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2011年10月

2011.10.31

ホットヨガ(二六二回目)

シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。最近、私の中での時間の経過のし方が、人とは違っていることに気が付いています。簡単に言えば、私はまだまだそこに留まりたい気持ちがあるというのに、他の人たちは既に次の段階へと進んでしまっているように思えます。特定の事象に対して心を落として味わい尽くそうとする時間が、他の人たちはどんどん速くなっているというのに、私だけがのろいのです。どんどん次の段階に進んで行かなければ、今のような情報過多の時代は乗り切れないのでしょうかね。

 十月二十日は、仕事帰りに三宮店でホットヨガのリラックスコースのレッスンを受けた。木曜日の夜は、加入しているミニシアター系映画館のポイントカードで得られるポイントが二倍になるので、いつもならば映画を鑑賞しているのだが、その映画館で上映されている作品をほとんど鑑賞し尽くしてしまったので、ホットヨガのレッスンを受けることにしたのである。

 受付で高濃度水素水を薦められたので、ついに私も高濃度水素水のプリペイドカードを購入してみた。五百ミリリットルの高濃度水素水を一回一五〇円で購入できるというものだ。受付のスタッフには、
「レッスンの前に飲むとめっちゃ汗を掻きますので、汗を掻き過ぎたくないときは、レッスンのあとに水分補給として飲んでください。飲んでいただくと、老廃物が水素や活性酸素と一緒に出て行きます」
と言われた。ここまで言われると、一体どれくらい汗が出るのだろうと期待してしまう。五百ミリリットルの空のペットボトルを持参するといいそうだが、私はいつものように保冷専用ボトルに自宅の冷蔵庫で作った還元水素水を持参していたので、せっかく購入したプリペイドカードも、今回は活躍の場はなさそうだった。

 私は、ロッカールームに設置された高濃度水素水のサーバを改めてチェックしてみた。いつもレッスンに持ち歩いている保冷専用ボトルを注ぎ口の近くまで持って行ってみたところ、やはり高さが合わなかった。五百ミリリットルのペットボトル専用に設計されているのだ。しかし、あとから気付いたのだが、保冷専用ボトルのキャップを外してしまえば、高さが合うかもしれない。どれどれ、一体どれくらいの汗が出るのか、今度試してみようではないか。

 平日の夜のレッスンはひどく混み合っていると、以前、三宮店のスタッフから聞いてはいたが、この日のロッカールームは予想以上に混雑していた。

 ちなみに、今回のレッスンの参加者は十八名だった。レッスンを担当してくださったのは、受付では良くお目にかかっているインストラクターである。以前もレッスンを担当してくださったのだが、とても表現力のあるインストラクターである。また彼女のレッスンを受けたいと思っていたので、とてもうれしかった。

 リラックスコースのレッスンでは、イグアナのポーズ、飛び魚のポーズ、夢見るポーズなど、お腹を下にするポーズが続く。私はイグアナのポーズで片足を九十度に折り曲げて、しばらく休憩した。そのあと、夢見るポーズを取ってみると、お腹に負担がかかり、それと同時に骨盤の歪みも実感してしまった。しかし、リュープリンのおかげで、やはり私のお腹はいくらか凹んで来ていると感じた。

 リラックスコースのレッスンに参加すると、どうしてもサボりたくなるポーズがある。それは、つるべ落としのポーズである。以前も書いたが、私は身体をねじるポーズがあまり好きではないのだ。そこで私は、つるべ落としのポーズのときにスタジオの外に出て、トイレに行った。レッスンの前に時間がなかったので、トイレに行かずにそのままレッスンに参加してしまったからだ。トイレを済ませると、スタジオの外でそのまま少し休んでからスタジオに戻った。

 レッスン後のロッカールームも、やはりひどく混み合っていた。しかも、ずっとおしゃべりをしている人がいたので、ちょっと不快に感じてしまった。静かで狭いロッカールームでの会話は、電車の中で聞こえて来る携帯電話での通話に匹敵すると思った。

 一週間以内にレッスンを受けたので、今回もヒアルロン酸ドリンクをもらって帰った。ヒアルロン酸について調べてみたのだが、確かに水分補給を行う成分ではあるものの、エストロゲンを誘発するものではなかった。むしろその逆で、体内の中のエストロゲンでヒアルロン酸が作られるらしい。ということは、リュープリンの注射をしている私が飲んでも安全ということである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m レッスン前に高濃度水素水を飲んで、一体どれくらいの汗を掻くことができるのか、とても興味があります。(笑)次回のレッスンのときに五百ミリリットルの空のペットボトルを持参して、試してみようと思います。

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2011.10.30

シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(1)

映画『キッズ・オールライト』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m スカイマークの定期便が成田国際空港と北海道の空港を結ぶようになり、それを記念して、何と期間限定で九八〇円の座席が発売されたそうですね。都心からは少し離れたところにある成田国際空港であるとは言え、関東から北海道までの飛行機のチケットが片道わずか九八〇円というのは大変な破格値であります。九八〇円の座席は、既に二ヶ月先まで予約が埋まってしまっているそうですが、充分な宣伝効果に繋がっていると言えますね。それでは週末になりましたので、シドニーのチャイナタウンの続きを書かせていただきます。

 シドニーには、シティーレールと呼ばれる本格的な鉄道のほかに、ライトレールと呼ばれる路面電車とモノレールが市内を走っていた。チャイナタウンの近くにいた私たちは、Paddy's Marketsという駅からひとまずライトレールに乗車して、ライトレールの全路線を乗り潰すことにした。ライトレールとモノレールの共通一日乗車券が販売されていることがわかっていたので、私たちは係員のいるモノレールの駅に出向き、ライトレールとモノレールに乗り降り自由な共通一日乗車券を購入した。そのときも、クレジットカードで購入したのだが、係員の女性に、
"PIN or sign?"
と尋ねられたので、私は思わず笑いが込み上げて来た。またしてもガンモがすぐに反応しなかったので、私がすかさず、
"PIN, please"
と答えてしまったのだが、なかなか反応しなかったガンモは、
「ああ、来た来た来た!」
と思い、冷静に対応しようとしていたようだ。

 ちなみに、共通一日乗車券は一人一枚九.五〇オーストラリアドルだった。デジタル化されたこの時代に、係員によるマジックの手書きで有効期限が書き込まれたのは、大変興味深い。

 モノレールの駅を出ると、私たちの歩いているすぐ目の前をモノレールが通り過ぎて行った。目線をほんの少し上に上げると、走り去って行くモノレールを見上げることができた。街中(まちなか)でカーブしたモノレールの線路を見られるこの構図はなかなか面白い。

 一方、ライトレールは、ライトレールというだけに、昔ながらの古めかしい車両の路面電車ではなく、近代的な車両だった。これまで、ガンモと一緒にあちらこちらの路面電車に乗車して来たが、日本の路面電車と海外の路面電車を比較してみると、日本の路面電車は比較的古い車両がまだ現役で活躍しているのに対し、ヨーロッパなどを走る路面電車は、次々に新型車両のライトレールに切り替えられているように思う。

 ライトレールに乗車すると、車掌さんが切符のチェックに来られたので、購入したばかりの共通一日乗車券を提示した。ライトレールはそれぞれの駅が無人駅なので、このようなチェックが必要なのかもしれないが、例えばオランダのアムステルダムを走る路面電車のように、乗車時と降車時にICチップ入りのチケットを機械にかざすようにすれば、車掌さんによるアナログのチェックは必要なくなるのではないかとも思った。おそらく今後はアムステルダムのような形式が取られるはずなので、今は車掌さんによるアナログの検札を楽しんでおいたほうがいいだろう。

 しばらくライトレールに揺られた私たちは、Fish Marketという駅で降りた。Fish Market、すなわち魚市場である。ライトレールを降りると、あいにく雨が降り始めていた。シドニーに来てから初めての雨だった。お腹を空かせていた私たちは、ガンモの提案で、ここで昼食をとることにしたのだ。降り注ぐ雨の中、この先、一体何が待ち受けているのだろうと期待に胸を膨らませながら、私たちは人々の歩いて行く方向へと足を向けたのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、シドニーのライトレール(路面電車)とモノレール(1)をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちは、翌朝の飛行機で帰国する予定でしたので、この日は実質、シドニー滞在最終日となりました。あいにくの雨だったのですが、雨でもそれほど行動に差し支えなかったのは救いだったと思います。

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2011.10.29

映画『キッズ・オールライト』

ホットヨガ(二六一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。バンコクの洪水が長引き、深刻な状況に陥っていますね。今年の一月にタイに行ったばかりですので、私たちがレンタサイクルを借りて走り回ったアユタヤが水に浸かってしまったというのはとても胸が痛みます。あのチャオプラヤー川も、フェリーに乗って渡りました。バンコクの人々は、フェリーに乗って日常的にチャオプラヤー川を渡り、買い物などに出掛けていたようですが、今はきっと違う状況なのでしょうね。かつてバンコクに住んでいた従妹は、現在は子供たちと一緒に日本に帰国しているのですが、彼女の夫がまだバンコクにいます。それで、一週間ほど前に彼女にバンコクの状況を尋ねてみたところ、日本人の住むところは大丈夫だと言っていました。ただ、スーパーでは飲み水が品薄になってしまっているそうで、彼女の友人は自宅に浄水器を取り付けたそうです。あれから一週間経ち、状況は更に深刻になっているかもしれませんが、どうか一日も早く水が引いてくれることを祈ります。

 本作を鑑賞したのは、五月二日のことである。公開前に、何度か予告編を観ていた作品である。

 レズビアンの女性二人が愛情で結ばれ、一緒に暮らしている。二人は、匿名で同じ男性から精子を提供してもらい、それぞれ子供に恵まれる。つまり、生まれた二人の子供は、母親は違うが父親は同じだというわけだ。広く一般的には、子供の父親が同じで母親が違う場合、二人の母親が一つ屋根の下で暮らすようなことはない。そのような場合、一緒に暮らしているのはむしろ父親のほうである。しかし、本作の設定はその逆で、二人の母親が愛情で結ばれていて、二人の子供たちとともに一つ屋根の下で暮らしているのである。

 やがて、姉弟として育った二人の子供たちも大きくなり、映画『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカが演じている姉のジョニが十八歳、弟のレイザーが十五歳になったときのことである。二人は、自分の遺伝子上の父親に会いたいと強く願うようになり、二人の母親には内緒で自分たちの遺伝子上の父親を探し始める。そしてついに、レストランを経営する遺伝子上の父親ポールとの対面を果たすのだ。ポールのことが気に入った二人は、それからもしばしば三人で密会を重ねるのだが、やがてそのことが二人の母親の知るところとなる。そして、遂に二人の母親と子供たちは、ポールとの親睦を深めるために、ポールを食事に招待するのだった。

 こうしてレビューを書くにあたり、登場人物たちの置かれている立場を改めて振り返ってみると、実にユニークであることがわかる。何故なら、本来、子供たちと血の繋がりがあるはずのポールが、あたかも部外者であるかのように描かれているからだ。レズビアンの二人の母親は、子供が欲しくても二人だけでは産むことができずに、ポールの力を借りることになる。しかし、匿名で精子を提供したポールが、自分の精子の行方を知るはずがない。だから、単に精子を提供しただけのつもりのポールを二人の子供たちが探し当てたとしても、ポールには二人が自分と血を分けた子供たちであるという実感が沸かなかったのではないだろうか。

 しかも、本作にはもっとおかしな展開が用意されている。広く一般的には、女性二人、男性一人の関係は、二人の女性が一人の男性を取り合う間柄になりがちなのだが、本作はそうではない。二人の女性がレズビアンということで、世間の常識を覆すような展開が待っているのだ。更に、その先にある苦悩までもが世間の常識からはかけ離れている。

 本作を鑑賞すると、誰もが、愛とは何か、家族とは何かということについて、深く考えさせられるのではないだろうか。愛し合う男女がセックスをすれば子供が産まれるが、極端な話、愛がなくても、男女がセックスをするだけで子供はできてしまう。その一方で、いくら愛し合っていたとしても、女性二人だけでは子供には恵まれない。そして、二人の母親とポールは、セックスを介さずに子供に恵まれた。単に精子を提供しただけとも言えるポールは、果たして本当の意味で父親と言えるのだろうか? また、家族とは、血縁で結ばれた関係のことだけを指すのだろうか? そんな疑問が生まれて来る。

 世間の常識を超えたところに、本作で描かれているような家族がある。二人の母親や二人の子供たちと愛情で結ばれているわけではないポールが、あたかも部外者であるかのようにぎこちなく描かれているところからすると、創り手が本作を通して伝えたかったのは、血の繋がりが最も大切であるということではないはずだ。愛情で結ばれているということが何よりも大切であるということを示すために、わざわざ本作のようなアプローチが選ばれたのだとすると、ずいぶん回りくどい表現方法が取られたものだと思う。あたかも部外者であるかのように描かれているポールの緊張感が伝わって来て、何だかおかしくもある作品なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 一風変わった家族の物語であります。子宮筋腫という英単語が出て来るのも興味深いですね。(苦笑)私は、同性愛についての偏見はありませんが、それならば、最初から子供を産んで育てることを諦めてしまうという選択もアリかなと思います。本作の中で取り扱われているジョニ・ミッチェルというミュージシャンの音楽については良くわかりませんが、マニアックな話題で盛り上がる雰囲気も良く出ていたと思います。普段の生活では感じることのできない感情を味わうことのできる作品ですね。

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2011.10.28

ホットヨガ(二六一回目)

経口内視鏡初体験(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。経口内視鏡検査を受けたときに、知らないうちに寝てしまい、目が覚めたら検査が終わっていたという方は、おそらく鎮静剤(眠り薬)を使用されたのでしょうね。次回、内視鏡検査を受けることがあるならば、私はやはり経鼻からの検査を選びたいと思います。内視鏡検査の記事はまだ終わりではありませんが、少しの間、別の記事をお届けさせていただきます。

 十月十六日は、三宮店で六十分のライトコースのレッスンを受けた。前日の土曜日は、ガンモの仕事が休みだったので、いつものように梅田店で予約していた骨盤コースのレッスンをキャンセルして、ガンモの仕事が入っているという翌日の日曜日にレッスンを受けることにしたのだ。日曜日は、三宮店でも夕方に骨盤コースのレッスンが開催されているのだが、翌日、仕事に出掛けて行くために早起きしなければならないことを考慮して、比較的早い時間帯に行われるライトコースのレッスンを受けることにした。

 思えば、ライトコースのレッスンを受けるのは、ずいぶん久し振りのことである。一体どのようなレッスンだったのか、すっかり忘れてしまっていたのだが、実際にレッスンを受けてみると、寝ポーズの多いレッスンであったことを思い出した。ちなみに公式サイトには、ライトコースの説明として以下のように書かれている。

ホットヨガスタジオだからこそ味わえる究極のリラクゼーションコース

このコースは主に、仰向け・うつ伏せ・座位のポーズで構成されています。
「体の重みをマットに預け、深く吸い、深く吐く」
ゆったりとした時間の流れに身を任せて、呼吸と共に自重力で体をひらいていくことで、身体の内側や深層部分への刺激をじんわりと感じるでしょう。
心身のリラクゼーションがもたらす効果は、柔軟性やポーズの安定感につながります。
やさしいポーズで緊張を緩めて、心と体をリラックスしましょう。
また、ポージングに行き詰まり感のある方、中上級者の方は、受講回数を重ねるごとに、新しい発見があるでしょう。

受講時期の目安:トライアル~オールレベル対象

 レッスンの参加者は十四名で、レッスンを担当してくださったのは、元神戸店のインストラクターだった。久し振りに参加するライトコースのレッスンということで目新しかったのか、ほてりのある私でも、最初から最後までスタジオの外に出ることなくレッスンに参加し続けることができた。しかし、喉が渇いていたのか、持参した水はすべて飲み干してしまい、保冷専用ボトルの中には氷だけが残った。

 苦手なうつ伏せのポーズが含まれていたので、私は骨盤コースのレッスンで行っているイグアナのポーズを取って休んでいた。他の参加者の方たちは、大胆にも上体を反らすポーズに挑戦していた。

 私は、ライトコースのレッスンがとても気に入ったので、平日の夜にもレッスンに通いたいと思ったのだが、あいにく三宮店では、平日の夜にはライトコースのレッスンがスケジュールされていなかった。もしもライトコースが三宮店の平日の夜のレッスンに組み込まれていたならば、土曜日は梅田店で骨盤コースのレッスンを受けて、平日の夜は三宮店でライトコースのレッスンを受けることができるのだが・・・・・・。

 レッスンを終えたあと、ロッカールームでサウナスーツの女性と会った。どうやら、このあと十六時から行われる骨盤コースのレッスンに参加されるようである。

 シャワーを浴びたあと、着替えを済ませて受付に行くと、受付のスタッフに、
「回数券が残ってますね」
と言われてしまった。誕生日月の七月に五十回回数券を購入したのだが、前回の回数券の繰り越し分が十数回分残っていたことに加え、旅行などで不在にしていて、週一ペースのレッスンに通えていなかった。実のところ、私は今回のレッスンを受けた時点で、新しい回数券を購入してから既に三ヶ月も経っているというのに、まだ前回の繰り越し分の回数券を消費している状態だったのだ。受付のスタッフは、
「もしも、どうしても回数券が残ってしまうようでしたら、回数券二回分でフェイスパックに交換することもできますので、おっしゃってください」
と言ってくださった。

 私が通っているホットヨガのスタジオには、独自で開発した商品がいくつかある。ホットヨガの回数券を消費することで、それらの商品と引き換えることができるそうなのだが、私はもともと化粧をしないので、あまり関係がない。肌をきれいにするには、顔に化学物質を塗らないことが一番いいと私自身は思っているので、おそらく回数券が余ったとしても、それらの商品に交換することはないだろう。だから、回数券を余らせないようにするためには、せっせとレッスンに通うしかないのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久しぶりにライトコースのレッスンを受けました。あまりきつくなくて、今の私にはとてもいい感じでした。しかし、どうやらレッスンスケジュールが私のライフスタイルと合わないため、滅多にレッスンを受けられないと思います。だから、こうしてレッスンを受けても、レッスンの内容を忘れてしまうんですよね。(苦笑)とは言え、レッスンの内容もどんどん変化していますので、私がずっと以前にレッスンを受けたときから比べると、ライトコースのレッスンの内容も変化していたように思いました。この次にライトコースのレッスンを受けるときは、また変化しているのでしょうね。

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2011.10.27

経口内視鏡初体験(2)

映画『わさお』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。映画『わさお』の中でも触れられていましたが、この秋も、冬眠前のクマが食べ物を求めて、私たち人間の目の触れるところにしばしば現れているそうです。今年は台風などの影響で、例年よりも更に木の実が少ないのでしょうか。クマの目撃情報は、去年よりも多くなっているそうです。何と言っても胸を痛めてしまうのが、そのような形で現れたクマが射殺されてしまうことです。射殺せずに、何とか食べ物を与えて山に返してあげて欲しいものです。それでは、経口内視鏡初体験(1)の続きを書かせていただきます。

 経口内視鏡検査を受けると覚悟を決めた私は、看護師さんが持って来てくださった小さな紙コップに入った液体を飲み干した。その液体は、胃の中にある空気を取り除くためのものらしい。その後、胃や腸の動きを止める注射が腕に打たれた。もしかするとその注射は、子宮筋腫のMRIの検査を受けるときに打たれる注射と同じものかもしれない。

 経口内視鏡検査では、喉のあたりに麻酔をかけるという。経鼻内視鏡検査のときは、鼻から麻酔薬が注がれたのだが、経口内視鏡検査の場合は、うがいをするときのような姿勢を取って、麻酔薬を喉の中にしばらく貯めておくように言われた。その麻酔薬は、注射器に収められて運ばれて来たので、私は、喉に注射をされるのではないかと恐ろしくなり、
「喉に注射をするんですか!?」
などと看護師さんに尋ねてしまった。すると看護師さんは、とんでもないといった口調で、
「注射はしませんよ」
と説明してくださった。確かに良く見ると、入れ物は確かに注射器でも、針は付いていなかった。

