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2011.08.12

シドニーの暮らし

ブルー・マウンテンズの深い森に涙するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ブルー・マウンテンズの深い森には、写真でご紹介したような野生の大きな鳥がいました。その鳥が、大きな足で何かをしきりに掘り起こしているので、一体、何を探しているのだろうと思っていたところ、土の中に埋まっているミミズを見付けては、素早く口に運んでいることがわかりました。野生の大きな鳥は、私たちが近付いても逃げることなく、一心不乱にミミズを掘り起こしていました。人間が接近しても、野生の鳥たちの中に人間に対する恐怖が植え付けられていないということは、それだけブルー・マウンテンズを訪れる人たちが野生の鳥たちを大事にして来たということなんでしょうね。

 シドニー滞在六日目の今日は、路面電車やモノレールを乗り潰しながら、再びシドニー市内を観光した。翌日の朝の便で帰国するため、実質、今日がシドニー滞在の最終日となる。そこで、夜はちょっとした現地ツアーに参加して、シドニー最後の夜の思い出作りをした。今日は、いつものように旅行アルバムと連携させながら記事を書かせていただく時間が取れないので、今回のシドニー旅行を通じて私が見て来たシドニーと、夜に参加した現地ツアーの係員の方から聞いたシドニーの話をご紹介したいと思う。

 まず、シドニーの街を歩いていて一番に感じたのは、女性の歩き煙草が多いということである。男性よりもむしろ女性のほうが歩き煙草が多いのは驚きである。私は喫煙者ではないので、喫煙者の友人と食事をするときは、できるだけ相手に煙草を吸わないで欲しいと心の中でこっそり願うのだが、もしも私がシドニーで生活をすることになるならば、日本にいるときよりも多くの喫煙者の友人を持つことになるのではないかと思った。果たしてオーストラリアではどのような生活習慣病が多いのか、気になるところである。

 また、これまでにも書いて来たが、シドニーにはアジアから移住している人たちが実に多い。シドニーの人口の半分は中国人か韓国人と言っても過言ではないのではないだろうか。また、インド人も多い。他の国から移住している人たちが多いということは、それだけ住み易い国なのだろうと思う。

 それでも、夜に参加した現地ツアーの係員の方の話によれば、シドニーは物価がひどく高く、とりわけ、アパートを借りて生活する人たちにとっては、高額な家賃を支払うのがかなりの負担になっているようだ。そのため、複数の人たちでアパートを借りてシェアするのが当たり前になっているようである。家賃がどれくらい高額かというと、現地ツアーの係員の方ご自身も、2LDKのアパートを十人で借りて、一人五万円ちょっとの家賃を負担されているくらいだという。五万円ちょっとを十人が支払って、ようやく2LDKのアパートの家賃を支払うことができるのだから、かなり高額な家賃ということになる。実際、私も街を観光していて、物価の高さには驚いたものの、これほど物価が高いとは思っていなかった。しかも、2LDKの部屋に十人もの人たちが一緒に生活をするというのも驚きである。現地ツアーの係員の方曰く、2LDKのそれぞれの部屋に二段ベッドを置いて、テラスなどにも仕切りを作り、そこにも二段ベッドを置いて生活しているそうだ。もちろん、それだけ多くの人たちと一緒に生活をしていると、互いのプライバシーはないそうだ。現地ツアーの係員の方は、かつては西洋人の方と一緒にアパートをシェアしたこともあったが、やはりお箸を使うアジアの国からやって来た人たちのほうが生活スタイルが合うので、共同生活には向いているとおっしゃっていた。

 それはさておき、シドニーは中国と違い、自転車に乗っている人の数が極端に少ない。その理由を現地ツアーの係員の方が教えてくださった。日本では誰でも自転車に乗ることができるが、何と、シドニーでは、自転車に乗るのに専用のライセンスが必要なのだそうだ。というのも、日本と違い、自転車は車道を走ることになるため、自転車にも自動車とほぼ同じルールが適用されるからなのだそうだ。そのため、自転車に乗るときはヘルメットをかぶる決まりがあるらしい。自動車とほぼ同じルールが適用されるため、何と、自転車も高速道路を走ることができるのだそうだ。

