさまがいることがわかり、少し安心することができた。電車の中でにぎやかなおばさまたちに出会ったとしても、一つの集団として見てしまってはいけないのだ。ひょっとすると、自分がその集団の中にいることが本意ではないと思っている人も含まれているかもしれない。そう思うと、何だか救われるのだった。

 本作は、阪急今津線沿線に住む一部の人たちが「しがらみと決別して自立へと向かう物語」であるとも言える。恋人を後輩に寝取られた美しい女性、本当は、にぎやかなおばさまたちの仲間入りをしたくない女性、DVの恋人と付き合っている女性、学校でいじめにあっている女子学生。それぞれ何らかの問題を抱えた人たちが、阪急今津線の電車の中でそれとなく、人情的に繋がって行く。

 マニアックな感覚で結ばれた大学生のカップルは、独自の路線を築いていてとてもいい。おそらく、関西学院大学の学生さんなのだろう。関西学院大学も、私たちにとってはとても身近な大学で、ガンモがTOEICの試験を受けるときに、しばしば受験会場に指定されている大学である。そんな関西学院大学に強く憧れる高校生が、あまり勉強の得意ではなさそうな社会人の恋人と付き合っているのだが、私から見ると、その社会人の恋人は、高校生の彼女に対して誠実な愛情を注いでいるように見える。

 何はともあれ、阪急今津線沿線に住む人たちが見せてくれる様々なドラマに、私たちは釘付けになってしまうだろう。片道たった十五分の阪急今津線の中で繰り広げられているバラバラのドラマが、終盤に近付くに従って少しずつ繋がりを持ち始める展開も面白い。私にとっては、とても身近な題材だったために予想以上に楽しむことができたが、きっと身近な題材ではない人たちにとっても、心の中に何か暖かいものを残してくれる作品だと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 悩みを抱えている人たちが、明日からしっかりと前を向いて歩いて行けるような、元気をもらえる作品だと思います。宮本信子さんが演じていたおばあさんの時江が、電車の中でひどくにぎやかなおばさまたちにカツを入れたときは、思わずスカッとしました。(苦笑)

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