 看護師さんが注射器の中に入った麻酔薬を私の口の中に注ぐと、私は口の中に注がれた麻酔薬ができるだけ舌の奥のほうに留まるように、首を突き出す形でちょうど良い角度を模索しながら、五分間、同じ姿勢を取り続けた。五分経つと、今度はスプレーに入った麻酔薬を看護師さんが持って来られた。私が、鎮静剤を使用しないと宣言したため、鎮静剤の代わりに麻酔をしっかりと施してくださるという。スプレー式の麻酔薬は、先ほど喉の奥のほうに流し込まれた麻酔薬を補助するためのものだった。

 スプレー式の麻酔薬の投与が終わると、私はいよいよ施術台へと案内された。いったん仰向けに寝転んだあと、今度は身体を左側に倒すと、私の口の中にはマウスピースがはめ込まれた。マウスピースというと、トランペットの演奏に使うマウスピースを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思うのだが、今回、はめ込まれたのはトランペットのマウスピースではなく、マリリンモンローの口のようなマウスピースなのだ。そのマウスピースを軽く噛むことによって、口を開いたままの状態を保てるようになっていた。

 その後、看護師さんの指示で、私は足を折り曲げた。そのような姿勢を取ることで、経口内視鏡検査が行い易くなるのだろう。こうして準備が整うと、内視鏡のカメラは、マリリンモンローの口のようなマウスピースの中を通って、私の体内へと入って行った。

 経鼻内視鏡検査のときは、内視鏡のカメラが鼻の奥へ奥へと入って行ったとしても、多少の違和感は感じたものの、呼吸はちゃんとできていた。しかし、経口内視鏡検査では、呼吸の仕方がわからない上に、口からの異物感を感じてゲホゲホと激しく咳き込んでしまった。検査を受ける前に、女性医師からは、
「鼻で息を吸って、口から吐いてください」
と言われていたのだが、普段、そのような呼吸を実践していないのだから、いきなりぶっつけ本番でできるわけがない。しかも、喉の奥には既にカメラがぐいぐいと入り込んでいる状態なのだ。私は呼吸のペースを掴むことができず、しばらくの間、ゲホゲホと激しく咳き込んだ。私が咳き込む度に、看護師さんは私の背中をさすってくださり、
「吸って、吐いて」
とリラックスしながら誘導してくださった。

 一時は、喉に入れられた内視鏡のカメラを引き出して、検査を中止して欲しいとまで思っていた私だったが、看護師さんの誘導のおかげで、ようやく呼吸のペースを掴むことができた。鼻で吸って、マリリンモンローの口で吐く。私が呼吸をする度に、看護師さんが、
「そうです、そうです。吸って、吐いて」
と励ましてくださった。

 私の呼吸が落ち着いて来たので、女性医師は内視鏡のカメラを更に奥のほうへと進めた。まず、前回の経鼻内視鏡検査で見付かった喉の辺りの白い粘膜はきれいに取れているそうだ。そして、気になる胃のポリープだが、こちらはいくつか見付かった。一つや二つではないらしい。しかも、中には大きいもので六ミリ程度のものもあるという。ただし、どれも良性なのだそうだ。最初のうち、女性医師が、
「取りますか?」
とおっしゃったので、私は、良性ならそのままでもいいと思い、取らなくて良いという素振りを見せていたのだが、大きいもので六ミリあると言われたので、慌てて、
「取ってください」
と声にならない声をマリリンモンローの口から発した。それを聞いた女性医師は、私の胃のポリープを生検してくださったようだ。確かに、ここ三、四年は、健康診断を受ける度に胃にポリープがあると言われていたのだが、やはり内視鏡検査を受けてみると、明確にわかるものだと改めて知った。そして、診る人が診れば、それが悪性であるのか、それとも良性であるのかは一瞬のうちに区別がつくということも良くわかった。

 そうこうしているうちに、内視鏡のカメラはいつの間にか私のマリリンモンローの口から引き出され、あっという間に経口内視鏡検査は終わった。私は、経鼻内視鏡検査よりも検査に掛かる時間が速かったので、驚きを隠し切れず、
「もう終わったんですか?」
などと言った。口の中に溜まっている唾液をすべて出すように言われたので、顔の横に置いてくださっている入れ物の中に全部出した。そして、施術台が元の高さに戻ると、私は女性医師の机の横に置かれた椅子に腰掛け、女性医師の話に耳を傾けた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 生まれて初めて受けた経口内視鏡検査は、異物感と呼吸ができない苦しさでとても辛かったですね。とは言え、看護師さんの優しい励ましのおかげで無事に乗り越えることができました。やはり、三人掛かりの体制になるのは、検査中に苦しさを訴える人が多いからなのかもしれません。そして、実際に受けてみてわかったのは、おそらく、検査をする側の立場としては、経鼻内視鏡検査よりも経口内視鏡検査のほうが検査を行い易いのではないかということでした。内視鏡のカメラを鼻から入れるのと口から入れるのとでは、やはり鼻から入れるほうが手間が掛かるように思えるからです。ということは、ひょっとすると、今回、経口内視鏡検査を薦められたのは、検査をする側の都合だったのかもしれません。

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2011.10.26

映画『わさお』

経口内視鏡初体験(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 寒くなって来たので、半袖ジャケットを着て行こうと、通勤バッグの中に忍ばせて行ったのですが、どうやらまだ必要なかったようです。(苦笑)もうちょっとだけ、半袖Tシャツで頑張ってみますね。

 本作を鑑賞したのは、五月二日のことである。実は、世の中に圧倒的に多い猫好きの方には大変申し訳ないのだが、私は猫よりも断然犬が好きである。猫は決して嫌いではないのだが、どう関わったとしても、浅いところでしか関われないような気がして敬遠してしまう。というわけで、犬に関する映画が公開されると、必ずと言っていいほど鑑賞している。

 本作が劇場公開された頃、確か自宅近くの映画館でも上映されていたのだが、上映スケジュールと私自身のスケジュールが合わず、とうとう鑑賞することができなかった。しかし、他の映画館よりもほんの少し遅れて上映される映画館が三宮にあり、その映画館が閉館してしまうというので、その映画館で映画を鑑賞した際に貯めたポイントを消費して本作を鑑賞したのである。ちなみに、「わさお」とは犬の名前なのだが、本作が劇場公開される以前から、ブログでは大人気の犬なのだそうだ。

 舞台となっているのは青森県鯵か沢町である。海辺の町らしく、漁業が盛んである。そこで飼われていた子犬が、交通事故のきっかけを作ってしまったということで、飼い主の男の子から引き離され、東京に預けられる。しかし、その後、子犬は東京から長い長い旅をして、再び鯵か沢町まで戻って来たという物語である。その背景には、子犬の中に、元の飼い主の男の子に会いたいという強い想いがあったようである。子犬が元の場所まで戻って来たときには、毛がわさわさとしていて、もはや子犬というよりもライオンのようだった。

 わさわさとしたそのライオンのような犬との距離を次第に縮めて行ったのは、鯵か沢町でイカ焼き店を営む奥さんである。動物好きの奥さんは、既に犬を何匹か飼っている。奇しくも、そのイカ焼き店には、元の飼い主である男の子も出入りしていた。しかし、最初のうち男の子は、その犬がかつて自分と一緒に住んでいて、とてもかわいがっていた子犬であるとはわからないのだ。

 冷静に見れば、事故が起こってしまったのは、決して子犬のせいではないと感じる。子犬が事故の原因を作るよりも前に、もっと別の要因が作用していたと思うからだ。しかし結果的に、そのときに見えていた範囲でのみ判断が下され、男の子から子犬を遠去けることになってしまった。そうしたことが背景にあり、男の子はトラウマを抱えてしまったようにも思える。

 だからだろうか。本作は、元の飼い主である男の子との再会を感動的に描くというよりも、わさおと名付けられたその犬とイカ焼き店の奥さんとの新たな関係を描いているように思う。

 東京から青森まで戻って来るなんて、わさおの心の中にはよほど強い想いがあったのだろう。映画の脚色かどうかはわからないのだが、わさおがかつて男の子の家で育てられていた子犬だったことを判断する材料として、事故で入院している男の子のお母さんの病院の近くでわさおが病室を見守っているシーンがある。例えこの描写が映画の脚色だったとしても、犬には、こういうことが起こり得る。私が犬好きなのは、犬からの、そうした感動的な歩み寄りを感じ取っているからだと思う。

 東京から帰って来たわさおが、他の犬たちとは違い、すぐにはイカ焼き店の奥さんになつかなかったというのも興味深い。わさおは、まっすぐに元の飼い主である男の子のことを見ていたのではないだろうか。とにかく、わさおのそんなまっすぐな想いを感じさせてくれる作品なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m わさおはとても味のある顔をしていますね。人間にかわいがられるだけのペットというよりも、自らの意志やこだわりを持って生きているように思えます。今でもイカ焼き店にいるということは、元の飼い主である男の子のところには帰らなかったようですね。

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2011.10.25

経口内視鏡初体験(1)

ホットヨガ(二六〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 急に冷え込んで来ましたね。「本格的に涼しくなったね」と人に言うと、「もはや涼しいを通り越して、寒い!」と言われました。私はそろそろ、半袖Tシャツだけでは寒くなって来たので、半袖のジャケットを活用し始めることにします。(苦笑)皆さんも、気温の急激な変化にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 これからお届けするのは、経鼻内視鏡初体験(5)の続きである。

 最近、仕事で大喧嘩をしたことのある上司と、お互いの持病や手術に対する姿勢について語り合うことが多くなって来た。その上司が、少し前に内視鏡の検査を受けたとおっしゃっていたので、私も経鼻内視鏡の検査を受けたことを話した。上司が受けたのも、私と同じ経鼻内視鏡の検査だったそうだが、検査のあとにダラダラと涎(よだれ)が垂れて来てしまい、困ったという。私が経鼻内視鏡の検査を受けたときは、そのようなことはなかったので、病院によってずいぶん異なるものだと思った。

 経口内視鏡の検査を受けるために休暇を取っていたので、私の休暇の前日は上司と再びその話題になった。上司が、内視鏡検査の同意書には、内視鏡検査を受ける際のリスクについて書かれているはずだとおっしゃるので、私も持ち歩いていた同意書に目を通してみた。すると、同意書そのものには記載されていなかったのだが、同意書と一緒に渡された注意書に、内視鏡検査についての様々なリスクについて書かれていることがわかった。万が一のことについて書き連ねられたその注意書に目を通した上司は、それらのリスクが私に降りかかるかもしれないなどと言って脅した。まさしく、翌日になれば経口内視鏡の検査を行おうとしている私に向かって、上司がいろいろなリスクを掲げて脅すものだから、私は逃げるようにして退社した。

 私は、そのまま仕事帰りに三宮店のスタジオでホットヨガのレッスンを受けたのだが、レッスンの前に食事をするのは望ましくないとされているにもかかわらず、翌日に受けることになっている経口内視鏡の検査のことを考えると、レッスンを終えてから夕食をとるには遅過ぎるため、食べておくことにした。固形物の摂取は二十一時までで、水分補給に関しては、就寝前まではかまわないとのことだったので、私はその約束を守った。そしてとうとう、経口内視鏡検査の当日を迎えたのである。

 ほてりのある私は、毎朝、起きると水を飲んで喉の渇きを潤すことにしているのだが、水を飲みたくてもぐっと我慢して支度を整えた。経口内視鏡検査は九時二十分からの予約だったが、三十分前には受付を済ませておく必要があると予約票に書かれていたので、私は余裕を持って出掛けて、八時四十分頃には病院に着いていた。受付を済ませて待合所で待っていると、診察の前の看護師さんによる問診を行うために名前を呼ばれた。

 看護師さんに血圧を測っていただいたあとに、経口内視鏡検査の同意書と健康状態や薬のアレルギーなどについて報告する問診票を提出した。ところで、経口内視鏡検査を受けるにあたり、私が気になっていたのは、鎮静剤を使用するかどうかについてだった。実は、前もって渡されていた注意書の中には、検査のときに鎮静剤を使用するかどうかを選択することができるという記述があったのだ。鎮静剤とは、すなわち眠り薬のことらしく、鎮静剤を使用すれば、患者は眠っているうちに、楽に経口内視鏡の検査を受けることができるらしいのだ。とは言え、私としてはまったく経験のないことなので、鎮静剤を使用してもらったほうがいいのかどうか、判断が付かない。そこで、看護師さんに尋ねてみたところ、鎮静剤を使用されるのはご年配の患者さんが多く、若い患者さんたちの多くは、鎮静剤を使用せずに経口内視鏡検査を受けていらっしゃるそうだ。それならばと思い、今回は私も若い患者さんたちの仲間入りをさせていただくことにしたのである。

 経口内視鏡検査の前に、医師による診察が入るのかと思いきや、次に私の名前を呼んでくださったのは、経口内視鏡検査の担当の看護師さんだった。担当の看護師さんは、以前、私が経鼻内視鏡検査を受けたことを覚えてくださっていて、
「あのあと、大丈夫でしたか?」
と気遣ってくださった。私は特に問題はなかったので、
「大丈夫でした」
と答えた。

 経口内視鏡検査の検査室の前にあるソファの周辺に荷物を置くと、看護師さんは私に、ソファに腰掛けるようにおっしゃった。検査室には、前回、経鼻内視鏡の検査を担当してくださった女性医師と、前回とは別の看護師さん、そして私を案内してくださった看護師さんの三名がいらっしゃった。経鼻内視鏡検査のときは女性医師と私を案内してくださった看護師さんの二人体制で行われたものの、経口内視鏡検査となれば三人掛かりになってしまうのかと思い、私は初めて経験することに加え、かなり緊張していた。

 そこで私は、前回は経鼻内視鏡の検査を受けたが、今回は経口内視鏡検査に変わるのはどうしてなのかと、看護師さんに尋ねてみた。おそらく私の中では、経鼻内視鏡検査のほうが既に経験済で、思っていたよりも楽ちんだったために、できることならば経鼻内視鏡検査に転ばせたかったのだと思う。

 看護師さんが女性医師に確認してくださったところ、どうやら私の胃の中にポリープがあることもちゃんと伝わっていて、胃の状態を正確に診ておきたいらしく、そのためには経鼻よりも経口のほうがより確実なのだそうだ。検査の方法が経口から経鼻に変われば、既に経験済みということで、この検査前の緊張感もほぐれるかと期待したのだが、そういうことであれば当初の予定通り経口で検査を受けようと決意を新たにしたのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 検査の予約は経口内視鏡だったのですが、やはり未経験の検査であることから、急に怖気づいてしまいました。(苦笑)しかし、経口内視鏡のほうがより正確な結果が得られるということになれば、勇気をもってそちらのほうを選ぶことになりました。さてさて、どうなりますことやら。(苦笑)


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2011.10.24

ホットヨガ(二六〇回目)

映画『女と銃と荒野の麺屋』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m タクシーが転落して、JR横須賀線の列車と接触したという事故を知りました。西大井というと、私が東京に住んでいた頃に通勤で利用していた駅でもあります。多くの路線の乗換駅となる品川から近いこともあり、今回の事故では大混雑を招いたようですね。いやはや本当に、日々何が起こるかわかりませんが、例え何が起こったとしても、私たちは過酷な状況に耐えられるだけの順応力や免疫力があると信じたいですね。

 回数券を消費するため、ホットヨガのレッスンに足繁く通っている。レッスンのご報告が溜まって来たので、今回もレッスンの模様をお届けすることにしよう。

 十月十一日は平日だったが、有給休暇を取得していたので、神戸市の映画のレディースデーを堪能するために三宮まで出掛け、三宮店のスタジオで六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。

 何と、レッスンの参加者はわずか六名だった。そう言えば、昔、神戸店のスタジオがあった頃に、参加者がわずか四名というとびきり少人数のレッスンを受けたことがある。インストラクターや参加者がともに密な感じがして、とても心地良かったのを覚えている。今回は六名なので、そのときよりも二名多いわけだが、平日のレッスンはいつもこんなふうに密な感じを味わうことができるのだろうかと、平日のレッスンを受けている人たちがちょっぴりうらやましくなった。

 レッスンを担当してくださったのは、時々声を掛けてくださるインストラクターである。レッスン前に受付でお会いしたときに、
「珍しいですね」
と言ってくださったので、
「今日は休暇を取っているんです」
と説明させていただいた。

 参加者が六名だけなので、レッスン中にスタジオ内も暑くならず、広々としていてとても快適だった。どういうわけか、身体がいつもよりも柔らかく感じられて、知らず知らずのうちにポーズも深くなっていた。ただ、一度だけスタジオの外に出て休んだが、すぐに復活してスタジオに戻った。

 今回のレッスンには、トライアルレッスン中の方も参加されていた。トライアルレッスン中であるというのは、まだ正式会員ではなく、いわゆるお試しレッスンを受けている段階のことである。確か二回分のトライアルレッスンを、今ならわずか千円で受けられるのだ。

 私がトライアルレッスンを受けた頃は、派遣会社の福利厚生サービスを利用して二千円だったと記憶している。当時は私が通っているホットヨガのスタジオのトライアルレッスンの割引券を、私が働いている派遣会社の福利厚生サービスを利用して入手することができたのである。

 トライアルレッスンを受けていらっしゃる方とは、行きのエレベータで一緒になったので、受付がほぼ同時だったのだが、その方は受付で、
「十回回数券を購入しようと思っています」
とおっしゃっていた。

 リラックスコースのレッスンにも、私の苦手なうつ伏せのポーズがある。今回、改めて気付いたのだが、うつ伏せになると、私はバストが潰れて痛い。他の方たちはどうなのだろう。私の場合、重い体重がバストの膨らみを押し潰してしまうのだと思う。そのため、うつ伏せになると、バストをかばうような姿勢を取ってしまいがちである。

 レッスンを終えたあと、シャワーを浴びて着替えを済ませて受付に行くと、今回、レッスンを担当してくださったインストラクターが高濃度水素水の説明をしてくださった。私はレッスンのあと、映画鑑賞を控えていたが、予告編の開始時間まであと十五分あったので、まだ説明を聞けるだけの余裕があった。

 ロッカールームに設置された高濃度水素水のサーバに、購入したプリペイドカードをかざすと、ポイントが消費され、高濃度水素水が出て来るらしい。空の五百ミリリットル入りのペットボトルを持参するといいそうだ。私はVIP会員なので、一回一五〇円で利用できるという。高濃度水素水を飲むと、汗が出易くなるそうだ。とは言え、私はいつも自宅から還元水素水を持ち込んでいるし、おそらく五百ミリリットルの水では足りないと思う。そんなことを考えながら、高濃度水素水の説明を受けたあと、私はインストラクターにお礼を言って、映画館へと急いだのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 参加者がわずか六名というレッスンは、密な感じがして、とても良かったですね。平日にレッスンを受けることができれば、映画のレディースデーとレッスンを抱き合わせにして楽しむことができるような気がします。とは言え、いつでもレッスンに参加できると思うと、かえってレッスンに通う回数が減ってしまうかもしれませんね。(苦笑)

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2011.10.23

映画『女と銃と荒野の麺屋』

シドニーのチャイナタウンの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m トルコ東部で大きな地震があったそうですね。今年は日本が東日本大震災や台風などで大きなダメージを受けましたが、他の諸国においても実にいろいろなことが起こっていますね。私たちは、この先も地球に住み続けることができるのでしょうか。地球は自然災害を起こすことで、私たちに何かをしきりに訴え掛けようとしているのでしょうか。

 本作は、チャン・イーモウ監督が、ジョエル、イーサン・コーエン兄弟の映画『ブラッド・シンプル』の舞台を中国に置き換えてリメイクした作品である。鑑賞したのは、九月二十九日のことだ。チャン・イーモウ監督作品というと、実は三ヶ月ほど前にも別の作品を鑑賞しているのだが、そちらの作品のレビューよりも先に本作のレビューを書かせていただくことにする。

 作品鑑賞直後ならば、この長いタイトルを何も見ずにすらすらと言えたのだろうが、女と銃と荒野の麺屋の意味がまだ良くわかっていない鑑賞前の段階では、劇場窓口で、この長いタイトルがなかなかすらすらとは出て来なかった。そのため、劇場に掲げられた本作のタイトルを目で確認しながら、入場券を購入する羽目になった。実際に鑑賞してみると、そこには何とも言えない独特の世界が描かれていた。作風があまりにも異なっているため、三ヶ月前に鑑賞した別の作品と同じ監督作品とはとても思えなかった。