 また、日本ではほとんどの企業で月給制が採用されているが、シドニーで支払われるお給料は週給制なのだそうだ。多くの企業で木曜日にお給料が支払われていることから、金曜日の夜以外に、木曜日の夜にも、もらったばかりのお給料を手にした人たちが夜の街に繰り出すそうだ。

 さて、日本では節電に取り組んでいる真っ最中だが、シドニーでは電気がふんだんに使われていた。それでも、オーストラリアに原子力発電はなく、風力発電や水力発電でまかなっているという。夜にともされるネオンについては、使用していい色が五色に限定されているものの、企業は夜でもあかあかとネオンをともし、観光客を楽しませているそうだ。ちなみに、夜にともされる企業のネオンは、企業が電気代を支払っているのではなく、きちんと税金でまかなわれているそうだ。むしろ、税金を使ってネオンをともし、観光客をお迎えするという意識が働いているようである。

 私が、思ったよりも日本人観光客の数が少ないことを口にすると、現地ツアーの係員の方は、今は観光シーズンではないこと、東日本大震災の影響もあることなどをコメントしてくださった。シドニーの観光シーズンは、日本の冬、すなわちシドニーにとっての夏らしい。シドニーは、夏になると気温が三十五、六度まで上昇するらしいが、日本と違って湿度が高くはないので、気温が高くてもそれほど不快な気持ちにはならないそうだ。しかも、夏のヨーロッパと同じように、二十一時頃まで外が明るいという。なるほど、私たちのように、夏の暑い日本を脱出して涼しく過ごそうと考える人は少ないということである。とは言え、日本が夏の盛りに寒いところにやって来るのがいいのか、それとも、日本が真冬で寒いときに暑いところにやって来るのがいいかは、考え方次第だろう。上半身にほてりのある私としては、むしろ前者のほうがありがたいくらいだ。

 最後に、シドニーの買い物事情について書いておきたい。日本を出発する前に、ひとまず五万円分をオーストラリアドルに換金しておいたのだが、現地でクレジットカードが難なく使えたので、今回もまた、現地の通貨をたくさん余らせてしまいそうである。シドニーでは、日本と同じくらいの程度でクレジットカードを使用することができると言っていいだろう。また、日本で換金するよりも、現地で換金したほうがだんぜんお得である。日本で換金した五万円があるというのに、ガンモが安いレートの両替商を見付けて換金したところ、日本で換金するよりも十円ほど安くオーストラリアドルに換金することができた。このようなお得な両替商に出会えることを念頭に入れて、出発前に日本で換金する金額を抑えておけば、私たちが犯したような無駄は少なくて済むだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ほてりの魔法もすっかり復活して、私は半袖Tシャツの上に半袖のボレロを着て、その上にもう一枚、半袖Tシャツを着て過ごしていました。シドニーの街では、半袖で歩いている人はほとんどいませんでしたが、私にはこの格好がちょうど良かったですね。こんなふうに涼しい(ガンモは寒いと言っていますが)シドニーとも、もうすぐお別れです。出発の一週間前に、ひどく迷いながらも出発を決意した私たちでしたが、思う存分夏休みを満喫することができました。日本には毎日電話を掛けていましたが、暑さが特に厳しかったようで、何だか申し訳なく思っています。シドニーの涼しさを日本に持ち帰ってあげたいくらいですね。なお、引き続き、シドニーの旅行記は綴って行きますが、旅行ブログとの連携には非常に多くの時間を費やすことになるため、夏休みが明けてウィークデーが始まると、通常更新に戻らせていただきます。おそらく、旅行ブログとの連携させながら綴る記事は、これまでのように、週末を中心に書かせていただくことになろうかと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
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