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2011.09.12

リュープリンという選択(1)

映画『ダンシング・チャップリン』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m JR北海道の社長さんが遺書らしきものを残して行方不明になっているそうですね。今年五月にJR石勝線トンネル内で脱線炎上事故が発生して以来、かなりの心労が溜まっていたようですが、ここまで追い込まれる前に何か他の選択肢はなかったのだろうかと思ってしまいます。トップに立つということは、寄りかかるものが何もないということなのでしょうか。こういう形でしか悲鳴をあげることができないのだとしたら、あまりにも辛過ぎますよね。

 二ヶ月前にI医師の診察を受けたときに、最近、呼吸をするのが少し苦しく感じられるとI医師に相談させていただいたところ、二ヵ月後にMRIの検査を行い、去年よりも筋腫が成長しているようならば手術を考慮に入れましょうと言われた。私は、この二ヶ月の間に自分なりに筋腫を小さくしてからMRIの検査に臨もうと思っていたのだが、結局、何もできずに検査の日を迎えることになってしまった。

 MRIの検査は八時四十分からの予約だったので、私は仕事に出掛けて行くのと同じく五時に起きて支度を整え、家を出た。病院までは、片道一時間半ほど掛かるからだ。予約時間の十分前には到着するように予約票には書かれていたというのに、私が病院に到着したのは予約時間の八時四十分ギリギリだった。

 放射線科で受付を済ませ、MRIの検査室の前のソファに腰を下ろして待っていると、間もなく名前を呼ばれた。検査室に入り、去年と同じように更衣室で準備を整えてから検査を受けるのかと思いきや、荷物はそこに置いてもらっていいし、着替えなくてもそのままの格好でいいと、去年とは違う男性検査技師に言われた。そのとき私は、Tシャツに金具のないズボン姿で、おまけにブラジャーにも金具がなかったので、私は言われた通り、検査室の棚の上に自分の荷物を置くと、宇宙船の前の寝台の上に横になった。

 去年、検査をしていただいたときに、私の筋腫があまりにも大きいためか、男性検査技師が何度も場所をずらして撮影し直してくださった経緯があるので、私はあらかじめ、おへその少し上を指で示しながら、
「子宮筋腫なんですが、このあたりまであるので、それも含めて映るようにしてください」
とお願いしておいた。男性検査技師は、
「わかりました」
という返事とともに、下腹部を固定する装置を付け替えたいとおっしゃるので、私は横になっていた寝台から、ひとまず降りた。すぐに準備が整ったので、私は再び寝台の上に横になった。

 私は、両手には指輪もはめた状態で、しかも、両手首にはパワーストーンのブレスレットを着けたままだった。そして、首には肩凝り対策用の磁気ネックレスまで着けていた。心配になった私は、
「アクセサリを着けたままですが、大丈夫でしょうか?」
と男性検査技師に尋ねた。すると男性検査技師は、
「大丈夫ですよ」
とおっしゃったので、そのまま横になっていたのだが、横たわっている寝台が、今にも宇宙船の中に引き込まれようとしたとき、私は首のあたりに違和感を感じてしまった。慌てて首元に手をやってみると、磁気ネックレスがMRI装置の強烈な磁気に吸い寄せられて宙に浮こうとしていた。私は、これはまずいと思い、慌てて磁気ネックレスを取り外し、頭の上のほうに置いておいた。

 そこからは、いつものようにガリガリという音やピーッという音が継続的に聞こえ始めた。検査室全体にクラシックの音楽が流れていたので、私はリラックスしながら検査を受けることができた。

 とは言え、検査には、思ったよりも時間が掛かってしまった。ひょっとすると、私がお腹を冷やしたくないために、腹巻を三枚も重ねているので写りが良くなかったのかもしれない。MRIの検査のあと、九時半からI医師の診察の予約を入れていたのだが、ようやく検査を終えて婦人科の窓口に移動したときには、九時半を二分ほど過ぎてしまっていた。婦人科の受付を済ませた私は、ソファの上に腰を下ろして、自分の名前が呼ばれるのを静かに待っていた。 

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この二ヶ月の間、自分なりに筋腫を小さくする努力を行ってからMRIの検査に臨もうと思っていたのですが、実践できたのは、お腹を極力温めることくらいでした。腹巻をこれまでの一枚から三枚に変え、帰宅すると、三枚の腹巻の上に更に毛糸のマフラーのようなものを巻きつけてお腹を温めていました。やはり、お腹を温めると調子はいいみたいですね。

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