 作品の持つ独特の世界を言葉だけで表現するのはとても難しい。女がいて、荒野が広がっていて、麺屋で働く人たちがいる。確かに、『女と銃と荒野の麺屋』の物語であるのは間違いない。

 登場人物は、荒野にある麺屋を営む主人とその妻、それから、その麺屋で働く三人の従業員、そして警察官である。予告編にもある通り、麺屋の主人の妻は、麺屋で働く従業員の男と恋仲にある。そのことを知った麺屋の主人が、警察官にあることを依頼する。

 荒野というのは、メキシコに例えるならば、広い砂漠のようなところと言っていいかもしれない。日本には似たような場所がないので、日本人の監督が本作の舞台を日本に移してリメイクするのは少々難しいかもしれない。強いて挙げるとするならば、鳥取砂丘だろうか。中国が舞台となっているので、とにかく黄土色の小高い山のような大地だけが集まった場所にぽつんと麺屋がある。警察官たちは鎧を身にまとい、そんな荒野を集団で馬にまたがってやって来る。

 麺屋で働く人たちは、主人やその妻も含めて、みんなひと癖もふた癖もありそうな連中ばかりだ。とは言え、従業員たちは完全に腹黒いわけではなく、誰もが主人の存在に怯えている。そう、妻でさえも・・・・・・。

 登場人物にそれぞれ個性があって面白いのだが、中でも目を見張るのが、警察官役の男である。鎧を身にまとった彼は、あたかも警察官という正体までもすっぽりと鎧をかぶっているかのような実態である。しかも、スクリーンに映し出される回数は圧倒的に多いというのに、台詞が極端に少ない。つまり、彼は寡黙でありながらも、その行動がすべてを物語っているのだ。彼は、ただ黙々と自分の目的を確実に達成しようとする。そんな彼の計算され尽くされた行動から目を離すことができない。そして、彼がとうとう取り乱したとき、物語はクライマックスを迎える。

 登場人物が少なく、物語の舞台となっているのも、荒野と麺屋だけだというのに、実に良く出来た作品だと思う。麺を作るシーンもちゃんと用意されているのだが、いかにも中国らしく、従業員たちがまるでサーカスの曲芸師のような連携プレイを見せてくれる。いやはや、あらゆる点において、あっぱれな作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 実際にこのような場所があるのだとしたら、人々の足となるのは、やはり馬なのでしょうか。馬を走らせて警察官がやって来ても、麺屋にいる人たちが気付かないのは、荒野の大自然に馬の足音さえもかき消されてしまうからなのかもしれません。今になって思えば、荒野だからこそ、麺屋を中心に起こるいろいろな出来事がすぐには明るみにならず、次々に呑み込まれて行ってしまうようにも思います。どういうわけか、世間の評価はそれほど高くはないようですが、私はとても好きな作品です。

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2011.10.22

シドニーのチャイナタウン

ホットヨガ(二五九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ここのところ気温が高いと思っていたら、雨が降りましたね。またまたYahoo! JAPAN 防災速報より、何度も豪雨のアラートメールが届いていました。とは言え、今回の豪雨は、降り続くというよりも短時間だけの豪雨だったようですね。それでは週末になりましたので、さらばブルー・マウンテンズの続きを書かせていただきます。

 シドニー滞在六日目は、ひとまずチャイナタウンに足を向けた。思えば、私たちは国内でも海外でも、いろいろな場所でチャイナタウンに出くわしている。私たちが住んでいる兵庫県にも、神戸市内の元町と呼ばれるエリアに本格的なチャイナタウンがある。そう言えば、数年前に訪れた長崎にもチャイナタウンはあった。もちろん、日本で最も有名な横浜のチャイナタウンにも足を運んでいる。

 ハワイでは、冷たいものばかり食べていたので、チャイナタウンで温かいお料理を食べることができたときは生き返った気がした。ロンドンにもチャイナタウンがあり、私たちはそこで腹ごしらえをしてからミュージカル『メアリー・ポピンズ』を鑑賞したのだった。

 ところでミュージカル『メアリー・ポピンズ』と言えば、ちょうど私たちがシドニー滞在中に、シドニーでも上演されていることを知った。偶然、劇場の近くを通り掛かり、そこに掲げられたポスターを見付けたのだ。しかも、ロンドン公演で活躍していたスタッフによるものらしい。ロンドンで観劇したときの感動を再び味わうためにも、私たちは何とかしてミュージカル『メアリー・ポピンズ』をシドニーでも観劇したいと思ったのだが、もはやシドニーで残された時間はわずかだったことに加え、あとの予定もびっしりと詰まってしまっていたため、泣く泣く断念することにした。

 さて、チャイナタウンは、私たちが宿泊していたホテルからそれほど遠くないところにあったので、お昼前にホテルを出発した私たちは、チャイナタウンまで歩いた。歩いている途中で、ガンモが女性の中国人観光客に中国語で話し掛けられた。どうやら、またしてもガンモは中国人に間違われてしまったらしい。日本人であることを説明すると、彼女たちは少し驚いた様子を見せたが、今度は英語で尋ねて来た。それによると、無料の555 Sydney CBD Free Shuttle Busの乗り場を探しているという。ガンモは手持ちの地図を確認して、彼女たちに555 Sydney CBD Free Shuttle Busの乗り場を案内した。555 Sydney CBD Free Shuttle Busの乗り場は、彼女たちが立っていた場所から歩いてすぐのところにあったので、彼女たちはそのことがわかると、ちょっぴり恥ずかしそうな素振りを見せた。彼女たちに感謝されながらも、どうして自分は中国人に中国語で話し掛けられるのかと、ガンモは首をかしげていた。

 チャイナタウンの近くまでやって来ると、次第に漢字で書かれた看板が多くなって来た。海外に住むと、同じ国の出身者同士が互いに助け合いながら関わりあって行くことになるのだろうか。このように、チャイナタウンを作ってしまえば、同じ国の出身者同士の連帯感は強まる反面、苦手な人とも根気強く向き合って行かなければならないだろう。世界が広ければ、自分で交流する人を比較的自由に選べるとは思うのだが、世界が狭ければ、選択肢も狭まってしまうような気がする。

 シドニーのチャイナタウンにも、神戸の元町にあるような建物や門があった。神戸の元町だけでなく、長崎や横浜でも見て来た光景である。中国人は海外の生活にもすぐに馴染んでしまうが、その一方で、こうして自分たちの世界を作り上げることも得意なのだと実感した。

 チャイナタウンでフードコートを見付けたので中に入ってみた。フードコートには、中華料理だけでなく韓国料理のお店も入っていて、たくさんの利用客で賑わっていた。私は、このフードコートでお昼ごはんを食べたいと主張したのだが、ガンモには何やら他に考えがあるようで、せっかく見付けたフードコートを見送ることになった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、シドニーのチャイナタウンをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 海外で中華料理を目にするととても安心できることから、やはり私たち日本人は、ご飯を炊いて、温かいものを食べたい人種なのだと思います。そのあたりが、欧米人の食生活とは大きく違うところなのでしょうね。だから、いろいろな国に出掛けても、チャイナタウンが存在しているのかもしれません。彼らはチャイナタウンを形成することによって、自分たちの食生活を守ろうとしているのでしょうね。

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2011.10.21

ホットヨガ(二五九回目)

映画『監督失格』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 毎日、届くメールの数が多過ぎて、アップアップの状態です。(苦笑)インターネット生活が長いので、私のところに届くのは、様々なサービスからのメールが多いですね。私なりにメールを整理するために、メインアドレスに届いたメールを、サブアドレスとして使用しているWebメールにコピー転送しておいて、メールの処理が完了したものについては、コピー転送先のWebメールからどんどん削除しています。しかし、コピー転送先のWebメールのメニューを操作しながらメールを読むのに、メールの数があまりにも多過ぎて、メールのタイトルをクリックする時間もないという状況です。その結果、私のコピー転送先のWebメールは、未読の山になっています。(苦笑)皆さんは、この情報過多の時代をどのように乗り切っていらっしゃるのでしょうか。

 回数券をできるだけ消費するために、十月十日の三連休最終日も、三宮店のスタジオで六十分の骨盤コースのホットヨガのレッスンを受けた。この日は月曜日だったが、祝日だったので、日曜日のレッスンスケジュールが適用されていた。三宮店では、週末や祝日に骨盤コースのレッスンが開催されているのは夕方なので、翌日に仕事のある日の夕方は、ホットヨガのレッスンに参加するのを避けている。しかし、この日は翌日も休暇を取って四連休にしていたため、レッスンを受けることにしたのである。

 レッスンの参加者は十三名と少なかった。やはり、翌日に仕事が控えているとなると、夕方にレッスンを受ける人は少ないのだろう。レッスンを担当してくださったのは、前回のレッスンを担当してくださった比較的新しいインストラクターである。

 レッスン中、スタジオ内がひどく暑くなり、いろいろな人たちが出たり入ったりしていた。こういう雰囲気のときは、たいてい、他の人たちもスタジオ内が暑いと感じているときである。さりげなく、スタジオに設置された湿度計を見てみると、何と八十六パーセントにまで上昇しているではないか。これでは暑いはずである。不快感にさえ相当するレベルである。

 あまりにもスタジオが暑いので、しばらくスタジオの外で涼んで再びスタジオに戻ってみても、私はレッスンに集中することができなかった。そのため、何度もスタジオの外に出て休みながらレッスンを続けていると、受付のスタッフに、
「何度もお目に掛かりますね」
と言われてしまった。スタジオの外は受付と近いので、受付のスタッフが作業をしながら歩いて来られると、目が合うのだ。

 今回のレッスンには、いつも平日の夜の骨盤コースのレッスンでお目に掛かるサウナスーツの女性らが参加されていた。また、これまで三宮店のスタジオで何度かお目に掛かったことのあるインド人の女性も参加されていた。日本語のレッスンを受けられているので、おそらく日本での生活が長い方なのだろう。ヨガの本場であるインドを離れ、日本でホットヨガのレッスンを受けるというのは、果たしてどのような気持ちなのだろうか。海外に住む日本人が、現地で柔道教室に通うようなものではないだろうか。

 スタジオ内が暑いせいか、喉もひどく渇き、持参した水もすっかり飲み干してしまった。スタジオの外で休んでいるときに、インストラクターが
「大丈夫ですか?」
と声を掛けてくださったので、
「湿度がずいぶん上がってませんか?」
と尋ねてみた。するとインストラクターは、
「若干上がっていましたが、下げたので、今は大丈夫です」
とおっしゃった。私は心の中で、「いやいや、湿度が八十六パーセントにも達していたのだから、若干どころではないでしょう」と思っていた。ちなみにホットヨガのレッスンは、三十八度の室温と六十五パーセントの湿度に保たれた部屋で行うことになっている。湿度が八十六パーセントということは、六十五パーセントをはるかに上回っていることになるのだ。

 インストラクターが湿度を調整してくださったとわかり、スタジオに戻ってみると、確かにこれまでのような不快感は軽減されていた。おかげで、何とか最後までレッスンを受けることができた。

 レッスンを終えてロッカールームに足を運んでみると、高濃度水素水のサーバーから水を補給している方がいらっしゃった。サーバーから水を供給する入れ物の高さとしては、五百ミリリットルのペットボトルがちょうどいいようだ。このサーバーは、多くの人たちが利用するので、注ぎ口の衛生状態が気になっていたのだが、注ぎ口はペットボトルの口には当たらないように設計されていた。利用されている方がカードをかざすと、ピッ、ピッという音が聞こえていた。

 ロッカールームで着替えをしていると、今回のレッスンを担当してくださったインストラクターがロッカールームに入って来られた。インストラクターの足元が何やら色付いているので見てみると、ガチャピン(緑)とムック(赤)の靴下を片方ずつ履いていらっしゃるではないか。とてもかわいらしい。なるほど、こういう靴下を目にすると、それが珍しくてそこからコミュニケーションが生まれる。相手は、開かれているコミュニケーションの扉をそっと押すだけでいいので交流し易い。

 さて、現在、ホットヨガのスタジオでは、一週間以内にレッスンを受けるとヒアルロン酸ドリンクを一本もらえる。この日、私は一週間以内のレッスンを受けたので、ヒアルロン酸ドリンクをいただいた。何に効くのかは良くわかっていないのだが、女子力アップのために、レッスン後にすぐに飲み干した。

ヒアルロン酸ドリンク(再掲載)

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 以前、ドライアイについて眼科医に相談させていただいたところ、ヒアルロン酸入りの目薬を処方してくださった記憶があります。ということは、ヒアルロン酸は、水分補給に役立っているのでしょうか。リュープリンの注射をしているため、ドライアイも加速していますし、肌も何だか乾燥気味です。ヒアルロン酸を補給することで、これらが緩和されるかもしれないですが、同時にエストロゲンも補給されたりしませんよね。(苦笑)ちょっと調べてみますね。

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2011.10.20

映画『監督失格』

海を越えてやって来たpaperblanksの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。一日一ページのpaperblanksを愛用している私には、街で普通に販売されているスケジュール帳に設けられた日々の枠が、あまりにも小さ過ぎて使い辛いように思えてしまうのですが、ひょっとすると、見開き一週間タイプの手帳や見開き一ヶ月タイプの手帳を愛用されている方たちは、記号か何かでスペースを節約してスケジュール帳を活用されているのでしょうか。

 今回も、比較的最近、鑑賞した作品のレビューを書かせていただくことにしよう。本作を鑑賞したのは、十月五日のことである。鑑賞したあと、あまりにも衝撃が強過ぎて、しばらく本作の内容が頭から離れなかった。改めて、命の大切さについて考えさせられるとともに、男女として一緒に過ごすことができない間柄というものが確実に存在することを知った。

 本作を鑑賞しようと思い立ったとき、前知識として映画サイトの作品紹介ページに軽く目を通した。そこには、三十五歳の誕生日を目前に急逝した女優林由美香の元恋人が撮影したプライベート映像も含まれた作品であるといった説明が書かれていた。すなわち、本作の平野監督は、由美香のかつての恋人だったというわけだ。二人は、別れてからも親交があったとも書かれていた。

 実際に鑑賞してみると、林由美香という女優さんはAV女優であることがわかった。更に、彼女の元恋人である本作の平野監督はAV業界の監督であり、おまけに妻帯者であることもわかった。すなわち、二人は不倫関係にあったわけである。しかも、はっきり言って、作品中のカメラワークも酷く、素人のプライベート映像と言ってもいいくらいの仕上がりだった。そんな状況から、鑑賞しているうちに、「何だ、こりゃ?」と思ってしまったのは言うまでもない。しかし、それはあくまで、ある段階までのことである。

 一九九六年夏、恋人関係にあった由美香と平野監督は、二人だけで北海道まで自転車旅行に出掛ける。一ヶ月余りにも及ぶその長い旅は、ろくにお風呂にも入れず、テントで寝るという、女性にとってはかなり過酷なものだった。もともとその旅は、平野監督が一人で出掛ける予定だったのだが、由美香が軽い気持ちで一緒に行きたいと言い、着いて来たのである。しかし、実際に旅を始めてみると、軽い気持ちで旅に参加した由美香にとっては想像以上に大変な旅だったようだ。映像の中でも、由美香は何度も何度も泣いていた。それでもそこには、これまで世間知らずだった女性が脱皮して行くかのように、この過酷な旅を徐々に受け入れて行くプロセスが描かれていた。

 二人は、長い北海道旅行の途中で挫折することなく、無事に目的地に到達し、絆を深めた。とは言え、途中で何度も険悪なムードになり、喧嘩も繰り返したようだが、作品を振り返ってみると、この旅が二人の絆をかけがえのないものにしたことは間違いないと思う。

 それにもかかわらず、その後、二人はあっさり別れてしまうのだ。北海道旅行であんなにも固い絆を結んだはずの二人なのに、「二人の関係はもろいものだな」などと思っていると、やがてそんな解釈が甘かったことに気付かされる。由美香にとってはどうだったのかはわからないが、どうやら平野監督の中で、由美香のことはずっと、「別れても好きな人」として存在し続けていたようなのである。しかも、並々ならぬ感情を伴っていたようだ。一方、由美香のほうも、傷ついたときなどには平野監督を頼り、愚痴を聞いてもらったりする間柄だったようだ。別れても、際どいところで友人関係を結んでいたのがうかがえる。

 作品の中には、由美香のお母様も何度か登場している。実に男っぽいお母様で、事情によって一時的に由美香と疎遠になってはいたものの、二人の間には確かな親子の愛情が通っていたことがうかがえる。

 あるとき、由美香と平野監督は、仕事で落ち合う約束をする。しかし、約束の時間になっても由美香は現れず、また、連絡も取れない。一体、由美香に何が起こったのか。そこから先は、もう覚悟なしには見られない。

 通常、人と人が関わるときには、ある種のボーターラインが存在していると言える。ほとんどの人たちは、そのボーダーラインの範囲内で理性的に関わり合っている。しかし本作には、そのボーダーラインを超えてしまった関係が描かれている。言い換えると、生涯を通じて、ここまで関わることになる人間関係もあるのだろうかと驚きを隠し切れない。しかも、夫婦でも恋人同士でもなく、かつて恋人だったという友人関係において、それが起こっているのである。

 本作は、平野監督が作品として公開すべきかどうか悩み抜いた上でようやく公開となった作品である。途中、由美香とのお母様とのいざこざもあったようだが、本作を鑑賞すると、平野監督と由美香のお母様がそんな領域をすっかり越えてしまっていることに気付く。だから、あのような映像も公開できたわけである。

 タイトルの『監督失格』とは、由美香がかつて、平野監督に言った台詞である。この言葉には、「監督ならば、例えどんな状況にあっても撮り続けろ」という意味が込められている。だから平野監督は、平野監督なりに悩み抜いて本作を仕上げたのだろう。妻帯者でありながらも由美香をとことん愛した平野監督が、ようやく前を向いて歩いて行こうと自分自身に言い聞かせるための作品でもあると思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とにかく、胸がえぐられるような作品でしたね。ボーダーラインを越えると、これまでの価値観は関係なくなります。枠にはめられなくなってしまうのですね。とにかく、究極の作品だと思います。

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2011.10.19

海を越えてやって来たpaperblanks

ホットヨガ(二五八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 大阪市、熊本市、伊丹市の各市交通局が共同で、現役を引退した路面電車やバス、備品などをインターネットのオークションサイトに出品するそうです。鉄道ファンやバスファンにとってはわくわくする出品ですよね。別荘や喫茶店などに利用できるのではないかという期待が込められているようですが、果たしてどのような方たちに落札されるのでしょうか。我が家にはルーフバルコニーがありますので、路面電車を落札して置いてみたい気もしますが、実際はいろいろな制約があって、実現しないでしょうね。(苦笑)

 これまで、書くことが楽しくなる手帳書くことが楽しかった手帳などの記事でご紹介させていただいたとおり、文月のふみの日に生まれた私は、とにかく書くことが好きである。「ガンまる日記」の数々の記事も、これらの手帳から生まれていると言っても過言ではない。実はこれらの手帳に加え、最近は別のノートも持ち歩くようになったため、通勤用のリュックがパンパンになり、重量も増して来た。そこで、週刊誌4コマノート・ミニを束ねたノートは自宅待機してもらうことにして、映画を鑑賞した日付と作品名を順番に記入する程度に留めるようになった。というわけで、今年一番活躍したのは、paperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)ということになる。

2011年に最も活躍した手帳。paperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)。(この写真のみ、ガンモ撮影)

 私は、paperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)がとても気に入っていたので、同じタイプの来年の手帳を購入しておこうと、今年も楽天市場を探し回った。ところが、私が購入しているミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)はひどく品数が少なく、ようやく見付けたとしても、過去に購入した表紙と同じ表紙のものしか出回っていなかった。楽天市場のほかにもいろいろな通販サイトを探し回ったのだが、やはり同じような状況だった。

 もしかすると、携帯電話の普及により、日々のスケジュールをアナログの手帳ではなく、携帯電話で管理する人が増えて来ているのかもしれない。もしも一ヶ月程度の予定だけを管理するのならば、携帯電話のスケジュール機能だけでも充分だとは思うのだが、その日に感じたことなどを一緒に書き留めておきたいときなどは、携帯電話のスケジュール機能ではちょっと物足りない。アナログの手帳のいいところは、過去の自分を振り返るのに、一年間の厚みとともに複数のページの存在を意識させてくれるところである。しかし、携帯電話などのデジタルなデータでは、一年間の厚みを感じることはできない。だから私は、やはりアナログの手帳に予定を書き込んだり、日々感じたことなどを書き加えて行きたいのだ。

 とは言え、paperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)の表紙のバリエーションが少ないために、過去に購入した同じデザインのものを再び購入するのは少々気が引ける。できればこれまで購入したことのない表紙の手帳が欲しい。そう思って、eBayにアクセスしてみたところ、アメリカの出品者がpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)を出品されていることがわかり、落札させていただいた。

 ところが、探し求めていたpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)が手に入るとわかり、舞い上がってしまったのか、落札するときにサイズを間違えてしまった。私は、ミニフォーマットの手帳では小さ過ぎて書きたいことを書き切れないため、いつも避けているのだが、商品名が英語表記なので、Midiとminiを間違えてしまい、一発落札してしまった。そして、サイズを間違えたことに気付かないまま、さっさとPaypalで支払いを済ませてしまった。欲しかったサイズはminiではなく、Midiだったことに気が付いたのは、Paypalで支払いを済ませたあとだったのである。

 ひょっとすると、気付いた時点で出品者に頼み込めば、落札をキャンセルできたのかもしれない。しかし、既にPaypalで支払いを済ませたあとだったので、キャンセル手続きを申し出るのは出品者に面倒な手続きを強いることになると思い、同じ出品者がミディフォーマットの手帳も出品されているのをいいことに、そのまま落札を取り消さずに新たにミディフォーマットの手帳を落札させていただき、そちらもすぐにPaypalで支払いを済ませた。というのも、過去に別の商品を落札したときに、出品者が「送料を計算して知らせるので、支払いはちょっと待ってね」というメッセージを送ってくれていたというのに、商品ページに表示されている送料を勝手に足し込んで、さっさとPaypalで支払いを済ませてしまい、結果的に出品者にかなり面倒な手続きを強いることになってしまった経験があるからだ。そのため、サイズの異なる二冊のpaperblanksが海を越えてやって来ることになったわけである。

 さて、落札してから十日ほどで海を越えてやって来た二冊のpaperblanksは、以下のような箱に入っていた。

USPS(The United States Postal Service)で届いたパッケージ。こちらはミニフォーマット

USPS(The United States Postal Service)で届いたパッケージ。こちらはミディフォーマット

 それぞれ別々に落札させていただいたので、個別に梱包されて配送されたわけだが、実は、Paypalで支払いを済ませたあとに、「他に欲しいものがあれば同梱します」という出品者のメッセージを見付けてしまった。支払い前で、最初から二冊落札するとわかっていれば、支払いを後回しにして出品者と交渉できたのだが、やはり支払いを済ませてしまってからでは面倒な手続きになると思い、個別発送のままにしておいたのだ。

 中を開けてみると、初めて見るpaperblanks ミニフォーマット ディエム(一日一ページ)は、なかなかかわいかった。ミディフォーマットをそのまま小さくしたような感じなのである。これ一冊で一日一ページなので、これまでとはまた違う用途で使えそうだ。

2012 Dayplanner Jade Mini Day-at-a-Time(本体$19.79、送料$13.50、合計$33.29)

 そして、私がもともと欲しかったpaperblanks ミディフォーマット(B6相当)ディエム(一日一ページ)は、蝶のデザインが施された角の丸い手帳だった。 

2012 Day Planner Flutterbyes Midi Day-at-a-Time(本体$22.99、送料$13.50、合計$36.49)

 海外仕様なので、祝日などは自分で管理しなければならないが、これまで愛用して来たサイズの手帳を入手することができて、実にうれしい限りである。ちなみに気になる価格だが、有り難いことに円高のおかげでそれぞれの送料を足し込んでも、日本で売られている価格(日本では、ミニタイプが送料別で一冊二三一〇円、ミディタイプが送料別で一冊二六二五円)とそれほど変わりはなかった。円高だからこそ、日本で手に入りにくいものを購入するのは得策だと思う。欲しいものがないときは海外に目を向けてみると、思ってもないものが手に入るかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この時期、来年の手帳を購入すると、ホッとしますよね。今年使っていたミディタイプのものも、実は海外仕様だったので、それほど違和感はありませんでした。今年、使用していたものは、日本で購入したので、日本向けに祝日のシールがおまけで付いていたのですが、今回、購入したものには付いていませんでした。(苦笑)来年は、また違う表紙のものを購入できるかどうかわかりませんが、またトライしてみたいと思います。

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2011.10.18

ホットヨガ(二五八回目)

映画『はやぶさ/HAYABUSA』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。水戸の郵便局で、赤痢疑いのある患者さんの検体が入った郵便物が破裂して大騒ぎになったそうですね。赤痢は空気感染しないとのことで落ち着いたそうですが、気化したドライアイスが膨張して破裂したとのことでした。考えてみると、郵便局や宅配便などのサービスは、それがどんな荷物であるかを念入りにチェックすることもなく、荷物を預かってくださいますよね。極端な話、中には爆発物が入っているかもしれませんし、段ボールの底に鋭い刃物が隠されているかもしれません。改めて、中に何が入っているのかわからない荷物を預かるのは、いろいろな意味で危険が伴うことだと実感しました。今回は、大事に至らなくて良かったと思います。

 十月八日は、リュープリンの注射のあと、三宮店で六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。実はこのとき、髪の毛をカットしたばかりだったのだが、受付のスタッフが、
「髪型、変わりましたか?」
と即座に気付いてくださった。まだ一度も会話らしい会話をしたことのなかったスタッフだというのに、驚きである。

 レッスンの参加者は十七名だった。いつも骨盤コースのレッスンでお目に掛かるサウナスーツの女性も参加されていた。レッスンを担当してくださったのは、以前、梅田店で声を掛けてくださった比較的新しいインストラクターである。

 リラックスコースのレッスンは、まだ関西地方のスタジオではレッスンが行われていなかった頃、川崎の溝口店でレッスンを受けてからすっかりはまってしまい、関西地方でレッスンが始まるのを切望していたものだった。しかし、ようやくリラックスコースが関西地方に渡って来てからは、何となく関東地方で行われていたリラックスコースのレッスンとは違うような気がして、どこか物足りない気持ちになっていた。その後、骨盤コースのレッスンが本格的に始まったので、私は次第に骨盤コースへと流れてしまったのである。

 リラックスコースのレッスンには、うつぶせのポーズはあるものの、骨盤コースのレッスンほど前屈のポーズがないので、筋腫の大きい私にしてみれば、レッスンに参加しやすい。とは言え、今回はスタジオ内がとても暑かった。これは、リュープリンのせいなのだろうか。それとも、本当にスタジオが暑かったのだろうか。

 リラックスコースのレッスンを受けるとき、私には休憩ポイントが決まっている。つるべ落としのポーズのあたりである。どうも私は、身体をねじるポーズが好きではないようだ。身体をねじるポーズが苦手だからウエストのくびれがないのかもしれないが、私の場合は、身体をねじらないことで、筋腫を守ろうとしているようにも思える。おそらく、ウエストのあたりにあまり刺激を与えたくないのだと思う。

 私は休憩ポイントであるつるべ落としのポーズの前に、スタジオの外に出て更衣室に向かった。実は、薬を飲み忘れていることに気が付いたからだ。私は大急ぎで薬を飲み、スタジオに戻った。それからは、最後までレッスンを受けて、シャワーを浴びたあと、映画を鑑賞して帰宅したのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 骨盤コースのレッスンを受けると、かなり息が粗くなってしまうのですが、リラックスコースのレッスンは、それほどでもないですね。以前は、脂肪燃焼コースやアクティブコースなどの動きの激しいレッスンに参加していたこともありましたが、最近はできる限り、身体に負担のないレッスンに好んで参加しています。

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2011.10.17

映画『はやぶさ/HAYABUSA』

さらばブルー・マウンテンズの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 朝晩、窓を開けると、さすがの私も寒いと感じるようになって来ました。おかげで、もう扇風機は使わなくて良さそうです。(苦笑)冷え込みが厳しくなって来たせいか、体調を崩される方が多いように見受けられます。皆さんも、窓を開けるときは、くれぐれもお気を付けくださいね。

 今回は、十月七日に鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただくことにする。

 実は、はやぶさが感動的な帰還を果たした頃、ずいぶん話題にはなっていたものの、テレビを見る習慣のない私にはあまり実感が沸かなかった。何しろ、はやぶさ帰還の話題を職場の朝礼で聞いたとき、「七年間も宇宙を彷徨っていた小学生が帰って来たのか。それはずいぶん大掛かりな話だな」と思ったくらいなのだ。そう、小惑星と小学生を聞き前違えてしまっただけでなく、小惑星からサンプルを持ち帰ったというのを小学生が帰って来たと聞き間違えたわけである。

 そんな私が本作を鑑賞しようと思い立ったのは、やはり本作が公開された直後に鑑賞された方が、職場の朝礼で本作を取り上げたことがきっかけだった。実のところ、私が働いている職場は、はやぶさの打ち上げとまったく関係がないわけではない。そのため、職場の売店では、はやぶさグッズが売られていたりもする。そんなわけで、いくら世間のニュースに疎い私でも、はやぶさに触れる機会はそれなりにあったと言える。

 はやぶさが打ち上げられてから帰還するまでの実際の物語については、私よりもむしろ皆さんのほうがずっとお詳しいだろうと思う。だから、本作のストーリーについては触れないでおく。ただ、私自身がソフトウェア開発の技術者であるという立場から、複数の会社から集まって来た人たちが、それぞれの得意分野を活かしながら、会社や立場を超えて、はやぶさのプロジェクトに関わっていることに感動した。私自身、派遣社員という立場で企業の中に入り込んで仕事をさせていただいているわけだが、実際に企業で働いていると、やはり社員と派遣社員との間にある壁は感じてしまう。しかし、はやぶさという大きなプロジェクトに関わっている人たちの間には、それを感じなかった。会社や立場が違っていても、壁を感じることなく、一人一人が大きな歯車の中にしっかりと組み込まれていたのだ。ひょっとすると、実際のはやぶさプロジェクトには会社や立場の壁は存在していたのに、映画として描写される際に削り落とされてしまったのかもしれないが、仮にそうだとしても、会社や立場を超えてみんなの心が一つになっている姿は美しかったと思う。

 その一方で、はやぶさに送るコマンドがわずか一バイト程度のデータであったことには驚いた。使われているコンピュータも、ひと昔もふた昔も前のものであったように思う。いまどき、キャラクター端末なんてあまりにも古過ぎる。現代は、GUI端末が主流なので、通信の状況やはやぶさの状況についても、グラフィカルに映し出せる技術があっていいはずなのだ。それだけに、技術者たちがキャラクター端末に向かって必死にキーボードを叩く姿にちょっぴり違和感を感じた。

 何故、小惑星探査機と言われるほどの高度な技術を持った機器を制御するのに、あのような古めかしいコンピュータを使っていたのか考えてみたのだが、通信を行う距離があまりにも長いために、たくさんのデータを送受信することを避けたかったのではないかという私なりの結論に達した。例えば、糸電話を使って、人と人が会話することを想像してみよう。糸電話の糸が短ければ、相手の言っていることを鮮明に聞き取ることができて、ある程度の長話も可能かもしれない。しかし、糸電話の糸が長ければ、できるだけ話を手短にしなければ、話が良く聞き取れない可能性がある。すなわち、送信した情報が途中で欠落してしまう可能性が高くなるということだ。地球のはるか外にいるはやぶさと交信するのに、長いデータでやりとりするよりも、できるだけ簡潔な方法でやりとりをしたかったのかもしれない。そのために、何もあれほど古めかしい端末である必要はなかったとは思うのだが・・・・・・。はやぶさが映し出す映像のモニタがなかったことを考えると、やはり通信データをかなり絞っていたと想像することができる。

 本作は、宇宙科学研究所(JAXA)のある女性スタッフの視点で描かれている。最初はちょっぴりオタクっぽい存在の彼女だが、自分の中にある知識を次第に外に出そうとするプロセスをじっくりと見守ることができる。彼女が根っからの宇宙オタクならば、子供たちに向けてはやぶさの仕組みを図解しようとは思わないだろう。私自身もオタクの傾向が多々あるが、オタクというものは、あくまで自分自身の世界の中で自己完結してしまいがちだと思うからだ。

 もう一つ、本作の中で描かれているのは、いくらその仕事に情熱を傾けていたとしても、仕事はあくまでビジネスであり、ビジネスから外れたところでは関われないという無常さである。例えば、私が派遣社員という形のままで、はやぶさプロジェクトに関わっていたとしよう。しかし、派遣契約が切れてしまえば、いくら私がはやぶさプロジェクトに残りたくても、泣く泣くはやぶさプロジェクトから去らなければならない。それなのに本作の中で、はやぶさプロジェクトから去って行った人がプライベートな部分ではやぶさプロジェクトに関わることができるというのは、現代の時代の流れからは到底考えにくい。現代は、プロジェクトの秘密事項が厳守され、例え過去に一緒に仕事をした仲間であったとしても、内部の事情は漏らさないように働いているのではないかと思うからだ。また、はやぶさが小惑星から持ち帰ったサンプルを回収する場所がオーストラリアだとわかったとき、いったんプロジェクトを離れた人が自腹でオーストラリアに出向くというのも考えにくいと思うのだ。実際にそのような人がいたとすれば、かつての同僚たちは、一歩引いたところでその人を迎えようとするのではないだろうか。

 はやぶさを制御するのに使われているコンピュータと言い、職場における人間関係といい、どことなくひと昔もふた昔も前の状況を想像させてくれる作品ではあるものの、逆にそれらの状況を現代において目の当たりにすることで、今の時代に足りていないものを感じさせてくれるのではないかと思う。

 はやぶさに関する映画は、これからも続々と公開されるようである。それらの作品の描写を比較してみるのも面白いのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m トラブルに見舞われても、決して諦めなかったことで、何とか帰還するという感動をもたらしてくれたはやぶさですが、技術者としてはそのプロジェクトを諦めたくなくても、その裏には予算や人員の都合など、いろいろな事情があったことがうかがえます。大きな感動には、表面には現れて来ない、いろいろな要因が関わっているということを教えてくれる作品でもあったと思います。

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2011.10.16

さらばブルー・マウンテンズ

トロッコ列車で世界一の急勾配を体験するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 八月にオーストラリアに出掛けたとき、オーストラリアは冬でしたが、あれから二ヶ月経ち、オーストラリアは観光シーズンに突入しつつあるようです。この観光シーズンに、オーストラリアに出掛けられる方も多いかもしれませんね。そう言えば、つい先日、私の母の従妹の娘(私にとっては「はとこ」)がオーストラリア人と結婚することが判明しました。私にとっては、遠いオーストラリア人の親戚が出来ることになります。(笑)それでは、トロッコ列車で世界一の急勾配を体験するの続きを書かせていただきます。

 トロッコ列車で世界一の急勾配を体験し、ブルー・マウンテンズの深い森で涙した私たちは、帰路に着くために、いよいよ三つ目の乗り物であるCablewayに乗った。Cablewayは、日本で言うところのロープウェイである。

 世界遺産のためか、いろいろな国からの観光客に出会えるブルー・マウンテンズだが、Cablewayを待っている間に出会ったのは、フランス人観光客だった。私たちは、行きの列車の中で、ずいぶんにぎやかなドイツ語を耳にしていたので、フランス人観光客の静かなフランス語をとても心地良く感じた。

 Cablewayに乗ってみると、またしてもそこには広大な自然が広がっていた。そして、最初に利用したSkywayや、ずっと私たちを見守ってくれているスリー・シスターズも見えていた。

 私たちがCablewayを降りてみると、Skywayやトロッコ列車の乗り場と接続するお土産売り場に出た。どうやら私たちは、ここを起点にして、三つの乗り物を利用しながらあちらこちらを散策していたようである。三つの乗り物を利用する度にスリー・シスターズが見えていたのは、実はそういうことだったのだ。また、Cablewayに同乗してくださったスタッフは、トロッコ列車を操作していた陽気なスタッフでもあった。というのも、Skywayもトロッコ列車もCablewayも、SCENICという同じ会社が運営していたからだ。

 Cablewayを降りた私たちは、お土産売り場でお土産を購入した。このあと私たちは、このお土産売り場からシドニーに戻るために、ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号に乗って鉄道の駅へと向かう予定だったが、ちょうどタイミングが悪く、ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号が発車したあとだった。そのため、次のブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号を待つことになったのだが、何と、私たちが乗車することになった便がその日の最終便だった。実に際どい選択である。

 ほぼ時刻表通りにやって来たブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号を運転していたのは、行きでお世話になった陽気なジミーである。そして、私たちと一緒に乗車したのは中国人観光客だった。ジミーが私たちに、
「どこから来たの?」
と尋ねたので、私は、
「日本から来ました」
と答えた。もちろん、ジミーは中国人観光客にも同じことを尋ねていた。ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号が発車したあとの車内アナウンスに、日本語と中国語が入り混じっていたのは言うまでもない。しかし、ジミーは途中で何度か詰まってしまい、
「もっと練習に練習を重ねておくよ」
と言って、更に笑いを取っていた。中国人観光客は日本語も理解できるらしく、ジミーが日本語を話しているときも笑っていた。他の国の言語をすぐに習得してしまう彼らの言語能力は本当に素晴らしい。私たちは中国語がわからないので、ジミーが中国語を話しているときに笑えなかった。

 間もなくブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号は、エコーポイントに停車した。エコーポイントは、スリー・シスターズが見られる観光スポットらしいのだが、何しろ私たちが乗車していたのは最終バスだったので、乗り降り自由の切符を購入していたにもかかわらず、下車することができなかった。ちなみに、エコーポイントは、日本で言うところのエコポイントはまったく別物である。

 オーストラリア人の英語の発音は、カタカナで書くと「エイ」の発音が「アイ」になると言われているが、実はブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号が停車するバス停にStep #18というバス停があった。オーストラリア人の運転手であるジミーが#18をどのように発音するのか耳を傾けていたところ、なるほど、確かに「アイティーン」と聞こえなくもなかった。しかし、露骨な「アイ」ではなく、「アイ」にも「エイ」にも聞き取れる発音だった。とは言え、決して、アメリカ人に多い「エ」と「ア」を連ねたような発音ではなかった。オーストラリア英語の母体はイギリス英語なのだ。

 間もなく、ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号は、Leura駅の近くに到着した。ジミーが、
「鉄道を利用するなら、こちらが便利です」
と案内してくれたので、私たちは、行きはKatoomba駅を利用していたが、ここで降りることにした。というのも、ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号はKatoomba駅まで行くのだが、最初に降りたKatoomba駅よりもLeura駅のほうがシドニー寄りだったからである。

 Leura駅まで向かう道のりをジミーが説明してくれていたのだが、私たちはその途中でスーパーを見付けたので、そこに入って買い物を済ませてからLeura駅へと向かった。Leura駅は小さな駅だというのに、利用客がたくさん居た。おそらく多くの人たちがブルー・マウンテンズを満喫したあとなのだろう。夕方の吹きさらしのホームで列車を待っていたので、ひどく寒かった。

 ようやく列車がやって来たので、私たちは列車に乗り込んだ。疲れがどっと出てしまったのか、帰りの列車の中で過ごしたおよそ二時間は、ほとんど睡眠に充てることになった。うとうとしていると、切符のチェックのために車掌さんがやって来たので、手持ちの切符を見せた。海外の鉄道は、乗車時のチェックは甘いものの、車内でのチェックは厳しく、乗車券を持っていないと高いペナルティが課せられる。どうやら乗客の一人が乗車券を購入していなかったらしく、しっかり徴収されていた。かくいう私たちも、去年、オランダでICカードの残額が充分でなかったために、高いペナルティを支払った苦い経験がある。とは言え、その車掌さんは、本来ならば二人分支払うべきペナルティを一人分にまけてくれたのだが・・・・・・。おそらく高いペナルティを課せられているであろう乗客を見ながら、ふとそんなことを思い出していた。

 こうしてシドニー滞在五日目も想い出を深く胸に刻み込みながら、静かに過ぎて行ったのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、さらばブルー・マウンテンズをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 乗り降り自由の切符を購入していたにもかかわらず、ホテルを出るのが遅かったためか、それぞれ一回乗車するだけで精一杯でしたね。それでも、すべての乗り物を個別に利用するよりはお得だったようです。ただ、エコーポイントを観光できなかったのは少々心残りであります。私は、ブルー・マウンテンズがとても気に入ったので、またオーストラリアに来る機会があれば、是非とも訪れたい場所です。

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2011.10.15

トロッコ列車で世界一の急勾配を体験する

映画『エンジェル ウォーズ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 雨が上がれば、本格的な秋に突入すると聞きました。今よりも涼しくなれば、私は半袖Tシャツの上に半袖のジャケットを重ねて出歩くことになりそうです。(苦笑)それでは、週末になりましたので、ガンモの手作りサンドイッチの続きを書かせていただきますね。

 昼食を終えた私たちがトロッコ列車の乗り場に移動してみると、いろいろな国からやって来た人たちが既に長い長い待ち行列を作って待っていた。乗り場のすぐ近くには、オーストラリアの野生のオウム、コッカトゥの餌場があった。今になって思えば、コッカトゥの頭と、映画『ツレがうつになりまして。』のツレの寝ぐせはリンクしていると思う。ちなみに、乗り場からはスリー・シスターズも見えていた。

 間もなくすると、先ほど出発したトロッコ列車がバックの状態で戻って来た。そして、折り返して来たトロッコ列車に乗っていた乗客がすべて降車し終えると、長い長い待ち行列を作って待っていた人たちがトロッコ列車に案内され、次々に乗車して行った。あいにく私たちは、そのトロッコ列車に乗車することはできなかったのだが、ラッキーなことに、次に発車するトロッコ列車の先頭に乗車できることになった。鉄道ファンにとって、先頭に座れることは偉大な喜びである。

 トロッコ列車は、たくさんの観光客を乗せて出発して行った。どういうわけか、このトロッコ列車の乗り場では、映画『インディージョーンズ』シリーズのテーマソングが流れていたのだが、今になって思えば、そのテーマソングが選ばれていることもなるほどと思う。私たちは、トロッコ列車の先頭に乗車できることで心が躍っていたのだが、線路の先に見えるひどく険しい傾斜とブラックホールのようなトンネルが気になってもいた。

 しばらくすると、トロッコ列車が再びバックの状態で戻って来たので、私たちは喜び勇んでトロッコ列車に乗り込んだ。トロッコ列車には、遊園地などのジェットコースターにありがちな腰を固定するようなバーはないが、籠の中に収められるように、トロッコ列車の上部が金網で保護された。私たちはリュックを背負っていたが、リュックを下ろさずにそのまま着席した。実際、それで正解だったと思う。

 さて、いよいよ準備が整い、私たちの乗ったトロッコ列車が発車した。そして、私たちの乗ったトロッコ列車は、直ちにブラックホールの中に飲み込まれた。
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
私たちは、思わず絶叫した。あまりにも恐ろしい急勾配に、絶叫するしかなかったのだ。この急勾配は、一体どういうことなのだろう? 下調べが不十分だったので知らなかったのだが、このトロッコ列車が通過する急勾配は、世界一を誇る五十二度もの急勾配だったのだ。私たちは、カメラのモニタを眺めていたため、何とか救われたが、肉眼で景色を見ていたならば、失神していたかもしれない。特に私は、高所恐怖症だというのに、前知識もなく乗車したものだから、運良く助かったのだ。もしも前知識があり、世界一の急勾配を誇るトロッコ列車だと知っていたならば、妙な構えが働いて、世界一の急勾配を楽しむことはできなかっただろう。

 急勾配を無事に通過したトロッコ列車は、森の中を走りながら、間もなく目的地に到着した。私たちがトロッコ列車を降りると、遠くのほうにスリー・シスターズが見えていた。スリー・シスターズは、世界一の急勾配に絶叫している私たちのことを見守ってくれていたのだろうか。

 トロッコ列車の乗り場を離れてしばらく歩くと、炭鉱跡のような展示物があった。ガンモと私は、替わりばんこに馬の上にまたがり、記念撮影をした。そこには、採掘に使われた道具なども一緒に展示されていた。そして私たちは、旅行中にリアルタイムでお届けしたように、ブルー・マウンテンズの深い森に入って行ったのだった。

※私たちが撮影した動画ではありませんが、YouTubeにブルー・マウンテンズのトロッコ列車の動画がありますので、ご紹介させていただきます。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、トロッコ列車で世界一の急勾配を体験するをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 五十二度という世界一の急勾配は、とにかく迫力がありました。私たちは、日本各地のケーブルカーにも乗車していますが、ケーブルカーはいくら急勾配でも、加速することはありません。しかし、ブルー・マウンテンズのトロッコ列車は、絶叫マシンのように加速して、急勾配をすり抜けて行きました。前知識があったならば、怖くて乗車できなかった乗り物であります。(苦笑)

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2011.10.14

映画『エンジェル ウォーズ』

ホットヨガ(二五七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 西日本で大雨が降ったようですね。私は、Yahoo! 災害速報に、パソコンのメールアドレスと携帯電話のメールアドレスの両方を登録しているのですが、複数回に渡って豪雨予報が配信されていました。実際に、雨がたくさん降った時間帯もあったようですが、私の住んでいる地域ではそれほど大きな影響もなかったのでホッとしています。皆さんのお住まいの地域ではいかがでしたでしょうか。

 五月一日に鑑賞した本作もまた、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスをフル活用するために鑑賞した作品である。予告編を観たときに直感したのだが、普段の私ならば、まず鑑賞しない類の作品と言えるだろう。戦いのシーンのテンションがあまりにも高過ぎて、私にはついて行けないと思ったからだ。

 簡単に言ってしまえば、ある施設に入れられた女性たちが自由を求めてそこから脱走するために、賢者のアドバイスに従って想像の世界を創り出し、脱走に必要な仲間や道具を揃えて行くというものだ。最初は脱走することに反対していた女性も、やがては主人公の計画に賛同し、最終的には意外な結末を迎える。どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが想像の世界なのか、良くわからないところが面白い。そもそも、脱走のヒントを与えた賢者とのやりとりでさえも、現実の世界の出来事であるとは考えにくい。

 劇場で予告編を観たときは、果たして想像の世界だけでそこまで本気になれるものなのだろうかと疑問に思ったのだが、本気で自由を求めようとしたとき、それが自由になるための唯一の手段であるとするならば、その手段を信じて目的を達成しようとすることに夢中になれるのかもしれないと思い直した。とは言え、パワフルで奇抜なダンスを見せて、施設で働く人たちがそのダンスに意識を奪われている最中に、脱出のための準備を着々と進めているような状況でもある。

 戦いのシーンがとにかく半端ではなく、なかなか大掛かりな展開の本作だが、メガフォンを取っているのは、映画『300<スリーハンドレッド>』や映画『ガフールの伝説』のザック・スナイダー監督とわかり、納得である。ザック・スナイダー監督は、登場人物たちにとことん戦わせるのが好きなのではないだろうか。まさしく本作は、映画『300<スリーハンドレッド>』の女性版と言っても過言ではないだろう。

 通常、このようにパワフルな作品は、心に深くは残らないものだが、意外な結末に引きずられ、鑑賞して五ヶ月以上経った今でも私の心に深く刻まれている。それにしても、一体、この意外な結末は何を意味しているのだろうか。「彼女」ではなく、「もう一人の彼女」が本当の主人公だったということなのだろうか。それとも私は、作品への印象をいつまでも長引かせるために、ザック・スナイダー監督が仕組んだ罠にすっかりはまってしまったのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自由を求める強い気持ちがそのまま戦う気力に繋がっているのだとしたら、彼女たちが自由になりたいと願う気持ちは相当強いものだとうかがえます。それにしても、この意外な結末は、いつまでも引きずりますね。(苦笑)

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2011.10.13

ホットヨガ(二五七回目)

リュープリンという選択(6)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 以前は、ノートパソコンをリュックに忍ばせて通勤していたのですが、今年の三月にフルキーボードの携帯電話を購入してからは、通勤には重いノートパソコンを持ち歩かなくなりました。「ガンまる日記」は、朝、仕事に出掛けて行く前に書き上げて、通勤の途中に推敲して日付を前日の夜に変更しているのですが、昨日の記事は比較的長い記事だったため、携帯電話のココログ管理画面からは呼び出すことができなかったのです。そのため、一度書き上げた記事を推敲することが出来ず、誤字などのお見苦しい状態を長時間に渡って放置してしまいました。アクセスしてくださった皆さんには心よりお詫び申し上げます。とは言え、このようなことがあったとしても、私はスマートフォンには乗り換えません。(苦笑)

 十月三日は、仕事帰りに三宮店で六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。最近は、土曜日は梅田店でレッスンを受けて、平日の夜は三宮店でレッスンを受けている。これまで週一回のペースで通っていたホットヨガのレッスンだが、このように週二回のペースに切り替えたのは、回数券の消費があまりにもスローペースであるためである。誕生月の七月に、VIP会員の権限を使ってめでたく五十回回数券を購入したものの、この十月までで私が消費している回数券は、まだ前回の回数券の繰り越し分なのである。

 さて、珍しく早い時間に到着したので、着替えを済ませて早めにスタジオに入り、ストレッチを行った。生理中(正しくは不正出血中)の身としては、やはりヨガマットの上に敷いたバスタオルを血液で汚してしまわないか、心配なところである。

 今回のレッスンの参加者は十三名と、平日の骨盤コースのレッスンの参加人数としては少なかった。以前から、月曜日の夜のレッスンは参加人数が少ないとは聞いていた。そう、十月に入ってからは、平日の夜の骨盤コースのレッスンが、これまでの火曜日から月曜日に変わったのだ。おかげで、火曜日の映画のレディースデイと重ならなくなったので、火曜日の夜は寝不足を覚悟して映画を鑑賞することができるようになったというわけだ。

 レッスンを担当してくださったのは、古くからレッスンを担当してくださっているインストラクターである。インストラクターは、どうやら久し振りに骨盤コースのレッスンを担当されるらしい。

 今回は、サウナスーツを着てレッスンに参加されている方が二人いらっしゃった。一人はいつもの方なのだが、もう一人は、身体の中心部だけを覆うサウナウェアを身に着けていらっしゃった。ホットヨガということで、おそらくサウナ効果を期待されているのだろう。

 驚いたことに、開脚前屈のポーズを取っているときに、身体がピタッと床に着いている方が何人かいらっしゃった。私は五年もホットヨガのレッスンに通っているというのに、床に着かないどころか、身体がまだまだ固い。ホットヨガのレッスン中のスタジオは、身体が柔らかくなり易い温度に設定されているというのに、不思議である。レッスン中の呼吸が浅いことに加え、大きな筋腫が邪魔をしていると考えられる。

 スタジオ内が暑く感じられたので、私はバランスのポーズの途中でいったんスタジオの外に出た。そして、前半の休憩のポーズ(シャバーサナ:屍のポーズ)が終わる頃まで涼しいスタジオの外で過ごした。私が涼んでいると、インストラクターが、
「そろそろ後半のレッスンに入ります」
と声を掛けてくださった。

 古くからレッスンを担当してくださっているインストラクターのレッスンはとても丁寧で安心できるものである。とは言え、どうやら今回は、久し振りに骨盤コースのレッスンを担当してくださったために、時間配分の感覚が掴めず、後半はレッスンの一部が省略されてしまっていた。

 レッスンを終えてシャワーを浴びたあと、受付にロッカーの鍵を返しに行くと、既に二十一時を回っていたため、従業員エレベータを使って、先ほどのインストラクターが一階まで案内してくださると受付のスタッフに伝えられた。従業員エレベータのところまで足を運んでみると、先ほどのインストラクターが待機してくださっていた。

 私はインストラクターにレッスンのお礼を言うなり、
「今回は、はしょりましたか?」
などと意地悪なことを言ってしまった。後半のレッスンが省略されていたので、思わず口から出てしまったのだ。インストラクターは苦笑いしながら、やはり、時間配分が難しいとおっしゃった。インストラクター曰く、普段は別のレッスンを主に担当されているのに加え、ようやく慣れた頃にまた別のレッスンを担当することになるのだそうだ。どのレッスンを担当するかは、ご自分では選べないとかで、なかなか大変だとおっしゃっていた。確かに、六十分という限られた時間の中で、予定されているすべてのポーズをシナリオ通りに進めて行くのはなかなか大変なことだと思う。むしろ、これまで当たり前のようにレッスンを受けていたことが不思議なくらい、予定通りにすべてのポーズがレッスンの中に盛り込まれるのは特別なことだったのではないかと思えて来たのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最近は、土曜日の朝に梅田店でレッスンを受けて、三宮店では月曜日の夜にレッスンを受けているわけですが、映画のレディースデイと重ならなくなったのは、とても有り難いことであります。ただ、レッスンの開始時間が十九時半からなので、やはりレッスンを終えてシャワーを浴びると二十一時を回ってしまいます。そのため、ビルの店舗のエレベータは使えなくなり、スタッフには従業員エレベータでお送りいただくことになってしまいます。それがとても申し訳ないのですが、そのときに成り立つコミュニケーションもあるので、このままスタッフに甘えることにします。(苦笑)

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2011.10.12

リュープリンという選択(6)

映画『ミスター・ノーバディ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m オーストラリア旅行の記事の続きを書きたいところなのですが、平日は旅行アルバムと連携して記事を書き上げる余裕がないため、比較的余裕のある週末に書かせていただくことにします。今回は、リュープリンという選択(5)の続きをお届けしますね。

 十月の三連休の初日は、二回目のリュープリンの注射を打っていただくことになっていた。もたもたしていて、家を出るのがすっかり遅くなってしまったものの、診察の予約時間までには何とか婦人科の受け付けを済ませることができた。完全予約制なので、ほとんど待ち時間もなく、すぐに私の名前が呼ばれ、中待ち合いに入った。

 診察室では、私の前の患者さんがI医師の診察を受けていた。「通常は三ヶ月経てば・・・・・・」とか、「貧血は・・・・・・」といったようなキーワードが診察室から漏れ聞こえて来た。「ひょっとすると、こちらの患者さんも子宮筋腫でリュープリンの注射を始めたばかりなのだろうか?」と私は頭の中で勝手に想像していた。そうこうしているうちに、私の前の患者さんが診察を終えて診察室から出て来られたかと思うと、ほどなくして私の名前が呼ばれたので診察室に入った。

 私はI医師に、生理(リュープリンの注射をしているので、正確には不正出血)が来たことを伝えた。I医師からは、リュープリンを始めたときに、翌月から生理は止まるが、私の場合は不正出血があるだろうと言われていたのだが、実際にその通りになった。

 I医師に、生理の程度について尋ねられたので、私は通常の生理よりも少しだけ出血が少ないくらいだったが、いつもよりも長引いていると答えた。生理が始まったのは十月一日なのだが、実はこの記事を書いている今でも少量の出血が続いている。子宮筋腫の人は、生理が長引くとも言われているが、私の場合、最大限に長引いたとしてもせいぜい一週間程度だったので、今回の出血は生まれて初めてと言ってもいいくらい長引いていることになる。

 それから、これまでよりもほてりが若干強くなったことと、ここには書けないある症状についてもI医師に相談させていただいた。その症状については、これまでにも少しだけ出ていて、過去にI医師に相談させていただいたこともあるのだが、リュープリンを始めてから、その状況がひどくなってしまったのである。私は、体内のエストロゲンが少なくなったためにそれが起こっているのではないかと主張したのだが、I医師は、私の筋腫が大きいために起こっているのではないかとおっしゃった。私は、注射を始めてからお腹が少し小さくなって来ているので、筋腫が大きくなったために起こっているとは考えにくく、やはり体内のエストロゲンが少なくなったからだと主張した。しかしI医師は、リュープリンの注射を始めても、筋腫はすぐに小さくなるものではないとおっしゃった。それなのに、確かに私のお腹はに凹んで来ているのだ。それを考えると、筋腫が大きいためにその症状が悪化したとは考えにくかった。

 I医師は、その症状に対し、エストロゲンを足す方法もあるが、それではあまり意味がないので、リュープリンの注射を弱いものに変えるという選択肢もあるとおっしゃった。現在、私に施されている注射は、最強のものを使ってくださっているらしい。強い注射を使って女性ホルモンの分泌を抑え、あとからエストロゲンを足すくらいならば、最初から弱い注射を使ったほうがいいのではないかとI医師はおっしゃった。

 低エストロゲンの人に対して、エストロゲンを足すという方法も取られているが、実のところ、私が相談させていただいたその症状に関しては、エストロゲンを足してもあまり意味がないことがわかっているとI医師はおっしゃった。また、漢方薬もないという。

 私は、リュープリンによるエストロゲン不足が理解できないと言った。生理のような不正出血があるということは、体内にまだエストロゲンがあるということであり、特に私の場合、脂肪から作られるエストロゲンもあるはずなのに、ほてりやその他の症状などの明らかにエストロゲン不足の症状が出ているのだ。体内のエストロゲンが一体何に使われるのか、良くわからないと私が言うと、I医師は、
「様々な要因が重なって起こっていることなので、低エストロゲンの症状が出たとしても、単にエストロゲンを足しただけでは解決しないんです」
とおっしゃった。

 私は、I医師が提示してくださった選択肢について、考えてみた。今回から、リュープリンの注射を弱くしてもらうか、それとも、I医師のおっしゃるように筋腫が小さくなることを期待して、このまま最強のリュープリンを注射してもらうか。私は考えた末に、やはりこれまでの最強のリュープリンの注射を続けていただくことにした。

 ちなみに、私が訴えたある症状に対し、漢方薬はないが、西洋医学のお薬はあるとI医師はおっしゃった。
「その薬を処方しましょうか?」
とI医師が言ってくださったので、私がある専門用語を用いて、
「それにも効きますか?」
と尋ねてみたところ、I医師は、
「良く勉強してますね」
と褒めてくださった。しかし、私の知識はまだ断片的で繋がりを持たないと答えると、I医師は、
「確かにそうやね」
とおっしゃった。

 私が、
「リュープリンは抗がん剤だったんですね」
とI医師に言うと、I医師は、
「乳がんの治療に使われるリュープリンは、あなたに注射しているリュープリンの二倍の量ですよ」
とおっしゃった。そして、
「それに、抗がん剤という言われ方をしていますが、厳密に言えば、抗がん剤と言ってもがん細胞を殺傷するわけではなく、女性ホルモンの分泌を抑えているだけなので、正常な細胞も殺してしまうような抗がん剤とは違います」
ともおっしゃった。リュープリンが乳がんや前立腺がんの治療にも使われているのは、ホルモンに依存するがんだからということのようだ。

 私は、いい機会だったので、以前から疑問に思っていたことをI医師に尋ねてみた。
「ホットフラッシュとほてりの違いは何ですか?」
すると、I医師からは、
「同じですよ。ホットフラッシュは英語です」
という答えが返って来た。私は、
「ホットフラッシュは、暑いだけでなく、寒い感覚もやって来るのだと思っていました」
と言った。するとI医師は、
「それは、日本語では冷えのぼせと言いますね」
とおっしゃった。なるほど。私の場合、冷えとのぼせが交互にやって来ているわけではなく、上半身がほてり、下半身が冷えている。これは明らかに冷えのぼせだが、ホットフラッシュが冷えのぼせと同義ならば、私もホットフラッシュということになるのかもしれない。

 更に、最近、息が苦しいとまでは行かないが、階段を昇ったりすると息切れがする上に、普段の呼吸も何となくし辛いので、もしかすると血栓ができているのではないかとI医師に尋ねてみた。すると、I医師は、
「それはないでしょう。血栓ができれば、足は腫れるし、冷えも出て来ます。更年期、貧血、肥満などでも、息切れしますよ」
とおっしゃった。私は何だか耳が痛かった。

 それから、もうすぐ胃の内視鏡の検査を行うことになっていて、検査のときに出血が止まらないと困るので、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の服用を一週間ほど中止するように言われていることを伝えると、I医師は、
「それはその医師が桂枝茯苓丸を知らんからやろう。もし、血液が止まりにくくなるような薬なら、生理の出血量が多い人には処方できませんよ。(服用を中止するのは)前日だけにしておいたら?」
と言ってくださった。私はその言葉にいたく納得したのだった。

 いつものように桂枝茯苓丸を四週間分処方していただき、四週間後の診察の予約をしたあと、私はリュープリンの注射のために処置室に向かった。そこで、前回とは反対側の左側の下腹部にリュープリンの注射をしていただいた。二回目だからだろうか。身体の中にリュープリンが残っているという感覚も、握力の低下も見られなかった。そして、一万五千円弱を支払って病院を出たあと、最寄の薬局で処方箋を受け取り、最寄駅へと向かった。

 所用を済ませてから駅の改札に行くと、人身事故が発生しているという。いつもは病院の最寄駅で昼食をとるのだが、今回は少し早めに三宮まで出向き、三宮で昼食をとろうと思っていた。しかし、人身事故で電車が動いていないため、予定を変更して、いつものお店で昼食をとり、そのあとコーヒーショップに入って「ガンまる日記」を書き上げたあと、三宮へと向かった。その頃には電車は復旧していた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m リュープリンの副作用なのか、以前よりもほてりが若干強くなっているような気がします。今でも私は日中は半袖Tシャツ一枚で過ごし、帰宅すると、半袖Tシャツを脱いで上半身はスポーツブラジャーだけになり、ガンモに敬遠されながらも、寝室の窓を開けて、扇風機をブンブン回します。I医師に、これ以上、ほてりが強くなるのかどうか尋ねてみたのですが、これ以上は強くならないだろうとおっしゃっていたので、これくらいのほてりならば、何とか乗り越えられそうだと思っています。抱えている別の症状はありますが、筋腫が小さくなれば改善されるだろうというI医師の言葉を信じてみることにします。(苦笑)

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2011.10.11

映画『ミスター・ノーバディ』

ガンモの手作りサンドイッチの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 大分県議が絶叫大会で「セシウム牛いりません」と叫んだとかで、またまた話題になっていますね。最近は、何でもすぐにニュースになってしまう時代であります。言い換えると、言葉が部分的に切り取られ、独り歩きしてしまう時代と言ってもいいのかもしれません。そういう時代だからこそ、発言には気をつけなければならないと思うのに、またしてもこのような発言が話題になってしまうのは、とても残念なことであります。これからの時代、どんなときも愛をもって生きることが問われているような気がします。

 四月三十日に鑑賞した本作は、パラレル・ワールドを描いた作品である。パラレル・ワールドの扱い方が独特なので、鑑賞しているうちに、私はすっかり作品の世界に引き込まれていた。

 科学が発達し、人々が不死を得ている時代において、一一八歳の老人ニモが間もなく死を迎えようとしている。ニモは、全世界で唯一の「死んでしまう人間」なのである。街角の大きなスクリーンには、「もうすぐ死ぬ人間」としてニモの様子が映し出され、「死なない人間たち」によって見守られている。

 本作の解釈の仕方にはいろいろあることだろう。人は、死の危機を感じたときに、自分の人生を走馬灯のように振り返ると言われている。本作は、ニモの人生における、ありとあらゆる選択肢を想定したいくつもの走馬灯と言っても過言ではないのかもしれない。例えば両親が離婚したとき、どちらの親と一緒に暮らす選択をするかで、ニモの人生は変わってしまう。しかし、実際に選んだ人生がどちらの人生でであったのかを固定させてしまわずに、こんな選択肢もあったはずだと頭の中で思い描きながら、自分の人生を振り返ってみるのも有りなのかもしれない。あるいは、死を目前にして、人生の中で遣り残したことをニモが頭の中で想像(もしくは創造)することで、達成感を得ようとしているのかもしれない。

 ニモが送ったかもしれない幾通りもの人生の回想(もしくは想像/創造)は、とにかく面白い。おおまかに言ってしまえば、ニモには三人の女性たちとの出会いがあり、それぞれの女性たちと人生をともにするという別々の選択肢があった。アンナとは相思相愛だったのに、両親の再婚により、二人が兄妹になってしまい、禁断の関係に陥ってしまたという人生。別の男性と付き合っていたエリースに想いを伝えて何とか付き合うようになり、結婚に至ったものの、もともと情緒不安定だったエリースとはうまく行かなくなってしまったという人生。そして、その日初めて踊った子と結婚しようと心に決めたニモが、その日初めて踊ったジーンと結婚するものの、彼女のことを本当に愛しているわけではないと気付いていた人生。

 ニモが送り得たかもしれない三つの人生の中で、私はやはり相思相愛だったアンナと兄妹になってしまうという人生が最も情熱的で好感が持てる。やはり、二人の男女の想いがアンバランスな人生よりも、二人の男女の想いがバランスの取れている人生のほうを応援したくなるものだ。ニモとアンナは両親のいない隙に身体を重ねるものの、やがてその関係が両親の知るところとなり、愛し合っているはずの二人は引き裂かれてしまう。それでも、互いの中にはずっと相手に対する熱い想いが残っているという人生なのだ。

 いやはや、本当に面白い作品を鑑賞したと思う。間もなく死を迎えようとしているニモが実際に送った人生が、この中のどの人生であったのかは、もはや関係ない。ニモが自分の頭の中で自分の人生を回想あるいは想像/創造しているように、観客もまた、ニモの人生を一緒に回想あるいは想像/創造して本作を楽しむのだ。クルクルと切り替わるいくつもの人生に付いて行けなくなると、本作を楽しめなくなってしまうかもしれない。しかし、こんな表現方法があるのかと感心しながら本作を鑑賞すると、これほど楽しくユニークな作品はない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m あまりにも面白い作品だったので、友人に本作を薦めてみたのですが、やはりミニシアター系映画館でしか上映されていない作品でしたので、鑑賞しにくかったようです。私としては、こういう作品をもっともっと世の中に送り出して欲しいくらいなのに、作品の受け入れ先が少なく、結果的に敷居が高くなってしまうのは、とても残念なことですね。

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2011.10.10

ガンモの手作りサンドイッチ

ブルー・マウンテンズのSkywayの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m iPhone 4Sというスマートフォンの新機種への予約が好調のようですね。先日亡くなられたスティーブ・ジョブズ会長が生前に手がけた最後の製品だそうで、注目度も高まっているのかもしれません。iPhoneではありませんが、ガンモは早くからスマートフォン愛用者です。一方、私はというと、当分スマートフォンに乗り換えるつもりはありません。(苦笑)その代わり、N-08Bというちょっと変わったフルキーボードタイプの携帯電話を使用しています。フルキーボードなので、パソコンと同様に使えますが、通話が少々面倒なので、ハンズフリーマイクを常に挿しっぱなしにしています。ところで、スマートフォンには小さな画面に音楽やインターネットなどのたくさんの情報が詰まっていることから、使っているうちについつい夢中になり、駅などで人にぶつかってしまうケースが増えているそうですね。スマートフォンをお持ちの方は、どうかお気をつけくださいね。(苦笑)それでは、ブルー・マウンテンズのSkywayの続きを書かせていただきます。

 Skywayを降りると、レストランや売店があった。レストランをほんのちょっと覗いてみたのだが、恐ろしく値段が高い上にひどく混雑していた。きっとそんなことだろうと思い、実は私たちは、ホテルの部屋でいつも食べているサンドイッチを持参していたのだ。このサンドイッチは、私が朝、ホテルで「ガンまる日記」を書いているうちにガンモが用意してくれたものである。ガンモは、スーパーで買って来たパンと有り合わせの食材でサンドイッチを作ると、さも楽しそうにそれらのサンドイッチを新聞紙にくるんだ。

 そう言えば、私たちが子供の頃は、何かを包むと言えば、新聞紙かチリ紙だった。お年玉も、時にはチリ紙に包まれていたように思う。とは言え、食べ物を新聞紙に包む場合、印刷面が食べ物に当たってしまうので、今となっては衛生面に問題があるようにも思えるのだが、旅先ではそんなことはおかまいなしである。私たちはサンドイッチだけでなく、日本から持ち込んだ小振りの水筒に、ホテルで作ったインスタントコーヒーを入れてそれぞれ持参していた。

 売店の一角からは、私たちが購入した乗り降り自由な切符で利用することのできるトロッコ列車が発着していた。トロッコ列車を見下ろせる場所に設置された休憩所を見付けたので、私たちはその休憩所のベンチに座り、サンドイッチを広げた。私たちはこのあとトロッコ列車に乗車する予定にしていたので、他の人たちがどのようにトロッコ列車を利用しているのか、とても興味があったのだ。ちなみに、大自然の中でほおばるガンモの手作りのサンドイッチは格別だった。私は感極まり、ガンモに、
「ガンモ、ありがとう」
と何度も何度もお礼を言った。

 トロッコ列車の乗り場付近には、コアラ・パーク・サンクチュアリで見掛けたオーストラリアのコッカトゥと呼ばれる野生のオウムがたくさん居た。保護のためなのか、野生ではあるものの、彼らには餌場が用意されていた。そして、トロッコ列車の乗り場の背後には、先ほど利用したSkywayが運行しているのが見えた。トロッコ列車もSkywayも、大自然が突然切り開かれて建設され、そこにたくさんの観光客が集まって来ているような感じだった。

 トロッコ列車を観察していると、行きはたくさんの観光客を乗せて発車し、帰りはほんの少しの観光客を乗せてバックの体制で戻って来た。まだお昼頃だったので、観光を終えて戻って来る人は少ないのだろう。それにしても、これまで日本で利用して来たトロッコ列車では、ここブルー・マウンテンズのトロッコ列車のように、上から金網のようなものを掛けて保護されるようなことはなかったはずである。というのも、トロッコ列車は、ちょっぴりスリリングな雰囲気と解放感が売り物の列車だと思っていたからだ。だから、ブルー・マウンテンズのトロッコ列車が、まるで籠のような装備で走ることがとても不思議に思えて仕方がなかった。やがて私たちは、その答えを理解することになる。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、ガンモの手作りサンドイッチをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m トロッコ列車を見下ろしながら、大自然の中で食べるガンモの手作りサンドイッチは格別でしたね。おそらく、おばあちゃんになっても決して忘れることない経験だと思います。(笑)年(歳?)とともに、これからもこんな経験を積み重ねて行きたいですね。

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2011.10.09

ブルー・マウンテンズのSkyway

映画『ペーパーバード 幸せは翼にのって』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 立山黒部アルペンルートで紅葉が始まったそうですね。この三連休は、観光客で賑わっているのでしょうか。私たちも数年前に立山黒部アルペンルートを訪れましたが、ケーブルカーやトロリーバスなどいろいろな乗り物を乗り継いで回った想い出があります。そう言えば、トロッコ列車にも乗りましたね。何だか懐かしいです。それでは、少し時間が空いてしまいましたが、シドニーの夕焼けの続きを書かせていただきます。

 シドニー滞在五日目の出来事について書かせていただくことにしよう。実は、シドニー滞在中にリアルタイムでブルー・マウンテンズの深い森に涙するという記事を書かせていただいているのだが、これからお届けするのは、その詳細版ということになる。

 私たちは、シドニーのCentral駅から郊外列車におよそ二時間揺られてKatoomba駅までやって来た。そして、Katoomba駅前のバスチケット売り場で、ブルー・マウンテンズの散策に便利なブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号の切符を購入した。その切符は、ロンドンバスと同じ二階建てバスのブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号や三つの乗り物を自由に乗り降りできる便利でお得な切符だった。最初はブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号の切符だけ購入して、その他の乗り物については必要に応じて現地で購入しようと思っていたのだが、チケット売り場でこの便利でお得な切符を紹介されたので、考えた末に思い切って購入したのだ。結果的には、購入しておいて良かったと思う。

 ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号は、ヨーロッパの各都市でも見掛けるCity Sightseeing号と同系列のバスだった。ただ、City Sightseeing号の二階がオープンなのに対し、ブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号には、ちゃんと屋根が付いていた。このブルー・マウンテンズ・エクスプローラー号の運転手さんはジムという名前のすこぶる陽気なおじさんで、いろいろな国々からやって来た観光客に、
「どこから来たの?」
と声を掛けていた。果たして、そのアンケート結果がどのように使われるのかと思いきや、発車したあとの車内アナウンスでそれぞれの国の人たちにしかわからないジョークが次々に飛び出したのだ。ジムは、時にはそれぞれの国の言葉を片言でしゃべることもあるので、自分の母国語がジムの口からマイクで流れると、あちらこちらから笑い声や拍手が沸き起こっていた。私はこれまで、City Sightseeing号のような現地の観光バスは利用したことがなかったのだが、City Sightseeing号があちらこちらの都市で多くの観光客に利用されているのは、ジムのように愉快な運転手さんがアナウンスをしてくださるのを楽しみにして利用されている方が多いのかもしれないと思った。

 さて、私たちは、三つの乗り物に乗車できる切符を購入していたので、ジムの案内通り、Step #9のバス停で下車し、そこからSkywayというロープウェイに乗り換えた。

 Skywayの乗り場の手前には、靴の汚れを落とすハリネズミのようなタワシが置かれていたので、私たちもそのタワシに靴をこすり合わせ、靴の汚れを落としておいた。Skywayに乗り込むと、窓の外にはブルー・マウンテンズの美しい景色が広がっていた。私たちは、ブルー・マウンテンズの大自然に吸い込まれてしまいそうだった。面白いことに、このSkywayは、窓からの景色だけでなく、何と足元からも景色を眺めることができるようになっていた。つまり、ロープウェイの中央部分に、景色が見下ろせるように透明なステップが用意されていたのである。私は高所恐怖症なので、その透明なステップには足を踏み入れずに少し離れた場所から観察するに留めておいたのだが、そんな私の様子を目にしたSkywayのスタッフに、
「そこから覗けばいいのに」
と言われてしまった。私はとんでもないといった様子で、
「いえいえ、怖いですよ」
と言って、自分が高所恐怖症であることをアピールした。

 そうこうしているうちに、ブルー・マウンテンズの観光スポットであるスリー・シスターズが見えて来た。岩が三つ並んでいるので、三姉妹と呼ばれているらしい。私たちのブルー・マウンテンズ観光は、まだまだ始まったばかりだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、ブルー・マウンテンズのSkywayをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 足元に景色の見える透明なステップが設けられているSkywayは、高所恐怖症でない人にとっては、きっと特別な想い出になり得る素敵な乗り物だったのでしょうね。私は高所恐怖症なので、下を覗くのはとても怖くて、ちょっぴり苦い想い出が残りました。(苦笑)このような乗り物を設計した人は、絶対に高所恐怖症ではないでしょうね。

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2011.10.08

映画『ペーパーバード 幸せは翼にのって』

スピリチュアル系の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 小学校の給食で豆乳を使って調理すべきところを、豆乳入りの料理を味見して「おいしくない」と判断した主任調理員が、牛乳パックの牛乳を加えて調理し直した結果、牛乳アレルギーの男子生徒が病院に運ばれるという事件が起こったそうですね。女性ホルモンについて勉強されている方ならば、牛乳はエストロゲン過多に傾いてしまうため身体に良くないとご存知のはずなので、おそらく普段から避けていらっしゃると思います。しかし、私自身の子供の頃のことを振り返ってみると、牛乳は当たり前のように給食に出ていましたし、もちろん、調理にも使われていたと思います。何となく、牛乳を加えた主任調理員が加害者で、牛乳アレルギーで病院に運び込まれた男子生徒が被害者のように映ってしまいがちですが、果たしてそうなのでしょうか。これは、考えさせられる問題ですね。

 今回は、本日鑑賞したばかりのスペイン映画のレビューをお届けしたいと思う。劇場で上映されている本作の予告編を何度となく観ていたのだが、実のところ、それほど鑑賞したいという感情は沸きあがって来なかった。それでも、三宮店でホットヨガのレッスンを受けたあと、ちょうど良い時間帯に上映されているのが本作だったので、鑑賞することにしたのである。

 一九三〇年代のスペインでは、独裁者として知られるフランコ政権のもとで内戦が起こり、多くの人たちの尊い命が奪われた。喜劇役者のホルヘの妻や息子も爆撃に遭い、亡くなってしまう。妻子を喪った深い悲しみを背負ったホルヘは、しばらくマドリードを離れ、劇団からも遠ざかる。

 およそ一年後、オーディションを受けるために再び劇団を訪れたホルヘは、かつての劇団員たちや相棒のエンリケとの再会を果たす。そのとき、同じくオーディションに訪れていた九歳の少年ミゲルは、内線中に両親を喪い、面倒をみてくれている大人はいるものの、心に孤独を抱えていた。そこでエンリケは、ホルヘにミゲルと三人で一緒に暮らすことを提案し、三人の生活が始まる。しかし、妻子を喪ったホルヘの心の傷は思いのほか深く、ミゲルを亡き息子と重ねてしまい、時には冷たく接してしまうのだった。

 実は、エンリケは同性愛主義者である。かつては同じ同性愛主義者の恋人がいたようだが、今は関係が切れている。あからさまには描かれていないものの、エンリケの心の中にはホルヘへの想いが存在しているようにも見て取れる。しかし、ホルヘのほうはもともと同性愛主義者ではなく、また、喪った妻子への想いが強いために、エンリケの想いには気付かない振りをしていたのかもしれない。そんな二人の間にミゲルが加われば、一組の夫婦と子供のように見えなくもない。だから、三人が擬似的な家族のように平和に暮らしながら、芸人としての技を磨いて行く物語なのかと思っていた。

 しかし、物語は決して平和だけには留まらない。フランコ政権に対し、強い反発心を持っている人たちがいるということは、何となく伺える。内線で妻子を喪ったホルヘも例外ではない。そのため、フランコ政権下の軍人たちは、ホルヘがフランコ政権への“反体制派”であるとして、劇団に内偵者を送り込み、監視体制に入る。

 本作は、人間関係の描写が素晴らしいのに加え、本編で流れる音楽もまた格別である。上映前には本作のテーマソングが何度も劇場で流れていたのだが、その親しみ易い旋律に強く惹かれた。あとから知ったことだが、本作の監督であるエミリオ・アラゴンは、もともとは音楽家であり、本作が映画の初監督作品なのだそうだ。しかも、本編の中でホルヘたちが歌うフランコ政権のことを暗に批判した替え歌も、実際にそのフランコ政権の時代に歌われていたものではなく、本作のためにエミリオ・アラゴン監督自身が創作したものだそうだ。その歌の中には、「一フランでは生活できない」という歌詞があるのだが、「一フラン」のことを「フランコ」と言うらしく、「フランコ政権下では暮らせない」という意味も込められているらしい。また、音楽という観点で言えば、同じく本編の中で歌手ロシオを演じているカルメン・マチの歌も素晴らしい。彼女はまるで本物の歌手であるかのようだった。

 劇団が、独裁者フランコの前で芸を披露することができると決まったあたりから、スクリーンはにわかに騒がしくなり、やがて、クライマックスへと導かれるのだ。クライマックスを経て、穏やかなラストシーンを迎えたとき、私が足を運んでいた劇場内では、すすり泣きの声がいくつも漏れ聞こえて来た。私自身も胸の奥のほうからじわじわとこみ上げて来るものがあり、思わず涙した。涙が出て来たのは、エミリオ・アラゴン監督自身の実のお父さまが登場されたシーンである。そのシーンが終わると、過去の回想とともにエンドロールに入ったのだが、エンドロールが終わり、劇場内が明るくなってもなお、帰り支度を整えながら鼻をすすっている人たちがいた。

 ホルヘを演じているイマノル・アリアスという役者さんのことは知らなかったのだが、エンリケを演じていたルイス・オマールとロシオを演じていたカルメン・マチは、映画『抱擁のかけら』に出演していた。また、ミゲルを演じていたロジェール・プリンセプは、何かの作品で見たことがあると思っていたところ、映画『永遠のこどもたち』でシモンを演じていた子役の男の子だった。

 スペイン語は、何だか早口で騒がしいイメージがあるのだが、確かに早口で騒がしく聞こえても、心に深いものを残して行ってくれる作品はいい。鑑賞し終わってはっきりと感じたのは、このような作品には滅多にお目にかかれるものではないということだった。多くの人たちに鑑賞して欲しい素晴らし作品だというのに、おそらく都市部にあるミニシアター系映画館でしか上映されない作品に違いない。私には、そのことが残念に思えて仕方がなかった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何故、泣いてしまったのかは自分でも良くわからないのですが、おそらくキーワードは「回想」でしょうね。映画の中で過ぎて行った何十年もの年月を、映画の登場人物とともに過ごして来たような気持ちになったのかもしれません。本当にいい映画でした。

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2011.10.07

スピリチュアル系

ホットヨガ(二五六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。またまた会社勤めにはうれしい三連休がやって来ましたね。私は、有給休暇を消費するために、三連休に有給休暇を一日分足し込んで、四連休にしています。あいにくガンモは連休中も仕事なので、私は自らの予定をこなすべく、四連休中に実践したいことをあれやこれやと手帳にリストアップしました。果たして、どれくらい達成できるでしょうか。

 一年近く前のことである。私の参加しているプロジェクトチームでは、いったん人員削減が行われたものの、その後、仕事の体制に変化があったため、私の働いている派遣会社から新たに男性一人と女性一人の派遣社員が採用された。

 二人の派遣社員は、私と同じプロジェクトチームに配属されたのだが、私とは担当業務が異なっていたため、ほとんど会話を交わす機会がなかった。しかし、あることがきっかけで、最近、話をするようになり、やがて、三人で携帯メールを交わしたり、プライベートで飲みに行くようにもなった。その飲み会はある土曜日に開催されたのだが、思いのほか盛り上がり、夜遅くまで本音のトークが繰り広げられた。

 不思議なことに、二人の派遣社員とはそれぞれ、私がこれまでオフィスでは共通の価値観を持っている人がいなかったためになかなかオープンにすることができなかった特別な想いで繋がっている。

 男性派遣社員とは、好きなアーチストに対する特別な想いで繋がっている。そのことについては、ガンまる日記の過去の記事でもご紹介させていただいた通りである。そこで今回は、女性派遣社員と互いにどのような想いで繋がっているかについて書いてみたいと思う。

 あるとき私は、女性派遣社員と話をしているときに、彼女が発したある言葉が心に深く残った。その内容については、ここに公開することはできないのだが、私は彼女の発したその言葉を聞いたとき、ひょっとすると彼女は精神世界に興味を持っているのではないかと推測した。

 しばらくすると、そのことを確かめるチャンスが巡って来た。静かなオフィスではなかなかプライベートな会話ができないのだが、たまたま女子トイレで彼女と二人きりになったときに、彼女が自分の尊敬する人の名前を挙げたのだ。その人物とは、まさしくスピリチュアル系の人だったので、私は思い切って、
「ひょとして○○さん(彼女の名字)って、スピリチュアル系?」
と尋ねてみた。すると彼女は、うれしそうな表情を浮かべながら、
「めっちゃくちゃスピリチュアル系ですよ」
と答えたのだ。それを聞いた私は、思わず歓喜した。

 かつて、同じ職場においては、直径十二センチの彼女がスピリチュアル系だったことに歓喜したものだったが、直径十二センチの彼女が職場を離れてから既に数年が経っているというのに、職場では相変わらずスピリチュアル系の人に出会えないことをずっと嘆いていたのだ。

 ところで、スピリチュアル系の人は、大きく分けて二つのタイプがある。一つは、大きな愛に目を向けて広い愛を体験するタイプ、そしてもう一つは、身近な愛に目を向けて個人的な深い愛を体験するタイプである。前者は、アセンションなどに興味を持っているが、後者は私のように、身近で個人的な愛を体験することで、自分自身のスピリチュアルな感覚を引き出そうとしている。直径十二センチの彼女は、どちらかと言うと、同じスピリチュアル系でも前者のタイプだったように思う。そして、新しい派遣社員の彼女は、どちらかと言うと後者のタイプのように見えた。

 お互いにスピリチュアル系であることが確認できたので、その後、彼女と職場の女子トイレでスピリチュアル系の話で盛り上がったのは言うまでもない。彼女は、私が普段とは違い、あまりにも熱く語るので驚いていた。私は、ここ(スピリチュアル系の考え方)に自分の芯があるというのに、多くの人たちの前で私は自分自身を出すことができず、いつもジレンマを抱えていると言った。だから、オフィスでも自分がスピリチュアル系であることは隠してマスクを被って来たと言った。

 一方、彼女はというと、これまでの出会いの中で、不思議系の出会いをそれなりに経験して来たそうだ。それは、彼女がこれまで自分らしさを失わずに生きて来たからだと思う。しかし私は、自分自身を表現できないような環境をわざわざ選び続けて来たのかもしれない。

 そんな女子トイレでの内緒話からしばらくたったある日、彼女が自分の前世に興味があると言うので、私は自宅にあった退行催眠CDを何枚か、彼女のために持参した。彼女はとても喜んでくれて、早速、自宅で退行催眠を実践したようだ。そして、その翌日、トランス状態に入る前の感覚や、断片的に前世らしき映像が見えて来たことなどを興奮気味に報告してくれた。そのときは、女子トイレではなく、他の人たちもいる昼休みのオフィスでその話を始めたのだが、他の人たちには、私たちが一体何のことを話しているのか、まったく見当も付かなかったのではないだろうか。

 私が彼女に与えた影響は、退行催眠などの実践に関することだと言える。一方、彼女が私に与えた影響としては、身に着けるパワーストーンが増えたことである。もともと私は、手首にいくつかのパワーストーンを着けていたのだが、彼女とスピリチュアル系の話を始めてからは、私のところにやって来るパワーストーンが格別に増えてしまった。そのため、私の両手首はたくさんのパワーストーンに守られていて、彼女からは肩凝りを心配されるほどになってしまったのである。

 同じ職場にスピリチュアル系の人がいてくれることで、職場においても、自分自身を表現することをためらわなくなって来た。ひょっとすると私たちは、常に第三者の力を借りながら、自分自身を表現しようとしているのかもしれない。そうだとすると、第三者の存在は、それぞれ屈折率の異なるプリズムのようなものではないだろうか。だから私たちは、知らず知らずのうちに、自分にとって心地良い屈折率を持ったプリズムを探し求めているように思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m スピリチュアル系の人に出会うと、普段は自分自身を守っている「構え」がなくなりますね。また、互いに「芯」の部分で繋がると、相手に自分を理解してもらおうとする余分なエネルギーが不要なので、ふわふわとした心地良い感覚を味わうことができます。このふわふわとした感覚がないと、相手に対し、何から何まで言葉で説明をしなければならないような、とてももどかしい気持ちになるものですが、互いにスピリチュアル系同士ならばは、お互いの「芯」と「芯」を結び合わせて効率良くコミュニケーションを取ることができるような気がします。

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2011.10.06

ホットヨガ(二五六回目)

映画『塔の上のラプンツェル』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m スペインの大富豪の八十五歳の女性が、全財産を子供さんたちに譲って、三年間交際していた二十四歳年下の男性とゴールインしたそうです。大富豪の女性の子供さんたちは、お相手の年下の男性がお金目当てで大富豪の女性に近付いたと思っているらしく、全財産を譲り受けることで、ようやく二人の結婚に同意したそうです。私は、大富豪の女性が八十五歳になってもなお、男性を深く愛する気持ちが生まれていることに驚きを覚えました。

 十月一日土曜日は、梅田店で六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。

 大阪駅にステーションビルが完成してからというもの、もともと大阪駅からひどく遠かった梅田店のスタジオには、以前よりも更に通いにくくなってしまった。これまでは、大阪駅の改札を出たあと、特に何も考えることなくただ平面を歩けば良いだけだったのだが、大阪駅にステーションビルが完成してからは、梅田店までの通り道である大阪駅前のヨドバシカメラまで行くのに、わざわざエスカレータや階段を使わなければならなくなってしまった。私は、それがひどく面倒に感じられたので、エスカレータを昇ってヨドバシカメラの前を通って向かうべきところを、別のルートを選んでみたところ、途中で行き止まりになってしまい、梅田店のスタジオに着くのにいつもよりも更に時間が掛かってしまった。そのおかげで、レッスンには五分ほど遅刻してしまったのだ。

 レッスンの参加者は二十一名で、そのうち男性会員は一名だけだった。その男性会員は、しばしばお見掛けする方で、どうやらご夫婦でレッスンに参加されているようだった。

 レッスンを担当してくださったのは、受付では何度かお見掛けしているインストラクターである。私は、彼女のレッスンには愛がこもっていると感じた。不思議なことに、彼女の口から発せられる言葉の一つ一つにとても癒されたのである。以前、梅田店には私と相性の良くないインストラクターがいらっしゃると書かせていただいたが、私はどうしてそのインストラクターのことが苦手なのか、そのときになってようやくわかった。私と相性の良くないインストラクターは、言葉に想いを込めていないと感じられるために苦手に感じてしまうのだ。今回、そのことをはっきりと感じた。

 あろうことか、リュープリンの注射をしているというのに、この日から生理らしきものが始まってしまった。女性ホルモンが分泌されず、生理は止まるはずなので、これは生理ではなく不正出血と呼ぶのだろう。確かに私の主治医であるI医師は、リュープリンの注射をしても、私には不正出血があるだろうとおっしゃっていた。実際にその通りになってしまったというわけである。リュープリンを始めて最初の不正出血は、生理と同様にやって来てしまったので、私はレッスン中、その血液がヨガマットの上に敷いたバスタオルに漏れてしまわないかとずいぶんひやひやしたが、それほど大量ではなかったので汚さずに済んだ。とは言え、不正出血という形で出血しているためか、何となく体調がおかしい。レッスン中、汗はあまり掻かなかったのだが、ひどく喉が渇いてしまい、私は持参した水をほとんど飲み干してしまった。

 いつもならば、バランスのポーズを取ったあと、前半の休憩のポーズ(シャバーサナ:屍のポーズ)のときにスタジオの外に出て休ませていただくのだが、今回は、バランスのポーズを取っているときにどうしても休みたくなり、スタジオの外に出てしばらく涼んだ。その後、スタジオに戻り、四つん這いのポーズから始まる後半のレッスンを受けたものの、やはり四つん這いのポーズは私にはきつく、レッスン終了まであと十分もあるというのに、私は途中で退場させていただくことにした。不正出血のため、身体があまり言うことを聞いてくれなかったのである。せっかく、言葉を大切にするインストラクターのレッスンを受けることができたのに、とても残念なことである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回のインストラクターのレッスンを受けてみて、言葉に想いを込めることの大切さを改めて実感しました。文章と同じように、私は口から発せられる言葉についても、そこに想いが込められてることに重きを置いているようです。その反面、感情のこもっていない淡々とした文章や口から発せられる言葉に対しても、ひどく敏感なようですね。当たり障りのない会話や深くならない会話が苦手なのも、そういうところから来ているのかもしれません。

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2011.10.05

映画『塔の上のラプンツェル』

経鼻内視鏡初体験(5)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 熊本地方で震度五強の地震があったようですが、揺れを感じた地域にお住まいの皆さん、大丈夫でしたでしょうか。ここ最近の流れからすると、九州地方の地震は珍しいですよね。突然のことで、ずいぶん驚かれたことと思います。どうかお怪我などありませんように。

 本作を鑑賞したのは、映画『まほろ駅前多田便利軒』を鑑賞した四月二十九日のことである。おそらく、私の映画の好みをご存知の方ならば、私が本作を鑑賞したことを驚かれることだろう。実は、本作を鑑賞した当時、私はTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスをフル活用していたので、普段、鑑賞しないような作品であっても、思い切って鑑賞していたのである。

 本作は、ディズニー映画として記念すべき五十作目にあたるという。ちなみに、私が鑑賞したのは、吹き替え版である。私が鑑賞した映画館では、吹き替え版しか上映されていなかったのだ。普段、鑑賞することのない類の作品なので、私は軽く構えていたのだが、ピュアなラプンツェルの生き方に感動し、思いのほか作品にのめりこむことができた。

 ひょっとすると子供たちは、こうした作品を鑑賞することで、愛が何であるのかを擬似的に学ぶのかもしれない。本作の中で最も気になる感情は、ラプンツェルの母の利己的な想いである。母の利己的な想いは、決して愛とは呼べない。何故なら、もともとラプンツェルを利己的な目的で連れ去ったことに加え、あたかもラプンツェルのことを考えているようでいて、実際には自分のことしか考えていないからだ。ラプンツェルのことを大切に想い、数々の危険から守るために外に出したくないかのように振舞っているのだが、実は自分の都合でラプンツェルを失いたくないのが見え見えである。そのために、ラプンツェルを十八年間も塔の中に閉じ込めているのだ。行動の先に自分を見ているのか、それとも本当に相手のことを見ているのかで、それが愛なのかそうでないのかは簡単に判別することができる。

 そして、ラプンツェルはもう一人、利己的な人物と関わることになる。それは、逃走の途中でたまたま塔に迷い込んだ大泥棒のフリンである。フリンは盗品を塔に持ち込み、隠すのだが、ラプンツェルはそれを見抜き、自分が塔の外へ出て行くための手段として使う。そして、フリンの助けによって塔の外に出ることができたラプンツェルは、毎年のように、自分の誕生日に見える不思議な光の謎に迫ろうとするのだ。

 その過程において、ラプンツェルは本当の愛の領域に達することができたのではないだろうか。というのも、大泥棒のフリンに恋をしてしまうからだ。現代に置き換えて考えてみると、多くの場合、相手が大泥棒であるとわかった上で、恋を始める人はなかなかいない。例え相手を慕う気持ちが芽生えたとしても、相手の素性を知ったときに激しく葛藤し、自分の気持ちを何とかコントロールして忘れようとしてしまうのではないだろうか。しかし、それもまた、利己的な想いである。何故なら、大泥棒を想い続けることは、自分の得にならないという計算が働いているからである。そうした計算なしに、本能的に惹かれるのは愛だと思う。愛には、自分にとっての損得を計算する隙間がないのだ。

 大泥棒のフリンもまた、ラプンツェルに恋をすることで、人間性も柔らかくなる。二人の愛が真実であれば、例え過去に彼が大泥棒であったとしても、やり直せるチャンスは訪れるというわけなのだ。

 このように、本作の見どころは、利己的な想いと、それを超えた本当の愛に辿り着くことができるかというところにあると思う。不思議なパワーを持ったラプンツェルの髪や、フリンが大事そうに持っていた盗品は、あたかも母やフリンらの利己的な想いを象徴するかのように存在している。だから、利己的な想いを抱えていないラプンツェルは、それらを簡単に手放すことができるのだ。とにかく、曲者たちでさえも味方につけてしまうほどピュアな精神を持ったラプンツェルの行動に釘付けになってしまう作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 後半の酒場のシーンでは、ラプンツェルが曲者たちに囲まれてハラハラドキドキするのですが、さすがはラプンツェルですね。彼女は、利己的な人々の中から利己的な感情を消し去り、その人が本来、持っている人間的な感情を引き出すことのできる貴重な存在なのかもしれませんね。

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2011.10.04

経鼻内視鏡初体験(5)

経鼻内視鏡初体験(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ほてりのある私にとってはちょうどいい季節になったので、会う人に、「涼しくなりましたね」とあいさつ程度に話し掛けると、「涼しいと言うよりも、寒いです」という答えが返って来るようになりました。どうやら、私の感覚では「涼しい」だとしても、他の方たちにとっては「寒い」という感覚のようです。私は、自宅の寝室で窓を開けるとガンモがひどく寒がるので、自分の周辺だけ扇風機を掛けていますが、同じ部屋にいると、私の掛けた扇風機の風がガンモにも当たってしまうらしく、「(窓を閉めるだけでなく)扇風機も止めてくれ」と言われて困っています。(苦笑)

 再び医師の話を聞くために、診察室の前にある待合所に移動したものの、私はトイレに行きたくなったので、トイレに行った。その間に私の名前が呼ばれる可能性もあったが、何とかなるだろうと思っていた。トイレの鏡に自分の顔を映し出してみると、鼻の辺りに白い粉が付いていたので、慌てて水で洗い流した。おそらく検査のときに使用した麻酔などの液体が固まったのだろう。この恥ずかしい姿のままで診察室に入らずに、トイレで気付いて良かったと思った。

 トイレを済ませて待合所に戻ると、間もなくしてから私の名前が呼ばれたので、私は再び診察室に入った。医師の手元には、先ほど経鼻内視鏡で撮影した画像がプリントアウトされて届いていた。見ると、そこには手書きでいくつかのコメントが書き込まれている。医師は、白い粘性のものが認められたということ、そして、切れている箇所があるので、そこから出血したのだろうと説明してくださった。医師曰く、喉の奥から激しく咳き込めば、血も出るだろうとのことだった。とは言え、念のため、白い粘性のものを病理組織検査のために採取したことも伝えられた。

 医師は、白い粘性のものについては薬で良くなるだろうとおっしゃり、薬を処方してくださった。そして、
「とりあえず、三週間分、薬を出しておきますので、これでしばらく様子を見てみて、そのあとまた内視鏡の検査をしましょう。そのときは、ちゃんと食事を抜いて来てもらって、経口からやな。あと、『うえっ』とならないようにするための薬も三週間分出しておきます」
とおっしゃった。『うえっ』とならないようにするというのは、激しく咳き込んで、また血痰が出ないようにするための対処である。私は、三週間後にまた内視鏡の検査を行うと聞いて少し戸惑ったが、今回の経鼻内視鏡の検査を担当してくださった二人の女性が優秀でとても安心できたので、思い切って次回の検査に臨むことにした。私は、
「わかりました。そう言えば、健康診断で胃にポリープがあると言われているので、そちらも診ていただければ有り難いです」
と答えた。すると、医師は、次回の経口内視鏡で何を検査するかについて、私が申告した胃のポリープのことも含めてカルテに書き込んでいた。

 その後、三週間後の経口内視鏡の検査の予約となったわけだが、あいにく三週間後は医師の都合か何かで休診だという。私は、できれば仕事を休みたくなかったので、
「土曜日もやっていますか?」
と看護師さんに尋ねてみた。すると、看護師さんは、
「土曜日はやってないんですよ」
と残念そうにおっしゃった。そこで、四週間後に予約を入れることになった。

 経口内視鏡の予約を入れるにあたり、再び、私が服用している薬の確認が行われた。先ほどとは違う看護師さんに服用している薬の名前を尋ねられたので、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)だと答え、いつも持ち歩いている実物を見せた。看護師さんは、私の差し出した桂枝茯苓丸の実物を受け取り、何かの用紙に書き写していた。医師は相変わらず、桂枝茯苓丸に対し、
「わからん」
とおっしゃっていたが、その薬が血流を良くする薬だということで、
「検査の一週間前から、その薬の服用をやめておきましょうか。検査のときに傷が付いて、血が止まらなくなると困りますのでね」
とおっしゃった。なるほど、確かに内視鏡の検査は身体を傷つけるとは聞いていたが、桂枝茯苓丸が血流を良くする薬であるということは、同時に血が止まりにくくなることでもあるのかと納得した。とは言え、桂枝茯苓丸を一週間も服用しないでいると、リュープリンで女性ホルモンの分泌を止めている現在の私の身体のほてりは日常生活に耐えられるのだろうか。少し不安ではあるものの、検査を受けるために、私は医師の指示に従うことにした。

 四週間後の経口内視鏡の検査の予約をしていると、同じマンションの同じ階の看護師であるHさんが診察室に入って来られた。こちらの病院には複数の診察室があるのだが、患者の出入口は別々でも、中で繋がっていて、看護師さんたちは自由に行き来できるのである。私はHさんに、
「また検査を受けることになりました」
と苦笑いしながら言った。Hさんは、私の話や同じ看護師さんの仲間たちの話を聞きながら、私の状況を理解しようと努めてくださったようである。

 四週間後の経口内視鏡の予約が確定したので、私は医師や看護師さんにお礼を言って診察室を出た。初診料と診察料、それから経鼻内視鏡の検査など合わせて八千円ちょっと掛かった。

 その後、病院近くの薬局に出向き、処方された薬を受け取った。白い粘性のものに働き掛けてくれる薬はアルロイドGという緑色の液体で、『うっ』となるのを抑えてくれる薬は小さな錠剤だった。

アルロイドG

 錠剤は夕食後に一度だけ服用するのだが、アルロイドGは食間(食後二時間後)に一日三回服用するという。私が普段から服用している桂枝茯苓丸も食間の服用だが、私はこれまで食間ではなく食前に服用していたので、薬を飲むタイミングを合わせるために、アルロイドGも桂枝茯苓丸も食後二時間後に服用するように切り替えた。

 ちなみに、三週間分の薬代は二千円ちょっとだったので、この日のうちに掛かった医療費は、一気に一万円を越えてしまったことになる。

 さて、このアルロイドGだが、飲んでみるとなかなか面白い薬であることがわかった。特徴としては、とろっとしている。どうやらこのとろっとした成分が白い粘膜のところにしばらく滞留して、症状を緩和してくれるようだ。薬剤師さんは、
「少し飲みにくいかもしれません」
とおっしゃっていたが、私は子供の頃に食べていた「かたくり粉」に味もとろみ感も似ているので、何だか懐かしい気がしている。有り難いことに、アルロイドGを服用すると、初回の服用で、喉に何かが詰まっているような感覚が緩和された。おかげで、アルロイドGを服用する度に、私はとても幸せな気持ちになっている。服用するだけで、これほど幸せな気持ちになり、しかも、積極的に飲みたい気持ちになる薬は初めてである。おそらく、今の私の身体が強く求めている薬なのだろう。とにかく、アルロイドGを飲む時間が待ち遠しいくらいなのだ。それに対し、『うっ』となるのを抑えてくれる錠剤は、飲むのを忘れてしまうことが多い。ということは、今の私の身体は、この薬を求めてはいないのだと思う。

 アルロイドGのおかげで、喉の詰まり感は次第に緩和され、これを書いている今ではほとんど解消されている。私は西洋医学について、結果への対処のみであるとずいぶん批判して来たが、今回のような突発的なケースでは、原因を究明してわざわざそこに立ち返る必要もないので、西洋医学の対処法が活かされるのだと思う。今回のことは、私に西洋医学を見直すチャンスを与えてくれたような気がしている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m これで、経鼻内視鏡初体験シリーズは完結となります。長らくお付き合いくださいまして、ありがとうございました。四週間後に控えている経口内視鏡の検査を受けたあと、今度は口から行う経口内視鏡初体験シリーズを書かせていただきたいと思います。

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2011.10.03

経鼻内視鏡初体験(4)

映画『まほろ駅前多田便利軒』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 菅前首相が四国のお遍路さん巡りをされているそうですね。ニュース記事には、「(お遍路さん巡りを)再開された」と書かれているので、以前にも四国八十八ヶ所を巡っていらっしゃったようですが、私はその頃のことは知りませんでした。皆さん、ご存知のように、私は四国の愛媛の生まれですので、お遍路さんは子供の頃からとても身近な存在でした。今回、菅前首相が愛媛県今治(いまばり)市のお寺を巡ったというニュース記事を読みました。今治市は、私が生まれ育った市のすぐ隣の市であります。実家の母曰く、お遍路さん巡りをしている菅前首相は、今治市の地元の方たちから声援を受けていたそうです。首相在任中は世間からかなり批判を受けていたというのに、退任されるとこうして四国八十八ヶ所を再び巡る時間もできた上に、地元の人たちからの声援も受けるのですから、人生のある時期だけを見て、人を判断してしまってはいけませんね。それでは、経鼻内視鏡初体験(3)の続きを書かせていただきますね。

 検査室には、二人の女性がいらっしゃった。服装や役割から判断するに、一人は医師で、もう一人は検査技師のようである。荷物を置いて、私はこれから行われる経鼻内視鏡の説明を女性医師から受けた。そのときに、現在、服用または使用している薬について、再び確認がなされた。女性医師は、リュープリンについてご存知のようだった。女性医師曰く、鼻から局所麻酔を施したあと、同じく鼻からカメラを挿入して行くという。検査中は涎(よだれ)がたくさん出て来るが、どんどん垂れ流してもらってかわまないと言われた。また、検査中も口は塞がっていないので、しっかりと口で呼吸をしてくださいとも言われた。

 女性医師から説明を受けたあと、何の効果のある薬なのかはすっかり忘れてしまったのだが、コップに用意された液体を飲み干し、私は指示された方向に頭を向けて、ベッドの上に横になった。女性検査技師に、通り易い鼻があるかどうか尋ねられたので、私は左の鼻は通り難いと答えた。そこで、左の鼻を避けて、右の鼻を通して何らかの薬が二回ほど注がれた。おそらく、あとから注がれたのは麻酔だったのだろう。口の中で薬が苦く感じられても、飲み込んでしまってもかまわないと言われた。

 私はひどく緊張していたらしく、
「もう少しリラックスしてもらっていいんですよ。大丈夫ですから」
と女性言われた。どうやら初めて受ける経鼻内視鏡検査のため、私はカチコチに固まっていたらしい。

 麻酔が注がれてしばらく経つと、今度はカメラが右の鼻から挿入された。しかし、思ったようにカメラが入らないらしい。不思議なことに、局所麻酔が効いているという感覚はなかった。カメラが思うように入らないため、女性検査技師はしばらく苦戦されていたようだった。カメラが入らないと検査を行うことができないので、左の鼻を試してみることになった。先ほどと同じように、今度は左の鼻から二回ほど薬が注がれ、しばらく経ってからカメラが入った。驚いたことに、普段は詰まり易いはずの左の鼻のほうが、カメラを奥のほうまで挿入することができたようだ。こうして、経鼻内視鏡の検査は、左の鼻を通して行うことになった。

 女性医師が私に、身体を左側に向けるようにおっしゃったので、私は言われた通りにした。そのとき、下になった左側の頬のあたりに何かが置かれた。紙のようなものと受け皿のようなものだった。検査中、そこに涎をどんどん垂らしていいらしい。

 やがて、女性医師が慣れた手つきでカメラとモニタを操作し始めた。カメラはどんどん鼻の奥へと入って行ったが、時々突き上げて来るような感覚があった。それは痛いというよりも、満員電車の中で後ろから私だけがせっつかれ、強く押されているような感覚だった。鼻から異物が入ると、くしゃみが出てしまうのではないかと思っていたのだが、そのようなことはなかった。

 挿入されたカメラは、私の喉のあたりや食道のあたりをモニタに映し出したようだ。カメラを操作していた女性医師は、
「大丈夫です。きれいですよ」
と言ってくださった。私は内心、何か良くないものが見付かったらどうしようという不安な気持ちもあった。カメラは私の身体の中で更なる旅を続け、胃の入口付近までやって来たようだ。女性医師は、そのあたりに何か粘性の白いものがへばりついているとおっしゃった。そして、カメラでその白い粘性のものを引っ張ってみたところ、伸びたそうだ。おそらく、食べ物を飲み込もうとして傷ついてしまったのではないかと女性医師はおっしゃった。念のため、そのあたりの細胞を検査するために、白い粘性のものの一部が採取され、病理組織検査に回されることになった。

 白い粘性のものを認めて、検査は終わった。私が朝食を取っていたため、それ以上、奥(つまり、胃の中まで)に入ることはできないらしい。私がベッドから立ち上がると、女性検査技師が私の鼻の辺りをティッシュで拭いてくださった。私はベッドから起き上がり、女性医師が映し出すモニタの前に座った。女性医師は、先ほど撮影した写真を並べて、問題のありそうな箇所について説明してくださった。一つは、白い粘性のもの、そしてもう一つは、出血の原因となった箇所である。私はその日、シャワーを浴びながら激しく咳き込み、血痰を吐いてしまったが、どうやら激しく咳き込んだときに、喉の奥のほうを切ってしまったらしい。カメラは、切れて血のにじんでいる箇所をキャッチしていた。

 女性医師は白い粘性のものの原因について、
「何か熱いものを食べたときにこのようになりますが、熱いものを食べた覚えはありますか?」
と私に尋ねた。私は、前日の夕食を思い出してみたが、喉に詰まったような感覚はあったものの、熱いものを食べた覚えはなかったので、
「いえ、熱いものは食べていません」
ときっぱり答えた。女性医師は、
「そうですか。でも、大丈夫です。薬で治りますよ」
とコメントしてくださった。薬で治ると聞いて、私はほっと胸をなでおろした。

 女性検査技師は私に、その日の注意事項について説明してくださった。検査のあと、お水を飲んでいいのは今からおよそ一時間後であること、お昼ごはんは軽めの消化のいいものにして、今からおよそ二時間後に食べることができること、その日はできるだけ安静にしておくことなどである。

 私は女性医師と女性検査技師にお礼を言って、検査室を出た。このあと、先ほどの医師から説明を受けることになっていたので、その医師の診察室の前まで移動して、再び名前が呼ばれるのを待った。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 初めて受ける経鼻内視鏡検査のため、とにかく私は緊張してしまっていたようです。しかし、検査のプロである二人の女性が、固くなった私の心を優しく解きほぐしてくださいました。初めての経験は緊張しますが、既に同じことを何度も経験されている方の言葉は説得力があり、安心できますね。

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2011.10.02

映画『まほろ駅前多田便利軒』

ホットヨガ(二五五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いやはや、過ごし易い季節になりましたね。私はまだ半袖Tシャツ一枚で過ごしていますが、朝の早い時間に朝日を浴びながら自転車で走っていると、ひんやりとした空気が両腕に当たってとても気持ちがいいのです。このひんやりとした空気と朝日のおかげで、朝からとてもハッピーな気分になることができます。この快適な涼しさがずっと続いてくれるといいのですが・・・・・・。(苦笑)

 四月二十九日と言えば、ちょうどゴールデンウィークが始まった頃だろうか。だから本作は、私にとって、ゴールデンウィークに鑑賞した最初の作品ということになる。本作を鑑賞する二ヶ月ほど前に、本作で主人公を演じている瑛太くんのお父様が自ら命を絶ってしまったという痛ましいニュースが流れていた。そのため、スクリーンに映し出されている、まだその深い哀しみと直面していない過去の彼がとても気の毒に思えて仕方がなかった。

 本作は、多田啓介を演じている瑛太くんと、彼の同級生役の行天春彦を演じている松田龍平くんとのコンビが絶妙にいい。単に映画のキャストとして集められただけの関係では、これほどまでに息のぴったり合う関係を演じ切ることはできないだろうと思っていたところ、あとになってから、二人が実際にプライベートでも仲のいい友達同士であることを知った。にぎやかに会話を交わす友人同士の関係ならば、スクリーンの上でも実現し易い。しかし、本作の二人は、沈黙の世界をも共有してしまっている。そこに、寄せ集めのキャストでは到底実現できそうもない空気が流れているのだ。まさしく、阿吽の呼吸とはこの二人のことではないだろうか。

 多田は、東京の郊外と思われる「まほろ市」で便利屋を開業している。ひょんなことから、その便利屋に、中学時代の同級生だった行天が居候することになる。阿吽の呼吸の二人はしばしば意見が対立するものの、互いに言いたいことを言い合ったとしても、決して根本から相手を拒絶してはいない。しかも、互いに相手にないものを持ち合い、補い合っているようにも見える。そんな二人の絶妙な関係が、最後まで観客をグイグイと引っ張って行くのだ。

 便利屋は、留守中にペットを預かったり、塾に通う子供の送り迎えを請け負ったりと、依頼人に頼まれればたいていのことは何でもこなす。便利屋に作業を依頼する人たちは、どこかワケありのようにも思えるが、多田と行天の二人の便利屋も、心にどこか大きな傷を背負っているようにも見えた。実は二人とも、離婚経験があり、それぞれに心の奥のほうに仕舞い込んでいるトラウマがあるのだ。

 便利屋としての売り上げと人件費を考えると、一人でできる仕事も多いのだが、そこは映画だからなのか、何とか二人で補い合いながらうまくやっているようである。

 人は様々な経験を通して自分自身を磨きながら、自分自身の抱えている問題を解決する糸口を見付けて行く。そのためには、わざわざ自分を変えようとしなくても、多田が行天の居候を受け入れたように、自分自身の周辺で起こっている出来事をさりげなく受け入れて行くことだけで十分なのではないか。そんなことを感じさせてくれる作品だった。

 私が本作を劇場で鑑賞してから既に五ヶ月以上経過しているというのに、まだ全国のあちらこちらの劇場で本作が上映され続けているのは、やはりそれだけ本作が優れた作品だからなのだろう。暗いイメージは拭い切れないものの、多田と行天の阿吽の呼吸を見届けるだけでも価値のある作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 多田と行天の阿吽の関係は、そのままプライベートの二人の関係なのでしょうか。とにかく、絶妙な関係が描かれています。沈黙の世界を共有できるような友人は、作ろうと思ってもなかなか作れないので、本当に貴重な二人だと思います。

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2011.10.01

ホットヨガ(二五五回目)

経鼻内視鏡初体験(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 東海ラジオ放送が、五百名弱の方たちへのメール送信時に、すべてのメールアドレスが表示されてしまう方法でメールを送信してしまったことが話題になっていますね。個人のプライバシーを守るため、複数の方たちに向けてメールを送信するときは、個々のメールアドレスが表示されないようにBccを使って送信するのが暗黙的なルールとなっていますが、実際に、ビジネスなどでメールを使用されていない方たちの中には、世間でそのようなことが行われていることをご存知ない方もいらっしゃるだろうと思います。メールを受信する方たちがお互いに知り合いや仲間同士である場合は、わざわざBccを使ってメールを送信する必要もないのですが、今回のようなケースの場合は、やはりBccを使用するべきでしたね。とは言え、今回のような出来事は、実は、世間の価値観を共通にして意識を高め合うという役割も担っていると感じます。このようなことが話題にならなければ、同じような状況においてもBccを使用することなく、互いに認識のない複数の方たちに向けて、ToやCcでメールを送信される方もいらっしゃるかもしれません。そういう意味で、東海ラジオ放送は、人々の意識を共通にして、互いに高めてくれる役割を担ってくれたのではないでしょうか。

 九月二十七日火曜日は、三宮店で六十分の骨盤コースのレッスンを受けた。この日は経鼻内視鏡初体験(1)を果たした日だったが、病院に行くために仕事で休暇をいただいたものの、解決策が見付かり、症状が落ち着いて来たので、予定通り、思い切ってレッスンに参加したのである。

 三宮店のスタジオに行くには、ビルのエレベータを利用しているのだが、私がエレベータに乗り込むと、そのエレベータに慌てて滑り込んで来た女性がいた。何とその方は、いつも骨盤コースのレッスンでお見掛けするサウナスーツの女性だった。エレベータが三宮店のスタジオのある階に着くと、サウナスーツの女性はひどく急いだ様子でロッカーの鍵を受け取って、ロッカールームに消えて行った。一体何事だろうと思っていると、私自身がロッカーの鍵を受け取ったときに、対応してくださったスタッフから、
「レッスンは始まっていますので、お急ぎください」
と言われてしまったのだ。そのときになって初めて、私はレッスンの開始時間が十九時半からだと勘違いしていたことに気が付いた。実際のレッスンは十九時十分から始まるというのに、私が三宮店のスタジオに着いたのは、十九時十八分くらいだったのだ。

 大急ぎで着替えを済ませてスタジオの扉を開けてレッスンに加わると、先ほどのサウナスーツの女性も私に続いてスタジオに入って来られた。レッスンの参加者は全部で二十名で、レッスンを担当してくださったのは、前回、三宮店でレッスンを担当してくださったインストラクターだった。

 経鼻内視鏡の検査を受けた日だったというのに、私はそのまま安静にせずにレッスンに参加してしまったわけだが、どういうわけか、前回の同じ時間のレッスンよりも元気だった。リュープリンの注射を始めたので、レッスン中にほてりが強くなり、いずれスタジオ内の暑さに我慢ができなくなるのではないかと心配していたのだが、今回はそれほど暑くもならず、前半の休憩のポーズ(シャバーサナ:屍のポーズ)のときも、スタジオの外に出ることなくスタジオ内で過ごすことができた。

 サウナスーツの女性同様、骨盤コースのレッスンには常連さんが多い。いつもお見掛けするフリーパス会員の方が、ほとんど水の入っていないペットボトルをレッスンに持参されているのが気になった。まだレッスンが始まったばかりなのに、レッスンの途中で水が足りなくなってしまうのではないだろうかと、人ごとながら心配してしまった。するとその方は、レッスンの途中でペットボトルを持ってスタジオの外に出て行かれ、しばらくしてスタジオに帰って来られたかと思うと、ペットボトルの水が増えていたのである。ひょっとすると、持参されている別の水をペットボトルに移し替えたのだろうかとも思った。しかし、それならば、わざわざ水を移し替えずに、新しいペットボトルをスタジオに持参されるのではないだろうか。そうなると、水道の水を加えたのだろうか。私は、あれこれと勝手に想像を巡らせていた。

 あとからわかったことだが、少し前にロッカールームに設置されたプリペイドカード式の水のサーバーが本格稼動を始めたようだ。おそらくその方は、その水を購入されて、補充されたのではないかと思う。そのサーバーでは、高濃度の水素水を購入することができるらしい。とは言え、実は私がレッスン中にいつも愛飲しているのも、自宅の冷蔵庫で作った還元水素水である。最近、還元水素水が身体にいいとわかって来たので、インターネットで還元水素水を作成できるフィルターを購入したのだ。そのフィルターをペットボトルに入れて、冷蔵庫で還元水素水を作っているというわけだ。その還元水素水がおいしいので、普段の通勤にも、そしてホットヨガのレッスンにも、その還元水素水を持参している。

 三宮店のロッカールームに設置されている水のサーバーは、おそらく私がレッスンに持参している還元水素水よりも高濃度の水素水なのだろう。水の用意がないときに、このようなサービスがあるのはとても便利だと思う。特に、一日に何レッスンもこなしていらっしゃるフリーパス会員の方たちにとっては、重い水を持参しなくても良いので、重宝されているのではないだろうか。

 さて、私は、息を幾分荒げながらも、最後までスタジオの外に出ることなくレッスンに参加し続けた。今回のレッスンでは、汗もたくさん掻いていた。

 レッスンのあと、インストラクターがロッカールームに入って来られたので、レッスンの開始時間が十九時半からだと勘違いしていたため、レッスンに遅刻してしまったことを詫びた。インストラクターは、
「そう言えば、遅れて入って来られましたね」
とおっしゃっていた。

 着替えを済ませて受付に行くと、礼儀正しいインストラクターが
「ずいぶんお久し振りですね」
と声を掛けてくださった。私は、台風や生理と重なって、しばらくレッスンに参加できなかったのだと答えた。礼儀正しいインストラクター曰く、台風の日も電車が動いていたので、意外にもたくさんの方たちがレッスンに参加されていたそうだ。台風の動きが思いのほかゆっくりだったので、実際はそれほど警戒しなくても、出掛けられる状態にあったのだ。

 私は、三宮店でのレッスンは、仕事帰りの参加が中心になるだろうと礼儀正しいインストラクターに伝えた。そして、十月からは、平日の夜の骨盤コースのレッスンが火曜日ではなく月曜日に設定されているので、映画のレディースデイと重ならないのは有り難いとコメントしておいた。仕事帰りに骨盤コースのレッスンに参加できるのはいいのだが、九月は夜の骨盤コースのレッスンが神戸市内の映画館のレディースデイに相当する火曜日に設定されていたので、仕事帰りに映画を鑑賞したい気持ちと戦いながら、レッスンに参加していたのだった。十月からは、そうした葛藤もなく、単に寝不足の心配だけで、夜の骨盤コースのレッスンに参加できそうである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m レッスンの開始時間を間違えていたとわかったときには、ひどく慌てましたね。通常は、十分以上の遅刻は認められていないので、ギリギリセーフだったことになります。遅刻したのが一人ではなかったので、心強かったですね。(苦笑)それにしても、高濃度の水素水は、ちょっと興味ありますね。価格についてはまだ確認していないのですが、市販の水よりも安くてお買い得ならば、私もいつか利用させていただくことがあるかもしれません。良質の水を身体の中に取り入れることは、とても大切なことだと思います。

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